JPH0346641A - カメラの自動変倍装置 - Google Patents
カメラの自動変倍装置Info
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- JPH0346641A JPH0346641A JP18317089A JP18317089A JPH0346641A JP H0346641 A JPH0346641 A JP H0346641A JP 18317089 A JP18317089 A JP 18317089A JP 18317089 A JP18317089 A JP 18317089A JP H0346641 A JPH0346641 A JP H0346641A
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 6
- 101100115215 Caenorhabditis elegans cul-2 gene Proteins 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、カメラ、特にビデオカメラにおける自動変倍
装置に関する。
装置に関する。
[従来の技術とその課題]
特開昭60−250318号公報に開示されているよう
に、例えばビデオカメラにて撮影している被写体かビデ
オカメラに対して近づいたり遠ざかったりする場合、そ
の被写体の合焦操作を自動的に行う自動追尾装置が知ら
れている。
に、例えばビデオカメラにて撮影している被写体かビデ
オカメラに対して近づいたり遠ざかったりする場合、そ
の被写体の合焦操作を自動的に行う自動追尾装置が知ら
れている。
しかし上記自動追尾装置においては、被写体の合焦操作
を行うことができるが、撮影像内にお(Jる被写体の大
きさを自動的に一定に保つことばできない。例えば被写
体がビデオカメラに近付いてくるときには撮影画像内に
おける上記被写体の大きさは徐々に大きくなり、ついに
は撮影画像領域を越えてしまう。逆にビデオカメラより
被写体が遠ざかる場合には撮影画像における被写体の大
きさがしだいに小さくなる。このように従来の自動追尾
装置においては撮影画像内における被写体の大きさを自
動的に一定に保つことができないという問題点があった
。
を行うことができるが、撮影像内にお(Jる被写体の大
きさを自動的に一定に保つことばできない。例えば被写
体がビデオカメラに近付いてくるときには撮影画像内に
おける上記被写体の大きさは徐々に大きくなり、ついに
は撮影画像領域を越えてしまう。逆にビデオカメラより
被写体が遠ざかる場合には撮影画像における被写体の大
きさがしだいに小さくなる。このように従来の自動追尾
装置においては撮影画像内における被写体の大きさを自
動的に一定に保つことができないという問題点があった
。
本発明は、このような問題点を解決するために威された
もので、撮影画像内における被写体か安定した大きさに
て撮影可能な自動変倍装置を提供することを目的とする
。
もので、撮影画像内における被写体か安定した大きさに
て撮影可能な自動変倍装置を提供することを目的とする
。
[課題を解決するための手段]
本発明は、カメラと被写体との距離が変化した場合に撮
影像内における被写体の大きさを変化させることができ
るズーム手段と、 撮影像内における大きさを一定に保ちたい被写体を含む
領域を指定する領域指定手段と、上記領域指定手段にて
指定された領域にお(ジる上記被写体の大きさ及び、又
は被写体の特徴を抽出する抽出手段と、 上記被写体が操作者の所望する大きさにある基準被写体
より上記抽出手段にて抽出された基準被写体の大きさ及
び、又は特徴を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている基準被写体の大きさ及び
、又は特徴と、撮影中の上記被写体より上記抽出手段に
て抽出される被写体の大きさ及び、又は特徴とを比較し
、予め設定された所定値を越える変化が生じた場合に撮
影中の」−足技写体の大きさ及び、又は特徴を上記記憶
手段に記憶される基準被写体の大きさ及び、又は特徴に
一致させるように上記ズーム手段の制御を行う制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
影像内における被写体の大きさを変化させることができ
るズーム手段と、 撮影像内における大きさを一定に保ちたい被写体を含む
領域を指定する領域指定手段と、上記領域指定手段にて
指定された領域にお(ジる上記被写体の大きさ及び、又
は被写体の特徴を抽出する抽出手段と、 上記被写体が操作者の所望する大きさにある基準被写体
より上記抽出手段にて抽出された基準被写体の大きさ及
び、又は特徴を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている基準被写体の大きさ及び
、又は特徴と、撮影中の上記被写体より上記抽出手段に
て抽出される被写体の大きさ及び、又は特徴とを比較し
、予め設定された所定値を越える変化が生じた場合に撮
影中の」−足技写体の大きさ及び、又は特徴を上記記憶
手段に記憶される基準被写体の大きさ及び、又は特徴に
一致させるように上記ズーム手段の制御を行う制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
[作用]
このように構成することで、撮影像内において大きさを
一定に保ちたい被写体か所望の大きさにあるとき、操作
者が領域指定手段にて領域を指定することで抽出手段は
、上記領域にある被写体の大きさ及び、又は特徴を基準
情報として抽出しこの基準情報を記憶手段に記憶する。
一定に保ちたい被写体か所望の大きさにあるとき、操作
者が領域指定手段にて領域を指定することで抽出手段は
、上記領域にある被写体の大きさ及び、又は特徴を基準
情報として抽出しこの基準情報を記憶手段に記憶する。
制御手段は、抽出手段より抽出される撮影中の被写体の
大きさ及び、又は特徴と、記憶手段に記憶されている基
準情報とを比較しその結果が所定の範囲を越える場合に
はズーム手段を制御し、撮影中の上記被写体の大きさを
操作者が所望する大きさに調整する。
大きさ及び、又は特徴と、記憶手段に記憶されている基
準情報とを比較しその結果が所定の範囲を越える場合に
はズーム手段を制御し、撮影中の上記被写体の大きさを
操作者が所望する大きさに調整する。
[実施例]
本発明の自動変倍装置の一実施例を示す第1図は、上記
自動変倍装置をいわゆるカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ(以下カメラ一体型VTRと記ず)に設置Iた場合
を示している。
自動変倍装置をいわゆるカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ(以下カメラ一体型VTRと記ず)に設置Iた場合
を示している。
撮影像の合焦操作を行う合焦レンズI及び撮影像内にお
ける目的の被写体の大きさを変化させるズームレンズ2
を介して得られた撮影像は、電荷結合素子(以下COD
と記す)3にて電気信号に変換される。CCD3の入力
側には水平同期信号及び垂直同期信号を発生するタイミ
ング発生器4が接続され、CCD3の出力側はCCD3
より供給される映像信号より輝度信号(園内ではYにて
示ず)及び色信号である(R−Y)、(B−Y)の色差
信号を作成するプロセス回路5に接続される。又、プロ
セス回路5の入力側にはタイミング発生回路4の出力側
が接続される。又、タイミング発生回路4の他の出力側
はマイクロコンピュータ9に接続される。
ける目的の被写体の大きさを変化させるズームレンズ2
を介して得られた撮影像は、電荷結合素子(以下COD
と記す)3にて電気信号に変換される。CCD3の入力
側には水平同期信号及び垂直同期信号を発生するタイミ
ング発生器4が接続され、CCD3の出力側はCCD3
より供給される映像信号より輝度信号(園内ではYにて
示ず)及び色信号である(R−Y)、(B−Y)の色差
信号を作成するプロセス回路5に接続される。又、プロ
セス回路5の入力側にはタイミング発生回路4の出力側
が接続される。又、タイミング発生回路4の他の出力側
はマイクロコンピュータ9に接続される。
プロセス回路5の輝度信号出力端子5a、(RY)色差
信号出力端子5b及び(B−Y)色差信号出力端子5c
は、色差信号を合威し色信号として出力するY/Cプロ
セス回路6に接続される。又、(R−Y)色差信号出力
端子5b及び(B−Y)色差信号出力端子5cは、それ
ぞれ個別に、指定された位置の画像の上記二つの色差信
号を一水平走査期間分積分する積分回路7、及び積分回
路7が送出する信号を保持するサンプルホールド回路8
を介してIチップにてなるマイクロコンピュータ9に設
けられるアナログ/デジタル(以下A/Dと記す)変換
器9aに接続される。
信号出力端子5b及び(B−Y)色差信号出力端子5c
は、色差信号を合威し色信号として出力するY/Cプロ
セス回路6に接続される。又、(R−Y)色差信号出力
端子5b及び(B−Y)色差信号出力端子5cは、それ
ぞれ個別に、指定された位置の画像の上記二つの色差信
号を一水平走査期間分積分する積分回路7、及び積分回
路7が送出する信号を保持するサンプルホールド回路8
を介してIチップにてなるマイクロコンピュータ9に設
けられるアナログ/デジタル(以下A/Dと記す)変換
器9aに接続される。
Y/Cプロセス回路6の出力側は、増幅器10を介して
記録媒体に映像情報を記録する磁気ヘソド11に接続さ
れるとともに、撮影像内において安定した大きさに設定
すべく指定した被写体(以下目標被写体と記す)を指示
する所定の矢印にてなる図形情報を、マイクロコンピュ
ータ9より送出される制御信号にて、退出するキャラク
タ発生器12の出力側が接続され、撮影像と上記矢印の
キャラクタ情報とを合成する加算回路13に接続され、
加算回路13の出力側は撮影像を可視的に表示するビュ
ーファインダ14に接続される。
記録媒体に映像情報を記録する磁気ヘソド11に接続さ
れるとともに、撮影像内において安定した大きさに設定
すべく指定した被写体(以下目標被写体と記す)を指示
する所定の矢印にてなる図形情報を、マイクロコンピュ
ータ9より送出される制御信号にて、退出するキャラク
タ発生器12の出力側が接続され、撮影像と上記矢印の
キャラクタ情報とを合成する加算回路13に接続され、
加算回路13の出力側は撮影像を可視的に表示するビュ
ーファインダ14に接続される。
マイクロコンビシ、−夕9には、第2図に示すように、
目標被写体を指定するための装置であってその出力側が
マイクロコンピュータ9に接続される入力装置15にて
指定された位置情報を記憶する続出書込可能なメモリ(
以下RAMと記す)9b、本自動変倍装置の動作に関す
るプログラム等が記憶されている続出し専用メモリ(以
下ROMと記す)9C1本自動変倍装置の動作を制御す
るためにマイクロコンビコータ9内の各要素の動作を制
御する中央演算処理装置(以下CPUと記す)9d1上
記各要素に供給されるクロック信号を作成するタイマ9
e、及び操作者が設定した撮影像の倍率におけるズーム
レンズの位置を示す信号をデジタル変換するA 、/
D変換器9fが設けられている。
目標被写体を指定するための装置であってその出力側が
マイクロコンピュータ9に接続される入力装置15にて
指定された位置情報を記憶する続出書込可能なメモリ(
以下RAMと記す)9b、本自動変倍装置の動作に関す
るプログラム等が記憶されている続出し専用メモリ(以
下ROMと記す)9C1本自動変倍装置の動作を制御す
るためにマイクロコンビコータ9内の各要素の動作を制
御する中央演算処理装置(以下CPUと記す)9d1上
記各要素に供給されるクロック信号を作成するタイマ9
e、及び操作者が設定した撮影像の倍率におけるズーム
レンズの位置を示す信号をデジタル変換するA 、/
D変換器9fが設けられている。
又、マイクロコンピュータ9の出力側は、撮影像の合焦
操作を行う合焦レンズ1を駆動するための制御信号を送
出する駆動回路I6、ズームレンズ2を駆動するための
制御信号を送出する駆動回路17及び撮影像に対する露
光を調節する絞りを駆動する駆動回路18に接続され、
駆動回路16の出力側は合焦レンズ駆動モータ19に、
駆動回路17の出力側はズームレンズ駆動モータ20に
それぞれ接続される。
操作を行う合焦レンズ1を駆動するための制御信号を送
出する駆動回路I6、ズームレンズ2を駆動するための
制御信号を送出する駆動回路17及び撮影像に対する露
光を調節する絞りを駆動する駆動回路18に接続され、
駆動回路16の出力側は合焦レンズ駆動モータ19に、
駆動回路17の出力側はズームレンズ駆動モータ20に
それぞれ接続される。
上記のように構成される自動変倍装置の動作を以下に説
明する。尚、第3図に示ずSt、S2はステップ11ス
テツプ2、・・を示ず。
明する。尚、第3図に示ずSt、S2はステップ11ス
テツプ2、・・を示ず。
合焦レンズl、ズームレンズ2を介して得られた撮影像
は、タイミング発生器4より供給されるタイミング信号
によってCCD3にて電気信号に変換されCCD3より
送出される。CCD3より送出された電気信号は上記タ
イミング信号が供給されるプロセス回路5にて輝度信号
及び(R−Y)(B−Y)の色差信号に変換される。こ
の上うな輝度信号及び色差信号は、Y/Cプロセス回路
6にて輝度信号と色信号に合成され増幅器10にて増幅
された後磁気ヘッド11に送出されるとともに、Y/C
プロセス回路6にて映像信号に変換され加算回路13を
介してビューファインダ14に送出される。よってビュ
ーファインダ14には撮影中の映像が可視的に画面表示
され操作者はその映像を見ることができる。
は、タイミング発生器4より供給されるタイミング信号
によってCCD3にて電気信号に変換されCCD3より
送出される。CCD3より送出された電気信号は上記タ
イミング信号が供給されるプロセス回路5にて輝度信号
及び(R−Y)(B−Y)の色差信号に変換される。こ
の上うな輝度信号及び色差信号は、Y/Cプロセス回路
6にて輝度信号と色信号に合成され増幅器10にて増幅
された後磁気ヘッド11に送出されるとともに、Y/C
プロセス回路6にて映像信号に変換され加算回路13を
介してビューファインダ14に送出される。よってビュ
ーファインダ14には撮影中の映像が可視的に画面表示
され操作者はその映像を見ることができる。
操作者が目標被写体を指定する場合、第3図ステップ1
に示すように、操作者はビューファインダ14に表示さ
れている撮影像を見ながら、特定の被写体が操作者の所
望する大きさになるようにズームレンズ2にて被写体の
大きさを調整し、調整終了後、入力装置15にて目標被
写体の指定を、行う。目標被写体が指定されることで入
力装置15よりマイクロコンピュータ9を介してキャラ
クタ発生器12へ信号が送出され、キャラクタ発生器1
2は、操作者が指定した被写体か表示されている位置に
、第5図に示すような矢印を表示するようにキャラクタ
信号を加算回路13へ送出する。
に示すように、操作者はビューファインダ14に表示さ
れている撮影像を見ながら、特定の被写体が操作者の所
望する大きさになるようにズームレンズ2にて被写体の
大きさを調整し、調整終了後、入力装置15にて目標被
写体の指定を、行う。目標被写体が指定されることで入
力装置15よりマイクロコンピュータ9を介してキャラ
クタ発生器12へ信号が送出され、キャラクタ発生器1
2は、操作者が指定した被写体か表示されている位置に
、第5図に示すような矢印を表示するようにキャラクタ
信号を加算回路13へ送出する。
加算回路13は供給されている撮影像の映像信号に上記
キャラクタ信号を加算し加算した映像信号をビューファ
インダ14へ送出する。よってピコ−ファインダ14に
は操作者が指定した目標被写体に矢印が付加された画像
が表示される。
キャラクタ信号を加算し加算した映像信号をビューファ
インダ14へ送出する。よってピコ−ファインダ14に
は操作者が指定した目標被写体に矢印が付加された画像
が表示される。
又、ステップ2に示すように、指定された目標被写体を
含む画面」二の領域において目標被写体の占める位置か
、タイミング発生器4より供給される水平同期信号及び
垂直同期信号を基にマイクロコンピュータ9にて計算さ
れ、その計算値が位置情報としてRAM9bに記憶され
る。」−記位置情報が記憶されると、マイクロコンピュ
ータ9より積分回路7に制御信号が送出され、それぞれ
の積分回路7は、供給されている(R−Y)、(B−Y
)の色差信号の内、−上記位置情報にて指定される位置
における上記色差信号を一水平走査期間分積分する。尚
、第4図ないし第6図において、操作者が指定した被写
体を含み上述のように色差信号が積分される一水平走査
期間30を点線にて示している。
含む画面」二の領域において目標被写体の占める位置か
、タイミング発生器4より供給される水平同期信号及び
垂直同期信号を基にマイクロコンピュータ9にて計算さ
れ、その計算値が位置情報としてRAM9bに記憶され
る。」−記位置情報が記憶されると、マイクロコンピュ
ータ9より積分回路7に制御信号が送出され、それぞれ
の積分回路7は、供給されている(R−Y)、(B−Y
)の色差信号の内、−上記位置情報にて指定される位置
における上記色差信号を一水平走査期間分積分する。尚
、第4図ないし第6図において、操作者が指定した被写
体を含み上述のように色差信号が積分される一水平走査
期間30を点線にて示している。
積分された信号は、サンプルホールド回路8にてホール
ドされた後マイクロコンピュータ9に設けられているA
/D変換器9aに供給され、デジタルデータに変換され
る。第5図からも判断できるように、このようなデジタ
ルデータには目標被写体の色情報と目標被写体の背景の
色情報とが含まれるが、マイクロコンビコーク9は、矢
印にて示された被写体の指定位置を中心としその左右の
所定期間のデジタルデータを目標被写体の色情報とし、
上記中心から所定期間離れた期間のデジタルデータを上
記背景の色情報とする。このようにして得られたデジタ
ルデータは、操作者が大きさを一定に保ちたい目標被写
体の基準となる大きさを示す基準データとしてRAM9
bに記憶される。
ドされた後マイクロコンピュータ9に設けられているA
/D変換器9aに供給され、デジタルデータに変換され
る。第5図からも判断できるように、このようなデジタ
ルデータには目標被写体の色情報と目標被写体の背景の
色情報とが含まれるが、マイクロコンビコーク9は、矢
印にて示された被写体の指定位置を中心としその左右の
所定期間のデジタルデータを目標被写体の色情報とし、
上記中心から所定期間離れた期間のデジタルデータを上
記背景の色情報とする。このようにして得られたデジタ
ルデータは、操作者が大きさを一定に保ちたい目標被写
体の基準となる大きさを示す基準データとしてRAM9
bに記憶される。
尚、このような基準データの元となり、撮影像内におい
て操作者が所望する大きさの目標被写体を以下、基準目
標被写体という。
て操作者が所望する大きさの目標被写体を以下、基準目
標被写体という。
このようにして得られた上記基準データを(R1
Y)色差信号のデータを縦軸に(B−Y)色差信号のデ
ータを横軸とした直交座標上にプロワ)・すると第7図
に示す点Aにて表される。又、点Aを中心として所定の
範囲を許容領域としている。尚、プロットするデータの
もとになる色差信号の積分期間を一水平走査期間とした
のは、目標被写体が撮影中の画面の常に中央に位置する
とは限らず左右に移動することがあるからである。又、
色差信号に着目したのは、輝度信号を情報として使用す
ることは合焦時には精度が良いが、非合焦時には不正確
になるからである。又、目標被写体は公知の自動追尾装
置にて追尾が可能な上うに有効エリアである撮影画面内
に常にあるものとする。
ータを横軸とした直交座標上にプロワ)・すると第7図
に示す点Aにて表される。又、点Aを中心として所定の
範囲を許容領域としている。尚、プロットするデータの
もとになる色差信号の積分期間を一水平走査期間とした
のは、目標被写体が撮影中の画面の常に中央に位置する
とは限らず左右に移動することがあるからである。又、
色差信号に着目したのは、輝度信号を情報として使用す
ることは合焦時には精度が良いが、非合焦時には不正確
になるからである。又、目標被写体は公知の自動追尾装
置にて追尾が可能な上うに有効エリアである撮影画面内
に常にあるものとする。
次に第4図に示すように例えば撮影している被写体が遠
ざかり表示画面内における被写体の大きさが小さくなっ
た場合、第5図にて指定した目標被写体を含む上述した
一水平走査期間30において、目標被写体の色情報は徐
々に減少し、その代わりに目標被写体の背景の色情報が
徐々に増加する。そして第4図に示すように、上記−水
平走査2 期間30において目標被写体の色情報は無くなってしま
い、この状態における色情報を上述した(RY)、(B
−Y)の直交座標系にプロットすると第7図に示す点B
のような位置に示される。即ち第7図を参照すれば、被
写体が遠ざかる場合には色情報のベクトル位置は点Aよ
り点Bへ移動する。
ざかり表示画面内における被写体の大きさが小さくなっ
た場合、第5図にて指定した目標被写体を含む上述した
一水平走査期間30において、目標被写体の色情報は徐
々に減少し、その代わりに目標被写体の背景の色情報が
徐々に増加する。そして第4図に示すように、上記−水
平走査2 期間30において目標被写体の色情報は無くなってしま
い、この状態における色情報を上述した(RY)、(B
−Y)の直交座標系にプロットすると第7図に示す点B
のような位置に示される。即ち第7図を参照すれば、被
写体が遠ざかる場合には色情報のベクトル位置は点Aよ
り点Bへ移動する。
逆に、第6図に示すように、」−肥液写体がカメラに向
かって近づいてくるときには、上記−水平走査期間30
における目標被写体の色情報は徐々に増加し、ついには
目標被写体の色情報のみとなる。この状態における色情
報を上記の直交座標系にプロットすると第7図に示す点
Cのような位置に示される。即ち第7図を参照すれば被
写体が近づいてくる場合には色情報のベクトル位置は点
へより点Cへ移動する。
かって近づいてくるときには、上記−水平走査期間30
における目標被写体の色情報は徐々に増加し、ついには
目標被写体の色情報のみとなる。この状態における色情
報を上記の直交座標系にプロットすると第7図に示す点
Cのような位置に示される。即ち第7図を参照すれば被
写体が近づいてくる場合には色情報のベクトル位置は点
へより点Cへ移動する。
このような過程は、上述したようにサンプルホールド回
路8より供給される現在の被写体の(RY)、(B−Y
)色差信号がA/D変換器9aにてデジタル変換された
データをもとに、ステップ3にて、マイクロコンピュー
タ9が、(R−Y)、(BY)色差信号のベクトル位置
を計算する。次に、ステップ4にて、マイクロコンビ、
−夕9は、現在の目標被写体の色差信号のベクトル位置
か、目標被写体を指定したときにおける基準目標被写体
の色差信号のベクトル位置の許容領域内にあるか否かを
判断する。即ち、現在の目標被写体のベクトル位置が基
準目標被写体の許容領域内にあるときにはマイクロコン
ビコータ9はステップ3及び4を繰り返し、現在の目標
被写体のベクトル位置が基準目標被写体の許容領域内よ
り外れたときマイクロコンピュータ9は、ステップ5に
て、現在の目標被写体の大きさが基準目標被写体に比へ
大きくなったのか否かを判断する。即ち、マイクロコン
ビコータ9は、基準目標被写体における色差信号のデー
タ量に対して現在の目標被写体の色差信号のデータ量が
多いのか少ないのかを比較する。
路8より供給される現在の被写体の(RY)、(B−Y
)色差信号がA/D変換器9aにてデジタル変換された
データをもとに、ステップ3にて、マイクロコンピュー
タ9が、(R−Y)、(BY)色差信号のベクトル位置
を計算する。次に、ステップ4にて、マイクロコンビ、
−夕9は、現在の目標被写体の色差信号のベクトル位置
か、目標被写体を指定したときにおける基準目標被写体
の色差信号のベクトル位置の許容領域内にあるか否かを
判断する。即ち、現在の目標被写体のベクトル位置が基
準目標被写体の許容領域内にあるときにはマイクロコン
ビコータ9はステップ3及び4を繰り返し、現在の目標
被写体のベクトル位置が基準目標被写体の許容領域内よ
り外れたときマイクロコンピュータ9は、ステップ5に
て、現在の目標被写体の大きさが基準目標被写体に比へ
大きくなったのか否かを判断する。即ち、マイクロコン
ビコータ9は、基準目標被写体における色差信号のデー
タ量に対して現在の目標被写体の色差信号のデータ量が
多いのか少ないのかを比較する。
そして、現在の目標被写体の色差信号のデータ量の方が
多い場合には目標被写体は近付いていると判断し、ステ
ップ7にて、マイクロコンビコータ9は駆動回路17へ
制御信号を送出しズームレンズ駆動モータ20を介して
ズームレンズを駆動させ、目標被写体の色差信号のデー
タ量が基準目標被写体の色差信号のデータ量に近付くよ
うに、画面内にお+:lる目標被写体の大きさを設定時
の目標被写体の大きさに近付ける。逆に、現在の目標被
写体の色差信号のデータ量の方が少ない場合には目標被
写体は遠ざかっていると判断し、ステップ6にて、マイ
クロコンピュータ9は」二連と同様にズームレンズ2を
駆動させ画面内における目標被写体の大きさを設定時の
目標被写体の大きさに近付()る。尚、ズームレンズ2
を駆動させるのと同時あるいは別々に、マイクロコンビ
コータ9は、駆動回路16及び合焦レンズ駆動モータ1
9を介して合焦レンズ1を駆動させ撮影像の合焦操作を
行うとともに、駆動回路18を介して絞り2Iを駆動さ
せ絞り操作を行う。
多い場合には目標被写体は近付いていると判断し、ステ
ップ7にて、マイクロコンビコータ9は駆動回路17へ
制御信号を送出しズームレンズ駆動モータ20を介して
ズームレンズを駆動させ、目標被写体の色差信号のデー
タ量が基準目標被写体の色差信号のデータ量に近付くよ
うに、画面内にお+:lる目標被写体の大きさを設定時
の目標被写体の大きさに近付ける。逆に、現在の目標被
写体の色差信号のデータ量の方が少ない場合には目標被
写体は遠ざかっていると判断し、ステップ6にて、マイ
クロコンピュータ9は」二連と同様にズームレンズ2を
駆動させ画面内における目標被写体の大きさを設定時の
目標被写体の大きさに近付()る。尚、ズームレンズ2
を駆動させるのと同時あるいは別々に、マイクロコンビ
コータ9は、駆動回路16及び合焦レンズ駆動モータ1
9を介して合焦レンズ1を駆動させ撮影像の合焦操作を
行うとともに、駆動回路18を介して絞り2Iを駆動さ
せ絞り操作を行う。
このように本実施例の自動変倍装置によれば、カメラに
対して近付いたり、遠ざかったりする撮影中の被写体の
合焦操作を行うとともに撮影画像内の上記被写体の大き
さを操作者が希望するほぼ一定に大きさに保つことがで
きる。
対して近付いたり、遠ざかったりする撮影中の被写体の
合焦操作を行うとともに撮影画像内の上記被写体の大き
さを操作者が希望するほぼ一定に大きさに保つことがで
きる。
尚、上記実施例においては目標被写体を抽出するための
特徴として色情報を用いたが、形状、コントラスト等の
他の情報を利用しても良い。
特徴として色情報を用いたが、形状、コントラスト等の
他の情報を利用しても良い。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、撮影像内において
、操作者が大きさを一定に保ちたい被写体の大きさが、
操作者が当初希望した被写体の大きさの範囲を外れたと
きには、当初希望した被写体の大きさに撮影中の被写体
の大きさを戻すようにズーム手段を制御するので、撮影
像内における被写体を安定した大きさにて撮影すること
ができる。
、操作者が大きさを一定に保ちたい被写体の大きさが、
操作者が当初希望した被写体の大きさの範囲を外れたと
きには、当初希望した被写体の大きさに撮影中の被写体
の大きさを戻すようにズーム手段を制御するので、撮影
像内における被写体を安定した大きさにて撮影すること
ができる。
第1図は本発明の自動変倍装置の構成を示すブロック図
、第2図は第1図に示すマイクロコンビコータの構成を
示すブロック図、第3図は本発明の自動変倍装置の動作
を示すフローチャート、第4図ないし第6図は本発明の
自動変倍装置の動作を説明する撮影像を示す図、第7図
は本発明の自動変倍装置にお()る色差信号のベクトル
位置を表す図である。 2 ズームレンズ、5 ・プロセス回路、7・・積分回
路、8・・ザンプルホールド回路9・・・マイクロコン
ピュータ、 14 ・ビューファインダ、15 ・入力装置。
、第2図は第1図に示すマイクロコンビコータの構成を
示すブロック図、第3図は本発明の自動変倍装置の動作
を示すフローチャート、第4図ないし第6図は本発明の
自動変倍装置の動作を説明する撮影像を示す図、第7図
は本発明の自動変倍装置にお()る色差信号のベクトル
位置を表す図である。 2 ズームレンズ、5 ・プロセス回路、7・・積分回
路、8・・ザンプルホールド回路9・・・マイクロコン
ピュータ、 14 ・ビューファインダ、15 ・入力装置。
Claims (2)
- (1)カメラと被写体との距離が変化した場合に撮影像
内における被写体の大きさを変化させることができるズ
ーム手段と、 撮影像内における大きさを一定に保ちたい被写体を含む
領域を指定する領域指定手段と、上記領域指定手段にて
指定された領域における上記被写体の大きさ及び、又は
被写体の特徴を抽出する抽出手段と、 上記被写体が操作者の所望する大きさにある基準被写体
より上記抽出手段にて抽出された基準被写体の大きさ及
び、又は特徴を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている基準被写体の大きさ及び
、又は特徴と、撮影中の上記被写体より上記抽出手段に
て抽出される被写体の大きさ及び、又は特徴とを比較し
、予め設定された所定値を越える変化が生じた場合に撮
影中の上記被写体の大きさ及び、又は特徴を上記記憶手
段に記憶される基準被写体の大きさ及び、又は特徴に一
致させるように上記ズーム手段の制御を行う制御手段と
、を備えたことを特徴とするカメラの自動変倍装置。 - (2)撮影中の被写体の合焦操作を行う合焦手段を備え
た、請求項1記載のカメラの自動変倍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18317089A JPH0346641A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | カメラの自動変倍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18317089A JPH0346641A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | カメラの自動変倍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0346641A true JPH0346641A (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=16131008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18317089A Pending JPH0346641A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | カメラの自動変倍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346641A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187711A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-09-02 | Canon Inc | カメラ制御装置、カメラ制御システムおよびカメラ制御方法 |
JP2011221520A (ja) * | 2011-03-24 | 2011-11-04 | Casio Comput Co Ltd | 画像撮像装置及びプログラム |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP18317089A patent/JPH0346641A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187711A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-09-02 | Canon Inc | カメラ制御装置、カメラ制御システムおよびカメラ制御方法 |
JP2011221520A (ja) * | 2011-03-24 | 2011-11-04 | Casio Comput Co Ltd | 画像撮像装置及びプログラム |
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