JPH0344528A - トルク検出器 - Google Patents

トルク検出器

Info

Publication number
JPH0344528A
JPH0344528A JP17796989A JP17796989A JPH0344528A JP H0344528 A JPH0344528 A JP H0344528A JP 17796989 A JP17796989 A JP 17796989A JP 17796989 A JP17796989 A JP 17796989A JP H0344528 A JPH0344528 A JP H0344528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
magnetic path
magnetic
protrusions
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17796989A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Saito
直樹 斉藤
Koichi Sato
浩一 佐藤
Katsuyoshi Kawasaki
川崎 勝義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP17796989A priority Critical patent/JPH0344528A/ja
Publication of JPH0344528A publication Critical patent/JPH0344528A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転軸に生じるトルクを検出するトルク検
出器の改良に関し、特に、磁石及び磁束検出素子を用い
た非接触形のトルク検出器において、簡易な構成で、回
転位相による検出値の変動を防止できるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
従来の非接触形のトルク検出器としては、例えば、特開
昭63−153439号公報や特開昭63−17133
2号公報等に開示されたものが知られている。
これら従来のトルク検出器を簡単に説明すると、第1及
び第2の軸を相対回動可能に連結すると共に、第2の軸
に互いに逆磁性となる所定対の磁石を固定し、第1の軸
に、前記対となった磁石の中央部に対向する磁路部材を
固定し、さらに、この磁路部材を流れる磁束の量を検出
する磁束検出素子をハウジング等に設けたものである。
そして、第1及び第2の軸間に相対回動が生じて磁路部
材と磁石との相対位置が変化すると、その変化量に比例
して磁路部材を流れる磁束の量が変動し、その変化の方
向に応じて磁束の方向が変化するため、第1及び第2の
軸を伝わる回転トルクを検出することができた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のトルク検出器にあっては、多
数の小さな磁石を必要とする構造であるため、組みつけ
作業が面倒であると共に、組みつけ誤差が発生し易いし
、個々の磁石の品質のばらつきを皆無にすることは困難
であるから、装置の信頼性はあまり高くなかった。
そして、所定対の磁石が周方向に散在する構成であるの
で、軸の回転位置の変化に伴って磁石と磁束検出素子と
の相対位置が変わり、これが検出値に影響を与えてしま
うという問題点がある。
本発明は、このような従来の技術が有する未解決の課題
に着目してなされたものであり、簡易な構成で、回転位
相による検出値の変動が防止できるトルク検出器を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のトルク検出器は、
ハウジングに回転自在に支持された第1及び第2の軸と
、これら第1及び第2の軸を連結する弾性体と、前記第
1の軸に外嵌するリング状の磁石と、この磁石の一方の
極に接すると共に前記第1の軸と一体に回転し且つ磁性
体からなる第1の突起と、この第1の突起には非接触の
状態で前記磁石の他方の極に接すると共に前記第1の軸
と一体に回転し且つ磁性体からなる第2の突起と、前記
第2の軸と一体に回転し且つ第3の突起が設けられたリ
ング状の第1の磁路部材と、この第1の磁路部材には非
接触の状態で前記第2の軸と一体に回転し且つ第4の突
起が設けられたリング状の第2の磁路部材と、前記ハウ
ジングに設けられ且つ前記第1及び第2の磁路部材間を
通過する磁束を測定する磁束測定手段と、を備えると共
に、前記第1乃至第4の突起を、軸周りに、第1の突起
、第3の突起、第2の突起、第4の突起の順に配置した
〔作用〕
第1及び第2の軸は、ハウジングに対して回転可能であ
ると共に、弾性体を介して連結されているので、第1及
び第2の軸に回転トルクが発生すると、弾性体の捩じれ
を伴って、第1及び第2の軸間に相対回転が生じる。
そして、第1及び第2の軸間に相対回転が生じると、第
1又は第2の軸と一体に回転し且つ軸周りに上記順序に
配置された第1乃至第4の突起の位置も変化し、第1及
び第3の突起間の距離と第2及び第4の突起間の距離と
は連動し且つ上記相対回転の量に比例して短く(若しく
は、長く)なり、第1及び第4の突起間の距離と第2及
び第3の突起間の距離とは連動し且つ上記相対回転の量
に比例して長く(若しくは、短く)なる。
ここで、例えば第1の突起が磁石のN極に、第2の突起
が磁石のS極に接していると共に、第1及び第2の軸間
の相対回転に応じて、第1及び第3の突起間の距離と第
2及び第4の突起間の距離とが短くなり、第1及び第4
の突起間の距離と第2及び第3の突起間の距離とが長く
なったものとすると、磁石のN極から出た磁束の多くは
、第1の突起、第3の突起、第1の磁路部材、第2の磁
路部材、第4の突起及び第2の突起をこの順に通じて磁
石のS極に戻る。
また、相対回転の方向が逆であれば、第1及び第3の突
起間の距離と第2及び第4の突起間の距離とが長くなる
と共に、第1及び第4の突起間の距離と第2及び第3の
突起間の距離とが短くなるから、磁石のN極から出た磁
束の多くは、第1の突起、第4の突起、第2の磁路部材
、第1の磁路部材、第3の突起及び第2の突起をこの順
に通じて磁石のS極に戻る。
従って、第1及び第2の磁路部材間を通しる磁束を磁束
測定手段によって測定すれば、第1及び第2の軸間の相
対回転の方向及び量、即ち、第1及び第2の軸に生じた
回転トルクの方向及び量が検出される。
また、磁石及び両磁路部材はリング状をしているので、
周方向の何れの位置の磁束を測定しても同じ条件で測定
されるから、第1及び第2の軸とハウジングに設けられ
た磁束測定手段との間の相対回転位置が変化しても、磁
束測定手段の検出値は影響を受けない。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図は、本発明の第1実施例を示した図で
あり、これは、車両用のパワーステアリング装置に本発
明に係るトルク検出器を適用したものである。
先ず、構成を説明すると、第1図において、ノ\ウジン
グl内には、弾性体としてのトーションバー4を介して
連結された入力軸2(第2の軸)と出力軸3(第1の軸
)とが、軸受5a、5b及び5Cによって回動自在に支
持されている。但し、入力軸2.出力軸3及びトーショ
ンバ−4は、同軸に配置されていて、また、入力軸2と
トーションバー4との間には、ブツシュ4aが介在して
いる。
入力軸2の第1図右端側には、図示しないステアリング
シャフトを介してステアリングホイールが回動方向に一
体に取り付けられている。
一方、出力軸3の第1図左端側には、例えば公知のラッ
クピニオン式ステアリング装置を構成するビニオン軸(
図示せず)が連結されている。
従って、操縦者がステアリングホイールを操舵すること
によって発生した操舵力は、入力軸2゜トーションバー
4.出力iTo 3及びラックピニオン式ステアリング
装置を介して、図示しない転舵輪に伝達する。
なお、入力軸2及び出力軸3は、第1図のAA線断面図
である第2図に示すように、入力軸2の端部が、出力軸
3の端部に回転方向に適度な余裕をもって挿入されてい
て、これにより、両軸間の所定範囲(±5度程度)以上
の相対回動を防止している。
第1図に戻って、入力軸2には、非磁性体からなるリン
グ状の間座6が外嵌すると共に、この間座6には、非磁
性体からなるリング状の間座7によって非接触状態を保
つ第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9が外嵌してい
る。
第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9は、入力軸2と
同軸のリング状をなすと共に、第1の磁路部材8には、
出力軸3側に延び且つ先端部が入力軸2側に屈曲した第
3の突起としての複数の突起8aが周方向に等しい間隔
をおいて形成されていて、第2の磁路部材9には、出力
軸3側に延び且つ先端部がハウジング1側に屈曲した第
4の突起としての複数の突起9aが周方向に等しい間隔
をおいて形成されている。
そして、ハウジングlの外周部には、磁束測定手段とし
てのセンサ部IIが固定されていて、このセンサ部11
は、例えばホール素子等の磁束検出素子11aと、一端
側が第1の磁路部材の外周面に近接し且つ他端側か磁束
検出素子11aの一方の面に密着した磁性体からなる集
磁束部材llbと、一端側が第2の磁路部材の外周面に
近接し且つ他端側が磁束検出素子11aの他方の面に近
接した磁性体からなる集磁束部材11cと、を少なくと
も有している。
一方、出力軸3には、磁性体からなる磁路円筒12が外
嵌すると共に、この磁路円筒12には、非磁性体からな
るリング状の間座13と、径方向に極を有するリング状
の磁石14とが並列に外嵌し、さらに、間座13及び磁
石14には、磁路円筒12とは非接触状態で、磁性体か
らなる磁路円筒15が外嵌している。
そして、外側に位置する磁路円筒15の第1図左端部に
は、第1の磁路部材8側に延び且つ先端部が入力軸2側
に屈曲した第1の突起としての複数の突起15aが周方
向に等しい間隔をおいて形成されていて、また、内側に
位置するM回路円筒12の第1図左端部には、第1の磁
路部材8側に延び且つ先端部がハウジング1側に屈曲し
た第2の突起としての複数の突起12aが周方向に等し
い間隔をおいて形成されている。
ここで、第1の突起15a及び第2の突起13aの先端
部と、第3の突起8a及び第4の突起9aの先端部とは
、入力軸2が直交する平面を挾んで対向し、且つ、入力
軸2及び出力軸3間に相対回動が生じていない状態にお
いて、各突起の先端部を第1図右方側から見た矢視図で
ある第3同に示すように、円周方向に等間隔に並ぶよう
になっている。
このように、突起8a、9a、12a及び15aは、入
力軸2の周りに、突起15a (第1の突起)、突起8
a(第3の突起)、突起12a(第2の突起)、突起9
a(第4の突起)の順に配置されている。
つまり、人力軸2と一体に回動する突起8a及び9aが
交互に並ぶと共に、それら突起8aと9aとの間に、出
力軸3と一体に回動する突起12a及び15aが交互に
対向するように配置されている。
そして、センサ部11は、磁束検出素子11aが検出し
た集磁束部材11b及びllc間を通じる磁束(即ち、
第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9間を通じる磁束
)の量に応じた検出信号を図示しないコントローラに供
給し、コントローラは、供給される検出信号に基づいて
、例えばラックピニオン式ステアリング装置のビニオン
軸に連結された電動モータを適宜制御して、操舵系に操
舵補助トルクを発生させる。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第4図(a)乃至(C)は、第1の磁路部材8.第2の
磁路部材9.磁路円筒12.15及び磁石14の展開図
である。
即ち、第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9は入力軸
2と一体に回動すると共に、磁路円筒12.15及び磁
石14は、出力軸3と一体に回動するため、入力軸2及
び出力軸3間に相対回動が生じていない状態では、突起
8a及び9aは共に突起12a及び15aから等しい距
離に位置しているが、入力軸2が出力軸3に対して反時
計方向に進む相対回動(即ち、左方向の操舵トルク)が
生じると、第4図(b)に示すように、突起8aは突起
15aから離れて突起12aに近づき、突起9aは突起
12aから離れて突起15aに近づく。
また、入力軸2が出力軸3に対して時計方向に進む相対
回動(即ち、右方向の操舵トルク)が生しると、第4図
(C)に示すように、突起8aは突起12aから離れて
突起15aに近づき、突起9aは突起15aから離れて
突起12aに近づく。
そして、第4図(a)の状態であれば、磁石14のN極
側に接する突起15aから出た磁束は、突起8a及び9
aに等しく分配された後、それら突起8a及び9aから
磁石14のS極側に接する突起12aに戻される。つま
り、突起8a及び+9 aは磁気的に等しい位置にある
から、第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9間を通じ
る磁束は略零である。
これに対して、第4図(b)の状態であれば、突起8a
及び15a間の磁気抵抗は大きく且つ突起9a及び15
a間の磁気抵抗は小さくなっているから、磁石14のN
極側に接する突起15aから出た磁束の内の多くは・突
起9a側に供給され、そこから、第2の磁路部材9.第
1の磁路部材8及び突起8aを経て磁石14のS極に接
する突起12aに戻る。
さらに、第4図(C)の状態であれば、第4図0))の
状態とは逆に、突起8a及び15a間の磁気抵抗は小さ
く且つ突起9a及び15a間の磁気抵抗は大きくなって
いるから、磁石14のN極側に接する突起15aから出
た磁束の内の多くは突起8a側に供給され、そこから第
1の磁路部材8.第2の磁路部材9及び突起9aを経て
磁石14のS極に接する突起12aに戻る。
従って、第1の磁路部材8に近接する集磁束部材11b
及び第2の磁路部材9に近接する集磁束部材11c間の
磁束を測定する磁束検出素子11aの出力(ホール素子
であれば電圧値)は、入力軸2及び出力軸3間の相対回
動の方向及び量、即ち、操舵系の操舵トルクに応じて、
第5図に示すように変化する。但し、本実施例では、第
1の磁路部材8側から第2の磁路部材9側に流れる磁束
を正方向としている。
そこで、今、車両が直進状態にあり、入力軸2及び出力
軸3間に相対回動が生じていないものとすると、磁束検
出素子11aの出力は略零であるため、その出力が供給
されるコントローラは操舵系に操舵トルクが生していな
いものと判断するから、操舵補助トルクは発生せず、操
舵系は直進状態を維持する。
そして、ステアリングホイールを操舵して人力軸2に回
転力が伝わると、その回転力は、トーションバー4を介
して出力軸3に伝達する。
この時、出力軸3には、転舵輪及び路面間の摩擦力や、
出力軸3の図示しない左端側に構成されたラックピニオ
ン弐ステアリング装置の摩擦力等に応じた抵抗力が生じ
るため、入力軸2及び出力軸3間には、トーションバー
4が捩じれることによって出力軸3が遅れる相対同動が
生じる。
すると、その相対回動の方向及び大きさに従って、磁束
検出素子11aの出力は第5図に示すように変化するか
ら、その出力に応じて、コントローラが例えばビニ・オ
ン軸に連結された電動モータを作動させれば、操舵系に
操舵補助トルクが発生するので、操舵トルクが減少し、
操縦者の負担が軽減される。
さらに、上記実施例にあっては、磁石14がリング状で
あると共に、第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9も
リング状であるため、それら第1及び第2の磁路部材8
及び9間の磁束密度は、周方向全域に渡って均一となる
から、入力軸2及び出力軸3がハウジングIに対して回
転しても、磁束検出素子11aの出力に影響を与えるこ
とがなく、信頼性及び精度の高い検出値が得られる。
また、上記実施例の構成であれば、磁石14は一つで済
むから、組みつけ作業が簡易となるし、その他の部材の
殆どがリング状であるから、組みつけ時の位置決め等も
容易となり、製造コスト等を低減できるという利点もあ
る。
しかも、磁束検出素子11aを挟み込んだ集磁束部材1
1b及びllcは磁性体から形成されているため、比較
的面積の広いリング状の磁石14によって生成され且つ
第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9中で周方向に広
がっている磁束を、円周方向の一個所に配設され且つ通
路面積が比較的小さな集磁束部材11b及びIlcに集
中することができるので、磁束検出素子11aの感度が
良好になり、大きな(強い)磁石を用いなくても測定精
度を向上することができる。従って、装置の小型化に有
効である。
仮に、集磁束部材11b及びllcがないものとすると
、第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9間を通じる磁
束は周方向に広がってしまうため、磁束検出素子11a
を通過する磁束の割合が少なくなり、磁束検出素子11
aの感度が著しく低下してしまう。
第6図は、本発明の第2実施例を示す図であり、上記第
1実施例と同等の部材及び部位には、同じ符号を付し、
重複する説明は省略する。
即ち、本実施例では、第1の磁路部材8及び第2の磁路
部材9の外周面に、径方向外側に突出し且つ周方向全域
に連続した突状部8b及び9bを形成すると共に、七′
ンサ部11に設けられた磁束検出素子11aを、その突
状部8b及び9b間に位置させたものである。
このような構成であれば、上記第1実施例と同等の作用
効果が得られると共に、センナ部11の構造を簡略化す
ることができる。
第7図乃至第9図は、本発明の第3実施例を示した図で
あり、上記第1実施例と同等の部材及び部位には、同し
符号を付し、重複する説明は省略する。
即ち、本実施例では、突起8a、9a、12a及び15
aの先端部を軸に沿った形状とすると共に、突起8a及
び9aと、突起12a及び15aとで二重円筒構造をな
すようにしたことを除いては、上記第1実施例と同様の
構成である。
従って、各突起8a、9a、12a及び15aの先端部
を第6図右方側から見ると、第8図のようになり、第1
の磁路部材8.第2のは踏部Iオ磁路円筒12.15及
び磁石14を展開すると、第9図のようになる。
この場合にも、突起8a、9a、12a及び15aは、
上記第1実施例と同様に、入力軸2の周りに、突起15
a(第1の突起)、突起8a(第3の突起)、突起12
a(第2の突起)、突起9a(第4の突起)の順に配置
されている。
そして、操舵トルクに応じて入力軸2及び出力軸3間に
相対回動が発生ずれば、突起8a、9aと、突起12a
、15aとの間の相対位置も変化するため、上記第1実
施例と同様の作用効果が得られる。
第10図は、本発明の第4実施例を示す図であり、上記
第1実施例と同等の部材及び部位には、同じ符号を付し
、重複する説明は省略する。
本実施例は、軸方向に極を有するリング状の磁石14を
使用すると共に、人力軸2に磁石14を外嵌し、出力軸
3に第1の磁路部材8及び第2の磁路部材9を外嵌した
ものである。従って、本実施例では、入力軸2が第iの
軸に対応し、出力軸3が第2の軸に対応する。
即ち、磁石14は、非磁性体からなるリング状の間座1
6を介して・人力軸2に外嵌し、両磁路円筒12.15
も、間座16に外嵌した状態で磁石14の極に接してい
る。
また、磁路円筒15は、磁石14の外側を覆っている。
一方、第2の磁路部材9は出力軸3に直接外嵌すると共
に、第2の磁路部材9には非磁性体からなるリング状の
間座17が外嵌し、さらに、間座17に第1の磁路部材
8が外嵌している。
なお、突起8a、9a、12a及び15aの先端部の関
係は、上記第1実施例と同様である。
このような構成であっても、上記第1実施例と同等の作
用効果が得られる。
第11図は、本発明の第5実施例を示す図であり、上記
第4実施例と同等の部材及び部位には、同じ符号を付し
、重複する説明は省略する。
本実施例では、上記第2実施例と同様に、第1の磁路部
材8に突状部8bを形成し、第2の磁路部材9に突状部
9bを形成し、それら突状部8b及び9b間に位置する
磁束検出素子11aを有したセンサ部11を利用してい
る。
さらに、軸方向に極を有する磁石14を使用すると共に
、その磁石14の第11図右方側の極と人力軸2とを磁
性体からなるリング部材18を介して接続し、磁石14
よりも第11図左方側の入力軸2に磁路円筒15を外嵌
したものである。
また、出力軸3と第2の磁路部材9との間には、非磁性
体からなるリング状の間座19が介挿されている。
従って、磁石14の第11図右方側の極は、リング部材
18.入力軸2及び磁路円筒15を介して、突起15a
と接続状態となる。
このような構成であっても、上記第1実施例と同等の作
用効果が得られる。
なお、上記各実施例では、本発明に係るトルク検出器を
、車両のパワーステアリング装置に適用した場合につい
て説明したが、本発明の適用対象はこれに限定されるも
のではなく、他の装置であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したよう・に、本発明のトルク検出器によれば
、リング状の磁石及び磁路部材を使用したため、第1及
び第2の磁路部材間の周方向の何れの位置の磁束を測定
しても同じ条件で測定されるから、回転位相による検出
機の変動を防止することができるという効果があるし、
構成も簡易であるので、コストの上昇を招くこともない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成を示す縦断面図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図は第1乃至第4
の突起の配置関係を説明する図、第4図(a)乃至(C
)は第1図の要部の展開図であり、同図(a)はトルク
零の状態、同図(b)は左方向のトルクが発生した状態
、同図(C)は右方向のトルクが発生した状態を示す。 第5図は磁束検出素子の出力とトルクとの関係を示すグ
ラフ、第6図は本発明の第2実施例の要部を示す断面図
、第7図は本発明の第3実施例の要部を示ず1υi面図
、第8図は第3実施例における第1乃至第4の突起の配
置関係を説明する図、第9図は第3実施例の要部の展開
図、第1O図は本発明の第4実施例の要部を示す断面図
、第11図は本発明の第5実施例の要部を示す断面図で
ある。 l・・・ハウジング、2・・・入力軸、3・・・出力軸
、4・・・トーションバー(弾性体)、8・・・第1の
磁路部材、8a・・・突起(第3の突起)、9・・・第
2の磁路部材、9a・・・突起(第4の突起)、11・
・・センサ部(磁束測定手段)、12・・・磁路円筒、
12a・・・突起(第2の突起)、14・・・磁石、1
5・・・磁路円筒、15a・・・突起(第1の突起)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングに回転自在に支持された第1及び第2
    の軸と、これら第1及び第2の軸を連結する弾性体と、
    前記第1の軸に外嵌するリング状の磁石と、この磁石の
    一方の極に接すると共に前記第1の軸と一体に回転し且
    つ磁性体からなる第1の突起と、この第1の突起には非
    接触の状態で前記磁石の他方の極に接すると共に前記第
    1の軸と一体に回転し且つ磁性体からなる第2の突起と
    、前記第2の軸と一体に回転し且つ第3の突起が設けら
    れたリング状の第1の磁路部材と、この第1の磁路部材
    には非接触の状態で前記第2の軸と一体に回転し且つ第
    4の突起が設けられたリング状の第2の磁路部材と、前
    記ハウジングに設けられ且つ前記第1及び第2の磁路部
    材間を通過する磁束を測定する磁束測定手段と、を備え
    ると共に、前記第1乃至第4の突起を、軸周りに、第1
    の突起、第3の突起、第2の突起、第4の突起の順に配
    置したことを特徴とするトルク検出器。
JP17796989A 1989-07-12 1989-07-12 トルク検出器 Pending JPH0344528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17796989A JPH0344528A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 トルク検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17796989A JPH0344528A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 トルク検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0344528A true JPH0344528A (ja) 1991-02-26

Family

ID=16040246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17796989A Pending JPH0344528A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 トルク検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0344528A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2379277A (en) * 2001-08-27 2003-03-05 Visteon Global Tech Inc Torque sensing apparatus
US6701792B2 (en) 2001-08-27 2004-03-09 Visteon Global Technologies, Inc. Torque sensing apparatus for measuring relative torque between two shafts
WO2005090937A1 (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha トルクセンサ
JP2005308443A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Tokyo Cosmos Electric Co Ltd 非接触型トルクセンサ
JP2006308407A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Mitsubishi Electric Corp トルクセンサ
JP2008545146A (ja) * 2005-07-04 2008-12-11 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 差角を検出するためのセンサユニット
WO2011048846A1 (ja) * 2009-10-20 2011-04-28 株式会社ホンダロック トルクセンサ
JP2012251814A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Nippon Soken Inc トルクセンサ
CN103661595A (zh) * 2012-09-14 2014-03-26 日立汽车系统转向器株式会社 扭矩传感器及利用其的助力转向装置
CN103674369A (zh) * 2012-09-14 2014-03-26 日立汽车系统转向器株式会社 扭矩传感器及使用该扭矩传感器的动力转向装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2379277B (en) * 2001-08-27 2003-10-15 Visteon Global Tech Inc Torque sensing apparatus
US6701792B2 (en) 2001-08-27 2004-03-09 Visteon Global Technologies, Inc. Torque sensing apparatus for measuring relative torque between two shafts
DE10240049B4 (de) * 2001-08-27 2008-07-03 Tedrive Holding Bv Drehmomentsensor
GB2379277A (en) * 2001-08-27 2003-03-05 Visteon Global Tech Inc Torque sensing apparatus
CN100445715C (zh) * 2004-03-17 2008-12-24 三菱电机株式会社 扭矩传感器
WO2005090937A1 (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha トルクセンサ
US7424829B2 (en) 2004-03-17 2008-09-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Bipolar output torque sensor
JP2005308443A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Tokyo Cosmos Electric Co Ltd 非接触型トルクセンサ
JP2006308407A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Mitsubishi Electric Corp トルクセンサ
JP2008545146A (ja) * 2005-07-04 2008-12-11 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 差角を検出するためのセンサユニット
JP4819889B2 (ja) * 2005-07-04 2011-11-24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 差角を検出するためのセンサユニット
WO2011048846A1 (ja) * 2009-10-20 2011-04-28 株式会社ホンダロック トルクセンサ
JP2011089783A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Honda Lock Mfg Co Ltd トルクセンサ
JP2012251814A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Nippon Soken Inc トルクセンサ
CN103661595A (zh) * 2012-09-14 2014-03-26 日立汽车系统转向器株式会社 扭矩传感器及利用其的助力转向装置
CN103674369A (zh) * 2012-09-14 2014-03-26 日立汽车系统转向器株式会社 扭矩传感器及使用该扭矩传感器的动力转向装置
JP2014055910A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Hitachi Automotive Systems Steering Ltd トルクセンサ及びこれを用いたパワーステアリング装置
JP2014055909A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Hitachi Automotive Systems Steering Ltd トルクセンサ及びこれを用いたパワーステアリング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4724710A (en) Electromagnetic torque sensor for a rotary shaft
US9097509B2 (en) Rotation angle sensor
US8534141B2 (en) Power steering device
US10753812B2 (en) Magnetic torque detector
JPH0344528A (ja) トルク検出器
JPH0293321A (ja) 相対変位検出装置
CN108344533B (zh) 扭矩检测装置
US11099087B2 (en) Torque detecting device
JP2002116098A (ja) トルクセンサ
JP2729319B2 (ja) トルク検出器
KR20160029988A (ko) 토크 센서 장치
JPH0344529A (ja) トルク検出器
JP2003307419A (ja) 舵角検出装置
JP2008203176A (ja) トルクセンサ及びこれを使用した電動パワーステアリング装置
JPH0743288B2 (ja) トルクセンサ
JPH01244322A (ja) トルクセンサ
JPH03137530A (ja) 変位センサ及びトルクセンサ
JP2004061386A (ja) 角度センサ,角度・トルクセンサ及び電動パワーステアリング
JPH0743287B2 (ja) トルクセンサ
JPH0442016A (ja) 変位センサ
JP3066892B2 (ja) 角度検出装置
JP2001091375A (ja) トルクセンサ及びこれを用いた電動式舵取装置
JPH0678955B2 (ja) トルクセンサ
JPH086276Y2 (ja) トルク検出器
JP3571244B2 (ja) トルクセンサ