JPH0346497A - 伝送システムの試験方法 - Google Patents

伝送システムの試験方法

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JPH0346497A
JPH0346497A JP1183326A JP18332689A JPH0346497A JP H0346497 A JPH0346497 A JP H0346497A JP 1183326 A JP1183326 A JP 1183326A JP 18332689 A JP18332689 A JP 18332689A JP H0346497 A JPH0346497 A JP H0346497A
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transmission
data
address
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master station
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JP1183326A
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Osamu Aizawa
修 相沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication of JPH0346497A publication Critical patent/JPH0346497A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、マスタステーション及びリモートステーショ
ン間でデータ伝送を行なう伝送システムにおいて、各リ
モートステーション間の伝送機能の診断機能を備えた伝
送システムの試験方法に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば工場内に分散配置された誘導電動機を
制御する装置として、誘導電動機を集中的に運転、監視
するためのコントロールセンタユニット或は誘導電動機
の近傍に設置された現場用操作盤が供されている。とこ
ろで、近年、誘導電動機をリアルタイムで集中制御した
いという要望に応じて、コントロールセンタユニット及
び現場用操作盤内に制御用のリモートステーションを設
け、それらのリモートステーションヨンにマスタステー
ションから指示データを与えることにより、誘導電動機
をリアルタイムで制御することが行なわれている。
ここで、マスタステーション及びリモートステーション
間でデータ伝送を行なうための伝送システムの一例を説
明する。つまり、マスタステーションは伝送用メモリを
有しており、その伝送用メモリに設定された伝送用アド
レス毎にトーカとなるリモートステーション(若しくは
マスタステーション)が1つ設定されていると共に、リ
スナとなるリモートステーション(マスタステーション
を含む)が1つ若しくは複数設定されている。そして、
所定のリモートステーション(トーカ)から所定のリモ
ートステーション(リスナ)に対してデータ伝送を行な
うときは、マスタステーションは、トーカとなるリモー
トステーションとリスナとなるリモートステーションと
の組合わせに対応した伝送用アドレスを含んだアドレス
情報を生成してそのアドレス情報を伝送路に出力する。
すると、各リモートステーションは伝送路からアドレス
情報を受取ると共に、そのアドレス情報が示す伝送用ア
ドレスが自分自身がトーカ或はリスナとなるように設定
されているのかを判断する。そして、トーカであると判
断したリモートステーションは、自己が所有しているデ
ータ情報を伝送路に出力すると共に、リスナであると判
断したリモートステーションは伝送路に出力されている
データ情報を受信する。以上の動作により、マスタステ
ーション及びリモートステーション間若しくはリモート
ステーション間同士でデータ伝送が行なわれるもので、
マスタステーションは伝送路のタイムシェアリングを図
っている。
しかして、上述の如く構成された伝送システムでは、リ
モートステーションからマスタステーションに誘導電動
機の運転状況を示す診断データを出力するという診断機
能を付加することが行なわれている。つまり、誘導電動
機が故障した場合は、そのことを示す故障データがリモ
ートステーションからマスタステーションに出力される
から、そのことに基づいてマスタステーションは誘導電
動機の故障状態を判断することができる。しかして、こ
のような機能が付加された伝送システムにおいてリモー
トステーションの受信機能が正常に機能していない場合
は、誘導電動機の運転状況を把握することができないか
ら、リモートステーションのトーカ機能を試験するよう
にしている。即ち、マスタステーションは試験モードが
設定されると、自分自身がリスナとなると共に試験対象
となるリモートステーションがトーカとなることを示す
伝送用アドレスをアドレス情報として出力する。従って
、伝送用アドレスに対応してトーカに設定されたリモー
トステーションの受信機能が正常に機能している場合は
、そのリモートステーションから伝送路にデータ情報が
出力されるから、マスタステーションはそのデータ情報
の入力状態に基づいてトーカとなっているリモートステ
ーションの受信機能を検査することができる。
(発明が解決しようとする3題) ところが、上述の伝送システムの試験方法では、マスタ
ステーションはリモートステーションからデータ情報を
受取ることにより、リモートステーションの受信機能を
検査することはできるものの、各リモートステーション
間のデータ伝送が正常に行なわれたか否かを検査するこ
とができないという欠点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、マスタステーション及び複数のリモートステーション
間でデータ伝送を行なう伝送システムにおいて、各リモ
ートステーション間のデータ伝送が正常に行なわれてい
るか否かを検査することができる伝送システムの試験方
法を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、伝送用アドレスが設けられた伝送用メモリを
有するマスタステーションと、前記伝送用アドレスに対
応してトーカ若しくはリスナとなるように設定された複
数のリモートステーションと、前記マスタステーション
及び前記リモートステーション間若しくは各リモートス
テーション間でデータを直列伝送するように設けられた
伝送路とを備え、前記マスタステーションから前記伝送
路を通じて前記各リモートステーションに前記伝送用ア
ドレスを含むアドレス情報を出力することにより、その
伝送用アドレスに対応してトーカとなるように設定され
ている前記リモートステーション若しくは前記マスタス
テーションは所有しているデータ情報を前記伝送路に送
出すると共に、前記伝送用アドレスに対応してリスナと
なるように設定されている前記リモートステーション若
しくは前記マスタステーションは前記伝送路から前記デ
ータ情報を受取る伝送システムにおいて、前記マスタス
テーションを、試験モードが設定されたときは試験モー
ドであることを示すデータ情報を前記伝送路に送出する
と共にその試験モードの設定状態で前記アドレス情報を
出力することによりその伝送路から受信状態情報を所定
タイミングで受信し、且つ前記リモートステーションを
、前記マスタステーションから受信したデータ情報が試
験モードを示していたときはその試験モードの。
設定状態で自己の受信状態機能を示す受信状態情報を所
定タイミングで前記伝送路に出力するようにしたもので
ある。
(作用) マスタステーションは、伝送用アドレスを含むアドレス
情報を伝送路に順次出力する。すると、その伝送用アド
レスに対応してトーカとなるように設定されているリモ
ートステーション及びリスナとなるように設定されてい
るリモートステーション間でデータ伝送が行なわれる。
さて、マスタステーションは、試験モードが設定される
と試験モードであることを示すデータ情報を伝送路に出
力する。すると、リモートステーションは、マスタステ
ーション若しくは他のリモートステーションからの受信
状態を示す受信状態情報を所定タイミングで伝送路に出
力する。そして、マスタステーションは、伝送路から受
信状態情報を入力する。この結果、マスタステーション
は、受信状態情報に基づいてリモートステーションの受
信状態機能を判断することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第4図は、伝送システムたるコントロールセンタ制御シ
ステムの全体構成を概略的に示している。
ここで、コントロールセンタとは例えば低圧モータの駆
動を制御するための制御ユニットを多数配置したもので
ある。
マスタステーション1は、コントロールセンタ用リモー
トステーション2及び現場操作用リモートステーション
3と伝送路4を介して接続されていると共に、システム
全体ラを介してシステム全体を制御するためのプログラ
ムコント0−−76と接続されている。このマスタステ
ーション1は、リモートステーション2,3から送られ
る稼働状況データを受けると共に、受信した稼働状況デ
ータをプログラマブルコントローラ6に送る。また、マ
スタステーションlは、プログラマブルコントローラ6
から送られる操作用データを伝送路4を通じてリモート
ステーション2,3に送信する。
複数の制御用ユニットを内蔵したコントロールセンタ7
は、各ユニット毎にコントロールセンタ用リモートステ
ーション2.多機能形保護リレー8、電磁接触器9を備
えて構成されている。コントロールセンタ用リモートス
テーション2は、マスタステーション1及び現場操作用
リモートステーション3から伝送路4を介して送られる
操作用データを人力すると共に、人力した操作用データ
を多機能形保護リレー8に送る。多機能形保護リレー8
は、与えられた操作用データに応じて誘導電動機10の
主回路11を電磁接触器9で開閉することにより、誘導
電動機10の始動・停止を制御すると共に、誘導電動機
10の状態データ、主回路電流値、故障状態データをコ
ントロールセンタ用リモートステーション2に送る。コ
ントロールセンタ用リモートステーション2は、多機旋
形保護リレー8から与えられる各種データを伝送路4を
介してマスタステーション1及び現場操作用リモートス
テーション3に送信する。
一方、現場操作用リモートステーション3は、誘導電動
機10の近傍に設置されており、その誘導電動機10を
始動、停止させるための操作用データをマスタステーシ
ョン1及びコントロールセンタ用リモートステーション
2に送信する。また、現場操作用リモートステーション
3は、コントロールセンタ用リモートステーション2か
ら送られる誘導電動機10の状態データを受信すると共
に、その受信結果を誘導電動機10の動作状態を表示す
るランプに示す。
そして、プログラムコントローラ6は、マスタステーシ
ョン1を介して所定のリモートステーション2,3から
データを人力することにより、誘導電動機10の制御、
監視、保護を行ない、これによりシステム全体を制御す
る。
次に、マスタステーション1の構成を第5図を参照して
説明する。つまり、マスタステーション1は、全体の動
作を制御するためのワンチップマイクロコンピュータか
ら成るCPU12.直列データ伝送部13及びこのCP
U12の動作プログラム及び固定データ等を記憶するた
めのメモリ14を備えている。また、直列データ転送部
13はUART (非同朋直列転送)機能を備えており
、パルストランス15を介して伝送路4に接続されてい
る。この直列データ伝送部13は、パルストランス15
を介して伝送路4から直列データを受信すると共に、伝
送路4に直列データを出力する。
伝送用メモリたるデュアルポートメモリ16の一方の入
力端子はCPU12と接続され、他方の入力端子はシス
テム全体ラを介してプログラムコントローラ6と接続さ
れている。デュアルポートメモリ16にはトーカアドレ
ス領域、リスナアドレス領域及びエラー情報記憶領域が
夫々設定されている。ここで、トーカアドレス領域とは
、マスタステーション1がトーカとなるように設定され
た伝送用アドレスで、アドレス毎に例えば2バイトの記
憶容量が確保されていると共に、そのアドレスに対して
リスナとなるように設定されたリモートステーション2
,3に伝送されるべきデータ(例えば、制御用の目標値
等)が保持される。リスナアドレス領域とは、マスタス
テーション1がリスナとなるように設定された伝送用ア
ドレスで、アドレス毎に例えば2バイトの記憶容量が確
保されていると共に、そのアドレスに対してトーカとな
るように設定されたリモートステーション2゜3から伝
送されたデータ(例えば、各種センサの出力値等)が保
持される。エラー情報記憶領域とは、各アドレス毎に例
えば2バイトの記憶容量が確保されており、各アドレス
毎にトーカアドレス及びリスナアドレスが1バイトずつ
割当てられていると共に、それらトーカアドレス及びリ
スナアドレスには、例えばデータが正常に受信できなか
った場合にその内容を示すフラグ領域が割当てられてい
る。以上の構成により、プログラマブルコントローラ6
は、デュアルポートメモリ14に記憶されたデータを、
システムバス5を介してアクセスすることができる。
次に、コントロールセンタ用リモートステーション2の
構成を第6図を参照して説明する。
つまり、リモートステーション2は、フンチップマイク
ロコンピュータから成るCPU17.直列データ伝送部
18.メモリ19及び多機旋形保護リレー8間でデータ
伝送を行なうためのノ\ンドシェイク回路20を備えて
いる。また、直列データ伝送部18としてはUART機
能を有するものが使用されており、パルストランス21
を介して伝送路4と接続されている。多機旋形保護リレ
ー8は、ハンドシェイク回路20を介してコントロール
センタ用リモートステーション2と接続されている。多
機旋形保護リレー8は、誘導電動機10の主回路11を
開閉する電磁接触器9.主回路電流を検出する電流変流
器22.主回路11の零相電流を検出する零相変流器2
3と接続されており、電流変流器22の検出状態に基づ
いて誘導電動機10の過負荷及び欠損を検出すると共に
、零相変流器23の検出状態に基づいて地絡を検出する
。そして、多機旋形保護リレー8は、誘導電動機10に
異常が発生したことを検知したときは、電磁接触器9を
開放して誘導電動機10を上記各異常事態から保護する
次に現場操作用リモートステーション3について第7図
を参照して説明する。
現場操作用リモートステーション3は、ワンチップマイ
クロコンピュータから成るCPU24゜UART機能を
有する直列データ伝送部25.メモリ26.リレー駆動
用の出力回路27.外部接点28からの人力信号を検出
する入力回路29を備えている。直列データ伝送部25
は、パルストランス31を介して伝送路4に接続されて
いる。
また、現場操作用リモートステーション3の外部には、
コントロールセンタ用リモートステーション2から送ら
れるデータに応じて点滅する複数のランプ32が接続さ
れている。
さて、マスタステーション1及び各リモートステーショ
ン2.3は、各メモリ14,19.26に記憶されたプ
ログラムに基づいて動作するようになっている。また、
マスタステーション1は試験モード設定用のスイッチ(
図示せず)を備えており、その試験モードスイッチが設
定されたときは第2図に示す試験モードプログラムに基
づいて動作する。つまり、マスタステーション1は、試
験モードが設定されたときは、所定のアドレス情報及び
試験モードであることを示すデータ情報を作成して伝送
路4に出力すると共に、その試験モードの設定状態で伝
送路4からデータ情報を所定タイミングで入力するとい
う動作を繰返す。また、各リモートステーション2,3
は第3図に示すプログラムに基づいて動作する。つまり
、リモートステーション2,3は、データ情報が試験モ
ードであることを示していたときは、データ情報の受信
状態を示す受信状態情報を作成して所定タイミングでそ
の受信状態情報を伝送路4に出力する。
次に、アドレス情報のフォーマットについて第1図を参
照して説明する。つまり、アドレス情報は、第1のアド
レスフレーム37及び第2のアドレスフレーム38から
構成されている。第1のアドレスフレーム37は、スタ
ートビット(STで示す)1通信機器の伝送用アドレス
を示すアドレスビット(A7〜AOで示す)、パリティ
ビット(Pで示す)、ストップビット(SPで示す)か
ら構成されている。第2のアドレスフレーム38は、ス
タートビット(STで示す)、接続機器の動作状態(正
常゛、故障等)を示す機器状態指示ビット(COで示す
)、情報がアドレス情報であることを示すビット(0が
設定されている)、CRC(巡回冗長符号)ビット(C
RCで示す)、パリティピット(Pで示す)、ストップ
ビット(SPで示す)から構成されている。一方、デー
タ情報は、第1のデータフレーム3つ、第2のデータフ
レーム40.第3のデータフレーム41から構成されて
いる。第1データフレーム3つは、スタートビット (
STで示す)、データビノット (D15〜D8で示す
)、パリティピット(Pで示す)。
ストップビット(SPで示す)から構成されている。第
2のデータフレーム40は、スタートビット(STで示
す)、データビット(D7〜DOで示す)、パリティピ
ット(Pで示す)、ストップビット(SPで示す)から
構成されている。第3のデータフレーム41は、スター
トビット(STで示す)、試験モードの設定状態を示す
試験モード設定ピッh (EXで示す)、接続機器の動
作状7!!(正常、故障等)を示す状態指示ピッ) (
C0で示す)、情報がデータ情報であることを示すビッ
ト(1が設定されている)、CRCビット(CRCで示
す)、パリティピット(Pで示す)、ストップビット(
SPで示す)から構成されている。
尚、アドレス情報及びデータ情報のデータ長は伝送シス
テム固有のもので、例えば本実施例のアドレス情報の第
1のアドレスフレーム37のように、8ビツトのアドレ
ス長を採用した場合は、最大256(28)台のリモー
トステーションを接続することかできる。また、アドレ
ス情報及びデータ情報に含まれているパリティビット或
はCRCコードは、データの脱落酸はデータ伝送の機能
が正常に行なわれたか否かをチエツクするために使用さ
れる。
次に、上記伝送システムの伝送タイミングを第8図を参
照して簡単に説明する。
マスタステーション1は、所定のリモートステーション
からデータ情報を受信するときは、そのリモートステー
ション2,3に対応して設定されているメモリ14のリ
スナアドレス領域の伝送用アドレスを伝送路4に出力す
る(タイミングTl)。すると、各リモートステーショ
ン2,3は伝送路4を通じてアドレス情報を受取り(タ
イミングT2)、そのアドレス情報の伝送用アドレスに
対応してリスナに設定されているリモートステーション
2.3若しくはマスタステーション1が受信可能状態と
なると共に、アドレス情報の伝送用アドレスに対応して
トーカに設定されているリモートステーション2,3は
データを伝送路4に出力する(タイミングT3)。これ
によって、リスナに設定されているリモートステーショ
ン2,3若しくはマスタステーション1は伝送路4に出
力されたデータを受取ることができる(タイミングT4
)。
また、マスタステーション1は、所定のリモートステー
ション2.3にデータ情報を伝送する場合は、その所定
のリモートステーション2,3に対応したデュアルポー
トメモリ16のトーカ対応記憶領域の伝送用アドレスを
伝送路4に出力する(タイミングT5)。すると、アド
レス情報の伝送用アドレスに対応してリスナに設定され
ているリモートステーション2,3は受信可能状態とな
る(タイミングT8)。続いてマスタステーション1が
伝送路4にデータ情報を送出すると(タイミングT7)
、リスナに設定されているリモートステーション2,3
がそのデータ情報を受信する(タイミングT8)。
そして、上記伝送動作はデュアルポートメモリ16のト
ーカ対応記憶領域及びリスナ対応記憶領域の全て若しく
は所定の伝送用アドレスにわたって行なわれる。尚、デ
ュアルポートメモリ16の物理アドレスと伝送路4に出
力される伝送用アドレスとを一致させる必要はなく、各
アドレスの対応関係が維持されればよい。また、デュア
ルポートメモリ16の伝送用アドレス順にアドレスを出
力させる必要はなく、結果として全ての伝送用アドレス
若しくは所定の伝送用アドレスが繰返して出力されれば
よい。
次に、マスタステーション1の具体的動作について第9
図を参照して述べる。マスタステーション1は、送信し
たい伝送用アドレスを含んだアドレス情報を作成する(
ステップ901)。つまり、アドレスビット(A7〜A
O)に送信したい伝送用アドレスを設定することにより
この第1のアドレスフレーム37を作成すると共に、第
2のアドレスフレーム38の状態指示ビットCOを「0
」に設定し且つCRCコードを含めてこの第2のアドレ
スフレーム38を作成する。次に、マスタステーション
1は、作成したアドレス情報を伝送路4に出力してから
(ステップ902)、そのアドレス情報の伝送用アドレ
スが最終(この場合は256)であるか否かを判断する
。そして、伝送用アドレスが最終アドレスであった場合
は、設定スイッチが試験モードに設定されていたか否か
を判断しくステップ904)、試験モードが設定されて
いた場合は、データ情報の試験モード設定ビ・yトEX
にリモートステーション2.3を試験モードに設定する
ために「1」を設定する(ステップ905)。また、試
験モードに設定されていない場合は、試験モードビット
EXにrOJを設定する(ステップ906)。そして、
第1図に示されるフォーマットでデータ情報を作成して
から(ステップ907)、そのデータ情報を伝送路4に
出力する。
また、マスタステーション1は、出力したアドレス情報
に対応する伝送用アドレスがトーカ対応記憶領域の場合
は(ステップ909)、その伝送用アドレスに該当した
記憶頭載に記憶されているデータを読出すと共に、その
データに基づいてデ−夕情報を作成してから(ステップ
910)、そのデータ情報を伝送路4に出力する(ステ
ップ708)。
また、マスタステーション1は、出力したアドレス情報
の伝送用アドレスがリスナ対応記憶領域の場合は、所定
のリモートステーション−2,3からデータを受信する
まで待機する(ステップ911)。そして、マスタステ
ーション1は、データ情報を受信すると、タイムアウト
が発生しているか否か、或は第3のデータフレーム41
までを完全に受信したか否かをチエツクすると共に、パ
リティビット及びCRCビットに基づいて受信したデー
タ情報にデータエラーが発生しているか否かを判断する
(ステップ912)。そして、受信したデータ情報にエ
ラーが発生していた場合は、そのことをエラー情報領域
に格納する(ステップ913)。そして、正常にデータ
を受信した場合は、受信されたデータ情報から16ビツ
トのデータを取出して、そのデータをデュアルポートメ
モリ16の対応するアドレスに格納してから(ステップ
914)、ステップ901に移行する。
次に、リモートステーション2,3の動作を第10図及
び第11図を参照して説明する。尚、リモートステーシ
ョン3の動作はリモートステーション2の動作と同一で
あるから、リモートステーション3の動作の説明は省略
する。リモートステーション2のCPU17は割込可能
状態で待機しており、直列データ伝送部18からアドレ
ス情報及びデータ情報の受信完了を示す割込信号が与え
られると、CPU17は受信データがアドレス情報か否
かを第2のアドレスフレーム38の設定データビットに
基づいて判断する(ステップ1001)。そして、受信
データがアドレス情報でない場合は割込処理を完了して
メインブログムに戻る(ステップ1002)。受信デー
タがアドレス情報の場合は、パリティビット及びCRC
コードをチエツクし、異常がある場合はそのアドレスフ
レームを無視する(ステップ1003)。そして、CP
U17は、アドレスフレームが最終か否かを判断し、最
終のアドレスフレームのときはアドレス情報から伝送用
アドレスを取出す。CPU17は、受信した伝送用アド
レスが最終でないと共に(ステップ1004)、その伝
送用アドレスがトーカとなることを指示しておらず(ス
テップ1005)、さらに、その伝送用アドレスがリス
ナとなることを指示していないときは(ステップ100
6)、メインルーチンに戻る(ステップ1002)。
また、CPU17は、受信したアドレス情報の伝送用ア
ドレスが最終アドレスであったときは、マスタステーシ
ョン1から送信されるデータ情報を受信するまで待機す
る(ステップ1007)。
そして、データ情報の第3のデータフレーム41を受信
したところで、その受信データがデータ情報であること
を確認してから、パリティチエツク及びCRCコードに
基づいて正常に受信したことを確認する(ステップ10
08)。続いてCPU17は、データ情報を正常に受信
したときはそのデータ情報からデータを取出すと共に、
第3のアドレスフレーム41の試験モード設定ビットE
X及び機器状態指示ビットCOをメモリ19の所定アド
レスに格納して(ステップ1009)、割込処理を終了
する(ステップ1010)。尚、試験モード設定ビット
EX及び機器状態指示ビットCOは、後述するメインル
ーチンで判定ステップで使用される。また、CPU17
は、ステップ1゜O8で異常を認めた場合は、エラー処
理を施しくステップ1010)、割込処理を完了する(
ステップ1002)。
そして、リモートステーション2は、アドレス情報の伝
送用アドレスが自分自身がトーカとなることを指示して
いたときは、後述するメインルーチンで作成したデータ
情報を伝送路4に出力して(ステップ1011)、割込
処理を終了する(ステップ1002)。また、アドレス
情報がリスナとなることを指示していたときは、伝送路
4に出力されているデータ情報を受信すると共に、その
受信データのエラー発生に応じて対処する(ステップ1
007以後のステップ)。
さて、CF’U17は、通常は第11図に示すメインル
ーチンを実行しており、直列データ伝送部18から割込
信号を受けたときのみ上述の割込ルーチンを実行するよ
うになっている。
つまり、CPU17は、他のリモートステーション2,
3から受けたデータ情報に基づいてそのリモートステー
ション2,3と接続された機器が故障していると判断し
たときは(ステップ1101)、そのリモートステーシ
ョン2,3に対するデータ情報の送信を停止する(ステ
ップ1102)また、CPU17は、自分自身と接続さ
れた機器の状態を判断しくステップ1103)、故障し
ていると判断したときは、データ情報の第3のデータフ
レーム41の機器状態指示ビットCOに「1」を設定し
くステップ1104)、接続機器が故障していないと判
断したときは、機器状態指示ビットCOに「0」を設定
する(ステップ1105)。
そして、CPU17は、マスタステーション1から与え
られたデータ情報の第3のデータフレーム41に基づい
て試験モードが設定されていると判断したときは(ステ
ップ1105)、自分自身に試験モードが設定されてい
ることを示すため、データ情報の第3のデータフレーム
41の試験モード設定ビットEXに「1」を設定すると
共に、他のリモートステーション2.或はマスタステー
ション1から正常にデータ情報を受信しているか否かを
示す受信状態情報を作成してメモリ1つに格納する(ス
テップ1107)。また、CPU17は、試験モードに
設定されていないと判断したときは、接続された機器か
らデータを人力すると共に、人力したデータに基づいて
データ情報を作成してメモリ1つに格納する(ステップ
1109)この結果、直列データ伝送部18から割込要
求があったときは、割込プログラムのステップ1011
においてメモリ1つに格納されているデータ情報が出力
され、試験モードが設定された状態ではメモリ19に記
憶されている受信状態情報が出力される。
上記実施例によれば、マスタステーション1に試験モー
ドを設定すると、トーカとなるように設定された全ての
リモートステーション2は、自分自身の受信状態情報を
順次マスタステーションに送信するようになる。これに
より、トーカにのみに設定されたリモートステーション
1は、マスタステーション1から正常にデータを受信し
ているか否かをマスタステーション1に送信できる。ま
た、トーカ及びリスナに設定されたリモートステーショ
ン2.3は、他のリモートステーション2゜3から正常
にデータを受信しているか否かをマスタステーションl
に送信できる。従って、リモートステーション間のデー
タ伝送の状態を確認できない従来例と違って、マスタス
テーションは、マスタステーション1及びリモートステ
ーション2゜3間のデータ伝送機能に加えて、リモート
ステーション2,3間のデータ伝送機能を確認すること
ができる。
尚、上記実施例では、コントロールセンタ制御システム
に適用した一実施例を示したが、これに限らず、複数の
コントロール用リモートステーションが接続されたプロ
セス制御用のデータ通信システムに適用してもよい。
また、アドレス情報或はデータ情報のフォーマットによ
れば、試験モードであることを示すデータをデータ情報
の第3のデータフレーム41に設定するようにしたが、
そのデータを何れのデータフレームに設定するようにし
てもよく、所望によりアドレス情報に設定するようにし
てもよい。さらに、アドレス情報或はデータ情報の伝送
フォーマットは、第1図に示される伝送フォーマットに
限定されることはない。
[発明の効果] 以上の記述から明らかなように、本発明の伝送システム
の試験方法によれば、マスタステーションを、試験モー
ドが設定されたときは試験モードであることを示すデー
タ情報を前記伝送路に送出すると共にその試験モードの
設定状態で前記アドレス情報を出力することによりその
伝送路から受信状態情報を所定タイミングで受信し、且
つ前記リモートステーションを、前記マスタステーショ
ンから受信したデータ情報が試験モードを示していたと
きはその試験モードの設定状態で自己の受信状態機能を
示す受信状態情報を所定タイミングで前記伝送路に出力
するようにしたので、マスタステーション及び複数のリ
モートステーション間でデータ伝送を行なう伝送システ
ムにおいて、各リモートステーション間のデータ伝送が
正常に行なわれているか否かを検査することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はアドレ
ス情報及びデータ情報のフォーマットを示す模式図、第
2図はマスタステーションの動作を示す概略的なフロー
チャート、第3図はリモートステーションの動作を示す
概略的なフローチャート、第4図は全体の構成を概略的
に示すブロック図、第5図はマスタステーションの構成
を示すブロック図、第6図はコントロールセンタ用リモ
ートステーションの構成を示すブロック図、第7図は現
場操作用リモートステーションの構成を示すブロック図
、第8図はデータ伝送のタイミング図、第9図はマスタ
ステーションの動作を示すフローチャート、第10図は
リモートステーションの割込プログラムの動作を示すフ
ローチャート、第11図はリモートステーションのメイ
ンプログラムの動作を示すフローチャートである。 図中、1はマスタステーション、2はコントロールセン
タ用リモートステーション、3は現場操作用リモートス
テーション、4は伝送路、6はプログラマブルコントロ
ーラ、37は第1のアドレスフレーム(アドレス情報)
、38は第2のアドレスフレーム(アドレス情報)、3
9は第1のデータフレーム(データ情報)、40は第2
のデータフレーム(データ情報)、41は第3のデータ
フレーム(データ情報)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、伝送用アドレスが設けられた伝送用メモリを有する
    マスタステーションと、前記伝送用アドレスに対応して
    トーカ若しくはリスナとなるように設定された複数のリ
    モートステーションと、前記マスタステーション及び前
    記リモートステーション間若しくは各リモートステーシ
    ョン間でデータを直列伝送するように設けられた伝送路
    とを備え、前記マスタステーションから前記伝送路を通
    じて前記各リモートステーションに前記伝送用アドレス
    を含むアドレス情報を出力することにより、その伝送用
    アドレスに対応してトーカとなるように設定されている
    前記リモートステーション若しくは前記マスタステーシ
    ョンは所有しているデータ情報を前記伝送路に送出する
    と共に、前記伝送用アドレスに対応してリスナとなるよ
    うに設定されている前記リモートステーション若しくは
    前記マスタステーションは前記伝送路から前記データ情
    報を受取る伝送システムにおいて、前記マスタステーシ
    ョンは、試験モードが設定されたときは試験モードであ
    ることを示すデータ情報を前記伝送路に送出すると共に
    その試験モードの設定状態で前記アドレス情報を出力す
    ることによりその伝送路から受信状態情報を所定タイミ
    ングで受信し、且つ前記リモートステーションは、前記
    マスタステーションから受信したデータ情報が試験モー
    ドを示していたときはその試験モードの設定状態で自己
    の受信状態機能を示す受信状態情報を所定タイミングで
    前記伝送路に出力することを特徴とする伝送システムの
    試験方法。
JP1183326A 1989-07-13 1989-07-13 伝送システムの試験方法 Pending JPH0346497A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104453311A (zh) * 2014-10-29 2015-03-25 强健民 一种多层次安全高效智能立体车库

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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