JPH034775Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034775Y2 JPH034775Y2 JP18400385U JP18400385U JPH034775Y2 JP H034775 Y2 JPH034775 Y2 JP H034775Y2 JP 18400385 U JP18400385 U JP 18400385U JP 18400385 U JP18400385 U JP 18400385U JP H034775 Y2 JPH034775 Y2 JP H034775Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methanol
- engine
- reformer
- retarder
- reformed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 105
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 14
- 238000002407 reforming Methods 0.000 claims description 8
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 7
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、メタノールをH2とCOに改質してエ
ンジンの燃焼室に供給するようにしたメタノール
改質エンジンに関する。
ンジンの燃焼室に供給するようにしたメタノール
改質エンジンに関する。
従来の技術
メタノールをH2とCOとに改質してエンジンで
燃焼させると、熱効率が優れているだけでなく、
排気ガスの有害成分が少ない。このためメタノー
ル改質エンジンの実用化が検討されている。現在
知られているものとしては、触媒を有する室内に
エンジンの排気ガスを導入して加熱できるように
し、加熱されたメタノールが触媒部分を通過する
とH2とCOに改質させるメタノール改質装置を使
用し、このメタノール改質装置からエンジンの燃
焼室に改質ガスを供給するようにしている。
燃焼させると、熱効率が優れているだけでなく、
排気ガスの有害成分が少ない。このためメタノー
ル改質エンジンの実用化が検討されている。現在
知られているものとしては、触媒を有する室内に
エンジンの排気ガスを導入して加熱できるように
し、加熱されたメタノールが触媒部分を通過する
とH2とCOに改質させるメタノール改質装置を使
用し、このメタノール改質装置からエンジンの燃
焼室に改質ガスを供給するようにしている。
考案が解決しようとする問題点
上記従来のメタノール改質エンジンは、メタノ
ール改質装置の加熱手段としてエンジンの排気ガ
スを改質装置内に導入するようにしているため、
排気ガスを改質装置内に導入する配管スペースが
大きく、また管路が他の機器に悪影響を与えるな
ど配置上の問題があつた。また排気ガスは、エン
ジン始動後でなければ利用できないという不便も
あつた。
ール改質装置の加熱手段としてエンジンの排気ガ
スを改質装置内に導入するようにしているため、
排気ガスを改質装置内に導入する配管スペースが
大きく、また管路が他の機器に悪影響を与えるな
ど配置上の問題があつた。また排気ガスは、エン
ジン始動後でなければ利用できないという不便も
あつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、エンジンに制動力を与える発電式の
リターダが設けられ、リターダの起電力端子がメ
タノール改質装置内の加熱装置に電気的に導通さ
れる。燃料タンクからメタノール改質装置にメタ
ノールが流入可能とされ、メタノール改質装置で
生じた改質ガスをガスタンクに蓄えられるように
し、このガスタンクから改質ガスがエンジン燃焼
室へ供給されるようになつている。
リターダが設けられ、リターダの起電力端子がメ
タノール改質装置内の加熱装置に電気的に導通さ
れる。燃料タンクからメタノール改質装置にメタ
ノールが流入可能とされ、メタノール改質装置で
生じた改質ガスをガスタンクに蓄えられるように
し、このガスタンクから改質ガスがエンジン燃焼
室へ供給されるようになつている。
リターダと加熱装置とを連結する導線途中にバ
ツテリが設けられ、一旦バツテリに充電した後に
加熱装置に電気が供給されるようになつている。
ツテリが設けられ、一旦バツテリに充電した後に
加熱装置に電気が供給されるようになつている。
作 用
自動車が長い坂道を下る場合、エンジンに制動
力を与えるためリターダを作用させるとリターダ
運動エネルギを受けて発電する。リターダで生じ
た電力はバツテリに充電され、バツテリはメタノ
ール改質装置内の加熱装置に電気を供給して加熱
装置を作用させる。メタノール改質装置は、燃料
タンクからメタノールが送られ、加熱装置に加熱
されたメタノールが触媒によりH2とCOとに改質
される。この改質ガスはガスタンクに蓄えられ、
ガスタンクからエンジン燃焼室に供給されて燃焼
される。
力を与えるためリターダを作用させるとリターダ
運動エネルギを受けて発電する。リターダで生じ
た電力はバツテリに充電され、バツテリはメタノ
ール改質装置内の加熱装置に電気を供給して加熱
装置を作用させる。メタノール改質装置は、燃料
タンクからメタノールが送られ、加熱装置に加熱
されたメタノールが触媒によりH2とCOとに改質
される。この改質ガスはガスタンクに蓄えられ、
ガスタンクからエンジン燃焼室に供給されて燃焼
される。
実施例
本考案の実施例を、図面により説明する。
燃料タンク１から管路２を介してメタノールが
メタノール改質装置３に流入されるようになつて
いる。メタノール改質装置３は、図示を省略した
が内部に触媒を有する複数の分岐管が設けられ、
この分岐管を電気的加熱装置４で加熱するように
なつている。そしてメタノール改質装置３内で加
熱されたメタノールが、分岐管内を通るとき触媒
によりH2とCOに改質されるようになつている。
メタノール改質装置３から生じる改質ガスは、ガ
スタンク５に蓄えられ、所定圧でエンジン６の燃
焼室に供給されるようになつている。
メタノール改質装置３に流入されるようになつて
いる。メタノール改質装置３は、図示を省略した
が内部に触媒を有する複数の分岐管が設けられ、
この分岐管を電気的加熱装置４で加熱するように
なつている。そしてメタノール改質装置３内で加
熱されたメタノールが、分岐管内を通るとき触媒
によりH2とCOに改質されるようになつている。
メタノール改質装置３から生じる改質ガスは、ガ
スタンク５に蓄えられ、所定圧でエンジン６の燃
焼室に供給されるようになつている。
エンジン６は、自動車の坂道を下る場合に制動
力を受けるように発電式のリターダ７が設けられ
る。なお、リターダ７は、図示を省略したが、例
えば特開昭59−201686号公報に示されるようにフ
ライホイールハウジングに設けた固定子と、フラ
イホイールに設けた誘導子磁極とから形成され
る。そしてリターダの始動スイツチのオンにより
固定子内の界磁コイルが磁化され、フライホイー
ルの回転で誘導子磁極が回転すると固定子内の電
機子コイルに起電力が誘起され、リターダの出力
端子に電力が生じるようになつている。
力を受けるように発電式のリターダ７が設けられ
る。なお、リターダ７は、図示を省略したが、例
えば特開昭59−201686号公報に示されるようにフ
ライホイールハウジングに設けた固定子と、フラ
イホイールに設けた誘導子磁極とから形成され
る。そしてリターダの始動スイツチのオンにより
固定子内の界磁コイルが磁化され、フライホイー
ルの回転で誘導子磁極が回転すると固定子内の電
機子コイルに起電力が誘起され、リターダの出力
端子に電力が生じるようになつている。
リターダ７の出力端子は、バツテリ８に接続さ
れて、起電力が充電されるようになつており、バ
ツテリ８とメタノール改質装置３の加熱装置４と
が導通されて、加熱装置４に電気に送られたとき
に発熱作用をするようになつている。またリター
ダ７の近くを、前記燃料供給管路２が通るように
配管され、リターダ６が制動力を与える場合に生
じる熱で管路の外周から燃料が加熱されるように
なつている。
れて、起電力が充電されるようになつており、バ
ツテリ８とメタノール改質装置３の加熱装置４と
が導通されて、加熱装置４に電気に送られたとき
に発熱作用をするようになつている。またリター
ダ７の近くを、前記燃料供給管路２が通るように
配管され、リターダ６が制動力を与える場合に生
じる熱で管路の外周から燃料が加熱されるように
なつている。
考案の効果
本考案のメタノール改質エンジンでは、メタノ
ール改質装置でメタノールを加熱する場合、リタ
ーダで生じた電気エネルギーと熱エネルギーとを
使用するので、加熱のための構成が簡素となり、
排気ガスを利用する従来例のように他の機器に悪
影響を与えることはない。また加熱手段の熱源と
なるリターダの起電力がバツテリに充電され、そ
してメタノールの改質ガスがガスタンクに蓄えら
れるので、エンジン始動時から改質ガスを使用で
きるとともに、改質ガスの生成も可能である。
ール改質装置でメタノールを加熱する場合、リタ
ーダで生じた電気エネルギーと熱エネルギーとを
使用するので、加熱のための構成が簡素となり、
排気ガスを利用する従来例のように他の機器に悪
影響を与えることはない。また加熱手段の熱源と
なるリターダの起電力がバツテリに充電され、そ
してメタノールの改質ガスがガスタンクに蓄えら
れるので、エンジン始動時から改質ガスを使用で
きるとともに、改質ガスの生成も可能である。
図面は本考案のメタノール改質エンジンの系統
図である。 １；燃料タンク、３；メタノール改質エンジ
ン、４；加熱装置、５；ガスタンク、６；エンジ
ン、７；リターダ、８；バツテリ。
図である。 １；燃料タンク、３；メタノール改質エンジ
ン、４；加熱装置、５；ガスタンク、６；エンジ
ン、７；リターダ、８；バツテリ。
Claims (1)
- メタノールを改質装置でH2とCOに改質し、こ
の改質ガスをエンジンの燃焼室に供給するメタノ
ール改質エンジンにおいて、エンジンに制動力を
与える発電式リターダを設けてリターダで生じた
起電力をバツテリに充電可能とし、このバツテリ
とメタノール改質装置内の加熱装置とを導通し、
メタノール改質装置で生じた改質ガスをガスタン
ク内に蓄え可能とし、このガスタンクからエンジ
ン燃焼室に改質ガスを供給するようにしたメタノ
ール改質エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18400385U JPH034775Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18400385U JPH034775Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6290967U JPS6290967U (ja) | 1987-06-10 |
| JPH034775Y2 true JPH034775Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=31131264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18400385U Expired JPH034775Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034775Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP18400385U patent/JPH034775Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6290967U (ja) | 1987-06-10 |
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