JPH0345663Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345663Y2 JPH0345663Y2 JP14039387U JP14039387U JPH0345663Y2 JP H0345663 Y2 JPH0345663 Y2 JP H0345663Y2 JP 14039387 U JP14039387 U JP 14039387U JP 14039387 U JP14039387 U JP 14039387U JP H0345663 Y2 JPH0345663 Y2 JP H0345663Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- drain pipe
- opening
- drainage
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 本案の技術分野
本案は、湯船の底面に配設された排水装置、と
くに、排水管の具体的構造に関する。
くに、排水管の具体的構造に関する。
ロ 従来の技術
洋式浴槽、和式浴槽、など一般に湯船の排水管
Ｄは、第１図に平面図として見られるように、例
えば湯船Ｅの左側、又は点線図示のように左側上
方に、即ち、湯船の隅の部分に単に１個配設され
ている。
Ｄは、第１図に平面図として見られるように、例
えば湯船Ｅの左側、又は点線図示のように左側上
方に、即ち、湯船の隅の部分に単に１個配設され
ている。
ハ 従来技術の問題点
然るに、斯かる構造では、入浴を終え、排水し
始め、その水量が少なくなると、湯船内に排水に
より自然に渦流が生じ、底面が水平の場合は勿
論、該面が排水管に向けて幾分傾斜するよう形成
されていても、油垢、水垢、毛髪、などの汚物が
該渦流によつて湯船Ｅの略中央部に残留し、次回
の入浴時に不快感を味わい、しかも、これら汚物
を直ちに除去しないと、湯船底面に乾燥固着し、
その除去に苦労をする、のみならず、排水が終了
に近ずくと、排水管Ｄ近傍に強く渦流ができ、該
渦流によつて騒音が発生し、とくに深夜には他人
に迷惑をかける、等の不都合が生ずる。
始め、その水量が少なくなると、湯船内に排水に
より自然に渦流が生じ、底面が水平の場合は勿
論、該面が排水管に向けて幾分傾斜するよう形成
されていても、油垢、水垢、毛髪、などの汚物が
該渦流によつて湯船Ｅの略中央部に残留し、次回
の入浴時に不快感を味わい、しかも、これら汚物
を直ちに除去しないと、湯船底面に乾燥固着し、
その除去に苦労をする、のみならず、排水が終了
に近ずくと、排水管Ｄ近傍に強く渦流ができ、該
渦流によつて騒音が発生し、とくに深夜には他人
に迷惑をかける、等の不都合が生ずる。
ニ 本案の目的
本案は、叙上の難点を可及的に解消せんとする
もので、その目的とするところは、前記汚物を排
水により流出させ、入浴後の後始末を簡略化し、
節水を計ると共に、排水時の騒音をも軽減せんと
することにある。
もので、その目的とするところは、前記汚物を排
水により流出させ、入浴後の後始末を簡略化し、
節水を計ると共に、排水時の騒音をも軽減せんと
することにある。
ホ 本案の要点
本案は、湯船Ｅの中心付近に補助排水管D′を
設け、これを該湯船の隅部に形成された主排水管
Ｄの側部に接続するように構成した点に特徴を有
する。
設け、これを該湯船の隅部に形成された主排水管
Ｄの側部に接続するように構成した点に特徴を有
する。
ヘ 本案の実施例
図面は、本案の実施例を示すもので、第１図は
平面図、第２図は排水装置の要部断面図、第３図
はその要部平面図、第４図は第２図に示す排水装
置のみの左側面図で、各図中、同一箇所には同一
符号を付け、その具体的構成につき詳述すると、
第２図において、Ｄは、その上面に段部Ｋが形成
され、その下方に、一側に開口ｈの穿孔された排
水筒Ｔを備える主排水管、ｄは、その上面に前記
段部にＫに嵌着する鍔部ｇを備え、その下方が開
口された有底筒状を呈し、且つ該筒状部の長さは
前記開口ｈを完全に塞ぐように定められた蓋、
D′は、その上面に段部K′が形成され、その下方
が側方に向けて曲げられて開口する補助排水管
で、第１図々示のように、湯船Ｅの中央部近傍に
配設されており、該排水管D′の開口部は前記排
水筒Ｔの開口ｈとは、第４図に点線図示のよう
に、断面楕円型の接続管ｔにより結ばれている。
平面図、第２図は排水装置の要部断面図、第３図
はその要部平面図、第４図は第２図に示す排水装
置のみの左側面図で、各図中、同一箇所には同一
符号を付け、その具体的構成につき詳述すると、
第２図において、Ｄは、その上面に段部Ｋが形成
され、その下方に、一側に開口ｈの穿孔された排
水筒Ｔを備える主排水管、ｄは、その上面に前記
段部にＫに嵌着する鍔部ｇを備え、その下方が開
口された有底筒状を呈し、且つ該筒状部の長さは
前記開口ｈを完全に塞ぐように定められた蓋、
D′は、その上面に段部K′が形成され、その下方
が側方に向けて曲げられて開口する補助排水管
で、第１図々示のように、湯船Ｅの中央部近傍に
配設されており、該排水管D′の開口部は前記排
水筒Ｔの開口ｈとは、第４図に点線図示のよう
に、断面楕円型の接続管ｔにより結ばれている。
d′は、段部K′に嵌着される環状を呈する蓋で、
その内部には、第３図右側に示すように、化粧品
や玩具などの異物の不慮の侵入を防ぐよう粗網ｎ
が形成されている。
その内部には、第３図右側に示すように、化粧品
や玩具などの異物の不慮の侵入を防ぐよう粗網ｎ
が形成されている。
そして、本案によるものは、主排水管Ｄは湯船
Ｅの底面隅部に、補助排水管D′は該湯船の中央
部近傍に、夫々第１図および第２図に示すよう配
設されている。
Ｅの底面隅部に、補助排水管D′は該湯船の中央
部近傍に、夫々第１図および第２図に示すよう配
設されている。
ト 本案の効果
本案は、叙上の構成よりなり、次いで使用の態
様と共に作用効果についてのべると、通常の湯船
同様、主排水管Ｄに蓋ｄを嵌め、この状態で温水
を注入させるか、風呂釜をたくとよく、ここに蓋
ｄは、排水筒Ｔの側部の開口ｈを完全に閉塞する
長さに定められているので、補助排水管D′から
の漏水の心配はなく、又、入浴が終えるや、単に
蓋ｄを上方に引き抜くとよく、然るに、湯船Ｅ内
の温水は、主排水管Ｄと補助排水管D′の双方よ
り排水され、やがて水量が少なくなるや、渦流
が、その中央部近傍に自然発生しても、当該部位
に粗網ｎの固定された補助排水管Ｄが開口してい
るので、油垢、水垢、毛髪、などの汚物が流水と
一緒に理想的に排出され、全く残らないいもの
で、又、仮に少量の毛髪が残つたとししても、粗
網ｎ上に留まるため、指などで容易に除去でき、
更に、排水が終了に近ずくと、主排水管Ｄと補助
排水管D′とにより従来型式のものに比べ排水断
面が略２倍に増大されているため、各排水管Ｄ，
D′の開口部における渦流が弱化し、騒音も亦、
軽減されるなど、斯くして、本案所期の目的を充
分達成し得る優れた諸効果を奏する。
様と共に作用効果についてのべると、通常の湯船
同様、主排水管Ｄに蓋ｄを嵌め、この状態で温水
を注入させるか、風呂釜をたくとよく、ここに蓋
ｄは、排水筒Ｔの側部の開口ｈを完全に閉塞する
長さに定められているので、補助排水管D′から
の漏水の心配はなく、又、入浴が終えるや、単に
蓋ｄを上方に引き抜くとよく、然るに、湯船Ｅ内
の温水は、主排水管Ｄと補助排水管D′の双方よ
り排水され、やがて水量が少なくなるや、渦流
が、その中央部近傍に自然発生しても、当該部位
に粗網ｎの固定された補助排水管Ｄが開口してい
るので、油垢、水垢、毛髪、などの汚物が流水と
一緒に理想的に排出され、全く残らないいもの
で、又、仮に少量の毛髪が残つたとししても、粗
網ｎ上に留まるため、指などで容易に除去でき、
更に、排水が終了に近ずくと、主排水管Ｄと補助
排水管D′とにより従来型式のものに比べ排水断
面が略２倍に増大されているため、各排水管Ｄ，
D′の開口部における渦流が弱化し、騒音も亦、
軽減されるなど、斯くして、本案所期の目的を充
分達成し得る優れた諸効果を奏する。
図面は、本案の実施例を示すもので、第１図は
平面図、第２図は排水装置の要部断面図、第３図
はその要部平面図、第４図は第２図に示す排水装
置のみの左側面図である。 Ｄ……主排水管、D′……補助排水管、ｄ，d′…
…蓋、Ｅ……開口、Ｋ，K′……段部、ｎ……粗
網、Ｔ，T′……排水筒、ｔ……接続管。
平面図、第２図は排水装置の要部断面図、第３図
はその要部平面図、第４図は第２図に示す排水装
置のみの左側面図である。 Ｄ……主排水管、D′……補助排水管、ｄ，d′…
…蓋、Ｅ……開口、Ｋ，K′……段部、ｎ……粗
網、Ｔ，T′……排水筒、ｔ……接続管。
Claims (1)
- その上面に段部Ｋが形成され、その下方に、一
側に開口ｈの穿孔された排出筒Ｔを備え、湯船Ｅ
の隅部近傍の底面に形成された主排水管Ｄと、そ
の上面に段部K′が形成され、その下方が側方に
曲げられて前記開口ｈに接続される湯船Ｅの中央
近傍の底面に形成された補助排水管D′と、から
なり、前記段部Ｋには、その上方に鍔部ｇを備
え、その下方が開口された有底筒状を呈する前記
開口ｈを塞ぐ長さとされた蓋ｄの該鍔部ｇが、前
記段部K′には、環状を呈し、その内部に粗網ｎ
の形成された蓋d′が、夫々嵌着されていることを
特徴とする浴槽排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14039387U JPH0345663Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14039387U JPH0345663Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6443783U JPS6443783U (ja) | 1989-03-15 |
| JPH0345663Y2 true JPH0345663Y2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=31404517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14039387U Expired JPH0345663Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0345663Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6365958B2 (ja) * | 2017-07-26 | 2018-08-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 浴室の排水構造 |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP14039387U patent/JPH0345663Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6443783U (ja) | 1989-03-15 |
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