JPH0343492A - コークス炉移動機械の監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ この発明は、コークス炉移動機械の監視装置に関する。

［従来の技術］ コークス炉には、コークス炉の一側を炉団長方向に走行
して、炭化室から乾留されたコークス塊をコークス炉の
他側に押出す押出機、コークス炉の他側を炉団長方向に
走行して、押出機が炭化室から押出したコークス塊を、
他側を炉団共に平行して走行する消化車にガイドするガ
イド車やコークス炉の炉上を炉団長方向に走行して炭化
室に石炭を装入する装炭車等が設置されている。そして
、これらの移動機械にはそれぞれ１人の運転者が乗って
おり、移動機械の運転者はトロリー線を介しての有線通
話や専用の誘導線を介して行う誘導無線通話で連絡をと
りながら連携作業（装炭、窯出し等〉を行っている。

［発明が解決しようとする課題］ 本出願人は、前記移動機械の無人運転化を図る一貫とし
て、窯番号の確認、ケージ合わせ確認等のためにガイド
車に設けられた複数のテレビカメラの撮影した画像信号
をマイクロ波発信アンテナを介して押出機の運転室に設
けたモニターテレビに写し出してコークガイド車の監視
を行うコークガイド車監視装置を発明し、出ｒＩＲ（特
願平１−５０５７６号）した。

上記監視装置は押出機の運転者が、モニターテレビでコ
ークガイド車の作業を一つ一つ確認して、炉蓋取り、押
出等の運転操作をしなければならず、押出機の運転者の
疲労度が大きいこと、また、テレビ画像の内容を見落と
すようなこともあり、連携作業に支障をきたすという問
題がある。

この発明はコークガイド車等の作業をモニターテレビで
知らせる以外に相手移動機械の確認作業を音声でしらせ
、運転者の疲労度を軽減させ、また確認作業の見落とし
をなくすとを目的とする。

［課題を解決するための手段コ 本発明は、上記目的を達成しようとするもので、連携作
業を行う他の移動機械の作業検出器の信号を中央演算装
置を介して受信し、該受信信号により確認作業の開始お
よび終了を告げる音声発生装置を一方の移動機械に設け
たことを特徴とするコークス炉移動機械の監視装置であ
る。

［作用］ 本発明装置によれば、相手移動機械の確認作業の開始お
よび終了を音声により、移動機械の運転者が知ることが
できるので、運転者の疲労が軽減される。

［実施例］ 本発明の実施例を図面に基づいて以下に説明する。前述
したようにコークス炉では、装炭車押出機、ガイド車、
および消化車がお互いに連絡を取りながら連携作業を行
うのであるが、本発明の方法の実施例は押出機の運転室
でガイド車の監視を行う場合について説明する。第２図
は押出機によるガイド車の監視装置の説明図である。第
２図において、１はコークス炉、２はガイド車、３はガ
イド車に設けられた複数のテレビカメラで、窯番号の確
認、ケージ合わせの確認、および上下間の取付、取外し
の確認等を撮影するものである。５はテレビカメラの撮
影画像の電気信号を送信するパラボラアンテナ、６はパ
ラボラアンテナ５の送信信号を受信するパラボラアンテ
ナ、７はパラボラアンテナ５の受信信号を送るケーブル
、８はケーブル７で送られてくる電気信号を送信するパ
ラボラアンテナ、９は押出機１０に設けられたパラボラ
アンテナで、パラボラアンテナ８の送信信号を受信する
ものである。１１はパラボラアンテナ９で受信した信号
を画像で表示するモニターテレビである。押出機１０の
運転者はガイド車２の確認作業をパラボラアンテナ５，
６、ケーブル７、パラボラアンテナ８，９を介して、モ
ニターテレビ１１の画像として監視することができる。

このような設備において、本発明のガイド車監視装置は
、ガイド車に設けられた確認作業検出器（図示せず）の
信号をパラボラアンテナの送信に適した信号にＩＲ換す
る変換器４、送受信パラボラアンテナ５．６、パラボラ
アンテナ６の受信信号を送るケーブル１２、ケーブル１
２を介して送られてくる信号を受けて、検出器の種類お
よび検出器の動作に応じた音声内容の決定を行う演算装
置１３．該演算装置の決定信号を送るケーブル１４、送
受信パラボラアンテナ８，９、決定信号を受けて録音テ
ープの該当頭出しを行い録音再生する録音テープ装置１
５および拡声器１６で構成されている。録音テープには
、例えば ■　１０番蓋取り開始、 ■　１０番リフター下げ完了 等の確認作業毎の音声内容が録音されている。

第１図は本発明のコークス炉移動機械監視装置のブロッ
ク図である。他方の移動機械に取付けられた確認動作リ
ミットスイッチや光電管スイッチ等の検出器４の動作信
号をパラボラアンテナ５゜６を介して演算装置１３に受
信される。演算装置１３は検出器の種類および検出器の
動作に応じた音声内容の決定を行う、この決定内容はパ
ラボラアンテナ８，９を介して、録音テープ装置１５に
指令される。録音テープ装置１５は指令に従い該当する
音声内容の部分の頭出しを行い録音を再生する。音声内
容が（例えば、１０番リフター下げ完了）拡声器より放
送される。そして、音声内容の放送は、モニターテレビ
１１の画像に合わせて行われることは言うまでもない。

［発明の効果］ 本発明の装置はは対象移動機械の確認作業を、運転者に
音声によって知らせるものであるがらモニターテレビの
画像確認と併用して使用することにより、運転者の疲労
を軽減させ、また画像のみによる確認作業の見落としが
無くなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のコークス炉移動機械監視装置のブロッ
ク図、第２図は押出機によるガイド車の監視装置の説明
図である。 １・・・コークス炉、２・・・ガイド車、３・・テレビ
カメラ、４・・・検出器、５．６，８．９・・・パラボ
ラアンテナ、１０・・・押出機、１１・・・モニターテ
レビ、７．１２．１４・・・ケーブル、１３・・・演算
装置、１５・・・録音テープ装置、１６・・・拡声器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　連携作業を行う他の移動機械の作業検出器の信号を中
   央演算装置を介して受信し、該受信信号により確認作業
   の開始および終了を告げる音声発生装置を一方の移動機
   械に設けたことを特徴とするコークス炉移動機械の監視
   装置。