JPH0345782Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0345782Y2
JPH0345782Y2 JP1986177133U JP17713386U JPH0345782Y2 JP H0345782 Y2 JPH0345782 Y2 JP H0345782Y2 JP 1986177133 U JP1986177133 U JP 1986177133U JP 17713386 U JP17713386 U JP 17713386U JP H0345782 Y2 JPH0345782 Y2 JP H0345782Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold body
laminated paper
plate
movable mold
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986177133U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6382518U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=31118049&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0345782(Y2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed filed Critical
Priority to JP1986177133U priority Critical patent/JPH0345782Y2/ja
Publication of JPS6382518U publication Critical patent/JPS6382518U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0345782Y2 publication Critical patent/JPH0345782Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Devices Or Equipment (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、模様付皿の射出成形装置に関するも
のである。
(ロ) 従来の技術 従来、食品包装用皿は、合成樹脂素材にて形成
された皿体に一定の模様を印刷しており、使用に
際しては、包装用の皿のまま食卓に並べいる。
そして、かかる食品包装用皿には、予め射出成
形機により合成樹脂製の皿体を射出成形した後
に、別途用意した印刷機により一定模様を皿体表
面にプリント印刷している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、かかる印刷方法による合成樹脂製の
包装用皿においては、皿体の表面に直接印刷イン
クが付着することとなり、同皿に食品を盛る際
に、食品に印刷インクが付着し、食品衛生上の問
題があつた。
また、皿体は、同縁部が湾曲している為に、そ
の湾曲面に模様を印刷するには、高度の技術及び
特殊印刷機械が必要となると共に、作業工程に多
大な手間を要する欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、射出成形機の射出口に連通した固定
金型体と、同固定型体に対向し、かつ進退自在に
配設した可動金型体とより皿成形の成形部を形成
し、同成形部の上方に、模様を有したラミネート
紙巻ローラーと、同ローラーから解除されたラミ
ネート紙を挟持する2個のローラーとを配設し、
同巻ローラーから解除されたラミネート紙を、固
定金型体と可動金型体との間に垂下させてなる模
様付皿の射出成形装置において、可動金型体の中
央部に、形成部で成形された成形皿を剥離するエ
ジエクタを設けたことを特徴とする模様付皿の射
出成形装置に係るものである。
(ホ) 作用・効果 本考案では、射出成形機の射出口より原料とし
ての合成樹脂液を固定金型体と可動金型体よりな
る成型部に射出して成形皿を形成する。
そして、かかる作業の際に、固定金型体と可動
金型体の間に、その成型部上方に配設したラミネ
ート紙巻ローラーから垂下したラミネート紙を介
在せしめて、溶解した原料を射出口より射出する
ことにより、成形皿の表面に模様を有したラミネ
ート紙が溶着される。
次いで、可動金型体を退去させながら成形皿を
成型部より剥離すると、ラミネート紙に成形皿が
付着した状態にてラミネート紙がその下方へ垂下
する。
そして、同ラミネート紙は、成形皿の自重によ
り、下方にテンシヨンがかけられ、固定金型体と
可動金型体に圧着される際に、しわ等を生じるこ
となく、緊張した状態にて成型部に介在して成形
皿の上面部に溶着される。
また、射出形成された形成皿が、可動金型体よ
り剥離されると、同時に成形皿の自重によつて垂
下する際に、ラミネート紙巻ローラーから2個の
ローラーにより挾持されたラミネート紙が解舒さ
れて下方に送り出され、固定金型体と可動金型体
との間に、次のラミネート紙が介在されることに
なる。
このように、垂下状態のラミネート紙は、同ラ
ミネート紙に付着した成形皿の重さにより、テン
シヨンがかけられ、常に引張状態となつているも
のである。
かかる作業の繰り返しによつて、ラミネート紙
巻ローラーより解舒されるラミネート紙には、連
続的に合成樹脂素材の成形皿が一体に形成され、
しかも、同ラミネート紙は射出口の下方に成形皿
の自重により引張られ、何ら人の手を介すること
なく、ラミネート紙を張設し、また張設したラミ
ネート紙に成形皿を連続的に形成できる。
しかも、成形皿の上面部には、ラミネート紙が
溶着されて、同ラミネート紙に印刷された模様を
表面に現出することができる。
さらに、予め透明のラミネート紙に模様を印刷
した印刷面を成形皿の上面部に溶着すれば、印刷
面は露出されずに模様のみを成形皿の表面に現出
させることができ、同皿に包装される食品等の衛
生上の問題を解消することができる効果を奏す
る。
さらに、溶解した材料の熱によつてラミネート
紙が固定金型体に付着した場合、射出成形後、固
定金型体から可動金型体を離隔する際に、可動金
型体の中央部に設けたエジエクタを作動させて、
可動金型体に付着した成形皿を剥離して、ラミネ
ート紙の繰出を円滑に行うことができる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図は、本考案の射出成形機の全体側面であ
り、図中Aは射出成形機を示し、射出成形機A
は、床面上に支持された基台Bを介して配設され
ている。
また1は、射出成形機Aに粉状の合成樹脂原料
を供給するホツパーを示し、同ホツパー1は、射
出成形機Aの一側に配設しており、同ホツパー1
の下方には、同原料をヒーター2−1により溶融
する射出部2が連設されている。
また、かかる射出部2の先端には、合成樹脂原
料を抽出する射出口3が設けられている。
そして、射出口3先端には、成型部aが連設さ
れており、成型部aは、射出口3の周面には、固
定盤4−1が介して成形皿Dの下面を形成する固
定金型体4が取付けられ、同射出口3及び固定金
型体4と対向した成形皿Dの上面を形成する可動
金型体5により構成されている。
従つて、固定金型体4と可動金型体5の間に
は、射出成形の為の形成空間が形成される。
なお2aは、射出部2先端に設けた射出ノズル
であり、また5−1は、可動金型体5を支持した
可動盤を示す。
さらに、成型部aの固定金型体4と可動金型体
5とは、一体に接合し、その内部に皿状の空間を
形成している。
また、かかる可動金型体5は、固定金型体4に
対して退出退去自在に摺動するものであり、その
構造を詳説すれば、次のとおりである。
すなわち、固定盤4−1の接合面四方に平行と
したロツド6を架設し、ロツド6に可動盤5−1
を固定盤4−1に対向状に遊嵌し、可動金型体5
をスライド自在に構成している。
しかも、可動盤5−1の後面には、油圧機構が
配設されており、同油圧機構により同可動盤5−
1を作動させる。
なお7は、同油圧機構の型締め用ラムである。
また8は、可動金型体5の接合面に突出したガ
イドピンを示し、また8−1は、固定金型体4の
接合面に穿設した接合孔を示し、ガイドピン8を
ガイド孔8−1に嵌入することにより、固定金型
体4及び可動金型体5の接合を正確に行う。
さらに、可動金型体5の中央部には、エジエク
ター10が突出自在に設けられており、同エジエ
クター10は、空気圧により突出して成型部aよ
り形成される形成皿Dを、同可動金型体5より剥
離する。
なお9は、可動金型体5の中央部に穿設された
エジエクター孔を示し、エジエクター孔9は、射
出成形時に、エジエクター10により閉塞され
る。
なおB−1は成型部aの下部に設けた成形皿収
納空間であり、B−2は収納箱である。
また、かかる構造の射出成形機Aの成型部a上
方には、ラミネート紙送給装置Mが配設されて、
同成型部aに模様を有するラミネート紙Rを介在
させて、成形皿Dに模様を構成している。
かかるラミネート紙送給装置Mは、可動盤5−
1の上部に連結したフレーム11上にモーター1
2が設けられており、同モーター12の出力軸1
3に減速機14及び連動ベルト15を介して駆動
ローラー16が連設されている。
また、駆動ローラー16には、圧接ローラー1
7が圧接されている。
しかも、駆動ローラー16の後方には、ラミネ
ート紙巻ローラー18が回動自在に架設されてい
る。
そして、ラミネート紙巻ローラー18より解舒
されるラミネート紙Rは、駆動ローラー16と圧
接ローラー17との間に挾持されて、下方の固定
金型体4と可動金型体5との間に垂下される。
また、かかるラミネート紙Rは、成形皿Dと同
様の合成樹脂素材により透明のシート状に形成さ
れ、しかも、その一側面には、模様を印刷してお
り、その印刷面R−1を形成空間の内側方に向け
ている。
かかるラミネート紙Rの配設状態において、可
動金型体5を固定金型体4に接合し、射出口3よ
り溶融した合成樹脂原料を射出するとラミネート
紙Rに溶着した成形皿Dを形成する。
従つて、ラミネート紙Rの印刷面R−1は、成
形皿Dの上面と溶着するものであり、成形皿Dの
上面に、ラミネート紙Rに印刷した模様が現出す
ることとなる。
また、成型部aに形成された形成皿Dは、可動
金型体5が退去する際に、エジエクター10にて
同可動金型体5から剥離され、成形皿Dの自重に
よりラミネート紙Rをラミネート紙巻ローラー1
8から解舒されながら下方に落下させる。
しかも、そのタイミングに合わせてラミネート
紙送給装置Mのモーター12を作動させることに
より、駆動ローラー16が駆動して、圧接ローラ
ー17とにより挾持されたラミネート紙Rを一定
の位置に停止させる。
その際に、成形皿Dがラミネート紙Rに付着し
たまま下方に垂下している為に、同成形皿Dの自
重にてラミネート紙Rが下方に引つ張られて、固
定金型体4と可動金型体5との間において、ラミ
ネート紙Rにテンシヨンがかかる。
従つて、かかる状態で固定金型体4と可動金型
体5を接合させると、ラミネート紙Rは、撓み及
び捩れ等を生じることなく介在させることとな
る。
かかる構造によつて、ラミネート紙Rは、湾曲
した成形皿Dに一体に熱溶着され、しかも、ラミ
ネート紙Rの模様が正確に現出することができ
る。
なお、モーター12の駆動し、エジエクター1
0の突出とのタンミングは、リミツトスイツチL
を介して行うものであり、同リミツトスイツチL
は、可動金型体5の進出退去を感知し、モーター
12の駆動とエジエクター10の突出作動を制御
し、ラミネート紙Rを下方に送り出すことができ
る。
このように、次々に垂下するラミネート紙Rに
一体に射出形成された成形皿Dを構成することに
より、成形皿Dの自重がラミネート紙R面にそれ
ぞれのテンシヨンをかけて、ラミネート紙Rが皺
等を有せず正確に溶着され、さらに、ラミネート
紙Rの模様を有する成形皿Dを一連の作業により
形成できるものである。
そして、成形皿Dは、ラミネート紙Rより切削
されて、その上面にラミネート紙Rにより模様を
有した合成樹脂の皿製品としている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の射出成形機の全体側面図。
第2図は、本考案の射出成形機の一部切欠拡大断
面図。第3図は、本考案の要部を示す拡大側面
図。第4図は、成形皿の斜視図。 a……成型部、3……射出口、4……固定金型
体、5……可動金型体、16,17……ローラ
ー、18……ラミネート紙巻ローラー、R……ラ
ミネート紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 射出成形機の射出口3に連通した固定金型体4
    と、同固定金型体4に対向し、かつ進退自在に配
    設した可動金型体5とより成形皿の成形部aを成
    形し、 同成形部aの上方に、模様を有したラミネート
    紙巻ローラー18と、同ローラー18から解除さ
    れたラミネート紙Rを挟持する2個のローラー1
    6,17とを配設し、 同巻ローラー18から解除されたラミネート紙
    Rを、固定金型体4と可動金型体5との間に垂下
    させてなる模様付皿の射出成形装置において、 可動金型体5の中央部に、形成部aで成形され
    た成形皿を剥離するエジエクタ10を設けたこと
    を特徴とする模様付皿の射出成形装置。
JP1986177133U 1986-11-18 1986-11-18 Expired JPH0345782Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986177133U JPH0345782Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986177133U JPH0345782Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6382518U JPS6382518U (ja) 1988-05-31
JPH0345782Y2 true JPH0345782Y2 (ja) 1991-09-27

Family

ID=31118049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986177133U Expired JPH0345782Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0345782Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139943A (en) * 1980-04-01 1981-10-31 Toshiichi Tanaka Preparation of synthetic resin product
JPS59194847A (ja) * 1983-04-21 1984-11-05 Japan Steel Works Ltd:The 転写成形装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139943A (en) * 1980-04-01 1981-10-31 Toshiichi Tanaka Preparation of synthetic resin product
JPS59194847A (ja) * 1983-04-21 1984-11-05 Japan Steel Works Ltd:The 転写成形装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6382518U (ja) 1988-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4674972A (en) Apparatus for thermoforming plastic articles
US4586318A (en) Bag forming and bagger apparatus and method
EP0405595B1 (en) A machine for continuous manufacturing of netting bags
JPH0345782Y2 (ja)
US4012277A (en) Apparatus for applying thermoactivatable adhesive coated labels
CN210819770U (zh) 一种新型的包装袋切膜装置
JPH0756179Y2 (ja) 模様付皿の射出成形装置
JP2988628B2 (ja) 模様付皿の射出成形方法
JPH09190U (ja) 模様付皿の射出成形装置
TW200900177A (en) Method and device for forming color metal zipper
CN109132630A (zh) 金属针布卷绕机自动垫纸装置
JPH11198177A (ja) 模様付皿の射出成形方法
KR940009008B1 (ko) 무늬가 있는 용기의 사출성형방법 및 동일한 방법에 사용하는 사출성형장치
JP2777646B2 (ja) 野菜包装装置
US3387426A (en) Apparatus and method for packaging
CN215399533U (zh) 一种覆膜装置及自动覆膜机
JPH0238014A (ja) 模様付容器の射出成形方法及び同方法に用いる射出成形装置
TWM633783U (zh) 軌道式封口機
CN219821843U (zh) 一种打包装置
CN218477757U (zh) 一种背封式全自动香皂包纸机
JP3866429B2 (ja) 合成樹脂製袋製造方法及びその装置
KR200298942Y1 (ko) 젓가락 포장기의 접착제 접합장치
CN215360164U (zh) 骑马钉联动线印后压痕装置
JPH02204123A (ja) 自動車用ドアー等の内装品の縁巻き方法及びその装置
KR20070100593A (ko) 연성재질의 장갑 성형장치 및 방법