JPH034246B2 - - Google Patents
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- JPH034246B2 JPH034246B2 JP59212471A JP21247184A JPH034246B2 JP H034246 B2 JPH034246 B2 JP H034246B2 JP 59212471 A JP59212471 A JP 59212471A JP 21247184 A JP21247184 A JP 21247184A JP H034246 B2 JPH034246 B2 JP H034246B2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21D—SHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
- E21D9/00—Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
- E21D9/06—Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
- B01F23/235—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids for making foam
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Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、起泡装置に関し、特に、シールド式
トンネル掘進方法の実施に際して、切羽地盤のロ
ータリカツタに対する掘削抵抗の軽減またはずり
に対する流動性および止水性の付与のために、シ
ールド本体の隔壁前方で地盤またはずりに付与す
る気泡を発生させるに適した起泡装置に関する。
トンネル掘進方法の実施に際して、切羽地盤のロ
ータリカツタに対する掘削抵抗の軽減またはずり
に対する流動性および止水性の付与のために、シ
ールド本体の隔壁前方で地盤またはずりに付与す
る気泡を発生させるに適した起泡装置に関する。
(従来技術)
トンネル掘削土砂に混入する気泡は、水圧や土
圧に対する抵抗が大きくしかも上記流動性や止水
性を高めるために小径であることが好ましい。前
者の抵抗性を高めること、すなわち、より強い気
泡をつくることの課題は、発明者らの研究により
高圧空気に粘性の高い起泡剤溶液を混合すること
によつて有利に解決し得ることが判明した。しか
し、後者の課題については、これまでのところ、
高圧の空気を起泡剤溶液に混入することによつて
のみ対処してきたが、これには圧力が10Kg/cm2を
越える高圧空気供給源をしばしば必要とすると共
に、起泡装置の筒状の起泡部を1.5m程度の長さ
にしかつこれをシールド機内に垂直に設置して起
泡過程での気液の分離を防止することが必要であ
つた。しかしながら、工事現場の安全性に関する
諸規制により、10Kg/cm2を越える高圧空気の供給
装置を使用することには労務および設備の管理上
種々の問題があり、また、上記1.5mもの長い筒
状起泡部は小口径のシールド機内に垂直に設置す
ることはできず、その解決が求められてきた。
圧に対する抵抗が大きくしかも上記流動性や止水
性を高めるために小径であることが好ましい。前
者の抵抗性を高めること、すなわち、より強い気
泡をつくることの課題は、発明者らの研究により
高圧空気に粘性の高い起泡剤溶液を混合すること
によつて有利に解決し得ることが判明した。しか
し、後者の課題については、これまでのところ、
高圧の空気を起泡剤溶液に混入することによつて
のみ対処してきたが、これには圧力が10Kg/cm2を
越える高圧空気供給源をしばしば必要とすると共
に、起泡装置の筒状の起泡部を1.5m程度の長さ
にしかつこれをシールド機内に垂直に設置して起
泡過程での気液の分離を防止することが必要であ
つた。しかしながら、工事現場の安全性に関する
諸規制により、10Kg/cm2を越える高圧空気の供給
装置を使用することには労務および設備の管理上
種々の問題があり、また、上記1.5mもの長い筒
状起泡部は小口径のシールド機内に垂直に設置す
ることはできず、その解決が求められてきた。
(発明の目的)
したがつて、本発明の基本的な目的は、上記の
諸問題に解決を与えるために、比較的低圧の加圧
空気を起泡剤溶液と混合して小径の気泡を発生さ
せることができる起泡方法および装置を提供する
ことにある。
諸問題に解決を与えるために、比較的低圧の加圧
空気を起泡剤溶液と混合して小径の気泡を発生さ
せることができる起泡方法および装置を提供する
ことにある。
また、本発明の他の目的は、起泡装置の小型化
を図ることにある。
を図ることにある。
(発明の構成、作用効果)
また、本発明に係る起泡装置は、加圧空気と起
泡剤水溶液とを混合させる混合部と、該混合部を
経た気液を通過させる一次起泡部であつて比較的
大径の気泡をつくる、繊維マツトが配置された一
次起泡部と、該一次起泡部で生じた気泡を通過さ
せる二次起泡部であつて前記比較的大径の気泡を
小径の気泡にする、多数の非圧縮性の粒状物が充
填された二次起泡部とを含む。
泡剤水溶液とを混合させる混合部と、該混合部を
経た気液を通過させる一次起泡部であつて比較的
大径の気泡をつくる、繊維マツトが配置された一
次起泡部と、該一次起泡部で生じた気泡を通過さ
せる二次起泡部であつて前記比較的大径の気泡を
小径の気泡にする、多数の非圧縮性の粒状物が充
填された二次起泡部とを含む。
本発明の装置によれば、一次起泡部で生じさせ
た気泡を二次起泡部で細分化させて小径の気泡に
することができ、また、二次起泡部の多数の粒状
物はその非圧縮性のために気泡が通過する空隙の
大きさをほぼ一定にすることにより、気泡の径を
ほぼ等しくすることができる。二次起泡部を通過
する気泡の流動抵抗は小さく、供給する加圧空気
を低圧にすることがき、また、この小径でほぼ等
径の気泡は、従来のような長い起泡部を経ること
なしにかつ気液の分離を生じさせることなしに得
られる。その結果、起泡装置を小型化して小口径
のシールド機内に設置することができる。
た気泡を二次起泡部で細分化させて小径の気泡に
することができ、また、二次起泡部の多数の粒状
物はその非圧縮性のために気泡が通過する空隙の
大きさをほぼ一定にすることにより、気泡の径を
ほぼ等しくすることができる。二次起泡部を通過
する気泡の流動抵抗は小さく、供給する加圧空気
を低圧にすることがき、また、この小径でほぼ等
径の気泡は、従来のような長い起泡部を経ること
なしにかつ気液の分離を生じさせることなしに得
られる。その結果、起泡装置を小型化して小口径
のシールド機内に設置することができる。
さらに、本発明に係る起泡装置によれば、加圧
空気と起泡剤水溶液とを混合させる混合部に両者
の混合度を高める気液接触手段が配置され、この
気液接触手段により一次起泡部における発泡倍率
をより一層高めることができる。
空気と起泡剤水溶液とを混合させる混合部に両者
の混合度を高める気液接触手段が配置され、この
気液接触手段により一次起泡部における発泡倍率
をより一層高めることができる。
(実施例)
本発明が特徴とするところは、図示の実施例に
ついての以下の説明により、さらに明らかとなろ
う。
ついての以下の説明により、さらに明らかとなろ
う。
本発明に係る起泡装置は、まず、比較的大径の
気泡をつくり、次いで該大径の気泡を細分化して
小径の気泡をつくる。
気泡をつくり、次いで該大径の気泡を細分化して
小径の気泡をつくる。
前記大径の気泡および小径の気泡は、第1図に
示す起泡装置10を用いてつくることができる。
示す起泡装置10を用いてつくることができる。
気泡装置10は、加圧空気と起泡剤水溶液とを
混合させる混合部12と、該混合部を経た気液を
通過させる一次起泡部14と、該一次起泡部で生
じた気泡を通過させる二次起泡部16とを含む。
混合させる混合部12と、該混合部を経た気液を
通過させる一次起泡部14と、該一次起泡部で生
じた気泡を通過させる二次起泡部16とを含む。
混合部12および一次起泡部14は、横方向に
伸びる筒体18内に直列に形成することができ、
また二次起泡部16は、筒体18と連通して縦方
向に伸びる筒状体19内に形成することができ
る。
伸びる筒体18内に直列に形成することができ、
また二次起泡部16は、筒体18と連通して縦方
向に伸びる筒状体19内に形成することができ
る。
中空の混合部12を規定する筒体18の一端部
には、前記加圧空気の供給管20と前記起泡剤水
溶液の供給管22とが接続されている。両供給管
は、軸線が互いに直交するように配置することが
望ましい。図示の例では、加圧空気の供給管20
が筒体18と直角に、また、起泡剤水溶液の供給
管22が筒体18と平行に、それぞれ接続されて
いる。供給管22を経て混合部12に供給される
起泡剤水溶液としては、例えば、ポゾリスNo.505
(商品名:ポゾリス物産(株)製)の水溶液、前記ポ
ゾリスNo.505と水溶性の高分子材料のような増粘
剤との混合水溶液等があり、前記増粘剤は生成さ
れる気泡の成分として該気泡を割れ難くする作用
をなす。供給管22の開口はノズル(図示せず)
に形成されており、前記起泡剤水溶液が前記ノズ
ルから混合部12内に噴出される。両供給管2
0,22から混合部12に供給された加圧空気と
起泡剤水溶液とはここで効率的に混合される。
には、前記加圧空気の供給管20と前記起泡剤水
溶液の供給管22とが接続されている。両供給管
は、軸線が互いに直交するように配置することが
望ましい。図示の例では、加圧空気の供給管20
が筒体18と直角に、また、起泡剤水溶液の供給
管22が筒体18と平行に、それぞれ接続されて
いる。供給管22を経て混合部12に供給される
起泡剤水溶液としては、例えば、ポゾリスNo.505
(商品名:ポゾリス物産(株)製)の水溶液、前記ポ
ゾリスNo.505と水溶性の高分子材料のような増粘
剤との混合水溶液等があり、前記増粘剤は生成さ
れる気泡の成分として該気泡を割れ難くする作用
をなす。供給管22の開口はノズル(図示せず)
に形成されており、前記起泡剤水溶液が前記ノズ
ルから混合部12内に噴出される。両供給管2
0,22から混合部12に供給された加圧空気と
起泡剤水溶液とはここで効率的に混合される。
他方、一次起泡部14が設けられる筒体18の
他端部にはスチールウールや金属切削屑の積層体
で構成された繊維マツト24が配置され、筒体1
8の他端部は、筒状体19の一端部(上端部)の
空間26に開口している。筒体18の軸線方向に
おける繊維マツト24の移動を防止するために、
筒体の18の開口位置および混合部12との境界
位置にそれぞれ金網28を設けることが望まし
い。
他端部にはスチールウールや金属切削屑の積層体
で構成された繊維マツト24が配置され、筒体1
8の他端部は、筒状体19の一端部(上端部)の
空間26に開口している。筒体18の軸線方向に
おける繊維マツト24の移動を防止するために、
筒体の18の開口位置および混合部12との境界
位置にそれぞれ金網28を設けることが望まし
い。
混合部12で混合された加圧空気と起泡剤水溶
液との混合物である気液はそのほとんどの量が、
混合部12を経て一次起泡部14の繊維マツト2
4を通過することにより直径が2〜20mmの比較的
大径の気泡となる。
液との混合物である気液はそのほとんどの量が、
混合部12を経て一次起泡部14の繊維マツト2
4を通過することにより直径が2〜20mmの比較的
大径の気泡となる。
筒状体19の空間26の下方には、二次起泡部
16を構成する多数の非圧縮性の粒状物30が充
填されている。二次起泡部16の空隙は一次起泡
部14の空隙より小さく設定される。
16を構成する多数の非圧縮性の粒状物30が充
填されている。二次起泡部16の空隙は一次起泡
部14の空隙より小さく設定される。
二次起泡部16は、筒状体19内にその軸線方
向に間隔をおいて配置された三つの金網32で仕
切られた上下二つの起泡域すなわち上方に位置す
る第1の起泡域34と下方に位置する第2の起泡
域36とを有し、第1の起泡域34の粒状物30
と第2の粒状物30とは直径が異なる。図示の例
では、第1および第2の起泡域34,36の粒状
物30がそれぞれ等径のガラスビーズから成り、
第2の起泡域36のガラスビーズは第1の起泡域
34のガラスビーズより直径が小さく、したがつ
て、第2の起泡域のガラスビーズ間の空隙は第1
の起泡域のそれより小さい。ガラズビーズは、例
えば2〜3mmの直径のものを選択することができ
る。なお、第1の起泡域34のガラズビーズは、
等径でなくとも、異なる直径を有するものの、分
散がほぼ均一な混合であつてもよい。また、第2
の起泡域36のガラスビーズは、該ガラスビーズ
間の空隙の大きさを一定にする限り、第1の起泡
域34のガラスビーズより小径のものを含むうに
し、あるいは、第1の起泡域34のガラスビーズ
より小径のものとこれより大径のものとをほぼ均
一に分散させるように混合してもよい。これによ
り、図示の例と同様に、第1の起泡域の空隙より
第2の起泡域の空隙を小さくして前者で細分化さ
れた気泡をさらに小さく細分化し、小径でほぼ等
径の気泡とすることができる。さらに、二次起泡
部16を二つの起泡域で構成する前記例に代え
て、二つの起泡域に分けることなしに等径の粒状
物を充填することによつて全体を一つとすること
ができる。さらに、二次起泡部16は縦方向に形
成する図示の例に代えて横向きとすることがで
き、このの場合、前記気液はそのほとんどの量が
一次起泡部14で起泡されるため、横向きにして
も気液分離による悪影響を実質的に無視すること
ができ、また、これにより起泡装置を小口径のシ
ールド機に適用することを可能にする。
向に間隔をおいて配置された三つの金網32で仕
切られた上下二つの起泡域すなわち上方に位置す
る第1の起泡域34と下方に位置する第2の起泡
域36とを有し、第1の起泡域34の粒状物30
と第2の粒状物30とは直径が異なる。図示の例
では、第1および第2の起泡域34,36の粒状
物30がそれぞれ等径のガラスビーズから成り、
第2の起泡域36のガラスビーズは第1の起泡域
34のガラスビーズより直径が小さく、したがつ
て、第2の起泡域のガラスビーズ間の空隙は第1
の起泡域のそれより小さい。ガラズビーズは、例
えば2〜3mmの直径のものを選択することができ
る。なお、第1の起泡域34のガラズビーズは、
等径でなくとも、異なる直径を有するものの、分
散がほぼ均一な混合であつてもよい。また、第2
の起泡域36のガラスビーズは、該ガラスビーズ
間の空隙の大きさを一定にする限り、第1の起泡
域34のガラスビーズより小径のものを含むうに
し、あるいは、第1の起泡域34のガラスビーズ
より小径のものとこれより大径のものとをほぼ均
一に分散させるように混合してもよい。これによ
り、図示の例と同様に、第1の起泡域の空隙より
第2の起泡域の空隙を小さくして前者で細分化さ
れた気泡をさらに小さく細分化し、小径でほぼ等
径の気泡とすることができる。さらに、二次起泡
部16を二つの起泡域で構成する前記例に代え
て、二つの起泡域に分けることなしに等径の粒状
物を充填することによつて全体を一つとすること
ができる。さらに、二次起泡部16は縦方向に形
成する図示の例に代えて横向きとすることがで
き、このの場合、前記気液はそのほとんどの量が
一次起泡部14で起泡されるため、横向きにして
も気液分離による悪影響を実質的に無視すること
ができ、また、これにより起泡装置を小口径のシ
ールド機に適用することを可能にする。
比較的大径の前記気泡は二次起泡部16の粒状
物30間を通過すると、二次起泡部16で細分化
されて小径の気泡にされ、また、一次起泡部14
で起泡されなかつた残余のわずかの量の気液は二
次起泡部16を通過するときに起泡される。小径
の気泡の直径は、50〜200μであることが好まし
い。
物30間を通過すると、二次起泡部16で細分化
されて小径の気泡にされ、また、一次起泡部14
で起泡されなかつた残余のわずかの量の気液は二
次起泡部16を通過するときに起泡される。小径
の気泡の直径は、50〜200μであることが好まし
い。
粒状物30は、非圧縮性のために気泡が通過す
る際に変形することがなく、したがつて、粒状物
30相互間に規定される空隙の大きさが変化する
ことなしに維持される。その結果、前記小径の気
泡の直径をほぼ均一に、すなわち、ほぼ等径にす
ることができる。また、気泡は、気液と異なり、
二次起泡部16を通過するときの流動抵抗が小さ
く、このために、加圧空気の圧力を低く設定する
ことができる。
る際に変形することがなく、したがつて、粒状物
30相互間に規定される空隙の大きさが変化する
ことなしに維持される。その結果、前記小径の気
泡の直径をほぼ均一に、すなわち、ほぼ等径にす
ることができる。また、気泡は、気液と異なり、
二次起泡部16を通過するときの流動抵抗が小さ
く、このために、加圧空気の圧力を低く設定する
ことができる。
筒状体19の他端部(下端部)には、シールド
本体(図示せず)の隔壁前方で開口する気泡供給
管38が接続されており、小径の前記気泡は、気
泡供給管38を経て切羽とロータリカツタ(図示
せず)との間またはずり室(図示せず)に供給さ
れる。
本体(図示せず)の隔壁前方で開口する気泡供給
管38が接続されており、小径の前記気泡は、気
泡供給管38を経て切羽とロータリカツタ(図示
せず)との間またはずり室(図示せず)に供給さ
れる。
実験によれば、圧力3〜6Kg/cm2の加圧空気の
供給量を10〜220/分および起泡剤水溶液の供
給量を5〜20/分としたときの気泡供給管38
からの気泡の吐出量は15〜240/分であり、ま
た、発泡倍率は3〜12倍であつた。
供給量を10〜220/分および起泡剤水溶液の供
給量を5〜20/分としたときの気泡供給管38
からの気泡の吐出量は15〜240/分であり、ま
た、発泡倍率は3〜12倍であつた。
ところで、一次起泡部14での起泡効率を高め
るために、第2図に示すように、前記加圧空気と
前記起泡剤水溶液との混合度を高める気液接触手
段を配置する。
るために、第2図に示すように、前記加圧空気と
前記起泡剤水溶液との混合度を高める気液接触手
段を配置する。
気液接触手段は、周囲に格子目を有し、頭部が
閉じられかつ底部が開放された円筒体40あるい
は截頭円錐体42を含む。図示の例では、円筒体
40は、高圧空気の供給管20の内径にほぼ等し
い外径を有し、その軸線を供給管20の軸線に一
致させかつ閉塞頭部を混合部12に一部突出させ
て配置されている。また、截頭円錐体42の開放
底部は、混合部12を規定する筒体18の内径に
ほぼ等しい外径を有し、截頭円錐体42はその軸
線を混合部12を規定する筒体18の軸線に一致
させかつその閉塞頭部を一次起泡部14に向けて
混合部12に配置されている。前記格子目は鋼線
の織物、鋼線の編物等で形成することができる。
閉じられかつ底部が開放された円筒体40あるい
は截頭円錐体42を含む。図示の例では、円筒体
40は、高圧空気の供給管20の内径にほぼ等し
い外径を有し、その軸線を供給管20の軸線に一
致させかつ閉塞頭部を混合部12に一部突出させ
て配置されている。また、截頭円錐体42の開放
底部は、混合部12を規定する筒体18の内径に
ほぼ等しい外径を有し、截頭円錐体42はその軸
線を混合部12を規定する筒体18の軸線に一致
させかつその閉塞頭部を一次起泡部14に向けて
混合部12に配置されている。前記格子目は鋼線
の織物、鋼線の編物等で形成することができる。
これらの気液接触手段によれば、まず、前記加
圧空気が円筒体40の開放底部を通つてその格子
目を通過しかつ前記気泡剤水溶液が円筒体40を
横切つてその格子目を通過する際に両者が互いに
接触して混合し気液状態となる。この気液は、次
いで、截頭円錐体42の開放底部を通つてその格
子目を通過する際に、もう一度接触してその混合
度がさらに高められる。
圧空気が円筒体40の開放底部を通つてその格子
目を通過しかつ前記気泡剤水溶液が円筒体40を
横切つてその格子目を通過する際に両者が互いに
接触して混合し気液状態となる。この気液は、次
いで、截頭円錐体42の開放底部を通つてその格
子目を通過する際に、もう一度接触してその混合
度がさらに高められる。
なお、円筒体40および截頭円錐体42の双方
を配置することに代えて、円筒体40または截頭
円錐体42のいずれか一方のみとしてもよく、ま
た、円筒体40および截頭円錐体42の配置位置
を変えることもできる。さらに、、円筒体40ま
たは截頭円錐体42を複数個配置してもよい。
を配置することに代えて、円筒体40または截頭
円錐体42のいずれか一方のみとしてもよく、ま
た、円筒体40および截頭円錐体42の配置位置
を変えることもできる。さらに、、円筒体40ま
たは截頭円錐体42を複数個配置してもよい。
第1図は本発明に係る起泡装置の概略断面図、
第2図は他の例を示す第1図と同様の概略縦断面
図である。 10:起泡装置、12:混合部、14:一次起
泡部、16:二次起泡部、24:繊維マツト、2
6:空間、30:非圧縮性の粒状物、34,3
6:第1および第2の起泡域、40,42:円筒
体および截頭円錐体(気液接触手段)。
第2図は他の例を示す第1図と同様の概略縦断面
図である。 10:起泡装置、12:混合部、14:一次起
泡部、16:二次起泡部、24:繊維マツト、2
6:空間、30:非圧縮性の粒状物、34,3
6:第1および第2の起泡域、40,42:円筒
体および截頭円錐体(気液接触手段)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 掘削土砂に混入させる気泡を発生させる起泡
装置であつて、加圧空気と起泡剤水溶液とを混合
させる混合部と、該混合部を経た気液を通過させ
る一次起泡部であつて比較的大径の起泡をつく
る、繊維マツトが配置された一次起泡部と、該一
次起泡部で生じた起泡を通過させる二次起泡部で
あつて前記比較的大径の気泡を小径の起泡にす
る、多数の非圧縮性の粒状物が充填された二次起
泡部とを含む起泡装置。 2 前記二次起泡部は、多数の非圧縮性の粒状物
が充填された第1の起泡域および該第1の起泡域
における粒状物と直径が異なる非圧縮性の粒状物
が充填された第2の起泡域を備える、特許請求の
範囲第1項に記載の起泡装置。 3 前記二次起泡部の第2の起泡域中の粒状物間
の空隙は第1の起泡域中の粒状物間の空隙より小
さい、特許請求の範囲第2項に記載の装置。 4 掘削土砂に混入させる気泡を発生させる起泡
装置であつて、加圧空気と起泡剤水溶液とを混合
させる混合であつて両者の混合度を高める気液接
触手段が配置された混合部と、該混合部を経た気
液を通過させる一次起泡部であつて比較的大径の
気泡をつくる、繊維マツトが配置された一次起泡
部と、該一次起泡部で生じた気泡を通過させる二
次起泡部であつて前記比較的大径の気泡を小径の
気泡にする、多数の非圧縮性の粒状物が充填され
た二次起泡部とを含む起泡装置。 5 前記気液接触手段は、周囲に格子目を有し、
頭部が閉じられ、底部が開放された円筒体を含
む、特許請求の範囲第4項に記載の装置。 6 前記円筒体は、その軸線を前記混合部に高圧
空気をを供給する管の軸線に一致させて配置され
ている、特許請求の範囲第4項に記載の装置。 7 前記気液接触手段は、周囲に格子目を有し、
頭部が閉じられ、底部が開放された截頭円錐体を
含む、特許請求の範囲第4項に記載の装置。 8 前記截頭円錐体は、その軸線を前記混合部の
軸線に一致させて該混合部に配置されている、特
許請求の範囲第7項に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59212471A JPS6190727A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 起泡方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59212471A JPS6190727A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 起泡方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6190727A JPS6190727A (ja) | 1986-05-08 |
JPH034246B2 true JPH034246B2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=16623191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59212471A Granted JPS6190727A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 起泡方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6190727A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63156526A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-06-29 | Taisei Corp | 液体への気体混入方法及びその装置 |
JP2008149201A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-07-03 | Mitomo:Kk | 空気溶解水発生装置 |
JP4990092B2 (ja) * | 2007-10-22 | 2012-08-01 | 新日本開発株式会社 | 削孔工法 |
US11643946B2 (en) | 2013-10-02 | 2023-05-09 | Aerocore Technologies Llc | Cleaning method for jet engine |
BR122020021156B1 (pt) * | 2013-10-02 | 2023-12-19 | Aerocore Technologies Llc | Método para agendamento de uma limpeza com espuma de um motor de turbina a gás |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344680A (en) * | 1976-09-30 | 1978-04-21 | Sharp Kk | Whipped cream making apparatus |
-
1984
- 1984-10-12 JP JP59212471A patent/JPS6190727A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344680A (en) * | 1976-09-30 | 1978-04-21 | Sharp Kk | Whipped cream making apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6190727A (ja) | 1986-05-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |