JPH034726Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH034726Y2 JPH034726Y2 JP19920384U JP19920384U JPH034726Y2 JP H034726 Y2 JPH034726 Y2 JP H034726Y2 JP 19920384 U JP19920384 U JP 19920384U JP 19920384 U JP19920384 U JP 19920384U JP H034726 Y2 JPH034726 Y2 JP H034726Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- plunger
- hollow cylindrical
- cylindrical body
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は主にOHVの動弁系に用いられる油
圧タペツトに関する。
圧タペツトに関する。
従来の油圧タペツトは重量が大であるために動
弁系の高速性能が低いという問題があつた。これ
を軽量化するためにはタペツトの外径を小さくす
る手段が極めて有効であるがカムの設計におい
て、バルブリフトや加速度に制限があるためにバ
ルブの吸排気効率が悪くなる欠点が生ずることが
わかつている。
弁系の高速性能が低いという問題があつた。これ
を軽量化するためにはタペツトの外径を小さくす
る手段が極めて有効であるがカムの設計におい
て、バルブリフトや加速度に制限があるためにバ
ルブの吸排気効率が悪くなる欠点が生ずることが
わかつている。
本考案はカムとの接触面の比較的大きいしかも
軽量な油圧タペツトを提供することを主な目的と
するものである。
軽量な油圧タペツトを提供することを主な目的と
するものである。
この目的のために、本考案によれば、シリンダ
ボアに嵌入される下端閉塞円筒ボデイの直径を大
とし、その内部に油導入室として役立つ環状空間
を構成するシリンダを円筒ボデイと同軸に設け
る。而して、カムと接触する円筒ボデイの下面を
大きくすることができるとともに、円筒ボデイと
シリンダとの間の環状室内によりタペツトの重量
を軽減することができる。
ボアに嵌入される下端閉塞円筒ボデイの直径を大
とし、その内部に油導入室として役立つ環状空間
を構成するシリンダを円筒ボデイと同軸に設け
る。而して、カムと接触する円筒ボデイの下面を
大きくすることができるとともに、円筒ボデイと
シリンダとの間の環状室内によりタペツトの重量
を軽減することができる。
以下添附図面を参照して本考案による油圧タペ
ツトの実施例を詳細に説明する。
ツトの実施例を詳細に説明する。
本考案の油圧タペツトはエンジンシリンダボア
2に嵌入された下端閉塞円筒ボデイ5を有し、ボ
デイの下端はカム3に接する。ボデイの上部に連
結されていてボデイと同軸に延びるシリンダ6が
設けられ、シリンダ6には円筒プランジヤヘツド
7が摺動自在に嵌入され、その上部には、プツシ
ユロツド1が接し、プランジヤヘツド7の下端は
プランジヤ8に接している。プランジヤ8はボデ
イ底面に接して置かれ、かつ一部がシリンダ6に
嵌入した内部シリンダ9に嵌入されている。プラ
ンジヤヘツド7が外部へ抜け出さないようにスト
ツパ20がシリンダ6の上端内側に取付けられて
いる。
2に嵌入された下端閉塞円筒ボデイ5を有し、ボ
デイの下端はカム3に接する。ボデイの上部に連
結されていてボデイと同軸に延びるシリンダ6が
設けられ、シリンダ6には円筒プランジヤヘツド
7が摺動自在に嵌入され、その上部には、プツシ
ユロツド1が接し、プランジヤヘツド7の下端は
プランジヤ8に接している。プランジヤ8はボデ
イ底面に接して置かれ、かつ一部がシリンダ6に
嵌入した内部シリンダ9に嵌入されている。プラ
ンジヤヘツド7が外部へ抜け出さないようにスト
ツパ20がシリンダ6の上端内側に取付けられて
いる。
プランジヤ8にはその底部にオリフイス8′が
設けられ、該オリフイスにはリテーナ12を介し
てチエツク弁10が設けられている。内部シリン
ダ9とプランジヤ8との間には高圧室14が形成
され、プランジヤ8およびプランジヤヘツド7の
内部はチエツク弁10を介して高圧室14と連通
するリザーバ15を形成している。ボデイ5とシ
リンダ6との間には油導入室16が形成され、こ
の油導入室16は油ギヤラリー4と連通し、かつ
ボデイの油供給口19、シリンダの油供給口1
8、プランジヤヘツドの油供給口17によつてリ
ザーバ15と連通している。プランジヤ8と内部
シリンダ9との間には相互に反発する様にリター
ンスプリング11が置かれている。
設けられ、該オリフイスにはリテーナ12を介し
てチエツク弁10が設けられている。内部シリン
ダ9とプランジヤ8との間には高圧室14が形成
され、プランジヤ8およびプランジヤヘツド7の
内部はチエツク弁10を介して高圧室14と連通
するリザーバ15を形成している。ボデイ5とシ
リンダ6との間には油導入室16が形成され、こ
の油導入室16は油ギヤラリー4と連通し、かつ
ボデイの油供給口19、シリンダの油供給口1
8、プランジヤヘツドの油供給口17によつてリ
ザーバ15と連通している。プランジヤ8と内部
シリンダ9との間には相互に反発する様にリター
ンスプリング11が置かれている。
次に本考案の油圧タペツトの作用を説明する
と、油圧タペツトは油で満たされているものとす
る。
と、油圧タペツトは油で満たされているものとす
る。
カムの動きに従つて図示しないエンジンバルブ
がリフトされるとプツシユロツド1を介して油圧
タペツトに弁バネ荷重が伝えられ高圧室14に高
圧が発生する。
がリフトされるとプツシユロツド1を介して油圧
タペツトに弁バネ荷重が伝えられ高圧室14に高
圧が発生する。
バルブがリフトされている間に高圧室の油はプ
ランジヤ8と内部シリンダ9との嵌合すき間より
極く僅か漏れ、その分プランジヤ8とプランジヤ
ヘツド7は極く僅か変位する。
ランジヤ8と内部シリンダ9との嵌合すき間より
極く僅か漏れ、その分プランジヤ8とプランジヤ
ヘツド7は極く僅か変位する。
カムローブをはずれ、バルブが着座すると、リ
ターンスプリング11によりプランジヤ8は押さ
え高圧室の圧力が下がり、リザーバ15よりチエ
ツク弁10が開き高圧室へ油が流入すると同時に
プランジヤおよびプランジヤヘツドは変位する。
リザーバへは油ギヤラリー4から油供給口19、
油導入室16、油供給口18および17を通つて
油がリザーバ15に補給される。
ターンスプリング11によりプランジヤ8は押さ
え高圧室の圧力が下がり、リザーバ15よりチエ
ツク弁10が開き高圧室へ油が流入すると同時に
プランジヤおよびプランジヤヘツドは変位する。
リザーバへは油ギヤラリー4から油供給口19、
油導入室16、油供給口18および17を通つて
油がリザーバ15に補給される。
以上の様な過程で動弁系のラツシユは常にゼロ
に保たれる。
に保たれる。
このように本考案によればカムとの接触面を大
きくしうるとともに、ボデイ内部を油導入室とし
て構成したためタペツトの重量を著しく軽減する
ことができる。
きくしうるとともに、ボデイ内部を油導入室とし
て構成したためタペツトの重量を著しく軽減する
ことができる。
添附図面は本考案による油圧タペツトの断面図
である。 5……ボデイ、6……シリンダ、7……プラン
ジヤヘツド、8……プランジヤ、9……内部シリ
ンダ、10……チエツク弁、11……リターンス
プリング、14……高圧室、15……リザーバ、
16……油導入室。
である。 5……ボデイ、6……シリンダ、7……プラン
ジヤヘツド、8……プランジヤ、9……内部シリ
ンダ、10……チエツク弁、11……リターンス
プリング、14……高圧室、15……リザーバ、
16……油導入室。
Claims (1)
- 下端閉塞の中空円筒ボデイの内部に、上端が該
中空円筒ボデイに連結されかつ中空円筒ボデイと
同軸に延びるシリンダを設けて該シリンダと中空
円筒ボデイとの間に油導入室を構成し、前記シリ
ンダに一端閉塞の中空プランジヤヘツドを摺動自
在に嵌入し、一部が前記シリンダに嵌入した下端
閉塞の中空円筒の内部シリンダを中空円筒ボデイ
の底面に接して置き、内部シリンダにオリフイス
を閉じるチエツク弁をもつ中空円筒プランジヤを
摺動自在に嵌入し、かつ、その上端をプランジヤ
ヘツドに接して設け、内部シリンダとプランジヤ
との間に軸方向に相互に反発すべくリターンスプ
リングを設け、前記プランジヤヘツドおよびプラ
ンジヤの内部に形成されたリザーバを前記チエツ
ク弁を通して、内部シリンダとプランジヤとの間
に形成された高圧室と連通させ、前記リザーバを
前記油導入室と連通させて成ることを特徴とする
油圧タペツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19920384U JPH034726Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19920384U JPH034726Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61114014U JPS61114014U (ja) | 1986-07-18 |
JPH034726Y2 true JPH034726Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=30758907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19920384U Expired JPH034726Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034726Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP19920384U patent/JPH034726Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61114014U (ja) | 1986-07-18 |
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