JPH0345419A - リヤパーセルトレイ構造 - Google Patents

リヤパーセルトレイ構造

Info

Publication number
JPH0345419A
JPH0345419A JP18231789A JP18231789A JPH0345419A JP H0345419 A JPH0345419 A JP H0345419A JP 18231789 A JP18231789 A JP 18231789A JP 18231789 A JP18231789 A JP 18231789A JP H0345419 A JPH0345419 A JP H0345419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parcel tray
vehicle
rear parcel
cabin
collision
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18231789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2751432B2 (ja
Inventor
Shoichi Beniya
紅谷 彰一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1182317A priority Critical patent/JP2751432B2/ja
Publication of JPH0345419A publication Critical patent/JPH0345419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2751432B2 publication Critical patent/JP2751432B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はリヤパーセルトレイ構造、例えば、車両が衝突
しエアバックが展開時の車室内の気圧上昇を緩和し、換
気性能を向上させるリヤパーセルトレイ構造に関する。
(従来の技術) 従来のリヤパーセルトレイ構造としては、例えば、第8
図に示すようなものがある。第8図は車両1の車室2の
後部を示す断面図である。車室2の後部とトランクルー
ム4との間には板状のリヤパーセルトレイ本体3が設け
られ、リヤパーセルトレイ本体3の前端部3a、後端部
3bおよび周辺部は車体5に溶接等により固定されてい
る。リヤパーセルトレイ本体3上にはダクトグリル6が
設けられ、車室2内の空気7が白矢印のようにダクトグ
リル6を通りトランクルーム4内に流れ、最後は図示し
ていないリヤバンパーの裏側付近の換気用ドラフターを
通り車外に流れるようになされている。これは単に車室
2内の換気だけを目的としたものであり、これ以外の機
能を考慮したものではない。
また、リヤドアを有するハツチバック車においては、ヒ
ンジ構造を有するリヤパーセルトレイ構造がある。これ
は荷物の出入れの便利性を目的とするものであり、この
リヤバーセルトレイ本体は人手によって開閉操作するよ
うになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のリヤパーセルトレイ構
造にあっては、リヤパーセルトレイ本体が車体またはパ
ネルに完全に固定される構造であり、換気はリヤパーセ
ルトレイ本体上に設けられた小さなダクトグリルを通し
て行われるだけで換気機能が不充分であったために、エ
アバックによる乗員保護機構を有する車両においては、
車両の衝突を感知し、車室内でエアバックが展開すると
、車室内の気圧が上昇するという問題点がある。
この発明は、エアバックによる乗員保護機構を有する車
両において、Gセンサからの信号により、リヤバーセル
トレイ本体が車体から離脱する構造とし車室の有効容積
を拡大して、車室内の気圧の上昇を大幅に緩和でき、換
気機能を増加して車室内の換気性能を大幅に向上したリ
ヤパーセルトレイ構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るリヤパーセルトレイ構造は、衝突を感知す
るGセンサからの信号により展開するエアバックを有す
る乗員保護機構を備えた車両の車室の後部を区画するリ
ヤパーセルトレイ構造において、車両の車体と、車室と
室外とを離隔するよう配置したリヤパーセルトレイ本体
と、リヤパーセルトレイ本体を車体に着脱可能で通常は
車体に取付は前記Gセンサに連結する着脱手段と、を備
え、Gセンサが衝突を感知すると、Gセンサからの信号
により着脱手段が作動しリヤパーセルトレイ本体を車体
から離脱するようにしたことを特徴としている。
(作用) 本発明の着脱手段は、衝突を感知するGセンサに連結し
、リヤバーセルトレイ本体を車体に着脱可能になされて
いるので、Gセンサが衝突を感知すると、Gセンサから
の信号により着脱手段が作動し、リヤバーセルトレイ本
体を車体から離脱する。このため、車室と室外と容積は
一体的となり車室を含む有効容積は拡大し、車室内の気
圧の上昇は大幅に緩和する。したがって、車室内の空気
はリヤパーセルトレイの大きい開口を通して、車室外に
流れ、換気機能が増加し換気性能が大幅に向上する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜3図は本発明に係るリヤパーセルトレイ構造の一
実施例を示す図であり、乗用車に適用した例である。
まず、構成について説明する。第1.2図において、1
1は乗用車用車両(以下、単に車両という)であり、車
両11は、衝突を感知するGセンサ12からの信号によ
り展開するエアバンクを有する乗員保護機構13を備え
ている。15はリヤパーセルトレイ構造であり、リヤパ
ーセルトレイ構造15は車両11の後部座席17の後側
でリャウインドエ8の下方に車室19の後部を区画し、
車室19と室外であるトランクルーム20とを離隔する
ように配置した平板状のリヤパーセルトレイ本体22と
を有している。
リヤパーセルトレイ本体22の後端部22aは後端部2
2aを支点に回動できるようにヒンヂ機構23により車
体16に取り付けられている。リヤパーセルトレイ本体
22の前端部22bは着脱可能な着脱手段25により車
体16に取付けられている。着脱手段25は断面り字状
で中央を支点に回動可能に車体16に取付けたブラケッ
ト26と、Gセンサ12に連結し、通常はブラケット2
6を介してリヤパーセルトレイ本体22を水平に保持し
て車体16に取付けるソレノイド27とを有している。
ソレノイド27はGセンサ12にリード線28を通して
連結しており、Gセンサ12が車両11の衝突を感知す
ると、Gセンサ12からの信号を後述のコントロールユ
ニット35を通して受けることによりソレノイド27が
作動する。そして、ブラケット26がリヤパーセルトレ
イ本体22との保合を解除するよう矢印A方向に回動し
、リヤバーセルトレイ本体22がブラケット26から離
脱し、矢印B方向に回動して大きく開口を形成するよう
なされている。このため、車室工9とトランクルーム2
0とは連通し、車室19内の空気は、車室19からトラ
ンクルーム20に流れ、さらに、バンパー裏ドラフタ−
29を通し車外に流出できるようになされている。
第1.3図において、乗員保護機構13は、車両11の
前後にそれぞれ左右に設けられた計4個のGセンサ12
と、ステアリングホイール31の中央部に取付けられた
エアバックモジュール32、電源33およびこれらに連
結されこれらの作動を制御するコントロールユニット3
5から構成されている。Gセンサ12は衝突時の瞬間的
な減速加速度に感知して衝突信号をコントロールユニッ
ト35に発信するようなされている。コントロニルユニ
ット35はGセンサ12からの衝突信号により、エアパ
ックモジュール32に展開信号を送るとともに、リード
線28を通して着脱手段25のソレノイド27に信号を
送り、ソレノイド27が作動するようなされている。エ
アバックモジュール32はエアパック本体およびエアバ
ック本体にガスを供給するインフレータから構成され、
コントロールユニット35からの展開信号によりエアパ
ック本体が展開するようなされている。
次に、作用について説明する。
車両が衝突し、車体16の一部が短時間に潰れると、車
両には大きな減速加速度が発生する。Gセンサ12はこ
の減速加速度に感知して衝突信号をコントロールユニッ
ト35に発信する。コントロールユニット35はこの衝
突信号によりエアバックモジュール32に展開信号を送
るとともに、ソレノイド27に(lを送る。エアパック
モジュール32に展開信号が送られると、エアパックモ
ジュール32はエアバック本体にインフレークからガス
が供給され、エアバック本体は急激に膨張し衝突による
乗員の前方への移動を緩和し乗員を保護する。
本発明に係るリヤバーセルトレイ構造はリヤパーセルト
レイ本体22と着脱手段25とを有しているので、着脱
手段25のソレノイド27はGセンサからコントロール
ユニット35を通しての信号により、ソレノイド27が
作動して、ブラケット26が矢印A方向に回動し、リヤ
パーセルトレイ本体22はブラケット26から離脱する
。リヤパーセルトレイ本体22はヒンヂ機構23を支点
に、矢印B方向に回動し、大きい開口を形成する。
このため、車室19とトランクルーム20とが一体的と
なり、車室内の有効容積は拡大し、エアパック本体の膨
張による車室内の気圧の上昇を大幅に緩和する。したが
って、リヤパーセルトレイ本体22の離脱により大きい
開口が形成されるので、車室19の空気は大きい開口を
通してトランクルーム20に大量に流れて、換気機能が
増加し換気性能が大幅に向上する。
次に、本発明の第2〜5実施例につき説明する。
第4〜7図はそれぞれ本発明に係るリヤパーセルトレイ
構造の第2〜5実施例を示す図であり、第1実施例と同
じ構成部品には同じ符号をつける。
第4図に示す第2実施例においては、車体16に取付け
る着脱手段25をリヤパーセルトレイ本体22の後端部
22a側および前端部22b側にともに設け、リヤパー
セルトレイ本体22の両端部はともに着脱手段25のブ
ラケット26に係合するようにした場合である。この際
、Gセンサ12からの信号により、着脱手段25が同時
に作動し、リヤパーセルトレイ本体22の両端部はとも
に同時に、車体16から確実に離脱し、リヤパーセルト
レイ本体22は矢印Cに示すようにトランクルーム20
内に落下する。すなわち、リヤパーセルトレイ本体22
の一端部がヒンヂ構造の場合より確実に離脱し落下する
ようにしたものである。
第5図に示す第3実施例においては、車体16に取付け
る着脱手段25がリヤパーセルトレイ本体22の後端部
22a側のみに設け、前端部22b側は車体16の端部
に受は棚37を設けたものである。受は棚37を設ける
ことにより、第2実施例のものより部品点数を減少し、
かつ、同じ効果を有するようにしたものである。
第6図に示す第4実施例においては、第1実施例におけ
るヒンヂ機構23のピンに同軸にコイル状のスプリング
38を配置し、リヤパーセルトレイ本体22を下方の回
動方向に付勢したものである。リヤパーセルトレイ本体
22が車体16からの離脱を迅速にかつ確実になるよう
にしたものである。
第7図に示す第5実施例においては、第4実施例におけ
るスプリング38の代わりにヒンヂ機構23の近傍に後
端部22aと車体16との間にゴム等の弾性部材39を
設け、第4実施例と同じ効果を得るようにしたものであ
る。
(効果) 以上、説明したように、本発明によれば、エアパックに
よる乗員保護機構を有する車両において、Gセンサから
の信号により、リヤパーセルトレイ本体が車体から離脱
する構造とし、車室の有効容積を拡大して車室内の気圧
の上昇を大幅に緩和でき、換気機能を増加して車室内の
換気性能を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明に係るリヤパーセルトレイ構造の第
1実施例を示す図であり、第1図は乗用車用の車両に適
用したその全体概略図、第2図はその要部拡大断面図、
第3図はその各構成部品の連結状態を示す概略図である
。 第4〜7図はそれぞれ本発明に係るリヤパーセルトレイ
構造の第2〜5実施例を示す要部拡大断面図である。第
8図は従来のリヤパーセルトレイ構造を示す要部断面図
である。 11・・・・・・車両(乗用車用車両)、12・・・・
・・Gセンサ、 13・・・・・・乗員保護機構、 15・・・・・・リヤパーセルトレイ構造、16・・・
・・・車体、 19・・・・・・車室、 20・・・・・・トランクルーム(室外)、22・・・
・・・リヤパーセルトレイ本体、25・・・・・・着脱
手段、 26・・・・・・ブラケット(着脱手段)、27・・・
・・・ソレノイド(着脱手段)、28・・・・・・リー
ド線(着脱手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 衝突を感知するGセンサからの信号により展開するエア
    バックを有する乗員保護機構を備えた車両の車室の後部
    を区画するリヤパーセルトレイ構造において、車両の車
    体と、車室と室外とを離隔するよう配置したリヤパーセ
    ルトレイ本体と、リヤパーセルトレイ本体を車体に着脱
    可能で通常は車体に取付け前記Gセンサに連結する着脱
    手段と、を備え、Gセンサが衝突を感知すると、Gセン
    サからの信号により着脱手段が作動しリヤパーセルトレ
    イ本体を車体から離脱するようにしたことを特徴とする
    リヤパーセルトレイ構造。
JP1182317A 1989-07-13 1989-07-13 リヤパーセルトレイ構造 Expired - Fee Related JP2751432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1182317A JP2751432B2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 リヤパーセルトレイ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1182317A JP2751432B2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 リヤパーセルトレイ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0345419A true JPH0345419A (ja) 1991-02-27
JP2751432B2 JP2751432B2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=16116193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1182317A Expired - Fee Related JP2751432B2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 リヤパーセルトレイ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2751432B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712762A1 (en) * 1994-11-18 1996-05-22 Trw Inc. Pressure relief valve, airbag deployment
JPH0976741A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Denso Corp 車両用空調装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3045419U (ja) * 1997-07-17 1998-02-03 晴行 川上 緊急脱出用ガラス割り具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3045419U (ja) * 1997-07-17 1998-02-03 晴行 川上 緊急脱出用ガラス割り具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712762A1 (en) * 1994-11-18 1996-05-22 Trw Inc. Pressure relief valve, airbag deployment
JPH0976741A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Denso Corp 車両用空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2751432B2 (ja) 1998-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5190314A (en) Glove box structure of vehicle
CN107399292B (zh) 具有独立可调隔室的安全气囊
US7762576B2 (en) Structure of driver's airbag cushion of vehicle
JP3440823B2 (ja) エアバッグ装置
JPH05301534A (ja) 自動車のインストルメントパネル内部品組付け構造
JPH1191489A (ja) 頭部保護エアバッグ袋体を搭載した車両の内装品取付構造
SK258092A3 (en) Self-propelled car
JP2992961B2 (ja) 自動車のエアバッグ装置
US5876060A (en) Seat mounted side impact module
JPH05208647A (ja) 自動車の前席乗員用保護装置
US5419583A (en) Air bag device for an automotive vehicle
JP2005519799A (ja) 自動車の後部乗員室内に置かれた乗員拘束システム
JP2000289556A (ja) 車両のサイドエアバッグ装置
JP3405246B2 (ja) 自動車用乗員保護装置の配設構造
JPH0392451A (ja) 自動車のエアバッグ装置
JPH06239198A (ja) 車両のエアバック装置
JPH03284443A (ja) 車体側部のエネルギ吸収構造
JPH05188077A (ja) サイドエアバッグ装置の衝突センサ配置構造
JP3821076B2 (ja) 車両のエアバック装置
JPH0345419A (ja) リヤパーセルトレイ構造
KR20050029833A (ko) 자동차의 후석용 에어백
WO2008065964A1 (fr) Ensemble airbag rideaux
CN111152748A (zh) 安全气囊总成、车辆中央扶手以及车辆
JPH08225054A (ja) 車両の側突用エアバッグ装置
JPH03281454A (ja) 自動車のエアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees