JPH0347347Y2 - - Google Patents

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JPH0347347Y2
JPH0347347Y2 JP15293787U JP15293787U JPH0347347Y2 JP H0347347 Y2 JPH0347347 Y2 JP H0347347Y2 JP 15293787 U JP15293787 U JP 15293787U JP 15293787 U JP15293787 U JP 15293787U JP H0347347 Y2 JPH0347347 Y2 JP H0347347Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は内部に電子機器が挿入される電子機器
筐体に係わり、特に、筐体本体に形成された大き
な開口を蓋する蓋体と筐体本体との接合部分を改
良した電子機器筐体に関する。
[従来の技術] 例えば自動販売機や公衆電話機や現金自動支払
機等の街頭に配設され、不特定多数の人が使用す
る各種の装置は、誤つた手順で操作されても故障
しないようにプログラム構成されていてることは
もちろんのこと、使用者が乱暴に取扱つたとして
も簡単に電子機器が機械的に故障しないように、
金属等で形成された筐体内に電子機器が収納され
ている。
特に、夜間とか人通りの少ない場所に設置され
る上記各金銭を取扱う装置においては、乱暴な取
扱の他に、この装置を故意に破壊しようすとる行
為(バンダリズム)に対しても十分に対策を施す
必要がある。
しかし装置に対して必要に応じて点検補修を実
施する必要があるので、電子機器を覆う筐体にか
なり広い開口(窓)を設ける必要がある。第5図
は内部に電子機器が収納される一般的な電子機器
筐体を示す模式図である。すなわち、図中1は金
属等でほぼ直方体形状に形成された筐体本体であ
り、この筐体本体1の前面には、左右の両側面ま
で達する大きな開口2が形成されている。そし
て、この開口2を蓋する蓋体3は、筐体本体1と
同一金属材料で形成されており、この蓋体3を開
口2に蓋することによつて、一つのほぼ直方体形
状の電子機器筐体となる。
そして、通常蓋体3の前面に操作パネルが取付
けられる。また、蓋体3は筐体本体1に対して例
えば蝶番4a,4bで接続されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら上記のような蝶番4a,4bを使
用して蓋体3を筐体本体1の開口2に取付けるよ
うにした電子機器筐体は次のような問題があつ
た。すなわち、蝶番4a,4b部分は外部へ露出
しているので、前述したように、この電子機器筐
体1を故意に破壊しようとすると、最も強度的に
弱い蝶番4a,4bを簡単な工具で破壊すること
が可能である。
このような不都合を避けるために蝶番4a,4
bを筐体本体1および蓋体3の内面に取付けるこ
とか可能であるが、蝶番4a,4bの全部を完全
に内部に収納することは困難である。
また、蓋体3は筐体本体1に対して蝶番4a,
4bのみで固定されることなるので、破壊されや
すい問題もある。また、左右方向および上下方向
に〓間(ガタ)が発生しやすい懸念もある。
本考案は上記事情に鑑みてなされてものであ
り、その目的とするところは、蓋体内面にガイド
溝を形成して筐体本体の開口に対して摺動式に装
着することにより、外部からの破壊行為に対して
充分対抗しうる強固な電子機器筐体を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の電子機器筐体は、内部に電子機器が収
納される筐体本体と、この筐体本体の互いに平行
する一対の平行面を含む少なくとも3つ以上の面
に亘つて形成された開口と、この開口に蓋された
ときに筐体本体の一対の平行面に連続する一対の
平行面を含む複数の面から形成された蓋体と、蓋
体本体の一対の平行面の内面に、自由端が開口内
に突出するように取付けられたガイド用ツバ部材
と、蓋体の一対の平行面の内面の縁部に取付けら
れ、縁部の内面とでガイド用ツバ部材をガイドす
るガイド溝を形成する一対のガイド板部と、蓋体
の一対の平行面の内面に取付けられた係止部材
と、筐体本体の一対の平行面の内面に取付けら
れ、蓋体が開口を蓋したときに係止部材と係合し
て蓋体の移動を禁止する一対のロツキンクギプレ
ートとを具備したものである。
[作用] このように構成された電子機器筐体であれば、
筐体本体の一対の平行面の開口部近傍の内側には
開口部内へ突出するガイド用ツバ部材が取付けら
れている。一方、蓋体の前記筐体本体のガイド用
ツバ部材が取付けられた開口部に当接する縁を有
する平行面の内面にはそれぞれガイド板部が取付
けらわれており、このガイド部と平行面の縁部と
で前記ガイド用ツバ部をガイドするガイド溝が形
成される。そして、蓋体を蓋体本体の開口に装着
する場合、蓋体のそれぞれの平行面の縁部の内側
に形成されたガイド溝を筐体本体の開口の開口内
に突出した各ガイド用ツバ部材にかぶせ、この蓋
体を、蓋体を構成する他の面の各縁部が開口に当
接するまで、ガイド溝に沿つて摺動させる。蓋体
の各面の縁が開口の各縁に当接すると、筐体本体
の平行面の内面に取付けられた一対のロツキング
プレートが蓋体の内面に取付けられた各係止部材
に係合する。しかして、蓋体の移動が禁止され
る。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図および第2図は実施例の電子機器筐体を
構成する筐体本体11および蓋体12を示す斜視
図である。図示するように、筐体本体11は金属
板でほぼ直方体状に形成されており、互いに平行
する左右の平行面13a,13bと前面14と上
面15との四つの面に亘つて大きな開口16が形
成されている。筐体本体11の平行面13a,1
3bの内面にはそれぞれロツキングプレート17
a,17bを上下方向に移動自在に懸架するため
の支持軸18a,18bが取付けられている。
また、筐体本体11の各面13a,13b,1
4における開口16の下辺近傍の内側には帯状の
ツバ板19が貼付られており、このツバ板19の
上端は開口16の内側へ突出している。さらに、
ツバ板19の平行面13a,13bに対応する位
置には開口16の内側への突出量がさらに大きく
設定されたガイド用ツバ部19a,19bが形成
されている。
第2図の蓋体12において、この蓋体12を構
成する一対の平行面20a,20bの内面の下端
近傍にはガイド板21a,21bの上端部が取付
けられている。そして、このガイド板21a,2
1bは、下端が各平行面20a,20bの下端部
の内面と離間するように曲げ形成されている。そ
して、このガイド板21a,21bと各平行面2
0a,20bの下端部の内面との間に開口16の
下縁に形成されたガイド用ツバ部19a,19b
をガイドするガイド溝22a,22bが形成され
る。さらに、ガイド板21a,21bの最下端部
は強度補強のため内側へ折曲げ形成されている。
さらに、蓋体12の平行面20a,20bの内
面にはL字型の係止部材23a,23bが取付け
られている。
前記金属製のロツキングプレート17bは例え
ば第3図に示す形状に形成されている。すなわ
ち、上端および下端部近傍位置に前記支持軸18
が貫通する矩形の貫通孔24a,24bが形成さ
れている。また上端及び下端部近傍に一対の切込
み部25a,25bが形成されている。さらに、
このロツキングプレート17bの前端の内側面に
は絶縁部材26貼付られている。
なお、図中27は筐体本体11の側面13bに
形成された鍵穴28から挿入された鍵にてこのロ
ツキングプレート27bを上下方向へ移動させる
ための鍵機構を収納するための凹部である。
このようなロツキングプレート17bの貫通孔
24a,24bを支持軸18a,18bに懸架す
ると、矩形の貫通孔24a,24bの縦方向距離
だけこのロツキングプレート17bは上下方向に
移動可能となる。
なお、他方のロツキングプレート17aも同一
構成である。
このように構成された電子機器筐体において、
蓋体12を筐体本体11の開口16に装着する場
合、蓋体12の平行面20a,20bの下端に形
成されたガイド溝22a,22bが筐体11本体
の開口16の下縁に形成されたガイド用ツバ部1
9a,19bにかぶさるように蓋体12を開口1
6に〓間を以て装着する。そして、図示ししない
鍵でもつてロツキングプレート17a,17bを
上方に移動させた状態で、蓋体12を開口16に
向つて水平方向に移動させる。すると、ロツキン
グプレート17a,17bが上方へ移動している
ので、蓋体12の係止部材23a,23bが切込
み部25a,25bの下方位置まで移動するとと
もに蓋体12の各面の縁が開口16の各縁に当接
する。そして、前述の鍵を操作してロツキングプ
レート17a,17bを下方へ移動させると、蓋
体12の係止部23a,23bがロツキングプレ
ート17bの各切込み部25a,25bにて係止
される。したがつて、鍵にてロツキングプレート
17a,17bを上方へ移動させない限り、蓋体
12は開口16から開放されることはない。
蓋体12を開口16から取外す場合、鍵でロツ
キングプレート17a,17bを上方へ移動させ
た状態で蓋体12を手前に引き出せばよい。
第4図は蓋体12が筐体本体11の開口16に
正常に装着された状態における蓋体12と筐体本
体11の開口16との間の接続状態を示す断面図
である。図示するように、筐体本体11の外面
(平行面13b)と蓋体12の外面(平行面20
b)との外部に露出する接続部は線のみである。
したがつて、従来の電子機器筐体のように接続部
に蝶番が露出する不都合は生じない。さらに、こ
の接続部の内側にはガイド用ツバ部19b又はツ
バ板19が存在するので、たとえ接続部へ例えば
ドライバー等の工具を差込んだとしても、その工
具の先端が筐体本体11内に収納されている電子
機器に損傷を与えることはない。また、接続部か
らほこり、ちり又は水が筐体本体11内へ侵入す
ることが大幅に抑制される。
また、ガイド用ツバ部19a,19bが蓋体1
2のガイド溝122a,22b内に嵌入されてい
るので、一旦蓋体12を筐体本体11の開口16
に装着すると、ガイド用ツバ部19a,19bお
よびツバ板19によつて蓋体12が開口16に固
定され、蓋体12と開口16との間の水平方向の
〓間(ガタ)が解消され、水平方向にずれるのが
抑制される。
このように、一旦蓋体12を筐体本体11の開
口16に装着すると、たとえ故意にこの電子機器
筐体を破壊しようとしても、容易に破壊されるこ
とはない。
さらに、この筐体本体11内に収納された電子
機器に対する点検補修を実施するために、蓋体1
2を筐体本体11の開口16から取外したり、開
口16へ装着する作業においては、必ず蓋体12
のガイド溝22a,22bを開口16のガイド用
ツバ部19a,19bに被せた状態で、そのガイ
ド用ツバ部19a,19bに沿つて蓋体12を移
動させるので、蓋体12の取付け取外し作業中に
蓋体12のエツジ等にて内部の電子機器に誤つて
損傷を与えることはない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の電子機器筐体によ
れば、蓋体内面にガイド溝を形成して筐体本体の
開口に対して摺動式に装着するようにしている。
したがつて、接続部の構成が強固になり、外部か
らの破壊行為に対して充分対抗しうる強固なもの
となつた。さらに、点検補修時における蓋体の取
付け取外し作業において誤つて内部に収納された
電子機器に損傷を与えることがないので、装置全
体の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例に係わる
電子機器筐体を示すものであり、第1図は筐体本
体を示す斜視図、第2図は蓋体を示す斜視図、第
3図はロツキングプレートを取出して示す平面
図、第4図は要部を示す部分断面図であり、第5
図は従来の電子機器筐体を示す斜視図である。 11……筐体本体、12……蓋体、13a,1
3b,20a,20b……平行面、14……前
面、15……上面、16……開口、17a,17
b……ロツキングプレート、18a,18b……
支持軸、19……ツバ板、19a,19b……ガ
イド用ツバ部、21a,21b……ガイド板、2
2a,22b……ガイド溝、23a,23b……
係止部材、24a,24b……貫通孔、25a,
25b……切込み部、26……絶縁板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に電子機器が収納される筐体本体と、この
    筐体本体の互いに平行する一対の平行面を含む少
    なくとも3つ以上の面に亘つて形成された開口
    と、この開口に蓋されたときに前記筐体本体の前
    記一対の平行面に連続する一対の平行面を含む複
    数の面から形成された蓋体と、前記筐体本体の前
    記一対の平行面の内面に、自由端が前記開口内に
    突出するように取付けられたガイド用ツバ部材
    と、前記蓋体の前記一対の平行面の内面の縁部に
    取付けられ、前記縁部の内面とで前記ガイド用ツ
    バ部材をガイドするガイド溝を形成する一対のガ
    イド板部と、前記蓋体の前記一対の平行面の内面
    に取付けられた係止部材と、前記筐体本体の前記
    一対の平行面の内面に取付けられ、前記蓋体が前
    記開口を蓋したときに前記係止部材と係合して前
    記蓋体の移動を禁止する一対のロツキングプレー
    トとを具備した電子機器筐体。
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