JPH0345973B2 - - Google Patents
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- JPH0345973B2 JPH0345973B2 JP1216985A JP1216985A JPH0345973B2 JP H0345973 B2 JPH0345973 B2 JP H0345973B2 JP 1216985 A JP1216985 A JP 1216985A JP 1216985 A JP1216985 A JP 1216985A JP H0345973 B2 JPH0345973 B2 JP H0345973B2
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- gas
- flange
- gas dam
- cable
- cylindrical portion
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Landscapes
- Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、中継器、端局装置等のケーブル導入
部に設けられ、ケーブル内のガスを気密封止する
ガスダム構造の改良に関する。
部に設けられ、ケーブル内のガスを気密封止する
ガスダム構造の改良に関する。
多数の信号線を束状にし、その外周をポリエチ
レン外被等で被覆した通信用ケーブルは、ケーブ
ル内に例えば窒素ガスを封入し、このガス圧によ
り水等がケーブル内に侵入することを阻止してい
る。
レン外被等で被覆した通信用ケーブルは、ケーブ
ル内に例えば窒素ガスを封入し、このガス圧によ
り水等がケーブル内に侵入することを阻止してい
る。
このために中継器等のケーブル導入部には、ガ
スダムを設けてケーブルの端末部より封入ガスが
漏洩するのを阻止している。
スダムを設けてケーブルの端末部より封入ガスが
漏洩するのを阻止している。
中継器筺体にケーブルを導入する場合には、ス
タブケーブル方式とスタブレス方式とがあるが、
スタブレス方式は中継器のガスダム部に、直接ケ
ーブルを接続する方式であつて安価である。本発
明はこのスタブレス方式に係わるものである。
タブケーブル方式とスタブレス方式とがあるが、
スタブレス方式は中継器のガスダム部に、直接ケ
ーブルを接続する方式であつて安価である。本発
明はこのスタブレス方式に係わるものである。
第2図はケーブル導入部の側断面図であつて、
中継器筺体1の側壁にフランジ2を設け、このフ
ランジ2部分にガスケツト11Aを介してガスダ
ムフランジを気密に密着せしめ、ガスダム3を中
継器筺体1に固着している。
中継器筺体1の側壁にフランジ2を設け、このフ
ランジ2部分にガスケツト11Aを介してガスダ
ムフランジを気密に密着せしめ、ガスダム3を中
継器筺体1に固着している。
そして、ガスダムフランジの外側には、有底円
筒形のプロテクタ4をガスケツト11Bを介して
気密に固着してある。
筒形のプロテクタ4をガスケツト11Bを介して
気密に固着してある。
プロテクタ4の底端面に設けた筒にケーブル5
を引込み、筒内で外被を剥離してケーブル5の保
護パイプ(例えば鉛被覆)を裸出せしめ、この保
護パイプの外周面と筒の内面とを半田10で密着
し封止している。また、外被の外周は筒に固着し
ている。よつて、プロテクタ4内のガスが外被の
外周面から漏れることがない。
を引込み、筒内で外被を剥離してケーブル5の保
護パイプ(例えば鉛被覆)を裸出せしめ、この保
護パイプの外周面と筒の内面とを半田10で密着
し封止している。また、外被の外周は筒に固着し
ている。よつて、プロテクタ4内のガスが外被の
外周面から漏れることがない。
プロテクタ4内で保護パイプを剥離して、信号
線である同軸線6を裸出して中継器筺体1側に引
込み、中継器装置側から引き出した(端末のコネ
クタ8が装置側のコネクタに挿着して引き出す)
同軸線7に接続している。
線である同軸線6を裸出して中継器筺体1側に引
込み、中継器装置側から引き出した(端末のコネ
クタ8が装置側のコネクタに挿着して引き出す)
同軸線7に接続している。
この際、プロテクタ4内のガスが中継器筺体1
に漏れることを阻止するため、ガスダム3を設け
て、このガスダム3内を同軸線7を貫通させてい
る。
に漏れることを阻止するため、ガスダム3を設け
て、このガスダム3内を同軸線7を貫通させてい
る。
なお、ケーブル5には同軸線6の他に、監視
用、作業打ち合わせ用等の信号線である介在線
(第1図、第3図の介在線17)が装着されてい
る。よつてこの介在線もガスダム3を貫通させな
ければならない。
用、作業打ち合わせ用等の信号線である介在線
(第1図、第3図の介在線17)が装着されてい
る。よつてこの介在線もガスダム3を貫通させな
ければならない。
なお、近年は、さらに低コストのガスダムの要
望が強い。
望が強い。
第3図は従来のガスダムの側断面図であつて、
フランジ2には、一方の端面にケースフランジ2
3Aを有する金属材(例えば黄銅)よりなる筒形
のガスダムケース23を気密に固着するように構
成してある。そしてケースフランジ23Aの中空
部、即ちガスダムケース23の底部には、円板状
のガラス端子板14が半田付け18されて固着さ
れている。
フランジ2には、一方の端面にケースフランジ2
3Aを有する金属材(例えば黄銅)よりなる筒形
のガスダムケース23を気密に固着するように構
成してある。そしてケースフランジ23Aの中空
部、即ちガスダムケース23の底部には、円板状
のガラス端子板14が半田付け18されて固着さ
れている。
ガラス端子板14には、中心導体と外部導体と
がガラス封止されて貫通する同軸部15が、同軸
線6の数だけ装着されている。また、ガラス端子
板14には、介在線17の数と同数の端子19
が、ガラス封止されて貫通する介在部16が装着
されている。
がガラス封止されて貫通する同軸部15が、同軸
線6の数だけ装着されている。また、ガラス端子
板14には、介在線17の数と同数の端子19
が、ガラス封止されて貫通する介在部16が装着
されている。
同軸線7、及び中継器装置に接続された介在コ
ード20はガスダムケース23内に引き込まれ
て、それぞれの中心導体12B、外部導体12A
は同軸部15の中心導体、外部導体の端部にそれ
ぞれ半田付け接続され、介在芯線21は介在部1
6の端子19の端部に半田付け接続されている。
ード20はガスダムケース23内に引き込まれ
て、それぞれの中心導体12B、外部導体12A
は同軸部15の中心導体、外部導体の端部にそれ
ぞれ半田付け接続され、介在芯線21は介在部1
6の端子19の端部に半田付け接続されている。
このように接続された後に、ガスダムケース2
3内に保護用樹脂(例えばエポキシ系樹脂)24
が注入されて、それぞれの半田付け部が保護され
ている。
3内に保護用樹脂(例えばエポキシ系樹脂)24
が注入されて、それぞれの半田付け部が保護され
ている。
その後プロテクタ4側に突出した同軸部15の
中心導体、外部導体の端部に、ケーブル5の同軸
ケーブル6の中心導体13B、外部導体13A
を、又端子19の端部にケーブル5の介在芯線1
7をそれぞれ半田付け接続している。
中心導体、外部導体の端部に、ケーブル5の同軸
ケーブル6の中心導体13B、外部導体13A
を、又端子19の端部にケーブル5の介在芯線1
7をそれぞれ半田付け接続している。
ガスダム3は上述のように構成されて、中継器
筺体1側とプロテクタ4側とは、ガラス端子板1
4により遮断されている。よつてプロテクタ4に
封入されたガスが、中継器筺体1側に漏れること
がない。
筺体1側とプロテクタ4側とは、ガラス端子板1
4により遮断されている。よつてプロテクタ4に
封入されたガスが、中継器筺体1側に漏れること
がない。
なお、前述のようにプロテクタ4内のガスは、
ケーブル5の外周部から外部に漏れることもない
ので、ケーブル5内にガスを封止することができ
る。
ケーブル5の外周部から外部に漏れることもない
ので、ケーブル5内にガスを封止することができ
る。
しかしながら上記従来のガスダム構造は、ガラ
ス端子板の構造が複雑なことに起因して高コスト
であるという問題点と、大形形状であり、またガ
ラス端子板に密集して装着された同軸部、介在部
に中心導体、外部導体及び介在芯線をそれぞれ半
田付けしなければならず、接続作業が困難である
という問題点がある。
ス端子板の構造が複雑なことに起因して高コスト
であるという問題点と、大形形状であり、またガ
ラス端子板に密集して装着された同軸部、介在部
に中心導体、外部導体及び介在芯線をそれぞれ半
田付けしなければならず、接続作業が困難である
という問題点がある。
上記従来の問題点は、プロテクタ側でケーブル
に接続した信号線のそれぞれが貫通する挿通孔を
有し、該挿通孔群の外側に、中継器筺体側に突出
して筒部が形成され、中継器筺体の側壁に気密に
固着されるガスダムフランジと、該筒部の端面よ
りも長く突出する如く該筒部の外周面に巻着され
たクツシヨン材と、該クツシヨン材の端面よりも
長く突出し、該筒部の外側を囲う如くに一方の端
面が該ガスダムフランジの端面に固着された樹脂
止めパイプとを備え、該挿通孔に信号線を貫通し
た後、該筒部の内側及び外側に気密封止用樹脂が
充填されるよう構成されてなる、本発明のガスダ
ム構造によつて解決される。
に接続した信号線のそれぞれが貫通する挿通孔を
有し、該挿通孔群の外側に、中継器筺体側に突出
して筒部が形成され、中継器筺体の側壁に気密に
固着されるガスダムフランジと、該筒部の端面よ
りも長く突出する如く該筒部の外周面に巻着され
たクツシヨン材と、該クツシヨン材の端面よりも
長く突出し、該筒部の外側を囲う如くに一方の端
面が該ガスダムフランジの端面に固着された樹脂
止めパイプとを備え、該挿通孔に信号線を貫通し
た後、該筒部の内側及び外側に気密封止用樹脂が
充填されるよう構成されてなる、本発明のガスダ
ム構造によつて解決される。
上記本発明の手段によれば、それぞれの信号線
はガスダムフランジを貫通し、その外周面には気
密封止用樹脂が気密に密着している。また、プロ
テクタ内で接続され信号線の同軸線は、気密封止
コネクタを使用して中継器装置に接続することが
でき、さらに、気密封止用樹脂はクツシヨン材を
介して筒部外周面に密着しているのでガスダムフ
ランジと気密封止用樹脂の熱膨張の差により気密
封止用樹脂に亀裂が発生する恐れがない。よつて
プロテクタ内に封止されたガスが、中継器筺体側
に流出することがない。
はガスダムフランジを貫通し、その外周面には気
密封止用樹脂が気密に密着している。また、プロ
テクタ内で接続され信号線の同軸線は、気密封止
コネクタを使用して中継器装置に接続することが
でき、さらに、気密封止用樹脂はクツシヨン材を
介して筒部外周面に密着しているのでガスダムフ
ランジと気密封止用樹脂の熱膨張の差により気密
封止用樹脂に亀裂が発生する恐れがない。よつて
プロテクタ内に封止されたガスが、中継器筺体側
に流出することがない。
また、それぞれの信号線は、広い空間を有する
プロテクタ側で接続されるので接続作業が容易で
ある。
プロテクタ側で接続されるので接続作業が容易で
ある。
以下図示実施例により、本発明を具体的に説明
する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。
する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。
第1図は本発明の1実施例の側断面図であつ
て、中継器筺体1の側壁に設けたフランジ2は、
金属材(例えば黄銅)よりなる円板状のガスダム
フランジ30が、ガスケツト30Aを介して気密
にボルト30Bで固着可能に構成されている。
て、中継器筺体1の側壁に設けたフランジ2は、
金属材(例えば黄銅)よりなる円板状のガスダム
フランジ30が、ガスケツト30Aを介して気密
にボルト30Bで固着可能に構成されている。
ガスダムフランジ30の中継器筺体1側の端面
は、円形に凸の段端面が形成され、さらにこの段
端面上には、段端面の外径よりも所望に小さい外
径の薄肉の筒部31が形成されている。
は、円形に凸の段端面が形成され、さらにこの段
端面上には、段端面の外径よりも所望に小さい外
径の薄肉の筒部31が形成されている。
筒部31の底板部分には、中継器装置に挿着す
る気密封止コネクタ80が端末に装着された同軸
線7が、ガスダムフランジ30を貫通する挿通孔
37が並設されている。
る気密封止コネクタ80が端末に装着された同軸
線7が、ガスダムフランジ30を貫通する挿通孔
37が並設されている。
また、中継器装置に挿着するコネクタが端末に
装着された介在コード20は、外被が剥離され、
多数の介在芯線21が裸出され、それぞれが間隔
板39の細孔を貫通することにより散開され、底
板面で再び束状に集められた状態で、ガスダムフ
ランジ30を貫通する挿通孔38が設けられてい
る。
装着された介在コード20は、外被が剥離され、
多数の介在芯線21が裸出され、それぞれが間隔
板39の細孔を貫通することにより散開され、底
板面で再び束状に集められた状態で、ガスダムフ
ランジ30を貫通する挿通孔38が設けられてい
る。
筒部31の外周面には、筒部31の端面よりも
長く突出するように、クツシヨン材(例えばガラ
ステープ)33が巻着されている。
長く突出するように、クツシヨン材(例えばガラ
ステープ)33が巻着されている。
34は、長さがクツシヨン材33よりも十分大
きい樹脂止めパイプであつて、一方の開放端が段
端面の外周部に嵌着することにより、筒部31の
外側を囲むようにガスダムフランジ30に固着さ
ている。
きい樹脂止めパイプであつて、一方の開放端が段
端面の外周部に嵌着することにより、筒部31の
外側を囲むようにガスダムフランジ30に固着さ
ている。
上述のように構成されたガスダムの、それぞれ
の挿通孔37に同軸線7を、挿通孔38に束状に
した介在芯線21を貫通し、筒部31の底板面
に、高粘度の目止め用樹脂(例えばエポキシ系樹
脂)35を注入し硬化せしめ、後述する気密封止
用樹脂36が挿通孔37、挿通孔38より流出し
ないようしている。
の挿通孔37に同軸線7を、挿通孔38に束状に
した介在芯線21を貫通し、筒部31の底板面
に、高粘度の目止め用樹脂(例えばエポキシ系樹
脂)35を注入し硬化せしめ、後述する気密封止
用樹脂36が挿通孔37、挿通孔38より流出し
ないようしている。
その後、樹脂止めパイプ34内に低粘度の気密
封止用樹脂(例えばエポキシ系樹脂)36を注入
し、筒部31の内外を充填して、同軸線7の外周
面及び介在芯線21の外周面を封止している。
封止用樹脂(例えばエポキシ系樹脂)36を注入
し、筒部31の内外を充填して、同軸線7の外周
面及び介在芯線21の外周面を封止している。
なお、予め同軸線7等の外周面を公知の表面処
理を施すことにより、気密封止用樹脂36はより
緊密に密着する。
理を施すことにより、気密封止用樹脂36はより
緊密に密着する。
このように同軸線7、介在コード20を封止し
た後、同軸線7の中心導体12B、外部導体12
Aは、ケーブル5側の同軸線6の中心導体13
B、外部導体13Aにそれぞれ、公知の構造の接
続部9で半田付け接続されている。
た後、同軸線7の中心導体12B、外部導体12
Aは、ケーブル5側の同軸線6の中心導体13
B、外部導体13Aにそれぞれ、公知の構造の接
続部9で半田付け接続されている。
また介在コード20の介在芯線21は、ケーブ
ル5側の介在線17に、接続部29でそれぞれ半
田付け接続されている。
ル5側の介在線17に、接続部29でそれぞれ半
田付け接続されている。
なお、この接続部9,29がプロテクタ4内に
位置することは勿論である。
位置することは勿論である。
上述のように、同軸線7は中心導体12B、外
部導体12Aとからなり構造が簡単であるので、
気密封止コネクタ80を使用することができる。
よつてガスがプロテクタ4側から同軸線7内を通
つて、中継器筺体1側に流出することがないし、
同軸線7の外周面には、気密封止用樹脂36が密
着しているので、外周面からガスが中継器筺体1
側に漏れることもない。
部導体12Aとからなり構造が簡単であるので、
気密封止コネクタ80を使用することができる。
よつてガスがプロテクタ4側から同軸線7内を通
つて、中継器筺体1側に流出することがないし、
同軸線7の外周面には、気密封止用樹脂36が密
着しているので、外周面からガスが中継器筺体1
側に漏れることもない。
介在コード20は介在芯線21が多くて、気密
封止コネクタの製作が困難である。よつて、介在
芯線21を散開して、それぞれの芯線を露出させ
て、その周囲に気密封止用樹脂36を密着させて
いる。
封止コネクタの製作が困難である。よつて、介在
芯線21を散開して、それぞれの芯線を露出させ
て、その周囲に気密封止用樹脂36を密着させて
いる。
なお、中継器を設置し中継装置が稼動時には、
外気温度の変化により、気密封止用樹脂36はガ
スダムフランジ30よりも大きく膨張、或いは収
縮する。しかし、クツシヨン材33を介して筒部
31に密着しているので、クツシヨン材33が緩
衝材となり、気密封止用樹脂36に亀裂が発生す
ることがない。よつて、ガスが挿通孔37,38
の周縁より筒部31側に浸透することがあつて
も、気密封止用樹脂36に亀裂等がなく緻密に充
填されているので、中継器筺体1側にガスが漏れ
出る恐れがなく信頼度が高い。
外気温度の変化により、気密封止用樹脂36はガ
スダムフランジ30よりも大きく膨張、或いは収
縮する。しかし、クツシヨン材33を介して筒部
31に密着しているので、クツシヨン材33が緩
衝材となり、気密封止用樹脂36に亀裂が発生す
ることがない。よつて、ガスが挿通孔37,38
の周縁より筒部31側に浸透することがあつて
も、気密封止用樹脂36に亀裂等がなく緻密に充
填されているので、中継器筺体1側にガスが漏れ
出る恐れがなく信頼度が高い。
以上説明したように本発明は、信号線はガスダ
ムフランジを貫通し、この外周面は気密封止用樹
脂が気密に密着していることによつてケーブル内
に封入されたガスが中継器筺体側に漏れることが
なく、またガラス端子板等を必要とせず構造が簡
単で低コストであり、且つそれぞれの信号線の接
続作業が容易である等、実用上で優れた効果があ
る。
ムフランジを貫通し、この外周面は気密封止用樹
脂が気密に密着していることによつてケーブル内
に封入されたガスが中継器筺体側に漏れることが
なく、またガラス端子板等を必要とせず構造が簡
単で低コストであり、且つそれぞれの信号線の接
続作業が容易である等、実用上で優れた効果があ
る。
第1図は本発明の1実施例の側断面図、第2図
はケーブル導入部の側断面図、第3図は従来のガ
スダムの側断面図である。 図において、1は中継器筺体、2はフランジ、
3はガスダム、4はプロテクタ、5はケーブル、
6,7は同軸線、14はガラス端子板、15は同
軸部、16は介在部、17は介在線、21は介在
芯線、20は介在コード、30はガスダムフラン
ジ、31は筒部、33はクツシヨン材、34は樹
脂止めパイプ、35は目止め用樹脂、36は気密
封止用樹脂、37,38は挿通孔、9,29は接
続部、39は間隔板、80は気密封止コネクタで
ある。
はケーブル導入部の側断面図、第3図は従来のガ
スダムの側断面図である。 図において、1は中継器筺体、2はフランジ、
3はガスダム、4はプロテクタ、5はケーブル、
6,7は同軸線、14はガラス端子板、15は同
軸部、16は介在部、17は介在線、21は介在
芯線、20は介在コード、30はガスダムフラン
ジ、31は筒部、33はクツシヨン材、34は樹
脂止めパイプ、35は目止め用樹脂、36は気密
封止用樹脂、37,38は挿通孔、9,29は接
続部、39は間隔板、80は気密封止コネクタで
ある。
Claims (1)
- 1 端面に設けた筒部の底板部分に、プロテクタ
側でケーブルに接続した信号線のそれぞれが貫通
する挿通孔を有し、中継器筺体の側壁に気密に固
着されるガスダムフランジと、該筒部の端面より
も長く突出する如く該筒部の外周面に巻着された
クツシヨン材と、該クツシヨン材の端面よりも長
く突出し、該筒部の外側を囲う如くに一方の端面
が該ガスダムフランジの端面に固着された樹脂止
めパイプとを備え、該挿通孔に信号線を貫通した
後、該筒部の内側及び外側に気密封止用樹脂が充
填されるよう構成されてなることを特徴とするガ
スダム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60012169A JPS61173621A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | ガスダム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60012169A JPS61173621A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | ガスダム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61173621A JPS61173621A (ja) | 1986-08-05 |
JPH0345973B2 true JPH0345973B2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=11797931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60012169A Granted JPS61173621A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | ガスダム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61173621A (ja) |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP60012169A patent/JPS61173621A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61173621A (ja) | 1986-08-05 |
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