JPH0342898B2 - - Google Patents

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JPH0342898B2
JPH0342898B2 JP61315856A JP31585686A JPH0342898B2 JP H0342898 B2 JPH0342898 B2 JP H0342898B2 JP 61315856 A JP61315856 A JP 61315856A JP 31585686 A JP31585686 A JP 31585686A JP H0342898 B2 JPH0342898 B2 JP H0342898B2
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JP
Japan
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animal
waveform
current
electrode
potential wave
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JP61315856A
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JPS63168149A (ja
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、人体も含む動物(脊髄を有する哺乳
動物)の各種疾病を発見するための、疾病の診断
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来から、風邪等の軽微な病気以外の疾患を見
つけるには時間がかかるものであつた。すなわ
ち、その病気をしたものが人間の場合には、患者
自身から身体の状況を聞き(動物の場合は、もち
ろんこれができない)、あるいは体温の変化や顔
や手に現われる症状から医師が経験則により判断
する方法、あるいは血液や尿を採取し、さらには
レントゲン撮影により決断する方法がある。また
これらの方法では結論がでないときには外科手術
を行い、疾病の発見をすることがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の方法にあつては、いずれにしても疾
病の発見に時間がかかり、検査直後に結論がでる
ことはなかつた。このため、あらかじめ日時を決
めて診断を行い、その結果も後日でないと解らな
いのが現状であつた。また患者が聾唖者や乳幼児
であつたり、あるいは人間以外の動物であるとき
には、尚更、疾病の判断に時間を要することにな
つた。
本発明は、脊髄を有する哺乳動物(人体を含
む)に、基本的な生活電位波があること、および
身体に疾患部があることの生活電位波に乱れが生
ずること、さらには生活電位波の乱れ具合は疾病
の種類によつて異なること等に着目して成された
ものであり、人間の場合には着衣のまま、しかも
迅速に疾病の診断ができる診断装置を提供しよう
とするものである。
(課題を解決するための手段) ここで、本発明の具体的な構成を説明する前
に、背景となる理論の説明をする。まず、内臓に
何らかの異常があると、皮膚のある特定の部位の
電気抵抗値が顕著に低下することが知られてお
り、良導点と呼ばれている。良導点は、神経系を
介して電気的に内臓−皮膚反射、あるいは内臓−
内臓−皮膚反射が起こるために生じ、臓器によつ
て現われる部位はほぼ決つている。従来は、皮膚
通電抵抗測定器と呼ばれる装置を使つて生体に微
弱電流を流して良導点の測定を行い、良導点が現
われた位置と電流値の変化から診断していた。
生体内で起こる電気的反射は、皮膚表面の抵抗
値を低下させるだけでなく、臓器の状態を反映し
た特異的な電気信号を発生しているものと考えら
れる。これは、細胞が電気コンデンサ的な作用を
することに起因する。一方、耳は脳神経に属する
三叉神経、顔面神経、迷走神経の他に大耳介神経
および大小後頭神経などきわめて複雑な神経支配
下にあり、また身体全体のつぼが集中している場
所でもある。本発明は、このつぼを介し、生体よ
り取り出した特異的な電気信号の解析と、耳等の
着衣から露出した部分を診断点とすることに着目
して成されたものである。
本発明の具体的な構成としては、動物の任意の
部位からその動物の基本的な生活電位波を検出
し、該電位波の波形を記憶する部分と、該記憶さ
れた波形を整形し同時に印加電圧値と通電時間と
を計算する部分と、該計算の結果の低周波電流を
前記動物の一部位と他の部位の二箇所から動物に
印加する部分と、該印加した低周波電流を前記動
物から取出し該取出した電流の波形を前記動物に
印加した電流の波形と比較する部分と、該比較と
同時に貯蔵データとの照合ならびに判断をする部
分とを具備するようにしたものである。なお、こ
こでいう低周波電流とは、一般に称されるものの
みではなく、周波数が一般にいわれるものより高
めのもの、および直流の断続電流をも含むもので
ある。
(作用) このような構成の本発明の診断装置によれば、
電極を、たとえば耳と手に押し当て、生活電位波
を計測することにより、動物の、外見からは掌握
できない各種疾病の発見をすることもできる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を説明する。本発明実
施例の主な構成部分は、コンピユータ2で構成さ
れる。第1図において1は被試験者(図示するも
のは人間であるが、これは前述のように、他の哺
乳動物であつてもよい)であり、耳に電極Aが押
し付けられているものである。なお、電極Aは容
易には脱落しないようにする。このように耳に電
極Aを押し当てると、被試験者1の生活電位波
(第2図1)を取り出すことができる。これは耳
と、足を置いた接地(床)との間の電位を検出す
るもので、その電流は、コンピユータ2に入力さ
れ、コンピユータ2からデイスプレイ3とプリン
タ4に出力されるものである。コンピユータ2に
は低周波発信器5が接続されているが、これにつ
いては後述する。生活電位波は生体が発生する電
位波形であり、被試験者1の全体的なコンデイシ
ヨンを表わすものである。
低周波発信器5と被試験者1とは電極Bを介し
て接続されている。これによつて被試験者1から
は第2図2に示すような波形を取り出すことがで
きる。この波形は、前記耳より測定した生活電位
波を元にコンピユータ2が計算した理想的な生活
電位波であり、手に接触させた図示しない電極か
ら供給される。なお、この波形整形はコンピユー
タの入力容量の関係で行うものであつて、必ずし
も必要なものではなく、波形1のままでも良いも
のである。このようにして電極Bから電流を供給
しながら電極Aからの出力電流の波形を観察する
ことになる。この電流は生活電位波と電極Bより
通電した電位波との差になる。2の波形と1の波
形を観察、比較することによつて、病状を判断す
ることができる。
第3図においては電極Aを取付けた耳とは反対
の耳に電極Cを取付け、この電極Cから電位波を
取り出す状態を示している。なお、電極Cは、電
極A,Bを取付けたところ以外の部位であれば身
体のどの部位に取付けてもよいものである。この
ようにして電極Cから取り出し、これをフイルタ
等により波形整形した波形は第6図の4で示すよ
うなものである。この波形をデイスプレイ3上に
おいて5の波形と比較する。
5の波形は、コンピユータ2内のROM(RAM
や外部メモリであつてもよい)に記憶されている
波形で、電極Cより取り出した波形にもつとも近
い波形であり、装置の動作が正常か否かの判断、
また診断個所に異常があるかどうか、異常があれ
ばどの程度の異常なのか等を判断するものであ
る。上記操作により、疾患部位の診断ができる。
第5図は以上説明した診断過程のフローチヤー
トである。この図におけるステツプ6からステツ
プ14に至る過程で診断作業は終了する。ステツプ
15は別途出願する治療ステツプである。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成した疾病の
診断装置であるから、この診断装置を使用するこ
とにより、人間を含む哺乳動物において人間の場
合には着衣のまま、動物の場合にも任意の部位に
電極を当てるだけの簡単な操作によつて、外見か
らは解らない疾病を、的確に診断(発見)するこ
とができることになる効果がある。また診断をす
るに当つて、被試験者の訴えを聞くことが必ずし
も必要ではないので、聾唖者や乳幼児等、意思伝
達が良好に行えない者に対しても、あるいは家畜
等の動物に対しても、正しい診断が下せることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明の実施例を示す系
統図、第2図および第4図は本発明を実施したと
きに現われる電流波形のグラフ、第5図は診断過
程を示すフローチヤート図である。 1……被試験者、2……コンピユータ、3……
デイスプレイ、4……プリンタ、5……低周波発
信器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 動物の任意の部位からその動物の基本的な生
    活電位波を検出し、該電位波の波形を記憶する部
    分と、該記憶された波形を整形し同時に印加電圧
    値と通電時間とを計算する部分と、該計算の結果
    の低周波電流を前記動物の一部位と他の部位の二
    箇所から動物に印加する部分と、該印加した低周
    波電流を前記動物から取出し該取出した電流の波
    形を前記動物に印加した電流の波形と比較する部
    分と、該比較と同時に貯蔵データとの照合ならび
    に判断をする部分とを具備することを特徴とする
    疾病の診断装置。
JP61315856A 1986-12-29 1986-12-29 疾病の診断装置 Granted JPS63168149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61315856A JPS63168149A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 疾病の診断装置

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JP61315856A JPS63168149A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 疾病の診断装置

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Publication Number Publication Date
JPS63168149A JPS63168149A (ja) 1988-07-12
JPH0342898B2 true JPH0342898B2 (ja) 1991-06-28

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ID=18070406

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4688547B2 (ja) * 2005-04-11 2011-05-25 株式会社タニタ 体幹内臓脂肪推定装置及び体幹内臓脂肪推定方法
JP4732164B2 (ja) * 2005-12-28 2011-07-27 小島プレス工業株式会社 車両用歩行者保護装置

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JPS63168149A (ja) 1988-07-12

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