JPH0345423Y2 - - Google Patents

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JPH0345423Y2
JPH0345423Y2 JP1986065058U JP6505886U JPH0345423Y2 JP H0345423 Y2 JPH0345423 Y2 JP H0345423Y2 JP 1986065058 U JP1986065058 U JP 1986065058U JP 6505886 U JP6505886 U JP 6505886U JP H0345423 Y2 JPH0345423 Y2 JP H0345423Y2
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main housing
joint
housing
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フラツトケーブルのように、複数の
電線を比較的小さく間隔を置いて有するケーブル
の先端に取り付けられるコネクタに関するもので
ある。
(従来の技術) フラツトケーブルのように、複数の電線を有す
るケーブルを相手装置等に接続させるケーブルコ
ネクタは、従来から種々用いられており、その一
例を第5図に示す。このコネクタは、樹脂のイン
サートモールド等による支持体2により横に並ん
で保持された複数のコンタクト1と、該コンタク
ト1の一端側に形成された相手端子との接続用の
レセプタクル部(接続部)1aを収納保持する複
数の収納室3aを有するメインハウジング3から
なる。レセプタクル部1aがメインハウジング3
の各収納室3aに挿入されると、コンタクト1の
他端側に形成された接合片1bは横に並んでメイ
ンハウジング3から外方へ突出する。なお、この
接合片1bのうちのいくつかはグラウンド用とし
て用いられるもので、横方向に伸びたグラウンド
片1cと一体に繋がつている。このように外方に
突出した接合片1bにフラツトケーブル4の各シ
グナル線4aが接合され、各グラウンド線4bは
グラウンド片1cに接合される。
レセプタクル部1aがメインハウジング3の収
納室3aに収納保持され、フラツトケーブル4の
各シグナル線4aおよびグラウンド線4bが接合
片1bおよびグラウンド片1cに接合された状態
を上方から見て示すのが第6図である。この図に
示すように、メインハウジング3の収納室3aの
前端には開口3bが形成されており。相手コネク
タ5のプラグ端子5aがこの開口3bから挿入さ
れると、このプラグ端子5aはレセプタクル部1
aと嵌合接続されるようになつている。また、メ
インハウジング3の後部において外方に突出した
接合片1bおよびグラウンド片1cはこれに接合
されたフラツトケーブル4のシグナル線4aおよ
びグラウンド線4bとともに、メインハウジング
3の後部に取り付けられるカバーハウジング(図
示せず)によつて覆われるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のようにコネクタを用いれば、フラツトケ
ーブル4の接続を行なわせることができるのであ
るが、最近においてはフラツトケーブル4による
伝達信号量を増加させるため各シグナル線4aの
間隔(ピツチ)が小さくなる傾向が強く、このた
めコンタクト1の接合片1bの間隔が狭くなつて
きている。例えば、現在ではこの間隔は1.27mmの
ものがある。しかし、接合片1bの間隔を狭くす
るとシグナル線4aをハンダ付け等により接合片
1bに接合したときに、隣接するシグナル線4a
同士が短絡するという不具合が生ずることが発見
された。
そこで、本出願人は、この短絡の原因につい
て、調査、研究を行なつた結果、矢印−に沿
つた断面を示す第7図に示すように、シグナル線
4aの周囲に導電性向上のために設けられた銀メ
ツキがハンダ付け等による接合片1bへの接合の
ときに、極細いひげ状に飛び出し、このひげ状突
起6同士が接触して上記短絡を生ぜしめているこ
とを見出した。なお、このひげ状突起6は非常に
細く肉眼ではほとんど識別することができない位
のものである。
(問題点を解決するための手段) 以上のような、ひげ状突起6により生ずる隣接
接続片間の短絡を防止しようとするのが本考案の
目的であり、そのための手段として本考案のケー
ブルコネクタは次のように構成されている。この
ケーブルコネクタにおいては、メインハウジング
によつて複数のコンタクトの一端に形成された接
続部を並べて収納保持し、同時にこのコンタクト
の他端に形成された接合部を所定間隔を置いて横
に並んだ状態でメインハウジングから外方に突出
させ、この外方に突出した接合部にそれぞれ電線
端部を接合させるとともに、この接合部をメイン
ハウジングに取り付けたカバーハウジングにより
覆うように構成しており、このカバーハウジング
上に、上記接合部の所定間隔内に突出する複数の
遮断突起を設けている。
(作用) 以上にようにケーブルコネクタを構成すると、
メインハウジングから外方に突出した接合部に電
線を接合するときに、電線の銀メツキが飛び出し
たひげ状突起を形成するのであるが、メインハウ
ジングにカバーハウジングを取り付けてこの接合
部を覆うときに、カバーハウジングに設けられた
遮断突起がひげ状突起を押し除けて各接合部の間
に入り込むので、隣接する接合部間でのひげ状突
起の接触が防止される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の好ましい実施例
について説明する。
第1図は本考案に係るケーブルコネクタをその
構成部品に分けて示す斜視図で、第2図がこのケ
ーブルコネクタを組み付けた状態でその断面を示
す図であり、以下、両図を併用して説明する。
このケーブルコネクタは、その主たる構造が第
5図および第6図において示した従来のコネクタ
に類似し、メインハウジング20と、支持体11
によつて横に並んで支持されるとともに該メイン
ハウジング20に形成された複数の収納室21内
にレセプタクル部(接続部)12aが収納保持さ
れた複数のコンタクト12を有してなるコンタク
トアセンブリ10と、メインハウジング20に取
り付けられメインハウジング20の後部を上下か
ら挟むように覆う上下カバーハウジング30,3
5とからなる。ここで、図において矢印A方向を
前方と称する。なお、メインハウジング20にレ
セプタクル部12aが収納保持された状態で、支
持体11を介してメインハウジング20の後端か
ら外方へ突出した接続片12bおよびグラウンド
片12cにフラツトケーブル40のシングナル線
41およびグラウンド線42がハンダ付け等によ
り接合されている。そして、この接合部分を覆う
ようにして上下カバーハウジング30,35が取
り付けられ、且つこのように接合されたフラツト
ケーブル40の端部が、第2図に示すように、上
下カバーハウジング30,35の後端部によつて
挾持されている。
上記メインハウジング20,コンタクトアセン
ブリ10およびフラツトケーブル40を詳細に示
すのが第3図であり、この図によりこれら部品の
組付け、接合について説明する。メインハウジン
グ20は後方に開口した複数の収納室21を上下
二列に並べて有して作られている。一方、コンタ
クトアセンブリ10は、複数のコンタクト12が
樹脂等のインサートモールドにより形成された支
持体11によつて横方向に並んで支持されて構成
されている。このコンタクトアセンブリ10の各
コンタクト12の前端部は支持体11から前方に
突出し、各前端部には相手端子と係合可能なレセ
プタクル部12aが形成されており、各レセプタ
クル部12aはメインハウジング20の収納室2
1の配列に対応して上下二列に並んで配されてい
る。一方、各コンタクト12の後端部には平板状
の接続片12bが所定間隔を置いて横に一列に並
んで、支持体11から後方に突出している。この
接続片12bのうちのいくつかはグラウンド用と
して用いられるもので、斜め下方に伸びて幅方向
に伸びたグラウンド片12cと一体に繋がつてい
る。このように構成されたコンタクトアセンブリ
10は、支持体11から前方に突出するレセプタ
クル部12aがメインハウジング20の各対応す
る収納室21内へ後方から挿入され、支持体11
の両側部の係合アーム11a,11aがメインハ
ウジング20の側面の係合部22,22と係合さ
れ、メインハウジング20に取り付けられる。
このようにしてメインハウジング20に取り付
けられるとコンタクトアセンブリ10の接合片1
2bおよびグラウンド片12cはメインハウジン
グ20の後部から外方に突出することになり、こ
の接合片12bおよびグラウンド片12cにフラ
ツトケーブル40が接続される。フラツトケーブ
ル40は、複数のシグナル線41を平行に並べて
有するとともに、各シグナル線41の間に各シグ
ナル線41へのノイズ侵入を防止するためのグラ
ウンド線42を有してなり、このケーブル40の
端部において露出されたシグナル線41は上記コ
ンタクト12の接合片12bにハンダ付け接合さ
れ、グラウンド線42は上記グラウンド片12c
に接合される。
このようにしてコンタクトアセンブリ10の後
端にフラツトーブル40の端部が接合された後、
上および下カバーハウジング30,35が各両端
部から前方に突出した係合アーム31,32およ
び36,37をメインハウジング20の側部と係
合させることによつてメインハウジング20に取
り付けられる。このとき、上および下カバーハウ
ジング30,35は、第2図に示すように、コン
タクトアセンブリ10の後端の接合片12bおよ
びグラウンド片12cとフラツトケーブル40の
シグナル線41およびグラウンド線42との接合
部を覆い、且つフラツトケーブル40の端部を挾
持する。このようにフラツトケーブル40の端部
を上および下カバーハウジング30の後端部で挾
持すれば、フラツトケーブル40が引張られた場
合でもこの引張り力は該挾持部で受け止められ上
記接合部へは伝わらないので、この接合が外れる
ことを防止することができる。
以上の構成のままでは、従来のコネクタと何ら
代わるところがなく、シグナル線41を接合片1
2bにハンダ付けしたときに、シグナル線41の
銀メツキが飛び出してひげ状突起を生じ、これに
よつて隣接するシグナル線41が短絡するおそれ
がある。しかしながら、本例においては下カバー
35の上面に、上方に向かつて突出する複数の遮
断突起38が幅方向に並んで設けられており、且
つこの遮断突起38はメインハウジング20の後
部から外方へ突出した接合片12cの間に対応し
て配されている。このため、上および下カバーハ
ウジング30,35がメインハウジング20に取
り付けられると、第2図に示すように、上記遮断
突起38は接合片12bの間に下方から入り込ん
で上方に突出する。
この状態を第2図の矢印−にそつた断面図
である第4図によつて説明する。コンタクトアセ
ンブリ10はレセプタクル部12aが収納室21
内に挿入されてメインハウジング20に取り付け
られ、これによつてメインハウジング20の後部
から外方(後方)へ突出する接合片12bは一定
の間隔を有して横方向に並んでおり、各接合片1
2bにはフラツトケーブル40の各シグナル線4
1がハンダ付け接合されている。このメインハウ
ジング20に下カバーハウジング35が取り付け
られると、この下カバーハウジング35の上面に
設けられた遮断突起38は、図示のように各接合
片12bの間を通つて上方に突出する。このた
め、各接合片12bはシグナル線41が接合され
たとき、シグナル線41の銀メツキにより細かな
ひげ状突起が生じても、上記遮断突起38はこの
接合部12b間にはみ出したひげ状突起を押し除
けて接合部12b間に入り込み、ひげ状突起によ
り隣接する接合部間で短絡が生じるのが防止され
る。
なお、以上のように構成したコネクタを相手コ
ネクタ50に接続するには、このコネクタを前端
側から相手コネクタ50の方へ押し付け、各収納
室21の前端に形成した開口21aから基体51
に支持されたプラグ端子52を挿入させ、レセプ
タクル部12aにプラグ端子52を挿入嵌合させ
ればよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、所定間
隔を置いて横に並んでメインハウジングから突出
する接合部(片)を覆うカバーハウジングに、該
カバーハウジングをメインハウジングに取り付け
たとき上記接合部の所定間隔内に突出する複数の
遮断突起を設けているので、上記接合部(片)に
電線(シグナル線)を接合したときに電線の銀メ
ツキの飛び出しにより生じるひげ状突起を上記遮
断突起によつて押し除けることができ、隣接する
接合部間においてひげ状突起が接触して短絡が生
じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るケーブルコネクタを各構
成部品に分解して示す斜視図、第2図は上記ケー
ブルコネクタを組立てた状態を示す断面図、第3
図は上記ケーブルコネクタにおけるメインハウジ
ング、コンタクトアセンブリおよびケーブルを示
す斜視図、第4図は第2図の矢印−に沿つた
断面図、第5図および第6図は従来のケーブルコ
ネクタを示す斜視図および断面図、第7図は第6
図の矢印−に沿つた断面図である。 10……コンタクトアセンブリ、11……支持
体、12a……レセプタクル部、12b……接合
片、12c……グラウンド片、20……メインハ
ウジング、21……収納室、35……下カバーハ
ウジング、38……遮断突起、40……フラツト
ケーブル、41……シグナル線、42……グラウ
ンド線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端に相手端子と接続される接続部を有し、他
    端に電線の端部が接合された接合部を有するコン
    タクトと、複数の上記コンタクトの接続部を並べ
    て収納するとともに該コンタクトの接合部を所定
    間隔を置いて横に並べて外方に突出させて保持す
    るメインハウジングと、該メインハウジングに取
    り付けられ、該メインハウジングから外方に突出
    した上記接合部を覆うカバーハウジングとからな
    り、 該カバーハウジングは、上記メインハウジング
    から横に並んで突出した上記接合部の上記所定間
    隔内に突出し、隣接する接合部間を遮断する複数
    の遮断突起を有することを特徴とするケーブルコ
    ネクタ。
JP1986065058U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH0345423Y2 (ja)

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JP1986065058U JPH0345423Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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Publication Number Publication Date
JPS62175586U JPS62175586U (ja) 1987-11-07
JPH0345423Y2 true JPH0345423Y2 (ja) 1991-09-25

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