JPH0342801B2 - - Google Patents

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JPH0342801B2
JPH0342801B2 JP60091518A JP9151885A JPH0342801B2 JP H0342801 B2 JPH0342801 B2 JP H0342801B2 JP 60091518 A JP60091518 A JP 60091518A JP 9151885 A JP9151885 A JP 9151885A JP H0342801 B2 JPH0342801 B2 JP H0342801B2
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JP
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dielectric resonator
dielectric
tongue piece
case
housing case
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JP60091518A
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JPS61251202A (ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P7/00Resonators of the waveguide type
    • H01P7/10Dielectric resonators

Landscapes

  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 内壁に誘電体共振器を収容する突起又は凹部を
設けた金属製のケースを有する誘電体フイルタに
おいて、該ケースと誘電体共振器との隙間に弾性
金属板を用いた舌片を有するほぼU字型のフイン
ガーを設置する事により、アースと機械的固定を
得た。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば自動車用無線装置に使用され
る誘電体フイルタの構造の改良に関するものであ
る。
一般に、自動車用無線装置に使用される誘電体
フイルタの使用環境条件は非常に厳しく、トラン
クの中の温度は夏は+70度位、冬は−35度位まで
変化するので、変化幅として約105度にもなり、
更に振動・衝撃がこれに加わる。
又、この無線装置の量産を指向する場合は量産
に適する様な設計・製造をしなければならないの
で、例えばケースの形状をみても少量生産の場合
と異なつてくる。
そこで、量産しても上記の環境条件の下で、誘
電体フイルタが所定の電気特性を呈する様にしな
ければならない。
〔従来の技術〕
誘電体共振器をケース内の所定の位置に配置で
きる様にした誘電体フイルタのケース構造とし
て、本出願人が実開昭58−5758で開示している。
第3図は誘電体フイルタの従来例の外観図を、
第4図は第3図のA−A′断面図を示す。
第3図aはケース2の外壁に、誘電体共振器1
の外形寸法と一致する凹部9を四隅に設けたも
の、第3図bは誘電体共振器1の外形寸法と一致
する凸部10を四隅に設けたもので、何れも誘電
体共振器1をケース内の所定の位置に容易に配置
する事ができる。
しかし、自動車用無線装置として量産化を図る
場合、誘電体フイルタに対しても量産指向の設
計・製造が行われなければならない。例えば、ケ
ース2を軽量化し、且つ大量生産を指向して製造
する場合はアルミダイカスト製が最も成形しやす
いが、成形機の条件により必ず抜き勾配が生ずる
ので、第4図に示す様にケース2の断面が台形に
なつて誘電体共振器1との間に楔形の隙間12が
できる。
この為、所定の位置に誘電体共振器1を配置で
きても、誘電体共振器1の導体膜とケース2との
間で確実にアースが取れないと誘電体フイルタの
電気特性が劣化するので、誘電体共振器1の底面
の導体膜とケース1の底面とを導電接着剤11で
接着して固定すると共に、誘電体共振器1の側面
の導体膜8とケース2の内側の側面との間に出来
た隙間12に、例えば同軸ケーブルの編組線をつ
めて、3つの面でアースを取つていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記の様に最大温度幅約105度及び大
きな振動・衝撃が加わる荷酷な環境条件の全域に
わたり、導電接着した部分が定められた接着強度
を保証する事は困難であり、又隙間につめた編組
線も移動する。
即ち、誘電体共振器とケースとの間の充分な機
械的固定が行われず、又アースが不完全となる可
能性があると云う問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
弾性金属板を用いて内側に曲がつた第1の舌片
と外側に曲がつた第2の舌片とを有するほぼU字
形のフインガ13を形成し、収容ケース2と誘電
体共振器1との間に生じた隙間12に該フインガ
を設けて、該第1の舌片13−2を該誘電体共振
器の導電膜に圧着し、該第2の舌片13−1を該
収容ケースに圧着する様にした本発明の誘電体フ
イルタにより解決される。
〔作用〕
本発明は、弾性金属板を用いて内側に曲がつた
第1の舌片と外側に曲がつた第2の舌片とを有す
るほぼU字形のフインガを形成し、収容ケース2
と誘電体共振器1との間に生じた隙間に該フイン
ガを取り付ける様にした。この為、該第1の舌片
は該誘電体共振器の導体膜(例えば、銀を蒸着し
たもの)に、該第2の舌片は該収容ケースの内側
の側面にそれぞれ圧着、即ち食い込む様に強く接
触する。
そこで、誘電体共振器とケースとは機械的に固
定されると共に、誘電体共振器の側面の導電膜は
収容ケースの側面と接触してアースが取れる。
これにより、誘電体フイルタの電気特性の劣化
はなくなる。
〔実施例〕
以下図示実施例により、本発明の内容を具体的
に説明する。尚、全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。
第1図は本発明の実施例の要部断面図を、第2
図は第1図に示したほぼU字形のフインガーの斜
視図を示す。ここで、2図中のツメ13−1およ
び舌片13−2が特許請求の範囲の第1の舌片お
よび第2の舌片に対応する。先ず、ほぼU字形の
フインガー13の材質はバネ性があつて錆が発生
せず、しかもアースを取る必要から例えばバネ用
洋白材で作られている。
形状は第2図に示す様に、底面13−3の両端
より上方外側に湾曲した2つの側面13−4が設
けられ、それぞれの側面の先端に切込みを入れて
作つたツメ13−1が、中程には内側に湾曲した
舌片13−2がそれぞれ所定数だけ設けられてい
る。
第1図は本発明の実施例の要部断面図を示す。
図において、誘電体共振器1を載置したほぼU
字形のフインガー13をケースに挿入すると、こ
のフインガー13の側面に設けられた舌片13−
2は誘電体共振器1の導体膜8と接触しアースが
とれる。この状態で更に圧入すると、ツメ13−
1は舌片13−2の反力も加わり収容ケース2の
側面に、舌辺13−2は導体膜8にそれぞれ強く
接触するので、機械的固定とアースを同時に取る
ことができる。尚、収容ケースがアルミダイカス
ト製の場合にはこのケースを放置することにより
絶縁物の酸化皮膜が形成されるが、ツメ13−1
で食い込む様に強く接触することにより上記の絶
縁物を破り、誘電体共振器と筐体とのアースを充
分に取ることができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した様に、ほぼU字形のフイン
ガーを使用する事により、誘電体共振器とケース
とのアースと機械的固定が同時に取れると云う効
果がある。
この為、誘電体フイルタの電気特性の劣化はな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の要部断面図、第2図
はほぼU字形のフインガーの斜視図、第3図は従
来例の外観図、第4図は第3図のA−A′断面図
を示す。 図において、1は誘電体共振器、2は収容ケー
ス、8は導体膜、13はほぼU字形のフインガー
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 誘電体ブロツクの所定の表面に導体膜を形成
    した誘電体共振器と、内壁に該誘電体共振器の外
    形に係合する突起又は凹部を設けて、所定位置に
    該誘電体共振器を収納する事のできる収容ケース
    とを有する誘電体フイルタにおいて、 弾性金属板を用いて内側に曲がつた第1の舌片
    と外側に曲がつた第2の舌片とを有するほぼU字
    形のフインガ13を形成し、 収容ケース2と該誘電体共振器1との間に生じ
    た隙間12に該フインガを設置し、該第1の舌片
    を該誘電体共振器の導体膜に圧着し、該第2の舌
    片を該収容ケースに圧着する様にしたことを特徴
    とする誘電体フイルタ。
JP9151885A 1985-04-27 1985-04-27 誘電体フイルタ Granted JPS61251202A (ja)

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JP9151885A JPS61251202A (ja) 1985-04-27 1985-04-27 誘電体フイルタ

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JPS61251202A JPS61251202A (ja) 1986-11-08
JPH0342801B2 true JPH0342801B2 (ja) 1991-06-28

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ID=14028629

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JPH0416482Y2 (ja) * 1986-07-17 1992-04-14
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FR2646022B1 (fr) * 1989-04-13 1991-06-07 Alcatel Espace Filtre a resonateur dielectrique
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JPS5947804A (ja) * 1982-09-13 1984-03-17 Fujitsu Ltd 誘電体フイルタ

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