JPH0345938A - 波長可変光フィルタ - Google Patents

波長可変光フィルタ

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JPH0345938A
JPH0345938A JP18039689A JP18039689A JPH0345938A JP H0345938 A JPH0345938 A JP H0345938A JP 18039689 A JP18039689 A JP 18039689A JP 18039689 A JP18039689 A JP 18039689A JP H0345938 A JPH0345938 A JP H0345938A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、波長多重化光信号から任意の光信号を選択す
る機能を有する波長可変光フィルタに関するものである
〔従来の技術〕
従来、波長多重化光信号から任意の光信号を選択して透
過させる光分波器として種々なものが提案され、また、
実用化されている。その中でも将来に行なわれることか
予想される光伝送方式である高密度波長多重方式あるい
は光周波数多重方式に適用可能な光分波器として、回折
格子を用いた分布帰還構造(DFB : Distri
buted Feedback)あるいは分布反射構造
(DBR: DistribuLed BraggRe
flector )の波長可変光フィルタが、■波長分
解能の高さ、 ■選択波長のチューニングが可能であること、■集積化
に適していること、 などの点から数多く提案され、特開昭62−2213号
、特開昭62−241387号、特開昭63−1331
05号等に開示されている。
第7図は従来のこの種の波長可変光フィルタの一般的な
構造を示す概略断面図である。
導波層72の右側部分には回折格子73がJFg成され
、左側部分の上部には活性層71が形成されている。各
部の上面にはそれぞれキャリアを注入するための電極が
設けられ、図面左から右に向かって、光利得領域749
位相制御領域751分布帰還(DBR)領域76とされ
ている。選択波長をチューニングすることは、位相制御
領域75とDBR@域76のいずれかもしくは両方へキ
ャリアを注入することにより行なわれる。これはキャリ
ア濃度に依存するプラズマ効果により生じる屈折率変化
を利用するもので、この屈折率変化によって分布帰還さ
れる波長、すなわち、透過する選択波長をチューニング
するものである。
〔発明が解決しようとする!2!!り L述した従来の波長可変光フィルタにおいては、キャリ
ア注入によるプラズマ効果を利用して屈折率変化を生じ
させて選択波長をチューニングしているが、キャリア注
入を行なった場合には、屈折率変化が生じると同時に光
利得および自然放出光強度も変化してしまう。このため
、安定な波長選択性および非選択波長とのクロストーク
を十分なものとするために、キャリア注入量を限定する
必要があり、選択波長のチューニング範囲も狭く限定さ
れてしまうという欠点がある。また、キャリア注入によ
るプラズマ効果は、屈折率を減少させる作用をもつのに
対して、キャリア注入によって生じる熱は屈折率を増加
させる作用を持つ。このため、キャリア注入量の増加、
すなわち、注入電流の増加とともに屈折率は減少するも
のの、同時に増加する熱のために該屈折率は所定・の値
にて飽和してしまい選択波長のチューニング範囲はさら
に狭く限定されてしまうという欠点がある。
本発明は、広い波長範囲で選択波長をチューニングする
ことのできる波長可変光フィルタを実現することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の波長可変光フィルタは、 分布帰還形の半導体レーザ構造を有し、入射された光の
うち、特定の選択波長のみを通過させる波長可変光フィ
ルタにおいて、 印加電圧により、その屈折率が制御される分布帰還領域
と、 注入電流量により、その光利得が制御される光利得領域
とが光学的に結合されている。
この場合、分布帰還領域が光利得領域を兼ねるものとし
てもよく、 さらに、分布帰還領域と光利得領域との間に、光利得領
域に注入される電流が分布帰還領域に流れ込むことを防
止するための不要電流防止手段を設けてもよい。
また、分布帰還領域が形成される光導波層上に、電圧を
印加するための電極を直に設けてもよい。
(作用) 分布帰還領域の屈折率が印加電圧により制御され、これ
に伴なって選択波長も制御される。この分布帰還領域に
おいて生じる光吸収量の変化は、光学的に結合する光利
得領域にて補償される。
不要電流防止手段を設けた場合には、電流が分布帰還領
域に流れることがなくなり、熱が発生することがなく、
選択波長のチューニングは前述の印加電圧のみにより制
御されるので、選択波長が安定化される。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
未実施例は、量子閉込めシュタルク効果(Q(:SE:
カンタム・コンファインド・シュタルク・エフェクト)
による屈折率変化を用いて選択波長のチューニングを行
なうとともに、光利得を与えて安定な選択透過率を得る
ものである。
まず、本実施例の作成方法について説明する。
n型GaAsである基板101上に、 MBE(モレキ
ュラー・ビーム・エピタキシー)法により n′″−G
aAsからなるバッファ層102. n−八lo、 5
Gao、 sAsからなる第1クラッド層】03.厚さ
 100人の1−GaAsおよび1−A103Ga、、
 7Asとが交互に1111層された多重量子井戸(M
QW :マルチ・カンタム・ウェル)からなる第1光導
波層104. l”AlO,*Gao、 7^Sからな
る第2光導波層105を順に形成させた。
次に、第2光導波層105の一部にDBR領域を形成す
るために、該形成領域に相当する部分以外に保護用のフ
ォトレジストを塗布し、この後、該形成量域を含めた全
体に、2層目となるフォトレジストを被膜させた。続い
て、Ha−Cdレーザを用いた2光束干渉露光をDBR
形成領域に行ない、これを現像してフォトレジストから
なる周期約0.24μmのグレーティングを形成させた
。次に、該フォトレジストをマスクとして旧BE(リア
クティブ・イオン・ビーム・エツチング)法により、第
2光導波層105の上面にグレーティング状のコラゲー
ションを形成した後にフォトレジストをすべて剥離し、
この部分をDBR領域11とした。続いてLPε(リキ
ッド・フェーズ・エピタキシィ−)法によりP−Alo
、 5GaO,、、Asである第2クラッド層106 
、 P”−GaAsであるコンタクト層107を順に形
成させた。次に、この上部に電極となるAu/(:rを
積層させ、図示するようにDBR領域用の第1電極10
8.不要電流防止手段であるキャリア吸込み用の第3電
極I09.光利得領域用の第2電極110とに3分割し
、コンタクト層107もこれに合わせてエツチングし、
3分割した。次にこれを研磨し、基板101の裏面に第
4電極111として、Au/AuGeを蒸着してアロイ
ングを行なった。
このようにして作成した素子を分#後、DLR領域が形
成される側の入出射端面に、該DBIt領域で生じる乱
反射を防止するためのZrO2である反射防止膜11’
2をr&膜させ、その後素子ホルダに固定して電極を取
出した。
次に、本発明および本実施例の動作原理について第2図
を参照して説明する。
第2図は、DBRまたはDFB領域における透過率の一
般的な変化をブラッグ波長λ^を中心として示したもの
である。
一般にDBRまたはDF[1構造のものCおいては、入
力光の波長に応じて透過および反射係数が大きく異なり
、ブラッグ波長λnから十°分離れた波長では入力光は
回折反射を起こさず透過する。ただし、回折格子が1次
回折格子でない場合には、回折格子の上下方向へ放射回
折光を生じるゆいずれにせよ、これらの分布帰還領域に
おいては透過状態となる。これに対し、ブラッグ波長λ
B付近ではブラッグ波長λ8を中心に数〜数10人程度
の幅のストップバンド221が形成される。このとき0
BRI域の一部を境とした両側で光学的位相がすれた場
合、ストップバンド221の間の任意の位置に狭いスペ
クトル幅を有する透過波長域222が生じることが知ら
れ、この透過波長1222は、DBR領域の端面の位相
に応じて移動することも知られている。本発明のものは
、このストップバンド221内の透過波長域222を任
意に制御することにより波長可変光フィルタを得るもの
である。その方法としてはDBR領域を一部スブリット
して、その光学的位相シフトを制御する方法、DBR領
域の端面における位相を制御する方法およびDLR領域
の回折格子の実効的周期を制御する方法などがあり、い
ずれも、媒質の屈折率を制御することになる。
上述したように、本発明による波長可変光フィルタの選
択波長のチューニングには、量子閉じ込めシュタルク効
果を用いた屈折率変化を利用している。第1図に示すよ
うにDBR領域Uを有する第2光導波層105と、MQ
Wで構成された第1光導波層104とを設け、DBR領
域11に逆バイアス−Vtを印加し、コラゲーションが
形成されていない領域(光利得領域)12に順電流1g
を通電する。この場合、DBII領域11にはpin接
合に対して逆バイアスとなるため、キャリアは注入され
ず、i層である第1光導波層104に電界が印加される
。そのため、QGSEにより、DBR領域11の屈折率
が変化し、吸収スペクトルも変化するので、DBR領域
11のブラッグ波長がシフトする。このようにして選択
波長がチューニングされるが、QGSEは大きな屈折率
変化を起こすと同時に吸収係数も大きく変化する。そこ
で、前述のコラゲーションが形成されていない光利得領
域12に順バイアスを印加してキャリア(電流1g)の
注入を行ない、光利得を与える。注入型aIgは、DB
R領域11での光の減衰を補償してチューニング波長に
かかわらず安定な選択透過率(または増幅度)を得るよ
うに制御する。
以上のように本実施例によれば、DBR領域11での波
長チューニングをQGSEで行なうことにより、熱の発
生をともなわず、原理的に大きな屈折率変化を得ること
、すなわち広いチューニング範囲を得ることが可能とな
る。また、Q(:SEの難点である吸収スペクトルの変
化、あるいは吸収光量の大きな点もDBR@域11と隣
接して共振器内に光利得領域12を形成することにより
解決される。光利得領域12では、注入電流により光利
得と同様にプラズマ効果による屈折率変化を伴ない、D
BR領域11との境界の位相が変化する。したがって正
確には選択波長のチューニングは、DBR領域11への
印加電圧と光利得領域への注入電流によって行なわれる
が、QGSEによる屈折率変化が大である点、およびD
BR領域11への直接印加によりコラゲーションの実効
的周期の制御を行なう点から、DBR領域11への印加
電圧が選択波長のチューニングにおいて支配的なものと
なる。
このように作成した第1の実施例の特性について以下に
述べる。DBR領域11へは、第1電棒108により0
■から一5Vまで印加し、透過波長域を変化させ、光利
得領域へは第2電8i110により20〜80mAまで
通電し、波長チューニング時に透過波長域の透過率(も
しくは光利得)が、−・定となるよう制御した。また、
キャリア吸い込み用の第3電極109へ印加する電圧は
第1電極108に印加するものとほぼ同様とし、DBR
領域Itヘキャリアが流れ込むこと・を防止した。
以上の素子を用い、波長可変光源で透過スペクトルを測
定した結果を第3図に示す。図中、横軸は逆電圧無印加
時の透過波長λ。= 834OAを0としてその波長か
らの相対的波長をA単位で表わしている。これに示され
るように、逆電界を印加するにつれて透過波長の位置は
シフトした。このとき、逆電界印加によるDBR領域1
1の吸収係数変化を補償するために前述したように光利
得領域12に電流注入を行なうことにより、波長チュー
ニング範囲にわたって、透過率(または増幅度)が一定
となるように制御することができた。波長チューニング
範囲は10Å以上で、さらに、向上する可能性がある。
また、波長チューニングにQGSEを用いるため応答速
度が極めて速く、ins以下の応答性が可能である。
上述したように本実施例のものでは、第1.第2光導波
層104.105の隣接する部分に逆バイアスと順バイ
アスを印加する際に、順バイアス側の電極から逆バイア
ス側のl&極へキャリアが流れ込むことを防医する不要
電流防止手段として、両電極間にもう1つの電極を設け
て逆バイアス側の電極とほぼ同電位とすることにより、
順バイアス側の電極より流れ込むキャリアを吸込むもの
としたが、このことを実現する他の防止策としてはコン
タクト層107を分離して画電極を十分話すこと、 両電極間にFeまたは02をドーピングして高抵抗とす
ること、 両電極間を−・度エツチングし、間隙部にノンドープ領
域を再成長させること等が考えられ、特にこの方法に限
定されるものではない。
第4図は本発明の第2の実施例の構造を示す図である。
本実施例は、第1図に示した実施例と同様の動作を行な
うものを作成工程を省略して実現したものである。
まず、作成方法について説明する。
n型のGaAsである基板701上にMBE法によりn
”−GaAsからなるバッファ層202. n−八10
3Gao FIAsからなる第1クラツド層203.1
−GaAs (厚さ100入) / t−Alo、 3
Gao、 7^S(厚さ 100入) MQWからなる
第1光導波層204.同じくi−八103Ga0.Aか
らなる光導波層205. P−AI□、 5Gao、 
sAsであるグ2クラッド層20B、 P”−GaAs
であるコンタクトに207を形成した後、光利得領域を
形成するたダに、この部分を除いてクラッド層206ま
でを選者エツチングし、第2光導波層205を露出させ
た。
次に、第1の実施例と同様の工程により、DBR9域2
1を形成した。つづいて、Au/Crを第2電祠21(
lとして光利得領域であるコンタクト層2071へ成膜
した後に研磨を行ない、裏面に第3電祠2Hを成膜しア
ロイングを行なった。そしてDBR領域21へAuであ
る第1電極208を蒸着した。ねお、 DBR領域21
と光利得領域22の間を30μIIlはと離し、DBR
領域21が形成される側の端面には第1の実施例と同様
に反射防止膜212を施し、素子寸ルダーに固定後、電
極を取り出した。
本実施例において、キャリア吸い込み電極を認けていな
いのは、DBR領域21が光利得領域12と革なりP層
(第1図中の′J42クラッド層108およυコンタク
ト層107)を除去しているためである。このためわず
かの電極分離で、キャリアの流れ込みをかなり防rt−
できるとともに作製工程を削減することができた。ただ
し、D8R領域21上へ直接第1′25極208を成膜
しているため、金属膜による導波吸収損失が生じた。こ
のため第1の実施例のものより多少注入電流を多くする
必要があった。素子の評価結果は第1の実施例のものと
同様であった。
第5図は本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
本実施例は第1の実施例中の第1光導波層104を厚さ
70人のGaAsと厚さ 100入の1−Alo、:+
Ga@ 7ASとからなるMQWの第1光導波層504
とし、第2光導波層105の前面にコラゲーションを形
成させた第2光導波層505としたものである。この他
の構成は第1の実施例と同様であり、第1図と同じ番号
を付している。
電極は、第1の実施例と同様に3分割電極とし、反射防
止膜(不図示)は入出力面の両端面に施した。
本実施例のものにおいては、DBR領域Ilりの第1電
極108およびキャリア吸い込み用の第3を極109に
はO〜−5vの逆電圧−Vtを印加し、光利得領域12
にはlO〜70n+Aを通電し、波長チューニングを行
なった。本実施例はOBR領域IIにおいても光利得が
付与される、いわゆるDFB構造とされている。また前
記2つの実施例が回折格子の実効的屈折率を制御するの
が主なチューニングメカニズムであったのに対し、本実
施例はさらに、DBR領域+1の中央部に位相シフトが
生じるため、DBRストップバンド内での透過波長域の
移動が加わり波長チューニング範囲が拡大し、そのチュ
ーニング範囲はおよそ15人以上となった。
第6図は本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
本実施例は、光利得領域の両側にDBR領域を設けたも
ので、第1の実施例の第2光導波層tOSを、両端にコ
ラゲーションが形成された第2光導波層605とし、そ
の中央部に第2クラッド層606゜Rn1ル繕謹Lt−
Φ、小ヤ 叉1吾ゲーS11つのト耶には第1.第2電
極6G−fl、 610をそれぞれ設け、コンタクト層
607の上部には第3電Fj4809を、また、両人出
射端面には反射防止膜(不図示)を設けたものである。
この他の構成は第1の実施例のものと同様であり、第1
の実施例と同一番号を付している。
本実施例における選択波長のチューニングは、第3実施
例と同様であり、コラゲーションの実効的周期の制御と
中央部の位相シフト量の制御による。ただし、位相シフ
ト量の制御は光利得の変化を伴なうので、選択波長のチ
ューニングはDLR領域12へ印加する逆電圧−Vtの
制御に主に依存する。
波長チューニング範囲は第2実施例と同様であるが、共
振器の両側をDBRで構成しているため、透過波長域の
半値全幅が狭く、波長チューニングのチャンネル数が実
質的に多くなるという利点を有する。
(発明の効果) ↓ ?11fftl  パ)k吐 ド ;「 jAK 
jL +1  − 11.  k*  14111園−
曇翼 1口 IThように構成されているので、以下に
記載するような効果を奏する。
請求項1に記載のものにおいては、分布帰還領域におけ
る実効的屈折率をQC5εによって制御することが行な
われ、かつ、QC5Eに伴なう光吸収量の変化が光利得
領域にて補償されるので、広い波長範囲で選択波長をチ
ューニングすることができ、高速応答を可能とすること
ができる効果がある。
請求項2に記載のものにおいては、分布帰還領域が光利
得領域を兼ねたものであり、その中央部に位相シフトが
生じるため、上記効果に加えて波長チューニング範囲が
拡大するという効果がある。
請求項3に記載のものにおいては、光利得領域に注入さ
れた電流が分布帰還領域に流れることが防止され、選択
波長のチューニングがQC5Eのみによって行なわれる
ので、上記効果に加えて選択波長が安定するという効果
がある。
請求項4に記載のものにおいては、通常、光導波層の上
部に設けられる半導体層が除去されるために電流の流れ
が悪くなるので、上記効果に加えて分布帰還領域への電
流の流れ込みをさらに防止することができるとともに、
作成工程を省略することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す図、第2図
は本発明の動作原理を説明するための図、第3図は第1
の実施例の動作を示す図、第4図乃至第6図はそれぞれ
本発明の第2乃至第4の実施例の構成を示す図、第7図
は従来例の構成を示す図である。 11.21・・・・・・・・・・・・・DBR領域、1
2.22・・・・・・・・・・・・・光利得領域、10
1.201・・・・・・・・・・・基板、102.20
2・・・・・・・・・・・バッファ層、103.203
・・・・・・・・・・・第1クラッド層、104.20
4,504・・・・・・・7iIJf光導波層、105
.205,505.605・・・第2光導波層、106
.208,606・・・・・・・第2クラッド層、10
7.207,607・・・・・・・コンタクト層、10
8.208,608・・・・・・・第1?1f極、11
0.210,610・・・・・・・第2電極、109.
209,609・・・・・・・第3電極、111.21
1・・・・・・・・・・・第4電極、112.212・
・・・・・・・・・・反射防止膜、221・・・・・・
・・・・・・・・・ストップパン222・・・・・・・
・・・・・・・・透過波長域。 ド、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分布帰還形の半導体レーザ構造を有し、入射された
    光のうち、特定の選択波長のみを通過させる波長可変光
    フィルタにおいて、 印加電圧により、その屈折率が制御される分布帰還領域
    と、 注入電流量により、その光利得が制御される光利得領域
    とが光学的に結合されていることを特徴とする波長可変
    光フィルタ。 2、請求項1記載の波長可変光フィルタにおいて、分布
    帰還領域が光利得領域を兼ねていることを特徴とする波
    長可変光フィルタ。 3、請求項1または請求項2に記載の波長可変光フィル
    タにおいて、 分布帰還領域と光利得領域との間に、光利得領域に注入
    される電流が前記分布帰還領域に流れ込むことを防止す
    るための不要電流防止手段が設けられていることを特徴
    とする波長可変光フィルタ。 4、請求項1乃至請求項3に記載の波長可変光フィルタ
    において、 分布帰還領域が形成される光導波層上に、電圧を印加す
    るための電極が直に設けられていることを特徴とする波
    長可変光フィルタ。
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