JP2607536Y2 - カメラのファインダ表示装置 - Google Patents

カメラのファインダ表示装置

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JP2607536Y2 JP1992031041U JP3104192U JP2607536Y2 JP 2607536 Y2 JP2607536 Y2 JP 2607536Y2 JP 1992031041 U JP1992031041 U JP 1992031041U JP 3104192 U JP3104192 U JP 3104192U JP 2607536 Y2 JP2607536 Y2 JP 2607536Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はカメラのファインダ表示
置、詳しくは撮像手段から取り込んだ画像情報をファ
インダ画面上に表示する電子ビューファインダを有する
と共に電子ズーム機能を有するカメラのファインダ表示
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラを始めとした各種カメラに
おいては、多彩な画面効果が得られる等の見地からズー
ミング手段を備えたものが多用されており、例えばある
被写体にピントを合わせたまま素早くクローズアップし
たりロングショット(遠写)にしたりする場合等に用い
られる。この際、撮影者はビューファインダを通してズ
ーミング画像を見ながら所望のズーム比による画像を得
るように調節している。ところで、ズーム比を変化させ
ようとする場合、ズーミング画像がズーミングを行わな
い画像(以下、全体画像と呼称する)に対してその中の
どのエリアの画像であるかを視認すること、つまりズー
ミングの対象となる主要被写体、例えば人物像が全景に
対してどのような位置関係にあるかを予め目的とする視
野を外れることなく認識しておけば、ズーム比の変更を
適切に行うことができる。
【0003】そこで、このようなズーム機能を有するカ
メラにおいて、ズーミングを行わない画像情報とズーミ
ング画像情報とを選択的に供給することにより、ズーミ
ング画像の全体画像に対する位置関係を容易に確認し得
るようにしたファインダ装置が、例えば特開昭62−1
08231号に開示されている。即ち、ズームレンズを
介した画像が得られるようにした光学式ファインダと、
ズームレンズを介さない画像が得られるようにした光学
式ファインダとの2つの系を設けると共に、これら2組
のファインダ光学系の光路を切換えるための3個のハー
フミラーを光路上に斜設したり光路から取除く制御機構
を設け、これにより上記両画像を選択的にファインダ表
示するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭62−108231号に開示された光学式ファイン
ダ装置では、2組のファインダレンズが必要で、そのた
め部品点数が増え、重量が増加するだけでなく構造も複
雑化し、コストの増加も免れないなどの欠点がある。ま
たズームレンズを介さない画像情報が表示されたファイ
ンダを覗いた場合、該ファインダ表示上で、ズームレン
ズを介した画像がどのような画角で撮られるかを瞬時に
知ることができず、素早い動きをする被写体を正確に所
望の画角に納めるのが難しい。
【0005】そこで本考案の目的は、電子ビューファイ
ンダの表示画面上に電子ズームの対象となる領域を示す
ことにより、いかなる場合も被写体を正確に撮影画角に
収めることが容易で、操作性がよいカメラのファインダ
表示装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によるカメラのフ
ァインダ表示装置は、撮像手段から取り込んだ画像情報
をファインダ画面上に表示する電子ビューファインダお
よび電子ズーム手段を有するカメラのファインダ表示装
置において、電子ズーム操作に応じて、上記電子ビュー
ファインダの表示画面上で電子ズームの対象となる領域
を設定する設定手段と、上記電子ビューファインダの表
示画面上において、上記設定手段により設定された電子
ズームの対象となる領域の表示色と、その領域以外の領
域の表示色とを異なるように表示させる表示制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。まず、図1は本考案に関連したカメラのブロック
構成図である。この図1におけるそれぞれのブロックの
役割を説明すると、撮像手段としてのCCD(チャージ
・カップルド・デバイス)2は、ズームレンズユニット
1から得られた画像情報を映像信号に変換する。SSG
(シンク・シグナル・ジェネレータ)3はCCD2に対
しその映像信号をプロセス回路部4へ出力させるための
駆動パルス信号を供給すると共に、プロセス回路部4,
キャラクタジェネレータ9,マイクロコンピュータ(以
下、マイコンと略記する)7に、それらの動作タイミン
グをとるための信号(水平同期信号と垂直同期信号)を
供給する。
【0009】プロセス回路部4は、CCD2から映像信
号を、キャラクタジェネレータ9から画角枠の信号をそ
れぞれ受けて、映像信号にプロセス処理を行った後メモ
リ10やファインダスイッチ12に出力する。モードス
イッチ5は、電子ズームと光学ズームの切り換えを、ま
たズームスイッチ6はテレもしくはワイド方向へのズー
ム比の変更を行う。
【0010】マイコン7は、上記2つのスイッチ5,6
からの情報に基づきズームレンズドライバ8,キャラク
タジェネレータ9,メモリコントローラ11に向けズー
ム画角(位置)の情報を送出する。すると、ズームレン
ズドライバ8では、光学ズーミングをズームモータ等を
用いて行う。またキャラクタジェネレータ9は、ズーム
画角の縁に画枠を表示する信号をプロセス回路部4へ供
給する。
【0011】メモリ10は、プロセス回路部4からの信
号をフィールド単位もしくはフレーム単位で例えば画素
分割した態様で記憶できる。その記憶を制御するものが
メモリコントローラ11で、またこれはメモリ10内の
画素情報に対しズームスイッチ6からの情報に基づいて
電子ズーム操作に対応した読み出し動作を行って、読出
した情報を切り換え手段としてのファインダスイッチ1
2および記録系13へ出力する。
【0012】ファインダスイッチ12は、プロセス回路
部4からの映像信号とメモリ10からの映像信号を選択
し、電子ビューファインダ14に出力する。記録系13
は、上記メモリ10から出力された映像信号を磁気テー
プ等の記録媒体に録画する。次に、このように構成され
た図1のカメラの動作を説明する。ズームレンズユニッ
ト1を透過した被写体像が、CCD2の受光面上に結像
されると、同CCD2は上記SSG3からのタイミング
信号に基づいて被写体像を光電変換し、その出力映像信
号を上記プロセス回路部4に供給する。電子ズームモー
ドと光学ズームモードとを切り換えるモードスイッチ5
と、テレもしくはワイド方向へのズーミング移動を制御
するズームスイッチ6からの信号がマイコン7に取り込
まれると、同マイコン7内で図2に示す“ズーム動作
の”フローが開始される。
【0013】まず、モードスイッチ5の設定が電子ズー
ムモードか光学ズームモードかを判断する(ステップS
1)。光学ズームモードに設定されておれば、マイコン
7はズームレンズドライバ8へ制御信号を送出して(ス
テップS2)、ズームレンズユニット1を所定の位置に
駆動した後ステップS5に進む。一方、電子ズームモー
ドに設定されておれば、マイコン7はその情報をキャラ
クタジェネレータ9やメモリコントローラ11に送出し
(ステップS3,S4)、SSG3からのタイミング信
号に基づいてその画角位置を認識する。その後ステップ
S5に進んで、ズームスイッチ6がオフされるまで上記
各ステップS1〜S5を繰返し、同スイッチ6がオフさ
れたらこのフローを終了する。
【0014】上記図2のステップS1で電子ズームモー
ドと判断されたときの動作を詳述する。画角周縁に画角
枠を表示させるため、マイコン7がキャラクタジェネレ
ータ9に情報を与えると、ジェネレータ9はSSG3か
らのタイミング信号に基づき画角枠の表示タイミングを
認識する。このタイミングでキャラクタジェネレータ9
は、プロセス回路部4に送られたCCD2からの画像情
報に上記画角枠を表示する信号を重畳する。
【0015】ここで、マイコン7からの電子ズーム時の
画角情報より、メモリコントローラ11は、メモリ10
の全画素に対し上記画角分に対応した画素を抜き取り、
通常の画角分の画素に分配(伸張)を行う。これが電子
ズーム処理で、該処理による画像信号は、一方はファイ
ンダスイッチ12を介してEVF14へ、もう一方は記
録系13へそれぞれ送出される。なおEVF14自体
は、カラー表示のものでもモノクロ表示のものでもよ
い。
【0016】上記図1及び2によれば、全体画像と電子
ズーム画像との2種の画像信号は、ファインダスイッチ
12によって切り換えが可能で、電子ズーム操作を行っ
て、録画している図3(B)に示す電子ズーム画像18
を見たいときは、メモリ10からの信号を選択する。一
方上記電子ズーム画像18に対応したエリア17aの周
縁を区切る画角枠17bを併せ表示した、電子ズームを
行っていない図3(A)に示す全体画像17を見たいと
きは、プロセス回路部4からの信号を選択する。これに
よりどちらの画像もEVF14上にファインダ表示でき
る。従って、例えば動きの早い被写体を録画するときで
も、上記両画像を適宜選択的に用いて正確に撮影画角に
収めることができる。
【0017】次に、本考案の第1実施例を図4〜6によ
って説明する。この第1実施例が上記図1のカメラと大
きく異なる点は、電子ズーム画像の画角枠17bを併せ
表示した、上記図3(A)に示す全体画像17をファイ
ンダ表示する際、上記画角枠17b内の画面をカラー表
示で、また画角枠17b外の画面をモノクロ表示でそれ
ぞれ行うようにしたことである。このため、図4に示す
ように、前記図1におけるキャラクタジェネレータ9に
替えゲート信号発生器15(表示制御手段)を、またE
VF14として特にカラービューファインダ19を、そ
れぞれ用いる。これらの点を除けば上記図1のカメラと
異なるところがないので、同じ構成部材には同じ符号を
付してその説明を省略し、異なる部分についてのみ以下
に説明する。
【0018】図4において、プロセス回路部4でプロセ
ス処理され、Y/C分離された輝度信号Y1 は、メモリ
10,ファインダスイッチ12に直接供給される。これ
に対し、クロマ信号C1 は、ゲート信号発生器15を介
しクロマ信号C1´としてメモリ10,ファインダスイ
ッチ12に各供給される。このゲート信号発生器15
は、マイコン7から供給されたズーム画角情報に基づ
き、電子ズーム画角枠より外側に存在する画素からのク
ロマ信号をカットしてしまう機能を有する。
【0019】このように構成された第1実施例の動作
を、上記図1のカメラと異なる部分についてのみ以下に
説明する。図5はこの第1実施例におけるズーム動作の
フローチャートで、上記図2のステップS3が、この図
5ではステップS3Aに相応するが、マイコン7からの
電子ズーム画角枠に対応した信号は、キャラクタジェネ
レータ9に替えゲート信号発生器15へ送出される。す
ると、ゲート信号発生器15は、プロセス回路部4でY
/C分離されたクロマ信号C1 に対し、上記画角枠より
外側に位置する画素からのクロマ信号成分を排除して、
内側に位置する画素からのクロマ信号C1´のみを通過
させる。これに対し、プロセス回路部4でY/C分離さ
れた輝度信号Y1 は、上記図1のカメラと同じようにフ
ァインダスイッチ12に供給される。
【0020】上記カラービューファインダ19では、上
述した2種の画像信号Y1 ,C1´とメモリ10より読
み出された電子ズーム画像信号Y2 ,C2 とを、ファイ
ンダスイッチ12によって切換えてファインダ画面に表
示する。即ち、記録の対象となる電子ズーム処理を行っ
た図6(B)に示す電子ズーム画像18Aを見たいとき
は、Y2 ,C2 の信号を選択し、カラー表示された電子
ズーム画像18Aをカラービューファインダ19上にフ
ァインダ表示する。
【0021】これに対し、上記電子ズーム画像18Aに
対応したエリア(以下、対応エリアと呼称する)17A
aを含む図6(A)に示す全体画像17Aをファインダ
表示したいときは、信号Y1 ,C1´を選択する。する
と、対応エリア17Aaの外側の各画素からのクロマ信
号がカットされているので、対応エリア17Aaのみが
カラー表示され、その外側がモノクロ表示された全体画
像17Aを、カラービューファインダ19上にファイン
ダ表示できる。
【0022】なお上記図6(A),(B)において、破
線による斜線が付された領域はカラー表示が、また白地
の領域はモノクロ表示が、それぞれなされていることを
示している。
【0023】上記第1実施例によれば、モノクロ表示さ
れた全体画像17Aから切り出される電子ズーム画像に
対応したエリア17Aaのみをカラー表示したので、全
体画像と電子ズーム画像との相互の関係をより容易に視
認できる。
【0024】次に、本考案の第2実施例を図7〜13に
より説明する。この第2実施例が上記実施例と大きく異
なる点は、電子ズーム画像の全体画像に対する位置関係
を可変にしたことで、前記図4に示したマイコン7にこ
の機能を持たせ、ズームスイッチ6でその可変操作を行
うようにしている。
【0025】図7は、第2実施例における全体画像17
Bから、その一部を切り出して電子ズーム操作の対象す
るとエリア17Baの位置の変更操作を説明する図であ
る。この場合、ズームスイッチ6(図1,4参照)は、
図8に示すように、ワイドテレ切換えスイッチ21と、
エリア17Baの切り出し位置を上下左右に移動する移
動スイッチ22とから構成され、これらワイド,テレ切
換えスイッチ21と移動スイッチ22とは近接するよう
に配置されている。
【0026】上記第2実施例によれば、図7に示す全体
画像17B中の電子ズーム操作の対象とするエリア17
Baの切り出し位置を、ズームスイッチのキー操作によ
って任意に変えられるので、カメラをパンニングさせた
ような連続的な動きをカメラを動かさずに行うことがで
きる。
【0027】上記第2実施例では、電子ズーム画像の全
体画像に対する相対位置を可変するようにしたが、これ
に加えて、電子ズーム操作するエリアの全体画像に対す
る大きさの比率、つまり画角を変えるようにしてもよ
く、これを第2実施例の変形例として図9,10により
説明する。この場合のファインダ表示の一例を示すのが
図9で、全体画像17Cからその一部を切り出して電子
ズーム操作するエリアが17Caである。このエリア1
7Caを破線で囲まれたまったく別の画角のエリア17
Cbに移動しようとする場合、ズームスイッチ6として
は、図10に示すように、ワイドテレ切換スイッチ21
と電子ズームエリア移動スイッチ22に加えて、ズーム
画角決定スイッチ23と駆動ズーム画角切り換えスイッ
チ24を追加する。
【0028】このように構成された本変形例の操作は、
駆動ズーム画角切換えスイッチ24により、現在ズーム
している画角のエリア17Caと、この画角のエリア1
7Caから切換えようとしている画角のエリア17Cb
とのどちらの画角を選択するかを決める。ここではエリ
ア17Cbの画角を選び、電子ズーム画像移動スイッチ
22で全体画像から切り出すべき電子ズーム画枠を動か
し、ズーム画角決定スイッチ23で画角を切り換える。
【0029】上記変形例によれば、全体画像から切り出
して電子ズームすべきエリアの位置だけでなく、その大
きさも可変できるので、より撮影効果を高めることがで
きる。
【0030】さて、上記変形例では電子ズーム操作する
エリアの全体画像に対する相対位置とその大きさの比率
つまり画角とを可変するようにしたが、この場合の変化
は瞬間的であってもあるいはアナログ的に連続して可変
するようにしてもよい。しかしながらカメラのファイン
ダ表示装置として撮影者に与える視覚的効果の点から見
れば、上記変化をディジタル的に行ったほうがより効果
的なので、これを第2実施例における別の変形例として
図11〜13により以下に説明する。
【0031】図11,12は、この別の変形例における
電子ズーム操作するエリア17Da〜17Ddを併せて
表示するようにした全体画像17Dの表示の一例を示す
図である。また図13は、この場合のズームスイッチ6
を構成する部材の一例を示す斜視図で、上記図10にお
けるワイドテレ切換スイッチ21,電子ズームエリア移
動スイッチ22,ズーム画角決定スイッチ23,駆動ズ
ーム画角切換スイッチ24に加えて、7セグメント表示
素子等の段数インジケータ25と段数決定スイッチ26
が追加されている。
【0032】このように構成されたこの別の変形例にお
いては、図11,12に示す最初の画角の電子ズームエ
リア17Da,17Dcから別の画角の電子ズームエリ
ア17Db,17Ddにディジタル的に移動する際の段
数を例えば3段に決め、図13に示す段数インジケータ
25をモニタしながら段数決定スイッチ26で移動段数
3を入力する。そして、ズーム画角決定スイッチ23を
オンすると、上記最初の画角から別の画角に変更する
際、上記図11や図12に示すように2つの画角を経て
ステップ的に変化する。
【0033】上記別の変形例によれば、ディジタル的に
ズーミングやパンニングを行うことになるので、通常の
アナログ的なそれに比しカメラのファインダ表示装置と
して撮影者に与える視覚的効果(認識の容易性)を高め
ることができる。
【0034】上記各実施例や変形例によれば、撮影手段
から取り込んだ画像情報をファインダ画面上に表示する
表示手段を有すると共に電子ズーミング機能を有するカ
メラにおいて、電子ズーム機能を利用するに際して、録
画画像に影響を与えない2つ以上の画角の異なる画像の
ファインダへの選択表示をわずかな部品を加えることに
より可能とし、またそれらの画像相互の関係をファイン
ダ内に表示することによって、録画画角を常に把握する
ことができ、目的とする撮影対象視野を外れることのな
い適確な撮影をたやすく行うことができる。
【0035】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、電子
ビューファインダの表示画面上において、電子ズームの
対象となる領域の表示色と、その領域以外の領域の表示
色とを異なるように表示させるので、表示画面上におい
て電子ズームの対象となる領域を容易に視認することが
できる。また、ズーミング動作を行うためのズーム操作
部材と、電子ビューファインダの表示画面上において、
電子ズームの対象となる領域を移動させるための移動操
作部材とを近接するように配置したので、ズーミング操
作と電子ズーム領域の移動操作を片手で素早く行うこと
ができ、操作性がよく、撮影時の画角設定が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関連したカメラのブロック構成図。
【図2】上記図1のカメラにおけるズーム動作のフロー
チャート。
【図3】上記図1のカメラにおけるファインダ表示例を
示す概念図で、(A)は全体画像を(B)は電子ズーム
画像をそれぞれ示す。
【図4】本考案の第1実施例を示すカメラのブロック構
成図。
【図5】上記第1実施例におけるズーム動作のフローチ
ャート。
【図6】上記第1実施例におけるファインダ表示例を示
す概念図で、(A)は全体画像を(B)は電子ズーム画
像をそれぞれ示す。
【図7】本考案の第2実施例を示すカメラのファインダ
表示装置におけるファインダ表示を説明する図。
【図8】上記第2実施例におけるズームスイッチの構成
を説明する斜視図。
【図9】上記第2実施例の変形例におけるファインダ表
示を説明する図。
【図10】図9の例に対応するズームスイッチの構成を
説明する斜視図。
【図11】上記第2実施例の別の変形例におけるファイ
ンダ表示を説明する図。
【図12】上記第2実施例の別の変形例における別のフ
ァインダ表示を説明する図。
【図13】図12の例に対応するズームスイッチの構成
を説明する斜視図。
【符号の説明】
2…CCD(撮像手段) 12…ファインダスイッチ(切り換え手段) 14…EVF(表示手段,ファインダ) 19…カラービューファインダ(表示手段,ファイン
ダ)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段から取り込んだ画像情報をファ
    インダ画面上に表示する電子ビューファインダおよび電
    子ズーム手段を有するカメラのファインダ表示装置にお
    いて、 電子ズーム操作に応じて、上記電子ビューファインダの
    表示画面上で電子ズームの対象となる領域を設定する設
    定手段と、 上記電子ビューファインダの表示画面上において、上記
    設定手段により設定された電子ズームの対象となる領域
    の表示色と、その領域以外の領域の表示色とを異なるよ
    うに表示させる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とするカメラのファインダ表示装
    置。
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