JPH0345549A - セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法 - Google Patents
セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法Info
- Publication number
- JPH0345549A JPH0345549A JP1181390A JP18139089A JPH0345549A JP H0345549 A JPH0345549 A JP H0345549A JP 1181390 A JP1181390 A JP 1181390A JP 18139089 A JP18139089 A JP 18139089A JP H0345549 A JPH0345549 A JP H0345549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- thin film
- ceramic sheet
- active energy
- ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 41
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims abstract description 16
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 29
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 15
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 4
- 238000007606 doctor blade method Methods 0.000 abstract description 10
- 239000002904 solvent Substances 0.000 abstract description 10
- 239000003505 polymerization initiator Substances 0.000 abstract description 7
- 239000002202 Polyethylene glycol Substances 0.000 abstract description 4
- 229920001223 polyethylene glycol Polymers 0.000 abstract description 4
- NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 1,2-bis(ethenyl)benzene;1-ethenyl-2-ethylbenzene;styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1.CCC1=CC=CC=C1C=C.C=CC1=CC=CC=C1C=C NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 125000004386 diacrylate group Chemical group 0.000 abstract description 2
- 239000010408 film Substances 0.000 abstract description 2
- 239000003456 ion exchange resin Substances 0.000 abstract description 2
- 229920003303 ion-exchange polymer Polymers 0.000 abstract description 2
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 abstract description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 abstract 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 21
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 8
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 6
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 5
- -1 (2-acryloyloxyethyl) (4-benzoylbenzyl) Chemical group 0.000 description 4
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 4
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 3
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 2
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 2
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-M acrylate group Chemical group C(C=C)(=O)[O-] NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 2
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 2
- JKXUAKAQFISCCT-UHFFFAOYSA-M (4-benzoylphenyl)methyl-dimethyl-(2-prop-2-enoyloxyethyl)azanium;bromide Chemical compound [Br-].C1=CC(C[N+](C)(CCOC(=O)C=C)C)=CC=C1C(=O)C1=CC=CC=C1 JKXUAKAQFISCCT-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- KWVGIHKZDCUPEU-UHFFFAOYSA-N 2,2-dimethoxy-2-phenylacetophenone Chemical compound C=1C=CC=CC=1C(OC)(OC)C(=O)C1=CC=CC=C1 KWVGIHKZDCUPEU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000238876 Acari Species 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 1
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002003 electrode paste Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 150000004679 hydroxides Chemical class 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000003999 initiator Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 1
- 125000002496 methyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 description 1
- FFJMLWSZNCJCSZ-UHFFFAOYSA-N n-methylmethanamine;hydrobromide Chemical compound Br.CNC FFJMLWSZNCJCSZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 150000002902 organometallic compounds Chemical class 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 1
- 238000003852 thin film production method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
この発明は、セラミクスシート用組成物およびセラミク
スシートの製造方法に関するものである。
スシートの製造方法に関するものである。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題]従来
、セラミクスシート用原料組成物としては、高分子化合
物をバインダとして用い、セラミクス原料を有機溶剤ま
たは水で混練したものが使用されている。このような組
成物は、一般にドクターブレード法、押出法またはロー
ル法によって薄膜とし、この薄膜を加熱乾燥して溶媒ま
たは水を揮発させてシート状に形成し、その後このシー
トを焼成することによってセラミクスシートとしている
。
、セラミクスシート用原料組成物としては、高分子化合
物をバインダとして用い、セラミクス原料を有機溶剤ま
たは水で混練したものが使用されている。このような組
成物は、一般にドクターブレード法、押出法またはロー
ル法によって薄膜とし、この薄膜を加熱乾燥して溶媒ま
たは水を揮発させてシート状に形成し、その後このシー
トを焼成することによってセラミクスシートとしている
。
しかしながら、このような従来の方性では、加熱乾燥を
急激に行なうとひび割れ等の発生を生じるので、徐々に
乾燥しなければならず、製造速度が遅いという問題があ
った。また、バインダの溶剤として有機系の溶剤を用い
ると、乾燥の際の防爆対策が必要であり、製造設備等が
複雑なものとなった。
急激に行なうとひび割れ等の発生を生じるので、徐々に
乾燥しなければならず、製造速度が遅いという問題があ
った。また、バインダの溶剤として有機系の溶剤を用い
ると、乾燥の際の防爆対策が必要であり、製造設備等が
複雑なものとなった。
このような問題を解消するため、特開昭6364953
号公報では、紫外線映化型の液状樹脂をバインダとして
用いる方法が堤案されている。
号公報では、紫外線映化型の液状樹脂をバインダとして
用いる方法が堤案されている。
この方法によれば、溶剤を使用していないため、溶剤を
押売させる必要がない。このため、薄膜の作製速度を高
めることができ、また乾燥の際の防爆対策が不要となる
。しかしながら、セラミクス原料100重量部に対して
たとえば40重量部のバインダが必要となり、薄膜作製
後これを焼成してバインダを分解する時間が長くなる。
押売させる必要がない。このため、薄膜の作製速度を高
めることができ、また乾燥の際の防爆対策が不要となる
。しかしながら、セラミクス原料100重量部に対して
たとえば40重量部のバインダが必要となり、薄膜作製
後これを焼成してバインダを分解する時間が長くなる。
また、焼成後の体積収縮が大きくなるという問題を生じ
る。
る。
さらに、無溶剤であるので、低粘度のスラリか作製でき
ず、ドクターブレード法やシート引上げ法によるシート
の作製が困難である。
ず、ドクターブレード法やシート引上げ法によるシート
の作製が困難である。
この発明の目的は、このような従来の問題を解消し、ド
クターブレード法やシート引上げ法によるシート作製が
可能であり、グリーンシートの強度が大きく、かつ焼結
後の体積収縮率の小さなセラミクスシート用組成物なら
びにセラミクスシートの製造方法を提供することにある
。
クターブレード法やシート引上げ法によるシート作製が
可能であり、グリーンシートの強度が大きく、かつ焼結
後の体積収縮率の小さなセラミクスシート用組成物なら
びにセラミクスシートの製造方法を提供することにある
。
[課題を解決するための手段]
請求項1の発明は、セラミクス原料と、水溶性の活性エ
ネルギ線硬化性樹脂と、水とを含むことを特徴とするセ
ラミクスシート用組成物である。
ネルギ線硬化性樹脂と、水とを含むことを特徴とするセ
ラミクスシート用組成物である。
この発明においてセラミクス原料は、特に限定されるも
のではなく、通常のセラミクスシートと同様に、各種の
酸化物、炭化物、窒化物、および水酸化物等の微粉末を
使用することができる。また、有機金属化合物も使用す
ることができる。
のではなく、通常のセラミクスシートと同様に、各種の
酸化物、炭化物、窒化物、および水酸化物等の微粉末を
使用することができる。また、有機金属化合物も使用す
ることができる。
この発明において、水溶性の活性エネルギ線硬化性樹脂
とは、紫外線、電子線および放射線などの活性エネルギ
線の照射により重合可能な水溶性の樹脂をいう。具体的
な例としては、たとえばポリエチレングリコールジアク
リレート(商標名9EG−Aまたは14EG−A;共栄
社油脂化学工業株式会社製)が挙げられる。
とは、紫外線、電子線および放射線などの活性エネルギ
線の照射により重合可能な水溶性の樹脂をいう。具体的
な例としては、たとえばポリエチレングリコールジアク
リレート(商標名9EG−Aまたは14EG−A;共栄
社油脂化学工業株式会社製)が挙げられる。
この発明において用いられる水は、特に限定されるもの
ではないが、不純物含有量の少ない水をイオン交換樹脂
等に通しイオン的に中性にした水が好ましい。
ではないが、不純物含有量の少ない水をイオン交換樹脂
等に通しイオン的に中性にした水が好ましい。
また、この発明のセラミクスシート用組成物においては
、水溶性の活性エネルギ線重合開始剤を含むことが好ま
しい。活性エネルギ線として電子線を用いる場合には、
重合開始剤を添加せずとも重合を開始する場合があるが
、多くの場合は重合開維剤を添加することが好ましい。
、水溶性の活性エネルギ線重合開始剤を含むことが好ま
しい。活性エネルギ線として電子線を用いる場合には、
重合開始剤を添加せずとも重合を開始する場合があるが
、多くの場合は重合開維剤を添加することが好ましい。
この発明に用いる活性エネルギ線重合開始剤としては、
25℃の水に50重ユ%以上溶解するものが好ましい。
25℃の水に50重ユ%以上溶解するものが好ましい。
具体例としては、たとえば商標名Quantacure
ABQ、Quantacure BTC。
ABQ、Quantacure BTC。
およびQuantacure BPQ (WARDB
LENKINSOP製)が挙げられる。
LENKINSOP製)が挙げられる。
請求項2の発明は、セラミクスシートの製造方法の発明
であり、セラミクス原料と、水溶性の活性エネルギ線硬
化性樹脂と、水とを含むセラミクスシート用組成物から
なる薄膜を形成し、この薄膜に活性エネルギ線を照射し
て硬化させ、硬化させた薄膜を焼成させる各ステップを
備えている。
であり、セラミクス原料と、水溶性の活性エネルギ線硬
化性樹脂と、水とを含むセラミクスシート用組成物から
なる薄膜を形成し、この薄膜に活性エネルギ線を照射し
て硬化させ、硬化させた薄膜を焼成させる各ステップを
備えている。
この発明の方法において薄膜を形成させる方法は、ドク
ターブレード法、シート引上げ法、押出法およびロール
法などの通常のセラミクスシートの薄膜形成方法を使用
することができる。セラミクス原料、水溶性の活性エネ
ルギ線硬化性樹脂、水、および必要な場合には水溶性の
活性エネルギ線重合開始剤を混練して所定の粘度をHす
るセラミクスシート用組成物を作製する。
ターブレード法、シート引上げ法、押出法およびロール
法などの通常のセラミクスシートの薄膜形成方法を使用
することができる。セラミクス原料、水溶性の活性エネ
ルギ線硬化性樹脂、水、および必要な場合には水溶性の
活性エネルギ線重合開始剤を混練して所定の粘度をHす
るセラミクスシート用組成物を作製する。
この組成物をドクターブレード法などにより薄膜状に成
形し、場合によっては短時間の加熱乾燥を行なう。また
、加熱乾燥が不要な場合もある。
形し、場合によっては短時間の加熱乾燥を行なう。また
、加熱乾燥が不要な場合もある。
次に、形成した薄膜に、紫外線、電子線または放射線な
どの活性エネルギ線を照射し硬化させる。
どの活性エネルギ線を照射し硬化させる。
電子線照射により硬化させる場合には、重合開始剤が不
要な場合もある。なお、電子線による硬化は、一般に紫
外線による硬化よりも短時間で硬化することができる。
要な場合もある。なお、電子線による硬化は、一般に紫
外線による硬化よりも短時間で硬化することができる。
また、照射工程においてフォトマスクを用いて所定部分
にのみ活性エネルギ線を照射し現像処理を行なうことに
より、バターニングしたグリーンシートを製造すること
ができる。
にのみ活性エネルギ線を照射し現像処理を行なうことに
より、バターニングしたグリーンシートを製造すること
ができる。
硬化させた薄膜は焼成により脱バインダを行なう。この
脱パインダニ程において、昇温速度は、グリーンシート
の厚みや密度等に応じて適宜調整する。通常10〜b 300〜600℃程度に10分〜10時間程度保持する
。その後、さらに高温に加熱し、セラミクス原料の焼結
を行なう。
脱パインダニ程において、昇温速度は、グリーンシート
の厚みや密度等に応じて適宜調整する。通常10〜b 300〜600℃程度に10分〜10時間程度保持する
。その後、さらに高温に加熱し、セラミクス原料の焼結
を行なう。
[発明の作用効果]
請求項1の発明では、セラミクス原料のバインダとして
水溶性の活性エネルギ線硬化性樹脂を用い、溶媒として
水を用いているため、低粘度のスラリとしてセラミクス
シート用組成物を作製することができ、ドクターブレー
ド法やシート引上げ法によりシートを作製することがで
きる。また、溶剤として水を用いているため、シート乾
燥の際における防爆対策等が不要である。また、溶剤で
希釈するものであるため、薄い膜厚のセラミクスシート
を作製することができ、またグリーンシートの強度を大
きくすることができる。また、グリーンシートに含まれ
ているバインダが活性エネルギ線を照射して硬化されて
いるため、電極ペーストとして有機系のバインダのもの
を用いても、いわゆるアタックがなく、耐溶剤性に優れ
ている。
水溶性の活性エネルギ線硬化性樹脂を用い、溶媒として
水を用いているため、低粘度のスラリとしてセラミクス
シート用組成物を作製することができ、ドクターブレー
ド法やシート引上げ法によりシートを作製することがで
きる。また、溶剤として水を用いているため、シート乾
燥の際における防爆対策等が不要である。また、溶剤で
希釈するものであるため、薄い膜厚のセラミクスシート
を作製することができ、またグリーンシートの強度を大
きくすることができる。また、グリーンシートに含まれ
ているバインダが活性エネルギ線を照射して硬化されて
いるため、電極ペーストとして有機系のバインダのもの
を用いても、いわゆるアタックがなく、耐溶剤性に優れ
ている。
請求項2の製造方法の発明では、活性エネルギ線を照射
して硬化させるものであるため、セラミクスシートの生
産速度を速めることができる。またシート乾燥の際の防
爆対策等が不要になり、製造設備等を簡易化することが
できる。
して硬化させるものであるため、セラミクスシートの生
産速度を速めることができる。またシート乾燥の際の防
爆対策等が不要になり、製造設備等を簡易化することが
できる。
[実施例]
実施例1
重合度14のポリエチレングリコールの末端にアクリレ
ート基が結合した活性エネルギ線硬化型化合物(商標名
14EG−A、共栄社油脂化学工業株式会社製)100
重量部に、活性エネルギ線重合開始剤としての(2−ア
クリロイルオキシエチル)(4−ベンゾイルベンジル)
ジメチルアンモニウムプロミド(商標名Quantac
ureABQ、WARDBLENKINSOP製)10
重量部、イオン交換水400重量部を加えて、バインダ
を作製した。このバインダ70重量部に、平均粒径0.
4μmのアルミナ100重量部を添加して混練し、ポリ
イミドフィルム上にドクターブレード法で40μmの厚
みの薄膜を形成させた。
ート基が結合した活性エネルギ線硬化型化合物(商標名
14EG−A、共栄社油脂化学工業株式会社製)100
重量部に、活性エネルギ線重合開始剤としての(2−ア
クリロイルオキシエチル)(4−ベンゾイルベンジル)
ジメチルアンモニウムプロミド(商標名Quantac
ureABQ、WARDBLENKINSOP製)10
重量部、イオン交換水400重量部を加えて、バインダ
を作製した。このバインダ70重量部に、平均粒径0.
4μmのアルミナ100重量部を添加して混練し、ポリ
イミドフィルム上にドクターブレード法で40μmの厚
みの薄膜を形成させた。
次に、80W/cmの高圧水銀灯で500mJ/cm2
照射し、バインダを硬化させてグリーンシートを作製し
た。
照射し、バインダを硬化させてグリーンシートを作製し
た。
このグリーンシートを毎時200℃で500℃まで昇温
し、500℃に15分間保持して脱バインダを行なった
。その後、毎時600℃の速度で1000℃まで昇温し
、1000℃で20分間保持して仮焼成を行ない、続い
て毎n、+!200℃で1500℃まで昇温し、150
0℃で30分間保持して焼結を行ない、セラミクスシー
トを得た。
し、500℃に15分間保持して脱バインダを行なった
。その後、毎時600℃の速度で1000℃まで昇温し
、1000℃で20分間保持して仮焼成を行ない、続い
て毎n、+!200℃で1500℃まで昇温し、150
0℃で30分間保持して焼結を行ない、セラミクスシー
トを得た。
表1には、グリーンシート作製時間、グリーンシートの
強度、セラミクス原料100重ユ部に対して使用したパ
インダニ、および焼結後の体積収縮率を示した。また、
引上げ広による薄膜形成が可能であるか否かについても
表1に示した。
強度、セラミクス原料100重ユ部に対して使用したパ
インダニ、および焼結後の体積収縮率を示した。また、
引上げ広による薄膜形成が可能であるか否かについても
表1に示した。
従来例1
実施例1で用いたのと同じアルミナのセラミクス原料1
00重量部に対し、バインダ樹脂としてのポリビニール
アルコールを20重量部、イオン交換水を40重量部添
加して、セラミクスシート用組成物を作製し、これをド
クターブレード法で実施例1と同様に薄膜状に成形し、
次に加熱乾燥により水を揮発させてグリーンシートを作
製した。
00重量部に対し、バインダ樹脂としてのポリビニール
アルコールを20重量部、イオン交換水を40重量部添
加して、セラミクスシート用組成物を作製し、これをド
クターブレード法で実施例1と同様に薄膜状に成形し、
次に加熱乾燥により水を揮発させてグリーンシートを作
製した。
このグリーンシートを焼成してセラミクスシートを得た
。表1に、グリーンシート作製時間、グリーンシート強
度、バインダ量、焼結後の体積収縮率、および引上げ法
によるシート調整が可能か否かを示した。
。表1に、グリーンシート作製時間、グリーンシート強
度、バインダ量、焼結後の体積収縮率、および引上げ法
によるシート調整が可能か否かを示した。
従来例2
重合度4のポリエチレングリコールの末端にアクリレー
ト基が結合した紫外線硬化型化合物(商標名4EG−A
、共栄社油脂化学工業株式会社製)100重量部に、非
水溶性の光重合開始剤ペンジルメチルケクール(商標名
イルガキュア651;チバガイキ社製)15重量部を混
合し、バインダを作製した。このバインダの樹脂として
40重量部相当分に実施例1と同様の平均粒径0.4μ
mのアルミナ100重量部を加えて混練し、ドクターブ
レード法によりポリイミドフィルム上に40μmの厚み
の薄膜を形成させた。この薄膜に紫外線を照射して硬化
させグリーンシートを臀た。このグリーンシートを焼成
して脱バインダを行ない、セラミクスシートを得た。
ト基が結合した紫外線硬化型化合物(商標名4EG−A
、共栄社油脂化学工業株式会社製)100重量部に、非
水溶性の光重合開始剤ペンジルメチルケクール(商標名
イルガキュア651;チバガイキ社製)15重量部を混
合し、バインダを作製した。このバインダの樹脂として
40重量部相当分に実施例1と同様の平均粒径0.4μ
mのアルミナ100重量部を加えて混練し、ドクターブ
レード法によりポリイミドフィルム上に40μmの厚み
の薄膜を形成させた。この薄膜に紫外線を照射して硬化
させグリーンシートを臀た。このグリーンシートを焼成
して脱バインダを行ない、セラミクスシートを得た。
表1に、グリーンシートの作製時間、グリーンシートの
強度、バインダ樹脂量、焼結後の体積収縮早、および引
上げ法による薄膜作製法が可能か否かを示した。
強度、バインダ樹脂量、焼結後の体積収縮早、および引
上げ法による薄膜作製法が可能か否かを示した。
なお、上記実施例1ならびに比較例1および2では、ポ
リイミドフィルム上に薄膜を形成したが、ポリプロピレ
ンやポリエチレンテレフタレートなどの上に薄膜を形成
させてもよい。
リイミドフィルム上に薄膜を形成したが、ポリプロピレ
ンやポリエチレンテレフタレートなどの上に薄膜を形成
させてもよい。
(以下余白)
表
表1の結果から明らかなように、この発明に従う実施例
のものは、従来例1のものに比ベグリーンシートの作製
時間が短縮され、かつシート強度が高められている。さ
らに、バインダ樹脂量が少ないため、脱バインダの時間
が短縮化される。また、焼結後の体積収縮率は溶剤を使
用していない従来例2のものよりも小さく、 また引上げ注によ る薄膜形成も可能であった。
のものは、従来例1のものに比ベグリーンシートの作製
時間が短縮され、かつシート強度が高められている。さ
らに、バインダ樹脂量が少ないため、脱バインダの時間
が短縮化される。また、焼結後の体積収縮率は溶剤を使
用していない従来例2のものよりも小さく、 また引上げ注によ る薄膜形成も可能であった。
Claims (2)
- (1) セラミクス原料と、水溶性の活性エネルギ線硬
化性樹脂と、水とを含むことを特徴とする、セラミクス
シート用組成物。 - (2) セラミクス原料と、水溶性の活性エネルギ線硬
化性樹脂と、水とを含むセラミクスシート用組成物から
なる薄膜を形成し、 前記薄膜に活性エネルギ線を照射して硬化し、前記硬化
させた薄膜を焼成させる各ステップを備える、セラミク
スシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181390A JP2743497B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181390A JP2743497B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345549A true JPH0345549A (ja) | 1991-02-27 |
JP2743497B2 JP2743497B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=16099904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1181390A Expired - Lifetime JP2743497B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2743497B2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-13 JP JP1181390A patent/JP2743497B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2743497B2 (ja) | 1998-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3147707B1 (de) | Keramik- und glaskeramikschlicker für die stereolithography | |
AT502110B1 (de) | Mit strahlung härtbare, in organischen lösungsmitteln lösliche zusammensetzung und deren verwendung für rapid prototyping verfahren | |
EP2705897B1 (de) | Elektronenstrahlinduzierte modifizierung von membranen durch polymere | |
DE60220539T2 (de) | Verfahren zur formung von mikrostrukturen auf einem substrat unter verwendung einer form | |
EP0365027B1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Materialien mit einem strukturierten Überzug | |
DE1765994B2 (de) | Flussige elektrische Widerstandsmasse hoher Lagerstabilitat zur Herstellung hitzebestandiger Widerstände | |
JP4164768B2 (ja) | 反応性金属電池電解質に用いる硬化複合材料 | |
CN101541708A (zh) | 增塑的混合物和硬化的方法 | |
WO2017157747A1 (de) | Keramische suspension | |
EP0688804A2 (de) | Mehrkomponentige, kationisch härtende Epoxidmassen sowie Verfahren zu ihrer Härtung | |
JPH0345549A (ja) | セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法 | |
DE60123256T2 (de) | Verfahren zum Gelgiessen von Formkörpern aus Keramik, Glas oder Metallpulver | |
DE69914430T2 (de) | Festelektrolyt und Herstellungsverfahren | |
DE102005058121A1 (de) | Verfahren zum Herstellen keramischer Bauteile, insbesondere elektrisch isolierender Bauteile | |
JPH0345547A (ja) | セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法 | |
JPH0345548A (ja) | セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法 | |
DE3025861A1 (de) | Verbundformstoff und verfahren zu seiner herstellung | |
DE102014219543A1 (de) | Herstellen eines Schlickers und Bauteil aus dem Schlicker | |
CN110451986B (zh) | 光固化3D打印SiCN陶瓷先驱体材料及其应用 | |
JPH0157467B2 (ja) | ||
JPS6126555A (ja) | セラミツクグリ−ンテ−プの製造方法 | |
DE3743964C2 (ja) | ||
EP3093305A1 (de) | Versatz zur herstellung eines grünkörpers zur herstellung eines feuerfesten kohlenstoffgebundenen erzeugnisses, verfahren zur herstellung eines solchen grünkörpers sowie ein hierdurch hergestellter grünkörper | |
JPS627662A (ja) | セラミツクスグリ−ンテ−プ製造用樹脂バインダ組成物 | |
DE2233027B2 (de) | Verfahren zur Herstellung von Folien auf Basis von Celluloseestern |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206 Year of fee payment: 12 |