JPH0346658A - 切抜きマスク作成システム - Google Patents

切抜きマスク作成システム

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JPH0346658A
JPH0346658A JP1181794A JP18179489A JPH0346658A JP H0346658 A JPH0346658 A JP H0346658A JP 1181794 A JP1181794 A JP 1181794A JP 18179489 A JP18179489 A JP 18179489A JP H0346658 A JPH0346658 A JP H0346658A
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JP
Japan
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Application number
JP1181794A
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English (en)
Inventor
Kazuya Tsunashima
綱島 一也
Mayumi Inada
稲田 真弓
Akio Yanase
柳瀬 彰夫
Hideaki Kobayashi
秀章 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野] 本発明は、カラー画像から背景部を抽出して印刷製版フ
ィルムを作成するための切抜きマスク作成システムの改
良に関するものである。 (従来の技術1 写真原稿中から必要な部分のみを切出して使用する場合
、例えば、角型の写真原稿中をハート型にトリミングし
て使用するとか、写真原稿中の対象物のみを抽出して、
他の写真原稿と合成して使用するとかいった場合、一般
には切抜き処理を実行する。 即ち、レイアウト用紙にトレースマシーンで必要な絵柄
の輪郭をなぞって切抜きを指定したり、写真原稿にトレ
ーシングペーパーを被せ、必要な部分の輪郭を描き込ん
だ上、不必要な部分を斜線で潰して、切抜きを指定し、
このような切抜き指定に従って、切抜きマスク等を作成
して合成を実行する。 しかしながら、印刷物となるものは、上記のような単一
の色エリアから威るものばかりではなく、徐々に色が変
化したり、カラー写真用のネガ及びポジフィルム等があ
り、このようなカラー原稿中の特定の物、例えば人物と
か家具等のみを抽出してフィルム版を作成する場合には
、切り取られる領域に、明度、彩度、色相の異なる領域
が重なり合っているので、上記の手法では忠実なフィル
ム版を自動作成できない。 又、カラーフィルム原稿の場合には、そのフィルム画像
を投影して、オペレータが切抜きエリアに対応するマス
クを作成し、そのマスクとフィルム原稿とを重ねること
により、所望とするカラー原稿のフィルム版(Y、M、
、C,Bk版〉を作成するといった手作業に委ねられて
いるため、フィルム原稿の画像の複雑さに起因して、フ
ィルム版作成効率が著しく低下し、印刷工程日数が大幅
に増加してしまう場合があった。 ところで、従来、フィルム画像を画像信号化し、デイス
プレィ上に投影して、オペレータが、切抜ぎ対象画像の
輪郭を例えばマウスやカーソル等の指示具で正確に指定
していくことで切抜き線(例えば切抜きベクトル)を生
成する方法が知られている。しかしながら、オペレータ
がカーソル等で切抜き対象画像の輪郭全部を指定するの
は、作業に非常に多くの時間を要し、オペレータに多大
な負荷がかかるという問題があった。 このような問題に対して、例えば画像中の背景部を構成
する色要素をカーソル等で指定することで、切抜き線を
自動的に抽出する方法や、画像中の背景部と思われる部
分の一部をオペレータが指定して、その背景部の濃度の
変化軸を見つけ、該濃度変化軸を考慮した濃度分類によ
り、背景部画像データひいては切抜き線を自動的に抽出
する方法が考えられている。 従来、前記のように自動的に切抜き線を抽出する際には
、切抜き対象画像がラスタデータであるのに対して、画
像データをベクトル化したベクタデータの形で取扱って
いた。このようにベクタデータとするのは、抽出された
背景部画像の背景部でない部分に発生する切抜き線等を
排除すると共に、取扱うデータ量を減らすためである。 しかしながら、前記のようにラスタデータをベクタデー
タに変換して取扱い、切抜き線ひいては切抜きマスクを
作成しようとすると、ラスタデータからベクタデータに
画像データを変換し更に最終的にラスタデータに再交換
する必要があるため、それらの交換に多くの時間を賀す
と共に、変換されたベクタデータを、スムージング処理
等で補正して輪郭をはつきりさせようとしても、その解
像度は向上せず、輪郭線の品質は良いものが得られ3− ず、却って低下する場合があるという問題点があった。 【発明が達成しようとす課題】 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、ベクタデータで切抜き線を作成するよりも高速に
、高品質な切抜き像を得・ることか可能な、切抜きマス
ク作成システムを提供することを課題とする。
【課題を達成するための手段】
本発明は、入力される画像から所定部を抽出するための
切抜きマスク作成システムにおいて、抽出された画像の
データをラスタデータの形で取扱い、且つ、当該画像デ
ータに高解像度処理を施すための手段を備えることによ
り、前記課題を達成したものである。
【作用1 本発明は、ラスタデータの切抜き対象画像をベクタデー
タに変換した場合には、補正処理を施しても抽出される
輪郭線の品質があまり向上せず、又、切抜き対象画像を
ラスタデータからベクタデ4− −9に変換等するのに多くの時間がかかる点に着目しな
されたものである。即ち、切抜き対象画像をラスタデー
タの形のまま取扱い、且つ、輪郭線の品質を向上させる
べく、当該画像データに高解像度処理を施すようにして
いる。 従って、ベクタデータに変換して切抜ぎ線を得る場合に
比較し、高速に、高品質な切抜き像を得ることが可能で
ある。 【実施例1 以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
。 本実施例は、第1図に示す如く構成されている。 第1図において、符号1はレイアウトテーブルで、例え
ばカラーフィルム等のカラー原稿2(背景部が一様)が
載置される。3はカラースキャナで、カラー原稿2の画
像を光学的に読み取り、RGB信号をY、M、C,Bk
信号に変換しながらイメージメモリ4に記憶させる。 5はコンピュータ等で構成される画像処理コントローラ
部で、主成分演算手段5a 、 Wa度平均・共分散演
算手段5b、識別関数演算手段5c、背景部抽出手段5
(1、スムージング処理手段5e。 高解像度処理手段5f等から構成されており、プログラ
ムメモリ10に記憶される切抜き処理プログラムに基づ
いて起動する。 前記主成分演算手段5aは、予め設定された自動切抜き
@域の一様な背景部内のトレーニングエリア11a1例
えば自動切抜き領域11の左上隅(第3図参照〉の画像
データ(C,M、Y)をサンプリングし、その主成分を
演算して、第2図に示す如く、濃度変化の軸(主成分軸
)を求める。 この主成分演算手段5aによって、画像データの背景部
がグラデーションを持つ場合や、実体部の影が写る場合
でも、濃度分布の変化が予測できる。 勿論、トレーニングエリアを背景部内の他の箇所に設定
することも可能である。 前記濃度平均・共分散演算手段5bは、主成分分析で得
られた各画素の第2及び第3主成分値から、最尤法によ
る濃度クラスタリングを行うべく、トレーニングエリア
11aの濃度平均値及び其方数値を求める。 前記識別関数演算手段5Cば、濃度平均・共分散演算手
段5bが演算した濃度平均値及び共分散値を正規分布関
数に代入して、対象画像全体を背景部と実体部(背景部
でない部分)にクラスタリングするための識別関数を決
定し、次いで、イメージメモリ4に記憶されたカラー画
像データを読み出し、該識別関数に代入して、トレーニ
ングエリアとの濃度距離データを演算する。ここで、正
規分布関数を使用しているのは、画像が一様である場合
には、正規分布に従っていると仮定しているからである
。 前記背景部抽出手段5dは、該識別関数演算手段5Cが
演算した濃度距離データと、予め記憶された判定距離デ
ータ(例えばマハラノビス距離データ)を参照しながら
、該濃度距離データが所定値以内であると背景部と判定
して、イメージメモリ4に記憶されたカラー画像データ
から背景部画像データを抽出する。 前記スムージング処理手段5eは、該背景部外8− 出手段5dにより抽出された背景部画像データを後述す
るようにスムージングする。 前記高解像度処理手段5fは、前記スムージング処理手
段5eによりスムージングされた、ラスタデータの背景
部画像データに対して、画素間を補間することにより擬
似的に解像度を上げ、高品質な画像を作成する処理を施
すものである。即ち、この高解像度処理手段5fには、
前記背景部画像データをランレングスデータに変換する
ランレングス処理部500と、このランレングスデータ
を拡大する拡大処理部50ハと、拡大されたランレング
スデータの接続関係を検索する接続関係検索部501と
、検索された拡大ランレングスデータの関係に基づいて
任意の2点間を連結する輪郭のエツジを所定数細分化す
る細分化処理部50jとが設けられる。 第1図において、6は自動切抜き領域の指定、自動抽出
された切抜き線の確認・修正、手動切抜き等をオペレー
タが行うためのデイスプレィ、7は入ノ〕部で、キーボ
ード7a及びデイスプレィ6上のカーソルを移動するた
めのポインティングデバイス7bから構成され、切抜き
処理に必要なコマンド及び位置データ等を画像処理コン
トローラ部5に指示入力する。 8は、フィルム出力手段となるレイアウトスキャナで、
前記雑音除去手段5hから出力される背景部ベクトルデ
ータを参照しながら、前記イメージメモリ4に記憶され
たカラー画像データ中から背景部外のカラー画像データ
を版色別に読み出し、印刷フィルム版9に切出し出力す
る。 第3図は、自動切抜き処理を説明する状態推移図である
。 第3図において、符号11は自動切抜き領域、11aは
そのトレーニングエリアを示す。又、12は背景部外出
画像データを示し、第2図に示した背景部抽出手段5d
が抽出した背景部外出画像データに対応する。第3図に
おいて、N1、N2はノイズ成分であり、画像処理演算
により発生する一様でない濃度領域として抽出されたデ
ータに対応する。 13はスムージングデータで、スムージング処理手段5
eがノイズ成分N+、N2を、例えば近接する画素デー
タを所定のマトリクスデータにより除去したものに相当
する。 14は、高解像度データで、高解像度処理手段5fがス
ムージングデータをランレングス処理等して擬似的に解
像度を上げたものである。 15は自動切抜き画像で、手動切抜き画像と合成されて
、第1図に示した印刷フィルム版9に露光される。 カラー原稿2に対する原稿入力がポインティングデバイ
ス7bにより指示されると、カラースキャナ3がカラー
原稿2の読み取りを開始し、読み取ったカラー画像デー
タを版色〈イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)毎
にイメージメモリ4に順次書き込んでいく。この書き込
みが終了すると、イメージメモリ4から読み出されたカ
ラー画像データがデイスプレィ6に表示される。 トレーニングエリア11aは、予め自動切抜き領域11
の背景部の所定位置、例えば自動切抜き領域11の左上
隅に設定されている。なお、このトレーニングエリア1
1aは、ポインティングデバイス7bにより変更可能で
ある。 主成分演算手段5aは、このトレーニングエリア11a
の部分の画像データ(C,M、Y)をり−ンブリングし
、この画像データに対して1第3図に示した如く、濃度
の変化方向を知るための主成分分析を行う。これによっ
て、画像データの背景部がグラデーションを持つ場合や
、実体部の影が写る場合でも、濃度分布の変化が予測で
きる。 背景部抽出に際しては、この主成分分析で得られた各画
素の第2及び第3主成分値を、最尤法に渡す。 最尤法では、まず、前記濃度平均・共分散演算手段5b
が、前記トレーニングエリア11a内の各画素の第2、
第3主成分値から、その濃度平均値及び共分散値を演算
する。 次いで、識別関数演算手段5Cが、前記トレーニングエ
リア11aの濃度平均値及び共分散値を正規分布関数に
代入し、自動切抜き領域を背景部と実体部にクラスタリ
ングするための識別関数を決定する。 更に、該識別関数演算手段5Cが、各画素をこの識別関
数に代入して、トレーニングエリアとの濃度距離データ
を演算する。 次いで、背景部抽出手段5dが、演算された濃度pHデ
ータを予め記憶された判定距離データより小さいかどう
か判定することにより、背景部抽出画像データ12を抽
出する。最尤法は、このように画像の−様な部分を統計
的に処理しているため、安定的に背景部が抽出できる。 抽出された背景部画像データ12は、スムージング処理
手段5eにより背狽輪郭部がスムージングされ、スムー
ジングデータ13が生成される。 次いで、高解像度処理手段5fにおいては、生成された
スムージングデータ13を圧縮してランレングスデータ
を作成し、そのランレングスデータを拡大、細分化して
高解像度処理を流し、高解像度データを生成する。この
ランレングスデータの作成等には、例えば、出願人が既
に提案した特開昭63−64179号公報中の手順を用
いることができる。 即ち、前記スムージングデータ13は、ランレングス処
理部50gで、例えば、第4図(Δ)に示すように二値
化後に圧縮されて、ランレングスデータが生成される。 この作成されたランレングスデータを、第4図(B)に
示すように、拡大処理部50hで拡大する。この拡大処
理は前記ランレングスデータを単純に拡大したものに相
当するため、画像のエツジに不自然な部分が生じる場合
がある。そこで、この不自然さを解消するべく、接続関
係検索手段50iで、拡大されたランレングスデータの
接続関係を検索して、それぞれの接続関係を規定してい
く。 次いで、細分化処理部50jで、第4図(B)に示され
るような、任意の区間P1〜P2に存在する各変化点E
1〜E++間に対して隣接する変化点間のカラム幅、ラ
イン幅の中間点に新たなエツジ処理を行い、前記第4図
(C)のように、任意の区間P1〜P2のエツジを、あ
たかも最初から細分化されていたかのような自然なエツ
ジに変換したランレングスデータを作成する。 このように高解像度処理が施された画像データは、レイ
アウトスキVすに出力され、この背景部画像データに従
い、レイアウトスキャナ8ばイメージメモリ4に記憶さ
れたカラー画巖データ中の背景部以外に対応するカラー
画像データ(切抜き画像)を読出し、印刷フィルム版9
に版別に切出し露光出力する。 次に第5図〜第8図を参照しながら、第1図に示したス
ムージング処理手段5eによる膨脂収縮に準じたスムー
ズ処理について説明する。 第5図は、第1図に示したスムージング処理手段5eに
よる輪郭画素の屈服を説明する模式図である。第5図に
おいて、符号21は判定画素パターンで、例えば対象画
素21aに臨接する8近傍画素を検索して、対象画素2
1aの「1」 〈黒画素)、「O」 (白画素)を決定
する。22は膨脂処理パターンで、判定画素パターン2
1の8近傍画素が1つでも「1」の場合に、対象画素2
1aが「1」 (斜線で示す〉に形成されて、屈服され
た状態に対応する。 第6図は、第1図に示したスムージング処理手段5eに
よる輪郭画素の収縮を説明する模式図である。第6図に
おいて、31は判定画素パターンで、例えば対象画素3
1aに臨接する8近傍画素を検索して、対象画素31a
のflJ  rOJを決定する。32は収縮処理パター
ンで、判定画素パターン31の8近傍画累が1つでもr
OJの場合に、対象画素31aが「○」に形成されて、
収縮された状態に対応する。 例えば第7図に示すような凸型のノツチが線画の輪郭に
含まれるような線画画像データ41aが検索された場合
には、スムージング処理プログラムに基づいて、M6図
に示した判定画素パターン31により収縮走査を実行し
て収縮画像データ41bを生成し、この収縮画像データ
41bに対して膨脂処理を施すため、スムージング処理
プログラムに基づいて、スムージング処理手段後5eが
第5図に示した判定画素パターン21により膨張走査を
行って、ノツチ除去画像データ41Cを生成する。 方、第8図に示すような凹型のノツチが線画の輪郭に含
まれるような線画画像データ42aが検索された場合に
は、スムージング処理プログラムに基づいて、第5図に
示した判定画素パターン21により膨張走査を実行して
膨脂画像データ42bを生威し、この膨脂画像データ4
2bに対して収縮処理を施すため、スムージング処理プ
ログラムに基づいて、スムージング処理手段後5eが第
6図に示した判定画素パターン31により収縮走査を行
い、ノツチ除去画像データ42Cを生成する。なお、こ
の処理は、この実施例においては、彫版→収縮の順に、
画像全体に対して実行される。 前記高解像度処理手段5fによる高解像度処理を第9図
の模式図に従って説明する。 第9図(A)において、43はランレングスデータで、
その数値はカラム番号(Column N umber
)を示す。43aはランレングス値で、ランレングスデ
ータ43をカラム番号で表わしたものである。 第9図(B)の44は、拡大ランレングスデータで、前
記ランレングスデータ43を例えば縦横2倍に拡大した
データである。71.4aはランレングス値で、拡大ラ
ンレングスデータ44をカラム番号で表わしたものであ
る。 第9図(C)の45は、前記拡大ランレングスデータ4
4を細分化したランレングスデータを示す。45aはこ
の細分化したランレングスデータ45をカラム番号で表
わしたランレングス値である。 第9図(A)〜(C)かられかるように、ランレングス
処理部50aは、ランレングスデータ43を生成して、
ランレングス値43aを得る。これらのデータに対して
、拡大処理部50hが前記データ43を、例えば縦横2
倍に拡大処理して、拡大ランレングスデータ44を生成
する。これにより、ランレングス値44aが得られる。 次いで、接続関係検索手段501が、ランレングス値4
4aに対して接続関係検索を行い、周定 18 データを生成する。この規定データは、拡大ランレング
スデータ44の輪郭を構成する線素(例えば、13−1
3−11・・・)を構成するデータである。これらの規
定データが得られたら、細分化処理部50jでこの規定
データを細分化補正し、細分化したランレングスデータ
45を生成してそのランレングス値45aを得る。この
ようにして、高解像度の拡大画像が得られる。 次に、第10図を参照しながら、本発明による切抜き処
理の手順について説明する。 本発明による切抜き処理に際しては、まずポインティン
グデバイス7bよりカラー原稿2に対する画像読み取り
が指示され、ステップ110で、カラースキャナ3がカ
ラー原稿2に対する画像読み取りを終了するのを待機す
る。版色別の読み取りを終了したら、ステップ112に
進み、読み取ったカラー画像データを版色別にイメージ
メモリ4に登録する。 次いで、ステップ114で、ポインティングデバイス7
bより登録されたカラー画像の描画指令が入力されるの
を待機し、描画指令が入力されたら、ステップ116で
、イメージメモリ4より読み出されたカラー画像データ
をデイスプレィ6に描画する。 次いでステップ117で、デイスプレィ6を見ながら、
オペレータが自動切抜き領域11を指定する。 次いで、ステップ118で、主成分演算手段5aが、自
動切抜き領域11内に設定されたトレーニングエリア1
1aをサンプリングし、該トレーニングエリア内の画像
データに対して、濃度の変化方向を知るために主成分分
析を行う。この主成分分析は、例えば共分散行列を作成
し、該共分散行列の固有値を演算し、該固有値に基づき
各主成分値を演算することによって行われる。 次いでステップ120に進み、前記濃度平均・共分散演
算手段5bが、前記主成分演算を行ったトレーニングエ
リア11aのデータの濃度平均値及び共分散値を演算す
ると共に、前記識別関数演算手段5Cが、イメージメモ
リ4から読み出される各画素のカラー画像データと前記
濃度平均値及び共分散値を識別関数となる正規分布関数
に代入して濃度距離データを演算する。 次いで、ステップ122に進み、背景部抽出手段5dで
、予め記憶された判定距離データを参照し、ステップ1
24で、濃度距離データが背景部となる場合には、ステ
ップ126に進んで、背景部となったカラー画像データ
を登録し、一方背景部とならない場合には、ステップ1
28に進む。 ステップ128では、全画素判定処理が終了したか否か
を判断し、判定結果が否である場合にはステップ120
に戻り、判定結果が正である場合にはステップ129に
進む。 次いで、ステップ130.132では、スムージング処
理手段5eが、カラー画像データの輪郭形状を彫版収縮
処理して、スムージング修正する。 次いで、ステップ134では、ランレングス処理部50
Qが、前記スムージング修正された背景画1象デ〜夕を
、ベクタデータに変換せずにラスタデータのままの形で
ランレングスデータに変換する。 次いで、ステップ136では、変換された背景画像デー
タを、拡大処理部5011で拡大処理する。 次いで、ステップ138で、接続関係検索部50iが拡
大処理されたランレングスデータの接続関係を検索し、
細分化処理部50jが当該検索関係に基づぎ、エツジの
細分化処理を実行する。これにより、背景画像データを
高密度化する。 次いで、ステップ129で、オペレータが、自動切抜き
領域についてデイスプレィ6上に表示された自動切抜き
線を確認・修正すると共に、自動切抜き領域以外につい
て、カーソル等で輪郭を指定することにより、例えば切
抜き線を生成()て手動切抜きを行い、前記自動切抜き
領域と合成して、切抜き領域を最終的に決定する。 次いで、ステップ140で、レイアウトスキャナ8が作
成された切抜き領域データを参照しながら、イメージメ
モリ4に記憶された版色別のカラー画像データが読み出
されるのを待機し、ステップ142で、読み出された背
景部外のカラー画像(切抜き画@)を印刷フィルム版9
に対して版色毎に露光出力する。 次いで、ステップ144で、全てのフィルムが出力され
たかどうかを判断し、判定結果が否である場合にはステ
ップ140に戻り、判定結果が正である場合には処理を
終了する。 なお、前記実施例では、カラー原稿2をカラースキャナ
3より入力する場合について説明していたが、レイアウ
トスキャナ8の図示しない入力ドラムより入力しても、
同様の処理が実行できることは明らかである。 又、前記実施例では、濃度の変化軸を考慮した濃度分類
による自動切抜きが行われていたので、明度ヤ色相が変
化しても、グラデーションや影を持つ背景部を旨く抽出
することが可能であるが、自動切抜きの方法はこれに限
定されない。 更に、前記実施例においては、高解像度処理を施す手段
として、ランレングス処理による処理手段5fを示した
が、当該処理を施す手段は、これに限定されず、他の処
理手法により高解像度処理を施すことができる。 【発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、ベクタデータに変
換して切抜き線を作成するよりも高速に、高品質な切抜
き像を得ることが可能となるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る切抜きマスク作成シス
テムの構成を示すブロック線図、第2図は、自動切抜き
方法を説明するための、トレーニングエリアの二次元ヒ
ストグラムと主成分軸を示す線図、 第3図は、前記実施例における自動切抜き処理を説明す
る状態推移図、 第4図は、前記実施例の高解像度処理手段における処理
を説明するための模式図、 第5図は、前記実施例のスムージング処理手段による輪
郭画素の彫版を説明する模式図。 第6図は、同じく輪郭画素の収縮を説明する模式図、 = 23− 第7図及び第8図は、同じくスムージング処理状態を説
明する模式図、 第9図(A)〜(C)は、前記実施例の高解像度処理手
段による高解像度処理を説明するための模式図、 第10図は、前記実施例における切抜ぎ処理手段を示す
流れ図である。 2・・・カラー原稿、 3・・・カラースキャナ、 4・・・イメージメモリ、 5・・・画像処理コントローラ部、 5a・・・主成分演算手段、 5b・・・濃度平均・共分散演算手段、5C・・・識別
関数演算手段、 5d・・・背景部抽出手段、 5f・・・高解像度処理手段、 6・・・デイスプレィ、 9・・・印刷フィルム版、 10・・・プログラムメモリ、 24− 12・・・背景部抽出画像データ、 50o・・・ランレングス処理部、 50h・・・拡大処理部、 50i・・・接続関係処理部、 50j・・・細分化処理部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力される画像から所定部を抽出するための切抜
    きマスク作成システムにおいて、抽出された画像のデー
    タをラスタデータの形で取扱い、且つ、当該画像データ
    に高解像度処理を施すための手段を備えたことを特徴と
    する切抜きマスク作成システム。
JP1181794A 1989-07-14 1989-07-14 切抜きマスク作成システム Pending JPH0346658A (ja)

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JP1181794A JPH0346658A (ja) 1989-07-14 1989-07-14 切抜きマスク作成システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1181794A JPH0346658A (ja) 1989-07-14 1989-07-14 切抜きマスク作成システム

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JP1181794A Pending JPH0346658A (ja) 1989-07-14 1989-07-14 切抜きマスク作成システム

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JP (1) JPH0346658A (ja)

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JPS614061A (ja) * 1984-06-18 1986-01-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd カラ−スキヤナを用いた切抜きマスク作成方法および装置
JPS6360450A (ja) * 1986-08-30 1988-03-16 Dainippon Printing Co Ltd 無地網用フイルム原版作成装置
JPS6364179A (ja) * 1986-09-05 1988-03-22 Dainippon Printing Co Ltd 画像デ−タ処理装置
JPS63241659A (ja) * 1987-03-28 1988-10-06 Dainippon Printing Co Ltd 無地網用フイルム原版作成方法

Patent Citations (4)

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