JPH0347645A - 円板外周縁部に肉厚リムを成形する方法 - Google Patents

円板外周縁部に肉厚リムを成形する方法

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JPH0347645A
JPH0347645A JP18185089A JP18185089A JPH0347645A JP H0347645 A JPH0347645 A JP H0347645A JP 18185089 A JP18185089 A JP 18185089A JP 18185089 A JP18185089 A JP 18185089A JP H0347645 A JPH0347645 A JP H0347645A
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JP
Japan
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disk
peripheral edge
outside peripheral
edge part
outer peripheral
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Application number
JP18185089A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Masuda
増田 光雄
Bunji Sato
文治 佐藤
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Unipres Corp
Original Assignee
Yamakawa Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は歯付円板やフライホイールの形成に供する円板
の外風縁部に肉厚リムを成形する方法に関する。
従来技術 歯付円板やフライホイールにおいては、その外周縁部を
肉厚にし、歯形形成或はベルト)11けのための体積と
面積並びに強度を確保する必要がある。
このような円板外周縁部に肉厚リムを成形する方法とし
て、スラグに数次の冷間鍛造を与え円板を成形しつつ外
周縁部を肉厚にする方法、或は第10図Aに示すように
、円形に打抜いた板金1の外周縁部を直角に折曲し、次
いで第10図已に示すように該折曲部2aの端面に鍛圧
を与えて圧縮し肉厚リム2bを成形する方法が知られて
いる。
発明が解決しようとする問題点 而して前者においては、大型の冷間鍛造装置を設備せね
ばならず、加工に強大な鍛圧を要するばかつか、製品が
高価で高重量となる問題点を有している。
又後者においては、板金外周縁部を折曲した側にしか厚
み出しを行なうことができず、加えて曲げ部に第10図
中符号3で示すクラックを生ずる恐れがあり、又ベルト
掛は荷重等により折曲部2bに変形を生じ易い等の問題
を有している。
本発明は上記の問題を解決する円板外周縁部に肉厚リム
を成形する方法を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する手段として、円板の外周縁部に沿
い冷間鍛造等にて環状薄肉部を形成し、該環状薄肉部を
治具で加圧挟持して上記外周縁部を該治具の外側方へ突
出し、同状態で上記円板の間欠回転を行ないつつ、外周
縁部の外周面から中心方向へ押圧又は打撃力を与えて、
上記円板外周縁部を上記治具による環状薄肉部の挟持縁
を起点として圧縮しつつ円板厚み方向への膨出を促し、
肉厚のリム部を形成するようにしたものである。
作用 上記方法のように、円板を治具により加圧挟持しつつ、
間欠回転すると共に、該間欠回転に同期作動する圧縮工
具で円板外周縁部をその外周面側から圧縮しつつ膨出を
促す動作を繰り返すことにより、円板外周縁に目的とす
る肉厚リムを適正に形成することができる。
上記圧縮工具により押圧又は打撃力を与える時、円板は
上記外周縁部に沿い形成した環状薄肉部を治具により加
圧挟持されており、これによって上記外周縁部の圧縮及
び膨出は治具による挟持縁から外側方に突出する同外周
縁部に限定され、肉厚リムの成長が適正に促される。又
この膨出は上記環状薄肉部の挟持縁を起点として円板の
厚み方向へ均等になされ、円板に対し表裏等肉で精度の
高い同心円形態を持った望ましい肉厚リムを生成する。
圧縮工具及び装置は円板の回転につれその外周縁部の極
部を順次押圧又は打撃するに足る小型のものであり、加
工エネルギーも非常に限定されたものとなる。
又上記加工により肉厚リムの金属組織が加工硬化を来し
、歯形形成等に有利な肉厚リムを供する。
実施例 以下本発明の実施例を第1図乃至第9図に基いて説明す
る。
先ず通常のプレス加工により金属製板材から円板11を
打抜き、該円板11の中心部に軸挿通用ボス12を絞り
加工し、該ボス12の穴抜きと外周仕上抜きを行なう。
又冷間鍛造により上記円板11の外周縁部11aに沿い
同円板11と同心円の環状薄肉部13を形成すると共に
環状溝14を形成し、該環状薄肉部13によって外周縁
部11aを隔成する。
上記環状薄肉部13は円板11の表裏面に等しい圧縮量
を与え、表裏面において同−深さの環状溝14が形成さ
れるようにする。
又は他側として上記環状薄肉部13は円板11の表裏面
の何れか一方から圧縮し、片面に環状溝14が形成され
るようにする。
上記円板11の中心部の構造は軸挿通用ボス12に代え
、生産対象となる製品の用途に応じた他の形状に加工す
ることができる。
斯くして、上記円板11を一対の治具1516間に挟持
し同治具と共に円周面を按分する回転角度を以って間欠
回転する。
殊に治具15,16の挟持面に環状加圧部17.18を
突設し、該環状加圧部17.18を上記円板11の環状
溝14に緊密に嵌合し、両顎圧部17.18間で環状薄
肉部13を矢印Pで示す如く加圧しつつ挟持し、同加圧
部17.18の外側方に上記環状溝14によって隔てら
れた円板外周縁部11aを突出状態とする。又上記円板
11の軸挿通用ボス12に治具の中心に設けた位置決軸
19を遊びなく挿入し、円板11を適正に芯出ししつつ
、上記環状加圧部17.18と協働して不動状態に保持
し、前記間欠回転を行なう。
而して、第1図に示すように上記円板11の周囲におい
て同円板11の直径線上で往復動する圧縮工具20を定
置し、上記円板11の間欠回転と同期してこの圧縮工具
2oを往復動させ、第2図に示す如く上記外周縁部11
aの外周面に一定角度に亘って円板中心方向への打撃力
又は押圧力を与える。この打撃又は押圧力によって円板
外周縁部11aを圧縮し、円板厚み方向へ均等なる膨出
をうながす。この圧縮と膨出は上記加圧部1718の制
限により同加圧部17.18による環状薄肉部13の加
圧挟持縁を起点としてなされ、円板外周縁部11aに集
中してなされる。
引続ぎ円板11を等回転角度だけ回転させ、同様の圧縮
と膨出を繰り返す。
斯くして第3図に示すように、上記動作を繰り返すこと
により、円板外周縁部11aはその全周に亘り万遍なく
圧縮と膨出が促され、肉厚リム+1cを形成するに至る
。第2図におけるIlbは上記円板外周縁部11aの中
間の塑性変形状態を示す。
円板11は複数回転させ、この間に漸次上記圧縮と膨出
を促すことができ、初期の圧縮工具20aは第6図に示
すように、押圧又は打フ面を円板外周面と略同調した弧
形曲面の溝型21とし、仕上時の圧縮工具20bは、第
7図に示すように車に円板外周面と略同調した弧形曲面
型22とし、肉厚リムlieを円板11と同心円で且つ
円板厚み面と平行面に仕上げる。
又上記圧縮工具20は第4図に示すように、円板直径線
上に相対して一対以上配し、両工具20による打撃又は
押圧力が相対する方向から同時に円板の中心へ向は与え
られるようにする。
又第5図に示すように、圧縮工具20は円板11が間欠
回転の各回転停止時に円板中心方向へ作動し、円板外周
縁部11aの極部を一定回転角度に亘る領域(a点から
b点の領域)で圧縮と膨出を促すのであるが、次の回転
停止時に隣接する部位の圧縮と膨出を促す際には、直前
の圧縮膨出領域(a点からb点の領域)の一部に重畳す
るように次の打撃又は押圧角度を設定する。換言すれば
円板11の間欠回転角度は圧縮工具20の型部21.2
2の型光て面の円板外周面に対する角度より小とする。
上記圧縮と膨出を行なって形成された肉厚リム11cは
その金属組織が上記鍛圧効果として第8図に示すような
ファイバーフロー23を示し、所謂加工硬化による強度
富化が併せて達成できるつ斯くして形成された肉厚リム
ticは高強度を保有し、且つ円板厚み方向に等厚に膨
出され、更に治具15.16の環状加圧部17.1Bに
よる制限作用により、環状薄肉部13の外内部(加圧部
17.18による挟持縁部)を起点としてなされ、円板
外周縁部11aの集中膨出を良好に促すと同時に、精度
の高い同心円膨出が可能となる。
上記によって得られた肉厚リムlieは最終製品の歯形
の形成に有利な加工条件を提供する。
又第9図に示すような歯形24を有する別の圧縮工具2
4cを用いて上記肉厚リムIlcに歯形を予備成形して
も良い。この場合中央部の歯形24aは所要の歯形形状
とし、両端の歯形24bを粗成形用歯形とし、前記第5
図の方法により、次の圧縮加工工程で歯形24aを歯形
24bによる成形部に作用させる。
上記歯形を有する圧縮工具20cを前記工具20bに代
え、又は工具20bの次に用い歯形成形が行なえる。
発明の効果 本発明は上記の方法を採ることにより、円板外周縁に目
的とする肉厚リムを適正に形成することができる。
上記圧縮工具により押圧又は打撃力を与える時、上記外
周縁部の圧縮及び膨出は治具による挟持縁から外側方に
突出する同外周縁部に限定され、肉厚リムの成長が良好
且つ適正に促される。
又この膨出は上記環状薄肉部の挟持縁を起点として円板
の厚み方向へ均等になされ、円板に対し表裏等肉で精度
の高い同心円形態を持った爾後の歯形加工等に理想的な
肉厚リムを生成することができる。
又圧縮工具及び装置は円板の回転につれその外周縁部の
極部を順次押圧又は打撃するに足る小型のものであり、
加工エネルギーも非常に限定されたものとなり、設備費
を大巾に!!I減できる。
又借せて上記加工により肉厚リムの金属組織が加工硬化
を来し、歯形形成等に有利な高強度の肉厚リムを形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明を実施
する装置の断面図であり、円板を同装置に挟持した状態
を示し、第2図は同挟持状態における初期加工状態を同
加工部を拡大して示す断面図、第3図は同仕上加工状態
を同加工部を拡大して示す断面図、第4図は円板に対す
る圧縮工具の設置例を説明する平面図、第5図は同加工
例を説明する平面図、第6図は初期加工用の圧縮工具斜
視図、第7図は仕上加工用の圧縮工具斜視図、第8図は
肉厚リムの加工後のファイバーフロー状態を説明する断
面図、第9図は肉厚リムに歯形を成形する圧縮工具を例
示する拡大斜視図、第10図Aは従来例における肉厚リ
ムの予備加工状態を説明する断面図、第11図会は同最
終加工状態を示す断面図である。 11・・・円板、11a、11’b・・・外周縁部、1
1c・・・肉厚リム、13・・・環状薄肉部、14・・
・環状溝、15.16・・・治具、17.18・・・環
状加圧部、19・・・位置決軸、20・・・圧縮工具。 とゲ 朱 図 第 図 手 元売 補 正置 (方式) 事件の表示 特願平1−181850号 発明の名称 円板外周縁部に肉厚リムを成形する方法補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 山川工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円板の外周縁部に沿い環状薄肉部を形成し、該環
    状薄肉部を治具で加圧挟持して上記円板の間欠回転を行
    ない、各回転停止時に上記円板外周縁部の外周面側から
    円板の中心方向へ押圧又は打撃力を与え、該押圧又は打
    撃力の印加により該円板外周縁部を上記環状薄肉部の挟
    持縁を起点として圧縮しつつ円板厚み方向への膨出を促
    し、肉厚のリム部を形成することを特徴とする円板外周
    縁部に肉厚リムを成形する方法。
  2. (2)上記環状薄肉部を冷間鍛造にて形成したことを特
    徴とする請求項1記載の円板外周縁部に肉厚リムを成形
    する方法。
JP18185089A 1989-07-14 1989-07-14 円板外周縁部に肉厚リムを成形する方法 Pending JPH0347645A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5699689A (en) * 1995-06-30 1997-12-23 Kubota Iron Works Co., Ltd. Method of and apparatus for forming a disc-shaped blank

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60121025A (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 多条vプ−リの製造方法

Patent Citations (1)

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