JPH0343981Y2 - - Google Patents
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- JPH0343981Y2 JPH0343981Y2 JP1986123432U JP12343286U JPH0343981Y2 JP H0343981 Y2 JPH0343981 Y2 JP H0343981Y2 JP 1986123432 U JP1986123432 U JP 1986123432U JP 12343286 U JP12343286 U JP 12343286U JP H0343981 Y2 JPH0343981 Y2 JP H0343981Y2
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、鑑賞用植物の鉢物や盆栽を栽培する
時、人手を要せず、また必要量液体を調節操作な
しに長期にわたつて供給する自動給水器具に関す
るものである。
時、人手を要せず、また必要量液体を調節操作な
しに長期にわたつて供給する自動給水器具に関す
るものである。
従来の技術
従来この種の自動給水器具としては、実公昭57
−29560号公報、実公昭58−39070号、実開昭57−
80241号公報、実開昭57−201154号公報、実開昭
59−92654号公報、実開昭59−163367号公報、実
開昭59−170451号公報、実開昭61−34859号公報
及び特開昭61−25426号公報に開示されている。
−29560号公報、実公昭58−39070号、実開昭57−
80241号公報、実開昭57−201154号公報、実開昭
59−92654号公報、実開昭59−163367号公報、実
開昭59−170451号公報、実開昭61−34859号公報
及び特開昭61−25426号公報に開示されている。
これら公報の開示技術は、軟質合成樹脂製のパ
イプに給水紐を挿入し、この給水紐の一端部を植
木鉢の土壌内に挿入し、また給水紐の他端部を貯
水タンクの水に浸積し、この水を給水紐の毛細管
現象で移送し植木鉢の土壌内に自動的に給水する
ようにしたものである。
イプに給水紐を挿入し、この給水紐の一端部を植
木鉢の土壌内に挿入し、また給水紐の他端部を貯
水タンクの水に浸積し、この水を給水紐の毛細管
現象で移送し植木鉢の土壌内に自動的に給水する
ようにしたものである。
考案が解決しようとする問題点
しかし、上記の自動給水器具は植木鉢と貯水タ
ンクの水位との間の高度差が小差でないと給水量
が変わる。つまり、水位が低くなつた場合などど
うしても給水量が変化する傾向があり、水位等の
高さの変化によつて給水量が増減変化して常に均
一な送水量を保つことが出来ないという問題点が
あつた。
ンクの水位との間の高度差が小差でないと給水量
が変わる。つまり、水位が低くなつた場合などど
うしても給水量が変化する傾向があり、水位等の
高さの変化によつて給水量が増減変化して常に均
一な送水量を保つことが出来ないという問題点が
あつた。
また、従来の自動給水器具として実開昭57−
31127号公報に開示されたものがあり、これは、
供給液を密閉封入してなる給液器本体に円錐筒体
の導液部を有する突き刺し部を一体にして設けこ
の突き刺し部を切り取ることにより給液口を開口
したものであるが、この自動給水器具は給水を長
期間に行なえないという問題点があつた。
31127号公報に開示されたものがあり、これは、
供給液を密閉封入してなる給液器本体に円錐筒体
の導液部を有する突き刺し部を一体にして設けこ
の突き刺し部を切り取ることにより給液口を開口
したものであるが、この自動給水器具は給水を長
期間に行なえないという問題点があつた。
また、従来の自動給水器具として実開昭60−
22169号公報に開示されたものがあり、これは、
柔軟で小径なパイプの一方端とプラグを嵌挿した
ソケツト上端との間に軟質プラスチツクなどの中
空体からなる貯水タンクを相互連通状態に接続
し、プラグの中空部内にパツキンを充填したもの
である。
22169号公報に開示されたものがあり、これは、
柔軟で小径なパイプの一方端とプラグを嵌挿した
ソケツト上端との間に軟質プラスチツクなどの中
空体からなる貯水タンクを相互連通状態に接続
し、プラグの中空部内にパツキンを充填したもの
である。
この従来の自動給水器具は、パツキンを充填し
たプラグと水タンクとは短管にて直接連通されて
いるため、水タンク内の水はプラグ内に充填した
パツキンに直接供給されてしまい、パツキンから
土壌中に供給される水の供給量の調整はパツキン
だけで行なわれることになり、その調整機能に問
題があり、給水量を適正にすることはむずかしか
つた。
たプラグと水タンクとは短管にて直接連通されて
いるため、水タンク内の水はプラグ内に充填した
パツキンに直接供給されてしまい、パツキンから
土壌中に供給される水の供給量の調整はパツキン
だけで行なわれることになり、その調整機能に問
題があり、給水量を適正にすることはむずかしか
つた。
考案の目的
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、土壌全体に一定した湿り気を自動的に長期に
わたつて与えることができるばかりか、給水量を
植木鉢の大きさや、植木の種類にあわせてきめ細
かに調整することができる植木鉢などの自動給水
器具を提供することを目的とするものである。
で、土壌全体に一定した湿り気を自動的に長期に
わたつて与えることができるばかりか、給水量を
植木鉢の大きさや、植木の種類にあわせてきめ細
かに調整することができる植木鉢などの自動給水
器具を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段及び作用
上記目的を達成するために、本考案は、復元性
を有する中空状の貯液体1にパツキン支持体4を
嵌着して、貯液室Aを形成し、前記貯液体1のパ
ツキン支持体4の嵌着側に、中空で、かつ窓9を
有する土壌突き刺し体7を接続すると共に、この
土壌突き刺し体7内に水の浸透性を有する給水性
素材10を収納し、前記貯液室Aに給液管3を接
続し、また前記パツキン支持体4に、一端を貯液
室Aに、他端を前記給水性素材10を収納する土
壌突き刺し体7の中空部に臨ませた水の浸透性を
有する液供給部材6を設けた構成となつている。
を有する中空状の貯液体1にパツキン支持体4を
嵌着して、貯液室Aを形成し、前記貯液体1のパ
ツキン支持体4の嵌着側に、中空で、かつ窓9を
有する土壌突き刺し体7を接続すると共に、この
土壌突き刺し体7内に水の浸透性を有する給水性
素材10を収納し、前記貯液室Aに給液管3を接
続し、また前記パツキン支持体4に、一端を貯液
室Aに、他端を前記給水性素材10を収納する土
壌突き刺し体7の中空部に臨ませた水の浸透性を
有する液供給部材6を設けた構成となつている。
そして前記給液管3を、例えば液槽にいれて貯
液体1を指先で挾んで押圧して凹ませた後、指先
を離すことにより貯液体1を弾性復元させて貯液
室Aに液体を吸い上げる。この液体は、液供給部
材6を介して給水性素材10に供給され、この給
水性素材10から土壌に浸出する。そして前記貯
液室A内の液体が外部に浸出するにつれて貯液室
A内が減圧されるが常圧復元原理により液槽から
液体が給液管3を介して貯液室A内に供給される
し、また前記給水性素材10は土壌に密着して、
この土壌が乾燥していれば液体の吸い上げ供給が
早く、土壌が湿つて来れば遅くするように自動的
に液体の供給量を調節する。このとき、貯液室A
から液供給部材6へ供給される水の供給量は液供
給部材6にてなされる。
液体1を指先で挾んで押圧して凹ませた後、指先
を離すことにより貯液体1を弾性復元させて貯液
室Aに液体を吸い上げる。この液体は、液供給部
材6を介して給水性素材10に供給され、この給
水性素材10から土壌に浸出する。そして前記貯
液室A内の液体が外部に浸出するにつれて貯液室
A内が減圧されるが常圧復元原理により液槽から
液体が給液管3を介して貯液室A内に供給される
し、また前記給水性素材10は土壌に密着して、
この土壌が乾燥していれば液体の吸い上げ供給が
早く、土壌が湿つて来れば遅くするように自動的
に液体の供給量を調節する。このとき、貯液室A
から液供給部材6へ供給される水の供給量は液供
給部材6にてなされる。
実験例を以下に示す。
実験例
(1) 実験条件
供試土壌の構成:ピートモス40%、バーミキ
ユライト20%、日向土20%、川土10%、蠣殻10
% 供試土壌の水分:乾燥した状態 ……14% 湿つた状態 ……25% 鉢の大きさ:5号中鉢 自動給水器具の大きさ:貯液室Aの容積
……10cm3 給液管3の内径、長さ ……1mmφ×1m 自動給水器具と鉢の位置関係:鉢の土壌面と
液槽の水面を同じ高さとし実験を開始した。
ユライト20%、日向土20%、川土10%、蠣殻10
% 供試土壌の水分:乾燥した状態 ……14% 湿つた状態 ……25% 鉢の大きさ:5号中鉢 自動給水器具の大きさ:貯液室Aの容積
……10cm3 給液管3の内径、長さ ……1mmφ×1m 自動給水器具と鉢の位置関係:鉢の土壌面と
液槽の水面を同じ高さとし実験を開始した。
(2) 実験方法
鉢に乾燥した状態の土壌と湿つた状態の土壌を
同容量いれ、上記の自動給水器具を各々セツト
し、1日当りの液体の供給量を測定する。
同容量いれ、上記の自動給水器具を各々セツト
し、1日当りの液体の供給量を測定する。
(3) 実験結果
土壌が乾燥している場合、1日当りの液体の供
給量は40ml程度であるが、土壌が湿つている場合
の1日当りの液体の供給量は10ml程度である。
給量は40ml程度であるが、土壌が湿つている場合
の1日当りの液体の供給量は10ml程度である。
また、乾燥している土壌に液体が供給され土壌
が湿つてくるにつれて1日当りの液体の供給量は
減少してくる。
が湿つてくるにつれて1日当りの液体の供給量は
減少してくる。
1日当りの液体の供給量と経過日数の関係を第
9図に示す。
9図に示す。
実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図に本考案に掛かる自動給水器具の縦断
面を示す。同図中1は貯液体であり、この貯液体
1は、一端が閉塞し他端が開口した円筒状体であ
り、この貯液体1は、復元性を有するものであ
る。この復元性を貯液体に持たせるためには、こ
の貯液体1を軟質合成樹脂、ゴム等の弾性材で製
作するか、もしくは復元性を有する形状、例えば
蛇腹状円筒形状にすればよい。前記貯液体1の閉
塞端部には装着孔2が形成してあり、この装着孔
2に給液管3の一端部が挿入固着してある。この
給液管3は柔軟な合成樹脂、例えば塩化ビニール
樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂な
どを材料とした細い管体である。
る。第1図に本考案に掛かる自動給水器具の縦断
面を示す。同図中1は貯液体であり、この貯液体
1は、一端が閉塞し他端が開口した円筒状体であ
り、この貯液体1は、復元性を有するものであ
る。この復元性を貯液体に持たせるためには、こ
の貯液体1を軟質合成樹脂、ゴム等の弾性材で製
作するか、もしくは復元性を有する形状、例えば
蛇腹状円筒形状にすればよい。前記貯液体1の閉
塞端部には装着孔2が形成してあり、この装着孔
2に給液管3の一端部が挿入固着してある。この
給液管3は柔軟な合成樹脂、例えば塩化ビニール
樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂な
どを材料とした細い管体である。
前記貯液体1の開口端には、パツキン支持体4
が嵌着してあつて貯液体1内は貯液室Aになされ
ている。パツキン支持体4には1個又は複数個の
嵌挿孔5が設けてある。嵌挿孔5内には、液供給
部材6が嵌挿してある。この液供給部材6は、例
えばろ紙、天然繊維、合成繊維、綿、及び親水性
多孔質合成樹脂等の水の浸透性を有する材料にて
構成されている。この液供給部材6は貯液体1内
の液体を給水性素材10に供給するものである
が、この供給量を調節する役目を行う。
が嵌着してあつて貯液体1内は貯液室Aになされ
ている。パツキン支持体4には1個又は複数個の
嵌挿孔5が設けてある。嵌挿孔5内には、液供給
部材6が嵌挿してある。この液供給部材6は、例
えばろ紙、天然繊維、合成繊維、綿、及び親水性
多孔質合成樹脂等の水の浸透性を有する材料にて
構成されている。この液供給部材6は貯液体1内
の液体を給水性素材10に供給するものである
が、この供給量を調節する役目を行う。
前記貯液体1の開口端側には土壌突き刺し体7
が固着してある。この土壌突き刺し体7は、植木
鉢の土壌中に差し込み易くするために、軸方向に
向かつて口径を次第に小さく形成した円錐筒状の
突き刺し部8を備えており、この突き刺し部8の
周辺には1個又は複数個の窓9が形成してある。
また前記突き刺し部8内には、給水性素材10が
収納してある。そして、前記液供給部材6は、給
水性素材10に密着している。この給水性素材1
0は、無機質(例えば素焼陶土)、ろ紙、天然繊
維(例えば綿)、合成繊維及び多孔質化学製品
(例えばスポンジ、親水性多孔質合成樹脂)等か
らなる。
が固着してある。この土壌突き刺し体7は、植木
鉢の土壌中に差し込み易くするために、軸方向に
向かつて口径を次第に小さく形成した円錐筒状の
突き刺し部8を備えており、この突き刺し部8の
周辺には1個又は複数個の窓9が形成してある。
また前記突き刺し部8内には、給水性素材10が
収納してある。そして、前記液供給部材6は、給
水性素材10に密着している。この給水性素材1
0は、無機質(例えば素焼陶土)、ろ紙、天然繊
維(例えば綿)、合成繊維及び多孔質化学製品
(例えばスポンジ、親水性多孔質合成樹脂)等か
らなる。
上記のように構成された植木鉢などの自動給水
器具において前記貯液体1の内容積は5〜40cm3、
給液管3の内径は0.3〜5mm、そしてパツキン支
持体4の嵌挿孔5の内径は0.3〜8mmの範囲で選
択するのが好ましい。
器具において前記貯液体1の内容積は5〜40cm3、
給液管3の内径は0.3〜5mm、そしてパツキン支
持体4の嵌挿孔5の内径は0.3〜8mmの範囲で選
択するのが好ましい。
そして前記貯液体1の内容積をQ1、前記貯液
体1を指で押圧したときの内容積をQ2、給液管
3の内容積をQ3とするとき、Q1,Q2,Q3の関
係は、Q1−Q2>Q3であることが望ましい。Q1
−Q2≦Q3の場合は、使用前の操作が煩雑にな
る。すなわち前記貯液体1を何回も押圧して空気
を排除して液体を貯液体1内に導入する必要があ
る。
体1を指で押圧したときの内容積をQ2、給液管
3の内容積をQ3とするとき、Q1,Q2,Q3の関
係は、Q1−Q2>Q3であることが望ましい。Q1
−Q2≦Q3の場合は、使用前の操作が煩雑にな
る。すなわち前記貯液体1を何回も押圧して空気
を排除して液体を貯液体1内に導入する必要があ
る。
次に作動を説明する。前記給液管3を液槽(図
示省略)に挿入し前記土壌突き刺し体7の突き刺
し部8を植木鉢(図示省略)の土壌に差し込む。
そして前記貯液体1の中央部を指先で押圧して凹
ませた後、指先を離すと貯液体1は弾力復元し
て、この貯液体1内は減圧され液体は液槽より給
液管3を介して貯液体1内に入る。この貯液体1
内の液体は液供給部材6を介して給水性素材10
に吸収され、この給水性素材10から窓9を介し
て土壌に供給される。前記貯液体1内の液体が外
部に浸出するにつれて貯液体1内が減圧される。
従つて、貯液体1内を常圧に保持しようとする作
用が働き、液槽より液体が給液管3を介して貯液
体1内に供給される。
示省略)に挿入し前記土壌突き刺し体7の突き刺
し部8を植木鉢(図示省略)の土壌に差し込む。
そして前記貯液体1の中央部を指先で押圧して凹
ませた後、指先を離すと貯液体1は弾力復元し
て、この貯液体1内は減圧され液体は液槽より給
液管3を介して貯液体1内に入る。この貯液体1
内の液体は液供給部材6を介して給水性素材10
に吸収され、この給水性素材10から窓9を介し
て土壌に供給される。前記貯液体1内の液体が外
部に浸出するにつれて貯液体1内が減圧される。
従つて、貯液体1内を常圧に保持しようとする作
用が働き、液槽より液体が給液管3を介して貯液
体1内に供給される。
また、前記植木鉢が液槽よりも高い位置にある
場合においても、即ち植木鉢を配置する棚が0.5
〜1mの高さにあつて液槽が地表にある場合にお
いても、上記した本考案の自動給水器具は十分に
給水機能を果すものである。このとき、貯液室A
から給水性素材10への水の供給量の調整は液供
給部材6にて行なわれる。すなわち、液供給部材
6の材質を適当に選択してこれの浸透性を変える
ことにより前記給水性素材10への水の供給量が
変化される。そして給水性素材10では、これへ
の水の供給量に応じた量の水を土壌中へ供給す
る。
場合においても、即ち植木鉢を配置する棚が0.5
〜1mの高さにあつて液槽が地表にある場合にお
いても、上記した本考案の自動給水器具は十分に
給水機能を果すものである。このとき、貯液室A
から給水性素材10への水の供給量の調整は液供
給部材6にて行なわれる。すなわち、液供給部材
6の材質を適当に選択してこれの浸透性を変える
ことにより前記給水性素材10への水の供給量が
変化される。そして給水性素材10では、これへ
の水の供給量に応じた量の水を土壌中へ供給す
る。
第2図及び第3図に本考案の他の実施例を示
す。
す。
第2図に示す実施例は、貯液体1の周側部に装
着孔2を設け、この装着孔2に給液管3の一端を
挿入固着したもので、他の構成及び作用は上記し
た一実施例と同様である。
着孔2を設け、この装着孔2に給液管3の一端を
挿入固着したもので、他の構成及び作用は上記し
た一実施例と同様である。
また第3図に示す実施例は、土壌突き刺し体7
の突き刺し部8の周側上部及びパツキン支持体4
に挿入孔11,12を設け、これら挿入孔11,
12に給液管3を挿入して、この給液管3の端部
を前記貯液体1内に挿入したものであり、他の構
成及び作用は上記した一実施例のものと同様であ
る。
の突き刺し部8の周側上部及びパツキン支持体4
に挿入孔11,12を設け、これら挿入孔11,
12に給液管3を挿入して、この給液管3の端部
を前記貯液体1内に挿入したものであり、他の構
成及び作用は上記した一実施例のものと同様であ
る。
前記土壌突き刺し体7としては、第4図に示す
ように直筒状の嵌着部13に円錐筒状の突き刺し
部14を設け、突き刺し部14に対向する2つの
窓9を形成して構成してもよいし、また第5図に
示すように嵌着部15に連ねて突き刺し部16を
設け、この突き刺し部16に複数の窓9を形成し
て構成してもよいし、また第6図に示すように嵌
着部17に連ねて突き刺し部18を設け、この突
き刺し部18に窓9として多数の孔状部20を形
成して構成してもよい。
ように直筒状の嵌着部13に円錐筒状の突き刺し
部14を設け、突き刺し部14に対向する2つの
窓9を形成して構成してもよいし、また第5図に
示すように嵌着部15に連ねて突き刺し部16を
設け、この突き刺し部16に複数の窓9を形成し
て構成してもよいし、また第6図に示すように嵌
着部17に連ねて突き刺し部18を設け、この突
き刺し部18に窓9として多数の孔状部20を形
成して構成してもよい。
また前記土壌突き刺し体7としては、第7図に
示すように直筒状の嵌着部21に連ねて側面三角
形の突き刺し部22を設け、この突き刺し部22
に窓9を形成して構成してもよいし、更に第8図
に示すように円環状で且つ中空体の突き刺し部2
3の内外周に窓9を設け、突き刺し部23の上縁
部に嵌着部24を形成して構成してもよい。
示すように直筒状の嵌着部21に連ねて側面三角
形の突き刺し部22を設け、この突き刺し部22
に窓9を形成して構成してもよいし、更に第8図
に示すように円環状で且つ中空体の突き刺し部2
3の内外周に窓9を設け、突き刺し部23の上縁
部に嵌着部24を形成して構成してもよい。
考案の効果
以上詳述したように、本考案に係る植木鉢など
の自動給水装置は、復元性を有する中空状の貯液
体1にパツキン支持体4を嵌着して、貯液室Aを
形成し、前記貯液体1のパツキン支持体4の嵌着
側に、中空で、かつ窓9を有する土壌突き刺し体
7を接続すると共に、この土壌突き刺し体7内に
水の浸透性を有する給水性素材10を収納し、前
記貯液室Aに給液管3を接続し、また前記パツキ
ン支持体4に、一端を貯液室Aに、他端を前記給
水性素材10を収納する土壌突き刺し体7の中空
部に臨ませた水の浸透性を有する液供給部材6を
設けたことを特徴とするものである。
の自動給水装置は、復元性を有する中空状の貯液
体1にパツキン支持体4を嵌着して、貯液室Aを
形成し、前記貯液体1のパツキン支持体4の嵌着
側に、中空で、かつ窓9を有する土壌突き刺し体
7を接続すると共に、この土壌突き刺し体7内に
水の浸透性を有する給水性素材10を収納し、前
記貯液室Aに給液管3を接続し、また前記パツキ
ン支持体4に、一端を貯液室Aに、他端を前記給
水性素材10を収納する土壌突き刺し体7の中空
部に臨ませた水の浸透性を有する液供給部材6を
設けたことを特徴とするものである。
したがつて、前記給液管3を、例えば液槽にい
れて貯液体1を指先で挾んで押圧して凹ませた
後、指先を離すことにより貯液体1を弾性復元さ
せて貯液室Aに液体を吸い上げる。この液体は液
供給部材6を介して給水性素材10に供給され、
この給水性素材10から土壌に浸出する。そして
前記貯液室A内の液体が外部に浸出するにつれて
貯液室A内が減圧されるが、常圧復元原理によつ
て液槽から液体が給液管3を介して貯液室A内に
供給されるし、また前記給水性素材10は土壌に
密着して、この土壌が乾燥していれば液体の吸い
上げ供給が早く、土壌が湿つてくれば遅く達する
ように自動的に液体の供給量を調節する。このた
めに土壌全体に一定した湿り気を自動的に長期わ
たつて与えることが出来るばかりか、土壌面が液
槽よりも高い場合においても自動給液が可能にな
る。また本考案によれば、液供給部材6により貯
液室Aから給水性素材10への水の供給量は液供
給部材6にて調整され、この給水量を植木鉢の大
きさや、植木の種類にあわせて細かに調整するこ
とができる。
れて貯液体1を指先で挾んで押圧して凹ませた
後、指先を離すことにより貯液体1を弾性復元さ
せて貯液室Aに液体を吸い上げる。この液体は液
供給部材6を介して給水性素材10に供給され、
この給水性素材10から土壌に浸出する。そして
前記貯液室A内の液体が外部に浸出するにつれて
貯液室A内が減圧されるが、常圧復元原理によつ
て液槽から液体が給液管3を介して貯液室A内に
供給されるし、また前記給水性素材10は土壌に
密着して、この土壌が乾燥していれば液体の吸い
上げ供給が早く、土壌が湿つてくれば遅く達する
ように自動的に液体の供給量を調節する。このた
めに土壌全体に一定した湿り気を自動的に長期わ
たつて与えることが出来るばかりか、土壌面が液
槽よりも高い場合においても自動給液が可能にな
る。また本考案によれば、液供給部材6により貯
液室Aから給水性素材10への水の供給量は液供
給部材6にて調整され、この給水量を植木鉢の大
きさや、植木の種類にあわせて細かに調整するこ
とができる。
第1図は、本考案一実施例の縦断面図、第2図
及び第3図は、本考案のそれぞれ別の、他の実施
例の縦断面図、第4図乃至第8図は、それぞれ異
なる土壌突き刺し体の斜視図、第9図は1日当り
の液体の供給量と経過日数の関係図である。 1は貯液体、4はパツキン支持体、6は液供給
部材、7は土壌突き刺し体、9は窓、10は給水
性素材である。
及び第3図は、本考案のそれぞれ別の、他の実施
例の縦断面図、第4図乃至第8図は、それぞれ異
なる土壌突き刺し体の斜視図、第9図は1日当り
の液体の供給量と経過日数の関係図である。 1は貯液体、4はパツキン支持体、6は液供給
部材、7は土壌突き刺し体、9は窓、10は給水
性素材である。
Claims (1)
- 復元性を有する中空状の貯液体1にパツキン支
持体4を嵌着して、貯液室Aを形成し、前記貯液
体1のパツキン支持体4の嵌着側に、中空で、か
つ窓9を有する土壌突き刺し体7を接続すると共
に、この土壌突き刺し体7内に水の浸透性を有す
る給水性素材10を収納し、前記貯液室Aに給液
管3を接続し、また前記パツキン支持体4に、一
端を貯液室Aに、他端を前記給水性素材10を収
納する土壌突き刺し体7の中空部に臨ませた水の
浸透性を有する液供給部材6を設けたことを特徴
とする植木鉢などの自動給水器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986123432U JPH0343981Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986123432U JPH0343981Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6331768U JPS6331768U (ja) | 1988-03-01 |
JPH0343981Y2 true JPH0343981Y2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=31014530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986123432U Expired JPH0343981Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343981Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022169B2 (ja) * | 1978-05-12 | 1985-05-31 | トヨタ自動車株式会社 | バルブスプリンシ−ルド |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54149951U (ja) * | 1978-04-12 | 1979-10-18 | ||
JPS6022169U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-15 | 三洋ハウス株式会社 | 植木鉢の給水具 |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP1986123432U patent/JPH0343981Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022169B2 (ja) * | 1978-05-12 | 1985-05-31 | トヨタ自動車株式会社 | バルブスプリンシ−ルド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6331768U (ja) | 1988-03-01 |
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