JPH0347219Y2 - - Google Patents

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JPH0347219Y2
JPH0347219Y2 JP1984116607U JP11660784U JPH0347219Y2 JP H0347219 Y2 JPH0347219 Y2 JP H0347219Y2 JP 1984116607 U JP1984116607 U JP 1984116607U JP 11660784 U JP11660784 U JP 11660784U JP H0347219 Y2 JPH0347219 Y2 JP H0347219Y2
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JP1984116607U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はスライド式接点機構で比較的電流容量
が大きく、且つ、接続回路の構成が、少なくとも
4端子を有し、該端子を同時に開閉せしめるプツ
シユロツクスイツチの接点構造に関するものであ
る。
従来の技術 従来、例えば、実公昭47−13691号公報で開示
している如く、操作ノブのオン・オフ操作で少な
くとも4端子以上の独立した端子の固定接点を共
に開閉せしめる機構においては、3接触点を設け
た三角状の可動接片及び2接触点を設けた矩形状
の可動接片等を複数個必要とし、少なくとも4端
子の固定接点を共に開閉させるには、例えば、2
つの可動接片を互に導通させるための共通接点を
必要とする関係で少なくとも合計で5接触点を必
要とする複数の可動接片を配備した接点構造とし
ていた。
考案が解決しようとする問題点 上記の如く、スライド式接点機構において、例
えば4端子以上の端子を配備し、少なくとも独立
した4端子の固定接点をオン・オフ操作で共に開
閉せしめる場合、従来の接点構造では、少なくと
も5接触点を必要とし、例えば、3接触点の可動
子1個と、2接触点の可動子1個との組合せで構
成される可動接片を備える必要があつた。
この場合、一接触点当りの接触圧は、当該電気
回路の通電電流等によつて勘案される所定の接触
圧を付与しなければならないため、接触圧の合計
は、接触点の数に比例した押圧力を付与しなけれ
ばならず、しかして、接触点が多くなるとそれだ
け極盤側との摩擦抵抗を増大せしめることとな
り、しかして、機械的損耗の増大及びオン・オフ
操作の操作感触を悪くするのみならず、固定接点
の数が多くなるため複雑化し大型化される等の欠
点を有していた。
問題点を解決しようとするための手段 少なくとも4端子以上の固定接点を複数の可動
接片の摺動接離で同時にオンまたはオフするプツ
シユロツクスイツチの接点構造において、ケース
の内壁に列設された前記固定接点と、操作ノブの
押圧操作方向に対して垂直方向に並設すると共
に、前記固定接点に接触し、かつ凹状溝を有する
可動接片と、可動部材の側壁に形成された環状溝
に挿入すると共に、複数の可動接片の前記凹状溝
に挿通される棒状の導通部材と、該導通部材を介
して接続される前記複数の可動接片を互に進退自
在に挿装する前記可動部材と、該可動部材の可動
接片と導通部材とが交差する部位上に配置された
スプリングと、前記可動部材をケースに係止する
ためのロツクピンとを配設したことにより前述し
た従来の技術の問題点を解消するものである。
本考案の作用 前記の如く本考案に係るプツシユロツクスイツ
チの接点機構は、可動部材に挿装される2つの可
動接片が共に挿装される導通部材を介して互に接
続されているため、例えば、スライドスイツチの
4端子をオン操作で共にオン状態とする場合は、
2端子毎に2つの可動接片で橋絡接触せしめるこ
とにより、4端子は共に導通される閉成状態に作
動させることが出来るものであり、即ち少なくと
も4端子の開閉は4接触点で構成出来る。
また、本考案は、列設した4つの固定接点のう
ち、2つの固定接点を一方の可動接片に接触させ
ると共に、他の2つの固定接点を他方の可動接片
に接触させ、かつ2つの可動接片を導通部材によ
り、互いに導通されている。このように2つの可
動接片相互を分離し、その各々がスプリングによ
り微調整できることにより、2つの各可動接片が
4つの各固定接点に確実に接触する。
本考案の実施例 本考案に係るプツシユロツクスイツチの接点機
構を具備したプツシユロツクスイツチの一実施例
を添付図面に基づき詳細に説明する。
1は固定部材を構成するケースである。該ケー
ス1は可動部材となる可動盤3をプツシユ操作で
摺動自在に収容すべく開口部1aを形成してお
り、該開口部1aの開口端面には極盤2を固着可
能に形成している。更に、極盤2が対向する開口
部1aの底面1bの所定位置には収容される可動
盤3をオン・オフの2位置に係止すべく、ロツク
ピン8と係合するハートカム1cを形成してい
る。
2は極盤である。該極盤2はケース1にプツシ
ユ操作で摺動自在に収容される可動盤3に対向し
てケース1の開口部1aの端面に固着されるもの
であり、可動盤3と対向する上面の所定位置に
は、可動盤3に挿装される可動接片4と対応して
電気回路が閉成または開成されるべく固定接点2
a,2b,2c及び2dがそれぞれ独立して配設
され、これ等の固定接点2a乃至2dはそれぞれ
外部との接続を行なう端子(図示せず)に連通す
べく、例えば一体的に埋設して外方に突き出され
ている。
更に、該極盤2は、他の電気回路を閉成すべく
可動接片7と対応すべく固定接点2eを設けてい
る。3は可動部材を構成する可動盤である。該可
動盤3は、ケース1の正面側に装着される操作ノ
ブ10で駆動されるものであり、しかして該可動
盤3は操作ノブ10に対向する端部には操作ノブ
10の軸部10aの先端部と連結可能に切溝3a
を形成している。更に、該可動盤3は極盤2と対
向する下面側の略中央部には、前記極盤2の固定
接点2a,2b,2c,2dと接触すべく対応す
る可動接片4,4を挿装する角穴3bを並列的に
穿設している。更に、第2図に示す如く角穴3a
の中央部には可動接片4,4に接触圧を付与すべ
く挿装されるスプリング6の挿着穴3cがそれぞ
れ付加して穿設されている。また更に、該スプリ
ング6の挿着穴3cのそれぞれには、例えば、第
2図に示す如く、導通部材5を挿装する角形の環
状溝3dが巻回され、該環状溝3dで互に連絡さ
れている。また更に、他方の先端側には、他の電
気回路を開閉すべく固定接点2eと対応する可動
接片7を挿装する穴3e及びスプリング9を挿装
する穴3fが穿設されている。
4は可動接片である。該可動接片4は、例えば
第3図に示す如く、凹状に中央部に溝4aを形成
した板状の接片に形成され、中央部の溝4aの底
面に導通部材5がスプリング6で押圧されるよう
にして前記可動部材3の角穴3bに可動接片4、
穴3cにスプリング6及び環状溝3dに導通部材
5がそれぞれ挿装されるものである。5は導通部
材である。該導通部材5は、例えば導電性の良い
線材あるいは板材で前記可動盤3の環状溝3dに
挿装すべく該環状溝3dに適合せしめた略環状に
形成したもので有る。しかして該導通部材5は、
可動部材3に並列して挿装される2つの可動接片
4のそれぞれの溝4a内に連通して挿入する。該
導通部材5は、各々のスプリング6で、当該導通
部材5を介して2つの可動接片4へ接点圧を付与
すべく2つの可動接片4を押圧する。該導通部材
5は、2つの可動接片4を相互に進退自在にし、
かつ2つの可動接片4を互いに導通せしめるべく
接続するものである。
7は他の電気回路を開閉するための可動接片で
ある。8はロツクピンである。該ロツクピン8
は、ケース1のハートカム1cに係合すべく、ス
プリング9で押圧されて可動盤3に前記可動子7
と共に挿装され、可動盤3が所定位置まで押圧さ
れたとき可動盤3を所定位置に係止せしめるもの
である。10は操作ノブである。該操作ノブ10
は、ケース1の正面側に装着され、可動盤3をプ
ツシユ操作すべく、該可動盤3と連結されるもの
である。しかして、該操作ノブ10は、ケース1
の正面側の隔壁1dを介して当該操作ノブ10の
軸部10aが可動盤3の正面側端部に嵌着可能に
形成している。11はスプリングである。該スプ
リング11は、前記操作ノブ10の背面側の軸部
10aに挿着され、操作ノブ10を自動復帰せし
めるべく、プツシユ操作方向の反対方向へ常時付
勢しているものである。
上記の如く構成される実施例の作用を説明す
る。
図示の如く、通常オフ位置に保持されているプ
ツシユロツクスイツチの操作ノブ10をオン位置
へプツシユ操作すると、ロツクピン8がケース1
のハートカム1cに係合し可動盤3は操作ノブ1
0を共にオン位置に係止される。このとき、可動
盤3に互に独立的に挿装され、且つ、導通部材5
で接続されている2つの可動接片4は、対向する
極盤2の固定接点2a,2b及び2c,2dへそ
れぞれ橋絡接触するため、該固定接点2a,2
b,2c及び2dは共に互に接続された状態にな
り、それぞれの端子を介して接続される電源と負
荷は、並列接続で所定の電気回路を閉成する作動
を行なう。
即ち、互に独立した4つの端子を同時に接続せ
しめる2つの可動接片4の接触点の数は、2つの
可動接片4が互に導通部材5を介して接続されて
いるため、可動接片4はそれぞれ対向する固定接
点2a,2b及び2c,2dの最小限の4つの接
触点で形成することが出来る作動をするものであ
る。
本考案は、列設した固定接点2a,,2b,2
c,2dのうち、固定接点2a,2bを一方の可
動接片4に接触させると共に、固定接点2c,2
dを他方の可動接片4に接触させ、かつ、可動接
片4,4を導通部材5により、互いに導通されて
いる。このように可動接片4,4相互を分離し、
その各々がスプリング6により微調整できること
により、該各可動接片4,4が各固定接点2a,
2b,2c,2dに確実に接触する。
尚、上記実施例は、本考案に係るプツシユロツ
クスイツチの接点機構をプツシユロツクスイツチ
機構に具備せしめたものであるが、前記スイツチ
機構に限られるものではなく、例えば、プツシユ
プルスイツチ機構あるいは揺動型スイツチ機構
等、各種スイツチ機構のスライド式接点機構に適
用出来、同等の作動を行なわしめることが出来る
ものである。更に、実施例では4端子の同時接続
について説明したが、該4端子の接続を最小基本
単位として4端子以上の同時接続についても必要
最小限の接触圧を付与すべく、可動部材に挿装さ
れる可動接片同志を導通回路で接続することによ
り、固定接点との接触点を最小限に構成すること
が出来る機能を有する。
本考案の効果 (イ) 少なくとも4端子以上の固定接点を複数の可
動接片の摺動接離で同時にオンまたはオフする
プツシユロツクスイツチの接点構造において、
導通部材は、可動部材の側壁に形成した環状溝
に挿入すると共に、複数の可動接片の凹状溝に
スプリングを介して挿通して組付けている。こ
のため、本考案は、各可動接片がスプリングに
より微調整され、例えば4つの固定接点に確実
に接触させることができる。
(ロ) 各種のスイツチ機構に利用出来る簡素な構成
で小型化が容易に出来、安価なスイツチの接点
構造を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプツシユロツクスイツチ
の接点機構を具備したプツシユロツクスイツチの
一実施例を示す断面図である。第2図は第1図矢
視A−A線方向の断面図である。第3図は第1図
矢視B−B線方向の要部の断面図である。 1……ケース、2……極盤、3……可動盤、4
……可動接片、5……導通部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも4端子以上の固定接点を複数の可動
    接片の摺動接離で同時にオンまたはオフするプツ
    シユロツクスイツチの接点構造において、ケース
    の内壁に列設された4つの前記固定接点と、操作
    ノブの押圧操作方向に対して垂直方向に並設する
    と共に4つの前記固定接点のうち2つ該固定接点
    に各々接触し、かつ凹状溝を有する2つの可動接
    片と、可動部材の側壁に形成された環状溝に挿入
    すると共に、2つの各可動接片の前記凹状溝に挿
    通される棒状の導通部材と、該導通部材を介して
    接続される前記2つの可動接片を互に進退自在に
    挿装する前記可動部材と、該可動部材の2つの可
    動接片と導通部材とが交差する部位に配置された
    スプリングと、前記可動部材をケースに係止する
    ためのロツクピンとを具備したことを特徴とする
    プツシユロツクスイツチの接点構造。
JP11660784U 1984-07-30 1984-07-30 プッシュロックスイッチの接点構造 Granted JPS6130929U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11660784U JPS6130929U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 プッシュロックスイッチの接点構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11660784U JPS6130929U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 プッシュロックスイッチの接点構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6130929U JPS6130929U (ja) 1986-02-25
JPH0347219Y2 true JPH0347219Y2 (ja) 1991-10-08

Family

ID=30675543

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11660784U Granted JPS6130929U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 プッシュロックスイッチの接点構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS6130929U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5991638U (ja) * 1982-12-13 1984-06-21 東洋電装株式会社 切換えスイツチ

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JPS6130929U (ja) 1986-02-25

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