JPH034964A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPH034964A
JPH034964A JP13968589A JP13968589A JPH034964A JP H034964 A JPH034964 A JP H034964A JP 13968589 A JP13968589 A JP 13968589A JP 13968589 A JP13968589 A JP 13968589A JP H034964 A JPH034964 A JP H034964A
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Kenji Fukuda
福田賢治
Hajime Takeuchi
一 竹内
Tomoaki Iwashita
智明 岩下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンベアで連続的に搬送されてくる被塗物を、
レジプロケータを取り付けた塗装機で塗装する方法に関
する。
(従来の技術) 従来、自動車ボディ等の塗装をするに当たっては、コン
ベアて連続的に搬送される被塗装物はある程度幅がある
ため、複数の塗装機を用い、且つそれらをレジプロケー
タでレジプロ運動(往復!II)をさせながら塗装する
のが一般的である。上記、、塗装の場合、もし仮に1個
の塗装機のみで幅広くレジプロ運動をさせて塗装を行な
うとするとコンベア進行速度を遅くしなければならず、
塗装効率の著しい低下を招く、シたがって自動車のフー
ド面やルーフ面のような広い面積を持つ被塗面を有する
ものの面を塗装する場合、コンベア進行方向に対して直
角方向に2ないし4個の塗装機を配置し、それらを適当
にレジプロ運動をさせながら塗装を行なっている。なお
、この方式の塗装においては、広く均一な塗膜を形成さ
せるのに適するベル型静電塗装機が汎用されている。
ところで上記塗装機に取り付けられるレジプロケータは
、その機構上、レジプロストロークの折り返し端部すな
わち末端部でその進行速度が遅くなるという欠点がある
。したがって塗料の吐出量条件が常時一定であるとすれ
ば、単位面積あたりの塗布量はレジプロストロークの折
り返し端部て大きくなることを免れない、したがって上
記のごとく複数の塗装機で塗装するようなときは、塗装
面上に各レジプロストロークの折り返し端部かくること
になるため、全面にわたって塗料の膜厚を均一に塗装す
ることはできないことになる。外観的な品質の面で膜厚
が余り問題とされないソリッド、クリア系塗料の場合は
さほど問題はないか、メタリック塗料ては明瞭に塗装ム
ラか現われる。
したがって従来は、膜厚依存性の大きなメタリック塗料
を用いる場合は、ベル型静7N塗装機の霧化頭(ベル)
の回転数を大幅に上げて塗料の噴霧飛散範囲を広げるよ
うにすることにより一ヒ記不具合の修正に努めていた。
なお、これとは別に、被塗面積の変化に対応させて塗料
吐出量を自動的に制御し、且つ該塗料吐出量の変化に応
じてベル回転数及び/又はシェーピングエア圧力を可変
して所望の塗装パターンを得るように制御する塗装方法
が特開昭61−2:14970号で提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来から行なわれているベル回転数を大幅に上げて吐出
パターンを広げる対策方法は、各ベル毎に吐出量を微妙
に調整することによって行なうものである(−旦調整し
て塗装を開始すれば吐出量は変化しない)か、レジプロ
ストロークの折り返し端部での吐出量調整てはないため
、膜厚の不均一さの解消にはおのずと限度がある。しか
もその場合には、ベルの高回転による塗料中のメタル片
の破砕という問題もある。
一方上記特開昭61−234970号て提案されている
方法は、実際問題として、レジプロストロークの折り返
し端部てどのように吐出量とかシェーピングエア圧力の
条件を設定するかの調整か非常に難しく、噴霧パターン
の制御探究に多くの日時を費やす上に、その作業も塗装
条件の変更によって度々必要となることから容易に採用
することはできない。
本発明は以上のような問題を解決する目的でなされたも
のであり、その解決しようとする課題は、レジプロスト
ロークの折り返し端部を塗装面上に設定せざるを得ない
複数のベル型静電塗装機によるレジプロ塗装において、
簡便な手段を以って均一な膜厚の塗装が行なえる塗装方
法を提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決できる本発明の塗装方法は、コンベアで
連続的に搬送されてくる被塗物を、コンベア進行方向に
対して直角方向にレジプロ運動する複数の塗装機で塗装
する方法において、塗装面上にあるレジプロストローク
の折り返し端部て塗料の吐出カットオフを行なうことを
特徴とする。
そして上記のカットオフする範囲は、塗装面全面にわた
って塗膜の厚さができるだけ均一となるように選定する
のか良い、この選定は単位面積あたりの吐出時間等から
演算して又は予備試験により容易に定めることができる
。塗料の吐出カットオフを行なう塗装機は、隣り合う塗
装機の両方であっても又は一方のみであっても良い。
塗装機の種類としてはベル型静電塗装機か好ましいが、
これに限定されるものではない、塗装中の塗料の吐出条
件は絶えず一定にすべきであるが各塗装機毎に吐出条件
、例えば吐出速度(吐出量÷時間)、ベル回転数、エア
圧力等が異なっていてよい。
全塗装機を一台のレジプロケータて動かすか、各塗装機
をそれぞれ専用のレジプロケータで動かすかは任意てあ
り、都合により各塗装機毎にレジプロストロークやカッ
トオフ範囲を異なるようにしてもよい。
なお、塗装機か被塗物の形状により塗装面から外れる時
は、その外れる領域ても塗料の吐出カットオフを行なう
方が、塗料をムダに消費しない点て好ましい。
(作用) 塗装面上にあるレジプロストロークの折り返し端部で塗
料の吐出カットオフを行なうと、カットオフした分、塗
装面のレジプロストロークの折り返し端部付近て膜厚が
減少する。このレジプロストロークの折り返し端部付近
は本来、塗装機の移動速度の低速化により単位面積あた
りの塗料の吐出量か増大し、膜厚が増大する所であるか
ら、上記カットオフによって膜厚の増大が阻止される。
(実施例) 以下は本発明の塗装方法の一実施例を開示するものであ
って、これにより本発明の要旨は何ら限定されるものて
はない。
実施例1 第3図に示すように、コンベアlて連続的に前進してく
る自動車ボディ2のフード面3及びルーフ面4を、ベル
型噴霧静電塗装装置の2個の塗装機5,5て塗装する。
これら塗装機5,5は共に、電動レジプロケータ6の左
右にレジプロ運動する支持アーム7に取り付けられてい
る。図中の矢印(4+)はレジプロストロークを示す。
上記レジプロケータ6は、油圧式の昇降用シリンダ8に
取り付けられており、フード面3とルーフ面4の高さ変
化に応じて上下移動てきるようになっている。上記シリ
ンダ8の作動はコンベア軌道に沿って設けられたリミッ
トスイッチ(図示せず)により自動的に行なわれる。
ここでの塗装は一般的なメタリック塗料を用いた上塗り
塗装であり、両塗装置115,5間距離: 500■、
 レジプロストローク: 500mm 、レジプロ岡期
:30回/分、コンベアスピード: 4.5m/分とい
う条件で塗装するか、但しレジプロストロークの折り返
し端部付近で0.5秒間塗料の吐出カットオフを行なう
。カットオフ制御方法には種々の方法があるか、ここで
はレジプロケータ6内のモータに連動しレジプロ運動と
同期した回転体にリミットスイッチを設置する。
第1図は以上のようにして塗装した際の、ルーフ面4上
を移動する2個の塗装機5,5の軌跡を示している。図
中のA、Cが塗装機5,5のレジプロストローク中央部
、Bが塗装面上のレジプロストロークの折り返し端部、
D、Dか塗装面上に無いレジプロストロークの折り返し
端部を指している。また黒点は一定時間間隔で塗装機5
,5の位置をプロットしたものであり、実線は塗料吐出
中1点線は吐出カットオフ中を表わしている。
故国から、レジプロストロークの折り返し端部ては塗装
機5.5の移動速度が遅くなっていること、そして遅い
所で塗料の吐出カットオフが行なわれていることか判か
る。こうして形成された塗膜のレジプロストローク方向
の膜厚分布を第2図に示す。該図中のり、A、B、C,
Dは第1図のそれに相当する。第2図から膜厚分布に7
問題のないことが判かる。
なおこの実施例は水平面ての塗装方法であるか、本発明
の塗装方法は水平面に限らず、垂直面にも適用できるこ
とは勿論である。
比較例 従来の塗装方法で、すなわち、塗料の吐出カットオフを
行なわず絶えず吐出させる以外は上記実施例1と同様な
方法で塗装を行なう。その際の塗装機の軌跡を第5図に
、膜厚分布を第6図に示す、これら図中の記号の意味は
前記と同様である。
この塗装方法では第4図から明らかなようにレジプロス
トロークの折り返し端部Bで膜厚が大きくなって、膜厚
分布が不均一となる。
実施例2 第4図に示すように、3個の塗装機を用い、中央の塗装
機のみレジプロストロークの折り返し端部□での塗料の
吐出カットオフを行なう以外は実施例1と同様にして塗
装する。このようにしても膜厚の均一化を図ることがで
きる。
(発明の効果) 以上、説明したように、本発明の塗装方法によれば、単
位面積あたりの塗料の吐出量が多くならざるを得なかっ
たレジプロストロークの折り返し端部で塗料の吐出カッ
トオフをするのて、塗装面全体にわたって膜厚か均一化
され、外観上の塗装品質が大幅に向上する。特にメタリ
ック塗料で現われ易い塗装ムラ等の見栄え不良を無くす
ことがてきる。
また膜厚が均一になることにより、一定基準を満たす厚
さの塗膜を形成する上で余分な塗料がいらず、塗料の節
約ができる。
しかも1本発明方法は、吐出量を制御しながら塗装する
方法でないため、厄介な噴霧パターンの制御探究を必要
とせず、従来の塗装設備を利用し簡便な手段で実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例に係る、塗装面上を移動
する塗装機の軌跡と塗料の吐出カットオフ時を示す図、 第2図は一実施例により形成された塗膜の膜厚分布を示
す図、 !s3図は塗装設備を概略的に示す正面図。 第4図は他の実施例に係る図、 第5図は比較例(従来方法)での塗装機の軌跡を示す図
、 第6図は比較例により形成された塗膜の膜厚分布を示す
図である。 図中: 1・・・コンベア   3・・・フード面(塗装面)4
・・・ルーフ面(塗装面)   5・・・塗装機6・・
・レジプロケータ B・・・塗装面上のレジプロストロークの折り返し端部 S・・・レジプロストローク 第 図 婢4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンベア上を連続的に搬送されてくる被塗物を、コンベ
    ア進行方向に対して直角方向にレジプロ運動する複数の
    塗装機で塗装する方法において、塗装面上における各レ
    ジプロストロークの折り返し端部で塗料の吐出カットオ
    フを行なうことを特徴とする塗装方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317822A (ja) * 2001-04-18 2002-10-31 Teijin Seiki Co Ltd 軸継手
TWI452680B (zh) * 2010-08-20 2014-09-11 Chien Shine Chung 相變記憶體、電子系統、可逆性電阻存儲單元及其提供方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317822A (ja) * 2001-04-18 2002-10-31 Teijin Seiki Co Ltd 軸継手
TWI452680B (zh) * 2010-08-20 2014-09-11 Chien Shine Chung 相變記憶體、電子系統、可逆性電阻存儲單元及其提供方法

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