JPH03500209A - 着脱―交換自在のストラップを備えた腕時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 着脱−交換自在のストラップを備えた腕時計本発明は、着脱自在−交換自在のス トランプを備えた腕時計に関するものである。

腕時計の時計モジュールは常にこの組立体の最も重要な要素であった。従って、 ストラップは皮材料であれファブリックであれ金属であれ取り替え自在として、 取り付はビンによって時計モジュールに連結された２部分によって構成する事が 従来の傾向であった。

従来採用されていた種々のシステムは公知であるから。

ここに列挙する必要はない。

数年前から、単に取り替えるだけでなく自由に交換できるストランプがファッシ ョンとして考案されている。

この新しい傾向により、ユーザは腕時計のストラップを彼または彼女の他の衣服 要素に合一させる事ができる。

交換用ストラップの製造に関する問題点は主として時計モジュールをストランプ に取り付ける方法にある。

これまで多少とも独創的な方法が提案されている。そのうちで最も満足な方法は 、引き伸ばされたファブリックによって被覆されたストラップであって、このフ ァブリックに対して時計モジュールを各種のクリップ手段によって横方向に取り 付は事ができる。

これらの方法はその実施上の要件から、皮材料で被覆されたストラップまたは金 属ストランプについて実施する事ができない。時計モジュールの取り付けのため にファブリックの弾性と可撓性が絶対に必要であった。

これらの方法は、素材に関する前記の欠点のほか、その操作上の欠点を有し、そ の取り替え操作は複雑で熟練を必要とするとは言えないが、少なくとも忍耐を必 要とする。

本発明の目的は、皮材料を被覆材料として使用する事ができまた交換構造を使用 してストランプの取り替操作がきわめて簡単な着脱−交換自在のストラップを有 する腕時計を提供するにある。

そのため、本発明はオス部材とメス部材とによって作動するホックと、前記ホッ クの２部材に連結される一体的ストランプと、時計と、前記時計をストランプ上 に固定する手段とを含む着脱−交換自在ストラップを有する腕時計において、前 記ストランプは凹部を有し、この凹部の形状は時計のハウジングを成すように時 計形状に対応し、また前記ストランプはその両端グループを備え、これらのグル ープは前記ホックの２部分にそれぞれ備えられたクランプ部材と協働するように 構成され、また前記時計は２つの出張を備え、これらの出張はリングファスナー のプロフィル末端に対して滑動するように協働し、このようにして時計をそのハ ウジング中に配置する作用と、時計を前記リングの作用によってこの位置に締め 付ける作用との協働作用によって時計をストランプの上に保持するように成され た腕時計を提供する。

ホックのオス部材はノツチを含み、メス部材は前記ノツチと協働する部材を含み 、このようにしてメス部材の中へのオス部材の進入深さに対応してノツチからノ ツチまでストラップの長さを変動させる。

ホックの両部材に備えられたクランプ手段は偏心枢転クランプであって、その押 圧部分は出張を成し、この押圧部材の形状がストラップの両端に備えられた前記 グループの形状に対応する。

リングファスナーは半リングの形状を有し、時計の片側上に嵌合し、またリング ファスナーの両端はＵ型プロフィルを有し、このプロフィルが一方においてはス トラップの下側面に対して、他方においては時計の出張に対して当接するように 構成され、時計の出張とリングの両端のプロフィル部分はオス−メス嵌合部材を 成し、これら部材の協働によって時計の特定の配向を保持し、時計が枢転してそ の出張がリングの末端からｌ１ｍする事を防止する。

ハウジング中の時計の位置をストラップの面において完全に特定するように、時 計の下部の形状と時計を受けるハウジングの形状がオス−メス嵌合部材を成し、 ハウジング中の時計の枢転を防止するように構成される。

以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明する。付図において、 第１図は腕時計の３部分を別々に示す全体図、第２図は腕時計の被覆される前の 骨組みの平面図、第３図はホックに対するストラップの連結装置を示す拡大図、 第４図は相互に協働する前の時計とリングファスナーとの配置を示す斜視図。

第５図はストランプのホックの２部材の連結協働を示す斜視図、また 第６図は時計とそのハウジングの第２実施態様を示す斜視図である。

第１図に図示のストラップ１とその凹部２は時計３のハウジングを成し、この時 計３はノツチ５を備えた出張４を有する。　出張４はファスナーリング７の末端 ６と協働するためのものである。これらの末端はＵ形プロフィルを有し、このプ ロフィルの一方の枝がストラップ１の下側面に当接し、他方の枝が時計３の対応 の出張４に当接する。

出張４のノツチ５はリング７の末端６の内側に配置された突出部分と協働するよ うに構成されている。この突出部分とノツチ５との協働は付図に図示されてはい ないが容易に想定され、時計それ自体の回転を防止する。

このような機能は他の構造によって、例えば第６図に図示のようにハウジングの 形状を時計の形状に合致させる事によって達成する事もできる。

さらに第１図には、２部分から成るホックが図示され、オスホック８はノツチ９ を有し、メスホック１０はこれらのノツチ９と協働する構造を有し、この構造は 第５図にさらに詳細に図示されている。

最後に、ストラップ１をホックの２部分８と１０に締め付は固定するための２個 の偏心クランプ１１が配置されている。

第２図には、皮材料で被覆する前のストラップの骨組みを示す、ストラップが他 の任意の材料、特にファブリックまたはプラスチックによって被覆できる事は明 かである。

この腕時計の骨組みは３部分から成り、これらの部分はその特性に関しては相違 するが、実質的に一体を成す。

中央位置の第１部分２は、時計のハウジング内部の着座を改良するために一定の 剛性を生じるように強化されている。ストラップの成形に際して金属フレームを 導入する事によって、このよう補強する事ができる。両側の部分１３は相互に同 形であって、プラスチックのように可撓性の非変形性の材料から成る。

ストラップの両端に対して一対のスリットまたはみぞ穴１４が備えれ、これらの スリットは第３図においてさらに詳細に示すように偏心クランプ１１と協働する 。

最後に中央部１２の中に孔１５が図示され、この孔の直径は時計の直径に対応し て選定される。

第２図に図示の骨組みをその後に皮材料（または前記のその他の材料）によって 、骨組みの形状に密接するように被覆する。この被覆は例えば接着剤によって骨 組みと一体化される。

被覆を接着した後、孔１５は凹部を成し、被覆の相互に接着された対応部分がこ の凹部の底部を成す０両側のみぞ穴１４についても同様であって、これらのみぞ 穴はグループを成す、さらに付は加えれば、被覆の上部が孔とみぞ穴の中に押し 込まれて被覆の下部と接合し、この下部は移動させられない。

第３図には偏心クランプ１１が図示されている。その機能については説明する必 要がないが、その押圧部分に出張１６を備え、この出張が前記のグループ１４と 協働するように構成されている。

第４図には、ストラップ１と、そのハウジングの中に配置された時計３とを示す 。リングファスナー７を使用者が親指と人差指との間に保持してそのロック位置 まで滑らせる。このロック位置は、リング７の両端内側の出張が時計３の出張４ のノツチ５の中に入った時のスナツピングによって決定される。

ファスナーリング７の両端のＵ型リングの弾性とストラップの被覆の弾性とを調 整する事により、時計はストラップに対して固定され、使用者がファスナーリン グを反対方向に操作して除去しない限り時計はストランプに対して締め付けられ ている。

第５図はホックの２部分８と１０の協働作用を示す、すなわち、ノツチ９と回転 自在の押し部材１７が見られる。

これらの部材は略伝されているが、その機能について詳細に説明するつもりはな い、これらは公知のものである。

最後に第６図は時計を固定するための他の方法を示し、これはノツチ５を使用し ない、凹部１８の形状は任意に選定する事ができるが、時計の下部に対応形状の 突起が備えられる。

本発明による腕時計の利点は、皮材料を被覆材料として使用する事が可能であり またストラップの取り替え操作が非常に簡単な事である。簡単な取り替え操作を もって皮材料を使用する事により、従来長く使用されてきたこの貴重な材料の使 用を復活させる事が可能である。ストラップの交換の容易さは、大きな利点であ って、使用者はストラップを取り替えるために指先を使うだけでよい事は理解さ れよう、実際に使用者はまずホックの押し部材を押し下げてホックを開き時計を 取り外す。つぎにリングファスナー７の両端を指で押しながら滑らせて取り外す 、つぎに時計を取り外し、両端のクランプを外し、他のストラップを選５゜これ らすべての操作は簡単であるから、目かくしされても容易に実施できる。

ベルト、靴およびハンドバッグは伝統的に皮材料で作られているのであるから、 本発明の腕時計の大きな利点は、色の合致のみならず素材を合致させうる事にあ る。

国際調査報告 国際調査報告 ＣＭ　８９００１２５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．オス部材とメス部材とによつて作動するホックと、前記ホックの２部材に連 結される一体的ストラップと、時計と、前記時計をストラップ上に固定する手段 とを含む着脱−交換自在ストラップを有する腕時計において、前記ストラップ（ １）は凹部（２）を有し、この凹部の形状は時計（３）のハウジングを成すよう に時計形状に対応し、また前記ストラップはその両端グルーブ（１４）を備え、 これらのグルーブは前記ホックの２部分にそれぞれ備えられたクランプ部材（１ １）と協働するように構成され、また前記時計は２つの出張（４）を備え、これ らの出張はリングファスナー（７）のプロフィル末端（６）に対して滑動するよ うに協働し、このようにして時計をそのハウジング中に配置する作用と、時計を 前記リングの作用によつてこの位置に締め付ける作用との協働作用によつて時計 （３）をストラツプ（１）の上に保持する事を特徴とする腕時計。 ２．ホツクのオス部材（８）はノツチ（９）を含み、メス部材（１０）は前記ノ ツチと協働する部材（１７）を含み、このようにしてメス部材の中へのオス部材 の進入深さに対応してノツチからノツチまでストラツプの長さを変動させる事を 特徴とする請求項１に記載の腕時計。 ３．ホツクの両部材（８、１０）に備えられたクランプ手段（１１）は偏心枢転 クランプであつて、その押圧部分は出張（１６）を成し、この出張（１６）の形 状がストラツプの両端に備えられた前記グルーブ（１４）の形状に対応する事を 特徴とする請求項１に記載の腕時計。 ４．リングファスナー（７）は半リングの形状を有し、時計の片側上に嵌合し、 またリングフアスナー（７）の両端はＵ型プロフィルを有し、このプロフィルが 一方においてはストラツプの下側面に対して、他方においては時計の出張（４） に対して当接するように構成されている事を特徴とする請求項１に記載の腕時計 。 ５．時計（３）の出張（４）とリング（７）の両端のプロフィル部分はオスーメ ス嵌合部材（５）を成し、これら部材の協働によつて時計の特定の配向を保持し て、時計が枢転してその出張（４）がリング（７）の末端から離脱する事を防止 する事を特徴とする請求項４に記載の腕時計。 ６．ハウジング中の時計の位置をストラツプの面において完全に特定するように 、時計の下部の形状と時計を受けるハウジングの形状がオスーメス嵌合部材（１ ８）を成し、ハウジング中の時計の枢転を防止するように構成される事を特徴と する請求項１に記載の腕時計。