JPH0346447Y2 - - Google Patents

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JPH0346447Y2
JPH0346447Y2 JP1985012684U JP1268485U JPH0346447Y2 JP H0346447 Y2 JPH0346447 Y2 JP H0346447Y2 JP 1985012684 U JP1985012684 U JP 1985012684U JP 1268485 U JP1268485 U JP 1268485U JP H0346447 Y2 JPH0346447 Y2 JP H0346447Y2
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fixed
stator
sealed container
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protruding piece
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は導電液体接点スイツチに関し、特にそ
の可動電極部の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の導電液体接点スイツチの構造を
第4図を参照して説明すると、密封容器8内に、
その両端から固定電極1と可動電極部3とが貫挿
され、固定電極1の先端付近には固定接点2が固
着され、可動電極部3には可動接極子6が固定接
点2に対して一定の間隙を有するように板ばね5
を介して固着されている。密封容器8には水銀な
どの導電液体9、すずなどの添加剤10およびガ
ス7が封入されている。
可動電極部3は、第5図に示すように、円筒状
の固定子4の一端を平板状に突出させて突出片4
1を形成し、この突出片41に形成された突起部
42に板ばね5の一端を固着し、この板ばね5の
他端に接極子6を固着することにより構成され
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この従来の導電液体接点スイツチにお
いて、可動電極部3の筒状固定子4の突出片41
は円筒状の固定子4の円筒部をホーミング加工に
より圧延して平板状に形成しているので第6図に
示すように突出片41の両側縁部43が固定子4
の外径よりはみだして密封容器8の内壁に接触あ
るいは固着してしまい、可動電極部3のねじれ、
曲りや破損、あるいは導電液体29の流動性の悪
化などの問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の導電液体接点スイツチは、密封容器
と、固定接点を有し該密封容器の一端に貫通固定
した固定電極と、前記密封容器の他端に貫通固定
した円筒状固定子と、該固定子に一端を固定した
板ばねと、該板ばねの他端に固定し前記固定接点
に対向する接極子とを備え、外部から前記円筒状
固定子の内部を通して誘電液体および添加剤が前
記密封容器内部に封入された導電液体接点スイツ
チであつて、前記固定子は前記密封容器内の一端
が貫通孔を残しつつ圧延加工により平板状に形成
されて突出片が設けられているとともにこの突出
片の横幅は前記固定子の外径以下とされ、この突
出片に前記板ばねの一端が固定されていることを
特徴とする。
〔実施例〕
次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図を参照すると、本考案の一実施例は、密
封容器28と、この密封容器28の一端に貫通固
定し固定接点22を有する固定電極21と、密封
容器28の他端に貫通固定し固定接点22に対向
する接極子26を有する可動電極部23と、密封
容器28内に封入されたガス27、導電液体29
および添加剤30とを備えている。可動電極部2
3は、円筒状の固定子24と、板ばね25と、接
極子26とを有し、固定子24の一端を圧延して
平板状にした突出片241に突起部242を形成
し、この突起部242に板ばね25の一端を固定
し、板ばね25の他端に接極子26を固定して構
成される。
第2図に固定子24の詳細を示す。固定子24
の一端を圧延して突出片241を形成するにおい
て、後に導電液体29等を密封容器28内に入れ
るための孔245を残すように加工を行なうが、
孔245を大きくするように圧延加工すると突出
片241の幅が固定子24の外径以上になるの
で、固定子24の外径以下の任意の横幅Bの部分
のみを残して両側部243を切断または削除す
る。両側部243を切断すると圧延された突出片
241の上部244は取り除けるので固定子の挿
入孔245を大きく形成することができる。
次に第3図に本考案の他の実施例を示す。封入
される導電液体29が良好な流動性を有しかつ添
加剤30が小径のものであれば、固定子34の孔
344が小さくて良いので、突出片341は固定
子34の加工時にガイドによりその横幅が固定子
34の径以下になるように横幅Bを調節する。
〔考案の効果〕
本考案によると以上説明したように、筒状固定
子の一端を圧延して形成した突出片の幅を筒状固
定子の外径寸法以下に形成することにより、突出
片の密封容器内壁への接触あるいは固着を防止し
て可動電極部のねじれ、曲り、破損等を防ぎ、導
電液体の流動性の悪化やスイツチ特性を損うこと
のない導電液体接点スイツチが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図における固定子の詳細を示す斜視図、
第3図は本考案の他の実施例を示す斜視図、第4
図は従来の導電液体接点スイツチを示す断面図、
第5図および第6図はそれぞれ従来の固定子を示
す側面図および斜視図である。 21……固定電極、22……固定接点、23…
…可動電極部、24,34……固定子、25……
板ばね、26……接極子、27……ガス、28…
…密封容器、29……導電液体、30……添加
剤、241,341……突出片、242,342
……突起部、243……両側部、244……突出
片上部、245,345……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密封容器と、固定接点を有し該密封容器の一端
    に貫通固定した固定電極と、前記密封容器の他端
    に貫通固定した円筒状固定子と、該固定子に一端
    を固定した板ばねと、該板ばねの他端に固定し前
    記固定接点に対向する接極子とを備え、外部から
    前記円筒状固定子の内部を通して導電液体および
    添加剤が前記密封容器内部に封入された導電液体
    接点スイツチであつて、前記固定子は前記密封容
    器内の一端が貫通孔を残しつつ圧延加工により平
    板状に形成されて突出片が設けられているととも
    にこの突出片の横幅は前記固定子の外径以下とさ
    れ、この突出片に前記板ばねの一端が固定されて
    いることを特徴とする導電液体接点スイツチ。
JP1985012684U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0346447Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985012684U JPH0346447Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JP1985012684U JPH0346447Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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Publication Number Publication Date
JPS61129246U JPS61129246U (ja) 1986-08-13
JPH0346447Y2 true JPH0346447Y2 (ja) 1991-10-01

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ID=30495983

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6318111Y2 (ja) * 1981-03-27 1988-05-23

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Publication number Publication date
JPS61129246U (ja) 1986-08-13

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