JPH0346243Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346243Y2 JPH0346243Y2 JP17183186U JP17183186U JPH0346243Y2 JP H0346243 Y2 JPH0346243 Y2 JP H0346243Y2 JP 17183186 U JP17183186 U JP 17183186U JP 17183186 U JP17183186 U JP 17183186U JP H0346243 Y2 JPH0346243 Y2 JP H0346243Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- filter device
- oil tank
- hydraulic
- pipe
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 20
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 11
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 8
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Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は油圧装置のオイルタンクに於けるオイ
ルフイルタ装置に係わり、更に詳しくはオイルタ
ンクの底部に溜まるゴミ、鉄サビ、水分を除去す
る為の装置に関する。
ルフイルタ装置に係わり、更に詳しくはオイルタ
ンクの底部に溜まるゴミ、鉄サビ、水分を除去す
る為の装置に関する。
[従来の技術]
周知の通りオイルタンク、油圧ポンプ、油圧シ
リンダー等によつて構成される油圧装置は各種産
業分野で用いられている。そして、この油圧装置
に於いてはオイル循環系路中にゴミ、鉄サビ、油
中に含まれる水分等の異物が生ずる。より具体的
には油圧シリンダー摺動面の所で生ずる異物、オ
イルタンク及び配管壁の錆、オイルタンク及び配
管中のゴミ、凝縮水(ドレン)等である。
リンダー等によつて構成される油圧装置は各種産
業分野で用いられている。そして、この油圧装置
に於いてはオイル循環系路中にゴミ、鉄サビ、油
中に含まれる水分等の異物が生ずる。より具体的
には油圧シリンダー摺動面の所で生ずる異物、オ
イルタンク及び配管壁の錆、オイルタンク及び配
管中のゴミ、凝縮水(ドレン)等である。
これらの異物を取除くことなく放置すると油の
劣化、油圧装置の作動不良等を招くので、従来か
らもこれを取除くオイルフイルタ装置が用いられ
ている。しかしながら、油圧シリンダー等の油圧
駆動装置とオイルタンクの間を結ぶオイル戻入管
中に上記のオイルフイルタ装置を配すると背圧が
増大したり等して油圧機器の動作性が不円滑とな
るので、従来はこのオイルフイルタ装置をオイル
タンク上の油圧ポンプと油圧シリンダー等の油圧
駆動装置間を結ぶオイル供給管中に配して、上記
の如きオイル中の異物を取除こうとしている。
劣化、油圧装置の作動不良等を招くので、従来か
らもこれを取除くオイルフイルタ装置が用いられ
ている。しかしながら、油圧シリンダー等の油圧
駆動装置とオイルタンクの間を結ぶオイル戻入管
中に上記のオイルフイルタ装置を配すると背圧が
増大したり等して油圧機器の動作性が不円滑とな
るので、従来はこのオイルフイルタ装置をオイル
タンク上の油圧ポンプと油圧シリンダー等の油圧
駆動装置間を結ぶオイル供給管中に配して、上記
の如きオイル中の異物を取除こうとしている。
[考案が解決しようとする問題点]
このようにすると、オイル供給管中に於ける異
物は除去されるが、油圧シリンダー等の油圧駆動
装置下流、即ちオイル戻入管並びにオイルタンク
自体で生じた上記の如き異物は、究極の所オイル
タンクの底に次第にたまり、オイルタンクの底部
のオイルを清浄にしなければ根本的にオイルを清
浄にしてオイルの劣化を防止することができな
い。
物は除去されるが、油圧シリンダー等の油圧駆動
装置下流、即ちオイル戻入管並びにオイルタンク
自体で生じた上記の如き異物は、究極の所オイル
タンクの底に次第にたまり、オイルタンクの底部
のオイルを清浄にしなければ根本的にオイルを清
浄にしてオイルの劣化を防止することができな
い。
従つて本考案の目的とする所は、上述した理由
によりオイルタンクの底部に溜まる異物(ゴミ、
サビ、ドレン等)を効果的に除去してオイルの劣
化及び油圧装置の作動不良を取除くことのできる
手段を提供するにある。
によりオイルタンクの底部に溜まる異物(ゴミ、
サビ、ドレン等)を効果的に除去してオイルの劣
化及び油圧装置の作動不良を取除くことのできる
手段を提供するにある。
而も、オイルタンクに隣接してオイルフイルタ
エレメントを有するオイルフイルタ装置を設ける
だけで、即ち何等の特別の駆動装置(例えば小型
ポンプ)を設けることなく、オイルタンク底部に
溜まる異物を分離可能とするにある。
エレメントを有するオイルフイルタ装置を設ける
だけで、即ち何等の特別の駆動装置(例えば小型
ポンプ)を設けることなく、オイルタンク底部に
溜まる異物を分離可能とするにある。
更に、単にオイルタンク底部に溜まる異物を分
離するだけでなく、その分離度の高い装置を提供
するにある。
離するだけでなく、その分離度の高い装置を提供
するにある。
[問題点を解決する為の手段]
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手
段を有する。即ち実施例に対応する添付図面中の
符号を用いてこれを説明すると、本考案は油圧装
置のオイルタンク1に於いて;流入路Dと流出路
Eの間にフイルタエレメントFを有するオイルフ
イルタ装置Aを設け、上記オイルタンク1のドレ
ン孔Jと上記オイルフイルタ装置Aの流入路D間
をオイル流入管Kにて接続すると共に、油圧装置
のオイル循環系統を構成する油圧ポンプ3の吸入
側のオイル吸入管5とオイルフイルタ装置Aの流
出路Eとをオイル戻し管Lにて接続し、且つ上記
オイル戻し管Lの中途に流量絞りMを設けたこと
を特徴とする油圧装置のオイルタンクに於けるオ
イルフイルタ装置である。
段を有する。即ち実施例に対応する添付図面中の
符号を用いてこれを説明すると、本考案は油圧装
置のオイルタンク1に於いて;流入路Dと流出路
Eの間にフイルタエレメントFを有するオイルフ
イルタ装置Aを設け、上記オイルタンク1のドレ
ン孔Jと上記オイルフイルタ装置Aの流入路D間
をオイル流入管Kにて接続すると共に、油圧装置
のオイル循環系統を構成する油圧ポンプ3の吸入
側のオイル吸入管5とオイルフイルタ装置Aの流
出路Eとをオイル戻し管Lにて接続し、且つ上記
オイル戻し管Lの中途に流量絞りMを設けたこと
を特徴とする油圧装置のオイルタンクに於けるオ
イルフイルタ装置である。
[作用]
油圧装置の使用によりオイルタンク1の底部に
ゴミ、錆、ドレン等の異物が次第に温まる。この
状態に於いて油圧装置を駆動すると、オイルタン
ク1内のオイルがドレン孔J、オイル流入管K、
流入路Dを介してオイルフイルタ装置Aのフイル
タエレメントFの所迄導入される。そして、フイ
ルタエレメントFの所でこれらの異物が除去さ
れ、異物が分離されたオイルのみが流出路E、オ
イル戻し管Lを介して油圧ポンプ3の吸入側に連
なるオイル吸入管5中に吸引されていく。
ゴミ、錆、ドレン等の異物が次第に温まる。この
状態に於いて油圧装置を駆動すると、オイルタン
ク1内のオイルがドレン孔J、オイル流入管K、
流入路Dを介してオイルフイルタ装置Aのフイル
タエレメントFの所迄導入される。そして、フイ
ルタエレメントFの所でこれらの異物が除去さ
れ、異物が分離されたオイルのみが流出路E、オ
イル戻し管Lを介して油圧ポンプ3の吸入側に連
なるオイル吸入管5中に吸引されていく。
従つてオイルタンク底部に溜まるオイルが清浄
にされる。上記過程に於いて、オイルフイルタ装
置Aにオイル異物を導入させる為に、この考案で
はオイルフイルタ装置Aのオイル戻し管Lを油圧
ポンプ3の吸入側に連なるオイル吸入管5に連ね
ているので、何等別段の動力を要しない。又、オ
イル戻し管5に流量絞りMを設けてあるので、オ
イル戻し管Lから油圧ポンプ3に吸入されるオイ
ル量も適当に制限される。故に、オイルタンク1
からオイルフイルタ装置Aに導入されるオイル量
も適当に制限される。従つて、この適当な流量
を、オイルタンク1の底部に溜まる異物の溜まり
度合に合わせて上記の絞りMによつて適当に制限
すれば、オイルフイルタ装置Aに於けるフイルタ
エレメントFの分離動作が向上する。
にされる。上記過程に於いて、オイルフイルタ装
置Aにオイル異物を導入させる為に、この考案で
はオイルフイルタ装置Aのオイル戻し管Lを油圧
ポンプ3の吸入側に連なるオイル吸入管5に連ね
ているので、何等別段の動力を要しない。又、オ
イル戻し管5に流量絞りMを設けてあるので、オ
イル戻し管Lから油圧ポンプ3に吸入されるオイ
ル量も適当に制限される。故に、オイルタンク1
からオイルフイルタ装置Aに導入されるオイル量
も適当に制限される。従つて、この適当な流量
を、オイルタンク1の底部に溜まる異物の溜まり
度合に合わせて上記の絞りMによつて適当に制限
すれば、オイルフイルタ装置Aに於けるフイルタ
エレメントFの分離動作が向上する。
[実施例]
次に添付図面に従いこの考案の好適な実施例を
詳述する。
詳述する。
先ず本考案の前提である油圧装置の全体部分を
簡略的に示すと以下の通りである。
簡略的に示すと以下の通りである。
即ち、図中1はオイルタンクであり、そのケー
シング上部にモータ2によつて駆動される油圧ポ
ンプ3が配設されている。
シング上部にモータ2によつて駆動される油圧ポ
ンプ3が配設されている。
この油圧ポンプ3の吸入側にはサクシヨンスト
レーナ4を有するオイル吸入管5が連なり、油圧
ポンプ3の吐出側にはオイル供給管6が接続され
ている。このオイル供給管6には、途中にオイル
フイルタ7、切換バルブ8が介設され、その端末
に油圧シリンダ9が接続されている。上記切換バ
ルブ8からはオイル戻入管10が導出され、その
端末がオイルタンク1内に導かれている。
レーナ4を有するオイル吸入管5が連なり、油圧
ポンプ3の吐出側にはオイル供給管6が接続され
ている。このオイル供給管6には、途中にオイル
フイルタ7、切換バルブ8が介設され、その端末
に油圧シリンダ9が接続されている。上記切換バ
ルブ8からはオイル戻入管10が導出され、その
端末がオイルタンク1内に導かれている。
以上の油圧装置に於いて本考案は次のようにし
たものである。
たものである。
先ず、オイルタンク1に隣接させて、あるいは
付設するようにしてオイルフイルタ装置Aを設け
る。このオイルフイルタ装置Aは、ボデイBと容
器Cより成り、上記ボデイB中には流入路D、流
出路Eが各々形成され、流入路Dと流出路Eを連
ねる容器C中にはフイルタエレメントFが配設さ
れているものである。このフイルタエレメントF
の容器C中に於ける取付方は、例えば図示のよう
にボルトG、ナツトHにて取付ける。且つ容器C
の底部にはドレン抜き弁Iが配設されている。
付設するようにしてオイルフイルタ装置Aを設け
る。このオイルフイルタ装置Aは、ボデイBと容
器Cより成り、上記ボデイB中には流入路D、流
出路Eが各々形成され、流入路Dと流出路Eを連
ねる容器C中にはフイルタエレメントFが配設さ
れているものである。このフイルタエレメントF
の容器C中に於ける取付方は、例えば図示のよう
にボルトG、ナツトHにて取付ける。且つ容器C
の底部にはドレン抜き弁Iが配設されている。
フイルタエレメントFは公知の構造の何れをも
用いることができ、長短繊維を積層して多孔状と
したもの、長短繊維を編んだもの、紙葉を積層し
たもの等を用いることができ、その機能も、ゴ
ミ、鉄サビ等を捕捉するものや、油中に含まれる
水分を吸収するもの、油中に含まれる水分を油と
水とに分離するもの、あるいはそれらの機能を複
合的に有するもの等がある。
用いることができ、長短繊維を積層して多孔状と
したもの、長短繊維を編んだもの、紙葉を積層し
たもの等を用いることができ、その機能も、ゴ
ミ、鉄サビ等を捕捉するものや、油中に含まれる
水分を吸収するもの、油中に含まれる水分を油と
水とに分離するもの、あるいはそれらの機能を複
合的に有するもの等がある。
さて、次いでオイルタンク1のドレン孔Jとオ
イルフイルタ装置Aの流入路D間をオイル流入管
Kにて連通させると共に、オイルフイルタ装置A
の流出路Eと油圧ポンプ3の吸入側、即ちオイル
吸入管5とをオイル戻し管Lにて接続する。
イルフイルタ装置Aの流入路D間をオイル流入管
Kにて連通させると共に、オイルフイルタ装置A
の流出路Eと油圧ポンプ3の吸入側、即ちオイル
吸入管5とをオイル戻し管Lにて接続する。
且つ上記オイル戻し管Lの中途に、その管路中
を流れるオイルの流量を制限する為の流量絞りM
を配する。この実施例では第2図のようにオリフ
イスとして示してあるが、この他ニードルバルブ
のような流量絞りでもよいし、あるいはオイル流
入管Kに比して、このオイル戻し管Lを十分小径
としてもよい。
を流れるオイルの流量を制限する為の流量絞りM
を配する。この実施例では第2図のようにオリフ
イスとして示してあるが、この他ニードルバルブ
のような流量絞りでもよいし、あるいはオイル流
入管Kに比して、このオイル戻し管Lを十分小径
としてもよい。
このような構成によると、油圧ポンプ3、ある
いはオイル供給管6中に於いて生じた異物、ある
いはサクシヨンストレーナ4から吸入された一部
の異物はオイルフイルタ7で除去される。しか
し、切換バルブ8、油圧シリンダー9、オイル戻
入管10等で生じたゴミ、鉄サビ、水分等のオイ
ル以外の異物は究極の所オイルタンク1の底部に
溜まる。従つて従来の構成であると、オイルタン
ク1中のオイルが次第に劣化し、オイルの寿命、
強いては油圧装置の寿命を縮める。所が、この考
案によると、油圧ポンプ3の駆動により、サクシ
ヨンストレーナ4、オイル吸入管5を介する通常
のオイル吸入作用以外に、オイル戻し管Lを介す
るオイルの吸入が実施される。即ちオイルタンク
1底部に於けるオイルと異物の混合物は、オイル
流入管Kを介して、流出路Dより容器C内へ流入
し、オイルフイルタエレメントFに達つする。そ
こでオイル中のゴミ、鉄サビ、水分等の異物が除
去、分離される。即ちフイルタエレメントFがゴ
ミ、鉄サビを捕捉し、且つ水分を吸収するもので
あれば、鉄サビ、ゴミが捕捉され、同時に水分が
吸収される。あるいはフイルタエレメントFが、
ゴミ、鉄サビ等固形異物を捕捉し、水分を分離す
るものであれば、鉄サビ、ゴミが捕捉され、水分
が分離され、当該水分はドレン抜き弁Iから除去
される。そして、上述したようにオイル戻し管L
を介する油圧ポンプ3の吸入作用が生じているの
で、異物が除去されたオイルは、フイルタエレメ
ントF、流出路E、オイル戻し管Lを介して油圧
ポンプ3内に吸引されていくものである。
いはオイル供給管6中に於いて生じた異物、ある
いはサクシヨンストレーナ4から吸入された一部
の異物はオイルフイルタ7で除去される。しか
し、切換バルブ8、油圧シリンダー9、オイル戻
入管10等で生じたゴミ、鉄サビ、水分等のオイ
ル以外の異物は究極の所オイルタンク1の底部に
溜まる。従つて従来の構成であると、オイルタン
ク1中のオイルが次第に劣化し、オイルの寿命、
強いては油圧装置の寿命を縮める。所が、この考
案によると、油圧ポンプ3の駆動により、サクシ
ヨンストレーナ4、オイル吸入管5を介する通常
のオイル吸入作用以外に、オイル戻し管Lを介す
るオイルの吸入が実施される。即ちオイルタンク
1底部に於けるオイルと異物の混合物は、オイル
流入管Kを介して、流出路Dより容器C内へ流入
し、オイルフイルタエレメントFに達つする。そ
こでオイル中のゴミ、鉄サビ、水分等の異物が除
去、分離される。即ちフイルタエレメントFがゴ
ミ、鉄サビを捕捉し、且つ水分を吸収するもので
あれば、鉄サビ、ゴミが捕捉され、同時に水分が
吸収される。あるいはフイルタエレメントFが、
ゴミ、鉄サビ等固形異物を捕捉し、水分を分離す
るものであれば、鉄サビ、ゴミが捕捉され、水分
が分離され、当該水分はドレン抜き弁Iから除去
される。そして、上述したようにオイル戻し管L
を介する油圧ポンプ3の吸入作用が生じているの
で、異物が除去されたオイルは、フイルタエレメ
ントF、流出路E、オイル戻し管Lを介して油圧
ポンプ3内に吸引されていくものである。
このようにしてオイルタンク1の底部に溜まる
異物が除去される。且つ油圧装置の油圧ポンプ3
によつて、この分離動作が可能にされるので他の
動力は不要である。而も、オイル戻し管Lには流
量絞りMが配設されている。従つてオイル戻し管
Lを介するオイルの戻り量は制限される。而もこ
の制限の程度はオイルタンク1内に溜まる異物の
溜まり度合に応じて適宜定めることが可能であ
る。それ故にオイルフイルタエレメントFに於け
る分離効率をよくすることができる。
異物が除去される。且つ油圧装置の油圧ポンプ3
によつて、この分離動作が可能にされるので他の
動力は不要である。而も、オイル戻し管Lには流
量絞りMが配設されている。従つてオイル戻し管
Lを介するオイルの戻り量は制限される。而もこ
の制限の程度はオイルタンク1内に溜まる異物の
溜まり度合に応じて適宜定めることが可能であ
る。それ故にオイルフイルタエレメントFに於け
る分離効率をよくすることができる。
[考案の効果]
以上詳述した如く、この考案によるとオイル
タンク底部に溜まるゴミ、鉄サビ、水分等の異物
を除去できる。従つてオイルの劣化を効果的に防
止できる。油圧装置を構成する油圧ポンプの吸
入圧を利用しているので、上記異物の除去の為に
別段の小型ポンプ等が不要である。而もフイル
タエレメントの異物の除去効果が良い等の実用上
種々の利点を呈する。その上オイルタンクには
予かじめ必ずドレン孔が形成されているので、こ
のドレン孔を利用してオイルフイルタ装置を付加
すればよいから施工費が安価に済むものである。
タンク底部に溜まるゴミ、鉄サビ、水分等の異物
を除去できる。従つてオイルの劣化を効果的に防
止できる。油圧装置を構成する油圧ポンプの吸
入圧を利用しているので、上記異物の除去の為に
別段の小型ポンプ等が不要である。而もフイル
タエレメントの異物の除去効果が良い等の実用上
種々の利点を呈する。その上オイルタンクには
予かじめ必ずドレン孔が形成されているので、こ
のドレン孔を利用してオイルフイルタ装置を付加
すればよいから施工費が安価に済むものである。
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は全
体系統図、第2図は流量絞り部分の拡大断面図で
あり、図中1はオイルタンク、3は油圧ポンプ、
5はオイル吸入管、Aはオイルフイルタ装置、D
は流入路、Eは流出路、Fはフイルタエレメン
ト、Jはドレン孔、Kはオイル流入管、Lはオイ
ル戻し管、Mは流量絞り、である。
体系統図、第2図は流量絞り部分の拡大断面図で
あり、図中1はオイルタンク、3は油圧ポンプ、
5はオイル吸入管、Aはオイルフイルタ装置、D
は流入路、Eは流出路、Fはフイルタエレメン
ト、Jはドレン孔、Kはオイル流入管、Lはオイ
ル戻し管、Mは流量絞り、である。
Claims (1)
- 油圧装置のオイルタンク1に於いて;流入路D
と流出路Eの間にフイルタエレメントFを有する
オイルフイルタ装置Aを設け、上記オイルタンク
1のドレン孔Jと上記オイルフイルタ装置Aの流
入路D間をオイル流入管Kにて接続すると共に、
油圧装置のオイル循環系統を構成する油圧ポンプ
3の吸入側のオイル吸入管5とオイルフイルタ装
置Aの流出路Eとをオイル戻し管Lにて接続し、
且つ上記オイル戻し管Lの中途に流量絞りMを設
けたことを特徴とする油圧装置のオイルタンクに
於けるオイルフイルタ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17183186U JPH0346243Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | |
US07/207,900 US4861467A (en) | 1986-11-07 | 1988-06-07 | System for removing contaminants from an oil tank in a hydraulic device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17183186U JPH0346243Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6377101U JPS6377101U (ja) | 1988-05-23 |
JPH0346243Y2 true JPH0346243Y2 (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=31107824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17183186U Expired JPH0346243Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346243Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7085378B2 (ja) * | 2018-03-23 | 2022-06-16 | Koa株式会社 | チップ抵抗器 |
-
1986
- 1986-11-07 JP JP17183186U patent/JPH0346243Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6377101U (ja) | 1988-05-23 |
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