JPH0346202Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346202Y2 JPH0346202Y2 JP1985127729U JP12772985U JPH0346202Y2 JP H0346202 Y2 JPH0346202 Y2 JP H0346202Y2 JP 1985127729 U JP1985127729 U JP 1985127729U JP 12772985 U JP12772985 U JP 12772985U JP H0346202 Y2 JPH0346202 Y2 JP H0346202Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle valve
- electromagnetic clutch
- engine
- throttle
- opening
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はアクセルの操作量を検出してスロツト
ル弁駆動手段によりスロツトル弁の開度を駆動制
御するエンジンのスロツトル弁制御装置に関す
る。
ル弁駆動手段によりスロツトル弁の開度を駆動制
御するエンジンのスロツトル弁制御装置に関す
る。
(従来技術)
従来からアクセルの操作量を検出してスロツト
ル弁の開度をステツピングモータなどのスロツト
ル弁駆動手段により電気的に駆動制御するものが
知られている(例えば特開昭57−116140号公報)。
このようにスロツトル弁を電気的に開閉制御する
ものにおいては、スロツトル弁とアクセルペタル
とがワイヤーなどにて連結されていないのでアク
セルが軽くなり、また開度精度が良好で応答性が
よいという利点を有する反面、このスロツトル弁
駆動手段の信頼性を確保する必要がある。すなわ
ち、一般にスロツトル弁駆動手段はエンジンなど
の振動が直接伝わる吸気マニホールドに取付けら
れるため、ステツピングモータのコイルの断線や
制御系を含めたスロツトル弁駆動手段の故障を発
生することがあり、このようなスロツトル弁駆動
手段の故障時にスロツトル弁が全開状態のままエ
ンジンが高速運転され、暴走するといつたことが
防止されなければならない。
ル弁の開度をステツピングモータなどのスロツト
ル弁駆動手段により電気的に駆動制御するものが
知られている(例えば特開昭57−116140号公報)。
このようにスロツトル弁を電気的に開閉制御する
ものにおいては、スロツトル弁とアクセルペタル
とがワイヤーなどにて連結されていないのでアク
セルが軽くなり、また開度精度が良好で応答性が
よいという利点を有する反面、このスロツトル弁
駆動手段の信頼性を確保する必要がある。すなわ
ち、一般にスロツトル弁駆動手段はエンジンなど
の振動が直接伝わる吸気マニホールドに取付けら
れるため、ステツピングモータのコイルの断線や
制御系を含めたスロツトル弁駆動手段の故障を発
生することがあり、このようなスロツトル弁駆動
手段の故障時にスロツトル弁が全開状態のままエ
ンジンが高速運転され、暴走するといつたことが
防止されなければならない。
そこで、かかるスロツトル弁駆動手段とスロツ
トル弁との間に電磁クラツチを介在させることに
より、スロツトル弁駆動手段の故障時にはこの電
磁クラツチによるスロツトル弁とスロツトル弁駆
動手段との連結を断ち、リターンスプリングなど
にてスロツトル弁を強制的に閉方向に作動させる
ことが提案されている。
トル弁との間に電磁クラツチを介在させることに
より、スロツトル弁駆動手段の故障時にはこの電
磁クラツチによるスロツトル弁とスロツトル弁駆
動手段との連結を断ち、リターンスプリングなど
にてスロツトル弁を強制的に閉方向に作動させる
ことが提案されている。
しかしながら、スロツトル弁を急激に閉作動さ
せると搭乗者に不快感を与え、運転感覚が良好で
ない。また特に高速運転時においては安全対策の
観点からもスロツトル弁を徐々に閉じることが要
求される。
せると搭乗者に不快感を与え、運転感覚が良好で
ない。また特に高速運転時においては安全対策の
観点からもスロツトル弁を徐々に閉じることが要
求される。
(考案の目的)
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、スロツトル弁駆動手段の故障時におけるス
ロツトル弁の急激な閉作動を防止し、運転の快適
性を上げ、かつ安全を確保できるエンジンのスロ
ツトル弁制御装置を提供することを目的とする。
ので、スロツトル弁駆動手段の故障時におけるス
ロツトル弁の急激な閉作動を防止し、運転の快適
性を上げ、かつ安全を確保できるエンジンのスロ
ツトル弁制御装置を提供することを目的とする。
(考案の構成)
本考案は、エンジンへ供給される吸気量を制御
するスロツトル弁と、アクセルの操作量を検出し
て上記スロツトル弁の開度を電気的に駆動制御す
るスロツトル弁駆動手段とを備えたエンジンのス
ロツトル弁制御装置において、スロツトル弁とス
ロツトル弁駆動手段とを電磁クラツチを介して連
結するとともに、上記スロツトル弁にはこれを閉
方向に付勢するリターン手段と、制御系の故障を
検出して上記電磁クラツチを非連結状能に断続駆
動する制御手段を設け、上記制御系の故障時の上
記スロツトル弁の上記リターン手段による閉作動
を緩慢にしたものである。
するスロツトル弁と、アクセルの操作量を検出し
て上記スロツトル弁の開度を電気的に駆動制御す
るスロツトル弁駆動手段とを備えたエンジンのス
ロツトル弁制御装置において、スロツトル弁とス
ロツトル弁駆動手段とを電磁クラツチを介して連
結するとともに、上記スロツトル弁にはこれを閉
方向に付勢するリターン手段と、制御系の故障を
検出して上記電磁クラツチを非連結状能に断続駆
動する制御手段を設け、上記制御系の故障時の上
記スロツトル弁の上記リターン手段による閉作動
を緩慢にしたものである。
(実施例)
第1図は本考案のエンジンのスロツトル弁制御
装置の一実施例構成を示す。第1図において、1
はエンジン、2は吸気通路、3は上記吸気通路2
に設けられエンジンへ供給される吸気量を制御す
るスロツトル弁、4は上記スロツトル弁3を駆動
制御するスロツトル弁としてのステツピングモー
タ、5は上記ステツピングモータ4とスロツトル
弁3との間の連結機構に介在させた電磁クラツチ
で、この電磁クラツチ5がオンされているときス
テツピングモータ4とスロツトル弁3とは連結さ
れるようになつている。6は運転者が操作するア
クセルペダル、7は上記アクセルペダル6の開度
を検出するアクセルセンサ、8は上記アクセルセ
ンサ7からの信号を受け、所定の演算を行ない目
標スロツトル開度にステツピングモータ4を駆動
制御する信号を出力する制御ユニツトで、この制
御ユニツト8の機能については後述する。
装置の一実施例構成を示す。第1図において、1
はエンジン、2は吸気通路、3は上記吸気通路2
に設けられエンジンへ供給される吸気量を制御す
るスロツトル弁、4は上記スロツトル弁3を駆動
制御するスロツトル弁としてのステツピングモー
タ、5は上記ステツピングモータ4とスロツトル
弁3との間の連結機構に介在させた電磁クラツチ
で、この電磁クラツチ5がオンされているときス
テツピングモータ4とスロツトル弁3とは連結さ
れるようになつている。6は運転者が操作するア
クセルペダル、7は上記アクセルペダル6の開度
を検出するアクセルセンサ、8は上記アクセルセ
ンサ7からの信号を受け、所定の演算を行ない目
標スロツトル開度にステツピングモータ4を駆動
制御する信号を出力する制御ユニツトで、この制
御ユニツト8の機能については後述する。
9は上記スロツトル弁3に設けたスロツトル弁
3を閉方向に付勢するためのリターン手段として
のリターンスプリング、10はスロツトル弁3の
開度を検出するスロツトル弁開度センサで、この
スロツトル弁開度センサ10の信号は上記制御ユ
ニツト8に入力されている。11はエンジンの冷
却水温、回転数、ギヤ比などを検出するエンジン
運転状態検出センサ、12は車速センサで、これ
ら各種センサの出力は上記制御ユニツト8に入力
されている。13は制御ユニツト8において制御
系の故障を検出したときに点灯される故障表示ラ
ンプである。なお、14は吸気通路2の上流端に
設けられたエアークリナー、15は吸気通路2内
に臨ませた燃料噴射ノズル、16は排気通路であ
る。
3を閉方向に付勢するためのリターン手段として
のリターンスプリング、10はスロツトル弁3の
開度を検出するスロツトル弁開度センサで、この
スロツトル弁開度センサ10の信号は上記制御ユ
ニツト8に入力されている。11はエンジンの冷
却水温、回転数、ギヤ比などを検出するエンジン
運転状態検出センサ、12は車速センサで、これ
ら各種センサの出力は上記制御ユニツト8に入力
されている。13は制御ユニツト8において制御
系の故障を検出したときに点灯される故障表示ラ
ンプである。なお、14は吸気通路2の上流端に
設けられたエアークリナー、15は吸気通路2内
に臨ませた燃料噴射ノズル、16は排気通路であ
る。
また、制御ユニツト8において、各種センサか
らの信号を受け制御系が正常であると判断した時
には電磁クラツチ5をオンする信号を出力し、電
磁クラツチ5がオンされたときステツピングモー
タ4とスロツトル弁3とが連結されるようになつ
ている。また、本考案の特徴とする点であるが、
制御ユニツト8には制御系の故障を検出したとき
に上記電磁クラツチ5を断続駆動する制御手段を
具備し、この電磁クラツチ5の断続動作によりリ
ターンスプリング9によるスロツトル弁3の閉作
動が緩慢になされるようになつている。
らの信号を受け制御系が正常であると判断した時
には電磁クラツチ5をオンする信号を出力し、電
磁クラツチ5がオンされたときステツピングモー
タ4とスロツトル弁3とが連結されるようになつ
ている。また、本考案の特徴とする点であるが、
制御ユニツト8には制御系の故障を検出したとき
に上記電磁クラツチ5を断続駆動する制御手段を
具備し、この電磁クラツチ5の断続動作によりリ
ターンスプリング9によるスロツトル弁3の閉作
動が緩慢になされるようになつている。
次に、上記制御装置の動作を第2図に示すフロ
ーチヤートとともに説明する。
ーチヤートとともに説明する。
制御ユニツト8にアクセルセンサ7からの信号
が入力され(ステツプS1)、またエンジン運転状
態検出センサ11からエンジン運転条件が入力さ
れる(ステツプS2)。次に、これら入力されたエ
ンジン運転条件により目標スロツトル開度を演算
し(ステツプS3)、目標スロツトル開度にステツ
ピングモータ4を制御する(ステツプS4)。引き
続いてスロツトル弁開度センサ10により実スロ
ツトル開度を検出し(ステツプS5)、実スロツト
ル開度と目標スロツトル開度とを比較し、(実ス
ロツトル開度)−(目標スロツトル開度)が10度よ
り大きいか否かを判断する(ステツプS6)。ここ
に実スロツトル開度が目標スロツトル開度に比べ
10度より大きくなければ制御系は正常に動作して
いると判断し、元のステツプS1に戻る。逆に実ス
ロツトル開度が目標スロツトル開度に比べ10度よ
り大きければスロツトル弁3が充分に閉じていな
い状態であつて制御系が故障したものと判断し、
ステツプS7に移行し、故障表示ランプ13を点灯
する。
が入力され(ステツプS1)、またエンジン運転状
態検出センサ11からエンジン運転条件が入力さ
れる(ステツプS2)。次に、これら入力されたエ
ンジン運転条件により目標スロツトル開度を演算
し(ステツプS3)、目標スロツトル開度にステツ
ピングモータ4を制御する(ステツプS4)。引き
続いてスロツトル弁開度センサ10により実スロ
ツトル開度を検出し(ステツプS5)、実スロツト
ル開度と目標スロツトル開度とを比較し、(実ス
ロツトル開度)−(目標スロツトル開度)が10度よ
り大きいか否かを判断する(ステツプS6)。ここ
に実スロツトル開度が目標スロツトル開度に比べ
10度より大きくなければ制御系は正常に動作して
いると判断し、元のステツプS1に戻る。逆に実ス
ロツトル開度が目標スロツトル開度に比べ10度よ
り大きければスロツトル弁3が充分に閉じていな
い状態であつて制御系が故障したものと判断し、
ステツプS7に移行し、故障表示ランプ13を点灯
する。
引き続いて車速(VSP)検出を行ない(ステ
ツプS8)、この検出した車速と後記電磁クラツチ
のオン、オフのデユーテイとの関係のマツプ上の
特性線(FNI)からデユーテイを求め(ステツプ
S9)、上記で求めたデユーテイ×10ミリ秒の間電
磁クラツチ5をオフ(カツト)し(ステツプ
S10)、さらに(1−デユーテイ)×10ミリ秒の間
電磁クラツチ5をオンする(ステツプS11)。続い
てスロツトル開度センサ10により実スロツトル
開度を検出し(ステツプS12)、実スロツトル開度
が2度よりも小さいかどうかを判断し(ステツプ
S13)、実スロツトル開度が2度よりも小さくなけ
れば上記ステツプS10に移り、ステツプS10からス
テツプS13のルーチンを繰り返す。そして実スロ
ツトル開度が2度よりも小さくなつたときには、
スロツトル弁3が充分に閉作動したと判断してス
タート点に戻り、以下同様のステツプを繰り返
す。
ツプS8)、この検出した車速と後記電磁クラツチ
のオン、オフのデユーテイとの関係のマツプ上の
特性線(FNI)からデユーテイを求め(ステツプ
S9)、上記で求めたデユーテイ×10ミリ秒の間電
磁クラツチ5をオフ(カツト)し(ステツプ
S10)、さらに(1−デユーテイ)×10ミリ秒の間
電磁クラツチ5をオンする(ステツプS11)。続い
てスロツトル開度センサ10により実スロツトル
開度を検出し(ステツプS12)、実スロツトル開度
が2度よりも小さいかどうかを判断し(ステツプ
S13)、実スロツトル開度が2度よりも小さくなけ
れば上記ステツプS10に移り、ステツプS10からス
テツプS13のルーチンを繰り返す。そして実スロ
ツトル開度が2度よりも小さくなつたときには、
スロツトル弁3が充分に閉作動したと判断してス
タート点に戻り、以下同様のステツプを繰り返
す。
上記のようにステツプS8からステツプS11にお
いて、車速を検出し車速に応じたデユーテイを求
め、このデユーテイに基づいて電磁クラツチ5を
オフ、オンしているのは、車速が高い時ほどスロ
ツトル弁3の閉作動を緩慢にするためである。
いて、車速を検出し車速に応じたデユーテイを求
め、このデユーテイに基づいて電磁クラツチ5を
オフ、オンしているのは、車速が高い時ほどスロ
ツトル弁3の閉作動を緩慢にするためである。
このように電磁クラツチ5を断続制御すること
によりリターンスプリング9の戻しトルクとのバ
ランスをとつてスロツトル弁3の閉作動の速度を
制御することが可能となるものである。
によりリターンスプリング9の戻しトルクとのバ
ランスをとつてスロツトル弁3の閉作動の速度を
制御することが可能となるものである。
次に上記のごとく電磁クラツチ5を断続制御す
る場合のスロツトル弁の動作を第3図を用いて説
明する。第3図a,bは電磁クラツチを単にオン
からオフ状態に移行させたときのスロツトル弁の
開から閉へ作動する状態を示し、第3図c,dは
本考案のように電磁クラツチ5を断続制御したと
きのスロツトル弁の開から閉へ移行する状態を示
す。これらの図から明らかなように単に電磁クラ
ツチをオンからオフにしただけではスロツトル弁
は一挙に開から閉状態に移行するのに対し、本考
案のように電磁クラツチ5の断続(オフ、オン)
のデユーテイを制御することによりスロツトル弁
3は開から閉状態へ徐々に移行する。
る場合のスロツトル弁の動作を第3図を用いて説
明する。第3図a,bは電磁クラツチを単にオン
からオフ状態に移行させたときのスロツトル弁の
開から閉へ作動する状態を示し、第3図c,dは
本考案のように電磁クラツチ5を断続制御したと
きのスロツトル弁の開から閉へ移行する状態を示
す。これらの図から明らかなように単に電磁クラ
ツチをオンからオフにしただけではスロツトル弁
は一挙に開から閉状態に移行するのに対し、本考
案のように電磁クラツチ5の断続(オフ、オン)
のデユーテイを制御することによりスロツトル弁
3は開から閉状態へ徐々に移行する。
かくして車輌の走行車速に応じてスロツトル弁
の制御系の故障時における走行停止時のスロツト
ル弁の閉速度を任意に変えることができ、例えば
高速走行からの停止時にはスロツトル弁を比較的
ゆつくりと閉じ、トルクの急変動などが生じるこ
とを防止し、運転の快適性を損うことがないよう
にできる。
の制御系の故障時における走行停止時のスロツト
ル弁の閉速度を任意に変えることができ、例えば
高速走行からの停止時にはスロツトル弁を比較的
ゆつくりと閉じ、トルクの急変動などが生じるこ
とを防止し、運転の快適性を損うことがないよう
にできる。
なお、上記実施例ではスロツトル弁駆動手段と
してステツピングモータ4を用いたものを示した
が、これに代えてリニアモータあるいはリニアソ
レノイドなどを用いてもよい。
してステツピングモータ4を用いたものを示した
が、これに代えてリニアモータあるいはリニアソ
レノイドなどを用いてもよい。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、スロツトル弁と
スロツトル弁駆動手段との間に電磁クラツチを設
けるとともにスロツトル弁には閉方向付勢用のリ
ターン手段を設け、制御系の故障時には上記電磁
クラツチを断続駆動するようにしたものであつ
て、制御系の故障時にスロツトル弁のリターン手
段による閉作動が緩慢になるようにしたものであ
るので、スロツトル弁の制御系の故障時にスロツ
トル弁がリターン手段により急激に閉作動するこ
とが防止され、運転の快適性、ならびに安全性を
確保できるものである。
スロツトル弁駆動手段との間に電磁クラツチを設
けるとともにスロツトル弁には閉方向付勢用のリ
ターン手段を設け、制御系の故障時には上記電磁
クラツチを断続駆動するようにしたものであつ
て、制御系の故障時にスロツトル弁のリターン手
段による閉作動が緩慢になるようにしたものであ
るので、スロツトル弁の制御系の故障時にスロツ
トル弁がリターン手段により急激に閉作動するこ
とが防止され、運転の快適性、ならびに安全性を
確保できるものである。
第1図は本考案のエンジンのスロツトル弁制御
装置の一実施例を示す構成図、第2図は同制御装
置の動作を説明するためのフローチヤート、第3
図a,b,c,dは同制御装置の作用を従来装置
の作用との関連で示す説明図である。 1……エンジン、3……スロツトル弁、4……
ステツピングモータ(スロツトル弁駆動手段)、
5……電磁クラツチ、6……アクセルペダル、7
……アクセルセンサ、8……制御ユニツト(制御
手段)、9……リターンスプリング、10……ス
ロツトル弁開度センサ。
装置の一実施例を示す構成図、第2図は同制御装
置の動作を説明するためのフローチヤート、第3
図a,b,c,dは同制御装置の作用を従来装置
の作用との関連で示す説明図である。 1……エンジン、3……スロツトル弁、4……
ステツピングモータ(スロツトル弁駆動手段)、
5……電磁クラツチ、6……アクセルペダル、7
……アクセルセンサ、8……制御ユニツト(制御
手段)、9……リターンスプリング、10……ス
ロツトル弁開度センサ。
Claims (1)
- エンジンへ供給される吸気量を制御するスロツ
トル弁と、アクセルの操作量を検出して上記スロ
ツトル弁の開度を電気的に駆動制御するスロツト
ル弁駆動手段とを備えたエンジンのスロツトル弁
制御装置において、スロツトル弁とスロツトル弁
駆動手段とを電磁クラツチを介して連結するとと
もに、上記スロツトル弁にはこれを閉方向に付勢
するリターン手段と、制御系の故障を検出して上
記電磁クラツチを非連続状態に断続駆動する制御
手段を設け、上記制御系の故障時の上記スロツト
ル弁の上記リターン手段による閉作動を緩慢にし
たことを特徴とするエンジンのスロツトル弁制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985127729U JPH0346202Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985127729U JPH0346202Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236242U JPS6236242U (ja) | 1987-03-03 |
JPH0346202Y2 true JPH0346202Y2 (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=31022759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985127729U Expired JPH0346202Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346202Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4734423U (ja) * | 1971-05-13 | 1972-12-16 | ||
JPS59190440A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用アクセル制御装置 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP1985127729U patent/JPH0346202Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4734423U (ja) * | 1971-05-13 | 1972-12-16 | ||
JPS59190440A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用アクセル制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6236242U (ja) | 1987-03-03 |
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