JPH03501701A - 砕石装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 砕　石　装　置 技術分野 本発明は、治療用送音器と石、結石等用位置検出器と患者用寝椅子とを備えた砕 石装置に関する。

先行技術 かかる砕石装置は一般に知られている。

生体内の結石を体外から砕石するための本質的条件は空間的に限られた粉砕帯域 、つまり砕石器の所謂焦点内で結石を正確に位置決めすることである。現在知ら れている体外砕石装置は全て超音波位置検出器か又はＸ線位置検出器のいずれか を利用したものである。

特にＸ線位置検出器は装置全体に占める経費の割合がかなりである。Ｘ線位置検 出器を空間的に治療ユニットの間近に配置すると一般に結像条件が最適でないの でＸ線品質が低下する。それに匹敵するＸ線装置は体内の結石を検知する可能性 を低下させ又は粉砕成果の点検を困難にする。

現在のＸ線支援体外砕石装置の問題点として治療用衝撃波又は音波が結合媒質（ 一般に水）を介し体内に結合され、従って患者の身体へのこの入口がＸ線像を作 成するのにもはや利用できない。つまり治療波とは著しく異なる角度で結像用Ｘ 線を身体に通過させねばならない。

治療波又はＸ線に最適入射方向を割当てるかどうかが装置構想上の問題である。

治療波の入口か又はＸ線像品質のいずれかを犠牲にしなければならない。Ｘ線装 置と治療ユニットとを互いに特別に調整し１つの装置に一体化して配置する場合 でもそうである。

かなりの設計上の努力にも拘らず従来の体外砕石装置は品質的に優れたＸ線結像 の潜在能力も又有利な音場分布の可能性も完全には利用することができない。

特に開口の大きい音源は苦痛を和らげ、十分な粉砕能力にも拘らず非麻酔治療を 可能とする。まさにこの医学的に興味ある源もサイズが大きいのでＸ線位置検出 器との併用がきわめて困難である。

Ｘ線と治療波は透過方向が異なるので、治療波の伝搬路上を走る身体組織の障害 物、気泡等を点検する可本発明は、治療用送音器と石、結石等用位置検出器と患 者用寝椅子とを備えた砕石装置を、位置検出器も送音器も最適に配置されるよう 改良することを課題とする。

この課題の本発明による解決法がその諸展開と共に特許請求の範囲に明示しであ る。

本発明により構成した砕石装置により、特に、診断治療目的用に既に設けてあり 又は使用することのできるＸ線装置を砕石器用位置検出器及び粉砕コントローラ として利用することが可能となる。この場合特に重要なのが泌尿器学で一般に使 用されている尿路検診台であり、これは、それを顆りに患者をさまざまな点で本 来の砕石術のため準備させる理由からも、砕石術に関連して特に関心のあるもの である。

特に本発明によればＸ線位置検出又はＸ線粉砕点検と体外砕石術との空間的分離 が徹底して行われる。

このため本来の砕石器は空間的に分離され但しＸ線システムの確定的近傍に設置 される。特殊設計の患者位置決め装置により患者は治療ユニットの焦点帯域とＸ 線システムの調整センタとの間を往復できるようになっている。

治療すべき結石を正確な位置決めによりＸ線システムの調整センタに移動させた なら、治療ヘッドの焦点帯域とＸ線調整センタとの距離に合わせた患者の並進又 は回転で結石も砕石器の粉砕帯域内で正確に位置決めされることになる。

結石の位置又は粉砕の成果を中間点検するため患者はＸ線放射路内に戻してそこ で点検され、場合によってはその位置が修正されそして再び治療位置へと揺動し 又は摺動する。

Ｘ線位置に拘りなく、粉砕過程の実時間観察及びＸ線陰性結石の位置決めを行う ため付加的に超音波位置検出器を一体化するのが望ましい。

図面の簡単な説明 本発明を以下１実施例について単一の図面を参考に詳しく説明する。図面は好ま しい実施態様としてＸ線尿路検診台を備えた砕石装置を示す。

実施例の説明 本来の砕石器（１）は有利には尿路検診台（６）の脚端に配置される。尿路検診 台自身は一般に高さ調整可能な患者用寝椅子（７）を有する。多くの場合この患 者用寝椅子は付加的に長手方向及び横方向に水平に摺動可能である。これでもっ て結石の位置決めに必要な全ての自由度が既に存在する。尿路検診台の患者用寝 椅子（７）に着脱可能に取り付けである補助寝椅子（５）は端位置で係止された 移動幅Ｓを有するにすぎない。補助寝椅子（５）は剛性結合しであるので患者用 寝椅子（７）のあらゆる運動に追従する。

尿路検診台に適したＸ線装置（３，８）で、補助寝椅子（５）に横たわった患者 の結石はＸ線モニタ（９）上に表示され、患者用寝椅子（７）の水平移動により 調整マーク（１０）と重なり合う。

尿路検診台が付加的に断層撮影装置を有するならこれを利用して結石の乗置位置 も検出し、患者用寝椅子（７）を垂直方向に調整して調整センタ（４）の垂直方 向位置に合わせることができる。

補助寝椅子（５）の移動幅Ｓにより結石の位置をＸ線調整センタ（４）から治療 ユニット（１）の粉砕帯域（２）内に正確に移すことができ、こうして結石の粉 砕を行うことができる。

本方法は、尿路検診台が断層撮影装置を持たず、Ｘ線装置（３，８）により結石 の水平位置のみ検出できる場合にも適用することができる。この場合Ｘ線装置（ ３，８）は結石を水平方向で調整しその性状又は粉砕成果を判定するのに役立つ 。この場合結石の垂直調整は例えば集積した超音波位置検出により治療ユニット で直接行われる。

特定の尿路検診台モデルでは患者用寝椅子（７）の水平方向自由度も欠落し、患 者の垂直指動のみ可能であることもある。こうした場合所要の水平方向自由度は 補助寝椅子（５）に一体化することができ、この場合にも調整センタ（４）への 結石の調整、そしてそれに引き続き粉砕帯域（２）内への正確な位置変位も可能 となる。

砕石部（１）は有利にはそれを待機位置に移動させることができるよう尿路検診 台（６）０脚端に配置される。こうして、砕石を行わないか又は後にそれを行う 場合のため尿路検診台の自由な接近容易性を保証することができる。

国際調査報告 国際調査報告 ＥＰ　１１９０１２３９

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．治療用送音器と石、結石等用位置検出器と患者用寝椅子とを備えた砕石装置 において、治療用送音器と位置検出器とが互いに離間し患者用寝椅子が位置検出 位置と治療位置との間で確定的に摺動可能であることを特徴とする装置。
2. ２．患者を確定的摺動により調整位置から治療位置に移動させることを特徴とす る請求項１記載の装置。
3. ３．患者を確定的回転又は回転と並進との併用により治療位置に移動させること を特徴とする請求項１記載の装置。
4. ４．位置検出器がＸ線Ｃ円弧からなることを特徴とする請求項１乃至３のいずれ か１項記載の装置。
5. ５．Ｘ線装置をＸ線台又は尿路検診台に一体化したことを特徴とする請求項１乃 至３のいずれか１項記載の装置。
6. ６．水平押出し部を有する補助寝椅子をＸ線台又は尿路検診台に着脱可能に取り 付け、この補助寝椅子により患者の摺動を行うことを特徴とする請求項１乃至５ のいずれか１項記載の装置。
7. ７．補助寝椅子が２つの水平方向調整自由度を有することを特徴とする請求項１ 乃至６のいずれか１項記載の装置。
8. ８．治療ユニットに付加的超音波位置検出ユニットを装備したことを特徴とする 請求項１乃至７のいずれか１項記載の装置。
9. ９．砕石部が待機位置に移動可能であることを特徴とする請求項１乃至８のいず れか１項記載の装置。
10. １０．治療ヘッドが粉砕帯域（焦点）を中心にその周囲を回転可能に支承してあ ることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項記載の装置。