JPH03501333A - 固体腫瘍に対して局部的に用いられる活性物質の除去装置 - Google Patents
固体腫瘍に対して局部的に用いられる活性物質の除去装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
固体腫瘍に対して局部的に用いらゎる
活性物質の除去装置
本発明は、固体腫瘍に対して局部的に用いられた活性物質の除去装置であって、
腫瘍から来る血液を簗めるために腫瘍の末端部に配置さゎたカテーテル、ポンプ
、および、そこで連結され体内に血液を戻すカテーテルからなる装置に関するも
のである。
多くの場合、癌の化学療法はひどい不利益をこうむる。抗腫瘍剤は、用いら九た
薬物による副作用か非常にひどいので、必要とされるような投薬量を用いること
ができない。癌の現在の化学療法の問題は、「生物学的応答修正物質(Biol
o3ical Re5ponse Modifiers;BRM) Jを−・例
として、説明される。最近、上記種類の物質が癌療法に導入された。
in vitroてのヒトおよび動物細胞の18胞培査による研究と、in v
ivoての動物およびヒト![i+胞に8植された種特異的な腫瘍による研究は
、多くの生物学的応答修正物質(BRM)が抗腫鶴性効果を及ぼすであろうこと
を示している。「生物学的応答修正物質」との語は、細胞から放出され、他の細
胞またはBRMが合成する細胞それ自身に影響を及ぼす、蛋白質および糖蛋白質
の群を含んでいる。上記影響は、代謝作用または他のmuの機能の変化により明
白になるうより狭義には、この語は、分泌された血液細胞および血液細胞前駆物
質の活性物質−たとえば、インターフェロン。
インターロイキン、コロニー刺激因子、腫瘍壊死因子、リンフォトキシン、形質
転換成長因子および/またはざらに刺激または抑制する因子−1および現在リン
フ才力イン、モノカインおよびシトカインなどの語に関連づけられている全ての
他の因子を示すことを意図している。知られている限りでは、一方でin vi
v。
での抗腫瘍活性は、自身の免疫性防御のlll1縄的刺激に帰せられるべきであ
り、他方では in vitroでの実験および異種移植の研究は、腫瘍細胞そ
れ自体または腫瘍11!ll胞の結合した血管が直接的な細胞毒性により破壊さ
れることを示唆している。このようにして局部的な反応か起きる。抗腫瘍剤の多
く、たとえばBRMにおいて、人間にとって可動な投薬量と毒になる投薬量との
間の距離(治療学的幅)は、もし毒性効果が優勢であるならば、非常に小さいか
少しも存在しない。このようにして、たとえば、インターロイキン−2(IL−
2)により治療された患者は、強い治療単位によって治療されねばならないこと
になる。
オクノらは、肝臓癌(ヘパドーム)の患者に、IL−2により in vitr
oで明らかに活性化されている自家組織の膵臓細膓を動脈注入により投与する方
法を記述している( Cancer 58 (1986)、pp、1001−1
006)、他の日本人グループが肝臓に通じる動脈に注入さ九たリンパ球によっ
て肝臓癌を治療することを試みた同様の方法においては、注入されたリンパ球は
、少量のIL−2の同時連続注入によって活性化されている(Biotechn
ology in Japan、Newsservice、Vol、5.No、
3.December1986参照)。
毒性活性物質を局部的に通用する新しい方法は、局部的に適用される投薬量が全
身毒性の閾値をはるかに超過しているということにより、医学にとって上述の問
題を軽減する可能性を表わしている。
抗腫瘍剤、たとえば本発明に従うBRMによる固体腫瘍の治療方法は、BRMが
高い投薬量で腫瘍の付近の輸入血管および血液循環系に通じる輸出血管に投与さ
ね、そごで薄められることを特徴とする。従って、用いられる活性物質の投薬量
は、非常に多く増加させることができる。この方法は固体腫瘍、特に大骨盤、肝
臓および四肢の腫瘍の治療に適している。本発明に従う方法により改良された計
量添加量は、肝臓癌により例証されるへきである。肝臓は全体重の約3%の量で
ある。従って、局所潅流を使用して含まれる活性物質の約35倍の投薬量を用い
ることができる。
上記の方法はまた、抗腫瘍剤、たとえばBRMを、1゜化学療法:
2.2つ目のBRM;
3゜モノクローナル抗体;
4゜モノクローナル抗体に結合した細胞毒;5゜腫瘍または腫瘍組織を鋭敏化す
る因子、と組合せて、および/または連続して適用してもよい。
腫瘍細胞を鋭敏化することは、たとえば、BRM受容体の数を増加させると考え
られるガンマ−インターフェロンにより果たされる(アガーワルら、Natur
e318.665−667.1985. rヒト腫瘍壊死因子受容体の特徴付け
とガンマ−インターフェロンによるその調節」;バルクウィルら、Cancer
Res、46.3990−3993.1986゜「遺伝子転換ヒト腫瘍壊死因
子単独またはインターフェロンとの組合せで治療されたヒト腫瘍JI!種移植」
:フランセンら、Eur、J、Cancer C11n、0nco+、22.4
19−426.1986. r組換腫瘍壊死因子:各種通常および移植ヒト細胞
系統におけるインターフェロン−ガンマによるその効果およびその相乗作用」)
、アクチノマイシンDもまた腫瘍細胞活性化に用い得る(バーサニら、Immu
nology 59,323−325,1988. rアンチノミシンD −前
処理WE)l I 164肉腫細胞の白血球細胞が媒介する迅速キリングにおけ
る腫瘍壊死因子の関連」:クリーシーら、Biological Therap
y of Cancer:A 198611pdate、Chapel Hil
l 1986. r in vitroでの腫瘍壊死因子のシトトキシシティー
の研究」)。
抗腫瘍剤の大部分は、腫瘍または腫瘍を含む組織に吸収される。しかしながら、
残りは、毒性現象が生じない程度に全身の循環で薄められなければならない。
しかし、もし、上述の希釈条件下でさえも生じる毒性現象を引き起こす投薬量で
活性物質を投与することが望まれるならば、毒性効果は、活性物質の過剰分を除
去することによってのみ避けることができる。抗腫瘍大きな極性分子であるとき
には、従来の血液濾過の方法を採用することは推薦できない。例えば、中毒の場
合には血液を活性炭フィルターに通す。上記フィルターはそれらが特定的ではな
いという欠点を有する。
さらに、すでに活性炭フィルターを適用する範囲が比較的小さい非極性化合物に
限られているので、上記フィルターは生体高分子、特にペプチドおよび血液由来
の蛋白質の濾過が考慮されていない。他方、従来透析または血液濾過に使用され
ている膜は、小さな孔径のみを有するので、BRMのような大きな抗腫瘍剤は透
析膜中に浸透せず、除去することができない。
もし、透析膜の孔径を大きくすると、活性物質(BRM)に加えて、望まれてい
ない除去物質の蛋白質も透析膜に入る。たとえば、投与されたBRMを分離する
ためには充分に大きな孔径を有する特殊でない膜は、患者の代謝作用にストレス
を与え、患者を不必要に危険にさらす結果となる。
未審査のドイツ特許出願P 35 23 616号には、病原ウィルス、バクテ
リア、糸状菌、および、血液由来の代謝生成物の分離のためのフィルターが記載
されている。このフィルターは、表面がそれぞれの物質に対する相同器官または
モノクローナルな免疫グロブリンにより被覆されている、生理学的に許容し得る
ポリマーからなる。病原性物質の分離は、血液ポンプにより、フィルターを通し
て体から血液を輸液することにより行なう。全血の容積が、血液透析の方法と同
様の手段で、フィルターに通される。除去されるべき物質は、抗体に拘束され、
フィルターを通して血流から濾別される。
従って、本発明の目的は、影響を受ける血液から、腫瘍に対して活性な物質を除
去することができる装置を提供することであり、その結果、活性物質はそうでな
ければ毒となる投薬量で使用することができる。そのような装置は、特定の活性
抗腫瘍物質の除去も可能にすることを意味する。さらに必要なことは、上記装置
が、
1゜化学療法とBRM。
2.2つの異るBRM:
3゜BRMとモノクローナル抗体;
4゜BRMとモノクローナル抗体に結合した細胞毒;および、
5゜BRMとともに腫瘍または腫瘍組織を鋭敏化する因子、
を組合せて、および/または、連続して適用してもよいということである。
上記本発明の目的は、固体腫瘍に対して局部的に適用される活性物質の除去装置
であって、該腫瘍から来る血液を集めるために該腫瘍の末端部に配置されたカテ
ーテル(1)、ポンプ(2)、および、そこで接続されていて体内に血液を戻す
カテーテル(3)を含む装置を提供することによって、達成される。上記装置は
また、2つのカテーテル(1,3)の間に、そのなかを血液を通すことができ、
用いられる活性物質に対して高い親和性を有する固定化物質を含む少なくとも1
つの容器(4)を含む。本発明の装置の好ましい態様は、2つのカテーテル(1
)および(3)を二重穴[ボア]カテーテルとして含み、そのうちカテーテル(
1)の輸出脚がカテーテル(3)の輸入脚よりも短いことである。二重カテーテ
ルは、臨床的経験において所謂アイブナ−カテーテルとしてよく知られている。
アイブナ−力テーデルは、ドイツ特1DE−PS32 14 397号に記載さ
ねている。本発明の装置の他の態様は、血液を集めるためのカテーテル(1)の
開口から離れて存在し、血管を遮断する手段として働く少なくとも1つの膨張性
バルーン(カフス)(6a)からなることである。この態様は、過剰の活性物質
が拡散または静脈の血流により静脈の血流の方向に逃げることができず、かつ、
腫瘍の末端部に蓄積されている全ての血液が容器(4)に通される開口配置(o
pen arrangement)になっていることで有利である。血管を完全
に遮断するために、2つめの膨張性バルーン(カフス)(6b)を腫瘍から出て
行っている血管の上流に配置することも可能である。この態様において、カテー
テル(1)の開口部の集りは、2つのカフス(6a)および(6b)の間にある
。
本発明の好ましい態様は、第5図に示される装置により、証明される。この二重
穴カテーテルの特定の形は、大腿静脈を経由して大静脈に導入される。二重穴カ
テーテルは、上部カフス(6a)が弁の上にあり、他のカフス(6b)が大静脈
が肝臓に入るすぐ後に位置するように、配置される。カテーテルの正確な位置は
、たとえば、血管造影法などの適当な方法により制御される。
本発明の装置の容器(4)の中には、活性物質、より詳しくは血液細胞および/
または血液細胞前駆体由来の活性物質に対する固定化物質が存在する。本発明の
好ましい態様において、固定化物質は、抗体などである。また、本発明の装置に
使用できるものは、リンフ才力イン、モノカインおよび/またはシトヵイン、さ
らに詳しくは、インターフェロン、インターロイキン、コロニー刺激因子、m瘍
壊死因子、リフォトキシン、形質転換成長因子、および/′または、さらに刺激
または抑制する因子からなる部類の活性物質に指向された抗体である。
本発明の装置は、必要に応じて、すなわち、抗腫瘍剤の単一製剤の投与のためだ
けではなく1組合せた治療法にもまた相応するセットとしてもよい。より詳しく
は、
1゜化学療法とBRMとの組合せ。そのような治療法は、単一製剤の投与だけに
比べて、臨床的により有効である。BRMは、モノクローナル抗体により中立化
され、除去される。化学療法薬は、所望により、活性炭、血液濾過、または、モ
ノクローナル抗体などにより除去されそもよい。
2.2つの異るBRMの組合せ。療法のBRMは、モノクローナル抗体により中
立化され、除去される。
3゜BRMとモノクローナル抗体(MAR)との組合せ。
4゜BRMとMAR結合細胞毒化合物(化学療法を目標とする)との組合せ。M
AR誘導体と同様にBRMは適当なMARにより除去することができる。
5゜腫瘍組織の鋭敏化。動脈常置カテーテルの存在により数回異る薬剤を腫瘍に
注入することが可能である。この事実は、前処理により腫瘍組織の鋭敏性を増加
させるために有益である。この前処理は、BRMまたは組み合された化学療法薬
に対して細胞を活性化する化合物を注入することからなる。鋭敏化は、BRM受
容体の数の増加、明らかに存在していない受容体の新たな導入、m脂肉でのBR
M代謝作用の変質、または他の細胞の事象によって有効にされてもよい。
本発明の装置により投与されてもよい活性物質は、腫瘍または腫瘍組織を鋭敏化
できる物質を含むものと理解される。
本発明の装置の他の有利な点は、厳しい処理および合併症を避ける、肝臓の局部
4!流をしてもよいことである。
第1図は、本発明の装置のごく概略的な図示である。腫瘍または腫瘍組織から出
る静脈(7)において、腫瘍の末端の位置に静脈カテーテル(1)の開口が挿入
されている。血流の方向は、矢印(8)で示されている。血液は、ポンプ(2)
により静脈カテーテル(1)の開口を通り、矢印(9)の方向に吸引され、用い
られる活性物質に対する固定化抗体を含む容器(4)に通され、同じまたは異る
血管に挿入されているカテーテル(3)の引き入れ口で血液循環系に戻される。
その経路の中で、容器(4)に存在する抗体は、用いられた活性物質の過剰分を
拘束し、血液循環から除去する。
第2図は、活性物質の固体腫瘍に対する局部的適用が動脈カテーテル(14)を
通じて行なうことができる、本発明の装置の一態様を概略的に示している。腸の
腫瘍(5)から出る静脈(7)において、腸の腫瘍(5)の側方末端の位置に静
脈カテーテル(1)の開口が挿入されている。血流の方向は、矢印(8)で示さ
れている。血液は、ポンプ(2)により静脈カテーテル(1)の開口を通り、矢
印(9)の方向に吸引され、用いられる活性物質に対する固定化抗体を含む容器
(4)に通さj、異る位置で静脈(7)に挿入されているカテーテル(3)の引
き入れ口で血液循環系に戻される。その経路の中で、容器(4)に存在する抗体
は、用いられた活性物質の過剰分を拘束し、血液循環から除去する。動脈カテー
テルを通して、腫瘍を鋭敏化する物質が通用されてもよい。
第3図は、本発明の装置の二重カテーテル形式の態様を概略的に示しており、二
重カテーテルは肝m瘍(11)の治療のために大静脈(lO)に挿入されている
。動脈カテーテル(14a)により、供給管(15)から活性物質(例えばBR
M)が、腫瘍または腫瘍組織の付近にて、肝動脈(13)を通して局部的に適用
される。腫瘍から血流中に排出される過剰の活性物質(例えばBRM)は、ポン
プ(2)により静脈カテーテル(1)の開口を通り血液とともに除去され、用い
られる活性物質に対する固定化抗体を含む容器(4)に通され、静脈カテーテル
(3)の開口を経由して血液循環系に戻される。
第4図は1本発明の装置の二重カテーテル形式の態様を概略的に示しており、二
重カテーテルは肝腫瘍(11)の治療のために大静脈(10)に挿入されている
。空気導管(12)を通して膨張性バルーン(6)の間に血液を集めるためのカ
テーテル(1)の開口が配置されていて、集められた血液はポンプ(2)により
抗体を含む容器(4)に通された後、上流位置にあるカフス(6)の反対側で二
重カテーテルの開口部(3)を通して血流中に戻される。
第5図は、本発明の他の装置を示す。本発明の二重カテーテルは、輸出側(1)
が輸入脚(3)よりも小さい内径を有する二重穴カテーテルとして仔利に形成さ
れる。輸入脚(3)は輸出側(1)よりも長く。
0.3から1.2cm、より好ましくは0.7cmの内径を有し、一方、輸出側
(1)の内径は、0.2から0.7cm、より好ましくは0.3cmである。カ
フス(6a)および(6b)は、互いの距離が8から10cm、より好ましくは
9cmで、かつ、カテーテルの輸出側(1)のオリフィスがカフスの前になるよ
うに配置される。二重穴カテーテルの輸出側(1)は、2つのカフス(6a)お
よび(6b)の間に少し楕円型の開口部(16)、より好ましくは2つの開口部
(16)を見せている。カテーテルの輸入脚(3)はまた、下側カフス(6b)
の前の導管に配置された少なくとも2つの開口部(17)を見せている。輸入脚
(3)は、カテーテルの先端に向って配置されたカフス(6a)をlから2cm
の間で、より好ましくは1.5cm突き出している。
膨張性カフス(6a)および(6b)を膨張させるための空気導管(12a)お
よび(12b)は、一本の空気導管で置換えることができ、膨張性カフスに供給
する2つの腕の中に別れているか、導管がカフス(6b)の中に開口部を有する
かである。導管(12)の内径は、0.05から0.2cm、より好ましくは0
.08cmである。
導管(18)は、カフス(6a)および(sb) により定まる空間の中に導か
れる。導管(18)は、カフス(6a)および(6b)の間の空間の中に対照媒
体を供給するために使用される。
空気導管(12a)および(12b)の末端に、2つの膨らませることのできる
バルーン(19)が。
患者の体の外部領域に配置される。上記バルーン(19)は、カフスの空気充填
のためのコントロールとして働く。好ましくは、バルーン(19)は、カフスと
同様にシリコンゴム製である。装置の壁厚は、0.05から0.2cm、より好
ましくは0.1cmである。カフスの領域のみ、壁厚は0.1から0.3cm、
より好ましくは0.2cmである。
任意に、血液を取り去り、および/またはヘパリンを供給するための流出口(2
0)が設けられていてもよい。用いられる活性物質に対して高い親和力のある固
定化物質を含む容器(4)が設けられていない装置を使用することもまた可能で
ある。活性物質は他の手段、たとえば血液濾過によって除去することができる。
本発明の装置は、腫瘍に対して活性のある物質の局部的適用により固体腫瘍を治
療するための注入方法において使用するために適しており、その方法において、
血液は、カテーテルにより腫瘍の末端の位置で集められ、ポンプで担体に結合し
た活性物質に対する抗体を含む容器に通され、体内に戻される。この方法の特別
な態様は、血液を集めるためのカテーテル(1)の開口から離れて配置されたI
!!張性力性カフスa)および(6b)により与えられる遮断効果を利用する。
この態様は、毒性のある活性物質が拡散または静脈の血流により、体内に無制御
に分散することを防ぐので特に有利である。遮断バリヤーはまた、腫瘍の末端で
吸入された血液の全てが容器(4)を通ることを保証する。
本発明の装置はまた、腫瘍または腫瘍組織が活性物質の適用により鋭敏化される
経路で行なわれる注入方法も許される。
腫瘍または腫瘍組織を鋭敏化する活性化物質として、とくにリンフ才力インが考
えられる。さらに、活性物質としてBRMが、
1゜化学療法薬:
2.2つ目のBRM:
3゜モノクローナル抗体:および、
4゜モノクローナル抗体に結合した細胞毒化合物、と組み合される方法の適用を
可能にする。
常置注入に採用される手順はまた、本発明の装置を使用することにより確保され
る。この方法は、全組織、腫瘍、および、注入を適用するのに適した体の各部分
、たとえば、膵臓腫瘍、肝腫瘍、四肢の腫瘍などに用いることができる。
腫瘍の治療のための活性物質に対する固定化抗体の使用は、そうしなければ毒性
の現象を患者に生じる原因となる活性物質のい過剰分を除去するために役にたつ
。
通用される活性物質に対して指向される抗体は、適当な担体に固定されていても
よい。結合された抗体に適したひとつの担体は、たとえば、活性化アガロース、
とくにセファロース(商品名)である。たとえば、この基質は、適当な孔径を有
するセルロース体の中にカプセル化され、容器(4)の中に充填され、(たとえ
ばガンマ線により)滅菌される。そして滅菌条件下で、抗体は容器(4)の中に
導入され、その結果、抗体と基質との間に結合が生じる。抗体の過剰分は、滅菌
食塩水により容器から除去されてもよい。
本発明は、下記の実施例によりさらに説明される。
大JL例」2
17000の分子量を育する自家組織の蛋白質である腫瘍壊死因子(TNF)は
、エンドトキシンの存在に対応してマクロファージ細胞により分泌されたマクロ
ファージの合成生成物である。TNFは、腫瘍を持っている唱乳動物において、
もっばら分離機能に役立つ。
一方では、TNFは、腫瘍細旭に直接細胞毒効果(腫瘍毒性)を有し、他方では
、TNFは、慢性状態が患者の著しい衰弱状!2!(カヘキシー)および全ての
他のエンドトキシンショックの症状に導くときに、体の予備力を放出させる。T
NFの投与に対する、一方は腫瘍前効果で、他方はカヘキシー効果であるという
2つの対応は、異る種において同程度に表われることは決してない。従って、T
NFの腫瘍前特性に鋭敏に反応するマウスはカヘキシーに対して比較的抵抗力が
あるようにみえるが、しかし、人間にとっては状況は逆である。すなわち、TN
Fの全身投与は、腫瘍患者を緩解に導くよりも、むしろカヘキシーおよびエンド
トキシンショックに導く。
肝臓の局部的潅流において、肝臓は全体重の約35%の量だけであるのに、通常
の全身投薬量の約35倍の増加が局部的に達成される。しかしながら、本発明の
装置、特に、大腿静脈を経由し大静脈中に至る所謂アイブナ−カテーテル形式の
装置を用いることにより、血液を充分な容量を有する適当なフィルターに通じ、
実質的に過剰な活性物質が広い範囲で除去される。従って、適用された活性物質
の投薬量を増加することもまた可能である。TNFは、常置カテーテルにより肝
動脈を経由して肝臓に導入される。対応する輸出管である大静脈に、アイブナ−
カテーテルが挿入される。血液は、この二重カテーテルにより吸引され、基質結
合抗TNFモノクローナル抗体からなる抗TNFフィルターに送られる。
補正書の写しく翻沢り提出書(特許法第184条の8)平成元年 8月21日」
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1。固体腫瘍に対して局部的に用いられる活性物質の除去装置であって、該腫瘍 から来る血液を集めるために該腫瘍の末端部に配置されたカテーテル(1)、ボ ンブ(2)、および、そこで接続されていて体内に血液を戻すカテーテル(3) からなり、2つのカテーテル(1,3)の間に、そのなかを血液を通すことがで き、用いられる活性物質に対して高い親和性を有する固定化物質を含む少なくと も1つの容器(4)が存在することを特徴とする装置。 2。2つのカテーテル(1,3)が、二重穴カテーテルとして形成されていて、 そのうちカテーテル(1)がカテーテル(3)よりも短いことを特徴とする請求 項1の装置。 3。血液を集めるためのカテーテル(1)の開口から離れて血管を遮断するため の少なくとも1つの膨張性カフス(6a)が存在することを特徴とする請求項1 または2いずれかの装置。 4.二重穴カテーテルが、輸入脚(3)、輸出脚(1)、膨張性カフス(6a) または(6b)それぞれの終りにある空気導管(12a)および(12b)を通 じて気体媒体により膨張される2つの膨張性カフス(6a,6b)からなり、カ フスは互いに別になっており、輸出脚(1)はカフス(6a,6b)により形成 される空間の間に少なくとも2つの開口部(16)を有し、輸入脚(3)はカフ ス(6b)から離れて少なくとも2つの開口部(17)を有し、導管(12a) および(12b)はその体外の末端に、膨張性カフス(6a,6b)により定義 される空間に導かれる導管(18)と同様に、膨張性バルーン(19)を有する ことを特徴とする請求項1または3いずれかの装置。 5。容器(4)中に存在する固定化物質が、血液細胞および/または血液細胞前 駆体の活性物質に指向される抗体であることを特徴とする請求項1乃至4いずれ かの装置。 6。容器(4)中に存在する固定化物質が、リンフォカイン、モノカインおよび /またはシトカインに指向される抗体であることを特徴とする請求項1乃至5い ずれかの装置。 7.容器(4)中に存在する固定化物質が、インターフェロン、インターロイキ ン、コロニー刺激因子、腫瘍壊死因子、リンフォトキシンおよび/または形質転 換成長因子に指向される抗体であることを特徴とする請求項1乃至6いずれかの 装置。 8.固体腫瘍に対して局部的に用いられる活性物質の除去装置であって、該腫瘍 から来る血液を集めるために該腫瘍の末端部に配置されたカテーテル(1)、ボ ンブ(2)、および、そこで接続されていて体内に血液を戻すカテーテル(3) からなり、二重穴カテーテルが、輪入脚(3)、輸出脚(1)、膨張性カフス( 6a)または(6b)それぞれの終りにある導管(12a)および(12b)を 通じて気体媒体により膨張される2つの膨張性カフス(6a,6b)からなり、 カフスは互いに別になっており、輸出脚(1)はカフス(6a,6b)により形 成される空間の間に少なくとも2つの開口部(16)を有し、輸入脚(3)はカ フス(6b)から離れて少なくとも2つの開口部(17)を有し、導管(12a )および(12b)はその体外の末端に、膨張性カフス(6a,6b)により定 義される空間に導かれる導管(18)と同様に、膨張性バルーン(19)を有す ることを特徴とする装置。 9。固体腫瘍に対して局部的に用いられる活性物質の除去のための、用いられる 活性物質に対して高い親和性を有する担体結合物質の使用。
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