JPH034968Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034968Y2 JPH034968Y2 JP1982080887U JP8088782U JPH034968Y2 JP H034968 Y2 JPH034968 Y2 JP H034968Y2 JP 1982080887 U JP1982080887 U JP 1982080887U JP 8088782 U JP8088782 U JP 8088782U JP H034968 Y2 JPH034968 Y2 JP H034968Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- magnetic
- guide groove
- case
- shield plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はビデオテープレコーダ（以下単に
「VTR」という。）用磁気ヘツドに係り、更に詳
細には、ステレオ型の音声消去ヘツド等に使用さ
れ、２組の磁気ヘツド本体がシールド板の両面に
Ｖ型に組付けられ、ケース内に装着されている構
成を持つ磁気ヘツドであつて、ケース内壁のシー
ルド板を嵌入するガイド溝を形成するランド部に
切欠きを設けることによつて、磁気ヘツド本体組
立品の装着を容易にすると共に、組立の機械化を
可能としたVTR用磁気ヘツドに関する。
「VTR」という。）用磁気ヘツドに係り、更に詳
細には、ステレオ型の音声消去ヘツド等に使用さ
れ、２組の磁気ヘツド本体がシールド板の両面に
Ｖ型に組付けられ、ケース内に装着されている構
成を持つ磁気ヘツドであつて、ケース内壁のシー
ルド板を嵌入するガイド溝を形成するランド部に
切欠きを設けることによつて、磁気ヘツド本体組
立品の装着を容易にすると共に、組立の機械化を
可能としたVTR用磁気ヘツドに関する。
VTR用磁気ヘツドであつて、ステレオ型音声
消去ヘツドとして用いられるものは、第１図ない
し第３図（第１図は側面図、第２図は第１図にお
ける−断面を矢印方向に見た図、第３図は第
２図を斜左方向から見た要部の斜視図）に示すケ
ース内に第４図および第５図（第４図は正面図、
第５図は平面図）に示す磁気ヘツド本体の２組を
第６図に示すように組立てて装着して成つてお
り、装着後テープの走行面が研削加工されて製品
は完成する。
消去ヘツドとして用いられるものは、第１図ない
し第３図（第１図は側面図、第２図は第１図にお
ける−断面を矢印方向に見た図、第３図は第
２図を斜左方向から見た要部の斜視図）に示すケ
ース内に第４図および第５図（第４図は正面図、
第５図は平面図）に示す磁気ヘツド本体の２組を
第６図に示すように組立てて装着して成つてお
り、装着後テープの走行面が研削加工されて製品
は完成する。
第１図ないし第６図において、ケース１にはダ
ミーブロツク２が取付けられており、また外部に
開口している空隙３が設けられている。空隙３は
それぞれ１対宛のフロントコア収納部３Ａ、コイ
ル収納部３Ｂ、バツクコア収納部３Ｃ等から成つ
ている。このコイル収納部３Ｂのケース内壁は他
の部分より肉が厚くなつており、それぞれ１対の
ランド部４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄとなつている。
このランド部のうち中央の各１対４Ｂ，４Ｃの間
には１対のガイド溝５が形成されている（第１図
乃至第３図参照）。
ミーブロツク２が取付けられており、また外部に
開口している空隙３が設けられている。空隙３は
それぞれ１対宛のフロントコア収納部３Ａ、コイ
ル収納部３Ｂ、バツクコア収納部３Ｃ等から成つ
ている。このコイル収納部３Ｂのケース内壁は他
の部分より肉が厚くなつており、それぞれ１対の
ランド部４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄとなつている。
このランド部のうち中央の各１対４Ｂ，４Ｃの間
には１対のガイド溝５が形成されている（第１図
乃至第３図参照）。
磁気ヘツド本体１１はフロントコア１２、バツ
クコア１３、コイル１４等から成つており、また
フロントコア１２は３本の磁性体棒１２Ａ，１２
Ｂ，１２Ｃを一列に並べ、その一端はギヤツプス
ペーサ１２Ｄを介して相互に当接せしめて、固定
されている。各磁性体棒１２Ａ，１２Ｂ，１２Ｃ
の他端部にはバツクコア１３が取付けられてお
り、またフロントコア１２の中央の磁性体棒１２
Ｂの外周にはコイル１４が巻回されている（第４
図、第５図参照）。
クコア１３、コイル１４等から成つており、また
フロントコア１２は３本の磁性体棒１２Ａ，１２
Ｂ，１２Ｃを一列に並べ、その一端はギヤツプス
ペーサ１２Ｄを介して相互に当接せしめて、固定
されている。各磁性体棒１２Ａ，１２Ｂ，１２Ｃ
の他端部にはバツクコア１３が取付けられてお
り、またフロントコア１２の中央の磁性体棒１２
Ｂの外周にはコイル１４が巻回されている（第４
図、第５図参照）。
２個の磁気ヘツド本体１１は、前記フロントコ
ア１２の一端部をシールド板１５を介して相互に
当接せしめ、またこの２つの磁気ヘツド本体１２
の中心線が相互に所定の角θをなすように組立て
られ、磁気ヘツド本体組立品２１を形成している
（第６図参照）。
ア１２の一端部をシールド板１５を介して相互に
当接せしめ、またこの２つの磁気ヘツド本体１２
の中心線が相互に所定の角θをなすように組立て
られ、磁気ヘツド本体組立品２１を形成している
（第６図参照）。
磁気ヘツド本体組立品２１をケース１の空隙３
に、その開口部から（第２図における左側から）
挿入することによつて、所要のVTR用磁気ヘツ
ドが組立てられる。この挿入に際して、シールド
板１５をケース１のガイド溝５に嵌入せしめるこ
とによつて、ケース１と磁気ヘツド本体組立品２
１との心出しを正確に行なうことができる。また
挿入後は２つの磁気ヘツド本体１２の中心線はラ
ンド部４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄによつて相互に所
定の角θを保持するように規制されている。
に、その開口部から（第２図における左側から）
挿入することによつて、所要のVTR用磁気ヘツ
ドが組立てられる。この挿入に際して、シールド
板１５をケース１のガイド溝５に嵌入せしめるこ
とによつて、ケース１と磁気ヘツド本体組立品２
１との心出しを正確に行なうことができる。また
挿入後は２つの磁気ヘツド本体１２の中心線はラ
ンド部４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄによつて相互に所
定の角θを保持するように規制されている。
組立てが終了した磁気ヘツドは前記したように
テープ走行面が研削されて製品は完成する。
テープ走行面が研削されて製品は完成する。
然しながらこの磁気ヘツドにおいてはガイド溝
５は心出しの役割を持つているためにその幅はシ
ールド板１５の板厚よりも極めて僅か大きくなつ
ており、このガイド溝５の入口５Ａ（第１図にお
ける円Ｐ、Ｑ、第２図における円Ｒの中央部に示
されている）部分の幅も他の部分と同一となつて
いるために、磁気ヘツド本体組立品２１をケース
１に挿入するに際して心出しが難しく、熟練した
人手を必要とし、組立の機械化が困難であり、結
局VTR用磁気ヘツドの原価高を招来している。
５は心出しの役割を持つているためにその幅はシ
ールド板１５の板厚よりも極めて僅か大きくなつ
ており、このガイド溝５の入口５Ａ（第１図にお
ける円Ｐ、Ｑ、第２図における円Ｒの中央部に示
されている）部分の幅も他の部分と同一となつて
いるために、磁気ヘツド本体組立品２１をケース
１に挿入するに際して心出しが難しく、熟練した
人手を必要とし、組立の機械化が困難であり、結
局VTR用磁気ヘツドの原価高を招来している。
本考案は以上述べたVTR用磁気ヘツドの欠点
を解消し、組立が容易で、機械化が可能なVTR
用磁気ヘツドを提供することを目的としている。
を解消し、組立が容易で、機械化が可能なVTR
用磁気ヘツドを提供することを目的としている。
本考案はガイド溝５を形成するランド部４Ｂ，
４Ｃのガイド溝の入口５Ａに該当する部分を幅広
く切欠いてシールド板を挿入し易くすることによ
つて、前記目的を達成している。
４Ｃのガイド溝の入口５Ａに該当する部分を幅広
く切欠いてシールド板を挿入し易くすることによ
つて、前記目的を達成している。
以下図面に基づいて本考案の実施例について説
明する。第７図および第８図は本考案に係る
VTR用磁気ヘツドのケースの要部を示すもので、
第７図における円Ｐ、Ｑは第１図の円Ｐ、Ｑに該
当する部分を示したものである。また第８図にお
ける円Ｒは第２図の円Ｒに該当する部分を示した
ものである。
明する。第７図および第８図は本考案に係る
VTR用磁気ヘツドのケースの要部を示すもので、
第７図における円Ｐ、Ｑは第１図の円Ｐ、Ｑに該
当する部分を示したものである。また第８図にお
ける円Ｒは第２図の円Ｒに該当する部分を示した
ものである。
両図において本考案に係るVTR用磁気ヘツド
にあつては、ガイド溝５を形成するランド部４
Ｂ，４Ｃのうちの一方（図においては４Ｃの方）
に切欠きが設けられている。即ち、ガイド溝５の
入口５Ａに相当する部分が三角形状になつてお
り、その幅はガイド溝５の他の部分に比べて格段
に大きくなつている。
にあつては、ガイド溝５を形成するランド部４
Ｂ，４Ｃのうちの一方（図においては４Ｃの方）
に切欠きが設けられている。即ち、ガイド溝５の
入口５Ａに相当する部分が三角形状になつてお
り、その幅はガイド溝５の他の部分に比べて格段
に大きくなつている。
本考案に係るVTR用磁気ヘツドの他の部分の
構成は第１図ないし第６図に示したものと何等異
なるところはない。
構成は第１図ないし第６図に示したものと何等異
なるところはない。
本例に示したVTR用磁気ヘツドはガイド溝の
入口部分の幅が他の部分に比べて格段に大きくな
つているので、その部分がケース内に磁気ヘツド
本体組立品２１を挿入するに際してガイドの役割
を果たし、心出しや極めて容易であり、VTR用
磁気ヘツドの組立作業を機械化することも可能で
ある。
入口部分の幅が他の部分に比べて格段に大きくな
つているので、その部分がケース内に磁気ヘツド
本体組立品２１を挿入するに際してガイドの役割
を果たし、心出しや極めて容易であり、VTR用
磁気ヘツドの組立作業を機械化することも可能で
ある。
以上の実施例はガイド溝を形成するランド部の
切欠きは、三角形状であつたが、この切欠きの形
状は必ずしも三角形状であることを必要とせず、
例えば円弧状のもの等が有効に使用できることは
云うまでもない。又切欠きはガイド溝を形成する
ランド部の一方のみ（本例の場合４Ｃの方）に設
けていたが、両方に設ければ、一層便利であるこ
とは勿論である。
切欠きは、三角形状であつたが、この切欠きの形
状は必ずしも三角形状であることを必要とせず、
例えば円弧状のもの等が有効に使用できることは
云うまでもない。又切欠きはガイド溝を形成する
ランド部の一方のみ（本例の場合４Ｃの方）に設
けていたが、両方に設ければ、一層便利であるこ
とは勿論である。
本考案は以上述べたようにVTR用磁気ヘツド
であつて、ステレオ型の音声消去ヘツド等に使用
するものの組立て作業を容易化し、また機械化を
可能とし、従つてその製造原価を大幅に低減する
という優れた効果を有するものである。
であつて、ステレオ型の音声消去ヘツド等に使用
するものの組立て作業を容易化し、また機械化を
可能とし、従つてその製造原価を大幅に低減する
という優れた効果を有するものである。
第１図はステレオ型音声消去ヘツド等に使用さ
れるVTR用磁気ヘツドのケースの側面図、第２
図は第１図における−断面を矢印方向に見た
図、第３図は第２図を斜左方向から見た要部の斜
視図、第４図および第５図（第４図は正面図、第
５図は平面図）は磁気ヘツド本体を示す図、第６
図は２組の磁気ヘツド本体と、シールド板を組立
てた磁気ヘツド本体組立品を示す図、第７図およ
び第８図は本考案に係るVTR用磁気ヘツドのケ
ースの要部を示す図である。 １……ケース、２……ダミーブロツク、３……
空隙、３Ａ……フロントコア収納部、３Ｂ……コ
イル収納部、３Ｃ……バツクコア収納部、４Ａ，
４Ｂ，４Ｃ，４Ｄ……ランド部、５……ガイド
溝、５Ａ……ガイド溝入口、１１……磁気ヘツド
本体、１２……フロントコア、１２Ａ，１２Ｂ，
１２Ｃ……磁性体棒、１２Ｄ……ギヤツプスペー
サ、１３……バツクコア、１４……コイル、１５
……シールド板、２１……磁気ヘツド本体組立
品。
れるVTR用磁気ヘツドのケースの側面図、第２
図は第１図における−断面を矢印方向に見た
図、第３図は第２図を斜左方向から見た要部の斜
視図、第４図および第５図（第４図は正面図、第
５図は平面図）は磁気ヘツド本体を示す図、第６
図は２組の磁気ヘツド本体と、シールド板を組立
てた磁気ヘツド本体組立品を示す図、第７図およ
び第８図は本考案に係るVTR用磁気ヘツドのケ
ースの要部を示す図である。 １……ケース、２……ダミーブロツク、３……
空隙、３Ａ……フロントコア収納部、３Ｂ……コ
イル収納部、３Ｃ……バツクコア収納部、４Ａ，
４Ｂ，４Ｃ，４Ｄ……ランド部、５……ガイド
溝、５Ａ……ガイド溝入口、１１……磁気ヘツド
本体、１２……フロントコア、１２Ａ，１２Ｂ，
１２Ｃ……磁性体棒、１２Ｄ……ギヤツプスペー
サ、１３……バツクコア、１４……コイル、１５
……シールド板、２１……磁気ヘツド本体組立
品。
Claims (1)
- ３本の磁性体棒の一端をギヤツプスペーサを介
して相互に当接せしめて成るフロントコアと、該
フロントコアの他端部に取付けられたバツクコア
と、前記フロントコアの中央の磁性体棒に巻回さ
れたコイルとから構成される磁気ヘツド本体の２
組を前記フロントコアの前記一端部をシールド板
を介して相互に当接せしめ、かつ両磁気ヘツド本
体のフロントコアが相互に所定の角度をなすよう
に位置規制するケース内壁に設けたランド部と、
２組の磁気ヘツド本体の間にあるランド部に設け
たシールド板を嵌入せしめるガイド溝と、前記ケ
ースのガイド溝を形成するランド部に設けた切欠
きとから成ることを特徴とするビデオテープレコ
ーダ用磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088782U JPS58183630U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | ビデオテ−プレコ−ダ用磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088782U JPS58183630U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | ビデオテ−プレコ−ダ用磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58183630U JPS58183630U (ja) | 1983-12-07 |
| JPH034968Y2 true JPH034968Y2 (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=30090021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8088782U Granted JPS58183630U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | ビデオテ−プレコ−ダ用磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58183630U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242713A (en) * | 1975-10-01 | 1977-04-02 | Hitachi Ltd | Production method for composite type magnetic head |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP8088782U patent/JPS58183630U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242713A (en) * | 1975-10-01 | 1977-04-02 | Hitachi Ltd | Production method for composite type magnetic head |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58183630U (ja) | 1983-12-07 |
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