JPH0342933Y2 - - Google Patents

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JPH0342933Y2
JPH0342933Y2 JP14598587U JP14598587U JPH0342933Y2 JP H0342933 Y2 JPH0342933 Y2 JP H0342933Y2 JP 14598587 U JP14598587 U JP 14598587U JP 14598587 U JP14598587 U JP 14598587U JP H0342933 Y2 JPH0342933 Y2 JP H0342933Y2
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hot water
outlet port
membrane module
port
inlet port
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は麻酔器、人工呼吸器等を患者に使用す
る際、呼吸ガスの温度、湿度を好適な状態にする
ための呼吸用加温加湿装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に麻酔器や入口呼吸器による患者の呼吸中
には患者を不快にすることを避けるためのみなら
ず、患者の肺に害を与える問題を避けるため加温
加湿された呼吸ガスを送る必要があることが知ら
れている。このため従来より患者に送る前に呼吸
ガスを加温加湿する種々の装置が用いられてい
る。例えば呼吸ガスを温水中を通して、呼吸ガス
が泡沫状態で水中から湧出する際に必要な湿度を
気泡に付与するバブリングタイプの装置、温水中
に吸湿性の紙や不織布などを浸漬し、その吸湿し
た部分に呼吸ガスが通過させて呼吸ガスに必要な
湿度を付与する装置などが市販されている。
しかしながらこれら装置は(1)無菌水を使用する
にもかかわらず感染の危険がある。(2)加温加湿部
分の表面積が小さく十分な性能が得られない。(3)
加温加湿部の水位により圧縮量が変化する。など
の問題があつた。かかる従来装置の問題点を解消
する装置として、両末端を集束接着した多数の中
空糸を収容した容器の両端に呼吸ガスの入口と出
口を設け、該容器の側壁に温水の入口と出口を設
けた膜モジユールを呼吸ガス流路に取り付け、膜
モジユールへ温水を循環させながら中空糸を介し
て呼吸ガスを加温加湿する装置が提案された(特
開昭55−83190号)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記中空糸を利用した加温加湿装置は、従来装
置にくらべて安全性、操作性の点で優れた装置で
あるが、水タンクと膜モジユールが離れて設けら
れるため呼吸ガス流路と温水流路が複雑に交差す
るとともに、膜モジユールを取り外したときに膜
モジユール内の温水が流出するなど取扱性の点で
問題があつた。
したがつて本考案の目的は取扱姓の優れた加温
加湿装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) すなわち本考案は両末端を集束接着した多数の
中空糸を収容した容器の両端に呼吸ガスの入口ポ
ートと出口ポート、該容器の側壁に温水出口ポー
トと逆止弁を備えた温水入口ポートを有する膜モ
ジユールと、温水タンク、該温水タンク内の液体
を加熱する加熱器及びポンプを収容した筐体の側
壁の上下に温水導出ポートと温水導入ポートを設
け、かつ該温水導出ポートと温水タンクをポンプ
を介して第1のチユーブ、該温水導入ポートと温
水タンクを第2のチユーブで接続した装置本体と
からなり、該膜モジユールの温水入口ポートと温
水出口ポートを装置本体を形成する筐体の側壁に
設けられた温水導入ポートと温水導出ポートに着
脱自在に接続して、該温水タンク内の温水をポン
プにより膜モジユールを介して温水タンクに戻す
温水循環流路を形成したことを特徴とする呼吸用
加温加湿装置である。
(作用) 本考案装置では装置本体を形成する筐体の側壁
に上下に設けた温水導出ポートと温水導入ポート
に膜モジユールの温水入口ポートと温水出口ポー
トを脱着自在に接続するため温水を循環させるた
めの流路が簡略化でき、かつ膜モジユールの温水
入口ポートに逆止弁を設けることにより膜モジユ
ールを装置本体から取り外したときに膜モジユー
ル内の温水の流出を防止できる。
(実施例) 次に本考案装置の一実施例を図面にて説明す
る。第1図は本考案装置に用いる膜モジユール1
の一部断面図であり、ケーシング3内に多数の中
空糸2を収容し、該中空糸の両端部を集束して接
着剤で接着固定している。該ケーシングの両開口
端には呼吸ガス入口ポート4と呼吸ガス出口ポー
ト5が設けられている。またケーシングの側壁に
は温水入口ポート6と温水出口ポート7が同じ側
に、かつ互いに離間して設けられている。該温水
入口ポート6には膜モジユールを装置本体から取
り外したときに膜モジユール内の温水の流出を防
止するための逆止弁8が取り付けられている。第
1図ではボールタイプの逆止弁を記載している
が、他のタイプ、例えばシートタイプの逆止弁な
ども使用できる。上記逆止弁は温水出口ポート7
にも取り付けてもよい。その際には温水が該温水
出口ポート7から排出され、かつ膜モジユールを
装置本体から取り外したときに膜モジユール内の
温水が流出しないように、膜モジユールを装置本
体に接続したときにボールを押圧して、温水出口
ポート7をボールが閉塞しないように装置本体側
の温水導入ポート(図示せず)の形状を工夫する
必要がある。
また、上記膜モジユールの温水入口ポート6及
び温水出口ポート7の外壁に傾斜を設け、かつ外
壁に少くとも一条の環状溝(通常2条の環状溝が
設けられる)を設け、該環状溝にOリング9が取
り付けられている。ワンタツチカプラで膜モジユ
ールを装置本体に接続する場合には、上記温水入
口ポートと温水出口ポートはソケツトに適合する
プラグ形状とする必要がある。
膜モジユール内に収容される中空糸は水蒸気透
過性の中空糸であり、通常再生セルロースなどか
らなる透折膜やポリスルホンなどからなる限外濾
過膜が使用される。
第2図は装置本体の内部構造を示す一部断面図
であり装置本体を形成する筐体10内に温水タン
ク11と温水タンク内の液体を加熱する加熱器1
2及び温水循環ポンプ13が収納され、かつ該筐
体の側壁の上下に膜モジユール1の側壁に設けら
れた温水入口ポート6と温水出口ポート7が接続
される温水導出ポート14と温水導入ポート15
が取り付けられている。該温水導出ポート14と
温水タンク11はポンプ13を介して第1のチユ
ーブ16で接続され、温水導入ポート15と温水
タンク11は第2のチユーブ17で接続されてい
る。上記温水導入ポート15と温水導出ポート1
5は第1図に示すように外壁にOリングを収容し
た環状溝を有する温水の入口ポートと出口ポート
を設けた膜モジユールでは、該ポートと嵌合する
逆傾斜を有する円筒状のポートが取り付けられ
る。またワンタツチカプラの場合には筐体にソケ
ツトが一体に取り付けられる。18は温水タンク
11への液体入口ポートであり、このポートにチ
ユーブを接続して、該チユーブの端部に取着した
液体バツグ(図示せず)からタンク内へ液体を注
入する。また該ポートに接続したチユーブに補給
水バツクを接続しておけば、不足した液体を自動
的にタンク内に供給することができる。19は温
度センサであり、温水タンク11内の温度を検知
して、温水温度が設定された温度となるように加
熱器12のON−OFF操作を繰り返す。
第3図は第1図に示す膜モジユール1の温水入
口ポート6と温水出口ポート7を第2図の装置本
体を形成する筐体10に設けられた温水導出ポー
ト14と温水導入ポート15に嵌合して一体化し
た状態を示す斜視図であり、この状態で加熱器1
2で加温されたタンク11内の温水はポンプ13
により膜モジユール1の中空糸とケーシングで形
成される室に供給され、中空糸を介して呼吸ガス
を加温加湿した後温水タンクに戻る循環流路が形
成される。呼吸ガスは膜モジユール1の呼吸ガス
入口ポート4から膜モジユールに導入され、加温
加湿された後、呼吸ガス出口ポート5から患者に
供給される。温水の温度設定は筐体の上面に設け
られた温度設定器20で任意の温度に設定され
る。また温水の温度は表示器21にデジタル表示
される。22は加熱器12のスイツチであり、2
3はポンプの駆動スイツチである。
(考案の効果) 以上のように本考案装置は膜モジユールに設け
られた温水の入口ポートと出口ポートを装置本体
を形成する温水の導入出ポートに接続することに
より容易に温水循環流路を形成することができ装
置が簡略化されるとともに、膜モジユールの温水
入口ポートに逆止弁を設けることにより膜モジユ
ールを装置本体から取り外しても膜モジユール内
の温水が流出することのない取り扱い性に優れた
装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置に用いる膜モジユールの断
面図であり、第2図は装置本体の内部構造を示す
一部断面図であり、第3図は本考案装置の使用状
態を示す斜視図である。 1……膜モジユール、2……中空糸、3……ケ
ーシング、4……呼吸ガス入口ポート、5……呼
吸ガス出口ポート、6……温水入口ポート、7…
…温水出口ポート、10……筐体、11……温水
タンク、12……加熱器、13……ポンプ、14
……温水導出ポート、15……温水導入ポート、
16……第1のチユーブ、17……第2のチユー
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両末端を集束接着した多数の中空糸を収容した
    容器の両端に呼吸ガスの入口ポートと出口ポー
    ト、該容器の側壁に温水出口ポートと逆止弁を備
    えた温水入口ポートを有する膜モジユールと、温
    水タンク、該温水タンク内の液体を加熱する加熱
    器及びポンプを収容した筐体の側壁の上下に温水
    導出ポートと温水導入ポートを設け、かつ該温水
    導出ポートと温水タンクをポンプを介して第1の
    チユーブ、該温水導入ポートと温水タンクを第2
    のチユーブで接続した装置本体とからなり、該膜
    モジユールの温水入口ポートと温水出口ポートを
    装置本体を形成する筐体の側壁に設けられた温水
    導入ポートと温水導出ポートに着脱自在に接続し
    て、該温水タンク内の温水をポンプにより膜モジ
    ユールを介して温水タンクに戻す温水循環流路を
    形成したことを特徴とする呼吸用加温加湿装置。
JP14598587U 1987-09-24 1987-09-24 Expired JPH0342933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14598587U JPH0342933Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14598587U JPH0342933Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6449252U JPS6449252U (ja) 1989-03-27
JPH0342933Y2 true JPH0342933Y2 (ja) 1991-09-09

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ID=31415060

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JP14598587U Expired JPH0342933Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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JP2003269754A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Taiyo Toyo Sanso Co Ltd ガス加湿装置

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JPS6449252U (ja) 1989-03-27

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