JPH034783Y2 - - Google Patents
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- JPH034783Y2 JPH034783Y2 JP17928184U JP17928184U JPH034783Y2 JP H034783 Y2 JPH034783 Y2 JP H034783Y2 JP 17928184 U JP17928184 U JP 17928184U JP 17928184 U JP17928184 U JP 17928184U JP H034783 Y2 JPH034783 Y2 JP H034783Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は多気筒内燃機関の燃料噴射装置に関
し、特に、圧縮自己着火しにくいアルコール燃料
を主燃料とし、圧縮自己着火に優れる軽油を火種
として、燃焼・運転するデイーゼル機関の複燃料
噴射装置の構造に関する。
し、特に、圧縮自己着火しにくいアルコール燃料
を主燃料とし、圧縮自己着火に優れる軽油を火種
として、燃焼・運転するデイーゼル機関の複燃料
噴射装置の構造に関する。
従来の技術
従来、軽油を火種としてアルコールを燃焼させ
る複燃料駆動機関を実現するための複燃料噴射装
置が提案されている。例えば、特開昭58−206867
号では、アルコールを高圧供給する噴射ポンプ
と、このアルコールの圧力を利用して軽油を低圧
供給する圧送装置と、アルコールと軽油を各気筒
ごとに設けた1本のノズルから噴射する噴射ノズ
ルとを備え、アルコールを噴射する前にあらかじ
め軽油を燃料噴射弁に低圧充填しておいて、その
後アルコールを高圧噴射することにより軽油とア
ルコールとを層状に噴射して複燃料の安定供給を
行つている。
る複燃料駆動機関を実現するための複燃料噴射装
置が提案されている。例えば、特開昭58−206867
号では、アルコールを高圧供給する噴射ポンプ
と、このアルコールの圧力を利用して軽油を低圧
供給する圧送装置と、アルコールと軽油を各気筒
ごとに設けた1本のノズルから噴射する噴射ノズ
ルとを備え、アルコールを噴射する前にあらかじ
め軽油を燃料噴射弁に低圧充填しておいて、その
後アルコールを高圧噴射することにより軽油とア
ルコールとを層状に噴射して複燃料の安定供給を
行つている。
考案が解決しようとする問題点
しかし、公知のこの種の複燃料噴射装置を多気
筒機関に応用する場合、気筒数に応じた複数個の
軽油圧送装置が必要となり、構造が非常に複雑に
なる欠点がある。そこで、本考案では、従来の複
燃料供給装置の機能を損なうことなく、簡単な構
造の複燃料・噴射装置を提供することにある。
筒機関に応用する場合、気筒数に応じた複数個の
軽油圧送装置が必要となり、構造が非常に複雑に
なる欠点がある。そこで、本考案では、従来の複
燃料供給装置の機能を損なうことなく、簡単な構
造の複燃料・噴射装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段
このような問題点を解決するために、本考案で
は、噴射ポンプの本体に形成した1つの第1シリ
ンダと該第1シリンダに摺動自在に嵌合させたプ
ランジヤとで第1液体燃料を各高圧分配送給路を
介して高圧で各気筒ごとの燃料噴射弁へ分配・送
給するようにし、前記第1シリンダと同軸に対向
して設けた第2シリンダと該第2シリンダに摺動
自在に嵌合させたピストンより成り、前記第1シ
リンダの圧力室を該第2シリンダの一端に連通せ
しめて前記ピストンを第1液体燃料の圧力で駆動
することにより第2液体燃料を各低圧分配送給路
を介して噴射しない程度の低圧で前記各気筒ごと
の燃料噴射弁に分配・送給するようにし、更に前
記各低圧分配送給路の途中には切換弁が設けら
れ、該切換弁は異なる気筒の高分配送給路を介し
て、送給される第1液体燃料の圧力により通路を
開くように構成された多気筒内燃機関の複燃料噴
射装置噴射が提案される。
は、噴射ポンプの本体に形成した1つの第1シリ
ンダと該第1シリンダに摺動自在に嵌合させたプ
ランジヤとで第1液体燃料を各高圧分配送給路を
介して高圧で各気筒ごとの燃料噴射弁へ分配・送
給するようにし、前記第1シリンダと同軸に対向
して設けた第2シリンダと該第2シリンダに摺動
自在に嵌合させたピストンより成り、前記第1シ
リンダの圧力室を該第2シリンダの一端に連通せ
しめて前記ピストンを第1液体燃料の圧力で駆動
することにより第2液体燃料を各低圧分配送給路
を介して噴射しない程度の低圧で前記各気筒ごと
の燃料噴射弁に分配・送給するようにし、更に前
記各低圧分配送給路の途中には切換弁が設けら
れ、該切換弁は異なる気筒の高分配送給路を介し
て、送給される第1液体燃料の圧力により通路を
開くように構成された多気筒内燃機関の複燃料噴
射装置噴射が提案される。
実施例
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図に示す実施例は、本考案の複燃料噴射
装置を通常の多気筒デイーゼルエンジンに適用し
たものである。この実施例では、主燃料としてア
ルコールを用い、補助燃料として軽油を使用する
ものである。
る。第1図に示す実施例は、本考案の複燃料噴射
装置を通常の多気筒デイーゼルエンジンに適用し
たものである。この実施例では、主燃料としてア
ルコールを用い、補助燃料として軽油を使用する
ものである。
第1図において、5は噴射ポンプ本体であり、
シリンダ7とこれに摺動可能に嵌入されたプラン
ジヤ8とから成り、このプランジヤ8はローラ1
0上を回転摺動するカムプレート9によつて回転
すると同時に往復し、燃料を圧縮・圧送する形式
の分配型の燃料噴射ポンプである。アルコールタ
ンク1からパイプ3を介して噴射パンプ5に供給
されたアルコルは、プランジヤ7の圧送作用によ
つて分配通路18を経て吐出口21よりパイプ2
2で噴射ノズル44に高圧で圧送供給される。噴
射ノズル44は、アルコール通路51より供給さ
れたアルコールが充満し、その圧力が上昇すると
ニードル47が上昇し、ノズルボデイ45とニー
ドル47との接触面によつて形成されるシート部
52を開放して、噴口46からエンジンの燃焼室
へアルコールを噴射する。
シリンダ7とこれに摺動可能に嵌入されたプラン
ジヤ8とから成り、このプランジヤ8はローラ1
0上を回転摺動するカムプレート9によつて回転
すると同時に往復し、燃料を圧縮・圧送する形式
の分配型の燃料噴射ポンプである。アルコールタ
ンク1からパイプ3を介して噴射パンプ5に供給
されたアルコルは、プランジヤ7の圧送作用によ
つて分配通路18を経て吐出口21よりパイプ2
2で噴射ノズル44に高圧で圧送供給される。噴
射ノズル44は、アルコール通路51より供給さ
れたアルコールが充満し、その圧力が上昇すると
ニードル47が上昇し、ノズルボデイ45とニー
ドル47との接触面によつて形成されるシート部
52を開放して、噴口46からエンジンの燃焼室
へアルコールを噴射する。
噴射ポンプ5のシリンダ7と同軸上には、軽油
圧送用のシリンダ24が配置され、その内部にピ
ストン27が摺動自在に挿入される。ピストン2
7は通常スプリング28によつて左方へ付勢さ
れ、左方の段部53に当接されるが、その先端は
連通路25によつてアルコール圧送作用を行うシ
リンダ7の圧力室15に接続されている。他方、
スプリング28が配置されている圧送室54は、
連通路30,33を介して、噴射ポンプ5の外端
部にある流量制御弁38に連通される。連通路3
0,33の間には、チエツクボール31とこれを
第1図の右方向に付勢するスプリング32が配置
され、軽油タンク2、パイプ4を経て流量制御弁
38まで来た軽油を、ピストン27方向へのみ流
すように調整する。流量制御弁38は、通路43
に対向する部分に切欠き29が形成されており、
流量制御弁38から同軸上に延長される軸40に
連結されるレバー41およびロツド42の動作に
応じて流量制御弁38を回転させることにより、
供給通路43から供給される軽油の流量を制御で
きるようになつている。ピストン27の右側に形
成される圧送室54からは、気筒数に応じた本数
の分配通路29が延長され、流路切換弁34を介
して、パイプ37で噴射ノズル44へ連絡され
る。流路切換弁34はシリンダ7と平行なボア内
を摺動可能で、その中央に連通路55を要し、通
常はスプリング35の付勢によつて第1図の左方
へ移動しており、分配通路29とハイプ37の間
を遮断しているが、流路切換弁34の左側には、
分配通路18から分岐した分岐通路23が接続さ
れているので、アルコールの圧力が上昇するとそ
の圧送圧力が導入され、スプリング35に抗して
流路切換弁34を右方向に移動させ、連通路55
により分配通路29とパイプ37の間が連通され
る。
圧送用のシリンダ24が配置され、その内部にピ
ストン27が摺動自在に挿入される。ピストン2
7は通常スプリング28によつて左方へ付勢さ
れ、左方の段部53に当接されるが、その先端は
連通路25によつてアルコール圧送作用を行うシ
リンダ7の圧力室15に接続されている。他方、
スプリング28が配置されている圧送室54は、
連通路30,33を介して、噴射ポンプ5の外端
部にある流量制御弁38に連通される。連通路3
0,33の間には、チエツクボール31とこれを
第1図の右方向に付勢するスプリング32が配置
され、軽油タンク2、パイプ4を経て流量制御弁
38まで来た軽油を、ピストン27方向へのみ流
すように調整する。流量制御弁38は、通路43
に対向する部分に切欠き29が形成されており、
流量制御弁38から同軸上に延長される軸40に
連結されるレバー41およびロツド42の動作に
応じて流量制御弁38を回転させることにより、
供給通路43から供給される軽油の流量を制御で
きるようになつている。ピストン27の右側に形
成される圧送室54からは、気筒数に応じた本数
の分配通路29が延長され、流路切換弁34を介
して、パイプ37で噴射ノズル44へ連絡され
る。流路切換弁34はシリンダ7と平行なボア内
を摺動可能で、その中央に連通路55を要し、通
常はスプリング35の付勢によつて第1図の左方
へ移動しており、分配通路29とハイプ37の間
を遮断しているが、流路切換弁34の左側には、
分配通路18から分岐した分岐通路23が接続さ
れているので、アルコールの圧力が上昇するとそ
の圧送圧力が導入され、スプリング35に抗して
流路切換弁34を右方向に移動させ、連通路55
により分配通路29とパイプ37の間が連通され
る。
噴射ノズル44において軽油とアルコールの供
給・噴射タイミングが同時に行われると、アルコ
ールの圧縮着火性が良好でないため効率的に軽油
の着火が行われず、安定したアルコールの燃焼が
なされない。そこで、アルコールに先行して軽油
が噴射されるようにするために、アルコールの高
圧供給以前に噴射ノズルへあらかじめ低圧で軽油
を充填しておく。それには噴射順序を利用し、当
該の気筒のアルコールの噴射サイクル以前に、他
気筒のアルコール噴射サイクルを利用して軽油を
低圧で、すなわち噴射ノズルから噴射させない程
度の低い圧力で噴射ノズルに充填しておき、次の
当該気筒のアルコールの噴射サイクルにおいて先
に充填されている軽油を押し出しながらアルコー
ルを噴射させるようにする。従つて、第1図に示
すように、軽油の流路切換弁34に接続されるア
ルコールの分岐通路23と、アルコールを高圧圧
送する分配通路18から分岐する分岐通路23
は、互いに同じ気筒のものにならないように接続
する。
給・噴射タイミングが同時に行われると、アルコ
ールの圧縮着火性が良好でないため効率的に軽油
の着火が行われず、安定したアルコールの燃焼が
なされない。そこで、アルコールに先行して軽油
が噴射されるようにするために、アルコールの高
圧供給以前に噴射ノズルへあらかじめ低圧で軽油
を充填しておく。それには噴射順序を利用し、当
該の気筒のアルコールの噴射サイクル以前に、他
気筒のアルコール噴射サイクルを利用して軽油を
低圧で、すなわち噴射ノズルから噴射させない程
度の低い圧力で噴射ノズルに充填しておき、次の
当該気筒のアルコールの噴射サイクルにおいて先
に充填されている軽油を押し出しながらアルコー
ルを噴射させるようにする。従つて、第1図に示
すように、軽油の流路切換弁34に接続されるア
ルコールの分岐通路23と、アルコールを高圧圧
送する分配通路18から分岐する分岐通路23
は、互いに同じ気筒のものにならないように接続
する。
第2図はこれらの通路の接続の関係を立体的に
示したものである。第1図および第2図におい
て、プランジヤ8に同軸上にピストン27及び流
量制御弁38が配置されている。軽油を供給する
圧送室54からはエンジンの気筒数と同数の分配
通路29,29a,29b,29c,29dが延
長されその途中にはそれぞれの流路を切換える流
路切換弁34,34a,34b,34c,34d
が配置され、噴射ノズルへ延長されるパイプ3
7,37a,37b,37c,37dに接続す
る。一方、プランジヤ8の右端の圧力室15から
通路16を介して、エンジンの気筒数と同数のア
ルコール分配通路18,18a,18b,18
c,18dが延長される。各分配通路18,18
a,18b,18c,18dはそれぞれパイプ2
2,22a,22b,22c,22dまで延長さ
れるが、流路切換弁34,34a,34b,34
c,34dを駆動するためのアルコール分岐通路
23は、前述の説明の通り、他気筒のアルコール
圧送圧力を利用するように接続する。すなわち、
分岐通路23aは流路切換弁34bへ、23bは
34cへ、23cは34dへ、23dは34aへ
とそれぞれ、この実施例においては、90゜の角度
位相差をもつて接続される。なお、第2図におい
て、添字a,b,c,dは各気筒ごとの部材を示
している。
示したものである。第1図および第2図におい
て、プランジヤ8に同軸上にピストン27及び流
量制御弁38が配置されている。軽油を供給する
圧送室54からはエンジンの気筒数と同数の分配
通路29,29a,29b,29c,29dが延
長されその途中にはそれぞれの流路を切換える流
路切換弁34,34a,34b,34c,34d
が配置され、噴射ノズルへ延長されるパイプ3
7,37a,37b,37c,37dに接続す
る。一方、プランジヤ8の右端の圧力室15から
通路16を介して、エンジンの気筒数と同数のア
ルコール分配通路18,18a,18b,18
c,18dが延長される。各分配通路18,18
a,18b,18c,18dはそれぞれパイプ2
2,22a,22b,22c,22dまで延長さ
れるが、流路切換弁34,34a,34b,34
c,34dを駆動するためのアルコール分岐通路
23は、前述の説明の通り、他気筒のアルコール
圧送圧力を利用するように接続する。すなわち、
分岐通路23aは流路切換弁34bへ、23bは
34cへ、23cは34dへ、23dは34aへ
とそれぞれ、この実施例においては、90゜の角度
位相差をもつて接続される。なお、第2図におい
て、添字a,b,c,dは各気筒ごとの部材を示
している。
次に本考案の複燃料噴射装置の作用について説
明する。圧縮着火性の悪いアルコールは、アルコ
ールタンク1からパイプ3によつて、噴射ポンプ
5の吸入通路11に供給される。ソレノイド12
の吸引によつて開放された吸入ポート13、プラ
ンジヤ8の吸入溝14を介して圧力室15にアル
コールが充満する。プランジヤ8の左端に一体的
に固定されたカムプレート9がローラ10上を回
転すると、カム面とローラ面の接触によつて、プ
ランジヤ8は第1図の右方向に移動し、圧力室1
5内のアルコールを圧縮する。プランジヤ8は往
復運動と同時に回転しているため、プランジヤ8
の分配ポート17が、ポンプヘツド6に形成され
ている分配通路18と連通すると、圧力室15内
の高圧のアルコールは、プランジヤ8の中心に形
成された通路16を通つて分配ポート17から分
配通路18へ流入する。分配通路18内のアルコ
ールは、スプリング20によつて付勢されるデリ
バリバルブ19を開放し、吐出口21よりパイプ
22で噴射ノズル44のアルコール通路51に供
給される。
明する。圧縮着火性の悪いアルコールは、アルコ
ールタンク1からパイプ3によつて、噴射ポンプ
5の吸入通路11に供給される。ソレノイド12
の吸引によつて開放された吸入ポート13、プラ
ンジヤ8の吸入溝14を介して圧力室15にアル
コールが充満する。プランジヤ8の左端に一体的
に固定されたカムプレート9がローラ10上を回
転すると、カム面とローラ面の接触によつて、プ
ランジヤ8は第1図の右方向に移動し、圧力室1
5内のアルコールを圧縮する。プランジヤ8は往
復運動と同時に回転しているため、プランジヤ8
の分配ポート17が、ポンプヘツド6に形成され
ている分配通路18と連通すると、圧力室15内
の高圧のアルコールは、プランジヤ8の中心に形
成された通路16を通つて分配ポート17から分
配通路18へ流入する。分配通路18内のアルコ
ールは、スプリング20によつて付勢されるデリ
バリバルブ19を開放し、吐出口21よりパイプ
22で噴射ノズル44のアルコール通路51に供
給される。
一方、圧縮着火性の良い軽油は、軽油タンク2
2からパイプ4で噴射ポンプ5のポンプヘツド6
に一体的に取り付けられる流量制御弁38の供給
通路43に供給される。流量制御弁38は、例え
ば、噴射ポンプ5のアクセルレバー(図示せず)
にロツド42及びレバー41を介して連結されて
おり、軸40の回転に応じて切欠き39の位置
(角度)が変化し、供給通路43の開口面積を任
意に変更することができる。従つて、アルコール
の噴射量に応じて必要最少限の軽油供給量となる
ように、適宜軽油の量を変化させることができ
る。このように供給流量を決定された軽油は、連
通路33、チエツクボール31及び連通路30を
経て、圧送室54へ導入される。この圧送室54
と圧力室26はピストン27によつて隔絶されて
おり、圧力室26は連通路25を介してシリンダ
7の圧力室15に連通しているのでアルコールの
高圧力が印加されると、ピストン27はスプリン
グ28の付勢力に抗して第1図の右方向に移動す
る。この時、連通路30,33間のチエツクボー
ル31が、圧送室54から流量制御弁38への軽
油の送流を阻止し、圧送室54内の軽油の圧力は
次第に高められる。次いで、異なる気筒のアルコ
ールの分岐通路23dに高圧のアルコールが印加
されると、流路切換弁34は、スプリング35に
抗して第1図の右方向に移動し、連通路55が分
配通路29とパイプ37を連通させ、噴射ノズル
44の軽油通路48を介してニードル47の中心
の軽油通路49に軽油を供給する。さらに、ニー
ドル47の軽油通路の末端は、ニードル47の先
端で、アルコール通路51に連通路56で連通し
ており、ノズルボデイ45とニードル47先端の
当接部であるシート部52のまわりのノズル先端
部50に充満していたアルコールを押しのけ先端
部50に軽油が充満する。
2からパイプ4で噴射ポンプ5のポンプヘツド6
に一体的に取り付けられる流量制御弁38の供給
通路43に供給される。流量制御弁38は、例え
ば、噴射ポンプ5のアクセルレバー(図示せず)
にロツド42及びレバー41を介して連結されて
おり、軸40の回転に応じて切欠き39の位置
(角度)が変化し、供給通路43の開口面積を任
意に変更することができる。従つて、アルコール
の噴射量に応じて必要最少限の軽油供給量となる
ように、適宜軽油の量を変化させることができ
る。このように供給流量を決定された軽油は、連
通路33、チエツクボール31及び連通路30を
経て、圧送室54へ導入される。この圧送室54
と圧力室26はピストン27によつて隔絶されて
おり、圧力室26は連通路25を介してシリンダ
7の圧力室15に連通しているのでアルコールの
高圧力が印加されると、ピストン27はスプリン
グ28の付勢力に抗して第1図の右方向に移動す
る。この時、連通路30,33間のチエツクボー
ル31が、圧送室54から流量制御弁38への軽
油の送流を阻止し、圧送室54内の軽油の圧力は
次第に高められる。次いで、異なる気筒のアルコ
ールの分岐通路23dに高圧のアルコールが印加
されると、流路切換弁34は、スプリング35に
抗して第1図の右方向に移動し、連通路55が分
配通路29とパイプ37を連通させ、噴射ノズル
44の軽油通路48を介してニードル47の中心
の軽油通路49に軽油を供給する。さらに、ニー
ドル47の軽油通路の末端は、ニードル47の先
端で、アルコール通路51に連通路56で連通し
ており、ノズルボデイ45とニードル47先端の
当接部であるシート部52のまわりのノズル先端
部50に充満していたアルコールを押しのけ先端
部50に軽油が充満する。
次いで、噴射ポンプ5の吐出口21からアルコ
ールが高圧圧送されると、パイプ22を介して噴
射ノズル44のアルコール通路51へアルコール
が圧送される。この時、流路切換弁34の(異な
る気筒)のアルコールの分岐通路23dにはアル
コールの圧送圧力がかからず、切換弁34はバネ
35によつて第1図の左方向へ押し込まれ、分配
通路29とパイプ37間の連通は断たれている。
従つて、噴射ノズル44内の燃料の圧力が上昇し
て、ニードル47が上昇し、噴射ノズル44の先
端部50に充満していた軽油が先に、次いでアル
コールがそれぞれ噴口46から層状に噴射され
る。このように噴射ノズル44には軽油の充填と
アルコールの噴射が順次繰返される。燃料の噴射
時には軽油が先に噴射されるので、着火性が良
く、従つてアルコールの燃焼が良好に行われる。
ールが高圧圧送されると、パイプ22を介して噴
射ノズル44のアルコール通路51へアルコール
が圧送される。この時、流路切換弁34の(異な
る気筒)のアルコールの分岐通路23dにはアル
コールの圧送圧力がかからず、切換弁34はバネ
35によつて第1図の左方向へ押し込まれ、分配
通路29とパイプ37間の連通は断たれている。
従つて、噴射ノズル44内の燃料の圧力が上昇し
て、ニードル47が上昇し、噴射ノズル44の先
端部50に充満していた軽油が先に、次いでアル
コールがそれぞれ噴口46から層状に噴射され
る。このように噴射ノズル44には軽油の充填と
アルコールの噴射が順次繰返される。燃料の噴射
時には軽油が先に噴射されるので、着火性が良
く、従つてアルコールの燃焼が良好に行われる。
考案の効果
本考案によれば、軽油の低圧充填作用と、軽油
の調整作用及びアルコールの高圧圧送作用を1個
の噴射ポンプで行うことができ、従来装置の複数
燃料の供給の機能を損なうことなく、構造が簡単
となる。また、軽油の調量が可能であるので、ア
ルコールの供給量に応じて軽油を必要最小限にと
どめることができ、軽油の消費量を軽減すること
ができる。
の調整作用及びアルコールの高圧圧送作用を1個
の噴射ポンプで行うことができ、従来装置の複数
燃料の供給の機能を損なうことなく、構造が簡単
となる。また、軽油の調量が可能であるので、ア
ルコールの供給量に応じて軽油を必要最小限にと
どめることができ、軽油の消費量を軽減すること
ができる。
第1図は本考案の複燃料噴射装置を通常のデイ
ーゼルエンジンに適用した場合の系統図、第2図
は本考案の噴射装置の燃料経路の接続状態を示す
立体図である。 1……アルコールタンク、2……軽油タンク、
5……噴射ポンプ、7……シリンダ、8……プラ
ンジヤ、15……圧力室、18……分配通路、2
3……分岐通路、24……シリンダ、25……連
通路、26……圧力室、27……ピストン、29
……分配通路、34……流路切換弁、38……流
量制御弁、44……噴射ノズル。
ーゼルエンジンに適用した場合の系統図、第2図
は本考案の噴射装置の燃料経路の接続状態を示す
立体図である。 1……アルコールタンク、2……軽油タンク、
5……噴射ポンプ、7……シリンダ、8……プラ
ンジヤ、15……圧力室、18……分配通路、2
3……分岐通路、24……シリンダ、25……連
通路、26……圧力室、27……ピストン、29
……分配通路、34……流路切換弁、38……流
量制御弁、44……噴射ノズル。
Claims (1)
- 噴射ポンプ5の本体に形成した1つの第1シリ
ンダ7と該第1シリンダに摺動自在に嵌合させた
プランジヤ8とで第1液体燃料を各高圧分配供給
路18を介して高圧で各気筒ごとの燃料噴射弁4
4へ分配・送給するようにし、前記第1シリンダ
と同軸に対向して設けた第2シリンダ24と該第
2シリンダに摺動自在に嵌合させたピストン27
より成り、前記第1シリンダの圧力室15を該第
2シリンダの一端を連通せしめて前記ピストン2
7を第1液体燃料の圧力で駆動することにより第
2液体燃料を各低圧分配送給路29,37を介し
て噴射しない程度の低圧で前記各気筒ごとの燃料
噴射弁44に分配・送給するようにし、更に前記
各低圧分配送給路29,37の途中には切換弁3
4が設けられ、該切換弁は異なる気筒の高分配送
給路23dを介して送給される第1液体燃料の圧
力により通路を開くように構成された多気筒内燃
機関の複燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17928184U JPH034783Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17928184U JPH034783Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6194286U JPS6194286U (ja) | 1986-06-18 |
| JPH034783Y2 true JPH034783Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=30736839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17928184U Expired JPH034783Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034783Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-28 JP JP17928184U patent/JPH034783Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6194286U (ja) | 1986-06-18 |
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