JPH0347746Y2 - - Google Patents

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JPH0347746Y2
JPH0347746Y2 JP1985085709U JP8570985U JPH0347746Y2 JP H0347746 Y2 JPH0347746 Y2 JP H0347746Y2 JP 1985085709 U JP1985085709 U JP 1985085709U JP 8570985 U JP8570985 U JP 8570985U JP H0347746 Y2 JPH0347746 Y2 JP H0347746Y2
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welding
heat exchanger
exchanger tube
fin
fixed
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プロジエクシヨン溶接によつて母
材の伝熱管外表面に固着される、平板状ヒレの形
状の工夫に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
一般に、ボイラー等の伝熱管表面には熱伝達を
促進する目的でヒレが取付けられている。
多管式貫流ボイラーにおいても同様で、伝熱効
率の向上を目的として第3図の如く、伝熱管とし
ての水管に燃焼ガスの流れ方向に対し直角方向に
ヒレを設ける構造が採用されていた(直角配列
式)。しかし、この構造ではヒレの下流側に渦が
発生し、燃焼ガスの圧力損失が大きいといつた問
題がある。そこで、近年では伝熱効率の向上を図
るとともに燃焼ガスの圧力損失の低下を目的とし
て、例えば第4図のイ(平面断面図)ロ,イの側
面図)に示す如く、平板ヒレを燃焼ガスの流れ方
向に平行に設ける構造がとられるようになつた
(平行配列式)。この平行配列式は、従前の直角配
列式に比べ、伝熱ヒレの面積の増加による伝熱効
率の向上の割に燃焼ガスの圧力損失が小さいとい
う利点がある。
これらのヒレ付き水管の製造方法には引抜き、
鋳造、絞り加工あるいは溶接によるものなどがあ
る。このうち、引抜き、鋳造、絞り加工では特殊
な設備が必要で高価なものとならざるを得ない。
これに対して、溶接方法ことにアーク溶接は方法
が簡便であるために広く利用されている。しか
し、この溶接方法においても、平板状のヒレを第
4図(イは断面図、ロは側面図)の如く水管の円
周方向に幾重にも設ける構造においては、溶接長
さが増し加工コストが高くなるといつた欠点があ
つた。しかも、この溶接方法においては、ヒレ基
部におけるヒレと母材である水管表面との溶け込
みが不十分で、このため予測されるフイン効率が
得られないという問題もある。
そこで、近年では、溶接を短時間で容易に行う
ことができることから、圧接によるプロジエクシ
ヨン溶接法が広く行われるようになつた。出願人
は、プロジエクシヨン溶接法による加工面に関し
て研究を重ねた結果、溶接時の放電量並びに溶接
部の溶融固着強度については、伝熱管に対する平
板ヒレの接触面形状によりバラツキがあることが
わかつた。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記のような事情に鑑みて成され
たもので、その目的は、伝熱管の外表面にプロジ
エクシヨン溶接法で平板ヒレを取付けるに際し
て、溶接強度並びに放電による消費電力の面で最
適のヒレ形状を提供することにある。
即ち、この考案は、伝熱管の外表面にプロジエ
クシヨン溶接により固着される平板状のヒレにお
いて、伝熱管外表面に接触し固着する部分に切欠
を設けて、溶接の際、その突出部分全体が伝熱管
に溶融固着する突起部を適当数形成するととも
に、該突起部を前記接触固着部全長に亙つて連続
して形成したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。第1図はこの考案の一実施例の側面図、第
2図は第1図の−断面図である。図中1は伝
熱管、2は平板状のヒレであつて、該ヒレの伝熱
管外表面に接する部分(接触固着部)に略三角形
状の切欠3を複数個設けて、適当数の逆三角形状
の突起部4を形成している。この突起部は、前記
接触固着部の全長に亙つて連続して形成する。
しかして、平板ヒレ2を伝熱管外表面に可及的
に近接させると、平板ヒレの前記突起部のみが伝
熱管外表面に接することとなる。
上記の如く平板ヒレを形成し、圧接によるプロ
ジエクシヨン溶接を行うと、まず、平板ヒレの突
起部と伝熱管外表面間に圧力が集中した状態とな
り、これに大電流を流すと、平板ヒレの突起部と
伝熱管外表面との接触部に電流が集中し、容易に
溶融圧接が行われるとともに、加圧により切欠の
中央部側が順次伝熱管表面に押しつけられ、その
部分に大電流が流れることにより溶融が進み圧接
が行われていく。即ち、平板ヒレがその突起部か
ら順次局部的に加圧通電されるので、プロジエク
シヨン溶接を行うに十分な圧力と電流が容易に得
られ、接触面全域にわたつて良好な溶接が行われ
る。しかも、平板ヒレと伝熱管外表面とは局部的
に接触するので、電力の消費量が少なくてすむ。
溶融、圧接は、突起部4の突出部分全体が伝熱管
1に溶融固着するまで行われる。
なお、上記実施例においては切欠部を三角形状
とした場合について説明したが、これに限定され
るわけではなく、この切欠部を台形、矩形、半円
状等とすることによつても同等の効果が得られ
る。
(考案の効果〕 この考案は、以上のような構成であるので、圧
接によるプロジエクシヨン溶接に際して、伝熱管
と接触する突起部から順次切欠の中央部に向かつ
て局部的に加圧し、大電流を集中させることがで
き、溶接部の溶融と圧接を確実に行うことができ
る。従つて、伝熱ヒレとして良好な溶接状態及び
溶接強度を得ることができ、しかも、溶接は局部
的に行われるので電力の消費量が少なく、電力容
量の小さいプロジエクシヨン溶接機で加工するこ
とができるといつた効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側面図、第
2図は第1図の−断面図、第3図、第4図は
従来の実施例の説明図である。 1……伝熱管、2……ヒレ、3……切欠、4…
…突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝熱管1の外表面にプロジエクシヨン溶接によ
    り固着される平板状のヒレ2において、伝熱管外
    表面に接触し固着する部分に切欠3を設けて、溶
    接の際、その突出部分全体が伝熱管に溶融固着す
    る突起部4を適当数形成するとともに、該突起部
    を前記接触固着部全長に亙つて連続して形成した
    ことを特徴とするプロジエクシヨン溶接により固
    着される伝熱管のヒレ形状。
JP1985085709U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0347746Y2 (ja)

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JP1985085709U JPH0347746Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JP1985085709U JPH0347746Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JPS61204180U JPS61204180U (ja) 1986-12-23
JPH0347746Y2 true JPH0347746Y2 (ja) 1991-10-11

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JPS4848347A (ja) * 1971-10-25 1973-07-09
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JPS59215284A (ja) * 1983-05-23 1984-12-05 Mitsubishi Electric Corp T形継手プロジエクシヨン溶接用突起の加工方法

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JPS61204180U (ja) 1986-12-23

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