JPH034471Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034471Y2 JPH034471Y2 JP3508085U JP3508085U JPH034471Y2 JP H034471 Y2 JPH034471 Y2 JP H034471Y2 JP 3508085 U JP3508085 U JP 3508085U JP 3508085 U JP3508085 U JP 3508085U JP H034471 Y2 JPH034471 Y2 JP H034471Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- gear train
- gear
- gears
- link plate
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案はプレスの駆動装置、詳しくは駆動装置
における動力伝達装置に関するものである。
における動力伝達装置に関するものである。
［従来の技術］
プレスは所要組のプレス金型を備えたプレス機
を複数組にタンデムに配置し、同一の駆動源によ
り複数プレス機を同期させて駆動させる場合、各
プレス機間の動力伝達はギヤ列を介して行つてい
る。
を複数組にタンデムに配置し、同一の駆動源によ
り複数プレス機を同期させて駆動させる場合、各
プレス機間の動力伝達はギヤ列を介して行つてい
る。
このギヤ列の噛合は、各プレス機の同期、ギヤ
損傷防止等の理由により正確を要するが、各プレ
ス機はプレス成形時における反力のため変形する
のでギヤ列の噛合が狂うことが考えられる。その
防止法として例えば第３図及び第４図に示す如き
構造が考えられるが後述の不具合がある。
損傷防止等の理由により正確を要するが、各プレ
ス機はプレス成形時における反力のため変形する
のでギヤ列の噛合が狂うことが考えられる。その
防止法として例えば第３図及び第４図に示す如き
構造が考えられるが後述の不具合がある。
第３図及び第４図において、１，２はプレス
機、３，４はベツト、５，６はアプライト、７，
８はクラウン、９，１０はスライド、１１，１２
はメインギヤ、１３はギヤ列である。
機、３，４はベツト、５，６はアプライト、７，
８はクラウン、９，１０はスライド、１１，１２
はメインギヤ、１３はギヤ列である。
ギヤ列のいずれか一つのギヤを駆動源（図示せ
ず）により駆動すればスライド９，１０が上下動
してプレス成形を行い得る。前記した如くこのプ
レス成形時の反力のためにクラウン７，８が撓
む、この撓みによるギヤ列１３の噛合の狂いの発
生を防止するため、第３図の例では、ギヤ列１３
を支承するギヤボツクス１４を堅固な構造とし
て、前記撓みがギヤ列１３の噛合に影響を及ぼさ
ないようにしている。一方第４図の例では、クラ
ウン７，８の撓みが発生しないよう両プレス機
１，２を多数のタイバー１５で固結している。
ず）により駆動すればスライド９，１０が上下動
してプレス成形を行い得る。前記した如くこのプ
レス成形時の反力のためにクラウン７，８が撓
む、この撓みによるギヤ列１３の噛合の狂いの発
生を防止するため、第３図の例では、ギヤ列１３
を支承するギヤボツクス１４を堅固な構造とし
て、前記撓みがギヤ列１３の噛合に影響を及ぼさ
ないようにしている。一方第４図の例では、クラ
ウン７，８の撓みが発生しないよう両プレス機
１，２を多数のタイバー１５で固結している。
［考案が解決しようとする問題点］
しかしながら、前記２例とも部材の強度により
撓みを抑え込む構造であるため剛構造となり、製
作上高価となると共にギヤボツクスのボルト、タ
イバーの取付け、取外し作業が厄介で保守作業が
面倒であつた。
撓みを抑え込む構造であるため剛構造となり、製
作上高価となると共にギヤボツクスのボルト、タ
イバーの取付け、取外し作業が厄介で保守作業が
面倒であつた。
本考案は斯かる不具合を解消すべくなしたもの
である。
である。
［問題点を解決するための手段］
本考案では、一方のプレス機のメインギヤと他
方のプレス機のメインギヤとをフローテイングギ
ヤを有するギヤ列にて連結すると共に、該ギヤ列
中の所要のギヤをリンクプレートにて支持し、且
つ該リンクプレートの一端部を一方のプレス機側
に変位可能に支持させ、他端部を他方のプレス機
側に回動可能に取付けた構成とている。
方のプレス機のメインギヤとをフローテイングギ
ヤを有するギヤ列にて連結すると共に、該ギヤ列
中の所要のギヤをリンクプレートにて支持し、且
つ該リンクプレートの一端部を一方のプレス機側
に変位可能に支持させ、他端部を他方のプレス機
側に回動可能に取付けた構成とている。
［作用］
従つて、クラウンの撓みがリンクプレートの変
位によつて吸収される。
位によつて吸収される。
［実施例］
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
尚、第１図及び第２図において、第３図及び第
４図と同一構成物を示すものには同一符号を付し
てある。
４図と同一構成物を示すものには同一符号を付し
てある。
ギヤ列１３中、１６，１７は中間ギヤであり、
通常中間ギヤ１６，１７のいずれか一つに駆動源
（図示せず）が連結してある。
通常中間ギヤ１６，１７のいずれか一つに駆動源
（図示せず）が連結してある。
又、中間ギヤ１６，１７に夫々噛合せしめたア
イドラギヤ１８，１９及び該アイドラギヤ１８と
１９に噛合せしめたフローテイングギヤ２０によ
り、中間ギヤ１６と１７間の動力伝達がされるよ
うになつている。
イドラギヤ１８，１９及び該アイドラギヤ１８と
１９に噛合せしめたフローテイングギヤ２０によ
り、中間ギヤ１６と１７間の動力伝達がされるよ
うになつている。
更に詳述すると、アイドラギヤ１８，１９の枢
軸２１，２２及びフローテイングギヤ２０の支軸
２３はリンクプレート２４により連結支持され、
且つ枢軸２１はクラウン７に固着されたブラケツ
ト２５によつて所要の隙間Ｓを介し支持され、又
枢軸２２はクラウン８に固着されたブラケツト２
６によつて支持されている。前記隙間Ｓは、クラ
ウン７，８の撓み量に対応して形成されている。
軸２１，２２及びフローテイングギヤ２０の支軸
２３はリンクプレート２４により連結支持され、
且つ枢軸２１はクラウン７に固着されたブラケツ
ト２５によつて所要の隙間Ｓを介し支持され、又
枢軸２２はクラウン８に固着されたブラケツト２
６によつて支持されている。前記隙間Ｓは、クラ
ウン７，８の撓み量に対応して形成されている。
ギヤ列１３を斯様に構成してあるので、クラウ
ン７，８が撓むと、リンクプレート２４は枢軸２
２を支点として枢軸２１側が隙間Ｓの範囲で任意
の方向に逃げるよう回動し、クラウン７，８の撓
みが吸収される。しかもこの際、アイドラギヤ１
８，１９とフローテイングギヤ２０との軸心間距
離はリンクプレート２４により一定であるので、
各ギヤ間の噛合は常に最適な状態に保持される。
ン７，８が撓むと、リンクプレート２４は枢軸２
２を支点として枢軸２１側が隙間Ｓの範囲で任意
の方向に逃げるよう回動し、クラウン７，８の撓
みが吸収される。しかもこの際、アイドラギヤ１
８，１９とフローテイングギヤ２０との軸心間距
離はリンクプレート２４により一定であるので、
各ギヤ間の噛合は常に最適な状態に保持される。
尚、前記実施例では枢軸２１を支持するブラケ
ツト２５に隙間Ｓを形成したが、枢軸２２を支持
するブラケツト２６にも、すなわち両枢軸２１，
２２にも隙間Ｓを形成するようにしてもよく、又
アイドラギヤ１８，１９の枢軸とブラケツト２
５，２６にて支持する軸とは別体でもよく、その
他本考案の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え
得ることは勿論である。
ツト２５に隙間Ｓを形成したが、枢軸２２を支持
するブラケツト２６にも、すなわち両枢軸２１，
２２にも隙間Ｓを形成するようにしてもよく、又
アイドラギヤ１８，１９の枢軸とブラケツト２
５，２６にて支持する軸とは別体でもよく、その
他本考案の要旨を逸脱しない限り種々変更を加え
得ることは勿論である。
［考案の効果］
以上説明したように、本考案のプレスの駆動装
置によれば、クラウンの撓みを許容する構造であ
るので、剛構造とする必要がなく、軽量簡便で製
作費の著しく安価な駆動装置を提供することがで
きる。
置によれば、クラウンの撓みを許容する構造であ
るので、剛構造とする必要がなく、軽量簡便で製
作費の著しく安価な駆動装置を提供することがで
きる。
第１図は本考案の駆動装置を備えたプレスの説
明図、第２図は第１図の−矢視図、第３図及
び第４図は従来の剛構造の駆動装置を備えたプレ
スの概略図である。 １，２はプレス機、１１，１２はメインギヤ、
１３はギヤ列、１８，１９はアイドラギヤ、２
１，２２は枢軸、２４はリンクプレート、２５，
２６はブラケツト、Ｓは隙間を示す。
明図、第２図は第１図の−矢視図、第３図及
び第４図は従来の剛構造の駆動装置を備えたプレ
スの概略図である。 １，２はプレス機、１１，１２はメインギヤ、
１３はギヤ列、１８，１９はアイドラギヤ、２
１，２２は枢軸、２４はリンクプレート、２５，
２６はブラケツト、Ｓは隙間を示す。
Claims (1)
- 一方のプレス機のメインギヤと他方のプレス機
のメインギヤとをフローテイングギヤを有するギ
ヤ列にて連結すると共に、該ギヤ列中の所要のギ
ヤをリンクプレートにて支持し、且つ該リンクプ
レートの一端部を一方のプレス機側に変位可能に
支持させ、他端部を他方のプレス機側に回動可能
に取付けたことを特徴とするプレスの駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3508085U JPH034471Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3508085U JPH034471Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61152397U JPS61152397U (ja) | 1986-09-20 |
| JPH034471Y2 true JPH034471Y2 (ja) | 1991-02-05 |
Family
ID=30539034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3508085U Expired JPH034471Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034471Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP3508085U patent/JPH034471Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61152397U (ja) | 1986-09-20 |
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