JPH03475A - 全自動アーク溶接機における溶接方法 - Google Patents

全自動アーク溶接機における溶接方法

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JPH03475A
JPH03475A JP13183789A JP13183789A JPH03475A JP H03475 A JPH03475 A JP H03475A JP 13183789 A JP13183789 A JP 13183789A JP 13183789 A JP13183789 A JP 13183789A JP H03475 A JPH03475 A JP H03475A
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JP
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welding
wire
torch
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JP13183789A
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English (en)
Inventor
Kouzou Kouno
河野 紅三
Masakatsu Sawada
澤田 正勝
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、溶接時には溶接ワイヤをトーチに自動送給す
るとともにワークをトーチに対して相対的に移動させ、
溶接停止時には溶接ワイヤの送給を停止するとともにト
ーチを溶接位置から溶接準備位置へ退避させるように構
成された消耗電極式の全自動アーク溶接機の溶接方法に
係り、特にその溶接開始状態に特徴を有する溶接方法に
関する。
【従来の技術】
従来における一般的な消耗電極式の全自動炭酸ガスアー
ク溶接機の概略構成及びその運転状懸を、すみ肉溶接の
溶接状態を示す第7図を用いて以下に説明する。 まず、図において、lは起動スイッチ、2は溶接電源、
3は制御装置を示しており、これらにより、溶接機の起
動・停止、溶接動作の制御及びワーク15.16と溶接
ワイヤ6へのアーク電圧の印加等が行なわれる。溶接ワ
イヤ6はワイヤ収納容器9に収納されているが、その先
端部は、ワイヤ送給モータ4と送給ローラ5とで構成さ
れるワイヤ送給装置7及びコンジットケーブル8を経て
、コンタクトチップ14に保持されている。コンタクト
チップ14はワイヤ6への給電用部材であるコンタクト
チューブ17の先端部を構成するものであり、このコン
タクトチューブ17は、シールドガス(この場合は二酸
化炭素)12を放流する溶接トーチ13に保持されてい
る。そしてこの溶接トーチ13はトーチホルダー11に
保りされており、制御装置3に伸縮動作を制御されるト
ーチ上下駆動シリンダ10により、溶接中は溶接位置と
して下降した位置に、非溶接時には溶接準備位置として
上昇した位置に位置決めされる。なお、トーチ13を溶
接位置に下降さけた溶接時においては、各ワーク15.
16は不図示のワーク駆動装置により矢印A方向へ一体
的に移動するとともに、ワイヤ6の溶融速度に応じてワ
イヤ送給装置7によりワイヤ6がワーク15.16側へ
供給され、溶接開始位置aから終了位置すまでの連続し
たビードによるすみ肉溶接が行なわれる。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、溶接開始前や終了後において溶接トーチ13
が昇降する際には、ワイヤ6の送給は停止される。この
ときワイヤ6はその一箇所を送給ローラ5に両側からつ
かまれているため、送給ローラ5からワーク15.16
側へ出た溶接ワイヤ6の長さは一定に保たれる。一方、
溶接トーチ13を昇降させれば、コンジットケーブル8
は撓んで変形し、トーチ13と送給ローラ5との距離が
接近するのに反して、ワイヤ6はできるだけ直線状態を
保持しようとするため、溶接ワイヤ6のコンタクトチッ
プ14からの突出量が大きくなるように変化する。そし
て、その状態からトーチ13を下降させて溶接を開始す
る場合には、アークがスムーズに発生せずにしばらくし
てから発生することや、場合によってはアークが発生し
ないままワイヤ6がコンタクトチップI4の先端に溶着
してしまうことがある。そのため製品に溶接不良箇所が
発生した場合はその部分を手直ししなければならず、ま
た、ワイヤ6がコンタクトチップ14に溶着した場合に
はチップ14を交換する作業が必要となる。したがって
、いずれの場合にも本来不要な作業により工数が増加し
、ひいてはその生産性が低下することになる。これらの
問題は、上述したように溶接ワイヤがトーチから突出し
すぎるために、溶接開始時にトーチを下降させるとワイ
ヤがワークに接触するか、あるいは非常に接近すること
が原因となって起こっていると考えられる。 本発明は上述のような従来の技術的課題を有効に解決す
るために創案されたものである。 したがってその目的は、全自動アーク溶接機において溶
接開始時に溶接ワイヤとワークとを接触させず、以てア
ークのスムーズな発生を確保するとともに、溶接ワイヤ
とコンタクトチップとの溶着等、その生産性を低下させ
る原因を発生させない溶接方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る全自動アーク溶接機における溶接開始方法
は、上述の目的を達成するために以下のように構成され
ている。 すなわち、溶接進行に応じて溶接ワイヤをトーチに自動
送給し、溶接停止時に上記溶接ワイヤの送給を停止する
とともにトーチを溶接位置(上の例では下降位置)から
溶接準備位置(同じく上昇位置)へ退避させるようにし
た消耗電極式の全自動アーク溶接機における溶接方法で
あり、その溶接位置から溶接準備位置へのトーチの移動
開始時から、溶接準備位置から溶接位置へのトーチの移
動開始時までの間に、溶接ワイヤをワイヤ供給側−へ所
定量返送し、その状態でトーチを溶接位置に移動させて
溶接開始することを特徴としている。
【作用・効果】
上記構成においては、溶接の一行程が終了すれば、溶接
ワイヤの溶接トーチへの送給が停止されるとともに、溶
接トーチは溶接位置から溶接準備位置へと自動的に退避
する。トーチが溶接準備位置に移動するとき、ワイヤの
変形等が原因となってトーチからのワイヤの突出量が大
きくなるが、その突出量は、溶接ワイヤがワイヤ供給側
へ、すなわち溶接時の送給方向と反対方向へ所定量だけ
返送されて減少する。ワイヤを返送すべき量は、トーチ
の溶接位置から溶接準備位置への移動量や、使用するワ
イヤにとって適切なワークとのアーク発生間隔等により
最適な値に設定することができる。そして、ワイヤがそ
の供給側へ返送されるときにワークの入れ換えや同一ワ
ークにおける溶接箇所変更後の再セット等が完了すれば
溶接トーチを再び溶接位置へ移動させるが、その前に上
述のようにワイヤを溶接時と反対方向へ送り返してコン
タクトチップからの突出量を減少させているため、溶接
トーチが溶接位置に移動したとしてもワイヤとワークと
が接触することはない。 そのため、スムーズなアークの発生により溶接を開始す
ることができる。したがって、上述したような不具合、
すなわち、製品の溶接不良やその手直し、あるいはワイ
ヤとチップの溶着によるその交換作業の必要性をなくす
ることができるから、溶接作業による生産性を向上させ
ることが可能となる。
【実施例】
以下に、本発明の実施例に係る溶接方法を消耗電極式の
全自動アーク溶接機に適用した場合の溶接状態について
、第1図から第6図を用いて詳細に説明する。なお、溶
接機自体の基本構成は既に従来技術の欄で説明したもの
とほぼ同一であるため詳しい説明は省略するが、本実施
例においては、これに加えて送給ローラ5が正逆回転可
能に構成されており、したがって、溶接ワイヤを収納容
器9側へ返送可能に構成されている。 まず、第1図は溶接トーチ13が上昇した溶接準備位置
で停止した状態を示している。これはワークの溶接が一
行程終了した後の状態であり、溶接ワイヤ6は、送給ロ
ーラ5の逆転1ごよって収納容器側へ所定量送り返され
た状態である。記号を用いて説明すると、溶接ワイヤ6
のコンタクトチップ14の先端からの突出長さか、溶接
トーチ13を単に上昇位置へ引き上げた場合の突出長さ
しく仮想線で示している)に対してρ1となるようにワ
イヤ6を返送した状態を示している。 次に、第2図はトーチI3を溶接位置に下降させた溶接
の直前状態を示している。トーチ13が上昇した溶接準
備位置ではコンジットケーブル8が屈曲しているためそ
の内部の溶接ワイヤ6も撓んだ状態にあるが、下降位置
ではその撓みが少なくなるから、第1図の状態に比較し
て突出長さが幾分長くなる。この長さがQ、で示された
長さであり、トーチ【3の上昇位置において送給ローラ
5の逆転により既にワイヤ6が収納容器9側へ返送され
ているため、ワイヤ6の先端とワークとは接触せず、ア
ーク発生に好適な隙間が確保される。 したがって、この状態で溶接ワイヤ6とワーク15.1
6にアーク電圧を印加すればアーク19はスムーズに発
生する。そして、溶接ワイヤ6と共に二酸化炭素等のシ
ールドガス12を供給しながらワーク1516をトーチ
13に対して相対移動させることにより、溶接不良箇所
のない、連続した溶接ビード20によるすみ肉溶接を行
なえる。この溶接開始状態と溶接中の状態が、それぞれ
第3図及び第4図に示されている。 所定長さの溶接ビード20が形成されることで溶接が終
了すると、第5図に示すようにトーチ13は再度溶接準
備位置へと引き上げられる。このとき、送給ローラ5の
回転が停止するため、溶接ワイヤ6の送給ローラ5から
ワーク15.16側への長さは一定に保たれる。一方、
トーチI3が上昇することでトーチI3と送給ローラ5
との距離が短くなってコンジットケーブルが撓み、且つ
ワイヤ6がその内部でできるだけ伸びた状態に近くなる
ように撓むため、溶接ワイヤ6のコンタクトチップ14
からの突出量は、溶接終了直後に比較し長くなる。すな
わち、図示のように溶接直後にLoであったものがり、
に変化する。 そして第6図に示すように、Llで示された突出長さが
g、に変化するように送給ローラ5を逆転させる。さら
に、ワークの入れ換え等が行なわれれば、再び第1図に
示す状態に復帰する。 以上のように、送給ローラ5の逆転による溶接ワイヤ6
の返送行程を付加することにより、溶接開始時に溶接ワ
イヤ6をワークに接触させないようにすることが可能と
なる。したがって、これらの接触に起因して生じていた
種々の問題、すなわち、製品の溶接不良やこれに基づく
手直し作業、さらにはワイヤ6とチップ14との溶着に
よるチッブの交換作業を排除して、溶接作業の生産性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は本発明の実施例に係る溶接方法にお
ける溶接トーチや溶接ワイヤの位置及び状態を示す行程
図、第7図は一般的な消耗電極式全自動炭酸ガスアーク
溶接機の概略構成を示す構成図である。 l・・・起動スイッチ、2・・・溶接電源、3・・・制
御装置、4・・・ワイヤ送給モータ、5・・・送給ロー
ラ、6・・・溶接ワイヤ、7・・・ワイヤ供給装置、訃
・・コンジブトケーブル、9・・ワイヤ収納容器、10
・・・トーチ上下駆動シリンダ、11・・・トーチホル
ダー12・・・シールドガス、13・・・トーチ、14
・・・コンタクトチップ、! 5.16・・・ワーク、
!7・・・コンタクトチューブ、I8・・・ベース、1
9・・・アーク、20・・・溶接ビード 第1 図 第3図 特許出願人  株式会社東海理化電機製作所代 理 人
  弁理士 青白 葆 (ほか1名)第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、溶接進行に応じて溶接ワイヤ(6)を溶接トー
    チ(13)に自動送給し、溶接停止時に上記溶接ワイヤ
    (6)の送給を停止するとともに上記トーチ(13)を
    溶接位置から溶接準備位置へ退避させるようにした全自
    動アーク溶接機における溶接方法において、上記溶接位
    置から溶接準備位置へのトーチ(13)の移動開始時か
    ら該溶接準備位置から溶接位置へのトーチ(13)の移
    動開始時までの間に、上記溶接ワイヤ(6)を該ワイヤ
    供給側へ所定量返送し、その状態で上記トーチ(13)
    を上記溶接位置に移動させて溶接開始することを特徴と
    する全自動アーク溶接機における溶接方法。
JP13183789A 1989-05-25 1989-05-25 全自動アーク溶接機における溶接方法 Pending JPH03475A (ja)

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