JPH034915A - 吸着塔 - Google Patents
吸着塔Info
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- JPH034915A JPH034915A JP1140705A JP14070589A JPH034915A JP H034915 A JPH034915 A JP H034915A JP 1140705 A JP1140705 A JP 1140705A JP 14070589 A JP14070589 A JP 14070589A JP H034915 A JPH034915 A JP H034915A
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Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、吸着塔及び吸着分離装置に関し、混合ガス中
の特定成分を吸着する吸着剤を充填して特定成分の吸着
分離を行う吸着塔、及び該吸着塔を吸着、洗浄、脱着の
各工程に順次切替えて混合ガス中の特定成分の吸着分離
を行う圧力変動吸着分離装置に関する。
の特定成分を吸着する吸着剤を充填して特定成分の吸着
分離を行う吸着塔、及び該吸着塔を吸着、洗浄、脱着の
各工程に順次切替えて混合ガス中の特定成分の吸着分離
を行う圧力変動吸着分離装置に関する。
従来から、混合ガス中の特定成分を分離してガスの精製
を行う一手段として吸着分離装置が知られている。一般
にこの吸着分離装置は、混合ガス中の特定成分を吸着す
る吸着剤を充填した吸着塔を用いて行われるもので、複
数の吸着塔を並列に接続し、その分離工程の一例として
、それぞれの吸着塔を吸着、洗浄、脱着の各工程に順次
切替えて混合ガス中の特定成分を吸着分離する方法があ
る。
を行う一手段として吸着分離装置が知られている。一般
にこの吸着分離装置は、混合ガス中の特定成分を吸着す
る吸着剤を充填した吸着塔を用いて行われるもので、複
数の吸着塔を並列に接続し、その分離工程の一例として
、それぞれの吸着塔を吸着、洗浄、脱着の各工程に順次
切替えて混合ガス中の特定成分を吸着分離する方法があ
る。
上記のような吸着分離装置には、一般に第3図及び第4
図に示すような直管状の吸着塔1a、1bが用いられて
いた。これらの吸着塔1a、lbは、混合ガスの導入側
や分離ガスの導出側に、配管接続用のキャップ状部材2
や、吸着剤の充填。
図に示すような直管状の吸着塔1a、1bが用いられて
いた。これらの吸着塔1a、lbは、混合ガスの導入側
や分離ガスの導出側に、配管接続用のキャップ状部材2
や、吸着剤の充填。
交換、内部点検、清掃等のための蓋3a、3bを取付け
るフランジ部4a、4b、あるいは−船釣なこの種の容
器に見られる端部部材5,5を有しているが、実際に吸
着剤を充填する部分は、吸着塔中央部の直管状部分6a
、5bであり、ガスの流れ方向に対する吸着剤の断面積
は、全長に亙って路間−である。また、吸着塔1a、l
bに接続する配管7a、7bも吸着塔の形状等により適
宜な位置に設けられて、いる。
るフランジ部4a、4b、あるいは−船釣なこの種の容
器に見られる端部部材5,5を有しているが、実際に吸
着剤を充填する部分は、吸着塔中央部の直管状部分6a
、5bであり、ガスの流れ方向に対する吸着剤の断面積
は、全長に亙って路間−である。また、吸着塔1a、l
bに接続する配管7a、7bも吸着塔の形状等により適
宜な位置に設けられて、いる。
第5図は、このような吸着塔を3基並列に用いて混合ガ
スの吸着分離を行う3塔式の圧力変動吸着分離装置の一
例を示すものである。
スの吸着分離を行う3塔式の圧力変動吸着分離装置の一
例を示すものである。
この圧力変動吸着分離装置10で、例えば、空気を原料
の混合ガスとして高純度窒素を製品として得る場合には
、吸着剤として合成ゼオライトを各吸着塔11 a、
11 b、 11 cに充填し、各吸着塔11a、
llb、llcについて上記吸着。
の混合ガスとして高純度窒素を製品として得る場合には
、吸着剤として合成ゼオライトを各吸着塔11 a、
11 b、 11 cに充填し、各吸着塔11a、
llb、llcについて上記吸着。
洗浄、脱着の各工程を順次切替えて空気中の窒素を分離
する。第1塔11aが吸着工程、第2塔11bが洗浄工
程、第3塔11cが脱着工程にある場合について説明す
ると、まず吸着工程にある第1塔11aは、水分や炭酸
ガスを除去する前処理工程(図示せず)から原料空気弁
12を介して供給される所定圧力の原料空気Aが、該第
1塔11aに附随する吸着塔入口側の導入弁13aから
導入され、原料空気中の窒素を塔内の合成ゼオライトに
吸着させ、他の酸素等の弱吸着成分を出口側に濃縮する
。
する。第1塔11aが吸着工程、第2塔11bが洗浄工
程、第3塔11cが脱着工程にある場合について説明す
ると、まず吸着工程にある第1塔11aは、水分や炭酸
ガスを除去する前処理工程(図示せず)から原料空気弁
12を介して供給される所定圧力の原料空気Aが、該第
1塔11aに附随する吸着塔入口側の導入弁13aから
導入され、原料空気中の窒素を塔内の合成ゼオライトに
吸着させ、他の酸素等の弱吸着成分を出口側に濃縮する
。
この時、洗浄工程にある第2塔11bにおいては、吸着
塔入口側の洗浄弁14bを開いて回収タンク15に回収
されている高純度窒素を洗浄ガスFとしてブロワ−16
により所定の圧力で原料空気と同方向に導入するととも
に、吸着塔出口側の導出弁17bから排気弁18を介し
て前記弱吸着成分を排ガスWとして排出する。
塔入口側の洗浄弁14bを開いて回収タンク15に回収
されている高純度窒素を洗浄ガスFとしてブロワ−16
により所定の圧力で原料空気と同方向に導入するととも
に、吸着塔出口側の導出弁17bから排気弁18を介し
て前記弱吸着成分を排ガスWとして排出する。
そして脱着工程にある第3塔11cは、吸着塔出口側の
回収弁19cを開き、真空ポンプ20により吸着塔11
C内を排気して合成ゼオライトに吸着されている窒素を
回収タンク15に回収する。
回収弁19cを開き、真空ポンプ20により吸着塔11
C内を排気して合成ゼオライトに吸着されている窒素を
回収タンク15に回収する。
このようにして回収タンク15に回収された窒素は、そ
の一部が製品高純度窒素PNとして弁21から導出され
、残部が前記洗浄工程に用いる洗浄ガスFとして使用さ
れる。
の一部が製品高純度窒素PNとして弁21から導出され
、残部が前記洗浄工程に用いる洗浄ガスFとして使用さ
れる。
以下、順次それぞれの弁を所定の順序で開閉することに
より、各吸着塔11a、llb、41cを上記吸着、洗
浄、脱着の各工程に切替えて製品高純度窒素を採取する
。上記工程中、上記説明で挙げた以外の各弁は閉じ状態
である。尚、上記説明で挙げた以外の各弁については、
対応する吸着塔に付した符号a、b、cをそれぞれの弁
の符号に付して図示し、その詳細な説明を省略する。
より、各吸着塔11a、llb、41cを上記吸着、洗
浄、脱着の各工程に切替えて製品高純度窒素を採取する
。上記工程中、上記説明で挙げた以外の各弁は閉じ状態
である。尚、上記説明で挙げた以外の各弁については、
対応する吸着塔に付した符号a、b、cをそれぞれの弁
の符号に付して図示し、その詳細な説明を省略する。
しかしながら、上述のごとき圧力変動吸着分離装置で、
純度が99.99%以上の製品高純度窒素を得ようとす
る場合、上記洗浄工程において吸着塔内を所望の窒素純
度にするまで弱吸着成分を排出洗浄するためには、採取
する製品量の3倍の量の高純度窒素を必要としていた。
純度が99.99%以上の製品高純度窒素を得ようとす
る場合、上記洗浄工程において吸着塔内を所望の窒素純
度にするまで弱吸着成分を排出洗浄するためには、採取
する製品量の3倍の量の高純度窒素を必要としていた。
そのため、このような圧力変動吸着分離装置において製
品の採取効率を向上させるためには、上記洗浄用として
用いられる製品ガスの量を低減する必要があった。
品の採取効率を向上させるためには、上記洗浄用として
用いられる製品ガスの量を低減する必要があった。
そこで、本発明は、上記吸着塔出口側に濃縮される弱吸
着成分を効率よく排出することができるとともに、吸着
効率の改善も可能な構造の吸着塔、及び洗浄用に用いる
製品ガスの量を低減して製品採取効率を向上させること
のできる圧力変動吸着分離装置を提供することを目的と
している。
着成分を効率よく排出することができるとともに、吸着
効率の改善も可能な構造の吸着塔、及び洗浄用に用いる
製品ガスの量を低減して製品採取効率を向上させること
のできる圧力変動吸着分離装置を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明は、弱吸着成分
が吸着塔出口側に濃縮されること、弱吸着成分を排出す
るために必要な洗浄ガスの量が該洗浄ガスの流速に比例
すること、及び該洗浄ガスの流速が吸着塔の塔径に反比
例することを知見して成されたものである。
が吸着塔出口側に濃縮されること、弱吸着成分を排出す
るために必要な洗浄ガスの量が該洗浄ガスの流速に比例
すること、及び該洗浄ガスの流速が吸着塔の塔径に反比
例することを知見して成されたものである。
即ち、本発明は、吸着塔の塔径を塔長方向の途中で変え
たことを特徴とする吸着塔を提供するとともに、吸着剤
を充填した吸着塔を、吸着、洗浄。
たことを特徴とする吸着塔を提供するとともに、吸着剤
を充填した吸着塔を、吸着、洗浄。
脱着の各工程に順次切替えて混合ガス中の特定成分の吸
着分離を行う圧力変動吸着分離装置において、前記吸着
塔の出口側の塔径を部分的に大径としたことを特徴とす
る吸着分離装置を提供するもので、特に前記吸着塔の塔
径を、同量の吸着剤を充填することのできる直管状の筒
体の径(Do )に対して、吸着塔人口側の塔径(D1
)を0.7Do≦D1≦Do1好ましくは0.8Do≦
D。
着分離を行う圧力変動吸着分離装置において、前記吸着
塔の出口側の塔径を部分的に大径としたことを特徴とす
る吸着分離装置を提供するもので、特に前記吸着塔の塔
径を、同量の吸着剤を充填することのできる直管状の筒
体の径(Do )に対して、吸着塔人口側の塔径(D1
)を0.7Do≦D1≦Do1好ましくは0.8Do≦
D。
≦Doの範囲に形成するとともに、吸着塔出口側の塔径
(D2)をり。くD2≦1.35DO,好ましくはり。
(D2)をり。くD2≦1.35DO,好ましくはり。
くD2≦1.25Doの範囲に形成することを特徴とし
ている。
ている。
上記のごとく、吸着塔の塔径を塔長方向の途中で変える
ことにより、塔内のガスの流速を変化させることができ
、強吸着成分の分離効率を変化させることが可能となる
。とりわけ、圧力変動吸着分離装置において、洗浄ガス
の出口側の塔径を部分的に大径としたことにより、出口
側のガスの流速を下げることができ、前記洗浄効率を向
上させて洗浄用に用いるガスの量を低減し、製品の収量
を向上させることができる。
ことにより、塔内のガスの流速を変化させることができ
、強吸着成分の分離効率を変化させることが可能となる
。とりわけ、圧力変動吸着分離装置において、洗浄ガス
の出口側の塔径を部分的に大径としたことにより、出口
側のガスの流速を下げることができ、前記洗浄効率を向
上させて洗浄用に用いるガスの量を低減し、製品の収量
を向上させることができる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて、さらに詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図に示すように、本発明の吸着塔30は、該吸着塔
30の塔径を塔長方向の途中で変えて小径部31と大径
部32とを形成したものである。
30の塔径を塔長方向の途中で変えて小径部31と大径
部32とを形成したものである。
このように吸着塔30の塔径を塔長方向の途中で変える
ことにより、吸着塔内部のガスの流速を、小径部31で
は速く、大径部32では遅くすることができる。従って
、吸着塔30の使用目的により最適なガスの流速を得る
ことができる。
ことにより、吸着塔内部のガスの流速を、小径部31で
は速く、大径部32では遅くすることができる。従って
、吸着塔30の使用目的により最適なガスの流速を得る
ことができる。
上記吸着塔30の塔径を変化させる位置及びその径は、
該吸着塔30に導入する混合ガスの組成、吸着塔30で
吸着する成分の種類、即ち吸着塔30の内部に充填する
吸着剤の種類等により適宜設定することができ、例えば
混合ガス中の複数の成分を順次吸着させるように、複数
の吸着剤を積層する場合には、該吸着剤の種類ごとにそ
の部分の塔径を変えて、それぞれの吸着剤に最適なガス
の流速とすることができ、分離効率を向上させることが
できる。
該吸着塔30に導入する混合ガスの組成、吸着塔30で
吸着する成分の種類、即ち吸着塔30の内部に充填する
吸着剤の種類等により適宜設定することができ、例えば
混合ガス中の複数の成分を順次吸着させるように、複数
の吸着剤を積層する場合には、該吸着剤の種類ごとにそ
の部分の塔径を変えて、それぞれの吸着剤に最適なガス
の流速とすることができ、分離効率を向上させることが
できる。
そして、前述のごとく吸着、洗浄、脱着の各工程を順次
切替えることにより混合ガス中の特定成分の吸着分離を
行う圧力変動吸着分離装置に、このように塔径を塔長方
向の途中で変えた吸着塔30を用いる場合には、吸着塔
30の大径部32を洗浄ガス出口33側に形成すること
で、該出口33側における洗浄ガスの流速を小さくする
ことができ、洗浄工程時の効率を向上させて前記洗浄用
に使用する製品ガスの使用量を低減することができる。
切替えることにより混合ガス中の特定成分の吸着分離を
行う圧力変動吸着分離装置に、このように塔径を塔長方
向の途中で変えた吸着塔30を用いる場合には、吸着塔
30の大径部32を洗浄ガス出口33側に形成すること
で、該出口33側における洗浄ガスの流速を小さくする
ことができ、洗浄工程時の効率を向上させて前記洗浄用
に使用する製品ガスの使用量を低減することができる。
上記吸着塔30の小径部31と大径部32の径寸法は、
前述のごとく、混合ガスの組成等により適宜に定めるこ
とができるが、通常は、同量の吸着剤を充填することの
できる直管状の吸着塔の径Doに対して、洗浄ガス人口
34側の小径部31の塔径D1及び洗浄ガス出口33側
の大径部32の塔径D2を、それぞれ0.7Do≦D1
≦D0、及びり。<D2≦1.35DOの範囲、好まし
くは、下記式(1)及び式(2)に示す範囲に形成する
ことが好ましい。
前述のごとく、混合ガスの組成等により適宜に定めるこ
とができるが、通常は、同量の吸着剤を充填することの
できる直管状の吸着塔の径Doに対して、洗浄ガス人口
34側の小径部31の塔径D1及び洗浄ガス出口33側
の大径部32の塔径D2を、それぞれ0.7Do≦D1
≦D0、及びり。<D2≦1.35DOの範囲、好まし
くは、下記式(1)及び式(2)に示す範囲に形成する
ことが好ましい。
0.8Do≦D、≦Do ・ (1)D、<D
、≦1.25Do ・= (2)このような範囲で
吸着塔30の小径部31と大径部32とを形成すること
により、小径部31におけるガスの流速U、及び大径部
32におけるガスの流速U2を、前記直管状の吸着塔に
おけるガスの流速U。に対して下記式(3)及び式(4
)の範囲とすることができる。
、≦1.25Do ・= (2)このような範囲で
吸着塔30の小径部31と大径部32とを形成すること
により、小径部31におけるガスの流速U、及び大径部
32におけるガスの流速U2を、前記直管状の吸着塔に
おけるガスの流速U。に対して下記式(3)及び式(4
)の範囲とすることができる。
Uo≦U、≦1.56UO−(3)
0.64UQ≦U2<U。−(4)
これにより、吸着塔30内の吸着効率を低下させること
なく、弱吸着成分が濃縮している大径部32の洗浄ガス
の流速を、従来の吸着塔に比べて0.64倍程度にまで
小さくすることができる。
なく、弱吸着成分が濃縮している大径部32の洗浄ガス
の流速を、従来の吸着塔に比べて0.64倍程度にまで
小さくすることができる。
一方、上記範囲を越えて小径部31を小径に形成したり
、大径部32を大径に形成した場合には、吸着剤に適し
たガスの流速が得られなくなって吸着効率が低下したり
、塔径を変化させる部分でのガスの流れが円滑に行われ
ず吸着や洗浄の効率が低下することがあり好ましくない
。
、大径部32を大径に形成した場合には、吸着剤に適し
たガスの流速が得られなくなって吸着効率が低下したり
、塔径を変化させる部分でのガスの流れが円滑に行われ
ず吸着や洗浄の効率が低下することがあり好ましくない
。
次に、第2図に示すような形状の本発明の吸着塔40と
従来の直管状の吸着塔50とに、それぞれ5A型合成ゼ
オライト(東ソー■製ゼオラム5A)をおよそ180k
g(容積約3001)充填し、前記第5図に示す圧力変
動吸着分離装置に適用して常法により装置を運転し、洗
浄ガスの必要量及び製品採取量の比較を行った実験結果
を説明する。
従来の直管状の吸着塔50とに、それぞれ5A型合成ゼ
オライト(東ソー■製ゼオラム5A)をおよそ180k
g(容積約3001)充填し、前記第5図に示す圧力変
動吸着分離装置に適用して常法により装置を運転し、洗
浄ガスの必要量及び製品採取量の比較を行った実験結果
を説明する。
まず、この実験に用いた本発明の吸着塔40は、第2図
(a)に示すように、洗浄用ガスの入口44側からの長
さ1000100O+)を径400龍(D+)の小径部
41とし、出口43側からの長さ405mm(L2)を
径600mm(D2)の大径部42とするとともに、小
径部41と大径部42との間に長さ300mr@(L、
)の拡径部45を形成した。
(a)に示すように、洗浄用ガスの入口44側からの長
さ1000100O+)を径400龍(D+)の小径部
41とし、出口43側からの長さ405mm(L2)を
径600mm(D2)の大径部42とするとともに、小
径部41と大径部42との間に長さ300mr@(L、
)の拡径部45を形成した。
一方、従来の吸着塔50は、第2図(b)に示すように
、洗浄用ガスの人口51側から出口52側までの吸着剤
充填部53の全長を径500 n+m(Do )とした
直管状のものであり、吸着剤充填部53の長さは約15
30 mm (L o )である。
、洗浄用ガスの人口51側から出口52側までの吸着剤
充填部53の全長を径500 n+m(Do )とした
直管状のものであり、吸着剤充填部53の長さは約15
30 mm (L o )である。
また、圧力変動吸着分離装置10の運転条件は、吸着圧
力及び洗浄圧力を共に0 、 3 kg/ c+#G
、脱着圧力を一63cm11gとし、各工程の切換え時
間を3分とした。そして、純度99.99%の窒素を9
Nrrl’/hで得られるように、それぞれの洗浄ガス
の量を調整した。
力及び洗浄圧力を共に0 、 3 kg/ c+#G
、脱着圧力を一63cm11gとし、各工程の切換え時
間を3分とした。そして、純度99.99%の窒素を9
Nrrl’/hで得られるように、それぞれの洗浄ガス
の量を調整した。
その結果、従来の吸着塔50を用いた場合には、洗浄ガ
スとして27NIT11/hの窒素を必要とし、塔内流
速は3.1cm/s!cであったのに対し、本発明の吸
着塔40を用いた場合には同じ純度の窒素を得るために
必要な洗浄ガスの量を26Nry?/hとすることがで
き、この時の塔内流速は、入口端で4. 9cm/se
c 、出口端て2. 16cm/seeであった。
スとして27NIT11/hの窒素を必要とし、塔内流
速は3.1cm/s!cであったのに対し、本発明の吸
着塔40を用いた場合には同じ純度の窒素を得るために
必要な洗浄ガスの量を26Nry?/hとすることがで
き、この時の塔内流速は、入口端で4. 9cm/se
c 、出口端て2. 16cm/seeであった。
従って、1Nrrl’/hの窒素を製品として回収する
ことが可能となり、製品高純度窒素を1ONrri/h
とすることができ、窒素採取量を10%以上向上させる
ことができた。
ことが可能となり、製品高純度窒素を1ONrri/h
とすることができ、窒素採取量を10%以上向上させる
ことができた。
尚、圧力変動吸着分離装置の構成及び運転条件等は、導
入する混合ガスの組成や種類1分離する成分の種類等に
より適宜設定されるもので、また吸着塔の形状も、吸着
剤の種類、数により長さ方向の両端に大径部を形成した
り、長さ方向全体をロート状に形成したりすることがで
きる。
入する混合ガスの組成や種類1分離する成分の種類等に
より適宜設定されるもので、また吸着塔の形状も、吸着
剤の種類、数により長さ方向の両端に大径部を形成した
り、長さ方向全体をロート状に形成したりすることがで
きる。
以上説明したように、本発明の吸着塔は、吸着塔の塔径
を塔長方向の途中で変えたから、吸着する成分の種類、
吸着剤の種類等により最適なガスの流速を得ることがで
き、吸着効率や洗浄効率を向上させることができる。
を塔長方向の途中で変えたから、吸着する成分の種類、
吸着剤の種類等により最適なガスの流速を得ることがで
き、吸着効率や洗浄効率を向上させることができる。
また、本発明の圧力変動吸着分離装置は、吸着塔の出口
側の塔径を部分的に大径としたから、洗浄工程の洗浄ガ
スの流速を小さくして弱吸着成分の排出を効率よく行う
ことができる。従って、洗浄ガスの使用量を低減して製
品の採取量を向上させることができる。
側の塔径を部分的に大径としたから、洗浄工程の洗浄ガ
スの流速を小さくして弱吸着成分の排出を効率よく行う
ことができる。従って、洗浄ガスの使用量を低減して製
品の採取量を向上させることができる。
特に、上記圧力変動吸着分離装置に用いる吸着塔の塔径
を、前述の式(1)及び式(2)の範囲に形成すること
により、吸着剤の吸着効率を低下させることなく、吸着
分離を行うことができ、さらに洗浄効率の向上を図るこ
とができる。
を、前述の式(1)及び式(2)の範囲に形成すること
により、吸着剤の吸着効率を低下させることなく、吸着
分離を行うことができ、さらに洗浄効率の向上を図るこ
とができる。
第1図は本発明の吸着塔の一実施例を示す正面図、第2
図は実験に使用した吸着塔を示すもので、第2図(a)
は本発明を適用した吸着塔の正面図、第2図(b)は従
来の直管状の吸着塔の正面図、第3図及び第4図はそれ
ぞれ従来の吸着塔を示す正面図、第5図は圧力変動吸着
分離装置の系統図である。
図は実験に使用した吸着塔を示すもので、第2図(a)
は本発明を適用した吸着塔の正面図、第2図(b)は従
来の直管状の吸着塔の正面図、第3図及び第4図はそれ
ぞれ従来の吸着塔を示す正面図、第5図は圧力変動吸着
分離装置の系統図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、吸着剤を充填する吸着塔において、該吸着塔の塔径
を塔長方向の途中で変えたことを特徴とする吸着塔。 2、吸着剤を充填した吸着塔を、吸着、洗浄、脱着の各
工程に順次切替えて混合ガス中の特定成分の吸着分離を
行う圧力変動吸着分離装置において、前記吸着塔の出口
側の塔径を部分的に大径としたことを特徴とする圧力変
動吸着分離装置。 3、前記吸着塔の塔径は、同量の吸着剤を充填すること
のできる直管状の筒体の径(D_0)に対して、吸着塔
入口側の塔径(D_1)及び吸着塔出口側の塔径(D_
2)が下記式(1)及び式(2)の範囲に形成されてい
ることを特徴とする請求項2記載の圧力変動吸着分離装
置。 0.8D_0≦D_1≦D_0・・・(1)D_0<D
_2≦1.25D_0・・・(2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140705A JP2969356B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 吸着塔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140705A JP2969356B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 吸着塔 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH034915A true JPH034915A (ja) | 1991-01-10 |
JP2969356B2 JP2969356B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=15274814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1140705A Expired - Fee Related JP2969356B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 吸着塔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2969356B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5393622A (en) * | 1992-02-07 | 1995-02-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Process for production of positive electrode active material |
CN105126594A (zh) * | 2015-09-17 | 2015-12-09 | 大唐环境产业集团股份有限公司 | 一种变直径脱硫塔 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP1140705A patent/JP2969356B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5393622A (en) * | 1992-02-07 | 1995-02-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Process for production of positive electrode active material |
CN105126594A (zh) * | 2015-09-17 | 2015-12-09 | 大唐环境产业集团股份有限公司 | 一种变直径脱硫塔 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2969356B2 (ja) | 1999-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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