JPH0344242A - パケット交換網における入力規制方式 - Google Patents

パケット交換網における入力規制方式

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JPH0344242A
JPH0344242A JP1179709A JP17970989A JPH0344242A JP H0344242 A JPH0344242 A JP H0344242A JP 1179709 A JP1179709 A JP 1179709A JP 17970989 A JP17970989 A JP 17970989A JP H0344242 A JPH0344242 A JP H0344242A
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Shoji Fujino
尚司 藤野
Hisanaga Nakamura
央永 中村
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [目次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 第1の原理構成の作用 第2の原理構成の作用 第3の原理構成の作用 実施例 第1の入力回路と出力回路の実施例 第2の入力回路と出力回路の実施例 第3の入力回路と出力回路の実施例 他の実施例 発明の効果 [概要] 複数の入方路から入力されたパケットをそれぞれのヘッ
ダ内の宛先の出方路に出力するパケット交換網における
入力規制方式に関し、 オーバーフローを防止し、転送遅延量を制限し、出方路
を効率的に使用すると共に入方路の要求に応じたスルー
ブツトを保障するパケット交換網における入力規制方式
を提供することを目的とし、各入方路に設けた入力回路
は送信制御部と送信・応答パケット数管理部を備え、各
出方路に設けられた出力回路は入力回路から送信された
パケットを出方路に転送すると共に、応答パケット生底
部において転送パケット内のヘッダ内アドレスを検出し
て、対応する応答パケットを生威し折返しパスに出力し
、入力回路の前記送信・応答パケット数管理部は該応答
パケットを検出して送信パケット数と応答パケット数に
基づく出力を発生し、該出力により送信制御部はパケッ
トの送信制御を行うよう構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は複数の入方路から入力されたパケットをそれぞ
れのヘッダ内の宛先の出方路に出力するパケット交換網
における人力規制方式に関する。
近年パケットによりデータ、音声2画像等の各種の通信
(マルチメディア通信)を行うパケット交換網が次第に
利用されるようになった。そのようなパケット交換網に
は、パケット交換機やLAN等を含む交換手段が用いら
れており、今後さらに広い分野において普及すると予想
される。
そのような、パケット交換網では、多数の方路に対して
入方路と出方路が対になって設けられ、各方路の入方路
から入力されたパケットはそれぞれのヘッダにより指示
された出方路へ転送するよう一交換制御される。ところ
が、パケットのフローが特定の出方路へ集中するような
場合、パケットの廃棄をする事態が発生するので、入力
側に対して規制を行う必要がある。ところが、従来の入
力規制の方式では各種の問題があり、簡単かつ有効な入
力規制方式の実現が望まれている。
[従来の技術] 第13図は従来のシステム説明図である。
図に示すように、複数の端末または伝送路に対応する入
方路1〜nから入力されたパケットはそれぞれの入力回
路1〜nからパケット交換網またはパケット交換機に入
力して、各パケットのヘッダにより示される目的の端末
または伝送路である出方路1−nに転送され、各出方路
の出力回路を介して出方路に送信される。なお、入方路
1と出方路lは説明上左右に分かれて示されているが、
同じ端末または伝送路の方路に対応して対になって両方
向の通信を行うものである。同様に、他の方路2.3・
・nも入方路と出方路が対になっている。
パケットのフォーマットの一例を第13図の下段に示す
。A、Bのフォーマットにおいて右側が先頭になって伝
送され、■は情報、CHはコントロールヘッダ(パケッ
トタイプの識別用)を示す。
この例では、論理アドレス方式を示しており、宛先とし
てL CN (Logical Channel Nu
mber)またはV P r (Virtual Pa
th Id)と呼ばれている論理アドレスをパケットの
先頭に付ける。RH(R。
uting Header)は経路ヘッダであり、その
内容は、出力回路(出力ボート)の識別番号を符号化し
たものが入っている。パケット交換リンク(入力回路に
入力する前及び出力回路から出力された後)においては
A、のフォーマットであり、パケット交換y4(入力回
路から出力回路まで)においてはB、のフォーマットで
ある。
第13図に示すように、フォーマットへのパケットが交
換網の入力回路に入力すると、交換網の制御部(図示せ
ず)により出方路への転送経路が選択されてその経路情
報であるRHが付加されて交換網内で転送制御されて出
力回路に出力される。
尚1.パケツトフオーマツトにはこの他にもLCNの代
わりにLAN等で用いられる物理アドレスを用いる方法
や、RHを付加する代わりにLCNを用いて直接交換を
行う方法など各種方法があるが、いずれの方法でも本発
明原理は適用可能である。
従来の入力規制の方式を第14図を用いて説明する。
第14図のシステム構成は第13図と同様であるが、出
力回路は出方路mのための出力回路mだけが示されてい
る。この出力回路mには、出力バッファ(0−Bufで
表示)が備えられており、交換網から入力されたパケッ
トはこの出力回路mの出力バッファに一時蓄積され、そ
の一方で出方路m側に対する転送動作が行われる。
フロー規制の対象となるこの出力回路mの出力バッファ
の蓄積量は常にモニタされ、出力回路において相手側の
伝送路または端末へのパケットが集中したり、相手側で
輻較する等により出力バッファから出力されるパケット
の量に対して入力されるパケットが多いと出力バッファ
に滞留するパケットが増大する。その量がある一定以上
になると、該バッファへの入力を行っている全ての入方
路に対し、入力規制通知が与えられる。この入力規制通
知を受けた入力回路では、該当出方路へのパケット送信
を停止し、該出力バッファへの過大人力によるオーバー
フロー(パケットの廃棄)や、遅延の増大を回避するこ
とができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記の従来の方式によれば、次のような問題がある。
■バッファ量で監視するため、入力回路への規制通知の
遅延により、オーバーフローが発生して、パケットの廃
棄が生じる可能性がある。
■全ての入方路からの入力を規制すると、転送遅延量が
増大して例えば、音声等のように一定時間以上遅延する
と通話が不自然になる。
■出方路を効率的に使用できない。(入方路側に入力し
たいパケットが有るのに入力規制のため送Fできないた
め出方路を効率的に使用できない)■入方路の要求に応
じた制御がされない。(速度の異なるデータのパケット
を一律に止めるためスルーブツトが悪くなる〉 本発明はオーバーフローを防止し、転送遅延量を制限し
、出方路を効率的に使用すると共に入方路の要求に応じ
たスループットを保障するパケット交換網における入力
規制方式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の第1の原理構成図、第2図は本発明の
第2の原理構成図、第3図は本発明の第3の原理構成図
である。
第1図において、10は入方路の入力回路、11はパケ
ット交換網への入力線、12はパケット交換網から入力
回路への折返しパス、13はパケット交換網(またはパ
ケット交換機)、14はパケット交換網からの出方路へ
の出力線、15は出力回路からパケット交換網への折返
しパス、16は出力回路を表す。
第2図において、20乃至26は第1図の10〜16に
対応し、第3図において30乃至36も第1図の10〜
16に対応する。第1図、第2図および第3図の各原理
構成は、図から明らかなように入力回路10,20.3
0および出力回路16.26.36の内容が相互に異な
り、それに対応して作用が相違している。
上記の第1図乃至第3図の構成において、折返しパス1
2,22.32および15,25.35は、折返し専用
のパスを設けてそれを使用するか、または多方路1乃至
kについて双方向のパケット交換を行うために既に設け
られている逆方向のパスを使用してもよい。
本発明の第1および第2の発明は、入力回路から送信し
たパケットを出力回路で受信するとそれに対応する応答
パケットを折返しパスを介してその入力回路に送信し、
入力回路で送信パケット数と応答パケットの数を用いて
適性な数のパケットを送信するよう制御するものである
。そして、本発明の第3の発明は、所定数の送信パケッ
トの送信毎に出力回路に対して信号パケットを送信して
、出力回路からその信号パケットを折返しパスを介して
送信させて、入力回路でその折返しパスから信号パケッ
トを受信すると、送信規制の制御を行うものである。
[作用] 第1図乃至第3図において、入方路1乃至にはそれぞれ
の方路について、対応する出方路l乃至kが設けられて
いることはいうまでもない。そして、各方路は他の交換
機への伝送路または、端末への伝送路に相当する。以下
に第1図から第3図の順に各基本構成の作用を説明する
〔本発明の第1の原理構成の作用〕 入方路1に設けられた入力回路1.10(以下、入力回
路10という)には、送信制御部101と送信・応答パ
ケット数管理部102が備えられ、他の入力回路2乃至
入力回路にも図示しないが同様の構成を備えている。
第1図には、出方路として出方路5だけを示すが、全て
の方路(1−k)に対して同様に各入方路の経路に対応
した出方路に出力回路が設けられている。
入方路1の入力回路10に入力されたパケットは、送信
・応答パケット数管理部102により制御される送信制
御部101から入力線11を通ってパケット交換網13
に転送される。入力されるパケットの内容は変更されず
、パケット交換網13で交換動作が行われて、出方路5
への出力線14から出力回路16に入力し、バッファ1
61に格納され、バッファ161から出方路5に送信さ
れる。バッファ161からパケットが送信される際、そ
の送信パケットのヘッダが応答パケット生成部163で
検出される。
応答パケット生成部163は、そのヘッダに含まれた送
信元の情報を基にアドレステーブル162を参照して、
入力回路10のアドレスを求め、求めたアドレスをヘッ
ダとし、情報として応答情報であることを表示するデー
タを付加して応答パケットを生威し、折返しパス15に
出力する。この折返しパス15はその出方路と対になっ
て設けられている入方路(この場合入方路5)の入力線
(折返しパス15と同じ線)15からパケット交換網1
3を介して、応答パケットのヘッダにより指定された入
力回路10へのパスを表す。尚、アドレステーブル16
2はここでは論理的な機能の点からテーブルと称してお
り、物理的には、メモリによるデータ検索テーブル以外
の別の構成をとっても差し支えない。
入力回路10は、自己宛先とした応答パケットを折返し
パス12(図示しない出方路lへ向けた出力線と接続)
から受は取ると、送信・応答パケット数管理部102に
入力し、その応答パケットの数を計数する。送信・応答
パケット数管理部102は、送信制御部101から送信
したパケットの数と、当該入力回路10から出力回路1
6へ送信されたパケットのうち、出力回路16から出方
路へ出力されたパケットの数(応答パケットの数)を計
数して、両者の差を識別する。この差の数値は、入力回
路10から出力回路16に送信したパケットの内、出力
回路16のバッファ161に格納されて、未送信状態の
パケットの数を表す。
送信・応答パケット数管理部102には、予め内部また
は外部から入力規制すべき数値を設定しておき、送信パ
ケット数と応答パケット数の差がその規制値を越えると
、送信制御部Lotに対してその出力回路16へのパケ
ット送信を停止させ、設定数値以下なら規制をかけない
尚、ここでは入力回路10の送信先が出力回路16だけ
と、宛先が1つだけの場合について説明したが、複数の
出力回路が宛先になりうる場合についても、本発明は適
用可能である。その場合には、第1図のように、送信制
御部101、送信・応答パケット数管理部102が1つ
づつしか用意しない構成と、送信先対応で該回路を別々
に用意する構成方法とが考えられるが、どちらの構成方
法でも、本発明の効果は期待できる。勿論、別々に用意
する構成のほうが本発明の効果が大きくな6゜ 〔本発明の第2の原理構成の作用〕 第2図の構成において、入方路1から入力回路20に入
力されたパケットは、上記第1図に示す送信・応答パケ
ット数管理部102と同様の機能を備える送信・応答パ
ケット数管理部202により制御される送信制御部20
1からヘッダ付加部203を介して入力線21に転送さ
れる。送信制御部201からパケットが送信される時、
ヘッダ付加部203では、その送信されるパケットのヘ
ッダに当該入力回路20の経路を示す識別情報またはア
ドレスを持つヘッダを付加する。
新たなヘッダが付加されたパケットはパケット交換網2
3から宛先方路である出方路5の出力回路26に入力し
、バッファ261に格納され、そこから送信される時に
、ヘッダ制御部262において送信パケットの中からヘ
ッダ付加部203で付加されたヘッダを分離し、その入
力回路20への経路を示す情報をヘッダとして応答情報
であることを表す識別情報を含めて応答パケットを構成
して折返しパス25に送出する。
この応答パケットは、入力回路20で取り込まれ、送信
・応答パケット数管理部202に入力し、入力規制の制
御は上記第1図の場合と同様に行われる。
〔本発明の第3の原理構成の作用〕 第3図の入方路に設けた入力回路30において、301
は送信制御部、302は応答確認パケット生底部、30
3は応答確認パケット受信部を表し、出力回路36にお
いて、361はバッファ、362は応答確認パケット検
出部を表す。
入力回路30の応答確認パケット生成部302゜は出方
路5に宛てたパケットが送信制御部301から送信され
るとその個数を検出し、予め設定された個数のパケット
が送信される毎に応答確認パケットを生成して出方路5
を宛先にして送信制御部301から送信する。
この応答確認パケットはパケット交換網33を介して出
力回路36に到達し、バッファ361がら出方路5に送
信される時に、多数の送信パケットの中から応答確認パ
ケットだけを応答確認パケット検出部362で検出し、
対応する入力回路30への折返しパス35を通して返送
する。
入力回路30では、応答確認パケット受信部303で折
返しパスから応答確認パケットを受信すると、送信制御
部301に通知する。送信制御部301はその通知に応
じて送信規制の制御を行う。
この第3図の方式において、応答確認パケットの返送先
情報の付加方法としては、上記第1の原環構成(第1図
)または第2の原理構成(第2図)に示す方式の何れか
を用いる。すなわち、通常のパケットのヘッダ(宛先の
アドレスだけを含む)を付加して送信し、出力回路にお
いてアドレステーブルを用いて入力回路へのアドレスを
検出する方法か、入力回路の応答III mWパケット
生生部部おいて返送用の送信元アドレス(入力回路のア
ドレス)を付加(第1の原理と同様のアドレス)して送
信して、出力回路側ではそのアドレスにより応答確認パ
ケットを返送する方法である。
[実施例] 第4図は本発明が実施されるパケット交換機の構成図、
第5図および第6図は第1図に示す第1の原理構成に対
応する第1の入力回路の実施例構成図と第1の出力回路
の実施例構成図、第7図および第8図は第2図に示す第
2の原理構成に対応する第2の入力回路の実施例構成図
と第2の出力回路の実施例構成図、第9図および第1O
図は第3図に示す第3の原理構成に対応する第3の入力
回路の実施例構成図と第3の出力回路の実施例構成図で
ある。
第4図において、40は多数の伝送路または端末(相手
パケット交換機と接続)の収容部を表し、41は伝送路
または端末から人力されたパケットを宛先とする伝送路
または端末に転送する機能を持つパケット交換機を表し
、伝送路または端末の各収容部40は第1図乃至第3図
の入力回路および出力回路に対応する回路を備え、パケ
ット交換1!141は第1図乃至第3図のパケット交換
網に対応する。また、第1図乃至第3図の折返しパス(
12,22,32および15,25.35)は各方路に
対し双方向に設けられた伝送路の中の逆方向のパスを使
用する。
第4図の伝送路または端末の収容部に備えられる入力回
路と出力回路の3つの実施例の構成を第5図乃至第10
図に示し、以下順に説明する。
〔第1の入力回路および出力回路の実施例〕第5図に示
す第1の入力回路と第6図に示す第1の出力回路は、両
者が相互に関連した動作を行うので合わせて説明する。
第5図において、50は送信制御部、51は送信・応答
パケット数管理部、52は特定のパケットを分岐するフ
ィルタを表し、第6図において60は出力バッファ、6
1は応答パケット生成部、62はアドレステーブル、6
3はマルチプレクサ(MUXで表示)を表す。
第5図の入力回路には、インタフェース(1/Fで表示
)を介して送信制御部50のバッファ501にパケット
が受信され、送信・応答パケット数管理部51の制御に
よりバッファから出力される。そのパケットは先頭のヘ
ッダ(Hで表示)とこれに続く情報(【で表示)とで構
成される。
バッファ501から出力されたパケットはDRH付加回
路502に供給される。こでDRH付加回路502は、
送信されるパケット(送信パケットという)に対し、交
換機内の交換動作に使用する宛先経路を示すヘッダ(D
RHで表示: Distinatton Routin
g )leader)を付加し、入力されたヘッダHと
情報Iを合わせて新たな情報■として構成し、rDRH
,I、がインタフェースI/Fを介してパケット交換機
に送信される。
第6図の出力回路では、インタフェースI/Fから入力
した送信パケットを出力バッファ60に格納し、相手の
伝送路(相手交換4iSi)または端末の状態に応じて
出力バッファ60から送信される。
出力バッファから送信されるパケットは、交換機内で使
用された宛先経路を示すヘッダは取り除かれ、元のへラ
ダHと情報Iとで構成される。
このパケットがバッファから送信されると、応答パケッ
ト生成部61のヘッダ検出回路611でその中のへラダ
Hを検出し、検出したヘッダHによりアドレステーブル
62を検索することにより、そのパケットが入力した入
力回路のアドレスが得られる。この動作の詳細を説明す
ると、このアドレステーブル62は、パケットの呼のパ
スが設定された時に図示されない交換制御部により内容
が設定される。その構成は、RAMまたはROM等のメ
モリを用い、各LCN (論理チャネル番号、従来例の
第13図参照)のアドレス位置に入力回路への経路情報
を表すSRH(送信元経路ヘッダ: 5ource R
outing Header )が格納される。
従って、第6図のヘッダ検出回路611で検出したヘッ
ダHのLCNをアドレスとして、SRHをデータとして
読出すことができる。
入力回路を示すアドレスはSRH付加回路612に供給
されSRHをCH付加回路613に供給する。CH付加
回路613は、応答パケットを示す制’4B ヘッダ(
CH: Control Reader)を該SRHに
付加して折返しパスである逆方向の伝送路に出力される
。この応答パケットは、逆方向の伝送路(出方路→入方
路)に入力するMUX63において多重化されパケット
交換機に入力する。
この応答パケットは、上記したヘッダ内のSRHにより
入力回路(第5図)を宛先にして経路が選択されるので
、第5図の逆方向の伝送路54にに現れ、フィルタ52
において、その応答パケット(応答パケットであること
を表す制御ヘッダCH)を検出するとそのパケットを分
岐して送信・応答パケット数管理部51の応答パケット
受信部514に入力する。
このフィルタ52の構成は、第11図のフィルタの構成
図に示されている。第11図で、パケット交換機からの
折返しのデータパスから入力したパケットは、シフトレ
ジスタ115に入力される。
そのパケット、の制御ヘッダCHの特定ビットをラッチ
回路114にラッチして、その出力が“1″であれば応
答パケットであるから、ゲート制御部B113の“l”
出力によりゲート回路111をオン状態にしてCHに続
いてシフトレジスタ115から出力される応答パケット
を応答パケット受信部(第5図514)に送出する。ラ
ッチ回路114に“O”がラッチされると、ゲート制御
回路113はゲート回路111をオフ、ゲート回路11
2をオンに制御し、シフトレジスタ115の出力を伝送
路または端末へ送出する。
ここで、第5図の説明に戻ると、応答パケット受信部5
14は応答パケットが入力されると、アップダウン(U
 p/downで表示)カウンタ513に対しダウン入
力を発生する。アップダウンカウンタ513は、バッフ
ァ501から送信パケットが送出されると、カウンタ制
御部511で検出して該アップダウンカウンタ513を
アップカウントし、応答パケット(出力回路から折返し
パスに送信してくる)を受信すると、ダウンカウントす
る。
従って、アップダウンカウンタ513は、出力回路に宛
てて送信したパケット数の中で現在出力回路の出力バッ
ファに残っているパケット数を表示する。
送信・応答パケット数管理部51のコンパレータ512
には、予め出方路(出力回路)に対し連続して出力でき
るパケット数(ウィンドウサイズ)を設定できる構成を
備え、その設定値とアップダウンカウンタ513の数値
を比較して、設定値を越えたら、コンパレータ512は
カウンタ制御部511に通知して、カウンタ制御部51
1はバッファ501からのパケット出力を停止させる。
〔第2の入力回路および出力回路の実施例〕第7図に示
す第2の入力回路と第8図に示す第2の出力回路を合わ
せて説明する。
第7図において、70は送信制御部、71は送信・応答
パケット数管理部、72は特定のパケットを分岐するフ
ィルタを表し、第8図において80は出力バッファ、8
1はヘッダ制御部、82はマルチプレクサ(MUXで表
示)を表す。
第7図の入力回路の構成は上記の第5図の構成どは送信
制御部の構成が異なり、他の部分は同様の構成であり、
異なる点を中心に説明する。
入力回路の送信制御部70のバッファ701からパケッ
トが送信されると、そのパケット(ヘッダHと情報■)
はDRH−SRH付加回路702に入力し、元のヘッダ
Hに対して、出力回路(出方路)への経路を示すDRH
(宛先経路ヘッダ:Disttnation Rout
ing Header)と入力回路自身に折返す経路を
示す識別情報(ID)またはアドレスで構成するSRH
(送信元経路ヘッダ)を付加して、全体として、DRH
,SRH,Iとで構戒するパケットをパケット交換機に
送出する。
この送信パケットがパケット交換機を通って第8図の出
力回路に入力し出力バッファ80に格納される。そのパ
ケットは、入力回路で付加されたSRHとDRHの内D
RHは交換機の経路選択で使用されているので、SRH
,H,Iで構成される。この出力バッファ80から出方
路に送信されると、ヘッダ分離フィルタ811において
、SRHが分離されて、次のCH付加回路812に供給
される。このCH付加回路812は入力されたSRHに
対し応答パケットであることを示すCH(Contro
l Header)を付加し、マルチプレクサ82にお
いて多重化して受信パス(出方路→入方路)へ送信する
この応答パケットは、パケット交換機を通って逆方向の
パスを介して送信されると、第7図のフィルタ72から
送信・応答パケット数管理部71に入力して、上記第5
図と同様にパケット数により送信制御を行う。
なお、第8図の出力回路ではCH付加回路812が備え
られているが、第7図の入力回路においてSRHと同時
に予めCHを付加する構成にすれば、出力回路ではSR
HとCHを持つパケットを分離して受信パスから入力回
路に送り返すことにより同様の機能を実現できる。
〔第3の入力回路および出力回路の実施例〕第9図に示
す第3の入力回路と第10図に示す第3の出力回路を合
わせて説明する。
第9図において、90は送信制御部、91は応答確認パ
ケット(Sパケットで表示:Signal)生成部、9
2は応答確認パケット受信部を表し、第10図において
、95はバッファ、96は応答確認パケット(Sパケッ
トで表示)検出部、97はマルチプレクサ(MUXで表
示)を表す。
第9図の入力回路には、インタフェース(1/Fで表示
)を介して送信制御部90のバッファ901にパケット
が受信され、カウンタ制御部902の制御によりバッフ
ァから出力される。このバッファ901から連続して出
力できるパケット数(ウィンドウサイズ)が予めコンパ
レータ904に設定される。パケットカウンタは、バッ
ファ901から出力される送信パケット数をカウントし
、カウント数がコンパレータ904の設定値を越えると
、コンパレータ904はカウンタ制御部902に通知し
、カウンタ制御部902はバッファ901の出力を停止
して、送信規制を行う。
一方、カウンタ制御部902は、バッファ901からウ
ィンドウサイズの個数のパケットが送信される毎にコン
パレータ904から発生する出力(バッファ901を停
止する時の出力)に応じて応答確認パケット(以下単に
Sパケットという)生成部91内のSパケット生成回路
912に駆動信号を供給する。これに応じてSパケット
生成回路912は、Sパケットを生威し、マルチプレク
サ911に入力し、バッファ901から出力された送信
パケットと多重化されパケット交換機に送信される。
このSパケットは、パケット交換機を介して第10図の
出力回路に人力されてバッファ95に格納される。バッ
ファ95から出方路に送信される時に、Sパケット検出
フィルタ961でSパケットだけを分離し、受信パス(
出方路→入方路)のマルチプレクサ97に入力して通常
のパケットと多重化されてパケット交換機に入力される
。このSパケットは第9図の入力回路の受信パスに入力
される。
入力回路のSパケット受信部92のSパケット検出フィ
ルタ922によりそのSパケットを検出すると、Sパケ
ット受信回路921に入力される。
Sパケット受信回路921がこれに応じて送信制御部9
0のカウンタ制御部902に通知するとカウンタ制御部
902はそれまでのパケット送信規制を解除して、送信
を開始する。この時、バケットカウンタ903はリセッ
ト(またはカウントダウンする)され、再び送信パケッ
トのカウント動作を開始する。
この実施例において、入力回路(第9図)で生成され出
力回路(第10図)から返送されるSパケットの転送方
式は、上記第5図、第6図に記載した方式や、第7図、
第8図に記載した方式の何れかを用いることができる。
すなわち、前者の場合、第5図の入力回路のようにDR
H(宛先経路ヘッダ)をSパケットのヘッダとして付加
した形式とし、出力回路(第10図)にアドレステーブ
ルを設けて、戻りのSパケット用のSRH(送信元経路
ヘッダ)を付加する方式となる。後者の場合、第7図の
入力回路のようにSパケットのヘッダにDRHの他に戻
りの経路を示すSRHも付加して送信し、出力回路(第
10図)でそのSRHを分離してSパケットを送り返す
方式となる。
この第9図および第10図の実施例によれば、交換機が
高い信頼性をもち、転送誤りが少ないものとしているが
、パケット転送時に応答確認バケツ)(Sパケット)が
失われて、入力規制をしたまま応答確認パケットを待ち
続ける状態が発生する恐れがある。それに備える方式と
して、入力回路(第9図)にタイマを設け、送信パケッ
トを出力してから所定時間内に応答確認パケットが戻っ
てこない時にカウンタ制御部902を初期化(従ってパ
ケットカウンタ903をリセットする)する構成とする
方式を採用することができる。
〔他の実施例の構成〕 上記の第4図乃至第1O図の実施例の構成では、パケッ
ト交換網としてパケット交換機の例を示したが、LAN
 (ローカル・エリア・ネットワーク)等の交換網に適
用することもできる。その場合、伝送路または端末収容
部は入力回路と出力回路の2つの機能を備えているが、
それぞれを分離してもよい、また、この実施例では双方
向伝送を考えているので、応答パケット(Sパケットを
含む)を受信パス(出方路→入方路)に多重しているが
、別個の折返しパスを設けるIl戒とすることもできる
また、第4図乃至第10図の実施例では入力回路にバッ
ファを設け、送信パケットを止めて(規制)いるが、入
力回路内のバッファで入力規制を行わない他の入力規制
の方式を第12図に示す。
この方式では、入力回路に接続された伝送路の相手側装
置または端末に対して入力規制の通知を送る方式であり
、第12図はパケット交換網123の入力回路122に
端末121が接続されている例が示されている。図の端
末121から送信したパケットが入方路から入力量g&
122に入力してパケット交換y4123から出方路に
設けられた出力回路124に送信する時に輻較が発生し
た場合、本発明により入力回路122にその状態が検知
(通知)される。これを受は取った入力回路122は入
方路への入力規制通知として、特定の信号またはパケッ
トを端末121に宛てて送信する。
これに応じて端末からその入方路(端末から見て出方路
)へのパケット送信を規制する。
[発明の効果コ 本発明によれば任意の出力回路の出力待ちバッファに対
する入力回路からの入力規制を実現できる。また、複数
の入方路に対し任意の比率でスループットの保障を行い
、しかも簡単な構成を使用するので入方路と出方路が増
加しても大規模化することなく対処で゛きる。さらに、
規制通知または送信時のオーバーヘッドを少なくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の原理構成図、第2図は本発明の
第2の原理構成図、第3図は本発明の第3の原理構成図
、第4図は本発明が実施されるパケット交換機の構成図
、第5図、第6図は第1の入力回路と第1の出力回路の
実施例構成図、第7図、第8図は第2の入力回路と第2
の出力回路の実施例構成図、第9図、第10図は第3の
入力回路と第3の出力回路の実施例構成図、第11図は
フィルタの構成図、第12図は他の入力規制の方式を示
す図、第13図は従来のシステム説明図、第14図は従
来の入力規制の方式説明図である。 第1図中、 lO:入方路1の入力回路 101:送信制御部 102:送信・応答バケッ ト数管理部 11 : 12゜ 13 : 14 : 16 : 61 62 63 パケット交換網への入力線 15:折返しパス パケット交換網(パケット交換機) 出力回路への出力線 出方路5の出力回路 :バッファ :アドレステーブル :応答パケット生底部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入方路から入力されたパケットを、それぞ
    れのヘッダ内の宛先の出方路に出力するパケット交換網
    における入力規制方式において、各入方路に設けた入力
    回路(10)は送信制御部(101)と送信・応答パケ
    ット数管理部(102)を備え、各出方路に設けられた
    出力回路(16)は入力回路から送信されたパケットを
    出方路に転送すると共に、応答パケット生成部(163
    )において転送パケット内のヘッダ内アドレスを検出し
    て、対応する応答パケットを生成して折返しパスに出力
    し、入力回路(10)の前記送信・応答パケット数管理
    部(102)は該応答パケットを検出して送信パケット
    数と応答パケット数に基づく出力を発生し、該出力によ
    り送信制御部(101)はパケットの送信制御を行うこ
    とを特徴とするパケット交換網における入力規制方式。
  2. (2)複数の入力路から入力されたパケットをそれぞれ
    のヘッダ内の宛先の出方路に出力するパケット交換網に
    おける入力規制方式において、各入方路に設けた入力回
    路(20)は送信制御部(201)と送信・応答パケッ
    ト数管理部(202)および送信されるパケットのヘッ
    ダに当該入力回路のアドレスを含む情報を付加するヘッ
    ダ付加部(203)を備え、 各出方路に設けた出力回路(26)は、入力回路から送
    信されたパケットを出方路に転送すると共に、ヘッダ制
    御部(262)により上記ヘッダ付加部で付加されたア
    ドレスを含む情報を分離して、応答パケットとして折返
    しパスに出力し、 入力回路(20)の前記送信・応答パケット数管理部(
    202)は、該応答パケットを検出して送信パケット数
    と応答パケット数に基づいて送信制御部(201)から
    のパケット送信を制御することを特徴とするパケット交
    換網における入力規制方式。
  3. (3)複数の入力路から入力されたパケットをそれぞれ
    のヘッダ内の宛先の出方路に出力するパケット交換網に
    おける入力規制方式において、各入方路に設けた入力回
    路(30)に、送信制御部(301)と設定された所定
    数のパケットを送信する毎に出力回路に宛てた応答確認
    パケットを送信する応答確認パケット生成部(302)
    および応答確認パケット受信部(303)を備え、 各出方路に設けた出力回路(36)は、応答確認パケッ
    ト検出部(362)を備え、応答確認パケットを検出す
    ると該パケットを折返しパスに出力し、前記入力回路の
    応答確認パケット受信部で受信すると、送信制御部(3
    01)に入力して送信制御を行うことを特徴とするパケ
    ット交換網における入力規制方式。
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