JPH034646B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH034646B2 JPH034646B2 JP59245253A JP24525384A JPH034646B2 JP H034646 B2 JPH034646 B2 JP H034646B2 JP 59245253 A JP59245253 A JP 59245253A JP 24525384 A JP24525384 A JP 24525384A JP H034646 B2 JPH034646 B2 JP H034646B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indigo
- fabric
- dyed
- petals
- leaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coloring (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、藍染め布帛を用いて、造花を製造す
る方法に関する。
る方法に関する。
従来の技術
従来から、いわゆるリボンフラワーなど布帛を
用いて造花を製造することは種々試みられてい
る。しかし、それはいずれも実際の花に近い造花
を製造しようとするものであつて、装飾性に優れ
るが、工芸品的な色調、外観を有する造花が得ら
れるものではなかつた。また、別に木綿を藍で染
めた藍染め布帛は古くから、衣服、風呂敷、座蒲
団、のれんなど幅広く使用されているが、堅固な
風合、藍一色の素朴な外観から、それを造花など
に使用しようとする試みは全くなかつた。
用いて造花を製造することは種々試みられてい
る。しかし、それはいずれも実際の花に近い造花
を製造しようとするものであつて、装飾性に優れ
るが、工芸品的な色調、外観を有する造花が得ら
れるものではなかつた。また、別に木綿を藍で染
めた藍染め布帛は古くから、衣服、風呂敷、座蒲
団、のれんなど幅広く使用されているが、堅固な
風合、藍一色の素朴な外観から、それを造花など
に使用しようとする試みは全くなかつた。
発明の目的
本発明は、かかる藍染め布帛を用いて、墨絵風
の外観を有する工芸品的な造花を製造する方法を
提供することを目的とする。
の外観を有する工芸品的な造花を製造する方法を
提供することを目的とする。
発明の構成
本発明の方法は、古布調の藍染め布帛を用い
て、花弁及び葉を形成するものであり、この古布
調の藍染め布帛を、2種の異なつた脱色工程を用
いて製造することに特徴を有する。
て、花弁及び葉を形成するものであり、この古布
調の藍染め布帛を、2種の異なつた脱色工程を用
いて製造することに特徴を有する。
即ち、本発明では藍染めした木綿布帛を、部分
的に強く脱色した後に、全体に淡い漂白を施すこ
とによつて、墨絵風の外観を有する製品に仕上げ
ることを可能としたのである。
的に強く脱色した後に、全体に淡い漂白を施すこ
とによつて、墨絵風の外観を有する製品に仕上げ
ることを可能としたのである。
本発明における脱色工程は、塩素系漂白剤と酸
素系漂白剤を使用して実施するものであり、ま
ず、藍染めした木綿布帛に部分的に塩素系漂白剤
を適用して模様状に強力な脱色を施し、その後に
全体に酸素系漂白剤を適用して淡い脱色をする。
素系漂白剤を使用して実施するものであり、ま
ず、藍染めした木綿布帛に部分的に塩素系漂白剤
を適用して模様状に強力な脱色を施し、その後に
全体に酸素系漂白剤を適用して淡い脱色をする。
漂白剤の部分的な適用法としては、例えば布帛
を絞り加工したり、折り畳んで漂白剤液に浸漬し
たり、或いは布帛に型紙を置き漂白剤をその上か
ら適用するなどの方法が任意に使用できる。な
お、前述の二種の漂白剤の適用法としては、塩素
系漂白剤を加熱条件下(例えば40℃前後)で部分
的に適用し、所望の柄状に漂白し、その後に酸素
系漂白剤を常温下(例えば20℃前後)で全体に適
用するのが好ましい。
を絞り加工したり、折り畳んで漂白剤液に浸漬し
たり、或いは布帛に型紙を置き漂白剤をその上か
ら適用するなどの方法が任意に使用できる。な
お、前述の二種の漂白剤の適用法としては、塩素
系漂白剤を加熱条件下(例えば40℃前後)で部分
的に適用し、所望の柄状に漂白し、その後に酸素
系漂白剤を常温下(例えば20℃前後)で全体に適
用するのが好ましい。
本発明における造花の形成法は、上述の如く漂
白加工した藍染め布帛を適当な花弁、葉の形状に
切断し、それらを針金、テープなどを用いて適宜
組み合わせて造花とするものであるが、藍染め布
帛で作成した花弁や葉には、更に淡く藍染めした
薄布を裏打ちするのが好ましく、また針金も淡く
藍染めした薄いテープで覆つて使用するのが好ま
しい。
白加工した藍染め布帛を適当な花弁、葉の形状に
切断し、それらを針金、テープなどを用いて適宜
組み合わせて造花とするものであるが、藍染め布
帛で作成した花弁や葉には、更に淡く藍染めした
薄布を裏打ちするのが好ましく、また針金も淡く
藍染めした薄いテープで覆つて使用するのが好ま
しい。
本発明では藍染めした木綿布帛が模様状に二段
階に漂白されているため、古布調の落ち着いた外
観の藍染め布帛となり、それを使用した花弁、葉
は藍の濃淡で自然に統一された、墨絵風の造花に
形成される。
階に漂白されているため、古布調の落ち着いた外
観の藍染め布帛となり、それを使用した花弁、葉
は藍の濃淡で自然に統一された、墨絵風の造花に
形成される。
本発明の造花な花弁及び葉の一部に染料又は顔
料を適用して少し着色してもよく、特に、脱色部
分に胡粉など白色顔料を裏面から滲ませた糊で接
着するように置くと、布帛と一体となり美しい白
地が形成され、他の濃淡部分と組合わさつて非常
に妙味ある製品となる。
料を適用して少し着色してもよく、特に、脱色部
分に胡粉など白色顔料を裏面から滲ませた糊で接
着するように置くと、布帛と一体となり美しい白
地が形成され、他の濃淡部分と組合わさつて非常
に妙味ある製品となる。
また、本発明の造花の花弁や葉は一般に糊づけ
して成形されるが、ワツクスや合成樹脂を含浸さ
せてもよく、これらの適用では、藍の濃淡模様が
浮き上がつた陶磁器風の外観を得ることができる
と同時に、花弁や葉を成形性を高め、更には、藍
染め布帛の焼け又は変色を防止するなどの効果を
も得ることができる。
して成形されるが、ワツクスや合成樹脂を含浸さ
せてもよく、これらの適用では、藍の濃淡模様が
浮き上がつた陶磁器風の外観を得ることができる
と同時に、花弁や葉を成形性を高め、更には、藍
染め布帛の焼け又は変色を防止するなどの効果を
も得ることができる。
ワツクス等の適用は、例えば、針金で形を整え
た花弁や葉に、パラフインを浸漬法で含浸させ
る、又は合成樹脂液をスプレー法で塗布するなど
によるが、これらの処理後、光沢を増すために更
にニスを塗つてもよい。
た花弁や葉に、パラフインを浸漬法で含浸させ
る、又は合成樹脂液をスプレー法で塗布するなど
によるが、これらの処理後、光沢を増すために更
にニスを塗つてもよい。
実施例
藍染めした厚手の木綿布帛を折り畳んで40〜50
℃の塩素系漂白剤溶液に数時間浸漬し、水洗乾燥
さて、溶液への露出面を強く脱色した、ぼかし染
め風の藍染め布帛を得た。また別に、藍染めした
木綿布帛に線状の模様を有する型を置き、塩素系
漂白剤を適用して、線模様状に脱色した藍染め布
帛を得た。これら両布帛を共に酸素系漂白剤の希
薄溶液に常温浸漬して、全体に軽く脱色した。
℃の塩素系漂白剤溶液に数時間浸漬し、水洗乾燥
さて、溶液への露出面を強く脱色した、ぼかし染
め風の藍染め布帛を得た。また別に、藍染めした
木綿布帛に線状の模様を有する型を置き、塩素系
漂白剤を適用して、線模様状に脱色した藍染め布
帛を得た。これら両布帛を共に酸素系漂白剤の希
薄溶液に常温浸漬して、全体に軽く脱色した。
両者共に、淡く藍染めした紗で裏打ちし、前者
の布帛で葉を裁断し、後者の布帛で弁を裁断し、
針金に該花弁及び葉を適宜常法に従つて取りつ
け、この針金も淡く藍染めしたテープで覆い、全
体に藍の濃淡で統一された墨絵風のあじさいの造
花を得た。
の布帛で葉を裁断し、後者の布帛で弁を裁断し、
針金に該花弁及び葉を適宜常法に従つて取りつ
け、この針金も淡く藍染めしたテープで覆い、全
体に藍の濃淡で統一された墨絵風のあじさいの造
花を得た。
この造花の花弁及び葉を針金で形を整え、ステ
アリン酸を10%混入したパラフイン浴に浸漬し、
取り出して冷却したところ、全体に陶磁器で作つ
た造花の如くなつた。
アリン酸を10%混入したパラフイン浴に浸漬し、
取り出して冷却したところ、全体に陶磁器で作つ
た造花の如くなつた。
また、パラフイン浴に浸漬する前の造花の花弁
の脱色部分に裏面から糊剤を適用し、表面に胡粉
を置いたところ、胡粉は布帛と一体化して美しく
落ち着いた白色に布帛を着色した。最初の漂白で
脱色されなかつた藍色部分と、漂白された灰色が
かつた淡い水色部分と胡粉による白色部分が複雑
かつ自然に組合わさつた、非常に妙味のある製品
となつた。
の脱色部分に裏面から糊剤を適用し、表面に胡粉
を置いたところ、胡粉は布帛と一体化して美しく
落ち着いた白色に布帛を着色した。最初の漂白で
脱色されなかつた藍色部分と、漂白された灰色が
かつた淡い水色部分と胡粉による白色部分が複雑
かつ自然に組合わさつた、非常に妙味のある製品
となつた。
発明の効果
本発明では、藍染めした木綿布帛に、特殊な2
段階脱色法を適用することにより、墨絵風の外観
を有する古布調の非常に妙味ある藍染め布帛を得
ることができ、これを花弁及び葉に使用して造花
に仕上げるため、全体に藍の濃淡で統一された墨
絵風の非常に格調高い造花を得ることができる。
段階脱色法を適用することにより、墨絵風の外観
を有する古布調の非常に妙味ある藍染め布帛を得
ることができ、これを花弁及び葉に使用して造花
に仕上げるため、全体に藍の濃淡で統一された墨
絵風の非常に格調高い造花を得ることができる。
従つて、本発明で得られる造花は、和室にも洋
室にも適したものとするばかりでなく、非常に格
調高い工芸品ともなしうるものであり、ブロー
チ、イヤリングなどの装飾品にも効果的に使用で
きる。
室にも適したものとするばかりでなく、非常に格
調高い工芸品ともなしうるものであり、ブロー
チ、イヤリングなどの装飾品にも効果的に使用で
きる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 古布調の藍染め布帛を用いて、花弁及び葉を
形成するものであつて、上記古布調の藍染め布帛
が、藍染めした木綿布帛に部分的に塩素系漂白剤
を適用して模様状の脱色をし、その後に全体に酸
素系漂白剤を適用して得られるものであることを
特徴とする布製造花の製造方法。 2 上記花弁及び葉の少なくとも一部にワツクス
又は合成樹脂を含浸させることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。 3 上記花弁及び葉が上記藍染め布帛を表地と
し、淡く藍染めされた薄布で裏打ちして仕上げら
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
第2項記載の方法。 4 上記花弁及び葉の一部を染料又は顔料で着色
することを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第
3項いずれか1項記載の方法。 5 上記花弁及び葉の一部に白色顔料を置くこと
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24525384A JPS61124614A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 布製造花の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24525384A JPS61124614A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 布製造花の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61124614A JPS61124614A (ja) | 1986-06-12 |
| JPH034646B2 true JPH034646B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=17130925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24525384A Granted JPS61124614A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 布製造花の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61124614A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7177671B2 (en) | 2001-05-08 | 2007-02-13 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | RF coil, RF signal transmitter receiver, RF signal receiver, and magnetic resonance imaging system for the inferior abdomen |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5030669A (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-26 |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP24525384A patent/JPS61124614A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61124614A (ja) | 1986-06-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH034646B2 (ja) | ||
| US490170A (en) | Bert sotjchet | |
| JP5544468B2 (ja) | 繭加工品の製造方法及び繭加工品 | |
| KR20250010780A (ko) | 소뿔을 이용한 공예품의 제조방법 및 그 방법에 의한 공예품 | |
| US1888969A (en) | Frosting process | |
| JPH0346590B2 (ja) | ||
| US2298152A (en) | Decorative memento | |
| JP5379319B1 (ja) | 造花及びその造花が含まれている造花装飾体 | |
| JPH0525002A (ja) | 植物の葉を原料とする装飾材の製造方法 | |
| US72601A (en) | Ktjfina woggerath | |
| KR102512737B1 (ko) | 옻칠 방법 및 옻칠 조성물 | |
| DE800167C (de) | Gewebe und Verfahren zu seiner Herstellung | |
| JPH033206Y2 (ja) | ||
| US1578981A (en) | Method of making a lustrous fabric | |
| KR20230154123A (ko) | 보존화를 이용한 액세서리 및 그 제조방법 | |
| US3025126A (en) | Method of decorating ladies' nylon hosiery and hosiery so decorated | |
| JPH0244720B2 (ja) | ||
| US2412126A (en) | Treatment of casein fibers | |
| JPS60181379A (ja) | 変色繊維 | |
| US1594746A (en) | Artificial flowers | |
| JPH04290801A (ja) | 化学的処理により植物体の原色並びに原型を保つ方法 | |
| JP2026013492A (ja) | 金属的質感を有する装飾品 | |
| Lodia | The Manufacture of Artificial Flowers on the Riviera | |
| US1720596A (en) | Process of dyeing | |
| Bradshaw | Occidental Draperies |