JPH03500945A - 光学記憶方法及び装置 - Google Patents

光学記憶方法及び装置

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JPH03500945A
JPH03500945A JP1500106A JP50010688A JPH03500945A JP H03500945 A JPH03500945 A JP H03500945A JP 1500106 A JP1500106 A JP 1500106A JP 50010688 A JP50010688 A JP 50010688A JP H03500945 A JPH03500945 A JP H03500945A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゛′−記憶 法 び5“看 1連 願の 互参暉 本出願は、本出願と同時に出願され、ここで参照して組み込まれている、本発明 者の米国特許出願第870809号「光ルミネッセント材料及び関連方法と、赤 外線計測装置」に開示されかつ請求の範囲に記載されている材料及び方法を用い たものである。
本只■四昼U創皮術 本発明は、光学記憶方法及び装置に関する。さらに詳細には、本発明は前記方法 及び装置で用いる電子トラップ材料の使用に関する。
情報を記憶するための光学技術は、■ブラックー(platter)あたり、最 も良く利用されている固定誘導磁性媒体に比べてlO乃至20倍、最も取りはず し自在な媒体に比べて100倍の量を、丈夫で取りはずし自在な媒体に記憶させ ることができる。長年の研究開発を経て、光メモリー駆動装置及び媒体は最近に なって市販化され始めた。これらの光メモリーは、一般的にはレーザービデオデ ィスク技術、特に読み出し専用メモリーの形式に基いている。
ここで用いられるように、[光メモリ−Jとは、データ値がメモリーから光エネ ルギー(ここでは可視光線、赤外線あるいは紫外線の放射として定義される)に よって読み出されるメモリーのことである。
アナログ形式の読み出し専用ビデオディスク装置が一般的に用いられてきている が、このような装置はい(つかの欠点がある。
特に、これらの装置はレーザーディスク内のエツチングパターンに依存し、−1 1R的にはプログラムをやり直すことはできない。レーザーディスクのプログラ ム作業は、パターンを追加するときはフォトリソグラフィ技術で行ってもよいが 、一般的には、最初にディスクバクーンを焼きつけるための高出力レーザー光源 を必要とする。
様々な光メモリーの開発が、’ 5PECIAL REPORT:THE OP TIONSMULTIPLY IN MASS 5TORAGE fMAY 1 9.1986.Electronicis、copyright 1986.M cGrav−hill、Inc、]−の28ページに説明されており、本出願で 参照して読み込まれている。
現在の光メモリーの提案や、非光学式のメモリーの設計においては、アクセス時 間が遅い、材料を組立てるのにコストがかかる、記憶密度が小さい、プログラム 及び/又はアクセス時間が遅い、エラー率が高い、消去ができない、大きな電力 が必要である等の数々の欠点が共通して存在する。さらに、いくつかの周知なメ モリー装置は、メモリーのアクセス時に、あるいはときどき、メモリーがデータ を消失するのを防止するために、リフレッシュステップを必要とする。すなわち 、アクセス時、あるいはその後メモリーからデータがなくなる場合には、リフレ ッシュ法とその技術を用いなければならない、多くの従来メモリー装置の別の欠 点は、電源が切れたときに、それらの装置はデータを失ってしまうことである。
口の ・ び 本発明の主要な目的は、前述の欠点を避ける、あるいは最小にする、光学記憶方 法及び装置を提供することである。
本発明のさらに特定の目的は、低出力源を用いて高速で読み出う−なくかつ消去 可能に保持するように作動可能な電子トラップ材料を使用することに基く、新し くかつ改善された光学記憶方法及び装置を提供することである。
本発明の他の目的は、非常に高密度でデータを記憶できる光記憶方法及び装置を 提供することである。
さらに別の目的は、並列にアクセス可能な記憶装置を提供して、設計構築におい て大きな自由度を提供することである。
本発明の前述及び他の目的は、詳細な説明でさらに明らかとなるが、ある位置の アドレスを指定して前記位置へ書き込み用光エネルギーを加えその位置に電子を トラップしてデータを入力することにより、第1の光読み出し書き込み電子トラ ップメモリー上の前記位置に書き込みを行い、前記位置のアドレスを指定して前 記位置へ読み出し用光エネルギーを加え、トラップされた電子を開放してフォト ンを放出させ、フォトンの放出に対応する光放出エネルギーを計測することによ り、前記位置で読み出しを行うステップから成る方法によって達成できる。デー タは、前記位置へ消去用光エネルギーを加えることによって、前記位置から消去 される。書き込み用光エネルギーは、読み出し用光エネルギーとは異なる波長を 有している。消去用光エネルギーは出力が高く、読み出し用光エネルギーと同一 の波長である。書き込み用光エネルギーは可視光線に対応し、読み出し用光エネ ルギーは赤外線に対応し、放出光エネルギーは可視光線に対応する。書き込み用 光エネルギーはレーザーによって加えられ、読み出し用光エネルギーもレーザー によって加えられる。読み出し用光エネルギーは第1のメモリーの第1の側から レーザーによって加えられ、放出光エネルギーは前記第1の側と反対側の第1の メモリーの第2の側から計測される。複数のデータビットが同時に第1のメモリ ーに書き込まれてもよい、メモリーは、アルカリ土類金属の硫化物及びセレン化 物のグループから選択されたベース材料と、50乃至300ppmのサマリウム とから成るメモリー媒体を有している。このメモリー媒体はさらに、酸化ユーロ ピウム、フッ化ユーロピウム、塩化ユーロピウム及び硫化ユーロピウムのグルー プから選択されたユーロピウム化合物で構成され、300乃至800ppmのユ ーロピウム化合物を含んでいる0代わりに、メモリー媒体は、さらに300乃至 1500ppmの酸化セリウムを含んでおり、50乃至200ppmのサマリウ ムが含まれている。メモリー媒体はさらにl乃至5重量パーセントの硫酸バリウ ムを含んでいる。
本発明は、代わりに、電子をトラップする第1の光学読出し書き込みメモリーと 、前記第1のメモリーの記憶位置を選択するためのアドレス手段と、前記アドレ ス手段によって決定された記憶位置に書き込み用光エネルギーを加えるための第 1の光エネルギー源と、前記第1のメモリーからのトラップされた電子の開放に 伴って放出された光エネルギーを計測するためのセンサーとからなる、として表 わしてもよい。アドレスレジスタが、前記アドレス手段に選択されたアドレスを 送るために接続されている。前記第1の光源は、前記第1のメモリーに対して移 動自在なヘッドに取り付けられている。その代わりとして、前記アドレス手段は 、前記第1のメモリー上の異なる記憶位置へ、前記第1の光源から光エネルギー ビームな向かわせるように作動自在なデフレクタである。第2の光エネルギー源 が、前記第1のメモリーへ読出し及び消去光エネルギーを加えるために用いられ る。前記第1の光源は可視光線レーザーであり、前記第2の光源は赤外線レーザ ーである。前記第1の光源及びセンサーは、メモリーの両側にある。
さらに本発明は第2の電子トラップ読出し書き込みメモリーを備えており、該メ モリーは、センサーが前記第1及び第2のメモリーのデータの論理関数に依存す るよう前記第1及び第2のメモリーへ光エネルギーを同時に加えるために配置さ れている。メモリー媒体は前述した材料で構成される。
本発明は、代わりに、アドレス可能な光メモリ−テープ、ディスクあるいは他の メモリーに適した形式を形成するために、アルミニウム酸化物基板に設けられた ときは、前述の電子閉じこめメモリー材料として説明することもできる。
区瓦q囚星皇返月 本発明の前述及び他の特徴は、添付図面とともに説明が行なわれたときに、さら に明らかとなるであろう1図面において、同一の番号等は各図面を通して同一の 部分を示している。
第1図は、本発明のメモリーの作動原理を示した図である。
第2図は、本発明の特定のメモリー媒体の出力周波数スペクトルを示した図であ る。
第3図は、本発明の別のメモリー材料の出力周波数スペクトルを示した図である 。
第4図は、本発明による第1のメモリー装置の概略図である。
第5図は、本発明による第2のメモリー装置の概略図である。
第6図は、本発明による第3の実施例のメモリー装置を示す図である。
第7図は、本発明による第4のメモリー装置を示す図である。
1坦り甜朋 本発明のメモリー装置及び方法は、電子トラップ材料を用いることを基礎として いる。電子トラップ材料を使用する際、このような材料は自由電子をつくる。ま た、光を当てたり、他の励起要因を加えたりしたときにも自由電子を作る。ここ で用いるように、「光」という述語は、赤外線、可視光線、紫外線を含んでいる 。光エネルギーのような励起要因を取り除くと、自由電子は、基底状態よりも高 いエネルギーレベルにトラップされる。トラップ深さくすなわち、トラップした 状態から電子を開放するために必要なエネルギー量)が大きくて温度が低いとき は、電子は長時間トラップされたままとなる。実際、トラップされた電子の深さ が十分に大きいときは、電子は、熱エネルギー及び/又は他の光エネルギーのよ うな外部エネルギーの付加がない場合は、はとんど不定にトラップされたままと なろう。
第1図に示すように、左の電子は最初、価電子帯にあり、可視投入光線を加える ことによって伝達帯Eへ励起される。投入光線を取り除くと、電子はトラップレ ベルTに落ちる。この電子は、十分なエネルギーが電子に加わって移動し伝達帯 Eへ戻るまで、トラップレベルにトラップされたままとなる。第1図の右側に示 すように、電子は、赤外線光エネルギーによって刺激されて伝達帯Eに励起され 価電子帯に戻って、その過程で、可視光線を出力する0本発明は、第1図に示し た原理で作動し、それによって、光が電子トラップ現象により「記憶」され、ま た、赤外線を放射して電子をトラップ位置から励起し、価電子帯へ戻すことによ って光が解放される。
本発明の特定の記憶装置及び方法を説明する前に、本発明の記憶装置及び方法を 実現するために必要な光学的特性を提供する材料の、いくつかの好ましい実施例 を説明してお(ことは有益であろう。本発明に用いることができる材料は、参照 して組み込んでいる前述の出願に詳細に説明されている。
肚 記憶媒体材料は次の組成の混合物からつくられる。
硫化ストロンチウム 100 parts硫酸バリウム 5 、5 parts フッ化リチウム 5 、5 partsサマリウム 150 ppm 酸化ユーロピウム 550 ppm 本出願で統一して用いるように、rparts J及びrppmJは・特記なき 限り、重量比率である。
この混合物は乾燥した窒素雰囲気(あるいは他の乾燥した不活性ガス)、で充満 させた炉内の黒鉛るつぼに置かれて、1150乃至1300℃(好ましくは11 50℃)で45分乃至1時間の間加熱され、溶融塊を形成する。
この溶融塊を冷却した後、■乃至10ミクロンの寸法の微粒子に粉砕する。
粉砕した後、微粒子にされた材料は窒素雰囲気の炉内の黒鉛るつぼで約300乃 至700℃(好ましくは600℃)で加熱される。この第2の加熱は材料の溶融 温度以下であり、10乃至60分(好ましくは30分)の間維持する。第2の加 熱は最初の工程で生じた粉末材料の結晶表面の損傷を補修する。
第2の加熱の後、栢料は冷却され、次いで、粉末材料は適当な結合材あるいは分 散材で混合される。
粉末にされた材料が透明な結合剤で混合された後、本発明による記憶装置を実現 するために透明なプラスチック基板に薄い被膜として塗布される。透明なプラス チック基板上の記憶装置材料の被膜は、好ましくは、1ミクロン乃至20ミリの 間である。
前述の混合物では、硫化ストロンチウムは基礎材料として機能し、一方、フッ化 リチウムは特定の好ましい実施例に用いられる溶融特性を提供するのに用いられ る。代わりに、他のアルカリ土類金属の硫化物及びセレン化物を基礎材料として 用いてもよい。
前述の混合物では、炭酸バリウムは選択的であり、記憶材料からの出力光の輝度 を改善するのに用いる。好ましくは、前述したように、5 、5 partsの ものが用いられるが、2乃至10 partsの間で用いられてもよく、同様に l OOpartsの硫化ストロンチウムに対して2乃至10 partsのフ ッ化リチウムを用いてもよい。
前述の混合物に含まれる酸化サマリウム及び酸化ユーロピウムは、電子トラップ を達成するのに用いる。好ましくは、150ppmのサマリウムが用いられるが 、代わりに、50乃至300pp+nの間で用いることもできる。酸化ユーロピ ウムは、好ましくは300乃至800 ppmの間であり、400乃至600  ppmがさらに好ましく、550 ppmが最適値である。フッ化ユーロピウム 、塩化ユーロピウム、あるいは硫化ユーロピウムを、酸化ユーロピウムの代わり に用いることもできる。
前述の工程でできた混合物は、1.2電子ボルトの電子トラップのための深さを 提供し、第2図に示された出カスベクトルを有しており、出力の中央値の波長が 約620nmであることを示している。
前述の化合物でできた記憶材料はオレンジの出力光を出し、可視光線がその材料 内で電子をトラップするために用いられるという意味で、可視光線を貯えるため に作動可能である。前記材料に赤外線を当てて読み出す際、トラップされた電子 が自由となり、それによって可視光線を放つ。従って、前記材料は可視光線を当 てることによって情報を記憶し、赤外線を当てることによって情報を読み出す光 メモリーとして機能することができる。
前記工程、範囲及び各材料の割合についてのさらなる詳細は、参照した出願に説 明されている。
憇1 本発明で用いる第2の好ましい混合物は次のような組成である。
硫化ストロンチウム l OOparts硫酸バリウム 5 parts 硫化リチウム 1oparts サマリウム 1100pp 酸化セリウム 1200ppm 上の混合物は例1と同様に処理され、まず、加熱して溶融させ、その溶融塊を粉 砕し、次いで、溶融温度以下であるが結晶部分の損傷を補修するのに十分高い温 度で再加熱する。温度、時間間隔についての同様の工程が、この第2の材料を処 理する際にも用いることができる。生成粉末は透明な結合剤あるいは分散剤と結 合してプラスチック基板に塗布され、1.2電子ボルトのトラップレベルで電子 の閉じ込めを行う記憶材料を実現する。
前述の混合物では、硫酸バリウムは2乃至10 partsの間で変化し、フッ 化リチウムは2乃至10partsの間で変化し、サマリウムは50乃至200  ppmの間で変化し、酸化セリウムは300乃至1500ppiの間で変化し てもよい、しかし、上で与えられた割合の特定値は、最適な特性を提供する。
ラップする特徴を提供する。第1の材料は、600nm以下の入射波長を有する 可視光線で迅速に励起される。この材料は、励起状態を長期間維持し、数年間も 可能である。可視光線の再放出をさせるために、800乃至1200nmの範囲 の赤外線が必要である。出力可視光線は第2図のスペクトルでわかるように、6 20nm (オレンジ色)付近に中心がある。
第2の材料は可視光線で迅速に励起され、第1の材料と同様の長時間の間、励起 状態を維持するであろう、第2の材料に赤外線を当てると可視光線の再放出の引 き金となる。この放出は、約500nmを中心とした青緑色の可視光線である。
この材料は、第1の材料と同様の長期間の間、励起状態を維持し、赤外線を当て たときは、約500nmの可視光線を再放出させる引き金となる。赤外線励起で の放出スペクトルを第3図に示す。
駁 光ルミネッセント材利は、溶融段階で混合物が2時間加熱される以外は、例2の 成分及び工程でつくられる。この光ルミネッセント材料の出カスベクトルは第3 図とほぼ同じであるが、この材料は、溶融工程が延長したために、より長い波長 に対して赤外線感度を拡げている。
阻 光ルミネッセント材料は次の組成でつくられる。
硫化ストロンチウム 100 parts硫酸バリウム 5 、5 parts サマリウム 150 1)9m 酸化ユーロピウム 550 ppm 列挙された材料(前述の例1で特定した範囲内)を、物理的あるいは化学的蒸着 法(蒸着、スパッタリング等)、気体拡散法、イオンビーム蒸着法、分子綿ビー ム蒸着法、及び電子ビーム蒸着法のような周知技術で酸化アルミニウム基板に蒸 着させる。材料と基板は、例1の状況下で溶融させるために炉内に置かれる。こ の材料は、例1のフッ化リチウムを使用せずに溶融する。光ルミネッセント材料 は酸化アルミニウム基板によく結合するので、別の結合剤あるいは分散剤は不要 である。
第4図の装置10を実現するために、溶融工程からでてきた構造体を、透明なプ ラスチックのカプセルに選択的に封入してもよい、粉砕や再加熱は不要である。
例4の工程は、同様に透明プラスチックで被覆できる光メモリーを提供するため に、酸化アルミニウムに塗布されてもよい。
例4の工程は、フッ化リチウムを用いないことを除いては、例2及び例3の最初 の材料に用いてもよい、溶融工程は、例2あるいは例3の条件下で行なわれる。
例1.2及び3と同様、硫酸バリウムを使用することは絶対に必要というわけで はないが、材料の光学特性を著しく改善する。
例4の基板は、サファイアあるいはルビーの形の酸化アルミニウムを使うことが でき、この場合は、光学材料層が0.5ミクロンの薄さとなって非常に高品質の メモリーが形成される。
本発明の光学材料は、結晶状(すなわち、粉砕前の例]、2及び3)、粉末状( 例1.2、及び3)、アモルファス状(例4)で、赤外線感知及び/又は電子ト ラップ特性によるメモリーとして用いられる。
第4図に戻って、本発明による記憶装置10を詳細に説明する。
記憶装置lOは、プラスチック基板14と、前述の記憶材料のメモリー16の材 料16は、結合剤を使用して前述の工程によって、基板14に接着される。
読み出し−書き込みヘッド18は、電子トラップ材料16にデータを書き込み、 かつ、電子トラップ材料からデータを読み出すために用いられる。さらに詳細に は、読み出し−書き込みヘッド18は、可視光線レーザー20のような書き込み 用光エネルギー源と、赤外線レーザー22のような読み出し用電磁エネルギー源 と、レーザー22の出力強度を変化させるための振幅変調器24と、センサー2 6とを備えている。ビーム分解ミラー28とグイクロイックミラー30が光学装 置で用いる光ビームの適正位置を確保するために用いられる。読み出し−書き込 みへラド18内に置かれているセンサー26の代わりとして、センサー26Aを 、メモリー12に対して読み出し−書き込みヘッド18が配置されている側と反 対側に配置してもよい。
読み出し−書き込みヘッド18は、光メモリ−12内の様々な記憶位置にアクセ スできるように、移動自在に取り付けられている。さらに、詳しくは、ヘッド1 8は電動機駆動手段32の制御下で移動自在であり、該手段は、レーザーからの ビームが向かうアドレスを制御するアドレッサ−として機能する。読み出し−書 き込みヘッド18が配置されているハウジングを移動させるために用いる電動機 駆動手段32は、アドレスレジスタ34によって制御される。メモリー12を、 回転自在な円板にすることができ、ヘッド18は半径方向に移動自在で円板が所 望の記憶位置に対応する特定の回転位置にあって、読み出し−書き込みレーザー ビームと一致するようになったとき、読み出し−書き込み動作を行うために作動 可能となる6ヘツド18は、光メモリ−12に対いるコンパクトディスクユニッ ト用のヘッドの取付り手段に同様なやり方で接続され取り付けられてもよい。こ の種の接続は周知であるので、ここで詳細を説明することは不要である。
第4図の実施例の動作をここで説明する。レーザー20のような可視光線源(光 源は全てレーザーとして示したが、本発明は優先的にレーザーを必要としている ものではなく、代わりに、LEDを用いることもできる)の作動によって、デー タが光メモIJ−12の記憶媒体材料16に書き込まれる。詳細には、レーザー 20がビームスプリッタ28とグイクロイックフィルター30を通過する光ビー ム36を出力し、可視光線によって光メモリ−12の特定の記憶位置を励起する 。すなわち、レーザー20は、ビーム36が向った記憶位置で電子をトラップし 、この記憶位置はアドレスレジスタ34の出力によって定まる。アドレスレジス タ34の出力は、電動機駆動手段32を制御して、ヘッド18を、レジスフ34 内のアドレスに対応する適正な位置へ移動させる。
光メモリ−12内の特定のアドレスを読み出すことが必要なときは、このアドレ スがアドレスレジスタ34へ送られ、電動機駆動手段32は適当な位置へヘッド 18を移動させて、読み出し用赤外線レーザー22の出力が適正な位置へ向かう 、レーザー22の出力は、後で詳細に述べる理由のために、振幅変調器24によ って変調されたビーム38である。変調後、ビーム38はグイクロイックフィル ター30に当たって、このグイクロイックフィルター、すなわちホットミラーに よって反射させられる。フィルター30は、赤外線を反射するが可視光線を容易 に透過させる。
レーザー22から出た赤外線ビームが光メモリ−12内の記憶位置に当たると、 光学材料16は、その位置が以前に書き込み用し−ザー20で励起されていた場 合は、トラップされた電子の放出に対応する可視光線を出力する。読み出しビー ムに対応して出力された可視光線はフィルター30を容易に通過して、ビームス プリッタ28によりセンサー26へ向い、それによって、該センサーは、特定の 記憶位置内のデータを読み取る。もし、可視光線が感知されないときは、アクセ スした指定位置におけるデータは「0」として読み取られるであろう。一方、も し、書き込み用レーザー20が、指定した記憶位置に以前に書き込んでいたとき は、センサー26は、その記憶位置に「l」に対応する可視光線があることを示 すであろう、センサー26は、フォトマルチプライヤ、フォトトランジスタある いは多くの光感知手段のいずれでもよい。
センサー26Aがセンサー26の代わりに用いる代わりの実施例では、光メモリ −12から出た可視光線は基板14を通過してセンサー26Aに当たり、そこで 処理される。
アドレスレジスタ34が、良く知られた方法でコンビニーりにも接続されるので 、センサー26あるいは26Aは周知の方法でコンピュータに接続されてもよい 。それゆえ、これらの手段とコンピュータとの間の接続の詳細を説明する必要な ない、もちろん、−あるいは二辺上のバッファレジスフあるいは他の部分がセン サー26あるいは26Aとコンピュータとの間に接続されてもよい。
ヘッド18は、光メモリ−12に対する移動のため、レーザーディスクユニット としても知られているコンパクトディスクユニット用ヘッドの取り付は手段へ同 様の方法で取り付けられる。
この形式の接続は良く知られているので、その特別な詳細を説明する必要はない 。
光メモリ−12を読み出すとき、レーザー22から出た赤外線ビームは振幅変調 器24によって十分に減衰しており、特定記憶位置からトラップされた電子を少 し放出させるだけである。光学材料16には、トラップされた電子が十分密にあ るので、ビームは、すべての電子を放出させることはない、そのため、レーザー 20によって書き込まれた特定の記憶位置は何回読み出してもそのデータを保持 し、それによって、リフレッシュ回路機構の必要性が最小になる。特定の記憶位 置内のデータを消去、あるいはメモリー内に「0」を書き込みたいときは、読み 出し用赤外線レーザー22は、記憶位置にトラップされているほぼすべての電子 が放出されるように、その位置に全強度を出力してもよく、それによって、記憶 位置は「0」に戻る。そのため、レーザー22は、rOJを書き込むときは書き 込み用光源として機能し、低い強度を当てるときは、読み出し用光源として機能 する。レーザー22の全強度を光メモリ−12に当てるため、振幅変調器は、最 小、あるいは変調なし、あるいは減衰なしに調整される。
上の説明は、励起されている、すなわち、トラップされた電子を有している状態 の光メモリーが、論理値rlJに対応していると仮定している。しかし、代わり に、特定の論理値(正か負か)は任意であるので、トラップされた電子の存在が 論理値「0」を示すように、光メモリ−12を構成することもできる。
今度は、第5図について説明する。同図は、記憶装置110の代わりの構成を示 している。記憶装置110は第4図の装置10の部品と同じあるいはほぼ同じ手 段を備えており、第5図の手段は、対応する手段と同一の下2桁の100番台で 番号を付けた。
装置110は、書き込み用光源120と、アドレッサ−とじて機能する音響光学 デフレクタ132と、読み出し光源122と、読み出し光源のアドレッサ−とし て機能する、別の音響光学デフレクタ140と、駆動手段142と、D/A変換 器144と、アドレスレジスタ134とを備えている。光メモリー1.12Aが 、第4図の光メモリ−12と同じに構成されている。第5図のメモリーは、電子 トラップ材料116Aと対応する基板114Aでできた光学被膜である。
センサー126が、読み出し用及び書き込み用光源が配置されている側とは反対 のメモリー側に配置されている。
第5図に示す記憶装置に書き込むために、可視光線レーザー120がビーム13 6を出力し、該ビームは音響光学デフレクタ132へ送られ、その上で適正なア ドレスに対応する様々な角度に反射される。アドレスはアドレスレジスタによっ て定められ、D/A変換器と、音響光学デフレクタ140のための、同図の中間 に示したような駆動装置へ送られる。第5図の構成は、可視光線レーザー120 が第1のメモリー112Aに書き込み可能であることを示している。
メモリー112A内のデータにアクセスしたいときは、赤外線レーザー120か ら出た光が音響光学デフレクタ140によって制御されて、アドレスレジスタ1 34の設定値に対応する記憶位置にアクセスする。アドレスレジスタ134の出 力は、駆動手段142を制御するアナログ信号へ変換される。駆動手段142は 、電圧−周波数変換器あるいは電圧制御発振器であるのが好ましく、その出力は 所望のアドレスに依存した周波数である。駆動手段】42の出力り比、データの 読み出しが必要なアドレスにアクセスできる、デフレクタ140の反射角度を制 御する。ガルバノメーター形式のデフレクタを、音響光学デフレクタ140の代 わりに用いることができる。
読み出し用赤外線レーザー122の出力は、データを消去し記・開位置をrOJ に設定するために、第4図の24と同様の振幅変調手段によって、選択的に変調 させることができる。
ビーム138が音響光学デフIツククー140によって適正なアドレスへ向けら れたとき、該ビームは、記憶位置が以前に「1」に設定されている場合は、光メ モリ−112Aから光を放出させる0次いで、必要ならば、メモリー112Aか らの出力光は、光150として、プラスチック基板を通過する。
第6図は、別の光学記憶装置210を示しており、該装置の構成手段は、第4図 の実施例の対応する手段と同じ下2桁の200番台の番号を付けられている。第 6図の構成は、センサー226Aと226Bを組み合わせた平行アクセスに用い ることができる、複数の読み出し−書き込みヘッド218A及び218Bを示し ている。アドレスレジスタと電動機駆動装置が、各ヘッド218A、218Bに 用いられているが、簡単のため、これらは図示していない。
第6図は、論理すなわちブールroRJ関数を利用した構成をも概略的に示して いる。詳細には、二つのメモリー212A及び212Bが平行に配置されており 、各メモリーは、記憶材料216A及び216Bでできたストライブを交替で有 している。
交替ストライプ216A及び216Bによって2つの記憶位置、すなわち、一方 は212A上の記憶位置、他方はメモリー212B上の記憶位置に、単−読み出 しビーム238でアクセスすることができる。説明のため、第6図の頂部には  ビーム238が二本のビームとして示されている。しかし、実際には十憶材料2 16Aでできたストライブ上の記憶位置に当たり、残りのビームが、記憶材料で 被覆されていないメモリー212Aの部分に当たる。後者の部分は透明なプラス チックを通って容易に通過し、記憶材料でできたストライブ216Bの一部に当 たる。従って、ビーム238と読み出し−書き込みヘッド218Aは、論理OR 関数であるセンサー226Aへの出力を使って、二つの記憶位置を同時に読み出 すのに用いることができる。もし、二つの記憶位置のいずれかが論理値lであれ ば、センサー226Aは光を検知して、別のコンピュータ回路機構に用いるため の正の信号を出力する。もっと簡単なバージョンとしては、単一のメモリー上の 二つの記憶セルに同時にアクセスすることによって、OR関数を得ることができ 、いずれかの記憶位置が1を記憶しているときは、センサーは、可視光線を感知 する。第6図の二つのメモリー構成の別のバージョンは、三つの出力レベル、す なわち、両方のメモリーセルが低いときに対応する「0」、メモリーセルの一つ だけが高いときに対応する「1」、両方のセルが高いときに対応する「2」を有 しているセンサー226Aを用いることができる。「2」を検知することによっ て、論理AND関数の作動を実現できる。
第7図は、書き込み用光が、もし必要ならば光ファイバ360で供給される、平 行読み出し−書き込みメモリーを示している。
メモリー312は、平行書き込み(かつ、光学読み出し及び/又は消去)が光フ ァイバ360を通して行うことができるように、ファイバ360の接合に対応し た、ファイバ光干渉板362上に直接接着あるいは被覆された、(前記実施例の 1つからつくった)メモリー材料でできている。メモリー312の出力は光合し て読み出し用光源322により加えられ、グイクロイツタフィルター330によ って反射されたときは、フォトアレイセンサー326により、メモリー312の すべての位置で平行に読み出すことができる。出力光350を合焦するために、 lあるいは複数のレンズを、メモリー312とセンサー326との間に用いるこ とができる。ファイバ360を通る(書き込み、読み出し及び/又は消去用)光 放射を供給し、及び/又はレンズ366を通る(書き込み、読み出し及び/又は 消去用)光放射を供給することによって、メモリー312の位置(1あるいは複 数のメモリーセル)にアクセスすることができる。
本発明は様々な特定の材料、構造、及び構成によって説明してきたけれども、こ れらは、説明のためだけであることを理解すべきである。様々な変更や改良が当 業者によってなされることができるであろう。従って1本発明の特定は、次の請 求の範囲を参照して定められなければならない。
浄?(内容に変更なし) 波長(nm) 波長[nm] 212A212日 平成 年 月 日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/US 88101981、発明の名称 光学記憶 方法及び装置 3、特許出願人 名称 クラオンテックス コーポレーション5、補正書の提出年月日 1989 年6月22日補正された請求の範囲 [1989年6月22日に国際事務局により受領した:原請求項3.17及び2 3を特徴する 請求項1.2.4−16.18−22及び24−28を訂正する:新請求項29 −35を追加する;他の請求項は変更しない]1、データを記憶しかつ取り出す ための方法において、a、電子トラップ発光体で形成された第1の光学メモリー のある位置で、 fil前記位置にアドレスし、 fii)前記位置の前記メモリーへ第1の波長の書き込み用光エネルギーを当て て、それによって、前記発光体の電子が、前記位置において励起されたエネルギ ーレベルでトラップされることによって前記データを書き込み、b。
(i)前記位置にアドレスし、 (ii)前記位置へ前記第1の波長よりも長い第2の波長の読み出し用光エネル ギーを当てて、前記位置でトラップされた電子の一部を解放させ、前記解放され た電子からフォトンを放出させ、 fiiil前記フォトンの放出に対応する、放出された光エネルギーを感知して 、それによって、前記蓄積されたデータを実質的に破壊せずに読み出す ことによって前記位置で前記データを読み出し、前記電子トラップ発光体は、高 い記憶密度を得るために基板上に蒸着させた薄膜として形成されていることを特 徴とする方法。
2、さらに。
a、前記位置にアドレスし、 b、前記位置へ消去用光エネルギーを当てて、前記位置にトラップされたほぼす べての電子を解放させることによって、前記位置のデータを消去することを特徴 とする請求項1の方法。
3、削除 4、前記消去用光エネルギーが前記読み出し用光エネルギーより高い出力で、か つほぼ同一の波長である請求項2の方法。
5、前記書き込み用光エネルギーが可視光線であり、前記読み出し用光エネルギ ーが赤外線であり、前記放出された光エネルギーが可視光線である請求項1の方 法。
6、前記書き込み用光エネルギーがレーザーによって印加され、前記読み出し用 光エネルギーがレーザーによって印加される請求項1の方法。
7、前記書き込み用光エネルギーが前記メモリーの第1の側からレーザーによっ て印加され、前記放出された光エネルギーが、前記第1の側を反対の、前記メモ リーの第2の側から感知される請求項1の方法。
8、複数のデータビットが前記第1のメモリーへ同時に書き込まれる請求項1の 方法。
9、前記電子トラップ発光体が、 アルカリ土類金属の硫化物及びセレン化物のグループから選択された。主結晶を 形成するための基礎材料と、第1の添加物として50乃至300重量ppmのサ マリウムとの混合物で構成され、それによって前記発光体が電子トラップ特性を 達成する請求項1の方法。
lO1前記電子トラップ発光体が、さらに、酸化ユーロピウム、フッ化ユーロピ ウム、塩化ユーロピウム、及び硫化ユーロピウムのグループから選択されたユー ロピウム化合物であって、第2の添加物として、300乃至800重量ppmの 前記ユーロピウム化合物を含む請求項9の方法。
11、前記電子トラップ発光体が、さらに、第2の添加物として300乃至15 00重量ppmの酸化セリウムと、50乃至200重量ppmのサマリウムとを 含む請求項9の方法。
12、前記電子トラップ発光体が、さらに、1乃至5重量%の硫酸バリウムを含 む請求項9の方法。
13、 a、複数の記憶位置を有する電子トラップ発光体で形成された第1のメ モリーと、 b、前記第1のメモリーの記憶位置を選択するためのアドレス手段と、 C1前記アドレス手段によって選択された記憶位置に書き込み用光エネルギーを 当てて、それによって、前記発光体の電子が前記位置で励起されたエネルギーレ ベルでトラップされ、データが記憶される第1の光エネルギー源と、d、前記ア ドレス手段によって選択された記憶位置へ、制御された量の光エネルギーを当て て、それによって、前記位置にトラップされた電子の一部を解放させ、その結果 、前記解放させた電子からフォトンを放出させる第2の光エネルギー源と、 e、前記位置からのフォトンの放出に対応して放出された光エネルギーを感知し 、それによって、記憶されたデータが、実質的に破壊せずに読み出されるセンサ ーとから成るデータ記憶装置。
14、さらに、前記アドレス手段に選択されたアドレスを供給するために接続さ れているアドレスレジスフを備える請求項13の装置。
15、前記第1及び第2の光エネルギー源が、前記第1のメモリーに対して移動 自在なヘッド上に取り付けられている請求項13の装置。
16、前記アドレス手段が、前記第1及び第2の光源から出た光エネルギービー ムを、前記第1のメモリーの異なる記憶位置に向かわせるために作動可能な第1 及び第2のデフレクタを備える請求項13の装置。
17、削除 18、前記第2の光源が、さらに、前記位置にトラップされたほぼすべての電子 を解放させるために、前記アドレス位置へ消去用光エネルギーを当てるように作 動可能である請求項13の装置。
19、前記第1の光源が、可視光線レーザーであり、前記第2の光源が赤外線レ ーザーである請求項13の装置。
20、前記第1及び第2の光源と前記センサーが前記第1のメモリーの両側にあ る請求項13の装置。
21、さらに、複数の記憶装置を有する電子トラップ発光体で形成された第2の 光メモリーを備え、該メモリーは、前記第1のメモリー及び前記第2のメモリー へ光エネルギーを同時に当てるために配置されており、前記センサーは、前記第 1及び第2の光メモリーからの光エネルギーを感知し、前記センサーの出力は前 記第1及び第2の光メモリーのデータの論理関数に依存している請求項13の装 置。
22、前記電子トラップ発光体が。
アルカリ土類金属の硫化物及びセレン化物のグループから選択された、主結晶を 形成するための基礎材料と、第1の添加物として50乃至300重量ppmのサ マリウムとの混合物で構成され、それによって前記発光体が電子トラップ特性を 達成する請求項13の装置。
23、削除 24、前記電子トラップ発光体が、さらに、酸化ユーロピウム、フッ化ユーロピ ウム、塩化ユーロピウム、及び硫化ユーロピウムのグループから選択されたユー ロピウム化合物であって、第2の添加物として、300乃至800重量ppmの 前記ユーロピウム化合物を含む請求項22の方法。
25、前記電子トラップ発光体が、さらに、第2の添加物として、300乃至1 500ppmの酸化セリウムを含む請求項23の装置。
26、前記電子トラップ発光体が、さらに、1乃至5重量%の硫酸バリウムを含 む請求項22の装置。
27、アルカリ土類金属の硫化物及びセレン化物のグループから選択された、主 結晶を形成するための基礎材料と、第1の添加物として50乃至300重量pp mのサマリウムとの混合物を含む電子トラップ発光体で形成された光メモリー媒 体と、前記メモリー媒体を取り付けている酸化アルミニウムでできた基板とを備 え、 前記電子トラップ発光体は、高い記憶密度を得るために、蒸着された薄膜として 前記酸化アルミニウム基板に形成されてい28、さらに、 a、前記第1のメモリーの記憶位置を選択するためのアドレス手段と、 b、前記アドレス手段によって選択された記憶位置に書き込み用光エネルギーを 当てて、それによって、前記発光体の電子が前記位置で励起されたエネルギーレ ベルでトラップされ、データが記憶される第1の光エネルギー源と、C1前記ア ドレス手段によって選択された記憶位置へ、制御された量の光エネルギーを当て て、それによって、前記位置にトラップされた電子の一部を解放させ、その結果 、前記解放させた電子からフォトンを放出させる第2の光エネルギー源と、 d、前記位置からの74トンの放出に対応して放出された光エネルギーを感知し 、それによって、記憶されたデータが、実質的に破壊せずに読み出されるセンサ ーとを備える請求項27の装置。
29、第1のデータが第1の位置に書き込まれ、第2のデータが別の位置から同 時に読み出される、請求項1に記載の方法。
30、さらに、前記第1の光メモリーの他の位置で追加されたデータを同時に読 み出し、かつ書き込むことを特徴とする請求項lに記載の方法。
31、電子トラップ発光体で形成された第2の光メモリーを備え、前記追加され た方法が、前記第1のメモリー上の位置にあるデータと、前記第2のメモリー上 の位置にあるデータとを、前記位置の両方へ読み出し用光エネルギーを同時に当 て、前記位置でトラップされた電子の一部を解放させ、前記解放させた電子から フォトンを放出させ、結合した放出光エネルギーを感知することによって、同時 に読み出し、それによって、論理roRJ及びI’ANDJ関数が達成されるこ とを特徴とする請求項1に記載の方法。
32、前記書き込み用エネルギー及び読み出し用光エネルギーが、差し向けられ た光エネルギービームとして印加される請求項1に記載の方法。
33、読み出し用光エネルギーを変調し、それによって、記憶位置は、前記位置 でトラップされたほぼすべての電子を解放させ、それによって前記位置に記憶さ れたデータを消去する、増加させた読み出し用光エネルギーを受りることができ る手段をさらに備える、請求項13に記載のデータ記憶装置。
34、前記第1及び第2の光エネルギー源が、差し向けられた光エネルギービー ムを特徴する請求項13に記載のデータ記憶装置。
35、読み出し用光エネルギーを変調し、それによって、記憶位置は、前記位置 でトラップされたほぼすべての電子を解放させ、それによって前記位置に記憶さ れたデータを消去する、増加させた読み出し用光エネルギーを受けることができ る手段をさらに備える、請求項28に記載のデータ記憶装置。
手続補正書(方式) %式% 、発明の名称 光学記憶方法及び装置 3、補正をする者 事件との関係 出願人 名称 クラオンテックス コーポレーション国際調査報告 1°1@+nal°aa+l AI’ll+Ill″″′N″” pc〒z++ caa /I’l I IQ 1

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a.第1の電子トラップ光学読み出し書き込みメモリー上のある位置で、 (i)前記位置にアドレスし、 (ii)前記位置へ書き込み用光エネルギーを当てて、そこに電子をトラップす ることによってデータを入力することによって書き込みを行い、 b. (i)前記位置にアドレスし、 (ii)前記位置へ読み出し用光エネルギーを当てて、トラップされた電子の解 放によりフォトンを放出させ、(iii)前記フォトンの放出に対応する、放出 された光エネルギーを感知する ことによって前記位置で読み出しを行うことを特徴とする方法。
  2. 2.さらに、前記位置へ消去用光エネルギーを当てることによって、前記位置の データを消去することを特徴とする請求項1の方法。
  3. 3.前記書き込み用光エネルギーが前記読み出し用光エネルギーと異なる波長を 有している請求項2の方法。
  4. 4.前記消去用光エネルギーが前記読み出し用光エネルギーより高い出力で、か つ同一の波長である請求項2の方法。
  5. 5.前記書き込み用光エネルギーが可視光線であり、前記読み出し用光エネルギ ーが赤外線であり、前記放出された光エネルギーが可視光線である請求項1の方 法。
  6. 6.前記書き込み用光エネルギーがレーザーによって印加され、前記読み出し用 光エネルギーがレーザーによって印加される請求項1の方法。
  7. 7.前記読み出し用光エネルギーが前記メモリー媒体の第1の側からレーザーに よって印加され、前記放出された光エネルギーが、前記第1の側を反対の、前記 メモリー媒体の第2の側から感知される請求項1の方法。
  8. 8.複数のデータビットが前記第1のメモリーへ同時に書き込まれる請求項1の 方法。
  9. 9.前記第1のメモリーが、 アルカリ土類金属の硫化物及びセレン化物のクループから選択された基礎材料と 、50乃至300ppmのサマリウムとで構成されるメモリー媒体を有している 請求項1の方法。
  10. 10.前記メモリー媒体が、さらに、 酸化ユーロピウム、フッ化ユーロピウム、塩化ユーロピウム、及び硫化ユーロピ ウムのクループから選択されたユーロピウム化合物であって、300乃至800 ppmの前記ユーロピウム化合物を含む請求項9の方法。
  11. 11.前記メモリー媒体が、さらに、 300乃至1500ppmの酸化セリウムと、50乃至200ppmのサマリウ ムとを含む請求項9の方法。
  12. 12.前記メモリー媒体が、さらに、 1乃至5重量%の硫酸バリウムを含む請求項9の方法。
  13. 13.a.第1の電子トラップ光学読み出し−書き込みメモリーと、 b.前記第1のメモリーの記憶位置を選択するためのアドレッサーと、 c.前記アドレッサーによって定められた記憶位置に書き込み用光エネルギーを 当てるための、第1の光エネルギー源と、 d.トラップされた電子の解放に対応して前記第1のメモリーから放出される光 エネルギーを感知するためのセンサーと から成る装置。
  14. 14.さらに、前記アドレッサーに選択されたアドレスを供給するために接続さ れているアドレスレジスタを備える請求項13の装置。
  15. 15.前記第1の光源が、前記第1のメモリーに対して移動自在なヘッド上に取 り付けられている請求項14の装置。
  16. 16.前記アドレッサーが、前記第1の光源から出た光エネルギービームを、前 記第1のメモリーの異なる記憶位置に向かわせるために作動可能なデフレクタで ある請求項14の装置。
  17. 17.さらに、前記第1のメモリーへ読み出し用光エネルギーを当てるための第 2の光エネルギー源を備えている請求項14の装置。
  18. 18.前記第2の光源が、さらに、前記第1のメモリーへ消去用光エネルギーを 当てるために作動可能である請求項14の装置。
  19. 19.前記第1の光源が、可視光線レーザーであり、前記第2の光源が赤外線レ ーザーである請求項18の装置。
  20. 20.前記第1の光源と前記センサーが前記第1のメモリーの両側にある請求項 14の装置。
  21. 21.さらに、第2の電子トラップ光学読み出し−書き込みメモリーを備え、該 メモリーは、前記第1のメモリー及び前記第2のメモリーへ光エネルギーを同時 に当てるために配置されており、前記センサーは、前記第1及び第2のメモリー からの光エネルギーを感知し、前記センサーは、前記第1及び第2のメモリーか らの光エネルギーを感知し、前記センサーの出力は前記第1及び第2のメモリー のデータの論理関数に依存している請求項20の装置。
  22. 22.前記第1及び第2のメモリーが、アルカリ土類金属の硫化物及びセレン化 物のグループから選択された基礎材料と、50乃至300ppmのサマリウムと で構成されるメモリー媒体を有している請求項21の装置。
  23. 23.前記第1のメモリーが、 アルカリ土類金属の硫化物及びセレン化物のクループから選択された基礎材料と 、50乃至300ppmのサマリウムとで構成されるメモリー媒体を有している 請求項14の装置。
  24. 24.前記メモリー媒体が、さらに、 酸化ユーロピウム、フッ化ユーロピウム、塩化ユーロピウム、及び硫化ユーロピ ウムのグループから選択されたユーロピウム化合物であって、300乃至800 ppmの前記ユーロピウム化合物を含む請求項23の装置。
  25. 25.前記メモリー媒体が、さらに、 300乃至1500ppmの酸化セリウムを含む請求項23の装置。
  26. 26.前記メモリー媒体が、さらに、 1乃至5重量%の硫酸バリウムを含む請求項23の装置。
  27. 27.アルカリ土類金属の硫化物及びセレン化物のグループから選択された基礎 材料と、50乃至300ppmのサマリウムとを含むメモリー媒体を備え、 前記メモリー媒体が酸化アルミニウムでできた基板に取り付へ けられている 電子トラップ光学読み出し−書き込みメモリーを備える装置。
  28. 28.さらに、 a.第1の電子トラップ光学読み出し−書き込みメモリーと、 b.前記第1のメモリーの記憶位置を選択するためのアドレッサーと、 c.前記アドレッサーによって定められた記憶位置に書き込み用光エネルギーを 当てるための、第1の光エネルギー源と、 d.トラップされた電子の解放に対応して前記第1のメモリーから放出される光 エネルギーを感知するためのセンサーと、 を備える請求項27の装置。
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