JPH0348024A - クラッチディスクのフェーシング組立体 - Google Patents

クラッチディスクのフェーシング組立体

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Publication number
JPH0348024A
JPH0348024A JP18156789A JP18156789A JPH0348024A JP H0348024 A JPH0348024 A JP H0348024A JP 18156789 A JP18156789 A JP 18156789A JP 18156789 A JP18156789 A JP 18156789A JP H0348024 A JPH0348024 A JP H0348024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driven plate
clutch
plate
support plate
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP18156789A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Fukaya
深谷 安信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exedy Corp
Original Assignee
Daikin Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Manufacturing Co Ltd filed Critical Daikin Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18156789A priority Critical patent/JPH0348024A/ja
Publication of JPH0348024A publication Critical patent/JPH0348024A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等のクラッチに使用されるクラッチデ
ィスクに関し、特に、その摩擦フェーシングの組立構造
に関するものである。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]一般に摩
擦フェーシングはクラッチディスクの中心から一定半径
の位置に設けてあり、その半径(H効半径)が変化する
ようにはなっていない。
そして、摩擦フェーシングの有効半径を大きく設定する
と、伝達トルクに対応して摩擦フェーシングに加わる荷
重を比較的小さくでき、換言すれば、許容伝達トルクを
大きく設定できるという利点がある。一方、摩擦フェー
シングの有効半径を小さく設定すると、クラッチディス
ク全体の回転慣性力が小さくなるので、後続の変速機に
おける同期機構の容量が小さくなり、より具体的には、
変速機での変速動作を行いやすいという利点や、変速機
の同期機構に加わる負荷が小さくなるという利点がある
以上から明らかなように、摩擦フェーシングのディスク
半径方向位置が一定である従来の構造では、摩擦フェー
シングに対する荷重を小さくする(すなわち、許容伝達
トルクを大きくする)ための条件と、回転慣性力を小さ
くするための条件の両方を充分に満足させることは不可
能である。
本発明は上記両方の条件を充分に満足させることのでき
る構造を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、クラッチディスクの外周部にドリブンプレー
トを設け、ドリブンプレートの両表面に沿って複数の摩
擦フェーシングをディスク円周方向に並ぶ状態で配置し
、各摩擦フェーシングごとに独立した支持プレートを摩
擦フェーシングとドリブンプレートの間に配置し、摩擦
フェーシングを支持プレートの一方の表面に固定し、支
持プレートの他方の表面をドリブンプレートの表面で摺
動自在に支持し、各支持プレートをディスク半径方向内
方へ付勢する戻しばねを支持プレートとドリブンプレー
トの間に設け、ドリブンプレートを挾んで隣接する各1
対の支持プレートを互いに連結する連結ビンを設け、各
連結ビンが通過する案内溝をドリブンプレートに設け、
各案内溝をディスク円周方向及び半径方向に対して傾斜
させ、各案内溝のディスク回転方向前方の端部を後方の
端部よりのディスク半径方向外側に位置させ、上記連結
ビンが上記案内溝の縁部によりその長手方向に案内され
るようにしたことを特徴とするクラッチディスクのフェ
ーシング組立体を提供するものである。
上記構造によると、クラッチが遮断された時には、摩擦
フェーシングはエンジンのフライホイールやプレッシャ
ープレートに対して少なくとも強い力では圧接していな
いので、ドリブンプレートに対する支持プレートの圧接
力は小さい(又は0である)。従って、戻しばねの作用
により支持プレートはドリブンプレートに対して半径方
向内方へ移動させられ、摩擦フェーシングも半径方向内
側の位置まで移動する。この状態では、クラッチディス
ク全体の回転慣性力が小さくなるので、後続の変速機に
おける同期機構の負荷が小さくなる。
クラッチの接続動作では、動作状態が完全遮断状態から
完全接続状態まで移行する間に、ドリブンプレートに対
する支持プレートの圧接力が比較的小さく、従って、支
持プレートがドリブンプレート上を摺動できる状態が一
時的に生じる。この摺動可能な状態において、摩擦フェ
ーシングがフライホイールやプレッシャープレートに圧
接するので、それらから摩擦フェーシングに対してクラ
ッチ回転方向の力が加わり、その力により摩擦フェーシ
ングと支持プレートはドリブンプレートに対してクラッ
チ回転方向に移動する。この移動により連結ビンがドリ
ブンプレートの案内溝を半径方向内側の端部から外側の
端部まで移動し、その結果、摩擦フェーシングと支持プ
レートは半径方向外方へ移動する。
このように摩擦フェーシングが半径方向外側の位置を占
めた状態、すなわち、摩擦フェーシングの有効半径が増
加した状態でクラッチが完全に接続されるので、許容伝
達トルクは太き(なり、伝達トルクに起因する摩擦フェ
ーシングの負荷は小さくなる。
[実施例コ 第1図は本発明実施例の一部切欠部分正面図、第2図は
第1図のU−U断面略図である。これらの図において、
クラッチディスクの外周部には環状のドリブンプレート
1が剛直に設けである。ドリブンプレート1の両側には
、それぞれ、複数の摩擦フェーシング2が配置されてい
る。各摩擦)エーシング2はディスク円周方向に円弧状
に延びており、ドリブンプレート1のいずれの側におい
ても、複数の摩擦フェーシング2は互いにわずかな間隔
を隔ててディスク円周方向に並んでいる。
各摩擦フェーシング2とドリブンプレート1との間には
、図示の実施例では2個の支持プレート3が配置されて
いる。各2個の支持プレート3はディスク円周方向に並
んでおり、それぞれ一方の表面に摩擦フェーシング2が
固定状態で着座し、他方の表面がドリブンプレート1の
表面に摺動自在に支持されている。各支持プレート3は
対応する摩擦フェーシング2の表面面積の1/2よりも
多少近い面積を有している。従って、図示されていない
エンジンのフラホイールやプレッシャープレートから摩
擦フェーシング2に加わった押付は荷重を支持プレート
3を介してドリブンプレート1により確実に支えること
ができる。
各支持プレート3と摩擦フェーシング2はリベット状の
連結ビン5により固定されている。ドリブンプレート1
を挟んで隣接する1対の摩擦フェーシング2及び支持プ
レート3には共通の連結ビン5が使用されている。換言
すれば、1対の支持プレート3を連結ビン5で互いに固
定すると共に、その連結ビン5の端部を利用して支持プ
レート3に摩擦フェーシング2が固定されている。
ドリブンプレート1には連結ビン5が入込む案内溝6が
設けてあり、又、第2図の如く、連結ビン5は案内溝6
に入込む部分が支持プレート3と嵌合する部分よりも大
径となっている。
第1図から明らかなように、案内溝6はディスク円周方
向及びディスク半径方向の両者に対して傾斜しており、
ディスク回転方向Rにおける前方の端部7が後方の端部
8よりも半径方向外方に位置している。又図示の実施例
では、案内溝6はディスク半径方向外方へわずかにふく
らんだ円弧状となっている。
前記支持プレート3はほぼ全体が摩擦フェーシング2に
より覆われているが、半径方向内側の縁部だけは摩擦フ
ェーシング2よりも内方へわずかに突出している。この
突出縁部には、例えば3個の孔がディスク円周方向に間
隔を隔てて設けてあり、それらの孔にそれぞれ戻しばね
10の一端部が連結されている。戻しばね10は支持プ
レート3側の端部から半径方向内方かつディスク回転方
向後方に延びており、支持プレート3よりも半径方向内
側において、他端部がドリブンプレート1のばね連結孔
に連結されている。従って、戻しばね10は支持プレー
ト3をディスク半径方向内方かつ回転方向後方へ付勢し
ている。
上記構造によると、クラッチが遮断された時には、摩擦
フェーシング2はエンジンのフライホイールやプレッシ
ャープレートに対して少なくとも強い力では圧接してお
らず、従ってドリブンプレート1に対する支持プレート
3の圧接力は小さい(又はOである)。従って、戻しば
ね10が支持プレート3を摩擦フェーシング2と共にド
リブンプレート1に対して半径方向内方へ移動させる。
この状態では、クラッチディスク全体の回転慣性力が小
さくなるので、後続の変速機における同期機構の負荷が
小さくなる。
クラッチの接続動作では、動作状態が完全遮断状態から
完全接続状態まで移行する間に、ドリブンプレート1に
対する支持プレート3の圧接力が比較的小さく、従って
、支持プレート3はドリブンプレート1上を摺動できる
状態が一時的に生じる。この状態において、摩擦フェー
シング2がフライホイールやプレッシャープレートに圧
接するので、それらから摩擦フェーシング2に対してク
ラッチ回転方向の力が加わり、その力により摩擦フェー
シング2と支持プレート3はドリブンプレート1に対し
てクラッチ回転方向2に移動する。
この移動により連結ビン5が案内溝6を半径方向内側の
端部8から外側の端部7まで移動し、その結果、摩擦フ
ェーシング2と支持プレート1は半径方向外方へ移動す
る。このように摩擦フェーシング2が半径方向外側の位
置を占めた状態、すなわち、摩擦フェーシング2の有効
半径が増加した状態でクラッチが完全に接続されるので
、許容伝達トルクは大きくなり、伝達トルクに起因する
摩擦フェーシング2の負荷は小さくなる。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によると、クラッチ接続時に
は摩擦フェーシング2を半径方向外側に位置させ、クラ
ッチ遮断時にはディスク半径方向内側に位置させること
ができるので、許容伝達トルクの向上及び回転慣性力の
低減という二つの課題を充分に満足させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の一部切欠正面部分略図、第2図
は第1図の■−■断面略図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クラッチディスクの外周部にドリブンプレートを設け、
    ドリブンプレートの両表面に沿って複数の摩擦フェーシ
    ングをディスク円周方向に並ぶ状態で配置し、各摩擦フ
    ェーシングごとに独立した支持プレートを摩擦フェーシ
    ングとドリブンプレートの間に配置し、摩擦フェーシン
    グを支持プレートの一方の表面に固定し、支持プレート
    の他方の表面をドリブンプレートの表面で摺動自在に支
    持し、各支持プレートをディスク半径方向内方へ付勢す
    る戻しばねを支持プレートとドリブンプレートの間に設
    け、ドリブンプレートを挟んで隣接する各1対の支持プ
    レートを互いに連結する連結ピンを設け、各連結ピンが
    通過する案内溝をドリブンプレートに設け、各案内溝を
    ディスク円周方向及び半径方向に対して傾斜させ、各案
    内溝のディスク回転方向前方の端部を後方の端部よりの
    ディスク半径方向外側に位置させ、上記連結ピンが上記
    案内溝の縁部によりその長手方向に案内されるようにし
    たことを特徴とするクラッチディスクのフェーシング組
    立体。
JP18156789A 1989-07-13 1989-07-13 クラッチディスクのフェーシング組立体 Pending JPH0348024A (ja)

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JPH0348024A true JPH0348024A (ja) 1991-03-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7890048B1 (en) 1997-11-11 2011-02-15 Sony Corporation Transmitter and transmitting method, information editor and editing method, receiver and receiving method, information storage and storing method, and broadcasting system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7890048B1 (en) 1997-11-11 2011-02-15 Sony Corporation Transmitter and transmitting method, information editor and editing method, receiver and receiving method, information storage and storing method, and broadcasting system
US8050299B2 (en) 1997-11-11 2011-11-01 Sony Corporation Data transmitting apparatus and method
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