JPH0343982A - 点火プラグの中心電極の製造方法 - Google Patents

点火プラグの中心電極の製造方法

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JPH0343982A
JPH0343982A JP17655389A JP17655389A JPH0343982A JP H0343982 A JPH0343982 A JP H0343982A JP 17655389 A JP17655389 A JP 17655389A JP 17655389 A JP17655389 A JP 17655389A JP H0343982 A JPH0343982 A JP H0343982A
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JP
Japan
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metal material
resistant
heat
corrosion
conductive metal
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Application number
JP17655389A
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English (en)
Inventor
Ryoji Kondo
良治 近藤
Yoshiaki Ikeda
池田 善昭
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内燃機関用点火プラグの中心電極の製造方
法に関するものである。
[従来技術] 内燃機関用点火プラグの先端部(中心電極部)を第13
図に示す。中心電極1は熱良導性金属2を芯体とし、そ
の熱良導性金属2を耐熱・耐腐蝕性金属3が覆っている
。尚、同図中、4は中心電極1の外周部に配設されたア
ルミノからなる耐熱絶縁体である。
そして、点火プラグの中心電極1の製造方法は2つの方
法に大別される。そのうち1つは、特開昭48−103
445号公報や特開昭53−132628号公報に示さ
れているように、耐熱・耐腐蝕性金属であるニッケル2
.インコネルからなるカップ中に熱良導性金属である銅
等を挿入し、これを押出し加工により点火プラグ中心電
極形状に形成するものである。
もう1つは、特開昭49−631号公報に示されている
ように、耐熱・耐腐蝕性金属からなるペレッi〜上に熱
良導性金属からなるペレッ1〜を乗吐重ね合わせた状態
で押出梨中に配設し、これを押出し加工することにより
中心電極を形成する方法である。
[発明が解決しようとする課題1 ところが、点火プラグの耐熱′l″Lを向上さけるため
に耐熱・耐腐蝕性金属3を必要最小限にすべく第14図
に示すように、熱良導″[4金属2の先端部を耐熱・耐
腐蝕性金属3の先端面に近付けると熱良導性金属2が受
熱部近傍に接近し過ぎ、エンジン高負荷時に熱良導性金
属2が溶融し、その溶融の際に膨張して被覆している耐
熱・耐腐蝕性金属3を破り融出する問題があった。そし
て、熱良導性金属2が融出すると、プラグ温度が異常に
上昇しプレイグニツシヨンを発生しエンジン損傷をきた
すこととなる。
この発明の目的は、熱良導性金属の溶出を防止して充分
な耐熱性の向上を図ることのできる点火プラグの中心電
極の製造方法を提供することにある。
[課題を解決するだめの下段] この発明は、熱良導性をFiする棒状の芯体を、耐熱・
耐腐蝕性を右する被覆体で覆った点火プラグの中心電極
において、 前記被覆体となる耐熱・耐腐蝕性金属材料に凹部を形成
するとともに、前記芯体となる熱良導性金属材料に凸部
を形成する第1工程と、前記耐熱・耐腐蝕性金属材料の
凹部と前記熱良導性金属材料の凸部とを畜着状態で接合
する第2工程と、前記接合した耐熱・耐腐蝕性金属材料
と熱良導性金属材料を押出し加工して棒状にする第3工
程とからなる点火プラグの中心電極の製造方法をその要
旨とする。
[作用] 第1工程にJ:り被覆体となる耐熱・耐腐蝕性金属材料
に凹部が形成されるとともに芯体となる熱良導性金属材
料に凸部が形成され、第2工程により耐熱・耐腐蝕性金
属材料の凹部と熱良導性金属材料の凸部とが密着状態で
接合され、第3工程により接合した耐熱・耐腐蝕性金属
材料と熱良導性金属材料が押出し加工され棒状にされる
。その結果、芯体の先端は凸状に形成され、被覆体の厚
みの最適設置を行なうことが可能となる。。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第1図に示すように、点火プラグの中心電極10は芯体
となる熱良導性金属11と被覆体となる耐熱・耐腐蝕性
金属゛12から構成されている。この耐熱・耐腐蝕性金
属12はニッケルやインコネル材が使用され、熱良導性
金属11は銅材が使用される。この点火プラグの中心電
極10は、第2図に示すようにアルミナよりなる絶縁体
13にて回りが囲まれ、点火プラグの脚部が構成される
点火プラグの重要な特性である耐熱性は熱良導性金属1
1と耐熱・耐腐蝕性金属12とのXJ演法上組合せによ
り決定される。基本的には耐熱・耐腐蝕性金属12の被
覆層を必要最小限に設定し、残りを全て熱良導性金属1
1で満たすことが良熱特性を得る段目である。この際に
問題となるのは、耐熱・耐腐蝕性金属12(被覆層〉の
厚さをどの程度にすべきかであるが、中心電極10の側
壁部での厚さbは、耐熱・耐腐蝕性金属12の腐蝕特性
と、高温時の耐熱・耐腐蝕・ビI金属12と熱良導性金
属11の熱膨張差による熱応力に耐えるような耐熱・耐
腐蝕性金属12の設計寸法により↑に決定される。又、
中心電極10の軸線方向しての耐熱・耐腐蝕性金属12
(被覆層)の厚さaは、火花による消耗と、上述した腐
蝕特性及び熱応力の設計寸法により主に決定される。
第3図には厚さaと厚さbの変化による熱特↑4を示す
。この第3図において横軸には厚さaをとっている。又
、横軸にはエンジンの基準測温栓での燃焼室温度をとり
、この燃焼室温度は供試点火プラグがプレイグニツシヨ
ンを発生した時のプラグ温度の代用値である。ざらに、
厚さbをパラメータにしている。このときの供試点火プ
ラグのa。
bの形状を第4図に示す。
第3図から分るように、中心電極10のa、 bを変え
るだけで、他の設計寸法及び材質とも同一の点火プラグ
ては、aが小さいほど、又、bが小ざいはど良い熱特性
を示す。ここで、1.2#≦a≦]、8#、0.3mm
<A)≦0.8mm(D範囲ニあることが電極消耗性、
耐腐蝕性、耐熱応力から及び基準測温栓での下限温度7
50’Cから必要となる。最も最適範囲は、1.2#≦
a≦1.6m、0.3#≦b≦0.4#である。
尚、第1図に示すように中心電極の先端は主に熱的な設
計上縮径化されている。
次に、このような点火プラグの製造方法を説明する。
第5図にはカップ状の耐熱・耐腐蝕性金属材料14を示
し、穴部15の先端部には四部16が形成されている。
又、第6図には熱良導性金属材料17を示し、その先端
部には凸部18が形成されている。そして、第7図に示
すように、その耐熱・耐腐蝕性金属材料14の穴部15
内に熱良導性金属材料17を仲人し、両企属(A料14
..17の凹凸部16.18を嵌合させる。次に、抵抗
溶接を行い、耐熱・耐腐蝕性金属材料14と熱良導性金
属材料17を密着状態で接合する。その後、両金属材料
14.17を押出しダイス19に配置し、パンチ20を
押出しダイス19に挿入して、押出し成形により第1図
に示す中心電極10を形成する。
第8図、第9図はペレッI〜型の″!A造方法を示ず。
円板状の耐熱・耐腐蝕性金属材料21(ペレツ1−〉の
中央部に凹部22を設けるとともに、円板状の熱良導性
金属材料23(ペレット)の中央部に凸部24を形成す
る。そして、第10図に示すように耐熱・耐腐蝕性金属
材料21の凹部22と熱良導性金属材料23を凸部24
を嵌合さ吐、その両者をロウ(=Ji)、若しくは抵抗
溶接により密着状態で接合させる。次に、その後、両金
属材料21゜23を押出しダイス25に配置し、パンチ
26を押出しダイス25に挿入して、押出し成形により
第1図に示−づ−中心電極を形成する。
このように本実施例では、カップ型では被覆体となる耐
熱・耐腐蝕性金属材料14に凹部16を形成するととも
に、芯体となる熱良導性金属材料17に凸部18を形成
しく第1工程〉し、耐熱・耐腐蝕性金属材料14の凹部
16と熱良導性金属材料17の凸部18とを密着状態で
接合しく第2工程)、接合した耐熱・耐腐蝕性金属材料
14と熱良導性金属材料17を押出し加工して棒状にす
るようにしたく第3工程〉3.又、ペレツ1〜型’c 
4;1被覆体となる耐熱・耐腐蝕性金属材料21に四部
22を形成するとともに、芯体となる熱良導性金属材料
23に凸部24を形成しく第1工程)し、耐熱・耐腐蝕
性金属材料21の凹部22と熱良導性金属材料23の凸
部24とを密着状態で接合しく第2工程〉、接合した耐
熱・耐腐蝕性金属材料21と熱良導性金属材料23を押
出し加工して棒状にするようにしたく第3工程〉。
その結果、第1図で破線で示すような従来方法での電極
とは異なり、カップ型、ペレツ1〜型いずれの製造方法
においても、耐熱・耐腐蝕性金属材料(14又は21〉
と熱良導性金属材料(17又は23〉の凹凸部(16,
18又は22.24)により押出し加工された中心電極
10の熱良導性金属(芯体〉11の先端部分は凸形状と
なる。このため第3図に示すように、それぞれの厚さa
bに対しaの値を1.2≦a≦1.8にnUi?l可能
で、熱特性の向−ヒを図ることができるとともに、腐蝕
、熱応力にも耐えうる側壁厚さbの値を0゜3≦b≦0
.8と自由に設計できる。このため、良好な熱特性を得
ると同時に腐蝕、熱応力に浸れた中心電極を得ることが
できる。又、押出し加工前に両金属拐料を密着状態で′
接合したので、押出し加工後に両省間での空隙の発生は
未然に防止される。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、第11図、第12図に示すように白金チップ2
7を溶接した中心電極にも適用できる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、熱良導性金属の
溶出を防止して充分な耐熱性の向上を図ることのできる
点火プラグの中心電極を製造することができる優れた効
果を光揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の点火プラグの中心電極の断面0 図、第2図は点火プラグの脚部の断面図、第3図は温度
特性を説明するための図、第4図は供試点火プラグの断
面図、第5図は製造工程を説明するための断面図、第6
図(よ製造工程を説明するための断面図、第7図は製造
工程を説明するための断面図、第8図は製造工程を一2
明りるための断面図、第9図は製造工程を説明するため
の断面図、第10図は製造工程を説明するための断面図
、第11図は別例の点火プラグの中心電極の断面図、第
12図は別例の点火プラグの中心電極の断面図、第13
図は従来技術を説明するための点火プングの断面図、第
14図は従来技術を説明するための点火プラグの断面図
である。 14は耐熱・耐腐蝕性企属伺利、16は凹部、17は熱
良導性金属材料、18は凸部、21は耐熱・耐腐蝕性金
属祠斜、22は凹部、23は熱良導性金属材料、24は
凸部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱良導性を有する棒状の芯体を、耐熱・耐腐蝕性を
    有する被覆体で覆った点火プラグの中心電極において、 前記被覆体となる耐熱・耐腐蝕性金属材料に凹部を形成
    するとともに、前記芯体となる熱良導性金属材料に凸部
    を形成する第1工程と、 前記耐熱・耐腐蝕性金属材料の凹部と前記熱良導性金属
    材料の凸部とを密着状態で接合する第2工程と、 前記接合した耐熱・耐腐蝕性金属材料と熱良導性金属材
    料を押出し加工して棒状にする第3工程と からなる点火プラグの中心電極の製造方法。
JP17655389A 1989-07-07 1989-07-07 点火プラグの中心電極の製造方法 Pending JPH0343982A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010062160A (ja) * 2007-09-13 2010-03-18 Ngk Spark Plug Co Ltd スパークプラグ
US8531094B2 (en) 2007-09-13 2013-09-10 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Spark plug having self-cleaning of carbon deposits
JP2015201368A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 日本特殊陶業株式会社 スパークプラグ
JP2017538270A (ja) * 2014-12-16 2017-12-21 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 中心電極を有する点火プラグ

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