JPH0344391Y2 - - Google Patents

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JPH0344391Y2
JPH0344391Y2 JP1984018615U JP1861584U JPH0344391Y2 JP H0344391 Y2 JPH0344391 Y2 JP H0344391Y2 JP 1984018615 U JP1984018615 U JP 1984018615U JP 1861584 U JP1861584 U JP 1861584U JP H0344391 Y2 JPH0344391 Y2 JP H0344391Y2
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shaft
drum
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gear
eccentric
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スライドのストロークを調整できる
ようにしたストローク可変プレス機械、詳しくは
ロータリカムスイツチを駆動する装置に関するも
のである。
従来技術 特公昭55−32479号公報に示すように、主軸の
偏心部に偏心ドラムを回転自在に嵌合し、この偏
心部にスライドに連結されたコンロツドを外嵌
し、主軸を固定した状態で偏心ドラムを回転する
ことでコンロツドを上下に移動してスライドのス
トロークを調整するようにしたストローク可変プ
レス機械が知られている。
つまり、第1図に示すように、中心Oの回りを
回転する主軸1の偏心部(中心O1)2に偏心ド
ラム3(中心O2)を回転自在に嵌合し、この偏
心ドラム3にコンロツド4を回転自在に嵌合する
と共に、コンロツド4をガイド杆5に枢着連結
し、ガイド杆にスライド6を連結したストローク
可変プレス機械が知られている。
この構成であれば、偏心ドラム3を偏心部2に
対して回転すると、その中心O2は偏心部2の中
心O1の回りを円弧軌跡を描いて移動するので、
主軸1の中心Oと偏心ドラム3の中心距離、つま
り偏心ドラム3の偏心量e3が変化し、スライド6
のストロークを変更して調整できる。
但し、e1は偏心部2の主軸1に対する偏心量、
e2は偏心ドラム3の偏心部2に対する偏心量であ
る。
しかし、偏心ドラム3を角度α回転すると偏心
ドラム3の中心O2は主軸1の中心Oに対して角
度βだけ変位することになる。
一方、主軸1の回転はチエーン等を介してロー
タリカムスイツチに伝動され、主軸1とロータリ
カムスイツチのロータリカムとを同一回転角度で
回転するようにし、このロータリカムスイツチに
よつてスライドの上死点等を検出して主軸1の駆
動源を停止制御等しているので、ロータリカムス
イツチよる出力される上死点検出信号の出力タイ
ミングは主軸1の回転角に対して一定となる。
このために、前述の様に偏心ドラム3を角度α
回転してストロークを変更した場合には、ロータ
リカムスイツチより出力される上死点検出信号は
主軸1の回転に対して角度βだけずれ、スライド
の上死点を正確に検出できないからスライドを上
死点において正確に停止できずに、前述の角度β
だけの主軸1の回転に相当するだけスライドが上
死点より手前又は上死点を過ぎた位置で停止して
しまう。
このことを解消する装置として特公昭50−
35267号公報に示すものが知られている。すなわ
ち、主軸の延長部に設けた軸を摺動自在とし、そ
の軸を摺動することで偏心ドラムの内側歯車に噛
合している歯車を延長部に設けた内歯スプライン
に噛合したり、離脱させ、その軸をロータリカム
軸に連結した構成であり、軸を回転して偏心ドラ
ムを回転することで偏心ドラムの偏心量を調整す
ると、軸の回転によりロータリカム軸が回転して
スライドの上死点を正確に検出できる。
しかしながら、かかる装置であると軸を直接回
転することで偏心ドラムを回転(自転)させると
共に、その軸が主軸とともに回転(公転)するば
かりか、軸方向に摺動するので、その軸をモータ
等に連結できずに作業者が手作業せねばならず、
作業が面倒となるばかりか、自動的に行なうこと
ができないし、軸をモータで駆動しようとすると
モータを軸を支承する歯車箱に直接取付けること
になつて、通常のプレス作業時にモータも回転さ
れから主軸の駆動力を無駄に消費されてしまう。
さらに、偏心ドラムを内歯スプライン、内側歯
車、歯車の噛合部で主軸の延長部に連結するの
で、偏心ドラムの連結強度が弱いばかりか、歯車
噛合部にガタがあり、通常のプレス作業時にスラ
イドが下死点に達して加工反力によつて偏心ドラ
ムに大きな荷重が作用した時に偏心ドラムが主軸
に対して微小角度回転するから、スライドを所定
の下死点位置に精度良く停止できない。
考案の目的 スライドのストロークを変更してもロータリカ
ムスイツチによつてスライドの上死点を正確に検
出できるし、自動的にストロークを調整でき、し
かも主軸の駆動力を有効利用できるし、スライド
を所定の下死点位置に精度良く停止できるように
する。
考案の構成 主軸とともに回転するドラムに偏心ドラムを回
転させる軸を設け、この軸を第1の伝動機構とク
ラツチでモータに連結し、前記軸に設けた歯車を
主軸の軸心の回りに回転する歯車を備えた第2の
伝動機構でロータリカム軸に連結し、モータによ
り軸を回転して偏心ドラムを回転させてスライド
のストロークを変更した場合に第2の伝動機構で
ロータリカム軸が回転するようにしたもの。
実施例 第2図はプレス機械のスライド駆動部分の断面
図であり、主軸1の一端部は機枠7の孔8に回転
自在に支承され、他端側は機枠9の孔10に回転
自在に支承したドラム11の偏心した孔12内に
スプライン嵌合され、該ドラム11の一端部と偏
心ドラム3の一端部とには相互に噛合する爪部1
3,14が形成してあり、ドラム11は、主軸1
の他端側に固着したプレート15に設けたバネ1
6で爪部13,14が噛合する方向に押動され、
孔12と主軸1との間に形成した環状室17内の
圧油でバネ16に抗して移動されて爪部13,1
4が離脱するようにしてある。
該環状室17は主軸1の軸心に穿孔した油孔1
8、ロータリジヨイント19を介して図示しない
操作弁を経て油圧源に連通してある。
20はストローク調整用のモータであり、その
出力軸21は電磁クラツチ等のクラツチ22を介
して軸23に連結され、軸23はスプロケツト2
4、チエーン25、スプロケツト26を介して主
軸1の他端部に軸受27で回転自在に支承した第
1歯車28のボス28aに連結してあり、この第
1歯車28には第2歯車29が噛合してある。
第2歯車29は、前記ドラム11の孔30に嵌
合した筒体31内に回転自在に支承した軸32の
中間部に固着され、この軸32の一端部に固着し
た第3歯車33が前記偏心ドラム3の外周に一体
形成したリングギヤ34に噛合し、軸32の他端
部に固着した第4歯車35は第5歯車36に噛合
し、この第5歯車36のボス36aは前記第1歯
車28のボス28aに軸受37を介して回転自在
に支承され、このボス36aにはスプロケツト3
8がキー39で固着してある。
40はロータリカムスイツチであり、その図示
しないロータリカムのロータリカム軸41にはス
プロケツト42が固着され、このスプロケツト4
2と前記スプロケツト38とはチエーン43で連
結してある。
前記主軸1の一端部には駆動歯車44が固着さ
れ、この駆動歯車44には図示しない駆動源に連
結した歯車45が噛合している。
しかして、主軸1を回転駆動すると偏心部2と
偏心ドラム3とによつてコンロツド4が上下動
し、ガイド杆5を介してスライド6が上下する。
この時、ドラム11は主軸1と共に回転し(つ
まり、ドラム11の中心O3と主軸1の中心Oと
は同一となつている)、第2歯車29と第1歯車
28とは一体となつて主軸1の回りを回転し、第
4歯車35と第5歯車36とが一体となつて第1
歯車28のボス28a(つまり主軸1)の回りを
回転するので、スプロケツト38は主軸1と同一
速度で回転し、その回転はスプロケツト38、チ
エーン43、スプロケツト42を介してロータリ
カム軸41に位動してロータリカムが主軸1と同
一速度で回転する。
これにより、ロータリカムスイツチによつてス
ライド6の上死点を検出できる。
また、環状室17に圧油を供給してドラム11
をバネ16に抗して左方に移動し、爪部13,1
4を離脱させた状態でモータ20を駆動すると、
クラツチ22、軸23、スプロケツト24、チエ
ーン25、スプロケツト26、第1歯車28、第
2歯車29、軸32、第3歯車33、リングギヤ
34を介して偏心ドラム3が回転するので、前述
と同様にしてスライド6のストロークを変更でき
る。
これと同時に、軸32の回転は第4歯車35、
第5歯車36、スプロケツト38、チエーン4
3、スプロケツト42を介してロータリカム軸4
1に伝動し、ロータリカムを偏心ドラム3と共に
偏心ドラム3の回転角度αの1/2回転するので、
前記ズレ角度βを補償できてスライド6の上死点
を正確に検出でき、スライド6を上死点で正確に
停止できる。
つまり、前記中心Oと中心O1との偏心量e1
中心O1と中心O2との偏心量e2とは等しくなり、
偏心ドラム3の回転角度αに対するずれ角度βは
β=1/2αとなり、前記第3歯車33とリングギ ヤ34の歯車比は前記第4歯車35と第5歯車3
6との歯車比の1/2となつているので、ロータリ カム軸41は偏心ドラム3の1/2だけ回転し、ず れ角度βを補償できる。
換言すれば、偏心ドラム3の回転角度αとずれ
角度βの比率と偏心ドラム3とロータリカム軸4
1との回転比率とを同一となるようにすれば良
い。
考案の効果 クラツチ22をONしてモータ20を駆動する
ことで軸32を回転して偏心ドラム3を回転すれ
ば偏心ドラム3の偏心量を調整してスライドのス
トロークを変更でき、しかも軸32が回転すると
第2の伝動機構によりロータリカム軸41が回転
するので、スライドのストロークを調整した場合
でもロータリカムスイツチ40によつてスライド
の上死点を正確に検出でき、スライドを上死点で
正確に停止できる。
また、第1の伝動機構と第2の伝動機構は主軸
1の軸心を中心として回転自在なる第1・第2の
歯車を備え、第1の伝動機構はクラツチ22で固
定側に設けたモータ20に連結、遮断されるか
ら、通常プレス作業時にクラツチ22を遮断状態
とすれば主軸1とともに第1の伝動機構が回転し
てもモータ20が回転されることがないし、モー
タ20自体が回転運動しないから主軸1の駆動力
を無駄1に消費せずに有効利用でき、しかもモー
タ20によつて軸32を回転して偏心ドラム3を
回転させることでスライドのストロークを変更で
きるので、スライドストローク変更操作を遠隔操
作によつて自動的に行なうことが可能となる。
また、第2の伝動機構とモータ20はクラツチ
22で連結、遮断され、ドラム11と偏心ドラ3
はバネ16で爪部13,14を噛合して連結さ
れ、かつ環状室17の圧油で爪部13,14を離
脱して分離されるから、通常のプレス作業時には
クラツチ22を断とし、環状室17の圧油を排出
すれば良く、ストローク調整時にはクラツチ22
を接とし、環状室17に圧油を供給すれば良いの
で、その操作が極めて簡単となるばかりか、通常
プレス作業時には偏心ドラム3を爪部13,14
でドラム11に連結しているから、偏心ドラム3
をドラム11にガタツキなしに強固に連結でき、
プレス作業時にスライド6が下死点に達して加工
反力によつて偏心ドラム3に大きな荷重が作用し
た時に偏心ドラム3がドラム11に対して微小角
度回転することがなく、偏心ドラム3の偏心量を
調整した値に維持してスライド6の下死点位置精
度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概略説明図、第2図は本考案
の実施例を示し、ストローク可変プレス機械のス
ライド駆動部分の断面図、第3図はその側面図で
ある。 1は主軸、2は偏心部、3は偏心ドラム、4は
コンロツド、6はスライド、20はモータ、40
はロータリカムスイツチ、41はロータリカム
軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主軸1の偏心部2に偏心ドラム3を嵌合し、こ
    の偏心ドラム3の外周面にコンロツド4を嵌合す
    ると共に、コンロツド4をスライド6に連結し、
    前記主軸1と一体的に回転しかつ主軸1の軸方向
    に摺動自在なドラム11を設け、このドラム11
    の一端部と前記偏心ドラム3の一端部に相互に嵌
    合する爪部13,14を形成し、このドラム11
    をバネ16で爪部13,14が噛合する方向に付
    勢保持し、かつ環状室17内の圧油で爪部13,
    14が離脱する方向に移動するようし、その環状
    室17を主軸1の軸心に穿孔した油孔18に連通
    し、 前記ドラム11に回転自在に支承した軸32に
    歯車33を設け、この歯車33を前記偏心ドラム
    の外周面に形成したリングギヤ34に噛合し、こ
    の軸32を、前記主軸1の軸心を中心として回転
    する第1の歯車28を備えた第1の伝動機構及び
    クラツチ22で固定側に設けたストローク調整用
    のモータ20に連結し、さらに前記軸32に設け
    た歯車35を前記主軸1の軸心を中心として回転
    する第2の歯車36を備えた第2の伝動機構によ
    りスライド上死点検出用のロータリカムスイツチ
    40のロータリカム軸41に連結し、該第2の伝
    動機構を、このロータリカム軸41が偏心ドラム
    3の回転角度αとずれ角度βとの比率に対応した
    回転比率で回転される構成としたことを特徴とす
    るストローク可変プレス機械。
JP1861584U 1984-02-14 1984-02-14 ストロ−ク可変プレス機械 Granted JPS60131298U (ja)

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JP1861584U JPS60131298U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 ストロ−ク可変プレス機械

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JP1861584U JPS60131298U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 ストロ−ク可変プレス機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60131298U JPS60131298U (ja) 1985-09-03
JPH0344391Y2 true JPH0344391Y2 (ja) 1991-09-18

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ID=30507415

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1861584U Granted JPS60131298U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 ストロ−ク可変プレス機械

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JP (1) JPS60131298U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035267A (ja) * 1973-08-02 1975-04-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035267A (ja) * 1973-08-02 1975-04-03

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JPS60131298U (ja) 1985-09-03

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