JPH0343899B2 - - Google Patents

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JPH0343899B2
JPH0343899B2 JP59147195A JP14719584A JPH0343899B2 JP H0343899 B2 JPH0343899 B2 JP H0343899B2 JP 59147195 A JP59147195 A JP 59147195A JP 14719584 A JP14719584 A JP 14719584A JP H0343899 B2 JPH0343899 B2 JP H0343899B2
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ONOSHIN KOSAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、従来鮮明な写真撮影が難しかつた
胃の前壁、すなわち腹部側の胃の内壁の、特にそ
の下方部のX線の二重造影像の写真撮影を確実に
行うための腹部X線撮影用透視台に関するもので
ある。
ここで云う胃の内壁のX線の二重造影像の撮影
とは、一般に胃の中に発泡剤と少量の水を飲ま
せ、発生したガスによつて胃をふくらませてか
ら、そのふくらんだ胃の内部に適当量の硫酸バリ
ウムを服用させ、撮影しようとする箇所の胃の内
壁に少量の硫酸バリウムを付着させて撮影箇所の
胃の内壁面のひだ状部の凹部に若干の硫酸バリウ
ムを残留させた状態で、X線撮影を行ない、ひだ
状部のひだ、すなわち筋状の細かな凹凸を鮮明に
撮影して、潰瘍や悪性腫瘍などの病患部の発見を
容易にするX線による胃部の撮影のことである。
すでに、本発明者は、特公昭52−42036号など
として、胃の前壁、すなわち胃の腹部側内壁の二
重造影像の撮影を可能にする種々の提案を行なつ
て来たが、それらの多くは、患者を透視台の上に
うつ伏せに寝かせ、その胃の前壁を押圧用の凸部
などで局部的に押圧したりして、胃の前壁の断面
をほぼW字状に変形させ、胃の前壁を二つの断面
U字状の部分に分け、透視台を傾けることによつ
て、一方の断面U字状の部分に余分の硫酸バリウ
ムを導き、他方の断面U字状の部分に少量の硫酸
バリウムを残存付着させて、X線撮影を行ない、
その他方の部分の内壁のひだの凹凸状態を鮮明に
写し出したX線写真を得るものであつた。
しかし、胃の位置、大きさ、形状あるいはその
方向などは、各患者によつて相当に違いがあるた
め、個々の患者について押圧用凸部などを丁度具
合よく胃の中央部に当てて、胃の前壁を二つの断
面U字状の部分に分けるようにうまく押圧するこ
とが難しいので、いずれの患者に対しても充分に
効果をあげ、希望するような鮮明なX線写真を常
に得ることが難しいことがわかつた。
そこで、本発明者は、透視台の上面によつてう
つ伏せになつた患者の胃の前壁を強く圧迫するこ
とを避けることは今迄の提案と同じであるが、押
圧用凸部などで胃の前壁を二つの部分に分けるよ
うに押圧したりすることを止め、透視台の傾斜を
より強くすることによつて、容易にX線の二重造
影像の鮮明な写真が得られることを発見した。
しかし、単に透視台を傾斜を急なものにする
と、胃の前壁の上方部を撮影するのは容易である
が、その下方部を撮影する場合には、患者は頭部
が下方になつて体重による大きな負担を受け、腕
によつてその体重を支えたりすると、腹部に力が
はいつて、良好な写真をとることが難しく、更に
場合によつては患者が透視台から落下するなどの
危険も伴なうものである。
それに対して、本発明者は、さきに実願昭57−
56659号の「腹部X線撮影用補助具」を考案して、
その補助具には、患者の両肩部に衝合する肩支持
部と胸支持部を設けて、患者の両肩と胸部を支持
するようにしたが、肩と胸を支えただけでは、腹
部が透視台の上面に接触して、その上面によつて
圧迫を受け易く、また患者も頭部を下方にした急
傾斜に対する不安感から自然と腹部に力が入つて
しまい、良好な写真をとることが難しい欠点があ
つた。
そこで、本発明者は、さらに、特願昭57−
213734号の「腹部X線撮影用透視台附属装置」を
発明して、前記の補助具の肩支持部と胸支持部に
改良を加えると共に、腰部を支持する部分を設け
て透視台の上面による腹部の圧迫を防ぐと共に、
写真撮影時に腹部に力が入らぬようにした。
しかし、その発明にあつても、第1乃至第3、
或は第1乃至第4の3つか4つの補助具をいちい
ち透視台の上に取付けなければならず、その取付
け、取外しの操作が大変面倒であつた。
そして、このような二重造影の良好なX線写真
をとる場合には、前述したように撮影箇所の胃の
内壁面に適当量の硫酸バリウムを付着させなけれ
ばならないが、服用した硫酸バリウムは時間が経
過すると、胃から腸へ少しづつ送られて鮮明な写
真をとり難くなつてしまう。また、患者を透視台
の天板の上で、種々の方向へ体を反転させ、しか
も天板の上面で胃部を適当に圧迫することは、硫
酸バリウムを胃の内壁面へ適当量付着させるため
に是非必要なことであり、また胃の前壁の撮影に
丁度よい時機、すなわち丁度よく硫酸バリウムが
胃の前壁に付着した状態のときを、イメージオル
シコンなどで察知したときに、その時機を逃さ
ず、胃の前壁のX線撮影を行う必要がある。
ところが、前記の実願昭57−56659号や特願昭
57−213734号で示した装置や方法によつては、そ
れらのバリウムの補助具などの取扱いが面倒であ
るため、撮影の好時機にすぐに応じることが難し
く、また予め補助具などをセツトしておくと、患
者の体の反転や胃部への適当な圧迫に支障を生じ
るなど、必ずしも常に良好な写真撮影を行えると
いう要望を満たし得ないことがわかつた。
この発明は上述のような従来の発明、考案のも
つていた長所を残しながら、しかもそれらの欠点
を解消し、容易かつ確実に胃の前壁のX線の二重
造影像を良好に撮影できるようにしたものであ
る。
次に、図面によつて、この発明の透視台の構
成、作用、効果を具体的に説明する。
1は、透視台の基台2に対して第1図で時計廻
りに起立させるまで旋回させることができると共
に、反時計廻りに第3図のように、45度位迄傾斜
させることができる上部に天板をもつた透視台の
天板支持部である。
3はX線管、4はフイルムカセツト、5は上側
天板、6は天板支持部1の上に固着された下側天
板である。
上側天板5は、通常の天板の役目をするもの
で、天板5の両側の金属部分8には断面逆T字形
の溝11が設けられ、その溝11を利用して踏台
7や、握り棒9の取付金具10などが移動調節可
能に取り付けられている。また、通常賃1図でフ
イルムカセツト4の右方向に移動可能に設け、図
示のフイルムカセツト4の位置のすぐ下方に透視
用のイメージオルシコン4′を設けておき、移動
可能になつているフイルムカセツト4を右方へ移
動させ、イメージオルシコン4′によつて透視を
行いながら、X線写真を撮る時にはフイルムカセ
ツト4を図示の位置に戻して写真撮影を行うよう
になつている。
12は肩支持用旋回アームで、上側天板5の左
右に設けられ、前記溝11に沿つて移動可能であ
り、随時取付金具14によつて位置を固定できる
アーム支持台13に枢軸15によつて旋回可能に
枢着されており、アームの基部がストツパー16
に係止するまで旋回させると、第2図に示すよう
な状態になり、両側より患者の両肩を支持するよ
うになつている。図示した肩支持用旋回アーム1
2は不使用時に第9図でそれぞれ右方向に旋回す
る型式であるが、旋回方向を逆にして左方向に旋
回させる型式、或は、外側に旋回させ、透視台の
両側に垂下させる型式等にしてもよく、とにかく
不使用時には余り邪魔にならず、使用時に両肩を
安全に支持できるものであればよい。
17は、上側天板5の左右上下の4隅の下面
に、下方に垂下するように固定して設けたねじ軸
で、正逆転可能な小型モータ18によつて駆動さ
れるウオーム歯車機構19を介して、上下方向に
移動されるようになつている。すなわち、モータ
18によつてウオームが駆動され、そのウオーム
によつて駆動される上下方向には不動のウオーム
ホイールがねじ軸17に螺合しており、ウオーム
ホイールは上下方向の定位置で回転可能に設けら
れているため、モータ18を起動すれば、ウオー
ムからウオームホイールへと駆動され、ウオーム
ホイールの回転によつてねじ軸17が上下に動
き、したがつて4個のモータ18を同時に同量駆
動することにより、4本のねじ軸17の上端が固
着されている上側天板5を下側天板6に対して10
〜15cm位上下に移動できるようになつている。
なお、この上側天板5の上下移動調節機構はこ
の実施例に示す以外、ピニオンラツク、傘歯車、
ピストンシリンダーなどの他の周知の機構を用い
たり、動力源も人力、流体圧などを用いてもよい
ものである。
20は、上側天板5のほぼ中央の患者の腹部に
対応する位置に設けた角穴で、上側天板5の下面
を下側天板6の上面に接触させたときに、角穴2
0に丁度嵌り込む角形凸部21を下側天板6の中
央上面に設けてあり、二枚の天板を重ね合わせた
ときには、この角度凸部21によつて角穴20は
完全に埋められ、上側天板5の上面と角形凸部2
1の上面とは同一平面をなすように構成され、両
天板5,6を重ねたときには、上側天板5の上面
を通常の天板と同様に使用できるようになつてい
る。なお、角穴20及び角形凸部21の寸法は大
体、横25cm縦30cm程度である。
次に、第1〜3図に示した第1の実施例につい
て、胃の前壁のX線の二重造影像を撮影する場合
の使用方法と作用効果を説明する。
始めに、両側の肩支持用旋回アーム12を第2
図に示したような位置に旋回して天板5上に突出
させ、硫酸バリウムを服用させた患者23を透視
台に載せ、天板5の上に腹部を下にしてうつ伏せ
に面に示すような姿勢をとらせ、踏台7、アーム
12で天板支持部1を傾斜させた場合に確実に体
重を支持できるようにする。
そして、患者に横、上或は傾めなど種々の方向
を向いた姿勢をとらせ、胃24内の硫酸バリウム
が前壁に付着してゆく状態を、絶えずイメージオ
ルシコン4′を介して透視観察用の撮影管で観察
するようにする。
硫酸バリウムの付着状態が好ましい状態になつ
たときに、患者23を正しくうつ伏せにし、両天
板が重なり合つた第1図における状態から、4ケ
の小型モータ18を同期的に駆動させて、上側天
板5を上昇させ、下側天板6との間に10〜15cm位
の間隙22を生じさせる。この上側天板5の上昇
につれて角穴20から角形凸部21が下方へ離脱
し、そこに角形の凹陥部を生じ、胃24の附近の
腹部がその凹陥部に若干垂れ下がるような状態に
なり、天板5の上面による腹部の圧迫がとり除か
れる。
続いて、第1図で天板支持部1の左側を下げて
第3図に示すように水平に対して約30度位、患者
23の頭側が下がるように、透視台の上部を傾け
る。
そうすると、胃24の内部の余分な硫酸バリウ
ムは下方に位置する胃の前壁上方部に集まり、上
方に位置する胃の前壁下方部には少量の硫酸バリ
ウムが胃壁に付着して残るので、その状態を透視
によつて確認し、下側天板6とイメージオルシコ
ン4′の間にフイルムカセツト4を移動させて、
胃の前壁下方部のX線写真を撮影する。
この時、患者23は、両手で握り棒9を握り、
体重の大部分は、上側天板5の上面と肩支持用旋
回アーム12とによつて支えられるので、患者2
3は脚部分を自然に延ばして、腹に力を入れない
で、楽な姿勢を保つことができ、良好なX線写真
を撮ることができる。
次に、透視台上部を水平に戻し、更に天板支持
部1の右側(第1図で)を下げて水平に対してや
はり30度位起立させると、胃24の内部の硫酸バ
リウムは下方へ集まり、胃24の前壁上方部に少
量の硫酸バリウムが付着して残るので、その状態
で前述の前壁下方部のときと同じ手順で胃の前壁
上方部のX線写真を撮影する。
この時には、患者23は従来のように足で踏台
7の上に立ち、両手で握り棒9を握つて、首を少
し前方に曲げて、胸部等を天板5の上面に接し、
背中を少し猫背のように曲げた姿勢をとると、良
好な写真を撮ることができる。写真を撮る場合、
胃前壁の下方部を先に撮る理由は、上方部を先に
撮つていると、硫酸バリウムの一部がその間に十
二指腸へ送られてしまい、次に下方部の写真を撮
つたときに、胃の前壁下方部と十二指腸の部分の
影が重なつてしまい、明瞭な写真を撮ることが難
しくなるからである。
次に、第4,5図に示す第2の実施例について
説明する。この実施例は、上側天板5が下側天板
6に対して上方に離間できると共に、天板の長手
方向を軸として、若干、例えば20度乃至30度程
度、傾けられるようにしたものである。第1実施
例のものを含む一般の透視台において、胃の部分
を撮影したとき、胃の影が背骨の影と重なり、そ
の読影が難しい写真が撮れてしまう場合がある。
そのような場合、普通は患者に天板上で体を傾け
させて、胃の影と背骨の影とが重ならないような
体位を保たせて撮影を行うようにしている。
しかしながら、そのような体位を保つことは病
弱者や老人の患者にはなかなか望み難く、また第
1実施例のものにおいて頭側を下方に傾けた場合
にはなお一層望むことが難しい。
そこで、患者が体を傾けなくても、上側天板5
を傾けることによつて、患者が体を傾けたと同様
の良い写真を撮れるようにしたのが第2実施例に
示すものである。ただ、天板5の上面が傾くた
め、患者が横方向にずり落ちないように、適宜の
手段を施す必要がある。
第2実施例の図面においても第1実施例と同様
の部分に対しては、同じ符号を付けてある。この
第2実施例においては、ねじ軸17′の上端が上
側天板5の左右上下の4隅の下面に、横方向に回
動できるように垂下状に枢着されており、ハンド
ル28を廻すと、ハンドル軸に設けたウオームと
横軸26に固着したウオームホイールとからなる
ウオーム歯車機構27を介して横軸26が回転す
る。横軸26が回転すると横軸26に設けたウオ
ームとねじ軸17′に螺合した上下方向には不動
のウオームホイールとから構成されたウオーム歯
車機構19′を介してねじ軸17′が上動或は下動
されるようになつている。そのため、第5図にお
いて、上下の両方のハンドル28を等量回転させ
れば第1実施例と全く同様の作動をし、上側天板
5を下側天板6に対して平行を保持したまま離間
させたり、或はまた重合接触させることができ
る。しかし、第2実施例においては、一方のハン
ドル28を操作することによつて、上側天板5を
患者23を載せたまま適宜に下側天板6に対して
天板の長手方向を軸として左右に傾けることがで
きるものである。そして、上述したように、天板
5の上面が傾いたときに患者23がずり落ちない
ように、例えば患者支持板29のような支持手段
を設けるとよい。
この患者支持板29は通常は第5図に示すよう
に天板5の上面と同一表面を形成するように、左
右一対設けられており、患者を支持する必要が生
じたときには、第4図に示すように枢着部30を
支点として患者23の腰部の両側に回動、起立せ
しめ、患者を支持するようにすることができる。
このような支持手段はこの外、天板部に両端を係
合できるゴムバンド等を用いてもよく、それらの
手段を併用したり、その設ける場所も腰部以外、
脚部或は脇の下の部分等に設けるようにしてもよ
い。なお、第2実施例の装置を用いての胃24の
前壁のX線の二重造影像の撮影は、第1実施例の
ものとほぼ同様であるので、その使用方法につい
ての説明は省くが、第1実施例のものに比べて、
上側天板5を任意に傾けることが可能であるた
め、前述のように、胃の影と背骨の影が重なる場
合などにおいて、患者23に体を傾けることを強
制しなくても、天板5を随時傾けることによつて
容易に良好な写真を撮影することができる。
以上説明したように、この発明の透視台は天板
を、中央部に角穴20を穿設し、上面部に肩支持
機構、握り棒9及び踏台7を取付けた上側天板5
と、中央上面部に前記角穴20に遊嵌する角形凸
部21を突設した下側天板6とで構成し、前記下
側天板6を基台2に対して傾斜可能な天板支持部
1の上に固着すると共に、前記上側天板5を下側
天板6の上面に対して接離可能に上下に移動調節
できるように構成したので、普通は両天板5,6
を重ねて、下側天板6の角形凸部21によつて上
側天板5の角穴20をふさぎ、その天板上面を通
常の天板と全く同様に使用することができ、しか
もその天板上面とフイルムカセツト4などとの距
離も通常の天板と殆んど変りがないので、被写体
である患者とフイルムとの間が離間し過ぎて撮影
する写真がぼけてしまうようなことは生じない。
また、胃の前壁を撮影する場合にも、始め角穴
21をふさいだ普通の平らな天板上面によつて腹
部を支えることにより、患者が体の向きを変え易
く、かつ胃部を適度に圧迫して胃壁へのバリウム
の付着を良好にすることができ、丁度よくバリウ
ムが付着したときに、その時機を逃さずに上側天
板5を上昇させて、上述のような胃の前壁の二重
造影の写真を撮ることができる。そして、その時
にも、胃の部分は角穴20に若干垂下するような
状態になるので、胃の前壁とフイルムとの距離は
殆んど増加しないので、良好かつ鮮明な写真をと
ることができるのである。しかも、胃の前壁の撮
影時間はバリウムの腸への移動などによつて制約
されるため、以上の操作処理を迅速に行うことが
必要であるが、この発明の装置によれば、従来の
装置によつては難かしかつた迅速かつ適確な操作
を容易に行うことができる。
なお、下側天板6は天板と称しているが、全体
が面状をなしている必要はなく、上側天板5を重
合させたときに、上側天板5を確実に支持するこ
とができ、かつ上側天板5の角穴20をふさぐ表
面が平らな角形凸部21を有しておればよいもの
である。また、上側天板5を上下動させる機構も
先に述べたように第1及び第2の両実施例に示し
たものに限らず、他の種々の機構を用いて実施し
てもよいものである。
さらに、また胃の前壁の写真撮影の手順、服用
させる硫酸バリウムの量、撮影の枚数などは、そ
れぞれの患者の体形、胃の形状、患者の状態など
に応じて適宜の変更、対応等をなすべきことは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の説明側面図、第2図は
同説明平面図、第3図は同説明側面図、第4図は
第2の実施例の説明側面図、第5図は同説明平面
図である。 1……天板支持部、2……基台、3……X線
管、4……フイルムカセツト、4′……イメージ
オルシコン、5……上側天板、6……下側天板、
7……踏台、8……金属部分、9……握り棒、1
0……取付金具、11……溝、12……肩支持用
旋回アーム、13……アーム支持台、14……取
付金具、15……枢軸、16……ストツパー、1
7……ねじ軸、17′……ねじ軸、18……小型
モータ、19……ウオーム歯車機構、19′……
ウオーム歯車機構、20……角穴、21……角形
凸部、22……間隙、23……患者、24……
胃、25……枢着部、26……横軸、27……ウ
オーム歯車機構、28……ハンドル、29……患
者支持板、30……枢着部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天板を、中央部に角穴20を穿設し、上面部
    に肩支持機構、握り棒9及び踏台7を取付けた上
    側天板5と、中央上面部に前記角穴20に遊嵌す
    る角形凸部21を突設した下側天板6とで構成
    し、前記下側天板6を基台2に対して傾斜可能な
    天板支持部1の上に固着すると共に、前記上側天
    板5を下側天板6の上面に対して接離可能に上下
    に移動調節できるように構成した腹部X線撮影用
    透視台。 2 上側天板5を下側天板6に対して接離可能
    に、かつ天板の長手方向を軸として左右に傾動可
    能に、上下に移動調節できるように構成した特許
    請求の範囲第1項記載の発明に従う腹部X線撮影
    用透視台。
JP14719584A 1984-07-16 1984-07-16 復部x線撮影用透視台 Granted JPS6125532A (ja)

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