JPH034322Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034322Y2 JPH034322Y2 JP18530186U JP18530186U JPH034322Y2 JP H034322 Y2 JPH034322 Y2 JP H034322Y2 JP 18530186 U JP18530186 U JP 18530186U JP 18530186 U JP18530186 U JP 18530186U JP H034322 Y2 JPH034322 Y2 JP H034322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rake
- sludge
- shaft
- rotating rod
- guide disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 21
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 claims description 12
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 9
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、最終沈澱池等の円形沈澱池、特に小
規模なものにおいて使用するに好適な回転式の汚
泥掻可装置に関するものである。
規模なものにおいて使用するに好適な回転式の汚
泥掻可装置に関するものである。
「従来の技術」
下水処理の地方化が進むにしたがい、維持管理
の容易な小規模な処理施設が要望されるようにな
つてきた。
の容易な小規模な処理施設が要望されるようにな
つてきた。
従来、このような小規模の下水処理において
は、小型の円形沈澱池が使われるようになり、ま
た、それに応じて第5図に示すような汚泥掻寄装
置が開発されてきた。
は、小型の円形沈澱池が使われるようになり、ま
た、それに応じて第5図に示すような汚泥掻寄装
置が開発されてきた。
この従来の汚泥掻寄装置は、円筒状の水槽1の
中心にセンターポール21を立設し、その上部に
取付けられた周回アーム22からレーキ8を鎖
7,7により吊り下げ、レーキ8の周回によつて
水槽1の底部に沈澱した汚泥を中央部のピツト1
9に掻き寄せ、排出管20から汚泥を抜き取るよ
うになつている。
中心にセンターポール21を立設し、その上部に
取付けられた周回アーム22からレーキ8を鎖
7,7により吊り下げ、レーキ8の周回によつて
水槽1の底部に沈澱した汚泥を中央部のピツト1
9に掻き寄せ、排出管20から汚泥を抜き取るよ
うになつている。
「考案が解決しようとする問題点」
しかし、この従来の汚泥掻寄装置は、構造が簡
単化されており、また、レーキが鎖で吊り下げら
れているので、異物がかみ込んだときには、レー
キが比較的自由に逃げられるという利点はある
が、その反面、レーキが不安定で軌道からはずれ
ることがあり、集泥がうまくいかなくなるという
欠点がある。また、この装置では、極めて小型の
ものを除いてはレーキを持ち上げて保守点検する
のが困難であるという欠点もある。
単化されており、また、レーキが鎖で吊り下げら
れているので、異物がかみ込んだときには、レー
キが比較的自由に逃げられるという利点はある
が、その反面、レーキが不安定で軌道からはずれ
ることがあり、集泥がうまくいかなくなるという
欠点がある。また、この装置では、極めて小型の
ものを除いてはレーキを持ち上げて保守点検する
のが困難であるという欠点もある。
本考案は、前記従来の欠点を改善するためにな
されたもので、レーキに異物がかみ込んだ場合の
逃げができてレーキの破損が防止でき、しかも、
レーキが逃げた後の復帰が確実で軌道がはずれた
ままとならず、集泥が良好に行われるとともに、
レーキを持ち上げての保守点検が容易に行えるよ
うにした、汚泥掻寄装置を提供しようとするもの
である。
されたもので、レーキに異物がかみ込んだ場合の
逃げができてレーキの破損が防止でき、しかも、
レーキが逃げた後の復帰が確実で軌道がはずれた
ままとならず、集泥が良好に行われるとともに、
レーキを持ち上げての保守点検が容易に行えるよ
うにした、汚泥掻寄装置を提供しようとするもの
である。
「問題点を解決するための手段」
本考案の構成を実施例に対応する図面を参照し
て説明すると、本考案は、 沈澱池1の中心部に立設した軸柱2の上部に、
駆動装置4によつて周回する回転杆3を軸支し、
この回転杆3よりチエーン7,7を介してレーキ
8を吊設し、他方、軸柱2の下部には案内円板9
を設けるとともに、レーキ8の内端部には前記案
内円板9の外周に係合するレーキサポート10を
設けたことを特徴とするものである。
て説明すると、本考案は、 沈澱池1の中心部に立設した軸柱2の上部に、
駆動装置4によつて周回する回転杆3を軸支し、
この回転杆3よりチエーン7,7を介してレーキ
8を吊設し、他方、軸柱2の下部には案内円板9
を設けるとともに、レーキ8の内端部には前記案
内円板9の外周に係合するレーキサポート10を
設けたことを特徴とするものである。
「実施例」
以下、本考案装置の実施例について第1図乃至
第4図を参照して説明する。
第4図を参照して説明する。
図において、1は平面円形状に形成した沈澱池
で、その中心部には中空な軸柱2が立設されてお
り、軸柱2の上部には回転杆3の一端部が軸支さ
れ、回転杆3の他端部にはモータ4によつて回転
される駆動ローラ5が沈澱池1の周壁に敷設され
たレール6上に載接して、駆動ローラ5が回転走
行することにより、回転杆3が軸柱2を中心とし
て周回するようになつている。
で、その中心部には中空な軸柱2が立設されてお
り、軸柱2の上部には回転杆3の一端部が軸支さ
れ、回転杆3の他端部にはモータ4によつて回転
される駆動ローラ5が沈澱池1の周壁に敷設され
たレール6上に載接して、駆動ローラ5が回転走
行することにより、回転杆3が軸柱2を中心とし
て周回するようになつている。
回転杆3には、チエーン7,7…によつてレー
キ8が水平向きとなるように吊設されており、回
転杆3の周回にともなつて、レーキ8が沈澱池1
の底面に沿つて軸柱2の周りを周回するようにな
つている。
キ8が水平向きとなるように吊設されており、回
転杆3の周回にともなつて、レーキ8が沈澱池1
の底面に沿つて軸柱2の周りを周回するようにな
つている。
また、前記軸柱2の下部には案内円板9が設け
られており、他方、レーキ8の内端部には案内円
板9と係合するレーキサポート10が設けられて
いる。レーキサポート10の構造は、レーキ8の
内端部に立設したブラケツト11,11を介し
て、案内円板9の外径より大径である一部を切欠
した環体12が水平向きに取付けられて、この環
体12に、その周方向に間隔をおいて複数の上下
方向に長い案内ローラ13,13が垂直軸14に
より回転自在に設けられ、各案内ローラ13,1
3は案内円板9の外周に係接されるようになつて
いる。レーキ8の内端部はこのレーキサポート1
0を介して軸柱2に係合され、レーキ8はその長
手方向に移動することを防止されている。
られており、他方、レーキ8の内端部には案内円
板9と係合するレーキサポート10が設けられて
いる。レーキサポート10の構造は、レーキ8の
内端部に立設したブラケツト11,11を介し
て、案内円板9の外径より大径である一部を切欠
した環体12が水平向きに取付けられて、この環
体12に、その周方向に間隔をおいて複数の上下
方向に長い案内ローラ13,13が垂直軸14に
より回転自在に設けられ、各案内ローラ13,1
3は案内円板9の外周に係接されるようになつて
いる。レーキ8の内端部はこのレーキサポート1
0を介して軸柱2に係合され、レーキ8はその長
手方向に移動することを防止されている。
さらに、レーキ8の下端縁にはゴム板15が取
り付けられていて、レーキ8が沈澱槽の底面に沿
つて周回する際、底面上を摺動するようになつて
いる。また、レーキ8は、周回方向(第2図の矢
印方向)に対して凹形状となるように湾曲されて
いる。
り付けられていて、レーキ8が沈澱槽の底面に沿
つて周回する際、底面上を摺動するようになつて
いる。また、レーキ8は、周回方向(第2図の矢
印方向)に対して凹形状となるように湾曲されて
いる。
なお、図中16は回転杆3に取付けられたスカ
ムスキーマ、17は軸柱2の下端部内に開口した
流入管、18はセンターウエル、19は汚泥引抜
ピツト、20は汚泥引抜管である。
ムスキーマ、17は軸柱2の下端部内に開口した
流入管、18はセンターウエル、19は汚泥引抜
ピツト、20は汚泥引抜管である。
上記の汚泥掻寄装置は、駆動ローラ5がモータ
4によつて回転駆動されてレール6に沿つて走行
するのにともなつて、回転杆3が軸柱2を中心と
して周回し、この回転杆3の周回にともなつてレ
ーキ8が沈澱池1の底面に沿つて周回し、それに
よつて、沈澱した汚泥が中心部に掻き集められ、
汚泥引抜ピツト19に入れられ、汚泥引抜管20
より外部に排出されることになる。その際、底面
に粗大な異物が沈澱していて、これにレーキ8が
当つたときは、レーキ8はチエーン7,7により
吊り下げられているので、上方に押し上げられた
り、レーキ8の周回姿勢が変化して、レーキ8に
作用する過大な力を回避することになり、レーキ
8の損傷を防止できることになる。しかし、レー
キ8の内端部は軸柱2に係合されているため、異
物を越した後はレーキ8はもとの姿勢に復帰する
ことになり、汚泥の掻寄せが正常に行われること
になる。 また、レーキ8の点検、補修の際に
は、チエーン7,7…をたくし上げて、レーキ8
を沈澱槽1内から取出すことによつて行うことが
できる。したがつて、従来のように沈澱槽1を空
にすることなくレーキ8の点検、補修が可能であ
る。
4によつて回転駆動されてレール6に沿つて走行
するのにともなつて、回転杆3が軸柱2を中心と
して周回し、この回転杆3の周回にともなつてレ
ーキ8が沈澱池1の底面に沿つて周回し、それに
よつて、沈澱した汚泥が中心部に掻き集められ、
汚泥引抜ピツト19に入れられ、汚泥引抜管20
より外部に排出されることになる。その際、底面
に粗大な異物が沈澱していて、これにレーキ8が
当つたときは、レーキ8はチエーン7,7により
吊り下げられているので、上方に押し上げられた
り、レーキ8の周回姿勢が変化して、レーキ8に
作用する過大な力を回避することになり、レーキ
8の損傷を防止できることになる。しかし、レー
キ8の内端部は軸柱2に係合されているため、異
物を越した後はレーキ8はもとの姿勢に復帰する
ことになり、汚泥の掻寄せが正常に行われること
になる。 また、レーキ8の点検、補修の際に
は、チエーン7,7…をたくし上げて、レーキ8
を沈澱槽1内から取出すことによつて行うことが
できる。したがつて、従来のように沈澱槽1を空
にすることなくレーキ8の点検、補修が可能であ
る。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案の汚泥掻寄装置
は、沈澱池の中心部に立設した軸柱の上部に、駆
動装置によつて周回する回転杆を軸支し、この回
転杆よりチエーンを介してレーキを吊設し、他
方、軸柱の下部には案内円板を設けるとともに、
レーキの内端部には前記案内円板の外周に係合す
るレーキサポートを設けた構成であり、レーキは
チエーンで吊設されているとともにその内端部に
は軸柱に回転自在に係合されているので、レーキ
の汚泥掻寄せに際して、異物や大きく推積した汚
泥に当つたときは、上方に或は内端部を中心とす
る回転方向にレーキが一時的に回避することにな
つて、レーキに不測の力が作用して損傷を受ける
のを防止することができる。また、レーキは一時
的な回避がすんだ後はもとの正常な姿勢に復帰で
き、安定した汚泥の掻寄せを行うことができる。
は、沈澱池の中心部に立設した軸柱の上部に、駆
動装置によつて周回する回転杆を軸支し、この回
転杆よりチエーンを介してレーキを吊設し、他
方、軸柱の下部には案内円板を設けるとともに、
レーキの内端部には前記案内円板の外周に係合す
るレーキサポートを設けた構成であり、レーキは
チエーンで吊設されているとともにその内端部に
は軸柱に回転自在に係合されているので、レーキ
の汚泥掻寄せに際して、異物や大きく推積した汚
泥に当つたときは、上方に或は内端部を中心とす
る回転方向にレーキが一時的に回避することにな
つて、レーキに不測の力が作用して損傷を受ける
のを防止することができる。また、レーキは一時
的な回避がすんだ後はもとの正常な姿勢に復帰で
き、安定した汚泥の掻寄せを行うことができる。
さらに、レーキはチエーンをたくし上げること
によつて沈澱池から引き上げることができるの
で、従来のように沈澱池内を空にする必要がな
く、簡単にレーキの点検、補修を行うことがで
き、特に小規模の下水処理施設における汚泥掻寄
装置として好適なものである。
によつて沈澱池から引き上げることができるの
で、従来のように沈澱池内を空にする必要がな
く、簡単にレーキの点検、補修を行うことがで
き、特に小規模の下水処理施設における汚泥掻寄
装置として好適なものである。
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は同平面図、第3図は同軸柱とレーキ内端部
との係合構造を示す拡大側断面、第4図は同平断
面図、第5図は従来装置を示す側断面図である。 1……沈澱池、2……軸柱、3……回転杆、4
……モータ、5……駆動ローラ、7……チエー
ン、8……レーキ、9……案内円板、10……レ
ーキサポート、13……案内ローラ。
2図は同平面図、第3図は同軸柱とレーキ内端部
との係合構造を示す拡大側断面、第4図は同平断
面図、第5図は従来装置を示す側断面図である。 1……沈澱池、2……軸柱、3……回転杆、4
……モータ、5……駆動ローラ、7……チエー
ン、8……レーキ、9……案内円板、10……レ
ーキサポート、13……案内ローラ。
Claims (1)
- 沈澱池の中心部に立設した軸柱の上部に、駆動
装置によつて周回する回転杆を軸支し、この回転
杆よりチエーンを介してレーキを吊設し、他方、
軸柱の下部には案内円板を設けるとともに、レー
キの内端部には前記案内円板の外周に係合するレ
ーキサポートを設けたことを特徴とする、汚泥掻
寄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18530186U JPH034322Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18530186U JPH034322Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6390406U JPS6390406U (ja) | 1988-06-11 |
JPH034322Y2 true JPH034322Y2 (ja) | 1991-02-05 |
Family
ID=31133799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18530186U Expired JPH034322Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034322Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP18530186U patent/JPH034322Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6390406U (ja) | 1988-06-11 |
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