JPH0342910Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342910Y2 JPH0342910Y2 JP4825987U JP4825987U JPH0342910Y2 JP H0342910 Y2 JPH0342910 Y2 JP H0342910Y2 JP 4825987 U JP4825987 U JP 4825987U JP 4825987 U JP4825987 U JP 4825987U JP H0342910 Y2 JPH0342910 Y2 JP H0342910Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- bed
- cartwheel
- support
- support frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
−産業上の利用分野−
この考案は、老人や病人が使用するのに特に適
したベツドに関するもので、ベツドに寝ている人
の身体を側方に転回させる構造を備えたベツドに
関するものである。
したベツドに関するもので、ベツドに寝ている人
の身体を側方に転回させる構造を備えたベツドに
関するものである。
−考案の目的−
マツトや布団を支える寝床枠の両側部にベツド
の長手方向軸回りに揺動する側転枠を設け、その
一方を起立させることによつて寝ている人の身体
を横向きに転回させて姿勢変更を行わせることが
できる構造のベツドは公知である。
の長手方向軸回りに揺動する側転枠を設け、その
一方を起立させることによつて寝ている人の身体
を横向きに転回させて姿勢変更を行わせることが
できる構造のベツドは公知である。
この種のベツドの構造として、例えば実公昭56
−14817号公報には、寝床枠を縦方向に中央で2
分割してそれぞれを側転枠とした構造のものと、
寝床枠を3分割してその両側の部分を側転枠とし
た構造のものとが開示されている。ところが実際
には、側転枠を寝ている人の体軸を超えた位置か
ら起立させてやらないと、身体をうまく転回させ
ることができず、特に所謂床ズレの防止には余り
効果がない。
−14817号公報には、寝床枠を縦方向に中央で2
分割してそれぞれを側転枠とした構造のものと、
寝床枠を3分割してその両側の部分を側転枠とし
た構造のものとが開示されている。ところが実際
には、側転枠を寝ている人の体軸を超えた位置か
ら起立させてやらないと、身体をうまく転回させ
ることができず、特に所謂床ズレの防止には余り
効果がない。
側転枠を寝ている人の体軸を超えた位置から起
立させることができる構造のものとして、特公昭
57−25221号公報に記載されたものがある。この
公報のものは、寝床枠を3分割し、側転枠を中央
枠と共に起立させるようにしたものであるが、構
造がきわめて複雑であり、家庭に設置するのに適
さないという欠点がある。
立させることができる構造のものとして、特公昭
57−25221号公報に記載されたものがある。この
公報のものは、寝床枠を3分割し、側転枠を中央
枠と共に起立させるようにしたものであるが、構
造がきわめて複雑であり、家庭に設置するのに適
さないという欠点がある。
そこでこの考案は、上記従来構造の問題に鑑
し、寝ている人を体軸回りに転回させる構造のベ
ツドにおけるより合理的な側転枠の支持構造を提
供することにより、家庭においても設置可能な安
価でより優れた機能を有するベツドを得ることを
目的としている。
し、寝ている人を体軸回りに転回させる構造のベ
ツドにおけるより合理的な側転枠の支持構造を提
供することにより、家庭においても設置可能な安
価でより優れた機能を有するベツドを得ることを
目的としている。
−考案の構成−
この考案の構成では、基枠1又はこれに代わる
支持枠2,2b,2cにベツド長手方向の2本の
支持杆4,5が架設してこの支持杆4,5で側転
枠3を支持する構造としている。側転枠3は、左
右一対31,32をそれぞれ櫛歯状に形成し、左
右の櫛歯状の基端を互い違いにして、同側の支持
杆4,5の上を通して基端を反対側の支持杆5,
4に枢着して装着している。
支持枠2,2b,2cにベツド長手方向の2本の
支持杆4,5が架設してこの支持杆4,5で側転
枠3を支持する構造としている。側転枠3は、左
右一対31,32をそれぞれ櫛歯状に形成し、左
右の櫛歯状の基端を互い違いにして、同側の支持
杆4,5の上を通して基端を反対側の支持杆5,
4に枢着して装着している。
この側転枠3を傾動させる押動装置8,8b,
8cは、左右の側転枠31,32を各別に下方よ
り押動させるように設けられている。
8cは、左右の側転枠31,32を各別に下方よ
り押動させるように設けられている。
−作用−
側転枠3の左右の枠31,32は常態では2本
の支持杆4,5により水平に支持されており、左
右の枠31,32のいずれかを下方より押動する
と、該枠(例えば左枠31)は、反対側の支持杆
(例えば5)を中心として起立し、このとき同側
の支持杆(例えば4)はこの起立動作を阻害しな
いから、側転枠3の上に敷かれたマツトや布団は
寝ている人の体軸を超えた位置から傾動すること
となり、寝ている人に体軸回りの転回動作が行わ
せることができる。
の支持杆4,5により水平に支持されており、左
右の枠31,32のいずれかを下方より押動する
と、該枠(例えば左枠31)は、反対側の支持杆
(例えば5)を中心として起立し、このとき同側
の支持杆(例えば4)はこの起立動作を阻害しな
いから、側転枠3の上に敷かれたマツトや布団は
寝ている人の体軸を超えた位置から傾動すること
となり、寝ている人に体軸回りの転回動作が行わ
せることができる。
−実施例−
図示実施例のものは、基枠1に支持された寝床
枠を縦方向に頭部支持枠2a、上体支持枠2b、
腰部支持枠2c及び下肢支持枠2dに4分割し、
上体支持枠2bと腰部支持枠2cとに側転枠3を
設けている。頭部支持枠2aと上体支持枠2bと
は、第4図に実線で示すように、一体に起立させ
ることができる構造で、このとき腰部支持枠2c
が反対方向に僅かに傾動する構造としている。ま
た、同図に想像線で示すように、上体支持枠2b
と腰部支持枠2cとの連接部を上動させて寝てい
る人の腰伸ばし動作も行うことができる構造であ
るが、これらの構造の詳細についてはここでは省
略する。
枠を縦方向に頭部支持枠2a、上体支持枠2b、
腰部支持枠2c及び下肢支持枠2dに4分割し、
上体支持枠2bと腰部支持枠2cとに側転枠3を
設けている。頭部支持枠2aと上体支持枠2bと
は、第4図に実線で示すように、一体に起立させ
ることができる構造で、このとき腰部支持枠2c
が反対方向に僅かに傾動する構造としている。ま
た、同図に想像線で示すように、上体支持枠2b
と腰部支持枠2cとの連接部を上動させて寝てい
る人の腰伸ばし動作も行うことができる構造であ
るが、これらの構造の詳細についてはここでは省
略する。
上体支持枠2bと腰部支持枠2cには中央に開
口部25が設けられ、該開口部25には各支持枠
の上辺桁21と下辺桁22との間に架設された2
本の支持杆4と5とがベツドの長手方向に平行に
設けられている。また該開口部25には、支持杆
4と5との下を通る軸受桁23bと23c、24
cとが幅方向に架設されている。
口部25が設けられ、該開口部25には各支持枠
の上辺桁21と下辺桁22との間に架設された2
本の支持杆4と5とがベツドの長手方向に平行に
設けられている。また該開口部25には、支持杆
4と5との下を通る軸受桁23bと23c、24
cとが幅方向に架設されている。
側転枠3は、上記開口部25に装着されてお
り、左枠31と右枠32の一対から成つている。
左枠31及び右枠31は、各々U字形の周縁材3
3と該周縁材に粗い櫛歯状に固着した中間材34
…34からなり、これらは比較的薄い帯板で形成
されている。左枠31と右枠32とは、周縁材3
3と中間材34…34とを互い違いにして、同側
の支持杆の上を通して基端を反対側の支持杆に枢
着して支持されている。即ち、例えば左枠31の
周縁材及び中間材は、左側の支持杆4の上を通つ
て先端が右側の支持杆5に枢着されており、支持
杆5への枢着と支持杆4上への当接により水平に
支持され、支持杆5回りに上方に回動可能であ
る。
り、左枠31と右枠32の一対から成つている。
左枠31及び右枠31は、各々U字形の周縁材3
3と該周縁材に粗い櫛歯状に固着した中間材34
…34からなり、これらは比較的薄い帯板で形成
されている。左枠31と右枠32とは、周縁材3
3と中間材34…34とを互い違いにして、同側
の支持杆の上を通して基端を反対側の支持杆に枢
着して支持されている。即ち、例えば左枠31の
周縁材及び中間材は、左側の支持杆4の上を通つ
て先端が右側の支持杆5に枢着されており、支持
杆5への枢着と支持杆4上への当接により水平に
支持され、支持杆5回りに上方に回動可能であ
る。
上体支持枠2bの下方には、支持杆4,5と平
行な回転軸6bが該支持枠の上辺桁21と軸受桁
21bとで軸方向摺動自在に軸承され、腰部支持
枠2cの下方には、支持杆4,5と平行な回転軸
6cが該支持枠の下辺桁22と軸受桁23c,2
4cとで軸方向摺動不能に軸承されている。この
軸6bと6cとは、フツク継手の如き自在継手
7,7を介して連結されている。そしてそれぞれ
の回転軸6b,6cには、先端が左枠31及び右
枠32の周縁材33の直下に臨むシーソレバー8
b,8cが固着されており、シーソレバー8cに
は、腰部支持枠2cに装着しストロークモータ9
のロツドが連結されている。
行な回転軸6bが該支持枠の上辺桁21と軸受桁
21bとで軸方向摺動自在に軸承され、腰部支持
枠2cの下方には、支持杆4,5と平行な回転軸
6cが該支持枠の下辺桁22と軸受桁23c,2
4cとで軸方向摺動不能に軸承されている。この
軸6bと6cとは、フツク継手の如き自在継手
7,7を介して連結されている。そしてそれぞれ
の回転軸6b,6cには、先端が左枠31及び右
枠32の周縁材33の直下に臨むシーソレバー8
b,8cが固着されており、シーソレバー8cに
は、腰部支持枠2cに装着しストロークモータ9
のロツドが連結されている。
上記構成において、ストロークモータ9を駆動
してシーソレバー8cを左右いずれかの方向、例
えば第2図上右回動させると、その左先端が転回
枠の左枠31の周縁材33を押し上げ、該左枠3
1は右側の支持杆5回りに上方に傾動する。シー
ソレバー8cの回動は、回転軸6c、自在継手
7,7及び回転軸6bを介してシーソレバー8b
にも伝達されるから、上体支持枠2bの転回枠に
も同様な動作が起こり、寝ている人の腰部及び上
体を第2図の右回りに転回させる。この転回動作
は、軸6bと6cとが自在継手7,7を介して連
結されており、且つ軸6bが軸方向に摺動自在で
あるため、上体支持枠2b及び腰部支持枠6cを
傾動させた第4図に実線または想像線で示す状態
でも水平のときと同様に動作させることができ
る。なお上記実施例のものでは、上体支持枠2b
の傾動に伴う軸6bの移動によつてシーソリンク
8bも移動するが、これを避けたければ、シーソ
リンク8bの軸方向移動をスラスト受板等で規制
し、シーソリンク8bを滑りキー等を介して軸6
bに連結してやれば良い。
してシーソレバー8cを左右いずれかの方向、例
えば第2図上右回動させると、その左先端が転回
枠の左枠31の周縁材33を押し上げ、該左枠3
1は右側の支持杆5回りに上方に傾動する。シー
ソレバー8cの回動は、回転軸6c、自在継手
7,7及び回転軸6bを介してシーソレバー8b
にも伝達されるから、上体支持枠2bの転回枠に
も同様な動作が起こり、寝ている人の腰部及び上
体を第2図の右回りに転回させる。この転回動作
は、軸6bと6cとが自在継手7,7を介して連
結されており、且つ軸6bが軸方向に摺動自在で
あるため、上体支持枠2b及び腰部支持枠6cを
傾動させた第4図に実線または想像線で示す状態
でも水平のときと同様に動作させることができ
る。なお上記実施例のものでは、上体支持枠2b
の傾動に伴う軸6bの移動によつてシーソリンク
8bも移動するが、これを避けたければ、シーソ
リンク8bの軸方向移動をスラスト受板等で規制
し、シーソリンク8bを滑りキー等を介して軸6
bに連結してやれば良い。
−考案の効果−
この考案によれば、側転枠を寝ている人の体軸
を超えた位置から傾動させるベツドを得ることが
でき、適時これを傾動させることによつて老人や
病人が長期にわたつて仰臥する際に起こる床ズレ
を有効に防止できる。また側転枠を傾動させるこ
とによつて寝ている人に捻転運動を行わせること
ができ、同一の姿勢で長期に渡つて寝ていること
による各種の障害を回避できる。また構造が極め
て簡単であり安価に提供できるので、家庭におい
ても容易に設置することができるという効果があ
る。
を超えた位置から傾動させるベツドを得ることが
でき、適時これを傾動させることによつて老人や
病人が長期にわたつて仰臥する際に起こる床ズレ
を有効に防止できる。また側転枠を傾動させるこ
とによつて寝ている人に捻転運動を行わせること
ができ、同一の姿勢で長期に渡つて寝ていること
による各種の障害を回避できる。また構造が極め
て簡単であり安価に提供できるので、家庭におい
ても容易に設置することができるという効果があ
る。
図はこの考案の一実施例を示す図で、第1図は
平面図、第2図は側転枠の転回機構を示す拡大横
断面図、第3図は転回機構の拡大側面図、第4図
は上体起立時及び腰伸ばし時における転回機構を
示す拡大側面図である。 図中、1:基枠、2b:上体支持枠、2c:腰
部支持枠、3:側転枠、31:側転枠の左枠、3
2:側転枠の右枠、4,5:支持杆、6b,6
c:回転軸、7:自在継手、8b,8c:シーソ
レバー、9:ストロークモータ。
平面図、第2図は側転枠の転回機構を示す拡大横
断面図、第3図は転回機構の拡大側面図、第4図
は上体起立時及び腰伸ばし時における転回機構を
示す拡大側面図である。 図中、1:基枠、2b:上体支持枠、2c:腰
部支持枠、3:側転枠、31:側転枠の左枠、3
2:側転枠の右枠、4,5:支持杆、6b,6
c:回転軸、7:自在継手、8b,8c:シーソ
レバー、9:ストロークモータ。
Claims (1)
- ベツドの基枠1ないしこれに代わる支持枠2に
ベツド長手方向の2本の支持杆4,5が架設さ
れ、櫛歯状に形成した左右一対の枠31,32か
らなる側転枠3がその基端部を互い違いにしてそ
れぞれが同側の支持杆4,5の上を通つて反対側
の支持杆5,4に枢着し支持されている、ベツド
の側転枠の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4825987U JPH0342910Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4825987U JPH0342910Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154024U JPS63154024U (ja) | 1988-10-11 |
JPH0342910Y2 true JPH0342910Y2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=30869619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4825987U Expired JPH0342910Y2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342910Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009523560A (ja) * | 2006-01-20 | 2009-06-25 | ウィリー ダブリュー. キム、 | 関節式のベッド |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP4825987U patent/JPH0342910Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009523560A (ja) * | 2006-01-20 | 2009-06-25 | ウィリー ダブリュー. キム、 | 関節式のベッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63154024U (ja) | 1988-10-11 |
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