JPH0345320A - 成形材被覆製品の成形装置 - Google Patents

成形材被覆製品の成形装置

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JPH0345320A
JPH0345320A JP1174305A JP17430589A JPH0345320A JP H0345320 A JPH0345320 A JP H0345320A JP 1174305 A JP1174305 A JP 1174305A JP 17430589 A JP17430589 A JP 17430589A JP H0345320 A JPH0345320 A JP H0345320A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野) 本発明は、成形材被覆製品の製造方法、改良製品及び該
製品を成形するのに好適な部材及び装置に関する。本発
明は、(例えば車両用の)ヘッドレスト、背もたれや座
席クツション等やシート付属品、長椅子の一種であるA
ソトマン等の“現場発泡”製品を製造するのに適する。
「従来技術及びその課題] 例えば、座席クツションを製造する場合、(発泡用材料
に対して不透性を示す)不透性材料を成形型に設定し、
成形型の周囲をスリップリングで保持する。過剰の材料
はスリップリングからはみ出るが、成形型実施12、材
料を成形型に真空吸引すると、過剰の材料の一部がスリ
ップリングの内側に吸引される。明らかなことであるが
、材料に作用するスリップリングの圧力により、成形型
への材料の吸引量を調節する。材料を保持するためにス
リップリングによる圧力を大きくすると、真空作用によ
りより多くの材料が延伸され、成形型の内面輪郭に従っ
て延伸材料が成形型に吸引される。ところが、薄い斑点
が生じることがある。また、スリップリングの圧力を小
さくしても、より多くの材料が成形型の内面輪郭に従っ
て成形型に引き込まれことがあり、この場合には、皺が
生じることになる。
上記従来方法の別な問題は、各材料を成形型に位置決す
る操作が作業員に依存する点にある。材料毎に作業員は
判断力を使用して、型を締め、最終製品の内部を形成す
る材料に密着する、例えばボレウレタン発泡材料を成形
型に射出する前に、成形型内部の材料に薄い斑点や皺が
生じないように、十分な延伸力で十分な材料を成形型に
確実に吸引する必要がある。この場合、作業員は・二の
操作を操作毎に繰返l、て、次の最終製品とは僅かに異
なる最終製品を製造し、なければならない。
さらに、例えば車両用の着座体や座席クツションを成形
した後に、過剰な材料を除去する必要がある。加えて、
この後に、座席クツションの周縁部に取り付けスカート
を縫着又は固着する必要がある。多くの場合、このため
に使用する材料は、延伸できるように強く縫製された伸
縮性のもの(例えば、ライクラ1ycra)であるが、
このような材料はコストが高い。
すなわち、本発明の目的は、改良製品及びこれの改良製
造方法を提供することにある。
本発明の別な1]的は、L記製品の成形時間を短縮する
ことにある。
本発明のさらに別な目的は、L記製品の製造コストを削
減することにある。
本発明のさらに別な目的は、コストの低い材料を使用し
て上記製品を製造することにあ本発明のさらに別な目的
は、に記方法に適する改良部材及び装置を提供すること
にある。
本発明のさらに別な目的は、改良部材及び代替装置より
も部品数の少ない装置を提供することにある。
「課題を解決する手段] 当業者ならば、本発明の実施態様に関して、後述する詳
細な説明から、本発明のさらに別な目的を理解できるは
ずである。
本発明の一つの態様によれば、材料[例えば、フオーム
に対して不透外の材料(例示すれば、裏打ち布や裏打ち
ビニル等)]を成形型上に設け、該型の周縁に近接する
締め付け手段(例えば、スリップリング)によってこれ
を保持した後、(例えば、成形型に真空を作用させて、
該材料を成形型の内面に吸引することによって)成形型
内に該材料の一部(例えば、中心部分)を位置決めして
、成形型の内面形状に合わせてから、フオームを成形型
に射出して製品、例えばヘッドレスト、背もたれ、座席
クツション、座席用付属品やオツトマン等を製造するこ
とからなる成形材被覆製品の製造方法において、該材料
上に所定間隔で停止手段を設けて、該材料を成形型に吸
引した時に、該停止手段により該材料がさらに成形型に
吸引されないようにし、そして該材料の成形型への移動
を該材料の延伸(好ましくは、最小の延伸)によっC行
う工程を含むこと特徴とする成形材料被覆製品の製造方
法が提供される。該材料は、発泡性熱可塑性材料に対し
て透過性であり、そして成形型に射出される発泡性熱可
塑性材料が、硬化するまでに該材料に浸透するが(貫通
しない)速硬性の発泡性熱可塑性材料であればよい。フ
オームが発泡すると、該材料が成形型の内面に押し付け
られ、その形状に合う形状になる。この場合、機械装置
を使用して、該材料を成形型に圧入し、その形状に合わ
せて9 もよい。
」二記停止手段は連続的または断続的のいずれかでよく
、かつ該材料に永久的に固着し、そして (a)スリップリングに係合した時に、スリップリング
と成形型の周縁部との間を通過できなくなる構造を与え
るデツキシーム、フレンチシームやその他のシームなど
のシーム、(b)製品を成形したny7 tこ、ストリ
ップ・ラインからなる該材料中に設けたウエルチング、 (c)該材料中の因厚部分、(但し、スリップリングと
成形型の周縁部との間に141、−厚さの材料を通すこ
とできる場合には、2倍または3倍の厚さの材料から構
成できる)、(d)所定の位置に、相Hから所定の間隔
で縫着した、該材料が成形型に吸引されるのに従って、
スリップリング周囲に係合する、所定長さのJ字形ス1
−リップ(このJ字形ストリップは、製品を成形するさ
いに、締め付0 ける等の目的にも使用することができる)、及び (e)該材料に縫着したワイヤ、から選択すればよい。
即ち、停止ヒ1′−段に締め伺はTZ段(例えば、スリ
ップリング)を係合−4−ると、材料の酸形型内へのそ
れ以降の吸入動作が延伸i、=よって行われ、材料が成
形型の内面形状に吸着される。同じロールから同じ材料
の同じ位置に停止ト丁段を設けるど、作業t1がf4断
する必曹はない。この停止−「段は連続的で。所定の材
料域を取り囲むようになってい′rも、t(あるいは断
続的でもよい。
この停!1−手段は、製品製造後、取り列すことができ
るように材料に固着することも可能である。例えば、停
d手段は、製品舅造後、取り外すことができるよ−)に
材ネ゛ロ4″固着したクリップでもよい。このクリップ
は相r7−に間隔をおいて設ければよい。
スリップリングと成Jf、a Q” n周縁との間Iご
おいて成形型上に不透性材料を設ける場合には、スリッ
プリングから(所望の)距離をおいて停+I: T−段
を設ければよい。次に、材料を成形型に吸引すると、停
止1−手段がスリップリングに係合する。1停+t、手
段のり′イズがスリップリングど成形型の周縁部との間
隔よりも大きいため、材料が成形型にさらに吸い込まれ
るJ(l−はなく2材料の吸り1を延伸のみによって行
われる。即ち、布材料毎に所望の停止位1rrを−[−
j lJjぬた後は、同じバッチからの同じ布ヰ4f−
1が同じように錫理されるため、同じ(α置+、’−e
: r) を−停止4段により、実質的に同じ製品を繰
り返し製造できる。このように、−枚の不透外布材料シ
ートに対し、て適当な停止L()γ置を決ることにより
、延伸q(が同じになり、材料を成形ル1に送り込むさ
いに皺の発生を防止でき、後続の材料も同じイ1装置で
停止するため、1iilじ結果が得られる。。
本発明の別な態様によれば、成形型内部の詐材料と成形
グの内面との1lj−Jに辛気(やその他のガス)を導
入することによって、該材料をブローアツプし、成形型
デザインから該材料の気泡を発生させ、該停止手段によ
り該材料が成形型にさらに吸引されないようにし、そし
て成形型への該材料の移動を該材料の延伸によって行わ
れるまで、該材料を締め付けリングを越えて押し込む。
その後、成形型と該材料との間へのガスの供給を停止し
た後、該材料を(デザインを与えた)成形型の内面に吸
引する。このためには、該材料と成形型内との間に真空
を作用させるか、または機械装置によって成形型に該材
料を吸引すればよい。
一つの実施態様では、完成品の外観を改善するために、
硬化フオームに溝を設けて、永久的に固着した停止手段
(例えば、シーム)を受は取るようにする。
本発明の別な態様によれば、材料を成形型にに設け、成
形型の周縁に近接する締め付け手段によってこれを保持
した後、成形型内に3 該材料を吸引して、成形型の内面形状に合わせてから、
発泡性熱可塑性材料を成形型に射出して製品を製造する
ことからなる成形材被覆製品の製造するのに好適な方法
において、成形型の内部底面と該材料との間にある成形
型にガスを送り込んで、該材料をブローアツプし、成形
型外部の該材料を成形型に吸引してから、成形型の少な
くとも底部内面に該材料を密着させる工程からなる」1
記方法が提供される。
また、本発明のさらに別な態様によれば、材料のバッグ
又はサックを使用して、製品を成形する成形型において
、 (a)少なくとも2つの部分、即ち(i)底部及び(i
 i)底部に着座し、デザインをもち、かつ底部の着座
位置から底部から持ち」二げられた位置まで移動(回動
)自在な(例えば、一端で底部から持ち」二げられた位
置まで回動する)タングに分離可能な、(デザインを与
えることができる)下型、及び 4 (b)底部に対して相対的に移動自在な側壁構造体(例
えば、結合すると、側壁構造を形成する複数の断続壁か
らなる側壁構造体)からなる成形型が提供される。
側壁構造体の下端に十分係合するように、底部周縁の下
部に切り欠きを設けることができる。タングに、真空源
に接続するための開[1を設けてもよい。このように校
正すれば、背もたれやその他の成形体を製造できる。ま
た、背もたれ体等を一端が開放したバッグ又はサックか
ら構成し、バッグ又は”Jツクが背もたれ体のA面(背
面が8面になる)を構成する材料片からなり、該A而及
び8面の側縁部でバッグ又はサックの構成材料に固着し
て、背もたれ体の側部及び背面部を形成し、そして停止
手段(例えば、シーム)をバッグ又は−1ンクに設けた
方法において、バッグ又はサックを内側壁外にした状態
にし、バッグ又はサックをタングに設け(タングは持ち
」二げた位置にある)、A面を成形型のタングのデザイ
ン面に向け、タングを底部に降ろし、側壁構造体を8面
に降ろし、停止手段の位置を側壁構造体の外側にし、A
面及び8面をもつ材料を成形型に吸引して、停止手段が
側壁構造体に係合するまで、成形体のタング面に係合さ
せ、さらに側壁構造体を下型に降ろし、成形型を閉じ、
発泡性熱可塑性材料を成形型に導入して、8面に硬化・
固着し、成形型を開き、タングを持ち上げ、サック又は
バッグを取り出し、バッグを逆にして、サックの外側に
A面を出すようにした−に記方法が提供される。なお、
硬化発泡熱可塑製材料は上記以外の面には固着しない。
個々に独立して操作可能にしたセグメントからなる、成
形型の下型のデザイン面に対して材料を機械的に位置決
めするためにプラグ等の機械的手段を使用する場合には
、プラグのセグメント部分を個々に(独立して)操作可
能にすればよい。好ましくは、各セグメントは継続的に
使用する。通常、まづ最初にブラグの中心セグメントを
使用する。各セグメントは中心から半径方向外側に縁部
に向かって使用する。気泡を用いる場合には、例えば、
材料をブローアツプして、材料を機械的に成形型の外側
(周縁)から中心に向かって処理する。
[発明の好適な実施態様の説明] 以下、添付の第1〜32図について本発明の好適な実施
態を説明する。
まづ第1図について説明すると、図示の自動車用座席2
0は座席クツション22、肘掛26.28を備えた背も
たれ24及びヘッドレスト30からなる。背もたれ24
は座席20側で座席クツション22に対して機構32に
より回動自在になっている。座席クツション22は下部
支持部32.34に取り付ける。
第2図には、座席20に朝立てる前の座席クツション3
8の横断面図を示す。この座席り、ジョンは輪郭線40
からなり、発泡用材7 料に対して不透性を示す布材料42「すなわち、発泡用
ポリウレタンフォーム材料44を成形型(図示せず)に
射出成形することによって材料44が固着されている材
料/I2]からなる。成形型から座席クツション38を
取り出した後、上記材料42を次に座席20に固着して
、座席クツション38の側面を形成する。
第3〜7図には、連続スリップリング52で取り囲んだ
成形型50を示す。成形型50は、スリップリング52
が着座する平坦な周面54からなる。成形型50を横断
するように、布材料56をスリップリング52と周面5
4との間に通すく第5図参照)。成形型50には、チャ
ンネル60を設け、これを介して(空気不透性である)
材料間から空気を吸引して、成形型50の表面に材料5
6を吸引し、該表面に一致させる。
第4図に示すように、スリップリング52は連続メタル
フレーム62からなり、このフ8 レームは、これのF向きチャンネル66から延長するプ
ラスチック製脚要素64を支持している。このプラスチ
ック製脚要素64は、フレーム62を介してアレンボル
ト(allenbolt)66により固定して、プラス
チック製脚要素64の個々のアレンボルト66aによっ
て調節される部分を相対的に位置決めする。即ち、所定
の間隔で(第3図参照)、アレンボルト66aを上下し
て、プラスチック製脚要素66を」−丁し、これを適当
な位置に設定する。
第5図について説明すると、スリップリング52を材料
56上に適当に位置決めした状態で、成形型50を横断
するように、材料56を位置決めする。
通常の布とは反対のビニル材料などの材料は、成形型に
吸引する前に、加熱する必要がある一第5A図。
第6図について説明すると、第5図にX70で示す停止
手段がスリップリング52に係合して、周面54とプラ
スチック製脚要素64との間を通過できなくなるまで、
材料を成形型に吸引する。ここで、成形型に吸引された
材料が成形型内面の輪郭に一致するように、延伸される
第4図に示すように、停止ト手段70は材料56に縫着
した肉厚材料56Aからなり、余分な材料が成形型に取
り込まれないように12でいる。材VIEJ56及び5
6Aの2つのシートを結合するために、シーム70Aを
設ける。
この後、成形型カバー80(第4図及び第7図)を成形
型に閉じ、成形型をシールし、例えばポリウレタンフォ
ームを1戊形型に射出し、成形型を充填する。図示から
明らかなように、材料56の各シートはいずれも同じ位
置に停止手段を備え、第5図に示すように材料56を成
形型に位置決めすると共に、スリップリング52を適正
な位置に位置決めすると、停止手段が第5図に示すよう
に、適正な位置に位置決めされ、材料56が成形型に吸
引されるに従って、スリップリング52の方に移動して
、スリップリングに係合する。
その後、材料56を延伸する。停止手段70の位置を選
択して、材料56が成形型面に吸着された時に、成形型
50内部で材料に皺や薄い斑点が生じないようにする。
前に指摘したように、停止手段は肉厚の材料から構成す
ることできる(第4図参照)。あるいは、材料56の端
部を折り返し、周囲の、(第8図に)例えば92で示す
ポケット内部に縫着したワイヤ90で縫着する。
また、スリップリング52の周囲に係合する“停止手段
”として作用する布材料の縁部で近接して、所定の間隔
で一連のJ字形ストリップ105を設けてもよい。
第9図及び第11図に示すように、ストリップ105(
停止手段70)はスリップリング52に係合して、座席
クツション38を成形する時に、成形型50の脚要素6
4と周面54との間に材料56がそれ以上吸引されない
ようにする。この場合、J字形ストリップ105は凹部
38Hに嵌合し、材料側面をクツション38の底部に固
着する(第1I図参照)。J字形ストリップは布周囲に
間隔をおいて設けることができる。この点については、
第12図を参照すべきである。図示のように、停止手段
70は布材料56上に所定の間隔で設けられ、スリップ
リング52から離れている。
停止手段はまた第13図に示すように、布材料の周囲に
設けることができるクリップ70Aで構成してもよい。
このクリップは断面がC字形の2つの部分、すなわち内
側部分(70b)と外側部分(70c)とからなる。内
側部分70bはプラスチック材料からなり、圧縮される
と、先端110及び112を相互に押圧して、その端部
で布材料56を把持する。内側部分70bをロックし、
先端110及び112をクリップして、第14図に示す
ように布材料を把持するため、図示のように、断面がC
字形の外側部分70cは部分70bの外側一端から長手
方向に内側部分70 c 、1:を滑り、先端110及
び112を内側に押圧する。このようにして第12図に
示すように、所定の間隔をおいて布材料をクリップする
と、停止t手段70が所定の間隔で形成する。これらは
スリップリング52に係合して、布材料の成形型への進
入を防ぐ。この後、成形型50に既に吸引されている布
材料のみが延伸され、成形型表面に吸着する。
例えば、ポリウレタンフォームを射出成形し、製品を成
形した後は、成形型の上部を持ちトげ、製品を取り出し
、着脱門柱に固定できるクリップ即ち停止手段を取り外
す。
第15図には、従来公知の成形用キャビティを備えた成
形型を示す。この成形型100は、成形用底部106を
もつ底形用キャビティ104を備えた下型102からな
る。成形デザインはシート下部の−L面及び下型102
を構成する底部106と一体形成した一部乗直側壁10
8によって形成される。開口110は底面106から延
長し、導管112から第16図に示す方向に空気を吸引
する真空ポンプに至る導管112に接続する。材料11
4のシートをキャビティ104の口部116」二に設定
し、スリップリング118を降ろして、材料114に着
座させ、これを締め付ける(第16図参照)。一体内な
機械装置120を設けて、成形用キャビティ104の材
料114のシートの下降を助けると共に、底面106の
成形デザインに合わせる材料114のシートの位置決め
を補助する(第16図参照)。また、この操作は真空源
によって行える。しかし、図示から明らかなように、真
空源及び/又は機械装置120によって材料114を成
形型に吸引する時、スリップリング118の締め付け作
用が材料を保持するのに十分でなく、従って過剰な材料
が成形型に吸引される場合には、側壁108の土面10
8Aとスリップリング118との間に材料114を吸引
する。また、スリップリング118が材料114に強く
締め付けられて、材料114がスリップリング118と
側壁、08の上面108Aとの間を通って成形用キャビ
ティに取り込まれない場合には、機械装置120及び/
又は真空吸引によって材料をキャビティに吸引し、この
間に材料を延伸して、底面106の成形デザインに一致
させる。この場合、材料が延伸すると、薄い斑点が生じ
る。
第17図及び第18図について、第15図及び第16図
に示した従来成形型の構成を説明すると、図示から明ら
かなように、シート材料114を成形型の成形型キャビ
ティ104(図示なし)内に設け、発泡性の熱可塑性材
料を該キャビティに射出し、底面106を横断しかつ側
壁108上に展開している材料+1/Iに密着する。た
だし、これはこのような表面に、発泡熱可塑性材料を側
壁に密着させない材料で被覆されていない場合である。
成形型から製品を取り出す時には、縁部114Aからな
る余剰材料を除去し、側部スカート130をクツション
に固着して、製品を仕」二げる必要がある。第17図及
び第18図に示すクツションの場合には、座席クツショ
ンの側壁又はスカートは発泡熱可塑性材料に取り付けな
い。従って、フオームに座屈力が作用することはない。
この座屈力が長期間に渡って作用すると、折り目が座席
クツションの側壁に生じる傾向がある。しかI、、座席
り、ッションから余分な材料をトリミングし、側壁又は
スカートを座席クツションに縫着するために余計な労力
が必要になり、この分だけコストが高くなる。
第16図に示した機械装置120は材料114のシート
を成形型に位置決めするためのものであり、一体向な装
置である。
本発明の一つの実施態様によれば、本発明は、第19図
及び第20図に示すように、部分132.134及び1
36にセグメント分割した機械装置即ちプラグ120′
を提供するものである。各セグメント132.134及
び136は互いに独立して操作可能である。すなわち、
第19図に示すように、まづ最初に中心セグメント13
4を材料に当ててから0成形型底面が凸形状の場合)、
左右のセグメント132及び136を材料に当てて、シ
ート材料114゛を成形型底面の成形デザインに合わせ
る順序を適用できる。第19閃では、シート材料114
゛の中心にセグメント134が作用する。第20図では
、成形型底面が凹形のため、最初にセグメント132及
び136が材料114に作用する。次に、中心セグメン
ト134を圧し当てればよい。
通常、装置120′の部分即ちセグメントは中心から半
径方向外側に、即ちセグメント部分134から左右のセ
グメント部分132及び136の方に作用する。
第23〜28図に、新規な成形型構成を示すが、これは
、第22図に一部示すように“内側壁外にした”、第2
1図の材料シェルを使用して着座体又は座席クツション
を製造する例を説明するものである。
第21図には、材料140のシートからなるシェルを示
す。このシェルは着座すべきクツションの底面を構成す
るもので、第22図に142で示すウエルチングを用い
て、4つの独立した側部スカート又は側壁部分140A
、140B、140C及び140Dに縫着144する。
材料140の表面+46が、製造過程で発泡性熱可塑性
材料を当てるか接着する表面になる。一方、表面148
が、製品を仕−1−げた時に、完成品の外面になる。図
示から明らかなように、(停止に手段と、でも作用する
)ウエルチング142を使用して、縫着した部材171
0及び140A〜+ 40 Dからなるシェルを、第2
1図に示すように、逆状態(即ち内側壁外に、た状態)
で使用すると共に、第23〜28図に示す成形型底面1
06° に“内側壁外にした”状態で材料ンエルを挿入
する。
第23図に、本発明のひとつの実施態様による改良成形
型を示す。これは完成シート製品や類似製品を成形する
ためのもので、下型162と−下型152から分離した
連続側壁154 (第15〜16図のように、一体内に
取り付けられていない)からなる。すなわち、下型15
2の周縁において側壁154を突縁部分156に取り付
けると、発泡熱可塑性材料を射出できる2部分底形用キ
ャビティが形成する。この底形型構成は、完成シート下
部を製造するために使用する製造方法に適用すると有利
である。この点で、下型152は、中心に一ヒ底面10
6′を設け、これが座席クツションの成形デザインを与
え、開口160が、ガス源又は真空源に接続出来る導管
162に連絡する。
第23図から明らかなように、側壁154は成形壁の側
壁と17でだiJでなく、(この場合には不要であるが
)スリップリングとして働く、2つの機能を果す。
第23図及び第2、22図からな明らかなように、着座
面を構成する材料140のシートは底面に当たるので、
内面146が上向きになり、発泡熱可塑性材料を硬化・
固着する表面になり、また外面148が、完成座席製品
用の成形デザインを′与える底面106゜になる6、:
″のように、ウエルチング142が停止手段として作用
する、第21図に示した構造体を“内側壁外にして”挿
入する。側壁154を下型152の突縁部156の方に
降ろすと、第24図に示すように、これが下向き圧力を
材料に加える。その後、導管162から開II ] 6
0を介【7て、製品を完成した時に、着座すべき着座面
を形成する材料140のシートと材料を“ブローアツプ
” (第24図)する底面106′ との間に、例えば
空気を送り込んで、側壁15/Iの側壁部分内部に底面
106゛が形成するキャビティに材料を吸引し、ウエル
チング142を(IIJ壁154と′下型152に係合
し、下型152の而156と側壁154の下縁部どの間
を通過しないようにする(第24〜25図参照)。第2
1図に示す同じサイズの構造を連続的に作る場合には、
各操作毎に、停止手段142が同重以りの材料が成形用
キャビティに送り込まれないにように作用する。その後
、側壁構造体154をさらに降ろして、材料140を所
定位置に締め付けて(第26図)から、真空ポンプを作
動し、空気を表面106′ と材料140との間に吸引
して、底面106’ のデザインに材料140を合わせ
る(第27図)。第19図及び第20図に示すような機
械装置を使用して、布材料を第27図に示すように位置
決めしてもよい。それから、発泡性熱可塑竹材料を導管
164を介して成形型に割出し、フオームに対して不透
性の、第28図にiJCず4i材料140にこれを密着
させることができる。該材料がフオーム材料に対し、−
c不透性でなくてもよい場合があるが、この場合には、
使用する発泡性熱可塑性材料は、速硬性が非常に高く、
従って材料140を突き抜けてしまう前に硬化するもの
でなければならない。いずれにしても、発泡材料の硬化
後には、第28図に示す形で製品が取り出される。発泡
材料+70はその周囲にウエルチング及びン・−ム1/
12.144を受は取る溝172を備えている(第29
図参照)。第28図から明らかなように、側壁又はスカ
ートは発泡硬化熱可塑性材料170から離しておき、材
料140側の面148は発泡材料140に対向させてお
く。製造を完了させるためには、側縁部又はスカートI
/IOA〜140I)を下に引−1・張り、使用時クリ
ップ174によってフオーム材料+70の下側に縁部を
固着、たく第29図参照)、フオーム材料170にかぶ
せる(この点については、第29図参照)、、また第2
9図から明らかなように、スカート+ 4013をFに
引っ張り、フォーム材料170にかぶせると、ウエルチ
ングjイ2及びシーム144が溝172に嵌合する。
以上明らかなように、本発明の方法によれば、側縁部又
はスカートの内面にコーチングを適用して、これに発泡
熱可塑性材料を硬化固着することなく、着座体を製造す
ることができる。また、本発明による成形型構成を使用
すると、製造方法が簡単になる。
次に第30図及び第31図について説明すると、図示の
ものは、例えば第30図に200で示す背もたれ体等の
製品を材料の“バッグ又は“サック”を使用して成形す
る改良成形型である。成形型202は下型204からな
り、その上面のデザインがバッグ又はサックの外面にな
る。下型204は2つの部材、即ち底部208と回動タ
ング210に分離でき、このタング210は支持体21
4の底部208に対して端部212で回動自在である。
タング210は底部208に係合する位置(第30〜3
1図)から端部216を底部208から持ち上げて、サ
ック200をそこに挿入する位置まで同動できる。また
、成形型202は下型204に対して相対的に移動でき
る側壁構造体220を備えている。側壁構造体220の
下端が十分に係合する切り欠き222を下型204に設
ける。また、タング210は面206の下で内部にバイ
ブ及び導管を備え、これらはガスを開Ill 226を
介して面20Btこ供給するガスポンプに取り付ける共
に、空気を成形用キャビティの内部から開口226を介
して、第31図に示す導管の吸引する真空ポンプに接続
する。なお、開口206は捕集導管228に連絡し、こ
の導管228は大きな導管に連絡している。
“バッグ又は“サック″200について説明すると、こ
れは、背もたれ体の“4面”242と、その反対面の“
8面”2/14からなる材料240からなる(第31図
参照)、。
面242と244からなる材料シート240をその側縁
部で固着して、側部246.248及び背面部250を
備えた“バッグ又は“サック”を構成する。材料240
の周縁部と側部及び背面部246.248及び250を
構成する部分との間に縫着したウエルチングで形成した
“停止手段”252(第31図参照)を設ける。この場
合、部分246.2/18及び250は一枚のシート材
料で構成し、それぞれ大きなシート250’ の部分に
なる。“バッグ又は“サック”を作−)た後、第30図
及び第32図に承すようK、この内側壁外にした状態で
、タング210を支持体214に対して回動して、これ
を持ち十げ、“バッグ7をこれに挿入する。、それ、か
ら、タング210を第31図に示す(η置IJ戻し、材
料250゛のシート部1r)250を底部208とタン
グ210との間で締め付けた後、側壁220を第31図
に示す位置に降ろし、以下は、第24図及び第28図に
示す操作とほぼ同様な操作を実施する5、特に、開[1
226を介して空気ポンプから導入した空気で材料24
0を“ブローアツプし、第21図1こ示ずように側壁2
20とタング210の周縁部との間を通過できなくなる
、第31図に示す位置に“停+h手段”252を吸引し
てか1′:、、(図示のない)Q空ポンプを作動り。
て、タング210と材料240との間から空気を吸引し
、材料をタングの而20Gに密着させ、面206上のタ
ングのデザインに合わせる。また、個々に操作可能なセ
グメントを使用して、第19図及び第20図に示す、材
料を位置決めするための機械装置を使用【7″′Cもよ
い。次に、側壁構造体を降ろし、て、第26図に示すシ
ート140の締め付(→方法と同様1i1 L r、シ
ー!・240を締めイ=t t:t−cから、成形型の
最上部を側壁に降ろし、発泡性熱可塑セ1″材料を射出
ノズル260から射出し、完成品にする。
第31図に、部材を整合・密着する、適当な整合・ロッ
キング装置を示す。
成形操作終了後、最上部203を持ち上げ、側壁を持ち
」こげ、支持体214に対して端部212で回動自在な
タングから成形用キャビティの形状に一致する発泡熱可
塑製相別を有する“サック”を取り外す。完成品は第3
2図に示す状態(内側壁外にした状態)にあり、これは
“8面”244上の270及び272に発泡熱可塑性材
料を有している。
第33図について説明すると、“す・ツク”は“右側壁
外にした状態にあり”、取り付けて使用できる状態にあ
る。
本発明による実施態様では、多くの変更がi+J能であ
る(例えば、使用する停止手段はy4なる/−ム、例え
ばデツキシーム、フレンチンームや少なくとも約50の
異なるシームからなるシームやウエルチングで構成する
ことができる)。従って、実施態様の記載は例示のみを
目的としている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施態様に従って構成した自動車
用座席の斜視図であり、 第2図は、本発明の一実施態様に従って構成した自動車
用座席の座席クツションの一部を示す断面図であり、 第3図は、成形型及びこの周囲に設けたスリ、ブリング
を、本発明の別な実施態様に従って材料を吸引した状態
で示す上面図であり、 第4図は、本発明の一実施態様による成形型及びスリッ
プリングの要部を示す側断面図であり、 第5.5A16.6A、及び7図は、本発明の一実施態
様に従って材料を成形型に吸引する一つの操作を実施す
るのに使用する方法を示す概略図であり、 第8.9.10及び11図は、完成品を製造するのに使
用する、材料に永久固着し、k停止手段を説明する図で
あり、 第12.13及び14図は、材r1」」こ間隔をおいて
設けた、本発明の別な実施態様に従ってスリップリング
に係合させる停止手段を構成する別な実施態様を示す図
であり、第15図は、クツション体又は着座体を製造す
るのに使用する従来成形型(従来技術)を示す斜視図で
あり、 第16図は、第15図に示した成形型構成の使用状態を
示す横断面図であり、 第17図は、従来の成形型を使用して製造した着座体を
示す図であり、 第18図は、トリミングし、かつ側部スカートを設けた
、第17図に示す着座体叉はクツションを説明する図で
あり、 第19図は、材料を成形型の底部に位置決めするセグメ
ント式機械装置を示す図で、本発明の一実施態様による
機械装置の−・つのセグメントの操作を説明する図であ
り、 第20図は、第19図に示すように、材料を位置決めす
るのに使用する機械装置の他のセグメント操作を説明す
る図であり、 第21図は、本発明の一実施態様に従って内側壁外にし
た座席クツションのシェルカバーを示す図(第28図に
関連)であり、第22図は、2つのシート材料を締め付
けて、第21図のシェルカバーを形成することヲ示す、
第21図の22/22線についての断面図であり、 第23〜28図は、 (a)座席クツションを製造するために使用する、本発
明の一実施態様により構成した新規な成形型、及び (b)本発明の一実施態様により改良座席クツション又
は着座体を製造する方法を示す図である。 第28A図は、材料の側縁部又はスカートを処理して、
完成品を仕上げる前の状態を示す、第28図の成形型か
ら取り出した成形品を説明する図である。 第29図は、側縁部又はスカートのひとつを、それが完
成品に占める位置に移動した状態を示す、第28図の2
9/29線についての断面図であり、 第30図は、本発明の別な実施態様による別な成形装置
を示す図で、これを使用して、自動車の座席シートを成
形する状態を示す展開斜視図であり、 第31図は、第30図装置の使用状態を示す横断面図で
あり、 第32図は、第30〜31図の装置を使用する製造方法
を実施して製造した成形費もたれ体を説明する図であり
、そして 第33図は、第32図の製品を逆にして、サックの外面
を外にした状態を示す図である。 20は座席、24はせもたれ、30はヘッドレスト、3
8は座席クツジョン、44はポリウレタンフォーム材料
、50 (202) は成形型、52 (+18)はス
リ7ブリング、56は布材料、64は脚、66はアレン
ボルト、70 (252)は停止手段、70Aはクリッ
プ、90はワイヤ、104は成形用キャビティ、105
はJ字形ストリップ、120は機械装置、120′はプ
ラグ、I/12はウエルヂング、172は溝、210は
タング、260は/ズルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)材料を成形型上に設け、該型の周縁に近接する締
    め付け手段によってこれを保持した後、成形型内に該材
    料を吸引して、成形型の内面形状に合わせてから、発泡
    性熱可塑性材料を成形型に射出して製品を製造すること
    からなる成形材料被覆製品の製造方法において、 該材料上に所定間隔で停止手段を設けて、 該材料を成形型に吸引した時に、該停止手段により該材
    料がさらに成形型に吸引されないようにし、そして該材
    料の成形型への移動を該材料の延伸によって行う工程を
    含むこと特徴とする成形材被覆製品の製造方法。 (2)該停止手段を該材料に永久固着する請求項第1項
    記載の製造方法。 (3)該停止手段が該材料に着脱自在に固着できる請求
    項第1項記載の製造方法。 (4)該停止手段が、 (a)シーム、 (b)ウエルチング、 (c)材料の肉厚部分、 (d)J字形ストリップ又は (e)該材料に縫着したワイヤのいずれかである請求項
    第1項記載の製造方法。 (5)該停止手段が、 (a)シーム、 (b)ウエルチング、 (c)材料の肉厚部分、 (d)J字形ストリップ又は (e)該材料に縫着したワイヤのいずれかである請求項
    第2項記載の製造方法。 (6)該停止手段が連続的である請求項第4項又は第5
    項に記載の製造方法。 (7)該停止手段が断続的である請求項第4項又は第5
    項記載の製造方法。 (8)該停止手段が断続的で、これらを該材料の周囲に
    間隔をおいて設けた請求項第3項記載の製造方法。 (9)該停止手段が連続的である請求項第3項記載の製
    造方法。 (10)該停止手段が、該材料に着脱自在に固着できる
    クリップからなる請求項第3項又は第9項記載の製造方
    法。 (11)該締め付け手段がスリップリングからなる請求
    項第1項記載の製造方法。 (12)該成形型に真空を与えて、該材料を成形型に吸
    引する請求項第1項記載の製造方法。 (13)材料を成形型上に設け、成形型の周縁に近接す
    る締め付け手段によってこれを保持した後、成形型内に
    一部を位置決めして、成形型の形状に合わせてから、発
    泡性熱可塑性材料を成形型に射出して製品を製造するこ
    とからなる成形材料被覆製品の製造方法において、 該材料上の所定位置に停止手段を設けて、 該材料を成形型内部で位置決めした時に、該停止手段に
    より該材料がさらに成形型に吸引されないようにし、そ
    して該材料の成形型への移動を該材料の延伸によって行
    う工程を含むこと特徴とする成形材料被覆製品の製造方
    法。 (14)該締め付け手段がスリップリングからなる請求
    項第13項記載の製造方法。 (15)成形型に真空を作用させて、材料を成形型の内
    面に吸引することによって上記部分を成形型内に位置決
    めする請求項第13項記載の製造方法。 (16)該材料が該発泡性熱可塑性材料に対して不透性
    である請求項第13項記載の製造方法。 (17)該材料が発泡性熱可塑性材料に対して透過性で
    あり、そして成形型に射出される発泡性熱可塑性材料が
    、硬化するまでに該材料に浸透するが(貫通しない)速
    硬性の発泡性熱可塑性材料である請求項第13項記載の
    製造方法。 (18)発泡性熱可塑性材料によって該材料の中心部を
    位置決めし、該材料を成形型の面に押し込み、該材料を
    これに合わせる請求項第13項記載の製造方法。 (19)該停止手段が連続的または断続的であり、かつ
    該材料に永久的に固着し、そして(a)スリップリング
    に係合した時に、スリップリングと成形型の周縁部との
    間を通過できなくなる構造を与えるデッキシーム、フレ
    ンチシームやその他のシームなどのシーム、(b)製品
    を成形した時に、スターリング・ラインからなる該材料
    中に設けたウエルチング、 (c)該材料中の肉厚部分、(但し、スリップリングと
    成形型の周縁部との間に単一厚さの材料を通すことでき
    る場合には、2倍または3倍の厚さの材料から構成でき
    る)、 (d)所定の位置に、相互に所定の間隔で縫着した、該
    材料が成形型に吸引されるに従って、スリップリング周
    囲に係合する、所定長さのJ字形ストリップ(このJ字
    形ストリップは、製品を成形するさいに、締め付ける等
    の目的にも使用することができる)、及び(e)該材料
    に縫着したワイヤ、 から選択できる請求項第13項記載の製造方法。 (20)製品を製造した後に、停止手段を着脱自在に該
    材料に固着する請求項第13項記載の製造方法。 (21)機械装置によって該材料部分を成形型に位置決
    めし、該材料を成形型に押し込み、成形型のデザインに
    合わせる請求項第13項記載の製造方法。 (22)成形型内部の該材料と成形型の内面との間にガ
    スを導入することによって、該材料をブローアップし、
    成形型デザインから該材料の気泡を発生させ、該停止手
    段により該材料が成形型にさらに吸引されないようにし
    、そして成形型への該材料の移動を該材料の延伸によっ
    て行われるまで、該材料を締め付けリングを越えて押し
    込む請求項第1項記載の製造方法。 (23)成形型と該材料との間へのガスの供給を停止し
    た後、該材料を(デザインを与えた)成形型の内面に吸
    引する請求項第22項記載の製造方法。 (24)該材料と成形型面との間に真空を作用させるか
    、または機械装置によって成形型に該材料を吸引する請
    求項第23項記載の製造方法。 (25)成形型内部の該材料と成形型の内面との間にガ
    スを導入することによって、該材料をブローアップし、
    型デザインから該材料の気泡を発生させ、該停止手段に
    より該材料が成形型にさらに吸引されないようにし、そ
    して成形型への該材料の移動を該材料の延伸によって行
    われるまで、該材料を締め付けリングを越えて押し込む
    請求項第13項記載の製造方法。 (26)成形型と該材料との間へのガスの供給を停止し
    た後、該材料を(デザインを与えた)成形型の内面に吸
    引する請求項第25項記載の製造方法。 (27)該材料と成形型面との間に真空を作用させるか
    、または機械装置によって成形型に該材料を吸引する請
    求項第26項記載の製造方法。 (28)材料を成形型上に設け、該型の周縁に近接する
    締め付け手段によってこれを保持した後、成形型内に該
    材料を吸引して、成形型の内面形状に合わせてから、発
    泡性熱可塑性材料を成形型に射出して製品を製造するこ
    とからなる成形材被覆製品の製造するのに好適な方法に
    おいて、 成形型の内部底面と該材料との間にある成形型にガスを
    送り込んで、該材料をブローアップし、成形型外部の該
    材料を成形型に吸引してから、成形型の少なくとも底部
    内面に該材料を密着させる工程からなる上記方法。 (29)中心面と側壁とからなり、発泡熱 可塑性材料を所定位置にある中心面に固着するが、製品
    の側壁を構成する材料には固着せず、そして発泡熱可塑
    性材料に近接する側壁の内面にはコーチングを与えない
    で、周縁を側壁材料に固着した所定位置における熱可塑
    性材料に中心面を接着し、中心面からなる材料に停止手
    段を設けた成形品の製造方法において、 下型と下型の周縁に近接して下型を取り囲む側壁構造体
    とからなり、下型の表面に成形品のデザインとなるデザ
    インを与え、下型を側壁構造体から分離可能にして、側
    壁構造体を下型から離間し、降ろして、下型の周縁に近
    接して下型に係合するようにした成形型を使用し、中心
    面と側壁からなる材料を逆にし(内側を外にし)、成形
    型の下型から成形型の側壁を持ち上げ、下型に対して所
    定位置に逆にした材料を位置決めして、着座体材料の外
    面を(デザインを与えた)成形型の下型に係合させると
    共に、中心面からなる材料の周縁から側壁材料を繰り出
    し、そして連続側壁構造体を下型の方に降ろし、停止手
    段を側壁の外側に位置させる工程からなる上記方法。 (30)成形型の下型をブローアップし、真空を作用さ
    せ、そして/または該材料を機械的に成形型の下型に係
    合させる請求項第29項記載の方法。 (31)該材料を下型に適当に当て、側壁構造体をさら
    に下型に降ろし、上型を閉じ、成形型に発泡性熱可塑性
    材料を射出して、中心面に硬化・固着し、成形品を取り
    出し、 フォーム材料の側部に近接した位置で側壁材料を逆にす
    る請求項第30項記載の方法。 (32)着座面と側壁又はスカートを備えた着座体であ
    って、着座面は発泡熱可塑性材料に接着するが、側壁又
    はスカートの内面にはコーチングを与えず、従ってフォ
    ームを該内面に取り付けない理由により、着座面を構成
    する材料に固着した着座体の側壁は発泡熱可塑性材料に
    は固着しない着座体の製造方法において、 下型と下型の周縁に近接して下型を取り囲む側壁構造と
    からなり、下型の表面に成形品のデザインとなるデザイ
    ンを与え、下型を側壁構造から分離可能にして、側壁構
    造を下型から離間し、降ろして、下型の周縁に近接して
    下型に係合するようにした成形型を使用し、中心面と側
    壁からなる材料を逆にし(内側を外にし)、成形型の下
    型から成形型の側壁を持ち上げ、下型に対して所定位置
    に逆にした材料を位置決めして、着座体材料の外面を(
    デザインを与えた)成形型の下型に係合させると共に、
    中心面からなる材料の周縁から側壁材料を繰り出し、そ
    して連続側壁構造を下型の方に降ろし、停止手段を側壁
    の外側に位置させる工程からなる上記方法。 (33)成形型の下型をブローアップし、 真空を作用させ、そして/または該材料を機械的に成形
    型の下型に係合させる請求項第32項記載の方法。 (34)該材料を下型に適当に当て、側壁構造体をさら
    に下型に降ろし、上型を閉じ、成形型に発泡性熱可塑性
    材料を射出して、中心面に硬化・固着し、成形品を取り
    出し、 フォーム材料の側部に近接した位置で側壁材料を逆にす
    る請求項第33項記載の方法。 (35)材料のバッグ又はサックを使用して、製品を成
    形する成形型において、 (a)少なくとも2つの部分、 即ち(i)底部及び (ii)底部に着座し、デザインをもち、かつ底部の着
    座位置から底部から持ち上げられた位置まで移動自在な
    タングに分離可能な、(デザインを与えることができる
    )下型、及び (b)底部に対して相対的に移動自在な側壁構造体から
    なる成形型。 (36)移動自在なタングを一端で回動自在にして、底
    部から持ち上げられた位置から底部に着座する位置まで
    回動自在にした請求項第35項記載の成形型。 (37)側壁構造体の下端に十分係合するように、底部
    周縁の下部に切り欠きを設けた請求項第36項記載の成
    形型。 (38)タングに、真空源に接続するための開口を設け
    た請求項第35項記載の成形型。(39)請求項第35
    項記載の成形型を使用して背もたれ体等の構造体を製造
    する方法であって、背もたれ体等を一端が開放したバッ
    グ又はサックから構成し、バッグ又はサックが背もたれ
    体のA面(背面がB面になる)を構成する材料片からな
    り、該A面及びB面の側縁部でバッグ又はサックの構成
    材料に固着して、背もたれ体の側部及び背面部を形成し
    、そして停止手段をバッグ又はサックの設けた方法にお
    いて、 バッグ又はサックを内側を外にした状態にし、バッグ又
    はサックをタングに設け(タングは持ち上げた位置にあ
    る)、A面を成形型のタングのデザイン面に向け、タン
    グを底部に降ろし、側壁構造体をB面に降ろし、停止手
    段の位置を側壁構造体の外側にし、A面及びB面をもつ
    材料を成形型に吸引して、停止手段が側壁構造体に係合
    するまで、成形体のタング面に係合させ、さらに側壁構
    造体を下型に降ろし、成形型を閉じ、発泡性熱可塑性材
    料を成形型に導入して、B面に硬化・固着し、成形型を
    開き、タングを持ち上げ、サック又はバッグを取り出し
    、バッグを逆にして、サックの外側にA面を出すように
    した上記方法。 (40)A面及びB面をもつ材料とデザインをもつタン
    グ面との間へのガスの導入、該材料への真空の適用及び
    /又は機械的手段によって該材料をブローアップするこ
    とによって、該材料を成形型内に吸引して、タング面に
    係合させる請求項第39項記載の方法。 (41)個々に独立して操作可能にしたセグメントから
    なる、成形型の下型のデザイン面に対して材料を機械的
    に位置決めするために使用するプラグ等の機械的手段。 (42)プラグのセグメント部分が継続的に操作可能で
    ある請求項第41項記載の方法。
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