JPH0343277Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343277Y2 JPH0343277Y2 JP10384686U JP10384686U JPH0343277Y2 JP H0343277 Y2 JPH0343277 Y2 JP H0343277Y2 JP 10384686 U JP10384686 U JP 10384686U JP 10384686 U JP10384686 U JP 10384686U JP H0343277 Y2 JPH0343277 Y2 JP H0343277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- blades
- dewatering
- support member
- white water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 16
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 2
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、抄紙機のホイルボツクスの様に、ワ
イヤ面に滲んだ水を掻取る脱水機器本体のにおけ
る脱水ブレードの支持構造に関するものである。
イヤ面に滲んだ水を掻取る脱水機器本体のにおけ
る脱水ブレードの支持構造に関するものである。
従来、たとえば抄紙機のホイルボツクスでは第
4図に示す様に複数のホイルブレード2を支持す
る支持部材3は、それ自身の剛性を高め、振動を
起さぬ様多角形の閉断面が採用されてきた。前段
のホイルブレードのホイル効果によりワイヤ面に
滲み出された白水6はワイヤ1と共に進行し、そ
れに続くブレード2の先端部で、ほぼワイヤ面と
直角下方に進路を変えられ、支持部材の入側もし
くは出側に設けられた空間を通して、マシンのセ
ーブオール内に排出される。
4図に示す様に複数のホイルブレード2を支持す
る支持部材3は、それ自身の剛性を高め、振動を
起さぬ様多角形の閉断面が採用されてきた。前段
のホイルブレードのホイル効果によりワイヤ面に
滲み出された白水6はワイヤ1と共に進行し、そ
れに続くブレード2の先端部で、ほぼワイヤ面と
直角下方に進路を変えられ、支持部材の入側もし
くは出側に設けられた空間を通して、マシンのセ
ーブオール内に排出される。
この様に従来のものではワイヤから掻き取られ
た直後の白水は、抄紙機の運転スピード及びその
量にも依るが、まだ相当なエネルギーを有してお
り、部材3と衝突した後各部に飛散する。この飛
散現象は、本体各部に白水中に含まれる紙原料等
を推積させるなど、抄紙機の操業上好ましいもの
ではなかつた。
た直後の白水は、抄紙機の運転スピード及びその
量にも依るが、まだ相当なエネルギーを有してお
り、部材3と衝突した後各部に飛散する。この飛
散現象は、本体各部に白水中に含まれる紙原料等
を推積させるなど、抄紙機の操業上好ましいもの
ではなかつた。
更に、従来のホイルボツクスでは、その配置ス
ペース及び剛性の点から、1基のホイルボツクス
で支持できるブレード数には限度があり、また、
ブレードの支持部材は溶接固定されるため、操業
状況に応じてブレードの配置間隔を変更すること
は不可能であつた。
ペース及び剛性の点から、1基のホイルボツクス
で支持できるブレード数には限度があり、また、
ブレードの支持部材は溶接固定されるため、操業
状況に応じてブレードの配置間隔を変更すること
は不可能であつた。
このため、本考案は進行方法に複数設けられた
脱水ブレードをそれぞれ単独の支持部材で支持す
るとともに同支持部材を相互の間隔を調整可能に
連結部材で連結してなるもので、これを問題点解
決のための手段とするものである。
脱水ブレードをそれぞれ単独の支持部材で支持す
るとともに同支持部材を相互の間隔を調整可能に
連結部材で連結してなるもので、これを問題点解
決のための手段とするものである。
複数の脱水ブレードの支持部材を、脱水ブレー
ド毎に単独に支持する様分割することにより、脱
水ブレード先端で掻き取られた白水の進路内に障
害となる部材が無くなるため、衝突による白水の
飛散が防止できる。また、操業条件に合せて連結
部材を調整して各脱水ブレード間の間隔を調整す
る。
ド毎に単独に支持する様分割することにより、脱
水ブレード先端で掻き取られた白水の進路内に障
害となる部材が無くなるため、衝突による白水の
飛散が防止できる。また、操業条件に合せて連結
部材を調整して各脱水ブレード間の間隔を調整す
る。
以下、本考案を第1図ないし第3図に示す抄紙
機のホイルボツクスに適用した実施例によつて説
明する。
機のホイルボツクスに適用した実施例によつて説
明する。
2は脱水ブレード、3は同脱水ブレード2を支
持するブレード支持部材である。ブレード支持部
材3は、ブレード先端側、ワイヤ1面直角方向下
方に前段支持部材との間に、空間が設けられる様
任意の間隔で配列され、ブレード2で掻き取られ
た白水6は、この空間を通り、セーブオール5上
に落下する。ブレード支持部材3は、ホイルボツ
クスの巾方向数列配置された、連結部材4により
互いに連結されており、ボツクス全体の剛性を高
めることに寄与している。通常、ブレード支持部
材3と連結部材4は、溶接により固定されるが、
脱水された白水の流れを妨げない形状であれば、
第4図に示す様に、ねじ棒で固定してよいし、ま
た、連結部材4と支持部材3をボルトにて固定す
ることも可能である。
持するブレード支持部材である。ブレード支持部
材3は、ブレード先端側、ワイヤ1面直角方向下
方に前段支持部材との間に、空間が設けられる様
任意の間隔で配列され、ブレード2で掻き取られ
た白水6は、この空間を通り、セーブオール5上
に落下する。ブレード支持部材3は、ホイルボツ
クスの巾方向数列配置された、連結部材4により
互いに連結されており、ボツクス全体の剛性を高
めることに寄与している。通常、ブレード支持部
材3と連結部材4は、溶接により固定されるが、
脱水された白水の流れを妨げない形状であれば、
第4図に示す様に、ねじ棒で固定してよいし、ま
た、連結部材4と支持部材3をボルトにて固定す
ることも可能である。
以上説明した如く本考案は、複数の脱水ブレー
ドを、そのブレード数と同数の支持部材で支持す
ることによつて、脱水された白水の進行方向に空
間を設けることができ、白水が衝突する部材が無
くなるため、白水の飛散を防止することが出来
る。更に、個々のブレードが単独の支持部材によ
り支持されるため、個々の支持部材を連結する部
材に調整機構を設けることによりブレードの配置
間隔を、任意の範囲で変えることが可能となり、
操業上、最適なブレード間隔を調節することが出
来る。
ドを、そのブレード数と同数の支持部材で支持す
ることによつて、脱水された白水の進行方向に空
間を設けることができ、白水が衝突する部材が無
くなるため、白水の飛散を防止することが出来
る。更に、個々のブレードが単独の支持部材によ
り支持されるため、個々の支持部材を連結する部
材に調整機構を設けることによりブレードの配置
間隔を、任意の範囲で変えることが可能となり、
操業上、最適なブレード間隔を調節することが出
来る。
また、第3図に示す従来のホイルボツクスで
は、複数のブレードを1個の部材で支持している
ため、ホイルボツクスの配置スペース及び操業性
の点で、ホイルボツクス1基当りで支持できるブ
レード数に制限があるのに対し、本考案のブレー
ド支持構造によれば、その制限が無く、また、ホ
イルボツクス1基当りのブレード数も任意に変更
できる。
は、複数のブレードを1個の部材で支持している
ため、ホイルボツクスの配置スペース及び操業性
の点で、ホイルボツクス1基当りで支持できるブ
レード数に制限があるのに対し、本考案のブレー
ド支持構造によれば、その制限が無く、また、ホ
イルボツクス1基当りのブレード数も任意に変更
できる。
これは、個々のブレード支持部材の形状を同一
にすることが可能であることに加え、ブレード支
持部材の個数に比例して、ホイルボツクス全体の
剛性が高まるため、振動に対して、有利となるた
めである。
にすることが可能であることに加え、ブレード支
持部材の個数に比例して、ホイルボツクス全体の
剛性が高まるため、振動に対して、有利となるた
めである。
第1図ないし第3図は、本考案の一実施例を示
し、第1図は側断面拡大図、第2図は平面図、第
3図は側面図、第4図は本考案の他の実施例を示
す側断面拡大図、第5図は、従来のホイルボツク
スの側断面拡大図である。 2……脱水ブレード、3……支持部材、4……
連結部材。
し、第1図は側断面拡大図、第2図は平面図、第
3図は側面図、第4図は本考案の他の実施例を示
す側断面拡大図、第5図は、従来のホイルボツク
スの側断面拡大図である。 2……脱水ブレード、3……支持部材、4……
連結部材。
Claims (1)
- 進行方向に複数設けられた脱水ブレードをそれ
ぞれ単独の支持部材で支持するとともに同支持部
材を相互の間隔を調整可能に連結部材で連結した
ことを特徴とする脱水ブレードの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10384686U JPH0343277Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10384686U JPH0343277Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6311597U JPS6311597U (ja) | 1988-01-26 |
JPH0343277Y2 true JPH0343277Y2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=30976786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10384686U Expired JPH0343277Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343277Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP10384686U patent/JPH0343277Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6311597U (ja) | 1988-01-26 |
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