JPH0348492Y2 - - Google Patents

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JPH0348492Y2
JPH0348492Y2 JP13573083U JP13573083U JPH0348492Y2 JP H0348492 Y2 JPH0348492 Y2 JP H0348492Y2 JP 13573083 U JP13573083 U JP 13573083U JP 13573083 U JP13573083 U JP 13573083U JP H0348492 Y2 JPH0348492 Y2 JP H0348492Y2
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JP
Japan
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electrode
main electrode
rotor
capacitor
stators
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JP13573083U
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JPS6042912U (ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転変位検出装置、特に流量計測や液
位計測に用いて有用な回転変位検出装置に関す
る。
回転変位検出に際して可変コンデンサを使用す
ることは知られているが、一般的な可変コンデン
サを使用した場合には誘電率の影響を受けて誤差
が生じ、またロータの挿入位置、即ち導体と電極
間の距離や挿入角度にも影響されてしまうもので
あつた。
本考案はかかる点に着目してなされたもので、
ロータの厚さとステータ間隔が一定であれば、ロ
ータの位置による影響を受けることはなく、また
ロータの幅を変化させることにより、検出すべき
回転変位に対してリニアな出力を得ることも可能
とした回転変位検出装置を提供できるようにし
た。
以下本考案を実施の一例を示す図面を参照して
説明する。
第1図において、符号1は被測定系と連動する
回転軸であり、この回転軸1には半円状をしたロ
ータ2が取り付けられている。また図中3,3は
一定距離を隔てて配置された一対のステータであ
り、このステータ3,3間をロータ2が回動する
ものとなつている。ステータ3,3の対向面には
それぞれ半円状をした主電極4を設けてあり、こ
の主電極4の外側には、主電極4と同心をなすリ
ング状の補償電極5を設けてある。
第2図はロータ2aの位置変化によつて静電容
量が変化する関係を、第3図はその等価回路を示
す。
同図において、厚さtの平板導体2aを、ギヤ
ツプdを有する平行平板電極3a,3aからなる
コンデンサに挿入した場合には、挿入された部分
の面積をS、コンデンサの平行平板電極3aの面
積S0、ロータ2aと平行平板電極3a,3aとの
距離をd1、d2として静電容量Cを計算すると、第
3図の等価回路から、 C0=εS0−S/d,C1=S/d1,C2=S/d2 であり、 C=C0+1/1/C1+1/C2 =εS0−S/d+1/1/εS(d1+d2) =ε{S0−S/d+S/d−t} =ε・1/d{S0+(d/d−t−1)S}…式 となる(εはギヤツプ間の物質の誘導率)。
したがつて、ロータ2a(導体)の幅が一定で
あれば、挿入部分の変位量は挿入された部分の面
積Sに比例する。
第4図は、静電容量が変位Sによつて比例する
コンデンサAと、面積S′の電極を有する補償用コ
ンザンサA′の構成例を示す。このコンデンサA
とA′はギヤツプdと誘電率εを共通とすれば、
コンデンサAの静電容量Cは、式に示されると
おりで、コンデンサA′の静電容量C′はC′=εS′/d となる。
第5図は周期がコンデンサと抵抗の積に比例す
るCR発振回路6であり、第6図はこのCR発振回
路6のコンデンサとして、第4図に示すコンデン
サA,A′を用いたものを組み込んだ変位Sをパ
ルス数nに変換する回路を示す。
コンデンサA,A′にそれぞれ対応する発振波
形をf,f′とすると、f,f′の周期T,T′はα,
α′を定数としてT=αCR,T′=α′C′R′で、n=
T/2T′=αCR/2α′C′R′となる。
補償用コンデンサA′の周期T′は静電容量C′と
発振回路の抵抗値R′により決まり、誘電率εが
一定ならば静電容量C′は一定である。このため、
T′をTに比べて十分に小さくすることにより、
T′を基準時間信号としてTの時間を計測するこ
とができ、これはf=f′の論理積をとることによ
つて可能である。即ち、ゲート7を通過したf
〈f′信号のT/2時間中におけるf′波形のパルス数
nを計算すればよく、 n=T/2T′=αCR/2α′C′R′であるから、 n=αR/2α′R′・d/εS′・{S0+(d/d−t
−1)S} =αR/2α′R′〔S0/S′+(d/d−t−1)S
/S′…式 となり変位Sに比例する。
式には誘電率εは含まれず、また距離d,d2
も含まれておらず、α,α′、R,R′,S′,S0
d,tはいずれも定数である。
そのため、本考案に斯かる回転変位検出装置に
よれば、誘電率やロータとステータ間の距離や挿
入角度に影響されず、多少のガタつきも誤差を生
ずる因とはならないものとなつている。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一例を示すもので、第1図はロー
タとステータの配置を示す斜視図、第2図は導体
の位置によつて静電容量が変化する関係を示す
図、第3図は第2図のものの等価回路図、第4図
は補償用コンデンサを配設した場合の概要図、第
5図は発振回路図、第6図はパルス変換回路図で
ある。 図中、1……回転軸、2……ロータ、3……ス
テータ、4……主電極、5……補償電極、6……
発振回路、7……ゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定距離を隔てて配置された一対のステータ
    と、回転軸に取り付けられて前記一対のステータ
    間を回動する半円状のロータとを有し、前記ステ
    ータの対向面には、半円状をなす主電極を備える
    とともにこの主電極の外側にリング状をした補償
    電極を備えていて、主電極と補償電極で各々充放
    電用コンデンサとする二つの発振回路を構成し、
    また主電極を基として発振される信号によつて開
    閉するゲートを設けて、補償電極を基として発振
    される信号を計測することとした回転変位検出装
    置。
JP13573083U 1983-08-31 1983-08-31 回転変位検出装置 Granted JPS6042912U (ja)

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JP13573083U JPS6042912U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 回転変位検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13573083U JPS6042912U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 回転変位検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6042912U JPS6042912U (ja) 1985-03-26
JPH0348492Y2 true JPH0348492Y2 (ja) 1991-10-16

Family

ID=30305408

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JP13573083U Granted JPS6042912U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 回転変位検出装置

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JPS6042912U (ja) 1985-03-26

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