JPH0349058Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349058Y2 JPH0349058Y2 JP14427386U JP14427386U JPH0349058Y2 JP H0349058 Y2 JPH0349058 Y2 JP H0349058Y2 JP 14427386 U JP14427386 U JP 14427386U JP 14427386 U JP14427386 U JP 14427386U JP H0349058 Y2 JPH0349058 Y2 JP H0349058Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- guide rail
- hook
- van
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920002302 Nylon 6,6 Polymers 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
バン型車の後部荷室の内側壁に沿つて荷固縛用
のロープを掛止するためのスライド式ロープフツ
クに関する。
のロープを掛止するためのスライド式ロープフツ
クに関する。
［従来技術］
一般にバン型車の後部荷室においては、荷固縛
用のロープを掛止するためのロープフツク装置を
荷室床面の要所に固着している。しかしながら、
従来のロープフツク装置においては、前記ロープ
フツク装置が荷室内に塔載した荷物の下になり、
使用できない場合が多くあつた。また、荷積作業
者等がロープフツク装置に干渉、接触するおそれ
がある。
用のロープを掛止するためのロープフツク装置を
荷室床面の要所に固着している。しかしながら、
従来のロープフツク装置においては、前記ロープ
フツク装置が荷室内に塔載した荷物の下になり、
使用できない場合が多くあつた。また、荷積作業
者等がロープフツク装置に干渉、接触するおそれ
がある。
［考案が解決しようとする問題点］
この考案は、前記問題点に鑑み、安全性及び使
用性に優れたバン型車のスライド式ロープフツク
を提供することを課題とする。
用性に優れたバン型車のスライド式ロープフツク
を提供することを課題とする。
［問題点を解決するための手段］
この考案のバン型車のスライド式ロープフツク
は、バン型車の内側壁の上下部位に平行にトリム
ボードの固定を兼ねてガイドレールを設け、該ガ
イドレール内に硬質合成樹脂よりなりガイドレー
ル内を摺動可能で、荷固縛用ロープの引張り力で
たわみ変形してガイドレール内に圧接係着する複
数のロープフツクを挿置したものである。
は、バン型車の内側壁の上下部位に平行にトリム
ボードの固定を兼ねてガイドレールを設け、該ガ
イドレール内に硬質合成樹脂よりなりガイドレー
ル内を摺動可能で、荷固縛用ロープの引張り力で
たわみ変形してガイドレール内に圧接係着する複
数のロープフツクを挿置したものである。
［実施例］
この考案のバン型車のスライド式ロープフツク
は、例えば第１図に示すようにバン型自動車の後
部荷室の内側壁１の上下部位に平行にトリムボー
ド１１の固定を兼ねてガイドレール２を設けてあ
り、第３図ないし第５図に示す如き後述のスライ
ド式ロープフツク３，３′を前記ガイドレール２
内に摺動可能に任意複数個を挿置してある。図中
８は前記ガイドレール２をトリムボード１１と共
に内側壁１に固定している締着ボルトである。
は、例えば第１図に示すようにバン型自動車の後
部荷室の内側壁１の上下部位に平行にトリムボー
ド１１の固定を兼ねてガイドレール２を設けてあ
り、第３図ないし第５図に示す如き後述のスライ
ド式ロープフツク３，３′を前記ガイドレール２
内に摺動可能に任意複数個を挿置してある。図中
８は前記ガイドレール２をトリムボード１１と共
に内側壁１に固定している締着ボルトである。
前記ガイドレール２は、第１図及び第２図に示
すようにＣ型断面に成形されたステンレス製の長
尺レールであつて、その前後端にはスライド式ロ
ープフツクの抜け出しを防止するための鈎片２５
が切り越し形成してある。ガイドレール２の断面
の中央溝２３には前記締着ボルト８を挿通する締
着孔２４が複数個穿設してある。２１はガイドレ
ール２のレール開口フランジで上下対称に設けら
れスライド溝２２を形成している。第６図は、レ
ール開口フランジ２１にスライド溝２２の一部に
軟質樹脂材のプロテクタ２０を被覆してなるガイ
ドレール２′の例を示す。
すようにＣ型断面に成形されたステンレス製の長
尺レールであつて、その前後端にはスライド式ロ
ープフツクの抜け出しを防止するための鈎片２５
が切り越し形成してある。ガイドレール２の断面
の中央溝２３には前記締着ボルト８を挿通する締
着孔２４が複数個穿設してある。２１はガイドレ
ール２のレール開口フランジで上下対称に設けら
れスライド溝２２を形成している。第６図は、レ
ール開口フランジ２１にスライド溝２２の一部に
軟質樹脂材のプロテクタ２０を被覆してなるガイ
ドレール２′の例を示す。
前記ロープフツク３，３′は硬質ナイロン66な
どで代表される合成樹脂成形品で全体が角形平板
状を成し前記ガイドレール２のスライド溝２２に
摺動可能に係合する摺動面３１と、ロープＷを掛
止するためのフツク部材３３とを有する。該フツ
ク部材３３はロープフツク３，３′の中央部に設
けてあり、フツク部材３３の回りはロープＷ挿通
孔３２を形成している。前記フツク部材３３の根
元側にはロープフツク３，３′の摺動面３１の片
面に凹陥部４を形成している。
どで代表される合成樹脂成形品で全体が角形平板
状を成し前記ガイドレール２のスライド溝２２に
摺動可能に係合する摺動面３１と、ロープＷを掛
止するためのフツク部材３３とを有する。該フツ
ク部材３３はロープフツク３，３′の中央部に設
けてあり、フツク部材３３の回りはロープＷ挿通
孔３２を形成している。前記フツク部材３３の根
元側にはロープフツク３，３′の摺動面３１の片
面に凹陥部４を形成している。
しかして、上記構成においてロープ掛けを行な
う場合、これらのロープフツク３，３′を適宜の
位置に移動せしめ、フツク部材３３に荷固縛用ロ
ープＷを掛止する。この場合、第２図に示すよう
に、ロープフツク３，３′のフツク部材３３には
外力が働き、ロープフツク３，３′の上下摺動面
３１は薄肉状の凹陥部４によりたわみ変形して、
ガイドレール２の上下レール開口フランジ２１と
を上下スライド溝２２に圧接係着され、荷固縛用
ロープＷの締付けと同時に位置固定される。第６
図の実施例にかかるガイドレール２′は、第２図
実施例のガイドレール２のレール開口フランジ２
１及びスライド溝２２の一部に軟質樹脂材のプロ
テクタ２０を被覆されているため、ロープフツク
３，３′のフツク部材３３に引張り力が働いた場
合、ロープフツク３，３′の摺動面３１のガイド
レール２への圧接による喰い込みを緩和する効果
を有する。このように、この考案のスライド式の
ロープフツク３，３は、後部荷室内側壁１に設け
たガイドレール２に対して面一となつていりの
で、荷積作業者がフツク部材３３に衣服を引掛け
たり、他の物に接触するおそれがなく、外観意匠
にも優れる。
う場合、これらのロープフツク３，３′を適宜の
位置に移動せしめ、フツク部材３３に荷固縛用ロ
ープＷを掛止する。この場合、第２図に示すよう
に、ロープフツク３，３′のフツク部材３３には
外力が働き、ロープフツク３，３′の上下摺動面
３１は薄肉状の凹陥部４によりたわみ変形して、
ガイドレール２の上下レール開口フランジ２１と
を上下スライド溝２２に圧接係着され、荷固縛用
ロープＷの締付けと同時に位置固定される。第６
図の実施例にかかるガイドレール２′は、第２図
実施例のガイドレール２のレール開口フランジ２
１及びスライド溝２２の一部に軟質樹脂材のプロ
テクタ２０を被覆されているため、ロープフツク
３，３′のフツク部材３３に引張り力が働いた場
合、ロープフツク３，３′の摺動面３１のガイド
レール２への圧接による喰い込みを緩和する効果
を有する。このように、この考案のスライド式の
ロープフツク３，３は、後部荷室内側壁１に設け
たガイドレール２に対して面一となつていりの
で、荷積作業者がフツク部材３３に衣服を引掛け
たり、他の物に接触するおそれがなく、外観意匠
にも優れる。
更には、ロープフツク３，３′をガイドレール
２上の任意の位置に位置決め固定することができ
る。
２上の任意の位置に位置決め固定することができ
る。
［考案の効果］
この考案のバン型車のスライド式ロープフツク
は、バン型車の内側壁の上下部位に平行にトリム
ボードの固定を兼ねてガイドレールを設け、該ガ
イドレール内に、硬貨合成樹脂よりなりガイドレ
ール内を摺動可能で、荷固縛用ロープの引張り力
でたわみ変形してガイドレール内に圧接係着する
複数のロープフツクを挿置したので、ロープフツ
クの位置および数は制約されない。かつ、ロープ
フツクは硬質合成樹脂材にて形成し、ロープの引
張り力で凹陥部がたわみ変形して上下摺動面がガ
イドレールのスライド溝に圧接係着するようにし
たので、ロープフツクを適宜個所に位置せしめて
ロープを引掛けることができる。また、スライド
フツクの上下摺動面をガイドレールのスライド溝
内に係合させているため、従来のように荷室床面
よりロープフツクが上方に突出しない。その結
果、ガイドレールに対してスライド式ロープフツ
クが面一となる。そのため、荷積作業者等がロー
プフツクに干渉、接触することもなく、荷物の下
になり使用できないといつた不具合を解消するこ
とができる。更に、ガイドレールはトリムボード
を内側壁に固定する部材として働く。このよう
に、この考案によれば、安全性および使用性に優
れたバン型車のスライド式ロープを提供すること
ができる。
は、バン型車の内側壁の上下部位に平行にトリム
ボードの固定を兼ねてガイドレールを設け、該ガ
イドレール内に、硬貨合成樹脂よりなりガイドレ
ール内を摺動可能で、荷固縛用ロープの引張り力
でたわみ変形してガイドレール内に圧接係着する
複数のロープフツクを挿置したので、ロープフツ
クの位置および数は制約されない。かつ、ロープ
フツクは硬質合成樹脂材にて形成し、ロープの引
張り力で凹陥部がたわみ変形して上下摺動面がガ
イドレールのスライド溝に圧接係着するようにし
たので、ロープフツクを適宜個所に位置せしめて
ロープを引掛けることができる。また、スライド
フツクの上下摺動面をガイドレールのスライド溝
内に係合させているため、従来のように荷室床面
よりロープフツクが上方に突出しない。その結
果、ガイドレールに対してスライド式ロープフツ
クが面一となる。そのため、荷積作業者等がロー
プフツクに干渉、接触することもなく、荷物の下
になり使用できないといつた不具合を解消するこ
とができる。更に、ガイドレールはトリムボード
を内側壁に固定する部材として働く。このよう
に、この考案によれば、安全性および使用性に優
れたバン型車のスライド式ロープを提供すること
ができる。
第１図ないし第６図はこの考案の実施例を示す
もので、第１図はこの考案のスライド式ロープフ
ツクを備えた後部荷室の内側壁部の斜視図、第２
図は第１図おけるＡ−Ａ矢視断面図、第３図は実
施例１にかかるロープフツクの側面図、第４図は
実施例２にかかるの側面図、第５図は第４図にお
けるＢ−Ｂ矢視断面図、第６図は他の実施例にか
かるガイドレールの断面図である。 １……内側壁、２，２′……ガイドレール、３，
３′……ロープフツク、４……凹陥部、２１……
レール開口フランジ、２２……スライド溝、３１
……ロープフツク摺動面（ロープフツク上下両端
部）、３２……ロープ挿通孔、３３……フツク部
材。
もので、第１図はこの考案のスライド式ロープフ
ツクを備えた後部荷室の内側壁部の斜視図、第２
図は第１図おけるＡ−Ａ矢視断面図、第３図は実
施例１にかかるロープフツクの側面図、第４図は
実施例２にかかるの側面図、第５図は第４図にお
けるＢ−Ｂ矢視断面図、第６図は他の実施例にか
かるガイドレールの断面図である。 １……内側壁、２，２′……ガイドレール、３，
３′……ロープフツク、４……凹陥部、２１……
レール開口フランジ、２２……スライド溝、３１
……ロープフツク摺動面（ロープフツク上下両端
部）、３２……ロープ挿通孔、３３……フツク部
材。
Claims (1)
- バン型車の内側壁の上下部位に平行にトリムボ
ードの固定を兼ねてガイドレールを設け、該ガイ
ドレール内に、硬質合成樹脂よりなりガイドレー
ル内を摺動可能で、荷固縛用ロープの引張り力で
たわみ変形してガイドレール内に圧接係着する複
数のロープフツクを挿置したことを特徴とするバ
ン型車のスライド式ロープフツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14427386U JPH0349058Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14427386U JPH0349058Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6348647U JPS6348647U (ja) | 1988-04-02 |
| JPH0349058Y2 true JPH0349058Y2 (ja) | 1991-10-21 |
Family
ID=31054716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14427386U Expired JPH0349058Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0349058Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007517323A (ja) * | 2003-12-31 | 2007-06-28 | インテル コーポレイション | 格納式キーボードを備えた拡張スタンドコンピュータシステム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03137205A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-11 | Ichimasa Seni Kk | 手袋およびその製造方法 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP14427386U patent/JPH0349058Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007517323A (ja) * | 2003-12-31 | 2007-06-28 | インテル コーポレイション | 格納式キーボードを備えた拡張スタンドコンピュータシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6348647U (ja) | 1988-04-02 |
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