JPH0344644Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0344644Y2
JPH0344644Y2 JP1987112963U JP11296387U JPH0344644Y2 JP H0344644 Y2 JPH0344644 Y2 JP H0344644Y2 JP 1987112963 U JP1987112963 U JP 1987112963U JP 11296387 U JP11296387 U JP 11296387U JP H0344644 Y2 JPH0344644 Y2 JP H0344644Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
heating passage
packaging material
heat
open end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987112963U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6417905U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987112963U priority Critical patent/JPH0344644Y2/ja
Publication of JPS6417905U publication Critical patent/JPS6417905U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0344644Y2 publication Critical patent/JPH0344644Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は熱収縮性合成フイルムで形成する包装
材を被包装物外面に密着包装させる包装材処理装
置に関する。
「従来の技術」 例えば実公昭61−37602号公報に、熱収縮性フ
イルムによつて形成される袋の口縁部分を除いた
その他の部分を熱風装置において熱収縮させて包
装するようにした手段が開示されている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし乍ら上記手段の場合、熱風装置内にあつ
ては被包装物を充填する袋が、コンベア上に単に
載置された状態のまま熱収縮を受けるものである
から、袋位置が安定せず、熱風装置より外側に突
出させる未処理部分である口縁部分にも大きなバ
ラツキを生じさせるなどして、この包装作業での
正確さや安定性に欠けるという問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 したがつて本考案は、コンベア上での移動中、
熱収縮性合成フイルムで形成する包装材を被包装
物の外面に密着状に被覆させるヒータ加熱通路を
備えると共に、前記包装材の開放端側を未処理状
態で搬送支持する絞り搬送部材を、前記加熱通路
上方に備えた構造において、前記加熱通路内での
コンベアによる被包装物の支持高さを上下調節す
るコンベア昇降機構を設けると共に、前記加熱通
路と絞り搬送部材間に放熱防止部材を介設したも
のである。
「作用」 而して本考案によれば、加熱通路内の移動中に
行われる熱収縮処理にあつては、被包装物を包ん
だ包装材の底面がコンベアに、また包装材の上方
開放端部の基部が絞り搬送部材によつてそれぞれ
支持されて、加熱通路内での姿勢を安定に保つた
状態での処理が行われるもので、またこの場合コ
ンベア昇降機構でもつて被包装物の大小形状に応
じてコンベアの支持高さ位置が調節されて必要部
分にのみ正確な密着包装が行われると共に、開放
端部に所定の未処理軟質部分が残る処理が行われ
て、各種形状の被包装物に適正に対応させた包装
が可能にでき、しかも放熱防止部材でもつてこの
開放端部に熱の悪影響を与えることのない良好な
軟質状態の維持が図れると共に、加熱通路内にお
ける熱損失も最大防止することができて経済面で
の向上も図れる。
「実施例」 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は拡大断面図、第2図は全体の概略斜
視図であり、機台1上面に〓形の左右側壁2,2
を対向状に一体形成し、第3図にも示す如く、左
右側壁2,2内側にブラケツト3を介し反射板
4,4を対向状に固設すると共に、ヒータである
波形状の放熱管5を前記反射板4,4内面に取付
け、左右側壁2,2間に加熱通路6を形成する。
そして、前記加熱通路6底部にコンベヤ7を張
架し、機台1の底板8に昇降機構9を介し前記コ
ンベヤ7を支持させると共に、コンベヤ7の高さ
調節ハンドル10を機台1の一側に回転自在に軸
支する。また前記加熱通路6の熱を対流させるフ
アンモータ11を底板8の一側内面にブラケツト
12を介し固設すると共に、加熱通路6内の温度
を検出する熱センサ13を熱対流方向の側壁2内
側に固設する。
なお、機台1の高さ調節用の支脚14を底板8
の角隅部に螺出入自在に設ける。
さらに、前記左右側壁2,2上面先端間に加熱
通路6中央上面を筋状に開放する隙間15を形成
し、前記隙間15上方でこの隙間15より若干幅
狭で送り側を対向させる絞り搬送部材である左右
一対の送りベルト16,16を備え、前記左右側
壁2,2上面のプーリ軸17……に軸支させるベ
ルトプーリ18……を介し前記ベルト16,16
を前記隙間15と平行に張架させると共に、各ベ
ルト17の送り側を近接させる方向にバネ19力
を付勢する張りローラ20……を前記左右側壁
2,2上面に取付る。また前記隙間15からの放
熱を防止する放熱防止部材であるブラシ21,2
1を左右側壁2,2上面先端に対向状に固設する
と共に、第5図にも示す如く隙間15の両端を臨
ませる加熱通路6の入口6a及び6bに放熱防止
用の垂幕22を設ける。
なお、前記機台1前面に電源スイツチ23、加
熱通路6内の温度を表示する表示板24、加熱通
路6内の温度調節用つまみ25を配設する。
第4図にも示す如く、大小の製品に適応可能に
コンベヤ7を昇降させる前記昇降機構9はコンベ
アケース26の下面四隅を底板8に昇降自在に支
持する四組の伸縮リンク27,28を備え、前後
の伸縮リンク27,28の一端を支点軸29端部
に軸支させ、一方のリンク27他端をコンベヤケ
ース26に、他方のリンク28他端を底板28に
それぞれ軸支させ、また前記各支軸29の外筒3
0略中央下側にねじ軸31を横架し、このねじ軸
31の左ねじ部31aと右ねじ部31bを前記外
筒30に固設する軸受け32,32に螺着させる
と共に、前記ハンドル10にユニバーサルジヨイ
ント33を介しねじ軸31の一端を連結させるも
ので、ハンドル10の回転操作により軸受32を
接離させ、伸縮リンク27,28の伸縮動作でコ
ンベヤ7を昇降するようにしている。
第5図に示す如く、前記底板8内面に電動モー
タ34を備え、前記モータ34にテンシヨンプー
リ35を有する減速ベルト36を介し前記コンベ
ヤ7を連動連結させると共に、各送りベルト1
6,16一側のプーリ軸17,17をフレキシブ
ルワイヤ37を介し連動連結させ、その一方の送
りベルト16他側のプーリ軸17をフレキシブル
ワイヤ38を介し前記コンベヤ7に連動連結さ
せ、これらコンベヤ7と各送りベルト16,16
を同期させるようにしている。
本実施例は上記のように構成し、第6図に示す
如く、熱収縮性合成フイルムで形成する包装材A
を部分的に熱収縮処理して被包装物Bを部分シユ
リンク包装するものである。
まず、放熱管5に通電して加熱通路6内を設定
温度に加熱すると共に、コンベヤ7、送りベルト
16,16並びにフアンモータ11を作動させ、
また被包装物Bを包む包装材Aの包装部分a1を
放熱管5間に支持する高さにコンベヤ7をハンド
ル10操作により高さ調節する。
然る後、前記包装材Aの開放端側a2を絞つた
状態で被包装物Bをコンベヤ7に上載して加熱通
路6を通過させる。このとき第1図に示す如く、
包装材Aの開放端側a2が隙間15を介して加熱
通路6上方に突出し、開放端側a2の基部が左右
の送りベルト16,16で挟持搬送される一方、
加熱通路6内の包装部分a1だけが熱収縮処理さ
れる。
従つて、第6図に示す如く包装材Aの包装部分
a1が熱収縮処理により被包装物Bの全外面に密
着して硬化し、開放端側a2が軟質のままでラツ
パ状に残る部分シユリンク包装が施されると共
に、この後開放端側a2基端部をリボンCにより
飾付けすると、被包装物Aの形状及び色彩などの
内容を完全に表現した包装体が形成される。
「考案の効果」 以上の実施例から明らかなように本考案は、コ
ンベア7上での移動中、熱収縮性合成フイルムで
形成する包装材Aを被包装物Bの外面に密着状に
被覆させるヒータ加熱通路6を備えると共に、前
記包装材Aの開放端側を未処理状態で搬送支持す
る絞り搬送部材16,16を、前記加熱通路6上
方に備えた構造において、前記加熱通路6内での
コンベア7による被包装物Bの支持高さを上下調
節するコンベア昇降機構9を設けると共に、前記
加熱通路6と絞り搬送部材16,16間に放熱防
止部材21,21を介設したものであるから、加
熱通路6内の移動中に行われる熱収縮処理にあつ
ては、被包装物Bを包んだ包装材Aの底面がコン
ベア7に、また包装材Aの上方開放端部の基部が
絞り搬送部材16,16によつてそれぞれ支持さ
れて、加熱通路6内での姿勢を安定に保つた状態
での処理が行えるもので、またこの場合コンベア
昇降機構9でもつて被包装物Bの大小形状に応じ
てコンベア7の支持高さ位置の調節が行えて必要
部分にのみ正確な密着包装を行うと共に、開放端
部に所定の未処理軟質部分を残すことが可能にで
き、したがつて各種形状の被包装物に適正に対応
させた包装が可能にでき、しかも放熱防止部材2
1,21でもつてこの開放端部に熱の悪影響を与
えることのない良好なる軟質状態の支持を図るこ
とができると共に、加熱通路6内における熱損失
も最大防止することができて経済面での向上も図
れるなど顕著な効果を奏するものであります。
【図面の簡単な説明】
第1図は拡大断面図、第2図は全体の概略斜視
図、第3図はヒータの説明図、第4図は昇降機構
の説明図、第5図は駆動説明図、第6図は部分シ
ユリンク包装の説明図である。 A……包装材、a1……包装部分、a2……開
放端側、B……被包装物、5……放熱管(ヒー
タ)、6……加熱通路、16……送りベルト(絞
り搬送部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベア7上での移動中、熱収縮性合成フイル
    ムで形成する包装材Aを被包装物Bの外面に密着
    状に被覆されるヒータ加熱通路6を備えると共
    に、前記包装材Aの開放端側を未処理状態で搬送
    支持する絞り搬送部材16,16を、前記加熱通
    路6上方に備えた構造において、前記加熱通路6
    内でのコンベア7による被包装物Bの支持高さを
    上下調節するコンベア昇降機構9を設けると共
    に、前記加熱通路6と絞り搬送部材16,16間
    に放熱防止部材21,21を介設したことを特徴
    とする包装材処理装置。
JP1987112963U 1987-07-22 1987-07-22 Expired JPH0344644Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987112963U JPH0344644Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987112963U JPH0344644Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6417905U JPS6417905U (ja) 1989-01-30
JPH0344644Y2 true JPH0344644Y2 (ja) 1991-09-19

Family

ID=31352380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987112963U Expired JPH0344644Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0344644Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137602U (ja) * 1984-08-08 1986-03-08 日本電気株式会社 アイソレ−タ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137602U (ja) * 1984-08-08 1986-03-08 日本電気株式会社 アイソレ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6417905U (ja) 1989-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3034271A (en) Apparatus for producing packaged product
NO125719B (ja)
JPH0344644Y2 (ja)
US5339605A (en) Product compressor for shrink tunnel
US2785519A (en) Heat shrinking apparatus
JPH0257528A (ja) 上包み機用シール装置
US3411265A (en) Method of packaging
US4730441A (en) Tray package wrapper folding arms
JP3478097B2 (ja) 角筒容器充填機用搬送キャリア
EP1132296B1 (en) Machine for packaging with a single-fold heat-shrinkable film
JPH07108688B2 (ja) 連続自動包装機
JPH06270912A (ja) 包装装置
CN220764923U (zh) 一种包装收缩膜结构
CN217477716U (zh) 一种热量均匀的热收缩设备
CN215476204U (zh) 一种润滑油生产用打包机构
CN210761626U (zh) 一种富硒农产品加工用自动热收缩包装机
CN218172830U (zh) 一种高效的热收缩膜包装机
CN220640549U (zh) 一种农产品包装用封口装置
CN221185184U (zh) 一种食品外包装打标装置
JPH0415602Y2 (ja)
US3430359A (en) Apparatus with heat conductive belt
JPS5855060B2 (ja) シユリンクトンネル
JP2516267B2 (ja) 包装機における包装用フィルム折込装置
JP2568974Y2 (ja) 自動包装装置
JPH082081Y2 (ja) 包装機における供給品受台装置